JPH06236660A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH06236660A JPH06236660A JP2414393A JP2414393A JPH06236660A JP H06236660 A JPH06236660 A JP H06236660A JP 2414393 A JP2414393 A JP 2414393A JP 2414393 A JP2414393 A JP 2414393A JP H06236660 A JPH06236660 A JP H06236660A
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- JP
- Japan
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- base
- magnetic disk
- magnetic
- disk device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ディスク装置の筐体構造を改善して、常
に安定動作が可能な高信頼性の磁気ディスク装置を実現
すること。 【構成】 磁気ディスク装置30において、磁気ディス
ク1を支持するスピンドルモータ12および磁気ヘッド
4を支持するキャリッジ13が固定されているベース1
1は強磁性を有する鉄材より構成される。従って、ベー
ス11の変形に起因する磁気ディスク1と磁気ヘッド4
との位置ズレを防止して動作特性の信頼性を向上できる
と同時に、ベース11を磁気回路部のヨークとしても併
用できるので、キャリッジ13を駆動させるボイスコイ
ルモータ17の占める領域を削減でき、筐体の薄型化を
図れる。
に安定動作が可能な高信頼性の磁気ディスク装置を実現
すること。 【構成】 磁気ディスク装置30において、磁気ディス
ク1を支持するスピンドルモータ12および磁気ヘッド
4を支持するキャリッジ13が固定されているベース1
1は強磁性を有する鉄材より構成される。従って、ベー
ス11の変形に起因する磁気ディスク1と磁気ヘッド4
との位置ズレを防止して動作特性の信頼性を向上できる
と同時に、ベース11を磁気回路部のヨークとしても併
用できるので、キャリッジ13を駆動させるボイスコイ
ルモータ17の占める領域を削減でき、筐体の薄型化を
図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータなどの情
報処理装置の外部記録装置として用いられる磁気ディス
ク装置に関し、特に、その筐体構造に関するものであ
る。
報処理装置の外部記録装置として用いられる磁気ディス
ク装置に関し、特に、その筐体構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は一般的な磁気ディスク装置の構成
を示す分解斜視図であり、図4は同磁気ディスク装置の
断面の概略を示す側断面図である。これらの図におい
て、この磁気ディスク装置10は、固定式のハードディ
スクと呼ばれる装置であって、略長方形のベース11の
表面に、磁気ディスク1を回転駆動するスピンドルモー
タ12が取付けられている。そして、ベース11の一角
には、磁気ヘッド4を支持するキャリッジ13を駆動す
るためのボイスコイル15、さらに、このボイスコイル
15を駆動するための永久磁石16およびヨーク(磁性
体)14が取り付けられている。従って、磁気ヘッド4
は、キャリッジ13に支持され、ボイスコイル15,永
久磁石16およびヨーク14により構成されるボイスコ
イルモータ17により旋回されて所定のシリンダーへと
アクセスする。なお、キャリッジ13の先端には、2つ
の磁気ヘッド4a,4bが支持されており、これらの磁
気ヘッド4a,4bは磁気ディスク1の両面にそれぞれ
アクセスするようになっている。このように、キャリッ
ジ13により磁気ヘッド4a,4bは支持され、磁気デ
ィスク1の面上を所定の記録領域に駆動され、記録・再
生が行なわれる。
を示す分解斜視図であり、図4は同磁気ディスク装置の
断面の概略を示す側断面図である。これらの図におい
て、この磁気ディスク装置10は、固定式のハードディ
スクと呼ばれる装置であって、略長方形のベース11の
表面に、磁気ディスク1を回転駆動するスピンドルモー
タ12が取付けられている。そして、ベース11の一角
には、磁気ヘッド4を支持するキャリッジ13を駆動す
るためのボイスコイル15、さらに、このボイスコイル
15を駆動するための永久磁石16およびヨーク(磁性
体)14が取り付けられている。従って、磁気ヘッド4
