JPH0623414U - 低騒音型モア - Google Patents
低騒音型モアInfo
- Publication number
- JPH0623414U JPH0623414U JP3937992U JP3937992U JPH0623414U JP H0623414 U JPH0623414 U JP H0623414U JP 3937992 U JP3937992 U JP 3937992U JP 3937992 U JP3937992 U JP 3937992U JP H0623414 U JPH0623414 U JP H0623414U
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- Japan
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- deck
- mower
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラクターの腹部に吊着するモアにおいて、
デッキ下部のカッターと底面部あるいは背壁材との間に
生じる空気漏れや空気の乱れより生ずる騒音を防ぐ事を
目的とする。 【構成】 デッキ下部のカッター前方における底面部
を、カッター外周部分まで延長して該カッター前方全面
を被覆するようにし、また、背壁材の下端部を外方に傾
斜して折り曲げ、該折り曲げ位置をカッターの下端位置
より上方とするものである。
デッキ下部のカッターと底面部あるいは背壁材との間に
生じる空気漏れや空気の乱れより生ずる騒音を防ぐ事を
目的とする。 【構成】 デッキ下部のカッター前方における底面部
を、カッター外周部分まで延長して該カッター前方全面
を被覆するようにし、また、背壁材の下端部を外方に傾
斜して折り曲げ、該折り曲げ位置をカッターの下端位置
より上方とするものである。
Description
【0001】
本考案は、トラクター等の走行車両の車体の腹部に吊着し、複数のカッターを 回転させて芝生等の刈取を行うモアのデッキの下方の形状を改良して構成する低 騒音型モアに関する。
【0002】
従来、トラクター等の車体の腹部にリンク式昇降機構等を介して吊着し、該ト ラクターのエンジンより動力を伝えて、複数のカッターを回転駆動するモアに関 する技術は公知とされているのである。
【0003】 ここで、従来のモアの内部構成について図8乃至図11より説明する。なお、 図8はカッター3の斜視図、図9は従来のモアデッキ2の上下の構成を示す平面 図、図10は従来の背壁材の形状を示す側面略図、図11は同じく側面略図であ る。モアの内部形状は、図9の如き形状のデッキ2がケース1内に配設されてお り、該デッキ2下方に複数のカッター3L・3M・3Rを垂設し、該カッター3 の各軸にプーリーをデッキ2の上方にて付設し、該プーリー間にベルトを巻回し て、トラクターエンジンより伝達した駆動力を該カッター軸に伝えてカッターを 回転するのである。カッター3の形状は、図8に示す如く、一本の軸に二枚のカ ッターが水平状に付設され、該カッターの回転する前方側は芝刈用の刃部3aで あり、後方側は、刈った芝を上方に搬送する如く、迎角θにて折り曲げた搬送用 部3bを構成している。
【0004】 そして、デッキ2の下方において、カッター3が図9図示の矢印向きに回転し て該カッター3の前方に刈芝を搬送し、トラクターに搭載した刈芝回収ケース内 に送り込む如く、送風路を設けて、芝の排出路を構成しているのである。このモ アケース内の排出路は、図9の如く、デッキ2の下方に配設したカッター3L・ 3M・3Rの前方のα部分において、風を下方に逃がさず上昇させる如く、デッ キ前端部より下方を底面部17’にて被覆して構成されているものである。この ような構成は、実開昭61─98424にて開示されている。また、カッター3 L・3M・3Rの後方には、風の逃げ防止及び上昇のために、背壁材18’を、 該カッターの外周に沿う配設しているのである。
【0005】
しかし、このような構成のモアにおいても、デッキ下方において排出路を構成 するモア前部の底面部17’とカッター3との接線から該カッター3同士の接点 にかけての範囲、即ち、図9におけるβ部分においては隙間が開いているため、 刈芝が該隙間より下方に漏出してしまうだけでなく、空気が吹き出されて騒音の 原因となっている。しかも、このような刈芝漏出のおそれがある中で効果的な刈 芝の搬出を行うために、カッター3の搬送用部3bの迎角θを大きくして搬送能 力を上げる必要があるが、該迎角θは大きくするほど騒音は増大する傾向がある のである。
【0006】 また、カッター3後方の背壁材18’の形状は、従来のものにおいては、下端 部を折り曲げる処理を施していないものがあり、この場合、図10の如く、カッ ター3と背壁材18’との隙間において吸入する風Wが乱れを生じ、騒音を発生 するもととなる。或いは、実開昭61─74323に開示されている如く、下端 部を内方に折り曲げているものがみられる。このような形状の背壁材では、図1 1の如く、カッター3と背壁材18’との隙間に、外側から鋭角状に吸入される 風Wに対して、該折り曲げ部分が障壁となり、これも風の乱れ、即ち、騒音の原 因となるのである。このように、従来のモアのデッキ下部構造は、騒音の発生と 刈芝の搬送効率の面で問題があったのである。
【0007】
