JPH06235290A - ドレーン材等の切断装置を備えたシールド掘進機 - Google Patents
ドレーン材等の切断装置を備えたシールド掘進機Info
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- JPH06235290A JPH06235290A JP5022794A JP2279493A JPH06235290A JP H06235290 A JPH06235290 A JP H06235290A JP 5022794 A JP5022794 A JP 5022794A JP 2279493 A JP2279493 A JP 2279493A JP H06235290 A JPH06235290 A JP H06235290A
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Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シールド掘進機の掘進作業を停止させること
なく、ドレーン材等の切断を効率良く行う。 【構成】 シールド掘進機1の前面に設けられているカ
ッタヘッドの外側部にウォーターノズル取付ボス11を
配設し、そして、該ウォーターノズル取付ボス11に取
付けてあるウォーターノズル12からの超高圧ジェット
水Wの噴射方向がドレーン材21の有効切断距離Lであ
って、且つ、シールド掘進機1が前進したとき、該シー
ルド掘進機1の断面周辺に略接する部位に向って該ウォ
ーターノズル12が取付けられている。
なく、ドレーン材等の切断を効率良く行う。 【構成】 シールド掘進機1の前面に設けられているカ
ッタヘッドの外側部にウォーターノズル取付ボス11を
配設し、そして、該ウォーターノズル取付ボス11に取
付けてあるウォーターノズル12からの超高圧ジェット
水Wの噴射方向がドレーン材21の有効切断距離Lであ
って、且つ、シールド掘進機1が前進したとき、該シー
ルド掘進機1の断面周辺に略接する部位に向って該ウォ
ーターノズル12が取付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドレーン材等の切断
装置を備えたシールド掘進機に関するものであり、特
に、ドレーン材を切断する装置としてウォータージェッ
ト又は該ウォータージェットとカッティングブレードを
用いたシールド掘進機に関するものである。
装置を備えたシールド掘進機に関するものであり、特
に、ドレーン材を切断する装置としてウォータージェッ
ト又は該ウォータージェットとカッティングブレードを
用いたシールド掘進機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シールド工法に於て、ドレーン材と称せ
られる合成繊維束が切羽面に出現することがある。而し
て、該ドレーン材は切断して之を撤去する必要がある
が、その切断方式として、薬液注入によって切羽地盤を
改良安定した後、作業員がシールド掘進機の前面に設け
た隔壁と切羽との間に入り、そして、ピックやガス切断
器等を用いて該ドレーン材を切断する方式及びシールド
掘進機の前端面に配設されているカッタビットにドレー
ン材を引掛して該ドレーン材を強制的に引き裂いて切断
する方式等が知られている。
られる合成繊維束が切羽面に出現することがある。而し
て、該ドレーン材は切断して之を撤去する必要がある
が、その切断方式として、薬液注入によって切羽地盤を
改良安定した後、作業員がシールド掘進機の前面に設け
た隔壁と切羽との間に入り、そして、ピックやガス切断
器等を用いて該ドレーン材を切断する方式及びシールド
掘進機の前端面に配設されているカッタビットにドレー
ン材を引掛して該ドレーン材を強制的に引き裂いて切断
する方式等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の前者
は、作業員がシールド掘進機の隔壁と切羽との間に入っ
てドレーン材の切断作業を行っている間は、該シールド
掘進機の運転を一時停止させねばならないので、掘進効
率が低下し、更に、前記隔壁と切羽との間の空間は狭い
ので作業性が悪く、且つ、切断時に生じるガス等によっ
て作業環境が悪化して極めて危険であると共に、圧気下
の作業であるため苦渋作業となる。又、前記後者の場合
は、ドレーン材を強引にカッタビットでシールドに取り
込もうとするのであるから、周辺地盤を乱し、地表面の
沈下を招くと共に、ドレーン材がカッタビットに絡み付
く恐れもある。
は、作業員がシールド掘進機の隔壁と切羽との間に入っ
てドレーン材の切断作業を行っている間は、該シールド
掘進機の運転を一時停止させねばならないので、掘進効
