JPH0623711A - 木 材 - Google Patents
木 材Info
- Publication number
- JPH0623711A JPH0623711A JP6494493A JP6494493A JPH0623711A JP H0623711 A JPH0623711 A JP H0623711A JP 6494493 A JP6494493 A JP 6494493A JP 6494493 A JP6494493 A JP 6494493A JP H0623711 A JPH0623711 A JP H0623711A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insect
- insect repellent
- wood
- repellent material
- insecticidal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
なる殺虫メカニズムによって生じさせ、防虫性能の長期
化を図るとともに殺虫物質の蒸散による居住環境の悪化
を軽減する。 【構成】 板材31の表面のすくなくとも一部に、防虫
効果を有する固形物質である防虫材料の微粒からなる防
虫材8を所要の密度で離脱可能に付着させて防虫層33
を形成するとともに、その微粒状の防虫材8には防虫対
象とする害虫の体毛間隔より粒径の小さい細粒分を含有
させてある。
Description
た木材に関するものである。
防虫のために用いる殺虫物質が液体あるいは気体である
ので、その殺虫物質を木材に含浸させることが一般的で
ある。
に含浸させた殺虫物質を、設置された空間中に所定以上
の濃度で蒸散することにより防虫性能を発揮するもので
ある。
種の木材においては、防虫性能の発揮に伴う殺虫物質の
蒸散により殺虫物質の残量が減少して防虫性能が低下す
る宿命を負っており、その防虫性能については比較的短
期の有効期間が定められている。
間に広く用いられるものであるので、その木材が殺虫物
質を蒸散し続けることは、居住環境の面で好ましいもの
ではない。
有する木材の問題点に鑑みてなされたもので、木材に付
与させるべき防虫性能を従来とは異なる殺虫メカニズム
によって生じさせ、防虫性能の長期化を図るとともに居
住環境の悪化を軽減することを目的とするものである。
に、請求項1記載の発明は、木材の表面のすくなくとも
一部に、防虫効果を有する固形物質である防虫材料の微
粒からなる防虫材を所要の密度で離脱可能に付着させて
防虫層を形成するとともに、その微粒状の防虫材には防
虫対象とする害虫の体毛間隔より粒径の小さい細粒分を
含有させてあることを特徴とする。
は、防虫効果を有する固形物質からなる微粒状の防虫材
が離脱可能に付着された防虫層が形成され、その微粒状
の防虫材は防虫対象とする害虫の体毛間隔より粒径の小
さい細粒分を含有させてあるので、防虫材が害虫の体毛
に妨げられずに害虫の体表面に付着しやすく、防虫材が
害虫の体表面への接触によって害虫を確実に死亡させる
ことができる。
表面への接触により害虫を死亡させるものであるので、
従来の木材のように殺虫成分を設置された空間内へ高濃
度で蒸散せずとも十分に防虫効果を発揮することがで
き、防虫性能の長期化と居住環境の悪化の軽減とを図る
ことができる。
いてはまず、図5から図7により本願で基本的に期待さ
れる殺虫メカニズムの概要を説明し、この後、実施例の
木材の製造方法とその木材の構造等に関して詳細に説明
する。
究によれば、次の3つのメカニズムのいくつかが複合し
て機能することにより生じるものと考えられるので以下
にそれらを説明する。
する。
て、1は害虫、2は害虫の体表面の皮膚、3は害虫の体
毛であり、41,42,43,44は例えば粉状のゼオ
ライトからなる防虫材である。
じて体内に酸素を取入れており、体外への炭酸ガスの排
出は直接皮膚2を通じて行なっている。
う皮膚2には、散点状に複数の体毛3が形成されてい
る。
てそれぞれ所定の位置に形成されており、これらの体毛
3の間隔寸法も異なるものとなっているが、各種の害虫
を勘案して標準的に模式化すると、害虫1の皮膚2上で
の体毛3の配列は図5のようであり、以下の説明の単純
化のため各体毛3の間隔寸法Pは一律であるものとす
る。