本考案は、以上の如き課題を解決するために、次のような手段を用いるもので ある。即ち、ケース内にデッキを配設し、該デッキ下方に複数のカッターを垂設 し、該ケースをトラクター等の走行車両の腹部に吊着し、該カッターを回転させ て芝生の刈取りを行うモアにおいて、該カッターの前部に、デッキの下方を被覆 し刈芝排出路を構成するカッター回転軌跡外周の底面部分を、カッター同士の対 向近傍まで延設し、カッターの外周に沿って該底面の端部を上方に折り曲げ、ま た、カッター後方において、カッター外周に沿う如く配設した背壁材の下端を外 方に傾斜して折り曲げ、折り曲げ位置は、該カッター下端位置より上方位置とす るものである。
【0008】
カッター3によって刈られた芝は、カッター回転とともにモアデッキ2下部の 前方に構成されているデッキ2と底面部17との間の排出路に送り込まれ、排出 口9より排出される。この過程において、底面部17がカッター前方のデッキ下 部全面を被覆しているので、空気が下方に放出されない。よって芝の漏出、騒音 の発生が防止されている。また、カッター3の後方においては、背壁材18がカ ッター3の回転による空気の後方への逃げを防止しているのであるが、下方より 吸入される風が該背壁材の折り曲げ部に沿って円滑にカッター上方に流入し、空 気の乱れが生じず、騒音が発生しない。
【0009】
本考案の解決すべき課題及び構成は以上の如くであり、次に、添付の図面に示 した本考案の実施例を説明する。図1は本考案のモアMを吊着したトラクターT の側面図、図2は本考案のモアデッキ2の上下構成を示す平面図、図3は該モア デッキ2にカッター駆動用のベルトを装着した状態を示す平面図、図4は本考案 のモア前部の底面部17の形状を示す側面断面図、図5は本考案の背壁材18の 形状を示す側面断面図、図6は駆動ケース8をモアデッキ2に装着した状態を示 す平面図、図7は同じく後方正面断面図である。
【0010】 図1は、トラクターTの腹部においてモアMを吊着した構成を示している。モ アMは、ケース1内にデッキ2を配設し、該デッキ2の下方に複数のカッター3 L・3M・3Rを垂設し、トラクターTの腹部に前部リンク4及び後部リンク5 にて昇降可能に該ケース1を吊持されており、地面に対して移動可能に補助輪6 を具備している。駆動力は、トラクターT内のエンジンEより伝達するものであ り、伝動軸7を、ユニバーサルジョイントU・Uにて連結して、モア上部の駆動 ケース8内に入力し、該カッター3を回転し、芝刈するものである。また、カッ ター3にて刈取った芝は、排出口9よりスロワ10を経て刈芝回収ケース11に 送り込まれ、回収される。
【0011】 ここで、駆動ケース8の構成について図2,3及び図6,7にて説明する。駆 動ケース8は、入力軸12と駆動軸13をケース内でベベルギアにて噛合し、駆 動軸13を中央のカッター3Mの駆動軸とするものであり、モアのケース1内の デッキ2の上方に装着するものである。従来、モアの駆動ケースの着脱には、支 持部材を介設し、それを締結するためにボルトを使用するのであるが、着脱が面 倒で、後記の如くカッターに巻回されているベルトの交換等の際に該支持部材を 外す必要もあったのである。また、駆動ケースの支持部材をモアデッキに固定し ている形式のものもあるのだが、支持部材に対して駆動ケースを装着する際に、 該駆動ケースより突設する駆動軸がカッター3Mの軸芯に合いにくいという欠点 がある。このような難点を克服するため、本考案においては、図6及び図7に示 す如き駆動ケース8を採用するものである。
【0012】 該駆動ケース8は、前記の如く駆動軸13をデッキ2に開口されているカッタ ー3Mの軸芯に入力し、支持部材8aにて固定するものである。支持部材8aは 該駆動ケース8の後面及び片方の側面にボルト固定されており、デッキ2への装 着の際には、該支持部材8aの底部が板状となっており、各々の板状面をボルト 固定するのであるが、該支持部材8aの固定位置は、駆動軸13をカッター3M の軸芯に入力すると自然に定められるのである。また、駆動軸13に、駆動ベル ト巻回用のプーリー14Mが具備されており、図3の如く、デッキ2上において カッター3L・3M・3Rの軸に付設されているプーリー14L・14M・14 R及びテンションプーリー15に駆動ベルト16を巻回しているのであるが、該 駆動ケース8の支持部材8aのデッキ2への固定箇所が巻回した駆動ベルト16 の内側に位置しており、該駆動ベルト16の着脱には全く干渉することがなく、 容易に該ベルト交換が可能となるのである。また、駆動ケース8を支持する支持 部材8aの支持強度も信用性があり、軸芯が緩まないのである。
【0013】 次に、図2乃至図5にて本考案のモアMの内部構成を説明する。即ち、ケース 1内に配設したデッキ2の下部にカッター3L・3M・3Rが垂設されているが 、該デッキ2の下方で、カッター3の前部において、刈芝を排出口9に送り出す ために排出路を構成する底面部17を被覆している。従来技術においては、図2 図示のα面のみを被覆していたのであるが、本考案において、カッター3同士の 対向部分まで被覆し、従来あった隙間βを塞いだものである。このため、従来隙 間βより刈芝が漏出したり、空気が吹き出して騒音を発したりしていた弊害が除 去されたのである。また、該底面部17の端部は、図4の如く、カッター3の外 周に沿って折り曲げ、一層の刈芝及び空気漏出を防ぐのである。従って、芝の搬 送効率も向上し、図8のカッター3の搬送用部3bの迎角θを小さくすることが できるのであり、それによって一層の騒音低減を可能とするのである。
【0014】 また、該デッキ2の下方にて、カッター3の後方外周部に背壁材18を配設し ているのであるが、その下端部をカッター3の外方に折り曲げ、その折り曲げ角 度Xは、該カッター及び背壁材の隙間に対して外側から吸入される風Wの角度に 沿う角度としている。また、該折り曲げ位置を、カッター3の下端部より上方位 置(距離Yとする)として、吸入する風が円滑にカッター上方に送りこまれるよ うにしている。このため、従来、背壁材18とカッター3との隙間にて空気が乱 れて発生していた騒音を低減し低騒音のモアを実現するのである。
