JPH06234124A - タイヤ加硫用金型 - Google Patents
タイヤ加硫用金型Info
- Publication number
- JPH06234124A JPH06234124A JP4597993A JP4597993A JPH06234124A JP H06234124 A JPH06234124 A JP H06234124A JP 4597993 A JP4597993 A JP 4597993A JP 4597993 A JP4597993 A JP 4597993A JP H06234124 A JPH06234124 A JP H06234124A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- bead
- ring
- bead ring
- minute gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアーシール性能の低下を防止でき、タイヤ
のビード部廻りの外観を損ねることがないタイヤ加硫用
金型を提供することを目的とする。 【構成】 未加硫タイヤTのビード部6に対応するビー
ドリング4を備えると共に、ビードリング4は、同一金
属ブロック素材を切断してその切断面13,14がエアー透
過用の微小間隙15を形成するように溶接W等にて連結一
体化して構成される。
のビード部廻りの外観を損ねることがないタイヤ加硫用
金型を提供することを目的とする。 【構成】 未加硫タイヤTのビード部6に対応するビー
ドリング4を備えると共に、ビードリング4は、同一金
属ブロック素材を切断してその切断面13,14がエアー透
過用の微小間隙15を形成するように溶接W等にて連結一
体化して構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイヤ加硫用金型に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】タイヤ加硫用金型に於て、未加硫タイヤ
のビード部に対応する部分には、ビードリングが用いら
れており、このビードリングは、従来、1つの金属ブロ
ック素材にて構成された単一構造であった。
のビード部に対応する部分には、ビードリングが用いら
れており、このビードリングは、従来、1つの金属ブロ
ック素材にて構成された単一構造であった。
【0003】そのため、タイヤ加硫用金型内にセットさ
れた未加硫タイヤを加硫すべく、該金型内面に未加硫タ
イヤを圧接させようとすると、ビード部とビードリング
との間において、エアーが逃げずに封じ込まれてしま
い、様々な工程不良が発生する虞がある。
れた未加硫タイヤを加硫すべく、該金型内面に未加硫タ
イヤを圧接させようとすると、ビード部とビードリング
との間において、エアーが逃げずに封じ込まれてしま
い、様々な工程不良が発生する虞がある。
【0004】その防止対策として、ビードリングに、ソ
ーカットやベントホールを開けて、上記エアーを逃がす
ようにしていた。
ーカットやベントホールを開けて、上記エアーを逃がす
ようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加硫の際の圧
力と熱等によって、タイヤのゴムが、ソーカットやベン
トホールに流入して、加硫後のタイヤのビード部には、
大きく突出するソーカット跡やスピュー残り等が生じる
ために、外観を損ね、チューブレスのタイヤ等では、リ
ムとの密着性が悪くなって、エアーシール性能に弊害を
及ぼす原因となり、好ましくなかった。
力と熱等によって、タイヤのゴムが、ソーカットやベン
トホールに流入して、加硫後のタイヤのビード部には、
大きく突出するソーカット跡やスピュー残り等が生じる
ために、外観を損ね、チューブレスのタイヤ等では、リ
ムとの密着性が悪くなって、エアーシール性能に弊害を
及ぼす原因となり、好ましくなかった。
【0006】そこで本発明は、エアーシール性能の低下
を防止でき、タイヤの外観を損ねることがないタイヤ加
硫用金型を提供することを目的とする。
を防止でき、タイヤの外観を損ねることがないタイヤ加
硫用金型を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、未加硫タイヤのビード部に対応するビー
ドリングを備えると共に、該ビードリングは、同一金属
ブロック素材を切断してその切断面がエアー透過用の微
小間隙を形成するように溶接等にて連結一体化して構成
されている。
成するために、未加硫タイヤのビード部に対応するビー
ドリングを備えると共に、該ビードリングは、同一金属
ブロック素材を切断してその切断面がエアー透過用の微
小間隙を形成するように溶接等にて連結一体化して構成
されている。
【0008】
【作用】タイヤ加硫時に、ビードリングとビード部の間
に残留しようとするエアーを、ビードリングの微小間隙
から外部へ排出できる。しかも、微小間隙であるから、
これによって、加硫後のタイヤのビード部の外周面に残
る跡も、ケガキ線程度で済む。
に残留しようとするエアーを、ビードリングの微小間隙
から外部へ排出できる。しかも、微小間隙であるから、
これによって、加硫後のタイヤのビード部の外周面に残
る跡も、ケガキ線程度で済む。
【0009】
【実施例】以下実施例を示す図面に基づいて本発明を詳
説する。
説する。
【0010】図1は、本発明に係るタイヤ加硫用金型の
一例であり、この金型1は、トレッド対応部2、サイド
ウォール対応部3及びビードリング4を、各々、上下一
対備え、金型1内に、未加硫タイヤTがセットされる。
一例であり、この金型1は、トレッド対応部2、サイド
ウォール対応部3及びビードリング4を、各々、上下一
対備え、金型1内に、未加硫タイヤTがセットされる。
【0011】5は未加硫タイヤTの内面にセットされた
ブラダーで、タイヤ加硫時に、ブラダー5を介して内圧
を掛け、未加硫タイヤTを金型1内面に押圧して密着さ
せることができる。
ブラダーで、タイヤ加硫時に、ブラダー5を介して内圧
を掛け、未加硫タイヤTを金型1内面に押圧して密着さ
せることができる。
【0012】次に、図1と図2に示すように、環状のビ
ードリング4は、加硫タイヤTのビード部6が圧接する
凹状外周面7と、複数段の軸外方端面部8を有し、さら
に、凹状外周面7には、未加硫タイヤTのヒール部9が