実には当然種々の形状のものであるが、以下のメカニズ
ムの説明を単純化するために図面においては円形として
表示し、それぞれはその粒径のみが異なるものとする。
上への防虫材41,42,43,44の付着の状況は次
のようである。
体毛3の間隔寸法Pより若干小さいがほぼ同等のもので
ある。
経て害虫1の皮膚2に到達することができる。
41は皮膚2上の脂質や水分等により皮膚2上に付着す
ることとなる。
る部分の皮膚2は、その表面からの炭酸ガスの排出作用
が妨げられる。なお、皮膚2から酸素の取入れを行なう
害虫の場合には、この防虫材41により、当該部位の皮
膚2からの酸素の取入れも同時に妨げられる。
41より小さく、防虫材43は前記防虫材42の粒径D
2より一層その粒径が小さいものである。
虫材42,43は、図5からもあきらかなように前記体
毛3に妨げられずに、害虫1の皮膚2に到達することが
でき、前記防虫材41と同様に、皮膚2上に付着し,害
虫1の炭酸ガスの排出作用等を妨げる。
は比較例であって、その粒径D4が、前記体毛3の間隔
寸法Pより大きいものである。かかる粒径の防虫材44
は、図5からあきらかなように、いずれかの体毛3がそ
の付着を妨げることとなるので前記防虫材41,42,
43のように害虫1の皮膚2からの炭酸ガスの排出作用
等を妨げることはできないものである。
り、その部分の皮膚2からの炭酸ガスの排出が妨げられ
ている場合、害虫1の呼吸作用は概ねその付着した部分
の面積に応じて機能が低下し、その部分の面積が許容範
囲を越えると呼吸不全となり、ついには害虫1が死亡す
ることとなる。
害虫の駆除を行なう場合には、皮膚2への防虫材41,
42,43の付着した面積の拡大が極めて重要であり、
防虫材の粒径を害虫に応じて適宜選定することにより、
前記付着面積の拡大を通じて防虫性能を発揮する。
するが、この第2のメカニズムは駆除対象の害虫が気門
を有するものである場合に限られる。
たもので、1は気門を有する害虫、2は害虫の体表面の
皮膚、3は害虫の体毛である。
1の体内から延びる気管4が皮膚2に開口して気門5を
形成しており、これらの気管4および気門5は、害虫1
の気管系6を構成するものであって、気管系6は害虫1
が体内に取り入れる酸素を体内に導く通路としての機能
を有するものである。
て、気門5の近傍で体毛3の間隔寸法をPとし、気門5
の開口寸法(直径)をWとする。
3,84はそれぞれ例えば粉状のゼオライトからなる防
虫材であり、これらの防虫材81,82,83,84は
現実には当然種々の形状のものであるが、以下のメカニ
ズムの説明を単純化するために図面においては球形とし
て表示し、それぞれはその粒径のみが異なるものとす
る。
1,82,83,84はその粒径の如何によりその挙動
が異なり、以下の説明において防虫材81,82,83
は有効成分として機能し、防虫材84は比較例として位
置づけられるものである。
体毛3の間隔寸法Pより小さく,かつ気門5の開口寸法
Wより大きいものである。
経て害虫1の皮膚2に到達し、気門5の表面側に位置す
ることができる。そして、害虫1の皮膚2上に達した防
虫材81は皮膚2上の脂質や水分等により皮膚2上に付
着することとなり、気門5は前記防虫材81で覆われて
閉塞され、その気門5からの酸素の取り込みが阻害され
る。
隔寸法Pおよび気門5の開口寸法Wよりやや小さいもの
である。
と同様に害虫1の皮膚2に到達するが、さらに気門5か
ら気管4内に侵入することができる。
4の通気面積が大幅に小さくなるので、害虫1の酸素の
取入れが損なわれ、かつ侵入した防虫材82が気管4か
ら容易には脱落しないので、害虫1は長時間の酸素欠乏
によって最終的には確実に死亡する。
虫材83においては、前記体毛3は防虫材83が害虫1
の皮膚2へ到達するうえでの支障となることがほとんど
なく、そのうえ、気門5も防虫材83よりかなり大きい
寸法であるので、防虫材83は比較的高い確率で気管4
内に侵入することができる。
83は、単一の粒子のみでは前記防虫材82のように気
管4を閉塞することは困難であるが、前記のように比較
的高い確率で気管4内に侵入するので、複数個の防虫材
83が付着し蓄積されることによって、気管4の通気断
面積が小さくなり、害虫1は酸素欠乏状態となる。
となるものであって、その粒径D7は前記体毛3の間隔
寸法Pよりも大きいものである。