率が低下し、更に、前記隔壁と切羽との間の空間は狭い
ので作業性が悪く、且つ、切断時に生じるガス等によっ
て作業環境が悪化して極めて危険であると共に、圧気下
の作業であるため苦渋作業となる。又、前記後者の場合
は、ドレーン材を強引にカッタビットでシールドに取り
込もうとするのであるから、周辺地盤を乱し、地表面の
沈下を招くと共に、ドレーン材がカッタビットに絡み付
く恐れもある。
【0004】そこで、シールド掘進機の作業を停止する
ことなく、ドレーン材等の切断を効率良く行うために解
決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明
は該課題を解決することを目的とする。
ことなく、ドレーン材等の切断を効率良く行うために解
決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明
は該課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、シールド掘進機
の前方部に配設されたカッタヘッドの外周側部にウォー
ターノズルを突設したウォーターノズル取付ボスを設
け、更に、該ウォーターノズルからの超高圧ジェット水
の噴射方向が、ドレーン材等の切断有効距離であって、
且つ、シールド掘進機が前進したとき、該シールド掘進
機の断面周辺に略接する部位に向かうように、該ウォー
ターノズルが外方へ向って斜設せられたことを特徴とす
るドレーン材等の切断装置を備えたシールド掘進機、及
び上記ウォーターノズルはカッタヘッドの回転軌跡の全
周辺に及んで超高圧ジェット水を噴射すると共に、該カ
ッタヘッドの外周部には該ウォーターノズルの外にカッ
ティングブレードが回転自在に取付けられていることを
特徴とする請求項1記載のドレーン材等の切断装置を備
えたシールド掘進機、並びに上記ウォーターノズルから
の超高圧ジェット水の噴射は、カッタヘッドの中心より
左右に略45度の範囲内の上方部位に於ては遮断される
か、或いは減少せらることを特徴とする請求項2記載の
ドレーン材等の切断装置を備えたシールド掘進機を提供
するものである。
成するために提案せられたものであり、シールド掘進機
の前方部に配設されたカッタヘッドの外周側部にウォー
ターノズルを突設したウォーターノズル取付ボスを設
け、更に、該ウォーターノズルからの超高圧ジェット水
の噴射方向が、ドレーン材等の切断有効距離であって、
且つ、シールド掘進機が前進したとき、該シールド掘進
機の断面周辺に略接する部位に向かうように、該ウォー
ターノズルが外方へ向って斜設せられたことを特徴とす
るドレーン材等の切断装置を備えたシールド掘進機、及
び上記ウォーターノズルはカッタヘッドの回転軌跡の全
周辺に及んで超高圧ジェット水を噴射すると共に、該カ
ッタヘッドの外周部には該ウォーターノズルの外にカッ
ティングブレードが回転自在に取付けられていることを
特徴とする請求項1記載のドレーン材等の切断装置を備
えたシールド掘進機、並びに上記ウォーターノズルから
の超高圧ジェット水の噴射は、カッタヘッドの中心より
左右に略45度の範囲内の上方部位に於ては遮断される
か、或いは減少せらることを特徴とする請求項2記載の
ドレーン材等の切断装置を備えたシールド掘進機を提供
するものである。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明は、シールド掘進機のカッ
タヘッドの外周側部に組み込まれているウォーターノズ
ルより超高圧ジェット水を切羽面に向って噴射する。こ
のとき、該ウォーターノズルから噴射される超高圧ジェ
ット水は、シールド掘進機の推進時に於て該シールド掘
進機の断面周辺に略接する部位に向って噴射される。而
も、該超高圧ジェット水によって切断するための最も有
効な距離を例えば40cm位とすれば、該40cmの距離が
前記シールド掘進機の断面周辺に略接する点になるの
で、該ウォーターノズルはカッタヘッドの回転によって
ドレーン材をシールド掘進機の断面周辺部に沿って最も
効率良く切断することになり、依って、該カッタヘッド
に取付けられているカッタビット等にて該ドレーン材が
引き込まれることがなくなる。斯くして、シールド掘進
機による切羽面の掘削作業とウォータージェット水によ
るドレーン材の切断作業とが同時に行われることにな
る。
タヘッドの外周側部に組み込まれているウォーターノズ
ルより超高圧ジェット水を切羽面に向って噴射する。こ
のとき、該ウォーターノズルから噴射される超高圧ジェ
ット水は、シールド掘進機の推進時に於て該シールド掘
進機の断面周辺に略接する部位に向って噴射される。而
も、該超高圧ジェット水によって切断するための最も有
効な距離を例えば40cm位とすれば、該40cmの距離が