圧接するヒール圧接周面部10を有している。
ードリング4は、加硫タイヤTのビード部6が圧接する
凹状外周面7と、複数段の軸外方端面部8を有し、さら
に、凹状外周面7には、未加硫タイヤTのヒール部9が
圧接するヒール圧接周面部10を有している。
【0013】また、ビードリング4は、内リング体11と
外リング体12を備える。この内外リング体11,12は、環
状の同一金属ブロック素材を、ヒール圧接周面部10と、
軸外方端面部8とを結ぶテーパ状の周面に沿って、一旦
切断して、切断面13,14にてエアー透過用の環状微小間
隙15が形成されるように、内リング体11と外リング体12
を、軸外方端面部8側において溶接Wにて再度連結一体
化して、二重構造のビードリング4を構成する。
外リング体12を備える。この内外リング体11,12は、環
状の同一金属ブロック素材を、ヒール圧接周面部10と、
軸外方端面部8とを結ぶテーパ状の周面に沿って、一旦
切断して、切断面13,14にてエアー透過用の環状微小間
隙15が形成されるように、内リング体11と外リング体12
を、軸外方端面部8側において溶接Wにて再度連結一体
化して、二重構造のビードリング4を構成する。
【0014】なお、微小間隙15の軸外方端面部8側の開
口端全体を塞がないように、内外リング体11,12への溶
接Wは、周方向に間隔をあけて非連続で行う。この内外
リング体11,12の切断面13,14は、図1,図2の断面図
に示すように、直線の方が外観上好ましい。
口端全体を塞がないように、内外リング体11,12への溶
接Wは、周方向に間隔をあけて非連続で行う。この内外
リング体11,12の切断面13,14は、図1,図2の断面図
に示すように、直線の方が外観上好ましい。
【0015】また、ヒール圧接周面部10にて切断して、
微小間隙15を形成しているのは、タイヤ加硫時に、未加
硫タイヤTのヒール部9とヒール圧接周面部10との間
が、最もエアーが留り易い所だからである。
微小間隙15を形成しているのは、タイヤ加硫時に、未加
硫タイヤTのヒール部9とヒール圧接周面部10との間
が、最もエアーが留り易い所だからである。
【0016】しかして、タイヤ加硫時に、金型1内にセ
ットされた未加硫タイヤTが、ブラダー5にて該金型1
内面に押しつけられると、ビードリング4とビード部6
の間のエアーが、ヒール圧接周面部10に追いやられて、
微小間隙15から外部へ逃げ、ビードリング4の凹状外周
面7に沿って、ビード部6を完全に密着させることがで
きる。
ットされた未加硫タイヤTが、ブラダー5にて該金型1
内面に押しつけられると、ビードリング4とビード部6
の間のエアーが、ヒール圧接周面部10に追いやられて、
微小間隙15から外部へ逃げ、ビードリング4の凹状外周
面7に沿って、ビード部6を完全に密着させることがで
きる。
【0017】また、タイヤ加硫時にタイヤTのゴムは、
微小間隙15に流入しにくく、加硫後のタイヤTのビード
部6には、リム組付け時のエアーシール性能に悪影響を
与えないケガキ線程度の微細な跡しか残らない。
微小間隙15に流入しにくく、加硫後のタイヤTのビード
部6には、リム組付け時のエアーシール性能に悪影響を
与えないケガキ線程度の微細な跡しか残らない。
【0018】この微小間隙15の間隔Gは、50μm〜100
μmの範囲とするのが最も好ましく、間隔Gが50μm未
満であると、タイヤ加硫時におけるエアーの排出が困難
となり、また、100 μmを越えると、タイヤのゴムが流
入して加硫後のタイヤのビード部6に大きなバリが生
じ、エアーシール性及び外観を損なうためである。
μmの範囲とするのが最も好ましく、間隔Gが50μm未
満であると、タイヤ加硫時におけるエアーの排出が困難
となり、また、100 μmを越えると、タイヤのゴムが流
入して加硫後のタイヤのビード部6に大きなバリが生
じ、エアーシール性及び外観を損なうためである。
【0019】このような微小な間隔Gとするには、上述
の如く1つの金属ブロック素材を切断して内外リング体
11,12を製作し両者を再連結するのが良く、2つの金属
ブロック素材にて別個に内外リング体11,12を製作して
連結するよりも、微小間隙15の間隔Gを狭くすることが
できる。
の如く1つの金属ブロック素材を切断して内外リング体
11,12を製作し両者を再連結するのが良く、2つの金属
ブロック素材にて別個に内外リング体11,12を製作して
連結するよりも、微小間隙15の間隔Gを狭くすることが
できる。
【0020】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。
【0021】例えば、図示省略するが、内外リング体1
1,12を、溶接でなく、ネジ込み式にして連結するも自
由である。また、ヒール圧接周面部10を除いた凹状外周
面7と、軸外方端面部8とを結ぶ周面に沿った切断面1
3,14で、微小間隙15を形成するも自由である。
1,12を、溶接でなく、ネジ込み式にして連結するも自
由である。また、ヒール圧接周面部10を除いた凹状外周
面7と、軸外方端面部8とを結ぶ周面に沿った切断面1
3,14で、微小間隙15を形成するも自由である。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0023】タイヤ加硫時に、未加硫タイヤTのビード
部6とビードリング4との間に留まろうとするエアー
を、ビードリング4の微小間隙15から、外部へ逃がすこ
とができ、しかも、加硫後のタイヤのビード部6の外周
面には、ケガキ線程度の微細な跡しか残らない。
部6とビードリング4との間に留まろうとするエアー
を、ビードリング4の微小間隙15から、外部へ逃がすこ
とができ、しかも、加硫後のタイヤのビード部6の外周
面には、ケガキ線程度の微細な跡しか残らない。
【0024】従って、タイヤとリムの密着性が良好とな
って、エアーシール性能が低下する虞がなく、かつ、外
観を損ねることもない。
って、エアーシール性能が低下する虞がなく、かつ、外
観を損ねることもない。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】要部断面図である。
4 ビードリング 6 ビード部 13 切断面 14 切断面 15 微小間隙 T 未加硫タイヤ W 溶接
Claims (1)