って害虫1の皮膚2に到達し得ないので、気門5に対す
る閉塞機能を期待することができない。しかし、前記体
毛3の間隔寸法Pおよび気門5の開口寸法Wは、害虫の
種類により異なる値をとるので、害虫の種類によっては
この防虫材84が前記した防虫材81〜83に相当する
ものとして作用することができる。
害虫1の気管系6に付着して、害虫1の気門5からの酸
素の取入れを妨げるので、害虫1は酸素欠乏により死亡
し、防虫性能を発揮する。
するが、この第3のメカニズムは例えばゼオライト等の
固形物質が本来的に有する調湿性あるいは吸湿性を利用
した物理的なメカニズムである。
工ゼオライトが存在するが、いずれのゼオライトも一般
に概ね50meq/100gより大きなイオン交換容量を有してお
り、以下に述べる第3のメカニズムが機能するために要
する調湿性等を有するものである。
異物が付着した場合には、その異物を自ら振り払おうと
する挙動を行ない、この挙動にともなって害虫1の皮膚
2に擦過傷7が生じ、害虫1の体液が皮膚2ににじみ出
すものとされている。
過傷7の部位に、前記ゼオライトからなる防虫材51を
接触させると、害虫1の体液は防虫材51の調湿性ある
いは吸湿性により吹い出され、害虫1は脱水により死亡
することとなる。
は、防虫材51が皮膚2上の前記擦過傷7の部位にまで
到達することが必要であるが、前記のように、害虫1の
皮膚2には、一般に体毛3が存在し,これが前記防虫材
51の接触を妨げるので、この体毛3による障害を回避
して防虫材51を皮膚2上の擦過傷7の部位に到達させ
ることが重要である。
状のゼオライトからなる防虫材51の粒径D8が害虫1
の体毛3の間隔寸法Pより小さいものとすることによ
り、防虫材51の擦過傷7の部分への接触する確率をた
かめ、これによって害虫を確実に死亡させることができ
る。
体毛3の間隔寸法Pより大きいものを示し、この防虫材
52は体毛3が存在していることにより擦過傷7の部位
に接触することが妨げられる状況を図示したものであ
る。また、図8においては、第3のメカニズムの理解を
容易とするため、防虫材51,52を球状として簡便に
表示したが、現実には種々の異形形状であることはいう
までもない。
に共通する利点は、従来の化学的殺虫剤による殺虫とは
異なり害虫を駆除すべき空間内に急性毒性の強い化学物
質を高濃度に蒸散させずに害虫を駆除できることであ
り、このことに起因して人畜に対する化学的殺虫剤の影
響や環境汚染を回避できるとともに害虫が抵抗性を次第
に備えることもなく、粉状の固形物の物理的性質により
行なわれるので、長期に渡って害虫を駆除することがで
きることである。
利用した木材は、図2に示すように、例えばフロック加
工装置11を用いて,いわゆる静電植毛技術により次の
ように製造される。
14と,フロック加工機15と,加熱乾燥器16とを順
に配置してライン構成を行なった公知のものである。
の製造に際して、板素材32はまずバインダ塗布機14
に供給される。
4aと塗布ロール14bとを有し、塗布ロール14bに
引き込まれる前記板素材32の下面にバインダタンク1
4aに貯溜したバインダ18を適宜の厚さで塗布するこ
とができる。
ビニル合成糊を用い、その塗布厚さは、例えば0.1mm以
下のきわめて薄い厚さであり、この実施例では概ね0.05
mm程度である。
から板取りしたままの単板であるが、各種の合板や積層
板あるいは集成板であってもよい。また、板材に限らず
角材等であっても概ね以下と同様に実施することができ
る。
置11により木材を製造する場合には、バインダ18と
しては、前記に限らず、エマルジョン型あるいは水溶液
型接着剤から適宜のものを用いることができ、その場合
前記塗布厚さは使用する接着剤による接着力に応じて適
宜調整すればよい。
要の厚さに塗布された板素材32は、次にフロック加工
機15に送られる。
に電極21を配置して構成した処理部22と、この処理
部22に微粒状の防虫材8を供給する粉体供給部23と
を有し、この実施例において前記粉体供給部23から供
給される防虫材8はマイナスに帯電され、プラスの電極
21側に位置する板素材32に向けて所要の電圧で加速
され、前記バインダ18の塗布された板素材32下面に
所要の密度で分散して付着するようになっている。
第1〜第3の殺虫メカニズムにおいて説明した,防虫材
