JPH0623464B2 - 超長大スパンの大型山形屋根の現場組立工法 - Google Patents

超長大スパンの大型山形屋根の現場組立工法

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JPH0623464B2
JPH0623464B2 JP7092786A JP7092786A JPH0623464B2 JP H0623464 B2 JPH0623464 B2 JP H0623464B2 JP 7092786 A JP7092786 A JP 7092786A JP 7092786 A JP7092786 A JP 7092786A JP H0623464 B2 JPH0623464 B2 JP H0623464B2
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恵一 平島
忠男 松本
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Sanko Metal Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超長大スパンの大型山形屋根材を構造物上に
超大型クレーンを使用せずに設置でき、大型山形屋根を
簡単かつ迅速に葺成することができる超長大スパンの大
型山形屋根の現場組立工法に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来より、当該出願人より金属製の大型山形屋根が研
究,開発されている。この大型山形屋根を構成する大型
山形屋根材は、断面大型山形で、かつ長大スパン(約2
0m乃至約30m)をなし、これが、構造物の対抗する
側壁上に設けた両横梁上に大型クレーン等で吊り上げら
れて載置葺成されている。さらに、超長大スパンとなる
と、例えば、約40m乃至約70mとなると、その長大
スパンの大型山形屋根材を連続させて連続梁として施工
する必要があった。
しかるに、その連続梁としての複数の大型山形屋根材を
地上で組み立てることは可能であるが、組立後に、この
直列となった複数の大型山形屋根材を、大型クレーンで
吊り上げるには、超大型クレーンが必要となるものであ
る。このような超大型クレーンは、船舶関係ならば存在
することもあるが、わが国の現在の建築業界では、使用
に際して膨大な費用を必要とする欠点もあるし、また施
工費の面で問題がないとしても、使用スペースにも問題
があり、現場付近の道幅が狭いと超大型クレーンが使用
できず、連続梁なる超長大スパンの大型山形屋根の葺成
が困難となっている問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで発明者は、前記問題点等を解決すべく鋭意,研究
を重ねた結果、本発明を、長手方向の一端にT形接続材
を設けた断面山形状の第1大型山形屋根材と、この第1
大型山形屋根材と同断面形状で長手方向他端に連結片を
設けた第2大型山形屋根材とを備え、構造物の対抗する
側壁上に設けた両横梁の中間に支持部を配置しておき、
前記第1大型山形屋根材と第2大型山形屋根材とを、横
梁,支持部上に順次大型クレーンにて載置し、支持部上
にて第2大型山形屋根材の端縁をT形接続材の案内部に
重合し、T形接続材と連結片とをボルト,ナットにて仮
り止めし、次いでT形接続材と第2大型山形屋根材の端
縁を溶接した,超長大スパンの大型山形屋根の現場組立
工法としたことにより、超長大スパンの大型山形屋根材
を構造物上に超大型クレーンを使用せずに設置でき、大
型山形屋根を簡単かつ迅速に葺成することができ、前記
の問題点等を解決したものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第11図に基づいで
説明する。
まず、本発明の構成及び構成部材等について説明する
と、Aは超長大スパン(約40m乃至約70m)の大型
山形屋根材であって、第1大型山形屋根材A1と第2大
型山形屋根材A2とが連続梁状に設けられている(第2
図参照)。
その第1大型山形屋根材A1,第2大型山形屋根材A2
は、ともに長大スパンで(長さ約20m乃至約35
m)、断面大型台形山形状をなし(高さ約1m乃至1.
