JPH06233436A - 架空送電線の雪害防止方法 - Google Patents

架空送電線の雪害防止方法

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JPH06233436A
JPH06233436A JP50A JP1465993A JPH06233436A JP H06233436 A JPH06233436 A JP H06233436A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 1465993 A JP1465993 A JP 1465993A JP H06233436 A JPH06233436 A JP H06233436A
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JP
Japan
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transmission line
power transmission
heater
overhead power
overhead
Prior art date
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Pending
Application number
JP50A
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English (en)
Inventor
Takashi Kawakami
尚 川上
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雪害防止効果の及ぶ範囲を大きくできる架空
送電線の雪害防止方法を提供する。 【構成】 内部にヒータを有するスパイラルロッド2を
架空送電線1に螺旋状に巻き付け、このヒータに電源を
供給する電源供給部11を発電部8及びその電気を蓄え
る蓄電部9から構成して架空送電線に取り付け、ヒータ
の発熱で架空送電線1の着氷雪を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空送電線の雪害防止
方法に係り、特に、雪害防止効果の及ぶ範囲を大きくで
きる架空送電線の雪害防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】架空送電線にあっては降雪時に雪が付着
したり、その雪が凍ったりする。これを着雪、着氷或い
は着氷雪という。この着雪が架空送電線から落ちない
で、架空送電線の周りを回転しつつ肥大成長し、筒雪を
形成することもある。着雪や筒雪が発生すると、その重
量が架空送電線に加わるので、架空送電線の断線或いは
最悪の場合、鉄塔の倒壊に至る。
【0003】こうした架空送電線の雪害防止を図るため
に、いくつかの方法が試みられたり提案されている。
【0004】例えば、架空送電線にリングを取り付けた
り、架空送電線にひれ状の突起を形成したりして、着雪
の回転を阻止し、筒雪の形成を防止する方法がある。
【0005】また、着雪を融雪させるために、磁性体を
架空送電線に取り付け、ヒステリシス損による発熱を利
用する方法や、架空送電線から誘導電力を取り出す変流
器を電源にし、その電源を用いて発熱するヒータを架空
送電線に巻き付ける方法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法には、
それぞれ問題点がある。
【0007】架空送電線にリングを取り付けたり、架空
送電線にひれ状の突起を形成する方法は、すべての雪質
に効果があるとは限らない。また、着氷に対しては効果
が期待できない。
【0008】磁性体を架空送電線に取り付ける方法は、
発熱が不十分であり、この方法を採用することは現実的
でない。
【0009】ヒータを架空送電線に巻き付ける方法は、
長い径間に亘って雪害防止を図るためには、ヒータの長
さが長くなる。長いヒータに融雪に十分な発熱用電源を
供給するには大電力が必要となる。変流器はこのような
大電力を取り出すことができない。変流器を発熱用電源
とし、ヒータを架空送電線に巻き付ける方法では、せい
ぜい数メートルの長さしか効果がない。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、雪害防止効果の及ぶ範囲を大きくできる架空送電線
の雪害防止方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、内部にヒータを有するスパイラルロッドを
架空送電線に螺旋状に巻き付け、このヒータに電源を供
給する電源供給部を発電部及びその電気を蓄える蓄電部
から構成して架空送電線に取り付け、ヒータの発熱で架
空送電線の着氷雪を防止するものである。
【0012】上記発電部が、太陽電池と、架空送電線か
ら誘導電力を取り出す変流器とを有する。
【0013】上記電源供給部にヒータへの通電を制御す
る制御部を設け、上記制御部が、温度によってスイッチ
を入り切りするサーモスタットと地上からの遠隔操作信
号を受信して作動する受信スイッチとを有し、これらの
スイッチを介して上記発電部及び上記蓄電部からヒータ
へ通電が行われる。
【0014】上記ヒータが、銅、銅合金のいずれかから
なり、長尺に亘って低い抵抗値を示す。
【0015】
【作用】上記構成により、架空送電線に螺旋状に巻き付
けられたスパイラルロッドには、ヒータが内蔵されてい
るので、ヒータに通電することによりヒータを発熱さ
せ、この熱をロッドを介して架空送電線に伝搬させ、着
氷雪を除去或いは未然に防止することができる。ヒータ
への通電は、発電部と蓄電部との双方からなされるの
で、長尺に亘って十分な電力を供給することができる。
【0016】発電部を、太陽電池と、架空送電線から誘
導電力を取り出す変流器とから構成すれば、発電量が多
くなるのでいっそう長尺に亘って十分な電力を供給する
ことができる。また、日照のある間に太陽電池で発電
し、これを蓄電部に充電して夜間の通電に備えることも
できる。
【0017】また、制御部が必要に応じてヒータへの通
電を制御するので、通電の必要のない間に発電部から蓄
電部へ充電することができる。
【0018】制御部を、温度によってスイッチを入り切
りするサーモスタットと地上からの遠隔操作信号を受信
して作動する受信スイッチとから構成すれば、通電の制
御を温度に応じて自動的に行うことができる。また、所
望により遠隔操作で通電の制御を行うことができる。
【0019】ヒータを、銅、銅合金のいずれかから構成
して、ヒータが長尺に亘って低い抵抗値を示すようにす
れば、発電部に負担をかけることなく長尺に亘って電流
を多く流すことができる。
【0020】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0021】図1に示されるように、架空送電線1には
その外周にその線軸方向に沿って、ヒータ入りスパイラ
ルロッド2が設けられている。スパイラルロッド2は、
軸芯に沿ってヒータ(図示せず)を内蔵する線状体を架
空送電線1に螺旋状に巻き付けたものである。従って、
ヒータもスパイラルロッド2と同じ様に架空送電線1に
螺旋状に巻き付けられていることになる。スパイラルロ
ッド2のピッチは、通常の風音防止用スパイラルロッド
のピッチと同等に形成されている。また、ヒータは銅線
で構成され、長さ当たりの抵抗値が小さいヒータとなっ
ている。
【0022】このヒータに電源を供給するために、スパ
イラルロッド2の一端に、発電部8、蓄電部9、制御部
10からなる電源供給部11が設けられている。発電部
8、蓄電部9、制御部10は、架空送電線に取り付けら
れている。
【0023】発電部8は、ヒータ発熱用の発電を行うも
ので、太陽電池6と変流器7とから構成されている。変
流器7は、架空送電線1の送電電流から誘導電力を取り
出すものである。太陽電池6は、後述するバッテリ5に
取り付けられる。
【0024】蓄電部9は、上記発電部8で発電された電
気を蓄える働きと、発電部8と共にヒータに通電を行う
働きを有する。蓄電部9は、充電が可能なバッテリ5で
構成されている。バッテリ5は取付具11によって架空
送電線1に取り付けられている。また、このバッテリ5
の表面には上記太陽電池6が取り付けられている。バッ
テリ5には、変流器7と太陽電池6とが、双方から充電
できるように接続されている。
【0025】制御部10は、取付具12によって架空送
電線1に取り付けられた制御装置3とその制御装置3に
設けられたアンテナ4とから構成されている。制御装置
3は、温度によってスイッチを入り切りするサーモスタ
ットと地上からの遠隔操作信号を受信して作動する受信
スイッチとを内蔵している(いずれも図示せず)。アン
テナ4は、電波による遠隔操作信号を受信して受信スイ
ッチに伝えることができる。制御装置3において、上記
ヒータとバッテリ5とがサーモスタットと受信スイッチ
とを介して接続されている。発電部8及び蓄電部9が制
御部10を介してヒータに通電できる構成となってい
る。
【0026】制御装置3において、サーモスタットと受
信スイッチが並列であれば、温度による自動スイッチン
グと遠隔操作とが独立に行える。サーモスタットと受信
スイッチが直列であれば、温度による自動スイッチング
と遠隔操作とが重なった時に通電が可能となる。
【0027】冬期に降雪があって、架空送電線1に着雪
があったり、そのおそれがあるときに、地上部の自動監
視装置や監視人が無線で受信スイッチを作動させる。受
信スイッチの作動により、ヒータに電流が流れる。ヒー
タへの通電が発電部8と蓄電部9との双方からなされ、
且つヒータが長尺に亘って低い抵抗値を示すので、長尺
に亘って十分な電力を供給することができる。従って、
ヒータは温度が上昇し、この熱はスパイラルロッド2を
介して架空送電線1に伝搬される。架空送電線1は、温
度が上昇し、これに付着した着雪は融雪される。もちろ
ん着雪の発生以前に温度上昇していれば、着雪が未然に
防止できる。架空送電線1の温度が必要以上に上昇する
前にサーモスタットが切れるようにしておくこともでき
る。
【0028】通電が昼間であれば、バッテリ5と太陽電
池6と変流器7との3者から通電できる。夜間であれば
バッテリ5と変流器7からの通電となる。また、通電の
必要のない間に太陽電池6と変流器7との双方からバッ
テリ5へ充電することができる。
【0029】ヒータを変流器7のみで十分に発熱させる
ことは難しいので、ヒータの通電時間はバッテリ5の容
量によって左右される。例えば、東京での降雪時間を考
慮すると、少なくとも10時間は通電が継続できるよう
にバッテリ5の容量を設定することになる。
【0030】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0031】(1)発電部と蓄電部との双方からヒータ
へ通電するので、十分な電力が得られ、長い径間に亘っ
て架空送電線の雪害防止を図ることができる。
【0032】(2)スパイラルロッド、発電部、蓄電
部、制御部は、いずれも1度設置すると、そのままにし
ておけばよく、夏期の取り外し、バッテリ交換の必要が
ないので簡便である。
【0033】(3)ヒータをスパイラルロッドに内蔵さ
せ、スパイラルロッドを架空送電線に螺旋状に巻き付け
たので、風騒音の防止にも効果がある。
【0034】(4)地上からの遠隔操作が可能なので、
任意の状況において動作を開始させることができ、柔軟
な運用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す架空送電線の部分側面
図である。
【符号の説明】
1 架空送電線 2 スパイラルロッド 6 太陽電池 7 変流器 8 発電部 9 蓄電部 10 制御部 11 電源供給部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にヒータを有するスパイラルロッド
    を架空送電線に螺旋状に巻き付け、このヒータに電源を
    供給する電源供給部を発電部及びその電気を蓄える蓄電
    部から構成して架空送電線に取り付け、ヒータの発熱で
    架空送電線の着氷雪を防止することを特徴とする架空送
    電線の雪害防止方法。
  2. 【請求項2】 上記発電部が、太陽電池と、架空送電線
    から誘導電力を取り出す変流器とを有することを特徴と
    する請求項1記載の架空送電線の雪害防止方法。
  3. 【請求項3】 上記電源供給部にヒータへの通電を制御
    する制御部を設け、上記制御部が、温度によってスイッ
    チを入り切りするサーモスタットと地上からの遠隔操作
    信号を受信して作動する受信スイッチとを有し、これら
    のスイッチを介して上記発電部及び上記蓄電部からヒー
    タへ通電が行われることを特徴とする請求項1記載の架
    空送電線の雪害防止方法。
  4. 【請求項4】 上記ヒータが、銅、銅合金のいずれかか
    らなり、長尺に亘って低い抵抗値を示すことを特徴とす
    る請求項1記載の架空送電線の雪害防止方法。
JP50A 1993-02-01 1993-02-01 架空送電線の雪害防止方法 Pending JPH06233436A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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