41,42,43,44,81,82,83,84,5
1,52に該当するものであり、防虫材料としての天然
ゼオライトを破砕して所要の粒径の微粒状に形成したも
ので、この天然ゼオライトのイオン交換容量を地力増進
施工令のゼオライト試験方法に準拠して測定すると、13
0〜170meq/100gであり、十分大きな吸湿性あるいは調湿
性を有するものである。
(a)に示すとおりであり、粒径が60μm以下の細粒分
は、重量でその40%を占めている。
ると、例えば、図9に示すようであり、各防虫材8は非
球形で概ね多面体形状に形成されており、各防虫材8の
ほとんどには図10に拡大して示すように尖った端部
(以下、尖端部)24が形成されている。
は、天然ゼオライトのほか、微粉炭ボイラの煙道ガスか
ら回収されるフライアッシュを水酸化ナトリウム水溶液
で煮沸処理して得られる人工ゼオライトや、その他人工
的に製造される合成ゼオライトを用いることができる。
ば、セピオライト,シリカゲル,ベントナイト,タル
ク,無水けい酸,珪藻土等の適度な吸湿性あるいは調湿
性を有する固形材料を防虫材料として用いることもでき
る。
二以上を混合して用いることも可能である。
粒状の防虫材8に、例えば微紛状のシラス(火山灰)等
の固形材料を添加材として混合し、これを前記粉体供給
機23から供給させることとしてもよい。
性を有するものではないので前記第3の殺虫メカニズム
を期待できないが、前記第1および第2の殺虫メカニズ
ムを期待することができるので本願の防虫材8に該当す
る。
尖端部24が多数存在し、これにより害虫1の体表面2
での擦過傷7の形成が促進されるので、前記したゼオラ
イトや固形材料と混合して使用する場合には前記第3の
殺虫メカニズムを強化するものとなる。このような目的
での添加材としてはシラスに限られないことはいうまで
もない。
れた防虫材8に、例えば、ほう酸等の弱い薬効の薬剤を
添加して混合し、これを前記粉体供給機23から供給す
ることとしてもよい。この場合には、その薬剤の薬効と
ともに前述の殺虫メカニズムが同時に害虫に作用するの
で、その薬効が従来より弱いものであっても十分に効果
がある。
付着された板材31は、この後、電熱等による加熱乾燥
機16内で乾燥された後、製品として機外の排出され
る。
32や使用する防虫材料あるいは薬剤の耐熱性を考慮し
て乾燥温度および加熱時間を設定することはいうまでも
ない。
図で示すと図1のようである。
材32と、その一側面に防虫層33が形成されている。
なお、防虫層33は板材31の両側側面に形成すること
としてもよく、また一側面の一部分のみに形成してもよ
い。
これを前記基材32上に付着させる薄いバインダ層34
とで形成され、前記防虫材8はバインダ層34の表面上
に所要の密度に分布させて付着されている。なお、この
バインダ層34は、本願発明でいう接着剤層に該当する
ものである。
面に保持された前記防虫材8は、例えば0.3kgf/cm2以下
の弱い付着力で保持されており、害虫1の運動により防
虫材8の離脱が可能である。
材8にはその粒径が60μm以下の細粒分を含有するもの
としてあるが、これは防虫の対象とする害虫1として白
蟻を考慮したためである。
ズムにおいては、害虫1の体表面2上に形成された体毛
3の存在にかかわらず、防虫材8を害虫1の体表面2上
に、確実に到達させることが十分な防虫性能を発揮させ
るうえで重要である。
る害虫1が白蟻で,その体毛3の間隔寸法Pが60μmで
あるので、防虫層33中に粒径60μm以下の防虫材8を
含有させたもので、この粒径60μm以下の防虫材8によ
って白蟻の体表面2上への到達の確率が高められ、害虫
1としての白蟻を確実に死亡させることができるのであ
る。
を越える防虫材は、白蟻より体毛間隔Pの大きい別種の
害虫に対しては前記と同様の防虫材としての機能を発揮
する。
ライト等のように調湿性等を有するものを用いた場合に
は、粒径が60μmを越える防虫材は、その板材31の直
近の設置空間内での湿度を乾燥側に調整して害虫1の活
力を低下させる機能を発揮する。
であるので、この板材31上に害虫1として例えば白蟻
が存在する場合、白蟻の動作により、板材31上に保持
されている防虫材8が離脱し、この離脱した防虫材8に
よって前記の第1〜第3の殺虫メカニズムが機能して白