5m)、この両側下端の底部より外方上側に傾斜縁が形
成され、その第1大型山形屋根A1,第2大型山形屋根
材A2の裏面には長手方向に適宜の間隔をおいて、複数
の山形状の力骨2,2,…が、その外皮材1の山形状の
内面に沿うようにして固着されている(第1図点線参
照)。その力骨2の両端にはL形金具3,3が夫々固着
されている。
その第1大型山形屋根A1の外皮材1の長手方向一端
(第1図,第7図,第8図において右側端)には、T形
接続材4が固着されている。このT形接続材4は、正面
からみて山形状のフランジ部4aの一側面に帯板状の案
内部4bが略直角状に形成され、他側面には案内部4b
と略同等形状の固定部4cが形成されている。そのフラ
ンジ部4aと案内部4bと固定部4cとで逆T字状をな
している(第3図乃至第6図参照)。この固定部4cが
第1大型山形屋根材A1の端縁内周に当接されて溶接に
よって固着されている。また、フランジ部4aは、第7
図に示すように、山形状部の両下端にて切り欠かれてい
る。そのT形接続材4にはT形鋼が使用されることが多
い。そのフランジ部4aには、適宜の間隔をおいて第1
ボルト孔4d,4d,…が突設され(第7図参照)、そ
のT形接続材4の両下端は、前記左右側のL形金具3,
3に固着されている。
5は案内板であって、T形接続材4の両下端で、且つ外
皮材1の両側底部の裏面に位置するように設けられてい
る。その案内板5の略半分は外皮材1から突出してい
る。
また、第2大型山形屋根材A2の長手方向他端(第1
図,第9図,第10図において左側端)の外皮材1の外
周には、L形状の連結片6が板片7を介して適宜の間隔
に固着されている(第9図参照)。その連結片6は、連
結部6aと取付部6bとからなり、L形状をなしてお
り、その取付部6bが板片7に溶接又はボルト・ナット
等で固着されている。溶接の場合には、その連結片6が
比較的取り外し易い程度に固着されることが望ましい。
さらに、連結部6aは第2大型山形屋根材A2の外皮材
1の端縁より僅かに外方へ突き出すように形成され(第
10図参照)、その連結部6aには第2ボルト孔6cが
穿設されている。
B,Bは構造物の対抗する側壁であって、この両側壁
B,Bの上端には横梁8,8が設けられている。平面的
にみて略並行になった両横梁8,8の略中間にはこれら
横梁8,8と略並行になるように支持部9が設けられて
いる。支持部9は横梁8と同一材であってもよいし、別
部材であってもよい。
その構造物の一側の側壁B上に横梁8にはピンシュー1
0が設けられ、他側の側経B上の横梁8及び支持部9に
はローラーシュー11が夫々設けられている。
次に、本発明の組立工法について説明する。
まず、第1大型山形屋根材A1を大型クレーンにて吊り
上げ、一側の側壁B上の横梁8と支持部9上に配置し、
且つT形接続材4が支持部9上に位置するようにする。
同時に、L形金具3,3がピンシュー10とローラーシ
ュー11とに対応するようにして載置固着する(第1図
参照)。次いで、第2大型山形屋根材A2を前位第1大
型山形屋根材A1と直列になるように、他側の側壁B上
の横梁8と支持部9上に大型クレーンにて吊り上げ、そ
の連結片6を設けた他端を前位第1大型山形屋根A1の
T形接続材4に対向させ(第2図,第3図参照)、次い
で第2大型山形屋根材A2の端縁をT形接続材4の案内
部4bに重合させつつ(第4図参照)、第2大型山形屋
根材A2をローラーシュー11,11上に載置固着す
る。そして、第1大型山形屋根材A1のT形接続材4の
フランジ部4aと第2大型山形屋根材A2の連結片6の
連結部6aが当接した状態(第4図参照)にして、第1
ボルト孔4d,第2ボルト孔6cにボルト12を貫通
し、ナット13にて締め突け、第1大型山形屋根材A1
と第2大型山形屋根材A2とを仮り止めする(第5図参
照)。そして、T形接続材4と第2大型山形屋根材A2
の端縁とを溶接し、確実に溶着した後に、再びボルト1
2,ナット13を取り外す。
このようにすることで、連結片6を第2大型山形屋根材
A2より取り外した,超長大スパンの大型山形屋根材A
が横梁8,8上に葺成する。
第11図は、第1大型山形屋根材A1と第2大型山形屋
根材A2とで、マンサードタイプの大型山形屋根が葺成
される場合を示している。このときは、横梁8,8の略
中間に組立て分解可能な架台が支持部9として設置され
ている。この支持部9は、両側の横梁8,8より僅かに
高い位置になるように構成され、その頂部には固定台1
4が設けられている。この場合でも、第1大型山形屋根
材A1と第2大型山形屋根材A2との組立施工は、前記
実施例における第1大型山形屋根材A1と第2大型山形
屋根材A2と同様に行なうが、固定台14は、第1大型
山形屋根材A1及び第2大型山形屋根材A2を夫々施工
し、マンザードタイプの大型山形屋根を葺成した後に分
解する。
〔発明の効果〕
本発明においては、長手方向の一端にT形接続材4を設
けた断面山形状の第1大型山形屋根材A1と、この第1
大型山形屋根材A1と同断面形状で長手方向他端に連結
片6を設けた第2大型山形屋根材A2とを備え、構造物
の対向する側壁B,B上に設けた両横梁8,8の中間に
支持部9を配置しておき、前記第1大型山形屋根材A1
と第2大型山形屋根材A2とを、横梁8支持部9上に順
次大型クレーンにて載置し、支持部9上にて第2大型山
形屋根材A2の端縁をT形接続材4の案内部4bに重合
し、T形接続材4と連結片6とをボルト12ナット13
にて仮り止めし、次いでT形接続材4と第2大型山形屋
根材A2の端縁を溶接した,超長大スパンの大型山形屋
根の現場組立工法としたことにより、まず第1の超長大
スパンの大型山形屋根材Aが超大型クレーンを使用しな