前記シールド掘進機の断面周辺に略接する点になるの
で、該ウォーターノズルはカッタヘッドの回転によって
ドレーン材をシールド掘進機の断面周辺部に沿って最も
効率良く切断することになり、依って、該カッタヘッド
に取付けられているカッタビット等にて該ドレーン材が
引き込まれることがなくなる。斯くして、シールド掘進
機による切羽面の掘削作業とウォータージェット水によ
るドレーン材の切断作業とが同時に行われることにな
る。
【0007】次に、請求項2記載の発明は、シールド掘
進機のカッタヘッドの回転に伴い、該カッタヘッドに組
み込まれているカッティングブレードが回転し乍ら、回
転軌跡に沿って切羽面に現われているドレーン材等を切
断する。而して、該ドレーン材は土圧等の影響をうけて
歪曲していることがある。この場合は、該カッティング
ブレードによって該切断部位の全巾を切断できないこと
があるが、この未切断部分は上記ウォータージェットに
よって確実に切断される。依って、シールド掘進機によ
る切羽面の掘削作業とドレーン材等の切断作業が同時、
且つ円滑に行われることができる。斯くして、該カッテ
ィングブレードは大型のものを用いる必要がないので該
カッティングブレードをカッタヘッドに取付けることも
容易となる。
進機のカッタヘッドの回転に伴い、該カッタヘッドに組
み込まれているカッティングブレードが回転し乍ら、回
転軌跡に沿って切羽面に現われているドレーン材等を切
断する。而して、該ドレーン材は土圧等の影響をうけて
歪曲していることがある。この場合は、該カッティング
ブレードによって該切断部位の全巾を切断できないこと
があるが、この未切断部分は上記ウォータージェットに
よって確実に切断される。依って、シールド掘進機によ
る切羽面の掘削作業とドレーン材等の切断作業が同時、
且つ円滑に行われることができる。斯くして、該カッテ
ィングブレードは大型のものを用いる必要がないので該
カッティングブレードをカッタヘッドに取付けることも
容易となる。
【0008】次に、請求項3記載の発明に於ては、前記
ウォーターノズルからの超高圧ジェット水の噴射がシー
ルド掘進機のカッタヘッド中心上方部の左右約45度、
即ち約90度の範囲内に於ては一時停止するか、或いは
該超高圧ジェット水の圧力を減少するので特に軟弱地盤
を掘進しているとき、トンネルの上方部が該超高圧ジェ
ット水の噴射にて崩落するようなことはなく、円滑なる
掘進とドレーン材等の切断作業ができる。このとき、前
記90度の範囲内に於ても上記カッティングブレードに
よる切断は行われるのであるから、たとえ、該ドレーン
材が歪曲していても、該カッティングブレードによる切
断巾もドレーン材の大部分に及ぶことは当然であるか
ら、未切断部分はカッタヘッドの回転時にカッタビット
に引掛したとしても容易にちぎられることになり、依っ
て、ドレーン材全体をカッタビットにて引き込んで地山
の崩落現象を来すようなことはない。斯くしてシールド
掘進機による掘進作業とドレーン材等の切断作業とが同
時、且つ、円滑に行われることになる。
ウォーターノズルからの超高圧ジェット水の噴射がシー
ルド掘進機のカッタヘッド中心上方部の左右約45度、
即ち約90度の範囲内に於ては一時停止するか、或いは
該超高圧ジェット水の圧力を減少するので特に軟弱地盤
を掘進しているとき、トンネルの上方部が該超高圧ジェ
ット水の噴射にて崩落するようなことはなく、円滑なる
掘進とドレーン材等の切断作業ができる。このとき、前
記90度の範囲内に於ても上記カッティングブレードに
よる切断は行われるのであるから、たとえ、該ドレーン
材が歪曲していても、該カッティングブレードによる切
断巾もドレーン材の大部分に及ぶことは当然であるか
ら、未切断部分はカッタヘッドの回転時にカッタビット
に引掛したとしても容易にちぎられることになり、依っ
て、ドレーン材全体をカッタビットにて引き込んで地山
の崩落現象を来すようなことはない。斯くしてシールド
掘進機による掘進作業とドレーン材等の切断作業とが同
時、且つ、円滑に行われることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4に従
って詳述する。図に於て1はシールド掘進機を示す。該
シールド掘進機1の前端部にカッタビット2,2…を取
付けられたカッタスポーク3が設けられている。図示例
では該カッタスポーク3は十字状に形成されてカッタヘ
ッドを形成しているが、該カッタヘッドは之に限定せら
るべきではない。而して、該カッタスポーク3は回転軸
4に固設されており、更に、該回転軸4の後部を該カッ
タスポーク3と一定間隔を有してシールド掘進機1の前
面に設けられた隔壁5を挿通せしめて大歯車6を嵌着