蟻を死亡させることができる。
以下とすれば害虫1の運動による離脱の頻度が一層高く
なり殺虫メカニズムの確率が高まる。
メカニズムは、防虫材8の粒径と駆除対象とする害虫1
の体毛3の間隔寸法Pや気門5の開口寸法Wとの関係で
物理的に成立するものであるので、各種の害虫に対して
使用することが可能である。
ることのできる害虫を挙げると、例えば、その他のシロ
アリ類や家ダニ類のツメダニ,チリダニ,コナダニある
いはチャタテムシ,ゴキブリ類はもちろんのこと、カ
類,ハエ類,ノミ類,シラミ類,ヒラタキクイムシ,シ
バンムシ類,ヒメマルカツオブシムシ,ヒメカツオブシ
ムシ,ユスリカ類,チョウバエ類,カメムシ類,アブ
類,マダニ類,サシバエ,カイガラムシ類,マツノマダ
ラカミキリ,キクイムシ類等である。
ダニやコナダニは、気門を有さず,皮膚2からの酸素の
取入れを行なうものであるので、前記第2のメカニズム
は機能しないが、第1のメカニズムにより皮膚に付着し
た天然ゼオライトは、炭酸ガスの排出のみならず酸素の
取入れをも阻害することによりその駆除を行なうととも
に、前記第3のメカニズムによって擦過傷からの脱水に
より確実に駆除することができる。
対象とする場合、前記した第1ないし第3のメカニズム
から明らかなように、その対象とする害虫の体毛の間隔
寸法P等に応じて、防虫材の有効成分となるものの粒径
が定まるので、使用する防虫材の粒度分布を適宜調整す
ることが好ましく、駆除対象を特定種類の害虫とする防
虫材の場合には、その害虫の体毛の間隔Pより小さい粒
径のもののみを分別して、これを防虫材として用いるこ
とが効率的である。
害虫とする場合、その体毛の間隔寸法は概ね30μmであ
る。
の防虫材8を用いると、重量%で概ね30%弱のものがツ
メダニの皮膚に到達し得る有効成分として機能する。
ね1μmであるので、前記第2のメカニズムにおいて、
防虫材82,83として機能し得る有効成分は、きわめ
てわずかである。
5の粒度分布を例えば図8(b)に示すように、粒径30
μm以下の細粒分の含有割合を例えば70%まで増加させ
ることが好ましく、これによって防虫材82,83とし
て機能し得る有効成分も増加している。
の含有割合を増加しても、だにより体毛間隔Pの大きい
白蟻等の害虫に対する殺虫メカニズムには何等の支障を
も生じず、かえって、防虫材8の粒径を体毛間隔に対し
て小さくすれば、体表面2へ接触するうえで体毛3が妨
げとなることが低減するので、確実な殺虫効果を期待す
ることができる。
する場合には、ツメダニの体長が小さいので、前記バイ
ンダ層34等による防虫材8の付着力を例えば0.15kgf/
cm2以下とすれば、小さなだに等の害虫に対する有効性
が高まる。
バインダ層34を形成し、このバインダ層34上にフロ
ック加工機15を用いて防虫材8を分散付着させて板素
材32に保持させたものであるが、フロック加工装置1
1を用いず、板素材32の表面に接着剤層を形成しこの
表面上に防虫材8を適宜方法により散布することとして
もよい。
材は、住宅建築用材や家具用材等として用いることがで
き、例えば図3あるいは図4のように使用する。
し、角材62を2枚の板材63の間に挟み込んで接着剤
64で接着して形成し、角材62と2枚の板材63とで
囲まれた空間65がとびらわく61の内部に形成された
ものである。
62の内向き面および前記板材63の裏面にそれぞれ前
記の防虫層33が形成され、防虫層33が空間65の全
周面を覆っている。
により囲まれた部位においては、通常白蟻等の害虫が集
団発生しがちだからであり、前記空間65内に白蟻等の
害虫が侵入した場合、前記の殺虫メカニズムが機能して
ここでの害虫の集団発生が防止される。
62と板材63との接着剤64による接着領域には、前
記防虫層33が形成されていない。これは角材62と板
材63とを接着剤64で互いに強固に固着するためであ
る。
床板,72は根太,73は床下空間を示す。この場合に
床板71の下面には全面にわたって前記防虫層33が形
成されており、角材からなる根太72はその周面全体に
わたって前記防虫層33が形成されている。
等の害虫が集団発生しがちの床下空間73に害虫が侵入
しても、これらの防虫層33により前記殺虫メカニズム
が作用して防虫することができる。
おいても、前述したように防虫層33は殺虫成分を蒸散