は、キャリッジ13に支持され、ボイスコイル15,永
久磁石16およびヨーク14により構成されるボイスコ
イルモータ17により旋回されて所定のシリンダーへと
アクセスする。なお、キャリッジ13の先端には、2つ
の磁気ヘッド4a,4bが支持されており、これらの磁
気ヘッド4a,4bは磁気ディスク1の両面にそれぞれ
アクセスするようになっている。このように、キャリッ
ジ13により磁気ヘッド4a,4bは支持され、磁気デ
ィスク1の面上を所定の記録領域に駆動され、記録・再
生が行なわれる。
【0003】さらに、磁気ディスク装置10は、磁気ヘ
ッド4a,4bにより記録・再生される信号を導くフレ
キシブルプリント板18、信号を増幅するリード・ライ
トアンプ19を装着している。さらに、ベース11の裏
面には制御ボード20が装着され、これらをカバー21
により覆ってディスク装置の筐体構造を得る。
ッド4a,4bにより記録・再生される信号を導くフレ
キシブルプリント板18、信号を増幅するリード・ライ
トアンプ19を装着している。さらに、ベース11の裏
面には制御ボード20が装着され、これらをカバー21
により覆ってディスク装置の筐体構造を得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この磁気ディスク装置
10において、ベース11は成形・加工が容易であるこ
とからアルミニウム材で構成され、このベース11にカ
バー21が固定されている。このため、ベース11とカ
バー21との接合面が完全な平面でない限り、両者の固
定においてはどうしてもベース11およびカバー21に
歪み変形(初期応力の発生)が生じてしまう。そして、
この変形により、ベース11に固定されているスピンド
ルモータ12とキャリッジ13との位置関係にズレが生
じるため、磁気ディスク1に対する磁気ヘッド4a,4
bのアクセスにもズレが生じることとなる。また、ベー
ス11に外部から振動や衝撃が加わり、ベース11が固
有振動により共振した場合は、スピンドルモータ12と
キャリッジ13との位置関係が微小に変化するので、磁
気ディスク1と磁気ヘッド4a,4bとの位置関係にズ
レが生じる。このように、ベース11の変形および振動
などにより、磁気ディスク1と磁気ヘッド4a,4bと
の位置関係が変化すると、記憶データの記録・再生時に
トラッキングエラーなどの誤りが発生し、また、磁気デ
ィスク1の動きに対する磁気ヘッド4a,4bの追従性
が低下することから、記憶データの処理時間の長大化を
招くという問題があった。
10において、ベース11は成形・加工が容易であるこ
とからアルミニウム材で構成され、このベース11にカ
バー21が固定されている。このため、ベース11とカ
バー21との接合面が完全な平面でない限り、両者の固
定においてはどうしてもベース11およびカバー21に
歪み変形(初期応力の発生)が生じてしまう。そして、
この変形により、ベース11に固定されているスピンド
ルモータ12とキャリッジ13との位置関係にズレが生
じるため、磁気ディスク1に対する磁気ヘッド4a,4
bのアクセスにもズレが生じることとなる。また、ベー
ス11に外部から振動や衝撃が加わり、ベース11が固
有振動により共振した場合は、スピンドルモータ12と
キャリッジ13との位置関係が微小に変化するので、磁
気ディスク1と磁気ヘッド4a,4bとの位置関係にズ
レが生じる。このように、ベース11の変形および振動
などにより、磁気ディスク1と磁気ヘッド4a,4bと
の位置関係が変化すると、記憶データの記録・再生時に
トラッキングエラーなどの誤りが発生し、また、磁気デ
ィスク1の動きに対する磁気ヘッド4a,4bの追従性
が低下することから、記憶データの処理時間の長大化を
招くという問題があった。
【0005】そこで、以上の問題点に鑑みて、本発明の
課題は、磁気ディスク装置の筐体構造を改善するとによ
り、常に安定動作が可能な高信頼性の磁気ディスク装置
を実現することにある。
課題は、磁気ディスク装置の筐体構造を改善するとによ
り、常に安定動作が可能な高信頼性の磁気ディスク装置
を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明において講じた手段は、ディスク状磁気記録
媒体を回転させるディスク回転部と、ディスク状磁気記
録媒体に対して記録・再生を行なう磁気ヘッドを支持す
る記録アーム部とを少なくとも有する磁気ディスク装置
において、ディスク回転部および記録アーム部が鉄鋼材
からなるベースに固定されていることを特徴としてい
る。
に、本発明において講じた手段は、ディスク状磁気記録
媒体を回転させるディスク回転部と、ディスク状磁気記