し、そして、該大歯車6を駆動モータ7のピニオンギヤ
8と歯合せしめて該カッタスポーク3を回転せしめ、該
カッタスポーク3に取付けられている前記カッタビット
2,2…にて切羽面9を掘削し、そして、ズリはスクリ
ューコンベヤ10を介して外部に排出されるのである。
って詳述する。図に於て1はシールド掘進機を示す。該
シールド掘進機1の前端部にカッタビット2,2…を取
付けられたカッタスポーク3が設けられている。図示例
では該カッタスポーク3は十字状に形成されてカッタヘ
ッドを形成しているが、該カッタヘッドは之に限定せら
るべきではない。而して、該カッタスポーク3は回転軸
4に固設されており、更に、該回転軸4の後部を該カッ
タスポーク3と一定間隔を有してシールド掘進機1の前
面に設けられた隔壁5を挿通せしめて大歯車6を嵌着
し、そして、該大歯車6を駆動モータ7のピニオンギヤ
8と歯合せしめて該カッタスポーク3を回転せしめ、該
カッタスポーク3に取付けられている前記カッタビット
2,2…にて切羽面9を掘削し、そして、ズリはスクリ
ューコンベヤ10を介して外部に排出されるのである。
【0010】而して、前記カッタスポーク3の先端部を
切欠3aし、該切欠部3aに、ウォーターノズル取付ボ
ス11を前後に180度回転可能に取付ける。従って、
該ウォーターノズル取付ボス11は該カッタスポーク3
の先端部を構成することになり、そして、該ウォーター
ノズル取付ボス11の前方にウォーターノズル12が取
替自在に嵌着又は螺着されている。又、該ウォーターノ
ズル12を有する該ウォーターノズル取付ボス11はカ
ッタスポーク3の先端部及び中間部に各1個宛設けられ
ている。
切欠3aし、該切欠部3aに、ウォーターノズル取付ボ
ス11を前後に180度回転可能に取付ける。従って、
該ウォーターノズル取付ボス11は該カッタスポーク3
の先端部を構成することになり、そして、該ウォーター
ノズル取付ボス11の前方にウォーターノズル12が取
替自在に嵌着又は螺着されている。又、該ウォーターノ
ズル12を有する該ウォーターノズル取付ボス11はカ
ッタスポーク3の先端部及び中間部に各1個宛設けられ
ている。
【0011】又、該ウォーターノズル取付ボス11の下
部に大歯車13を嵌着し、そして、該大歯車13を反転
駆動モータ14のピニオンギヤ15と歯合させ、そし
て、該ウォーターノズル取付ボスの軸部11aに軸受1
6を介して該カッタスポーク3に支持され、該反転駆動
モータ14の駆動にて前方及び後方へ180度回転でき
るように構成されている。
部に大歯車13を嵌着し、そして、該大歯車13を反転
駆動モータ14のピニオンギヤ15と歯合させ、そし
て、該ウォーターノズル取付ボスの軸部11aに軸受1
6を介して該カッタスポーク3に支持され、該反転駆動
モータ14の駆動にて前方及び後方へ180度回転でき
るように構成されている。
【0012】又、前記回転軸4の中心軸方向には超高圧
ジェット水通路4aが開穿され、そして、該超高圧ジェ
ット水通路4aの前端部はスイベルジョイント17を介
して配管18と連結し、そして、該配管18を前記ウォ
ーターノズル12と連結してある。更に、該超高圧ジェ
ット水通路4aの後端部もスイベルジョイント17を介
して高圧ホース19に連結され、そして、該高圧ホース
19をジェットポンプ20に連結して、該ジェットポン
プ20にて生成される超高圧ジェット水Wを前記ウォー
ターノズル12より切羽面9に噴出せしめ、該超高圧ジ
ェット水Wにて該切羽面9に現れている合成繊維束のド
レーン材21,21…等を切断することができるように
構成されている。
ジェット水通路4aが開穿され、そして、該超高圧ジェ
ット水通路4aの前端部はスイベルジョイント17を介
して配管18と連結し、そして、該配管18を前記ウォ
ーターノズル12と連結してある。更に、該超高圧ジェ
ット水通路4aの後端部もスイベルジョイント17を介
して高圧ホース19に連結され、そして、該高圧ホース
19をジェットポンプ20に連結して、該ジェットポン
プ20にて生成される超高圧ジェット水Wを前記ウォー
ターノズル12より切羽面9に噴出せしめ、該超高圧ジ
ェット水Wにて該切羽面9に現れている合成繊維束のド
レーン材21,21…等を切断することができるように
構成されている。
【0013】而して、該カッタスポーク3の外周側部に
設けてある上記ウォーターノズル12は、図2に示す如
く該ウォーターノズル12からの超高圧ジェット水Wの
噴射方向はドレーン材21,21…の全巾(約10cm)
の有効切断距離L(約40cm)の点がシールド掘進機1
の前進位置の断面周辺に略接する部位に向くように該ウ
ォーターノズル12を外方へ向って斜設してある。
設けてある上記ウォーターノズル12は、図2に示す如
く該ウォーターノズル12からの超高圧ジェット水Wの
噴射方向はドレーン材21,21…の全巾(約10cm)
の有効切断距離L(約40cm)の点がシールド掘進機1
の前進位置の断面周辺に略接する部位に向くように該ウ
ォーターノズル12を外方へ向って斜設してある。
【0014】斯くして、該ウォーターノズル12は該カ
ッタスポーク3の回転に基いてシールド掘進機1の断面
周辺部位のドレーン材21,21…を効果的に切断する
ことができる。更に、該カッタスポーク3の中間部に設
けてあるウォーターノズル12は、該ウォーターノズル
12から噴射される前記超高圧ジェット水Wが切羽面に
現われるドレーン材21,21…に直交するように配設
されており、従って該中間部位のウォーターノズル12
は、カッタスポーク3の回転によって前記ドレーン材2
1,21…の中間部位を該ウォーターノズル12の回転
軌跡に対応して切断することになり、依って、該ドレー
ン材21,21…がカッタビット2,2…に引掛して該
ドレーン材21,21…をカッタビット2,2…にて引
き込むことがないように構成されている。
ッタスポーク3の回転に基いてシールド掘進機1の断面
周辺部位のドレーン材21,21…を効果的に切断する
ことができる。更に、該カッタスポーク3の中間部に設
けてあるウォーターノズル12は、該ウォーターノズル
12から噴射される前記超高圧ジェット水Wが切羽面に
現われるドレーン材21,21…に直交するように配設
されており、従って該中間部位のウォーターノズル12
は、カッタスポーク3の回転によって前記ドレーン材2
1,21…の中間部位を該ウォーターノズル12の回転
軌跡に対応して切断することになり、依って、該ドレー
ン材21,21…がカッタビット2,2…に引掛して該
ドレーン材21,21…をカッタビット2,2…にて引
き込むことがないように構成されている。
【0015】又、前記超高圧ウォータージェット水Wと
して、水溶性高分子を水に加えたものを用いるを可とす
る。而して、該水溶性高分子としてはアクリル系イオン
性水溶性高分子を用いることができる。然るときは、該
超高圧ウォータージェット水Wによるドレーン材21,
21…の切断が最も効果的に行われるのであるが、之に
限定せらるべきではない。
して、水溶性高分子を水に加えたものを用いるを可とす
る。而して、該水溶性高分子としてはアクリル系イオン
性水溶性高分子を用いることができる。然るときは、該
超高圧ウォータージェット水Wによるドレーン材21,
21…の切断が最も効果的に行われるのであるが、之に
限定せらるべきではない。
【0016】次に、請求項2及び3記載の発明の一実施
例について説明する。図に於て、前記ウォーターノズル
12,12を取付けていない他のカッタスポーク3の両
端部に前後方向を開放した凹部3bを設ける。更に、該
凹部3bの一側部にブレード取付用ボディ22の一端部
を枢着23すると共に、該ブレード取付用ボディ22の
他端部にカッティングブレード24を回転自在に枢支す
る。
例について説明する。図に於て、前記ウォーターノズル
12,12を取付けていない他のカッタスポーク3の両
端部に前後方向を開放した凹部3bを設ける。更に、該
凹部3bの一側部にブレード取付用ボディ22の一端部
を枢着23すると共に、該ブレード取付用ボディ22の
他端部にカッティングブレード24を回転自在に枢支す
る。
【0017】尚、該カッティングブレード24は、その
前方部が前記カッタビット2,2…の先端部より前方へ
突出するように取付けられていると共に、該カッティン
グブレード24はブレード取付用ボディ22内に配設さ
れている油圧モーター(図示せず)にて回転自在に形成
されている。又、該ブレード取付用ボディ22を後方へ
90度倒回させ、更に90度起立させることができるよ
うにするために、該ブレード取付用ボディ22の背面に
可倒シリンダ25のピストンロッド25aの先端部を枢
支し、そして、該可倒シリンダ25をカッタスポーク3
の背面に枢支している。
前方部が前記カッタビット2,2…の先端部より前方へ
突出するように取付けられていると共に、該カッティン
グブレード24はブレード取付用ボディ22内に配設さ
れている油圧モーター(図示せず)にて回転自在に形成
されている。又、該ブレード取付用ボディ22を後方へ
90度倒回させ、更に90度起立させることができるよ
うにするために、該ブレード取付用ボディ22の背面に
可倒シリンダ25のピストンロッド25aの先端部を枢
支し、そして、該可倒シリンダ25をカッタスポーク3
の背面に枢支している。
【0018】而して、前記ウォーターノズル取付ボス1
1及び前記ブレード取付用ボディ22の夫々の回動又は
倒回動作はウォーターノズル12又はカッティングブレ
ード24を交換する際に為されるものであり、且つ、之
等の交換は任意の方法によって行われる。又、該カッテ
ィングブレード24は、地山の土砂が付着してドレーン
材21,21…の切断に支障を来す恐れがある。そこ
で、之を防ぐために該カッティングブレード24に向け
て別途高圧水を噴射することが望ましい。而して、該高
圧水は回転軸4の中心及びカッタスポーク3内に配置さ
れる高圧ホース(図示せず)内を通過させて該カッティ
ングブレード24に向って高圧水を噴射させ、そして、
該カッティングブレード24に付着している土砂を除去
する。尚、高圧ホースの適宜個所にはスイベルジョイン
トが介装される。
1及び前記ブレード取付用ボディ22の夫々の回動又は
倒回動作はウォーターノズル12又はカッティングブレ
ード24を交換する際に為されるものであり、且つ、之
等の交換は任意の方法によって行われる。又、該カッテ
ィングブレード24は、地山の土砂が付着してドレーン
材21,21…の切断に支障を来す恐れがある。そこ
で、之を防ぐために該カッティングブレード24に向け
て別途高圧水を噴射することが望ましい。而して、該高
圧水は回転軸4の中心及びカッタスポーク3内に配置さ
れる高圧ホース(図示せず)内を通過させて該カッティ
ングブレード24に向って高圧水を噴射させ、そして、
該カッティングブレード24に付着している土砂を除去
する。尚、高圧ホースの適宜個所にはスイベルジョイン
トが介装される。
【0019】斯くして、該カッティングブレード24
は、切羽面9に現われるドレーン材21,21…を該カ
ッティングブレード24の回転軌跡に沿って切断する。
このとき、該ドレーン材21,21…は土圧の影響等に
よって歪曲していることがある。然るときは、該カッテ
ィングブレード24によって前記切断面に於てドレーン
材21,21…の全巾(略10cm)に及んで切断できな
いことがあるが、この場合に於ても上記ウォーターノズ
ル12からの超高圧ジェット水Wの噴射によって該未切
断部分も切断され、従って、該ドレーン材21,21…
はシールド掘進機1の略断面周辺部位が切断されること
になり、該シールド掘進機1の掘進時にカッタビット
2,2…に絡みついて引き込まれることはない。依っ
て、地山の崩落を来すことなく該シールド掘進機1によ
る掘進とドレーン材21,21…の切断作業を同時に行
うことができる。
は、切羽面9に現われるドレーン材21,21…を該カ
ッティングブレード24の回転軌跡に沿って切断する。
このとき、該ドレーン材21,21…は土圧の影響等に
よって歪曲していることがある。然るときは、該カッテ
ィングブレード24によって前記切断面に於てドレーン
材21,21…の全巾(略10cm)に及んで切断できな
いことがあるが、この場合に於ても上記ウォーターノズ
ル12からの超高圧ジェット水Wの噴射によって該未切
断部分も切断され、従って、該ドレーン材21,21…
はシールド掘進機1の略断面周辺部位が切断されること
になり、該シールド掘進機1の掘進時にカッタビット
2,2…に絡みついて引き込まれることはない。依っ
て、地山の崩落を来すことなく該シールド掘進機1によ
る掘進とドレーン材21,21…の切断作業を同時に行
うことができる。
【0020】又、前記ウォーターノズル12からの超高
圧ジェット水Wの噴射によってシールド掘進機1の断面
周辺部位を切断するとき、地山が軟弱地盤である場合
は、掘削したトンネルTの上方部が崩落することがあ
る。そこで、少なくともカッタスポーク3の外側部に配
設されているウォーターノズル12からの超高圧ジェッ
ト水Wの噴射を該ウォーターノズル12の回転軌跡のう
ち上方部位に於ては停止するか又は減圧減量して前記崩
落現象を防止する必要がある。
圧ジェット水Wの噴射によってシールド掘進機1の断面
周辺部位を切断するとき、地山が軟弱地盤である場合
は、掘削したトンネルTの上方部が崩落することがあ
る。そこで、少なくともカッタスポーク3の外側部に配
設されているウォーターノズル12からの超高圧ジェッ
ト水Wの噴射を該ウォーターノズル12の回転軌跡のう
ち上方部位に於ては停止するか又は減圧減量して前記崩
落現象を防止する必要がある。
【0021】そこで、請求項3記載の発明は回転軸4に
ケリ子26を突設し、そして、該回転軸4の中心より左
右略45度の方向の隔壁5に夫々タッチセンサ27,2
7を取付けると共に、前記ジェットポンプ20の吐出口
に電磁弁28を設け、制御盤29からの指令によって該
電磁弁28が開閉するように構成されている。而して、
該制御盤29は回転軸4の回転に伴い、前記片方のタッ
チセンサ27にケリ子26がタッチしたとき、今まで該
ウォーターノズル12より噴射されていた超高圧ジェッ
ト水Wの噴射が停止又は減少し、更に、他方のタッチセ
