JP2000213094A - サンドイッチ複合床版 - Google Patents

サンドイッチ複合床版

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JP2000213094A
JP2000213094A JP11013836A JP1383699A JP2000213094A JP 2000213094 A JP2000213094 A JP 2000213094A JP 11013836 A JP11013836 A JP 11013836A JP 1383699 A JP1383699 A JP 1383699A JP 2000213094 A JP2000213094 A JP 2000213094A
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JP
Japan
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plate
plate member
lower plate
joining
steel shell
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JP11013836A
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English (en)
Inventor
Mamoru Sugizaki
守 杉崎
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量で低コストに構成できると共に高い疲労強
度を得ることのできるサンドイッチ複合床版を提供す
る。 【解決手段】サンドイッチ複合床版20は、下面板21
と上面板22とが、頂部に平坦部23aを有する所定高
さの三角波状を呈する波状接合板23によって所定の間
隔に保持されて形成された床版鋼殻体20Aの内部にコ
ンクリートが充填打設されてコンクリート層20Bが形
成されて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート層を
鋼板製の上面板と下面板で挟んで強度合成されて構成さ
れるサンドイッチ複合床版に関する。
【0002】
【従来の技術】橋梁や高架道路を構成する床版構造とし
ては、従来より、鉄筋により補強されたコンクリートに
よるRC床版と鋼板を用いる鋼床版があるが、近時、鋼
板とコンクリートを強度合成可能に複合化して構成され
る複合床版が提案されている。
【0003】このような複合床版として、図6に概念的
な断面斜視図を示すようなサンドイッチ複合床版と呼ば
れるものがある。これは、鋼板製の下面板51と上面板
52が接合部材53を介して所定間隔で結合されて成る
床版鋼殻体50Aの内部にコンクリート層50Bが形成
されているものである。これにより、コンクリート層5
0Bは下面板51と上面板52に挟まれる閉塞空間に充
填されて強度合成されるために高い剛性を得ることがで
き、全体を薄く構成できる。
【0004】図示サンドイッチ複合床版では、床版鋼殻
体50Aは、鋼板製の下面板51の上面に図示しない複
数の透孔を備えた所定高さ(床版厚さと略等しい高さ)
の接合部材53がその板面を橋幅方向として橋軸方向に
所定間隔で溶接固定されて立設されると共に、この接合
部材53の上縁部に当該接合部材53によって仕切られ
た橋軸方向の区画と対応する単位上面板52Aがそれぞ
れ溶接固定され、コンクリート層50Bはその内部にコ
ンクリートが充填打設されることで形成される。
【0005】接合部材53は、部分拡大断面図である図
7(A)に示すように板状であったり、(B)に示すよ
うに断面形状T字状であって下面板51にT継手によっ
て溶接固定され、上面板52(単位上面板52A)は接
合部材53が板状の場合ではその側面にT継手によって
接合され、接合部材53が断面形状T字状の場合ではそ
のフランジに重ね継手によって溶接固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき構成のサンドイッチ複合床版では、下面板に接合
部材を溶接するための厚さを必要とし、重量が増大する
と共に製作及び建設コストの上昇を招来するという問題
があった。また、溶接による接合構造に起因して高い疲
労強度が得られないという問題もある。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、軽量で低コストに構成できると共に高い疲労
強度を得ることのできるサンドイッチ複合床版を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する本発明
のサンドイッチ複合床版は、下面を形成する下面板部材
と、上面を形成する上面板部材とが、前記下面板部材に
沿う部位と前記上面板部材に沿う部位とが所定ピッチで
交互に凹凸に形成された所定高さの三角波形状の接合部
材によって所定間隔で結合されて鋼殻体が形成されると
共に、該鋼殻体の内部にコンクリートが充填打設されて
構成されていることを特徴とする。
【0009】また、下面を形成する下面板部材と、上面
を形成する上面板部材とが、前記下面板部材にネジによ
って締結された所定高さの接合部材によって所定間隔で
結合されて鋼殻体が形成されると共に、該鋼殻体の内部
にコンクリートが充填打設されて構成されていることを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本願発
明の実施の形態について説明する。
【0011】図1は本願発明に係るサンドイッチ複合床
版の一例を適用した橋梁の部分断面斜視図,図2はその
縦(橋軸方向)断面図,図3は横断面図である。
【0012】図示橋梁1は、主桁11と横桁12によっ
て構成される主構造10が橋脚3に支承2を介して支持
され、主構造10の上面にサンドイッチ複合床版20が
支持されて構成されている。
【0013】主構造10は、幅方向左右に一対の主桁1
1(一方は図示しない)が配設されると共に、これら主
桁11の間に横桁12が所定間隔で配設されて構成され
ている。主桁11及び横桁12は、それぞれ鋼板によっ
て断面形状が所定高さのI形に形成されており、横桁1
2は側端縁が主桁11の腹板に溶接によって固定され、
その主桁11と横桁12の交差結合部位で橋脚3に支持
されている。
【0014】サンドイッチ複合床版20は、鋼殻体とし
ての床版鋼殻体20Aの内部にコンクリートが充填打設
されてコンクリート層20Bが形成されて構成されてい
る。
【0015】床版鋼殻体20Aは、図2のX部拡大図で
ある図4(A)に示すように、それぞれ所定厚さの鋼板
である下面板部材としての下面板21と、上面板部材と
しての上面板22とが、接合部材としての波状接合板2
3によって所定の間隔に保持されて形成されている。
【0016】波状接合板23は、図5に分解断面図を示
すように、所定厚さの鋼板によって、頂部に平坦部23
aを有する三角山形で両裾の端縁部にそれぞれ固定平板
部23bを備えた断面形状で、斜面部に複数の透孔23
cが形成されて成る単位接合板23Aが、その稜線方向
を橋軸と直交する方向とし、固定平板部23bを重合さ
せて下面板21の上面に複数並設されると共に、固定平
板部23bの重合部位を下面板21に下側から貫通する
高張力ボルト24とそれに螺合したナット25によって
締結され、全体としては頂部に平坦部23aを有する所
定高さの三角波状を呈するようになっている。
【0017】このような形状の波状接合板23は、同じ
肉厚の平坦な鋼板に比較して稜線方向の曲げ強度が極め
て大きく、これによって床版鋼殻体20Aを高剛性に構
成できる。特にその稜線方向を主桁によって間欠支持さ
れる方向である橋軸直交方向とすることで、現場にてコ
ンクリート層20bのコンクリートを打設する場合でも
主構造10の上に自立的に位置し得る剛性を確保できる
ため、当該作業時における支保工が不要となって作業性
の向上に寄与する。また、下面板21への結合をボルト
・ナット24・25による締結によって行うため、溶接
によって結合する場合のように下面板21に厚さを必要
とせず、軽量化が可能であると共に溶接に起因する疲労
強度の低下も防ぐことができる。尚、下面板21との締
結に用いるボルトは、高張力ボルトに限るものではな
い。
【0018】波状接合板23と上面板22は、図4
(A)及びその平面図である(B)に示すように、波状
接合板23の上部平坦部23aと対応する上面板22の
部位に開口形成された所定径の透孔22Aの内周部を隅
肉溶接することによって結合されている。尚、当該部位
の結合構造はこれに限るものではなく、上面板22の上
側からレーザーを用いてスポット溶接する他の構造であ
っても良いものである。
【0019】ここで、上記のごとく構成されたサンドイ
ッチ複合床版20の施工は、製作工場においてコンクリ
ートを打設して所定サイズに完成されたものを施工現場
に搬送して主構造10の上に載置し、ジベル結合等によ
って主構造10と結合する工法、下面板21と波状接合
板23が結合された所定サイズの組立途中状態の床版鋼
殻体20Aを現場に搬送して主構造10上に載置して主
構造10とボルト・ナット等によって結合した後、上面
板22を溶接結合して床版鋼殻体20Aを完成させ、側
方開口部又は適宜位置に開口形成された充填口を介して
コンクリートを充填打設してコンクリート層20Bを形
成する工法、の何れによって行っても良く、施工現場の
状況や工期に基づいて適宜選択可能なものである。
【0020】而して、上記のごとく構成されたサンドイ
ッチ複合床版20では、床版鋼殻体20Aと、その内部
に打設されたコンクリート層20Bとが、波状接合板2
3の透孔23cを介して一体化すると共に波状接合板2
3を下面板21に結合するボルト・ナット24・25が
ジベルとして機能することによって強固に結合され、強
度合成可能に一体化するため、高い剛性を得ることがで
き、全体を薄く軽量に構成できる。
【0021】また、鋼板鋼殻体20Aは、下面板21と
波状接合板23とがボルト・ナット24・25によって
締結されて構成されているため、溶接による結合の場合
のように下面板21に厚さを必要とせず、軽量化が可能
であると共に疲労強度の低下を防ぐことができる。
【0022】尚、このような下面板21と接合部材(波
状接合板23)をボルト・ナット24・25による締結
構造とすることによる効果は、接合部材が三角波形状に
限らず、例えば接合部材としてI形鋼を用いると共にそ
の下フランジを介して下面板21に締結する構成として
も得ることができるものである。また、上記構成例で
は、波状接合板23は断面形状が三角山形の単位接合板
23Aを連続して配設することで全体として波形を呈す
るようになっているが、波形に形成されたものを用いて
も良いものである。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るサンド
イッチ複合床版によれば、下面を形成する下面板部材
と、上面を形成する上面板部材とが、下面板部材に沿う
部位と上面板部材に沿う部位とが所定ピッチで交互に凹
凸に形成された所定高さの三角波形状の接合部材によっ
て所定間隔で結合されて鋼殻体が形成されると共に、該
鋼殻体の内部にコンクリートが充填打設されて構成され
ていることにより、三角波形状の接合部材の機能によっ
て軽量で高剛性に構成できる。
【0024】また、接合部材が下面板部材にネジによっ
て締結されていることにより、結合部材と下面板部材と
を溶接によって結合する場合のように下面板部材に厚さ
を必要とせず、軽量化が可能であると共に溶接に起因す
る疲労強度の低下を防ぐことができ、軽量で耐久性の高
い床版と成し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るサンドイッチ複合床版の一例を
適用した橋梁の部分断面斜視図である。
【図2】その縦断面図である。
【図3】その横断面図である。
【図4】(A)は図2のX部拡大図,(B)はその平面
図である。
【図5】波状接合板の分解断面図である。
【図6】従来例としてのサンドイッチ複合床版の概念的
な断面斜視図である。
【図7】接合部材を示すサンドイッチ複合床版の部分拡
大断面図であり、(A)は板状,(B)はT形を示す。
【符号の説明】
20 サンドイッチ複合床版 20A 床版鋼殻体(鋼殻体) 20B コンクリート層 21 下面板(下面板部材) 22 上面板(上面板部材) 23 波状接合板(接合部材) 23a 上部平坦部(上面板部材に沿う部位) 23b 固定平板部(下面板部材に沿う部位) 24 ボルト(ネジ) 25 ナット(ネジ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面を形成する下面板部材と、上面を形
    成する上面板部材とが、前記下面板部材に沿う部位と前
    記上面板部材に沿う部位とが所定ピッチで交互に凹凸に
    形成された所定高さの三角波形状の接合部材によって所
    定間隔で結合されて鋼殻体が形成されると共に、該鋼殻
    体の内部にコンクリートが充填打設されて構成されてい
    ることを特徴とするサンドイッチ複合床版。
  2. 【請求項2】 上記接合部材は、上記下面板部材にネジ
    によって締結されて構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のサンドイッチ複合床版。
  3. 【請求項3】 下面を形成する下面板部材と、上面を形
    成する上面板部材とが、前記下面板部材にネジによって
    締結された所定高さの接合部材によって所定間隔で結合
    されて鋼殻体が形成されると共に、該鋼殻体の内部にコ
    ンクリートが充填打設されて構成されていることを特徴
    とするサンドイッチ複合床版。
JP11013836A 1999-01-22 1999-01-22 サンドイッチ複合床版 Pending JP2000213094A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255196A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Yokogawa Sumikin Bridge Corp 鋼・コンクリート合成床版
JP2017002508A (ja) * 2015-06-08 2017-01-05 ドーエイ外装有限会社 目地プレートおよび床用目地装置
CN109853382A (zh) * 2019-03-22 2019-06-07 中铁大桥科学研究院有限公司 一种桥面板拼装单元及应用该拼装单元的桥面结构
CN110055893A (zh) * 2019-05-31 2019-07-26 山东省交通规划设计院 一种波纹钢-橡胶混凝土组合桥面板
CN111663441A (zh) * 2019-03-06 2020-09-15 郝苏 一类用于桥梁和其它大型结构承载面的波型板基结构复合材料

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