録媒体に対して記録・再生を行なう磁気ヘッドを支持す
る記録アーム部とを少なくとも有する磁気ディスク装置
において、ディスク回転部および記録アーム部が鉄鋼材
からなるベースに固定されていることを特徴としてい
る。
【0007】この磁気ディスク装置において、ベースた
る鉄鋼材は磁性を有していることが好ましい。また、ベ
ースは装置筐体の少なくとも一面を構成し、且つ、この
ベースはカベーが固定される中枠に緩衝部材を介して支
持されていることが好ましい。
る鉄鋼材は磁性を有していることが好ましい。また、ベ
ースは装置筐体の少なくとも一面を構成し、且つ、この
ベースはカベーが固定される中枠に緩衝部材を介して支
持されていることが好ましい。
【0008】
【作用】斯かる手段を講じた本発明に係る磁気ディスク
装置においては、ディスク回転部(スピンドルモータ)
および記録アーム部(キャリッジ)が固定されるベース
が鉄やステンレスなどの鉄鋼材を用いて形成されている
ことを特徴としている。
装置においては、ディスク回転部(スピンドルモータ)
および記録アーム部(キャリッジ)が固定されるベース
が鉄やステンレスなどの鉄鋼材を用いて形成されている
ことを特徴としている。
【0009】これにより、ベースの剛性が高いため変形
し難く、ディスク回転部と記録アーム部との位置ズレ、
すなわち、ディスク状磁気記録媒体と磁気ヘッドとの位
置ズレを防止することができる。また、ベースの固有振
動周波数が高域側にシフトするため、磁気ディスクと磁
気ヘッドとの位置決めの制御系との振動周波数との干渉
が回避されるので、ベース振動の影響を低減することが
できる。
し難く、ディスク回転部と記録アーム部との位置ズレ、
すなわち、ディスク状磁気記録媒体と磁気ヘッドとの位
置ズレを防止することができる。また、ベースの固有振
動周波数が高域側にシフトするため、磁気ディスクと磁
気ヘッドとの位置決めの制御系との振動周波数との干渉
が回避されるので、ベース振動の影響を低減することが
できる。
【0010】この磁気ディスク装置において、ベースが
磁性を有している場合には、このベースをボイスコイル
モータを構成するヨークとして利用(併用)することが
できるので、ボイスコイルモータの占める領域を削減す
ることが可能となり、厚さの薄い磁気ディスク装置を実
現することができる。しかも、ボイスコイルモータの駆
動力は磁気ヘッドの高速アクセスが可能な程に保たれて
いるため、磁気ヘッドの追従性など動作特性に支障はな
く、また、部品点数の削減により低コスト化が可能とな
る。
磁性を有している場合には、このベースをボイスコイル
モータを構成するヨークとして利用(併用)することが
できるので、ボイスコイルモータの占める領域を削減す
ることが可能となり、厚さの薄い磁気ディスク装置を実
現することができる。しかも、ボイスコイルモータの駆
動力は磁気ヘッドの高速アクセスが可能な程に保たれて
いるため、磁気ヘッドの追従性など動作特性に支障はな
く、また、部品点数の削減により低コスト化が可能とな
る。
【0011】また、ベースが装置筐体の少なくとも一面
を構成し、且つ、このベースがカバーを固定される中枠
に緩衝部材を介して支持されている場合には、カバー等
に加わる振動や衝撃が直接的にベースに伝わることがな
いので、磁気ディスクと磁気ヘッドとの位置決めの制御
系に与える外枠への振動や衝撃の影響を最小限に抑える
ことができる。また、ベースが装置筐体の少なくとも一
面を構成しているので、磁気ディスク装置の一層の薄型
化が可能である。
を構成し、且つ、このベースがカバーを固定される中枠
に緩衝部材を介して支持されている場合には、カバー等
に加わる振動や衝撃が直接的にベースに伝わることがな
いので、磁気ディスクと磁気ヘッドとの位置決めの制御
系に与える外枠への振動や衝撃の影響を最小限に抑える
ことができる。また、ベースが装置筐体の少なくとも一
面を構成しているので、磁気ディスク装置の一層の薄型
化が可能である。
【0012】
【実施例】以下に、添付図面を参照して本発明の一実施
例を説明する。
例を説明する。
【0013】図1は本発明の実施例に係る磁気ディスク
装置の構成を示す分解斜視図であり、図2は同装置の構
成を示す側断面図である。なお、図1に示す本実施例の
磁気ディスク装置において、図3および図4に示す従来
の磁気ディスク装置に対応する部分には同一参照符号を
付してある。
装置の構成を示す分解斜視図であり、図2は同装置の構
成を示す側断面図である。なお、図1に示す本実施例の
磁気ディスク装置において、図3および図4に示す従来
の磁気ディスク装置に対応する部分には同一参照符号を
付してある。