ンサ27にタッチしたとき、該ウォーターノズル12か
らの前記噴射が再開始されるように構成されている。即
ち、該ウォーターノズル12からの超高圧ジェット水W
の前記噴射はシールド掘進機1の上方部位の略90度の
範囲内に於ては行われないことになるので、該超高圧ジ
ェット水Wの噴射に基因して地山が崩落するようなこと
は未然に免れることができる。
ケリ子26を突設し、そして、該回転軸4の中心より左
右略45度の方向の隔壁5に夫々タッチセンサ27,2
7を取付けると共に、前記ジェットポンプ20の吐出口
に電磁弁28を設け、制御盤29からの指令によって該
電磁弁28が開閉するように構成されている。而して、
該制御盤29は回転軸4の回転に伴い、前記片方のタッ
チセンサ27にケリ子26がタッチしたとき、今まで該
ウォーターノズル12より噴射されていた超高圧ジェッ
ト水Wの噴射が停止又は減少し、更に、他方のタッチセ
ンサ27にタッチしたとき、該ウォーターノズル12か
らの前記噴射が再開始されるように構成されている。即
ち、該ウォーターノズル12からの超高圧ジェット水W
の前記噴射はシールド掘進機1の上方部位の略90度の
範囲内に於ては行われないことになるので、該超高圧ジ
ェット水Wの噴射に基因して地山が崩落するようなこと
は未然に免れることができる。
【0022】而して、上記実施例はカッタヘッドとし
て、土圧系シールドに用いられるスポーク形のシールド
掘進機について説明したが、之に限定せらるべきではな
く、泥水シールド掘進機に用いられる面板形のカッタヘ
ッドについて実施されてもよい。尚、本発明は、本発明
の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、
そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然で
ある。
て、土圧系シールドに用いられるスポーク形のシールド
掘進機について説明したが、之に限定せらるべきではな
く、泥水シールド掘進機に用いられる面板形のカッタヘ
ッドについて実施されてもよい。尚、本発明は、本発明
の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、
そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然で
ある。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記一実施例にて詳述せる如
く、シールド掘進機の前面で切羽面に現れるドレーン材
等の外周及びその内側部を最も効果的に切断できるの
で、掘削土と共に之等切断されたドレーン材等の排出を
容易に行うことができる。従って、シールド掘進部の断
面以外の地盤に影響を与えず、更に、ドレーン材等をカ
ッタビットにて引張り込むことがなくなるので、地表面
の地盤沈下を招来することはない。
く、シールド掘進機の前面で切羽面に現れるドレーン材
等の外周及びその内側部を最も効果的に切断できるの
で、掘削土と共に之等切断されたドレーン材等の排出を
容易に行うことができる。従って、シールド掘進部の断
面以外の地盤に影響を与えず、更に、ドレーン材等をカ
ッタビットにて引張り込むことがなくなるので、地表面
の地盤沈下を招来することはない。
【0024】又、シールド掘進機の掘進作業を中止しな
いで、前記ドレーン材等の切断作業を行うことができ、
且つ、切羽面に作業員が出て前記ドレーン材の切断作業
を行う必要がなくなるので、作業性の向上と安全性に寄
与する等、正に諸種の効果を奏する発明である。
いで、前記ドレーン材等の切断作業を行うことができ、
且つ、切羽面に作業員が出て前記ドレーン材の切断作業
を行う必要がなくなるので、作業性の向上と安全性に寄
与する等、正に諸種の効果を奏する発明である。
【図1】本発明の一実施例を示し、その正面図。
【図2】ウォーターノズル部分が上方へ回転してきたと
きの一部切欠側面図。
きの一部切欠側面図。
【図3】タッチセンサとケリ子との関係を示す解説図。
【図4】一方のカッティングブレードが上方へ回転して
きたときの一部切欠側面図。
きたときの一部切欠側面図。
1 シールド掘進機 3 カッタスポーク 3a 切欠部 3b 凹部 5 隔壁 11 ウォーターノズル取付ボス 12 ウォーターノズル 22 ブレード取付用ボディ 24 カッティングブレード 26 ケリ子 27 タッチセンサ 28 電磁弁 29 制御盤 W 超高圧ジェット水