- 【請求項1】 未加硫タイヤTのビード部6に対応する
ビードリング4を備えると共に、該ビードリング4は、
同一金属ブロック素材を切断してその切断面13,14がエ
アー透過用の微小間隙15を形成するように溶接W等にて
連結一体化して構成されていることを特徴とするタイヤ
加硫用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4597993A JPH06234124A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | タイヤ加硫用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4597993A JPH06234124A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | タイヤ加硫用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06234124A true JPH06234124A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12734315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4597993A Pending JPH06234124A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | タイヤ加硫用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06234124A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004098714A (ja) * | 2002-09-04 | 2004-04-02 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ、空気入りタイヤの製造方法及びタイヤ加硫金型 |
| JP2012236303A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ加硫用金型 |
| JP2014065151A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-04-17 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ビードリング |
| WO2015118910A1 (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ加硫用金型、タイヤ製造方法及びタイヤ |
| JP2016150540A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-22 | 住友ゴム工業株式会社 | ビードリング |
| JP2018015908A (ja) * | 2016-07-25 | 2018-02-01 | 東洋ゴム工業株式会社 | タイヤ加硫成型方法 |
| US20200207043A1 (en) * | 2017-07-20 | 2020-07-02 | Bridgestone Americas Tire Operations, Llc | Bead ring design improvement |
| KR20220055134A (ko) | 2020-10-26 | 2022-05-03 | 넥센타이어 주식회사 | 타이어 비드링 |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP4597993A patent/JPH06234124A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004098714A (ja) * | 2002-09-04 | 2004-04-02 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ、空気入りタイヤの製造方法及びタイヤ加硫金型 |
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| CN105960316A (zh) * | 2014-02-04 | 2016-09-21 | 株式会社普利司通 | 轮胎硫化用模具、轮胎制造方法和轮胎 |
| JP2015145114A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ加硫用金型、タイヤ製造方法及びタイヤ |
| WO2015118910A1 (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ加硫用金型、タイヤ製造方法及びタイヤ |
| CN105960316B (zh) * | 2014-02-04 | 2017-11-24 | 株式会社普利司通 | 轮胎硫化用模具、轮胎制造方法和轮胎 |
| US10414109B2 (en) | 2014-02-04 | 2019-09-17 | Bridgestone Corporation | Tire vulcanizing mold, tire manufacturing method, and tire |
| JP2016150540A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-22 | 住友ゴム工業株式会社 | ビードリング |
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| US10814573B2 (en) * | 2017-07-20 | 2020-10-27 | Bridgestone Americas Tire Operations, Llc | Bead ring design improvement |
| KR20220055134A (ko) | 2020-10-26 | 2022-05-03 | 넥센타이어 주식회사 | 타이어 비드링 |
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