【0014】本例の磁気ディスク装置30は、従来の磁
気ディスク装置と同様に、箱型を呈する固定式のハード
ディスク装置である。ベース11の表面側にはスピンド
ルモータ12が設置されており、このスピンドルモータ
12により磁気ディスク1が回転駆動される。なお、1
aはディスク押さえである。また、この磁気ディスク1
に対して記憶データを記録・再生するための磁気ヘッド
4はキャリッジ13に支持されており、キャリッジ13
の一端にはボイスコイル15が取り付けられている。さ
らに、ボイスコイル15の付近には、このボイスコイル
15を駆動するための永久磁石16および磁性体からな
るヨーク14によって構成される磁気回路部が設置され
ており、これらのボイスコイル15,永久磁石16およ
びヨーク14によってボイスコイルモータ17が構成さ
れ、磁気ヘッド4を高速に移動して位置決めする。ま
た、キャリッジ13の先端には、2つの磁気ヘッド4
a,4bが支持されており、磁気ディスク1の両面にそ
れぞれアクセスするようになっている。なお、13aは
ヘッドプジショナーである。
気ディスク装置と同様に、箱型を呈する固定式のハード
ディスク装置である。ベース11の表面側にはスピンド
ルモータ12が設置されており、このスピンドルモータ
12により磁気ディスク1が回転駆動される。なお、1
aはディスク押さえである。また、この磁気ディスク1
に対して記憶データを記録・再生するための磁気ヘッド
4はキャリッジ13に支持されており、キャリッジ13
の一端にはボイスコイル15が取り付けられている。さ
らに、ボイスコイル15の付近には、このボイスコイル
15を駆動するための永久磁石16および磁性体からな
るヨーク14によって構成される磁気回路部が設置され
ており、これらのボイスコイル15,永久磁石16およ
びヨーク14によってボイスコイルモータ17が構成さ
れ、磁気ヘッド4を高速に移動して位置決めする。ま
た、キャリッジ13の先端には、2つの磁気ヘッド4
a,4bが支持されており、磁気ディスク1の両面にそ
れぞれアクセスするようになっている。なお、13aは
ヘッドプジショナーである。
【0015】本例における板状のベース11は強磁性を
有する鉄材(鉄鋼材)により構成されている。そして本
例における筐体構造は、この鉄製のベース11と開口部
9aを有する中枠9とカバー21との積層構造を有して
おり、鉄製のベース11と中枠9との間には開口部9a
近傍に位置決めされるガスケット8a及びクッション材
8bが挟まれている。なお、22はフィルタである。
有する鉄材(鉄鋼材)により構成されている。そして本
例における筐体構造は、この鉄製のベース11と開口部
9aを有する中枠9とカバー21との積層構造を有して
おり、鉄製のベース11と中枠9との間には開口部9a
近傍に位置決めされるガスケット8a及びクッション材
8bが挟まれている。なお、22はフィルタである。
【0016】このような構成の磁気ディスク装置30に
おいては、ベース11が剛性の高い鉄材からなるため変
形し難く、従って、ベース11に固定されているスピン
ドルモータ12とキャリッジ13との位置関係がズレる
ことがない。それ故、スピンドルモータ12に支持され
る磁気ディスク1と、キャリッジ13に支持される磁気
ヘッド4との位置関係が良好に保持され、読み取り/書
き込みエラーのない高速な情報処理が可能である。さら
に、鉄材から構成されるベース11を採用することによ
り、ベース11の固有振動周波数は磁気ヘッド4の周波
数帯域に対して高域側に大きくシフトされるため、ベー
ス11に振動や衝撃が加わった場合にも、その振動によ
って磁気ヘッド4の周波数が干渉されて共鳴することが
ないので、ノイズの発生を低減することができる。ま
た、ベース11は強磁性を有しているため、永久磁石1
6と共に磁気回路部を構成するヨークとして利用するこ
とができる。すなわち、ベース11は永久磁石16から
の磁場により磁化されて永久磁石16と磁気回路部を構
成し、ボイスコイル15を取り巻く磁束を発生させる。
このため、ボイスコイル15,永久磁石16,ヨーク1
4およびベース11により構成されるボイスコイルモー
タ17において、ボイスコイル15に流す電流の大きさ
などにより決定される電磁力によってキャリッジ13が
旋回され、キャリッジ13に支持された磁気ヘッド4を
磁気ディスク1の所定の記録領域に高速にアクセスでき
る。また、本例の磁気ディスク装置30において、ベー
ス11はガスケット8a及びクッション材8bを介して
中枠9に支持されており、この中枠9にカバー21が固
定されているため、カバー21に振動や衝撃が加わった
場合にも、その振動や衝撃はガスケット8a及びクッシ
ョン材8bにより軽減され、ベース11に直接的に伝わ
ることがないので、スピンドルモータ12とキャリッジ
13との位置関係に変化はなく、磁気ディスク1と磁気
ヘッド4との位置決め制御を保持することができる。特
に、中枠9の開口部9aの縁部が自由端であると、その
縁部側の振動等を押さえにくいが、その縁部にガスケッ
ト8aが位置決めされているので、縁部側の振動等を抑
制することができる。
おいては、ベース11が剛性の高い鉄材からなるため変
形し難く、従って、ベース11に固定されているスピン
ドルモータ12とキャリッジ13との位置関係がズレる
ことがない。それ故、スピンドルモータ12に支持され
る磁気ディスク1と、キャリッジ13に支持される磁気
ヘッド4との位置関係が良好に保持され、読み取り/書
き込みエラーのない高速な情報処理が可能である。さら
に、鉄材から構成されるベース11を採用することによ
り、ベース11の固有振動周波数は磁気ヘッド4の周波
数帯域に対して高域側に大きくシフトされるため、ベー
ス11に振動や衝撃が加わった場合にも、その振動によ
って磁気ヘッド4の周波数が干渉されて共鳴することが
ないので、ノイズの発生を低減することができる。ま
た、ベース11は強磁性を有しているため、永久磁石1
6と共に磁気回路部を構成するヨークとして利用するこ
とができる。すなわち、ベース11は永久磁石16から
の磁場により磁化されて永久磁石16と磁気回路部を構
成し、ボイスコイル15を取り巻く磁束を発生させる。
このため、ボイスコイル15,永久磁石16,ヨーク1
4およびベース11により構成されるボイスコイルモー
タ17において、ボイスコイル15に流す電流の大きさ
などにより決定される電磁力によってキャリッジ13が
旋回され、キャリッジ13に支持された磁気ヘッド4を
磁気ディスク1の所定の記録領域に高速にアクセスでき
る。また、本例の磁気ディスク装置30において、ベー
ス11はガスケット8a及びクッション材8bを介して
中枠9に支持されており、この中枠9にカバー21が固
定されているため、カバー21に振動や衝撃が加わった
場合にも、その振動や衝撃はガスケット8a及びクッシ
ョン材8bにより軽減され、ベース11に直接的に伝わ
ることがないので、スピンドルモータ12とキャリッジ
13との位置関係に変化はなく、磁気ディスク1と磁気
ヘッド4との位置決め制御を保持することができる。特
に、中枠9の開口部9aの縁部が自由端であると、その
縁部側の振動等を押さえにくいが、その縁部にガスケッ
ト8aが位置決めされているので、縁部側の振動等を抑
制することができる。
【0017】以上に説明したとおり、本例の磁気ディス
ク装置30においては、強磁性を有する鉄材からなるベ
ース11を採用することにより、スピンドルモータ12
とキャリッジ13との位置関係、すなわち磁気ディスク
1と磁気ヘッド4との位置関係を保持でき、読み取り/
書き込み動作におけるエラーの少ない、動作特性に優れ
た磁気ディスク装置30を構築することができる。さら
に、ベース11を磁気回路部を構成するヨークとしても
併用することができるため、従来の磁気ディスク装置に
おいて、ボイスコイル15に対してベース側に設けてい
たヨークが不要となり、ボイスコイルモータ17が占め
る領域を削減することができるので、厚さの薄い磁気デ
ィスク装置10を実現できる。加えて、ベース11と中
枠9との間にガスケット8a及びクッション材8bが介
在しているので、カバー21に加えられた振動や衝撃が
直接的にベース11に伝達されにくく、磁気ディスク1
と磁気ヘッド4との位置決め制御系に与える影響を大幅
に低減することができる。
ク装置30においては、強磁性を有する鉄材からなるベ
ース11を採用することにより、スピンドルモータ12
とキャリッジ13との位置関係、すなわち磁気ディスク
1と磁気ヘッド4との位置関係を保持でき、読み取り/
書き込み動作におけるエラーの少ない、動作特性に優れ
た磁気ディスク装置30を構築することができる。さら
に、ベース11を磁気回路部を構成するヨークとしても
併用することができるため、従来の磁気ディスク装置に
おいて、ボイスコイル15に対してベース側に設けてい
たヨークが不要となり、ボイスコイルモータ17が占め
る領域を削減することができるので、厚さの薄い磁気デ
ィスク装置10を実現できる。加えて、ベース11と中
枠9との間にガスケット8a及びクッション材8bが介
在しているので、カバー21に加えられた振動や衝撃が
直接的にベース11に伝達されにくく、磁気ディスク1
と磁気ヘッド4との位置決め制御系に与える影響を大幅
に低減することができる。
【0018】しかも、ベース11が装置筐体の一面を構
成するため、磁気ディスク装置30の一層の薄型化が可
能である。このように、小型で高信頼性、しかも低コス
トな磁気ディスク装置10を実現できる。
成するため、磁気ディスク装置30の一層の薄型化が可
能である。このように、小型で高信頼性、しかも低コス
トな磁気ディスク装置10を実現できる。
【0019】なお、本実施例においては、鉄材から構成
されたベースを採用する磁気ディスク装置について説明
したが、ステンレスなど他の鉄鋼材から構成されたベー
スを用いても良いことは勿論であり、さらに、鉄鋼材を
主成分として、鉄鋼材とは異なる第2成分が添加された
ベースであっても良い。また、ベースの構成材料を限定
せず、磁性を有するベースを用いることで上述したよう
に、厚さの薄い磁気ディスク装置を実現することができ
る。
されたベースを採用する磁気ディスク装置について説明
したが、ステンレスなど他の鉄鋼材から構成されたベー
スを用いても良いことは勿論であり、さらに、鉄鋼材を
主成分として、鉄鋼材とは異なる第2成分が添加された
ベースであっても良い。また、ベースの構成材料を限定
せず、磁性を有するベースを用いることで上述したよう
に、厚さの薄い磁気ディスク装置を実現することができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る磁気ディス
ク装置においては、ディスク回転部および記録アーム部
が固定されるベースが鉄鋼材を用いて形成されているこ
とを特徴としている。これにより、ベースの剛性が高い
ため変形し難く、また、ベースの固有振動周波数が高域
にシフトするため、ディスク状磁気記録媒体と磁気ヘッ
ドとの位置ズレが防止できると同時に、位置決めの制御
系の振動周波数との干渉が回避される。
ク装置においては、ディスク回転部および記録アーム部
が固定されるベースが鉄鋼材を用いて形成されているこ
とを特徴としている。これにより、ベースの剛性が高い
ため変形し難く、また、ベースの固有振動周波数が高域
にシフトするため、ディスク状磁気記録媒体と磁気ヘッ
ドとの位置ズレが防止できると同時に、位置決めの制御
系の振動周波数との干渉が回避される。
【0021】この磁気ディスク装置において、ベースが
磁性を有している場合には、このベースをボイスコイル
モータを構成するヨークとして利用(併用)してボイス
コイルモータの占める領域を削減することができ、厚さ
の薄い磁気ディスク装置を実現することができる。しか
も、ボイスコイルモータの駆動力は磁気ヘッドの高速ア
クセスが可能な程に保たれているため、磁気ヘッドの追
従性など動作特性に支障はなく、また、部品点数の削減
により低コスト化が可能となる。
磁性を有している場合には、このベースをボイスコイル
モータを構成するヨークとして利用(併用)してボイス
コイルモータの占める領域を削減することができ、厚さ
の薄い磁気ディスク装置を実現することができる。しか
も、ボイスコイルモータの駆動力は磁気ヘッドの高速ア
クセスが可能な程に保たれているため、磁気ヘッドの追
従性など動作特性に支障はなく、また、部品点数の削減
により低コスト化が可能となる。
【0022】また、ベースが装置筐体の少なくとも一面
を構成し、且つ、ベースがカバーを固定される中枠に対
して緩衝部材を介して支持されている場合には、中枠に
加わる振動や衝撃が直接的にベースに伝わることがない
ので、磁気ディスクと磁気ヘッドとの位置ズレを回避で
きると同時に、磁気ディスク装置の一層の薄型化が可能
である。
を構成し、且つ、ベースがカバーを固定される中枠に対
して緩衝部材を介して支持されている場合には、中枠に
加わる振動や衝撃が直接的にベースに伝わることがない
ので、磁気ディスクと磁気ヘッドとの位置ズレを回避で
きると同時に、磁気ディスク装置の一層の薄型化が可能
である。
【図1】本発明の実施例に係る磁気ディスク装置の構成
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図2】同装置の構成を示す側断面図である。
【図3】(a),(b)は共に従来の磁気ディスク装置
の構成を示す分解斜視図図である。
の構成を示す分解斜視図図である。
【図4】従来の磁気ディスク装置の構成を示す側断面図
である。
である。
1・・・磁気ディスク 4a,4b・・・磁気ヘッド 8a・・・ガスケット 8b・・・クッション材 9・・・中枠 9a・・・開口部 10,30・・・磁気ディスク装置 11・・・ベース 12・・・スピンドルモータ 13・・・キャリッジ 14・・・ヨーク 15・・・ボイスコイル 16・・・永久磁石 17・・・ボイスコイルモータ 18・・・フレキシブルプリント板 19・・・リード・ライトアンプ 20・・・制御ボード 21・・・カバー
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスク状磁気記録媒体を回転させるデ
ィスク回転部と、前記ディスク状磁気記録媒体に対して
記録・再生を行なう磁気ヘッドを支持する記録アーム部
と、を少なくとも有する磁気ディスク装置において、 前記ディスク回転部および前記記録アーム部は、鉄鋼材
からなるベースに固定されていることを特徴とする磁気
ディスク装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ベースたる鉄鋼
材は磁性を有していることを特徴とする磁気ディスク装
置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
ベースは、装置筐体の少なくとも一面を構成し、且つ、
このベースはカバーが固定される中枠に緩衝部材を介し
て支持されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2414393A JPH06236660A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2414393A JPH06236660A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06236660A true JPH06236660A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12130108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2414393A Pending JPH06236660A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06236660A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6347023B1 (en) | 1997-09-26 | 2002-02-12 | Fujitsu Limited | Information recording apparatus with voice coil motor and cover thereof |
| KR100505653B1 (ko) * | 2002-11-28 | 2005-08-03 | 삼성전자주식회사 | 슬림형 광디스크 드라이브 |
| KR100505652B1 (ko) * | 2002-11-27 | 2005-08-03 | 삼성전자주식회사 | 슬림형 광디스크 드라이브 |
| US7564645B2 (en) | 2004-02-13 | 2009-07-21 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Rotating disk storage device with mounting structure and enhanced fixing mechanism |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP2414393A patent/JPH06236660A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6347023B1 (en) | 1997-09-26 | 2002-02-12 | Fujitsu Limited | Information recording apparatus with voice coil motor and cover thereof |
| KR100505652B1 (ko) * | 2002-11-27 | 2005-08-03 | 삼성전자주식회사 | 슬림형 광디스크 드라이브 |
| KR100505653B1 (ko) * | 2002-11-28 | 2005-08-03 | 삼성전자주식회사 | 슬림형 광디스크 드라이브 |
| US7564645B2 (en) | 2004-02-13 | 2009-07-21 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Rotating disk storage device with mounting structure and enhanced fixing mechanism |
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