フロントページの続き (72)発明者 松下 祐輔 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 松下 重治 神奈川県横浜市神奈川区富家町1番地1 株式会社熊谷組横浜支店内 (72)発明者 甲田 信 愛知県豊川市穂ノ原2丁目1番 株式会社 熊谷組豊川工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 シールド掘進機の前方部に配設されたカ
ッタヘッドの外周側部にウォーターノズルを突設したウ
ォーターノズル取付ボスを設け、更に、該ウォーターノ
ズルからの超高圧ジェット水の噴射方向が、ドレーン材
等の切断有効距離であって、且つ、シールド掘進機が前
進したとき、該シールド掘進機の断面周辺に略接する部
位に向かうように、該ウォーターノズルが外方へ向って
斜設せられたことを特徴とするドレーン材等の切断装置
を備えたシールド掘進機。 - 【請求項2】 上記ウォーターノズルはカッタヘッドの
回転軌跡の全周辺に及んで超高圧ジェット水を噴射する
と共に、該カッタヘッドの外周部には該ウォーターノズ
ルの外にカッティングブレードが回転自在に取付けられ
ていることを特徴とする請求項1記載のドレーン材等の
切断装置を備えたシールド掘進機。 - 【請求項3】 上記ウォーターノズルからの超高圧ジェ
ット水の噴射は、カッタヘッドの中心より左右に略45
度の範囲内の上方部位に於ては遮断されるか、或いは減
少せらることを特徴とする請求項2記載のドレーン材等
の切断装置を備えたシールド掘進機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022794A JPH06235290A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | ドレーン材等の切断装置を備えたシールド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022794A JPH06235290A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | ドレーン材等の切断装置を備えたシールド掘進機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06235290A true JPH06235290A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12092592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5022794A Withdrawn JPH06235290A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | ドレーン材等の切断装置を備えたシールド掘進機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06235290A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012041707A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Nakaguro Kensetsu Kk | 噴射ノズル多設型掘進機 |
| CN108561142A (zh) * | 2018-04-03 | 2018-09-21 | 上海隧道工程有限公司 | 高压水射流盾构机 |
| CN112855190A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-05-28 | 沈阳奥拓福科技股份有限公司 | 隧道掘进机用刀具与磨料水射流复合边缘主切割枪 |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP5022794A patent/JPH06235290A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012041707A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Nakaguro Kensetsu Kk | 噴射ノズル多設型掘進機 |
| CN108561142A (zh) * | 2018-04-03 | 2018-09-21 | 上海隧道工程有限公司 | 高压水射流盾构机 |
| CN112855190A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-05-28 | 沈阳奥拓福科技股份有限公司 | 隧道掘进机用刀具与磨料水射流复合边缘主切割枪 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |