JPH0623276Y2 - 成形焼き飯の素 - Google Patents

成形焼き飯の素

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JPH0623276Y2
JPH0623276Y2 JP1988171014U JP17101488U JPH0623276Y2 JP H0623276 Y2 JPH0623276 Y2 JP H0623276Y2 JP 1988171014 U JP1988171014 U JP 1988171014U JP 17101488 U JP17101488 U JP 17101488U JP H0623276 Y2 JPH0623276 Y2 JP H0623276Y2
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oils
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cooked rice
fats
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、サラダ油やバター又はマーガリン等の油類又
はその加工品を使用せずに、手軽に、かつ上手下手なく
美味な焼き飯を調理することができる成形焼き飯の素に
関する。
【従来の技術】 (背景) 焼き飯は、おかずの要らない簡便な主食といて従来から
広く普及している。 これを調理するには、普通加熱したフライパンの中に油
を敷き、次いで具を炒めた後、最後に冷たい御飯を加え
て所望の炒め具合になるまで攪拌する。しかし、御飯の
量に応じた適量の調味料や油を加えるためには熟練を必
要とし、余程慣れないと味が濃淡すぎたり又は油濃かっ
たり若しくは焦げが発生したりして、美味な焼き飯を得
るのは難しい。かつ、添加時に油が容器の口縁部から滴
り落ちて手や調理台などを汚す。特に、フライパンが濡
れていたり又は具の水分が多い場合などでは、熱い油が
飛び跳ね、コンロの周囲を汚すのみでなく、火傷を負う
危険さえある。この欠点は、特に多量の水分を内蔵する
バターやマーガリンを炒め油として使用したとき著し
い。 (従来技術の問題点) そこで、既に焼き飯用調味料ミックスが粉末や顆粒の形
態で市販されているが、密閉しておかないと容易に吸湿
して変質し、かつ油を含んでいないから、調理時にサラ
ダ油やバターなどを添加する必要があり、このため油量
の過不足に因る失敗や油跳ねによる火傷の危険は解消で
きない。 更に、既存の焼き飯の素は、全てフライパン等による炒
め作業を前提としているので、野外等の飯盒炊餐で熱い
御飯はあるがフライパンが無い場合又は学生や単身赴任
者がフライパンを使わないで炊き上がりの御飯から直接
焼き飯を作りたいといった目的には役立たない。
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、サラダ油やバター又はマーガリン等の
油類又はその加工品を使用せずに、手軽に、かつ上手下
手なく美味な焼き飯を調理することができる成形焼き飯
の素を提供することを目的とする。 本考案は、また携行や保管が容易で、外気に触れても変
質し難い焼き飯の素を提供するのを目的とする。 なお本考案は、更に熱い御飯さえあれば、フライパンな
どの調理器具や熱源が無くても焼き飯を調理することが
できる焼き飯の素を提供するのを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(概要) 以上の課題を解決するため、本考案に係る焼き飯の素
は、常温で固状の油脂を主とする一定の大きさの成形体
であって、該成形体は、該成形体内に分散された調味
料、香辛料、レシチン等の添加料を含むことを特徴とす
る。 以下、考案に関連する主要な事項につき項分けして説明
する。 (油脂) 本案焼き飯の素は、常温で固状をなす油脂中に各種調味
料、レシチン(乳化剤)等が均一に分散している成形物
である。ここに使用される油脂は、SFIが縦型を示す
カカオバター乃至はハードバター型の油脂であることが
好ましい。これは、調理の際の手の汚れ難さ、使い易
さ、室温保存時の保形性の良さ、口溶けの良さ及び熱い
御飯に混ぜたときの分散性の良さ等の考慮によるもので
ある。 以上の油脂の融点は、体温程度の温度を有するのが好ま
しい。特に、油脂が急峻なSFI曲線を有し、体温程度
の温度で急激に液化する性質を具備するときは、夏期以
上の高温でも変化し難いだけでなく、喫食中表面温度が
低下したため、部分的に凝固した油脂が付着した焼き飯
を口に入れたときでも口溶けが良好で、違和感を感ぜし
めない。しかも、液状油乃至融点自体高くともSFI曲
線温度軸に略々平行するような横型油脂に比べて油濃さ
が軽減される。 具体的な油脂の例としては、例えばカカオ脂、イリッペ
脂、シア脂、サル脂等のPOS(1−パルミト−2−オ
レオ−3−ステアリン)又はSOS(2−オレオ−1,
3−ジステアリン)成分に富む油脂、ヤシ油又はパーム
核油分別油等のラウリン型油脂、パーム油等のPOP
(2−オレオ−1,3−ジパルミチン)に富む油脂の中
融点画分又はその硬化油、大豆油、ナタネ油等の異性化
硬化油(高エライジン油脂)、各種液体油の酵素法エス
テル交換油脂等、パームオレインの硬化分別油等を例示
できる。 (その他の成分) 本案成形体は、必須の成分として目的に応じた各種の調
味料、香辛料を含む。例えば中国風炒飯の場合には塩以
外にコショウを添加するだけでよいが、ドライカレーの
ような印度料理風にしたいときは、塩、コショウの他、
カプシカム、ジンジャー、カーダモン、クローブ、シナ
モン ターメリック、タイム、オレンジ・ピール、マー
ジョラム、クミン、ジル、フェンネル、サフランなどの
スパイス類を配合する必要がある。なお、これらの配合
物(カレー粉)は、半年以上熟成されているのが望まし
い。 以上の他、少量の親油性海面活性剤、例えばレシチン、
脂肪酸モノグリセライド等の添加は、水分と油分とを親
和させ、結果として油跳ね及び焦げの発生を抑制するの
に有効である。 (配合) 以上の油脂及びその他の添加成分の配合率は目的により
かなり変化しうるが、何れにしても油脂は全体の半量以
上であるのが好ましい。標準的な配合の一例は下表の如
くである。 (形状) 本案成形体の形状は任意であって、球形、回転楕円体
形、立方体形、直方体形、円盤形、円柱形半円柱形、ド
ーム形(半球形)、回転放物体形(プラグ状)、角錐形
その他任意の形状を持つことができるが、実用的に好適
と思われるのは、後記実施例にも示すように、カマボコ
状の断面を持つ一人分用のブロック又は該ブロックが複
数個連接した可分割型ブロック状のものである。 (製造) 本案成形体の製造法は普通のチョコレートの製造と殆ど
同様である。即ち、予め混合した調味料、油脂その他の
材料を多段ロールを用いて30μm以下の微粒とした後、
コンチング及びテンパリング(但しノーテンパー型のハ
ードバターでは不必要)を行い、直ちに型内へ流しこ
み、冷却して所望の成形体とする。 得られた成形体は、環境温度及び酸素に対し安定である
から、そのまま紙カートンに収容して流通させることも
できるが、商品価値を高めるため、なるべくブロック単
位でアルミ箔などによる被覆を施しておくのが好まし
い。 (使用法) 本案焼き飯の素の使い方には二通りの方法がある。 第一の方法は、従来の焼き飯と同様、成形体を加熱した
フライパンの中で融解させ、180℃〜200℃程度に加熱し
て具を炒めた後、β−化した御飯を加えて攪拌しつつ加
熱し、α−化させる方法である。 第二の方法は、成形体を予め調製された具、例えばコー
ンビーフと共に熱い御飯に混ぜて攪拌する方法である。
この場合、成形体を構成する油脂は直ちに融解して低粘
度の油膜となり、飯粒の周りを包むから、正規の焼き飯
と殆ど変わらない風味の調理物が得られる。この方法
は、極めて簡便であるから、野外での炊餐、学生等の単
身者の食事などに好適である。
【作用】
本考案の成形焼き飯の素は、取扱の便利な固形であっ
て、自体油脂成分を含有しているので調理時に油類を使
用する必要がない。かつ、包含されている調味料が固状
油脂内に気密状態で包まれているため、長期に亙り夏期
の高温、湿気、酸化等に対し安定であって、スパイス中
の精油成分等が変質したりすることがなく、かつ油脂自
体もエポキシ化する懸念がない。 一方使用面において、予め標準化された油脂及び調味料
の一定量が塊状に成形されているから極めて簡便である
のみでなく、量の過不足による味の濃淡や焦げなどの失
敗が予防される。 加えて、使用油脂が蛋白で油濃さがないため、単に熱い
御飯に混ぜるだけでも焼き飯を調製できる等、実用上顕
著な作用効果を奏する。
【実施例】
以下、実施例により考案具体化の例を述べるが、例示は
単に説明用のものであって、考案精神の限定を意図した
ものではない。 実施例1 第1図は、考案に係る加工油脂食品の正面図、第2図
は、第1図、線X−Xに沿う断面図である。 全体1は、長さ、巾共に約20mm、高さ約15mmのカマボコ
類似の形状を有し、その自重は約3gである。そして内
部はベースとなるハードバター2の内部に調味料等3が
緊密に混ざった構造を有する。 実施例2 第3図は、実施例1の単位ブロックを連結した成形体を
示す正面図である。 本例の成形体1′は、全体が5つのブロックに分かれる
ので、多人数の場合でも必要な量を適宜採り分けること
ができる。
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案は、サラダ油やバター又はマ
ーガリン等の油類又はその加工品を使用せずに、手軽
に、かつ上手下手なく美味な焼き飯を調理できるほか、
携行や保管が容易で、外気に触れても変質し難く、かつ
熱い御飯さえあれば、フライパンなどの調理器具や熱源
が無くても焼き飯を調理することができる焼き飯の素を
提供できることにより、国民の食生活の合理化及び改善
に寄与しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、考案に係る加工油脂食品の正面図、第2図
は、第1図、線X−Xに沿う断面図、第3図は、実施例
1の単位ブロックを連結した成形体を示す正面図であ
る。 図中の符号の意味は以下の通り: 1,1′:本案成形焼き飯の素の全体 ・2:1,1′のベース油脂(ハードバー) ・3:1,1′の調味料等成分

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】SFI(固体脂指数)が縦型を示す体温付
    近の温度で融解する固状脂を主とする一定の大きさの成
    形体であって、該成形体は、該成形体内に分散された調
    味料、香辛料、レシチン等の添加料を含むことを特徴と
    する成形焼き飯の素。
  2. 【請求項2】成形体の大きさが一定人数分の焼き飯調理
    用に適当な量である請求項1記載の焼き飯の素。
JP1988171014U 1988-12-28 1988-12-28 成形焼き飯の素 Expired - Fee Related JPH0623276Y2 (ja)

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JPH0290985U JPH0290985U (ja) 1990-07-19
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JPS59175856A (ja) * 1983-03-24 1984-10-04 House Food Ind Co Ltd 固形ルウ状食品

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