するものでないため、防虫性能が長期であり、人間の居
住環境を悪化させることが少ないものである。
明によれば、木材の表面には、防虫効果を有する固形物
質からなる微粒状の防虫材が離脱可能に付着された防虫
層が形成され、その微粒状の防虫材は防虫対象とする害
虫の体毛間隔より粒径の小さい細粒分を含有させてある
ので、防虫材が害虫の体毛に妨げられずに害虫の体表面
に付着しやすく、防虫材が害虫の体表面への接触によっ
て害虫を確実に死亡させることができる。
表面への接触により害虫を死亡させるものであるので、
従来の木材のように殺虫成分を設置された空間内へ高濃
度で蒸散せずとも十分に防虫効果を発揮することがで
き、防虫性能の長期化と居住環境の悪化の軽減とを図る
ことができる。
図である。
である。
る。
分布図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 木材の表面のすくなくとも一部に、防虫
効果を有する固形物質である防虫材料の微粒からなる防
虫材を所要の密度で離脱可能に付着させて防虫層を形成
するとともに、その微粒状の防虫材には防虫対象とする
害虫の体毛間隔より粒径の小さい細粒分を含有させてあ
ることを特徴とする木材。 - 【請求項2】 請求項1記載の木材において、前記防虫
材料として、人工ゼオライト,天然ゼオライト,セピオ
ライト,シリカゲル,ベントナイト,タルク,無水けい
酸,珪藻土からなる一群の固形材料中の一または二以上
を用いることを特徴とする木材。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の木材において、
前記防虫材は多面体形状でその表面に尖端部を形成して
あることを特徴とする木材。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の木材において、
前記防虫材とほぼ同程度の微粒状の固形物質であってそ
の形状が多面体形状でその表面に尖端部を有するものを
前記防虫層に含有させてあることを特徴とする木材。 - 【請求項5】 請求項1から4に記載した木材のいずれ
かにおいて、殺虫効果を有する薬剤を前記防虫層に添加
したことを特徴とする木材。 - 【請求項6】 請求項1から5に記載した木材のいずれ
かにおいて、前記木材の表面に接着剤層を形成し、この
接着剤層を介して前記微粒状の防虫材を付着させてある
ことを特徴とする木材。 - 【請求項7】 請求項6に記載した木材において、前記
防虫材をフロック加工法により基材の表面上に分布させ
たことを特徴とする木材。 - 【請求項8】 請求項6記載の木材において、前記接着
剤をエマルジョン型あるいは水溶液型接着剤として接着
剤層を形成するとともに、この接着剤層の表面側にフロ
ック加工により防虫材を分布してあることを特徴とする
木材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06494493A JP3247947B2 (ja) | 1992-03-25 | 1993-03-24 | 木 材 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6705992 | 1992-03-25 | ||
| JP4-67059 | 1992-03-25 | ||
| JP06494493A JP3247947B2 (ja) | 1992-03-25 | 1993-03-24 | 木 材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623711A true JPH0623711A (ja) | 1994-02-01 |