くても葺成できるし、第2に輸送も容易にできるし、第
3に葺成が簡易且つ迅速にできる等の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、近年,大型構造物の
増加に伴って葺成される屋根も大型化しており、出願人
が研究,開発した大型山形屋根においてもその傾向にあ
る。このように、超長大スパンとなると、例えば、約4
0m乃至約70mとなると、その長大スパンの大型山形
屋根材を連続させて連続梁として施工する必要がある。
しかるに、その連続梁としての複数の大型山形屋根材を
地上で組み立てることは可能であるが、組立後に、この
直列となった複数の超長大スパンの大型山形屋根材を、
大型クレーンで吊り上げるには、超大型クレーンが必要
とされるが、わが国の現在の建築業界では、使用に際し
て膨大な費用を必要とする欠点もあるし、また施工費の
面で問題がないとしても、使用スペースにも問題があ
り、現場付近の道幅が狭いと超大型クレーンが使用でき
ず、連続梁なる超長大スパンの大型山形屋根の葺成が困
難となっている大きな問題点があった。
そこで本発明においては、超長大スパンの大型山形屋根
材Aを第1大型山形屋根材A1と第2大型山形屋根材A
2とから構成し、第1大型山形屋根材A1と第2大型山
形屋根材A2とを夫々単体にて運搬及び吊り上げ可能と
したものである。このため、現場にても、現在の建築業
界に存在する普通の大型クレーンにても充分に吊り上げ
可能となっており、超長大スパンの大型山形屋根材Aを
容易に施工ができる極めて大きな効果がある。
さらに、輸送時においても、第1大型山形屋根材A1,
第2大型山形屋根材A2は一般の大型トラックにて搬送
可能となり特殊な車輌が不要となり、施工費の面で極め
て節約することができる。
次に、第1大型山形屋根材A2にはT形接続材4が、第
2大型山形屋根材A2には連結片6が夫々設けてあるの
で、大型クレーンにて第1大型山形屋根材A1及び第2
大型山形屋根材A2を吊り上げて横梁8支持部9上に載
置した後は、第1大型山形屋根材A1第2大型山形屋根
材A2をボルト12ナット13で仮り止めすることで、
この時に、地震等の外力が大型山形屋根材Aに作用して
も、充分に耐えうるものにできるし、安全なる接続作業
ができ、さらには、第1大型山形屋根材A1と第2大型
山形屋根材A2とを正確に直列に位置決めでき、溶接作
業が極めて効率的にできるものである。
また、第1大型山形屋根材A1と第2大型山形屋根材A
2とを横梁8支持部9上に順次大型クレーンにて載置
し、これらを順次繰り返している間に、最初に載置した
第1大型山形屋根材A1と第2大型山形屋根材A2とを
連続梁状にした後に、大型ゆえにその山形の一側面に太
陽熱が当たると、平面的にみて目視では、極めて僅かで
はあるが弓なり状に変形することがあり、これによっ
て、その接続箇所に大きな力の熱応力が発生し、折角,
正確な位置決めを行っても、すぐに葺成誤差が生じ、大
型山形屋根材Aの正確な葺成が困難となっており、この
ような重大な不都合に対し、第1大型山形屋根材A1と
第2大型山形屋根材A2とを横梁8支持部9上に載置し
た後、即座に、第1大型山形屋根材A1と第2大型山形
屋根材A2とをボルト12ナット13にて仮り止めを行
うことにより、一旦正確な位置決めを行うと、その仮り
止めにて、ずれや、葺成誤差が殆ど生じにくくなり、施
工を整然かつ効率的に行うことができるものであり、ひ
いては迅速な施工ができるものである。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1
図,第2図は第1大型山形屋根材,第2大型山形屋根材
を構造物上に葺成している工程を示す略示図、第3図乃
至第6図は本発明の要部の施工工程を示す略示図、第7
図は第1大型山形屋根材の一部斜視図、第8図は第7図
の側面図、第9図は第2大型山形屋根材の一部斜視図、
第10図は第9図の側面図、第11図は第1図,第2図
とは別の施工法の実施例を示す略示図である。 A1……第1大型山形屋根材、 4……T形接続材、4b……案内部、 A2……第2大型山形屋根材、 6……連結片、B……側壁、 8……横梁、9……支持部、 12……ボルト、13……ナット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向の一端にT形接続材を設けた断面
    山形状の第1大型山形屋根材と、この第1大型山形屋根
    材と同断面形状で長手方向他端に連結片を設けた第2大
    型山形屋根材とを備え、構造物の対向する側壁上に設け
    た両横梁の中間に支持部を配置しておき、前記第1大型
    山形屋根材と第2大型山形屋根材とを、横梁、支持部上
    に順次大型クレーンにて載置し、支持部上にて第2大型
    山形屋根材の端縁をT形接続材の案内部に重合し、T形
    接続材と連結片とをボルト,ナットにて仮り止めし、次
    いでT形接続材と第2大型山形屋根材の端縁を溶接した
    ことを特徴とした超長大スパンの大型山形屋根の現場組
    立工法。
JP7092786A 1986-03-31 1986-03-31 超長大スパンの大型山形屋根の現場組立工法 Expired - Lifetime JPH0623464B2 (ja)

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JPS62228558A JPS62228558A (ja) 1987-10-07
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