【0015】
本考案は、以上のように構成する事により、次のような効果を奏するものであ る。即ち、従来の刈刃搬送路を構成する底面部とカッターとの間の隙間まで該底 面部を延長し、該隙間を塞ぐことによって、空気漏れが生じず、また、刈刃搬送 能力が増すのでカッターの迎角を少なくすることが可能となり、より一層騒音の 低減化に貢献する。また、カッターの後方において、従来カッターと背壁材との 間にて生じる空気の乱れによる騒音が、該背壁材の下端部の折り曲げ部を空気の 流れに沿うようにしたので、空気の乱れが低減され、低騒音化される。このよう にして、低騒音型モアが実現するものである。
【図1】本考案のモアMを吊着したトラクターTの側面
図である。
図である。
【図2】本考案のモアデッキ2及びその上下構成を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】該モアデッキ2にカッター駆動用のプーリー及
びベルトを装着した状態を示す平面図である。
びベルトを装着した状態を示す平面図である。
【図4】本考案のモア前部の底面部17の形状を示す側
面断面図である。
面断面図である。
【図5】本考案の背壁材18の形状を示す側面断面図で
ある。
ある。
【図6】駆動ケース8をモアデッキ2に装着した状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図7】同じく後方正面断面図である。
【図8】カッター3の斜視図である。
【図9】従来のモアデッキ2の上下の構成を示す平面図
である。
である。
【図10】従来の背壁材の形状を示す側面略図である。
【図11】同じく側面略図である。
M モア T トラクター 2 デッキ 3 カッター 17 底面部 18 背壁材
Claims (2)
- 【請求項1】 ケース内にデッキを配設し、該デッキ下
方に複数のカッターを垂設し、該ケースをトラクター等
の走行車両の腹部に吊着し、該カッターを回転させて芝
生の刈取りを行うモアにおいて、該カッターの前部に、
デッキの下方を被覆し刈芝排出路を構成するカッター回
転軌跡外周の底面部分を、カッター同士の対向近傍まで
延設し、カッターの外周に沿って該底面の端部を上方に
折り曲げた事を特徴とする低騒音型モア。 - 【請求項2】 請求項1記載のモアのカッター後方にお
いて、カッター外周に沿う如く配設した背壁材の下端を
外方に傾斜して折り曲げ、折り曲げ位置は、該カッター
下端位置より上方位置とした事を特徴とする低騒音型モ
ア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3937992U JP2531447Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 低騒音型モア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3937992U JP2531447Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 低騒音型モア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623414U true JPH0623414U (ja) | 1994-03-29 |
| JP2531447Y2 JP2531447Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=12551391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3937992U Expired - Lifetime JP2531447Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 低騒音型モア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531447Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009273386A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Honda Motor Co Ltd | 乗用芝刈機 |
| CN113115623A (zh) * | 2020-01-10 | 2021-07-16 | 南京德朔实业有限公司 | 一种用于割草机的切割刀片及割草机 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP3937992U patent/JP2531447Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009273386A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Honda Motor Co Ltd | 乗用芝刈機 |
| CN113115623A (zh) * | 2020-01-10 | 2021-07-16 | 南京德朔实业有限公司 | 一种用于割草机的切割刀片及割草机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2531447Y2 (ja) | 1997-04-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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