| JP3247947B2 JP3247947B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=26406088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06494493A Expired - Fee Related JP3247947B2 (ja) | 1992-03-25 | 1993-03-24 | 木 材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3247947B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101528453B1 (ko) * | 2015-03-24 | 2015-06-11 | 주식회사 토홍 | 목조 건축물의 흰개미 검출 및 퇴치방법 |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP06494493A patent/JP3247947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101528453B1 (ko) * | 2015-03-24 | 2015-06-11 | 주식회사 토홍 | 목조 건축물의 흰개미 검출 및 퇴치방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3247947B2 (ja) | 2002-01-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2163246C (en) | Non-hazardous pest control | |
| EP1139735B1 (en) | Method and apparatus for dispersing a volatile composition | |
| JP3259853B2 (ja) | 害虫駆除材 | |
| JP3259864B2 (ja) | 害虫駆除方法 | |
| US3322623A (en) | Method of inhibiting roach infestation in waste disposal systems with electrostatic bentonite-pesticide composition | |
| JP3259856B2 (ja) | 害虫駆除材 | |
| JP3259855B2 (ja) | 害虫駆除材 | |
| JPH0623711A (ja) | 木 材 | |
| US5192545A (en) | Silica gels for controlling insect pests | |
| JP3259865B2 (ja) | 害虫駆除方法 | |
| JP3259857B2 (ja) | 害虫駆除材 | |
| JP3259852B2 (ja) | 害虫駆除方法および害虫駆除材 | |
| JP3259858B2 (ja) | 害虫駆除材 | |
| JPH069322A (ja) | 防虫シート | |
| JP3259854B2 (ja) | 害虫駆除材 | |
| JPH01261217A (ja) | 害虫防除用シリカゲルとそのシリカゲルによる害虫防除法 | |
| JP3259866B2 (ja) | 害虫駆除方法 | |
| JP3259851B2 (ja) | 害虫駆除方法および害虫駆除材 | |
| Moore | Boric acid-silica dusts for control of German cockroaches | |
| US7182952B2 (en) | Urea and nitrogen based compounds as feeding stimulants/aggregants and masking agents of unpalatable chemicals for subterranean termites | |
| AU7862391A (en) | Metaldehyde-containing pesticides | |
| JP2662631B2 (ja) | 害虫防除材および防虫畳 | |
| JPH01207214A (ja) | 害虫駆除剤 | |
| AU2002248204A1 (en) | Urea and nitrogen based compounds as feeding stimulants/aggregants and masking agents of unpalatable chemicals for subterranean termites | |
| JPS6317801A (ja) | 駆虫剤 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |