JPH06237241A - 相関器同期制御方式およびその装置 - Google Patents
相関器同期制御方式およびその装置Info
- Publication number
- JPH06237241A JPH06237241A JP50A JP4457293A JPH06237241A JP H06237241 A JPH06237241 A JP H06237241A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 4457293 A JP4457293 A JP 4457293A JP H06237241 A JPH06237241 A JP H06237241A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スペクトラム通信方式で用いられる相関器に
おいて、電圧変動や動作環境に影響されることなく、安
定な同期制御を行なえるようにする。 【構成】 位相進み、位相中間および位相遅れの少なく
とも3種のM系列符号を発生させるM系列符号発生部5
と、スペクトラム拡散変調の受信信号とこれらM系列符
号との各ビットの一致状態をそれぞれカウントし、こか
らのカウント値と各設定値とをそれぞれ比較することに
より、受信信号と位相の異なる各M系列符号との相関を
求めて相関出力信号をそれぞれ出力する複数のアップダ
ウンカウンタ6,7,8と、これらアップダウンカウン
タからの相関出力信号に基づいて、M系列符号発生部で
作られるM系列符号の位相が変化されるように制御を行
ない、受信信号とM系列符号とを同期させるコントロー
ル部1を有している。
おいて、電圧変動や動作環境に影響されることなく、安
定な同期制御を行なえるようにする。 【構成】 位相進み、位相中間および位相遅れの少なく
とも3種のM系列符号を発生させるM系列符号発生部5
と、スペクトラム拡散変調の受信信号とこれらM系列符
号との各ビットの一致状態をそれぞれカウントし、こか
らのカウント値と各設定値とをそれぞれ比較することに
より、受信信号と位相の異なる各M系列符号との相関を
求めて相関出力信号をそれぞれ出力する複数のアップダ
ウンカウンタ6,7,8と、これらアップダウンカウン
タからの相関出力信号に基づいて、M系列符号発生部で
作られるM系列符号の位相が変化されるように制御を行
ない、受信信号とM系列符号とを同期させるコントロー
ル部1を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトラム拡散通信
における相関器同期制御方式およびその装置に関する。
における相関器同期制御方式およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散通信方式では、たとえ
ば音声信号のエネルギを、その信号が持つ本来の周波数
よりもずっと広い周波数範囲(MHzオーダー)に散ら
して伝送を行なうものである。スペクトラム拡散された
信号はただの雑音としてしか聞こえないが、受信側で送
信側とまったく同じ拡散符号(M系列符号)を掛けるこ
とにより、元の音声信号に復調することができる。
ば音声信号のエネルギを、その信号が持つ本来の周波数
よりもずっと広い周波数範囲(MHzオーダー)に散ら
して伝送を行なうものである。スペクトラム拡散された
信号はただの雑音としてしか聞こえないが、受信側で送
信側とまったく同じ拡散符号(M系列符号)を掛けるこ
とにより、元の音声信号に復調することができる。
【0003】このように送信側と受信側で、同一のM系
列符号を用いる必要があるため、通信の秘密性を保持で
きるという特徴を有している。
列符号を用いる必要があるため、通信の秘密性を保持で
きるという特徴を有している。
【0004】このようなスペクトラム拡散通信において
は、受信局において受信したスペクトラム拡散信号が自
己宛であるか否かを自局のM系列符号と照らし合わせて
判定する必要があり、このような相関判断を相関器を用
いて行なっている。
は、受信局において受信したスペクトラム拡散信号が自
己宛であるか否かを自局のM系列符号と照らし合わせて
判定する必要があり、このような相関判断を相関器を用
いて行なっている。
【0005】また、受信スペクトラム拡散信号とM系列
符号との相関を求めるには、両者が完全に同期している
必要があり、受信側では相関器から出力される相関状態
に応じた出力信号と予め定められた設定値とを比較し、
相関出力が常に設定値以上となるようにM系列符号の位
相を制御することで、受信スペクトラム拡散信号とM系
列符号との同期をとっている。
符号との相関を求めるには、両者が完全に同期している
必要があり、受信側では相関器から出力される相関状態
に応じた出力信号と予め定められた設定値とを比較し、
相関出力が常に設定値以上となるようにM系列符号の位
相を制御することで、受信スペクトラム拡散信号とM系
列符号との同期をとっている。
【0006】このような同期化制御の方法としては、た
とえば特公平3−37334号の公報に記載されるもの
が従来から知られている。
とえば特公平3−37334号の公報に記載されるもの
が従来から知られている。
【0007】この同期制御方法では、スペクトラム拡散
変調された受信データに対して、位相が前後にずれた3
つのM系列符号を用意して相関をとる。まず、受信デー
タと中間位相のM系列符号との相関状態を調べ、この相
関レベルが予め設定した電圧レベル以下ならばサーチモ
ードによって動作させ、この相関レベルが設定電圧レベ
ル以上となるまで中間位相のM系列符号の位相を移動さ
せる。続いて同期微調整モードによって動作させ、受信
データと3つのM系列符号とで得られる相関出力レベル
を比較して、中間位相の相関レベルが他の2つの相関レ
ベルよりも高くなるまで位相を変化させる。中間位相の
相関レベルが、他の相関レベルに比べて高くなったとき
に完全同期状態になったとして、M系列符号発生用のク
ロック周波数をロックする。
変調された受信データに対して、位相が前後にずれた3
つのM系列符号を用意して相関をとる。まず、受信デー
タと中間位相のM系列符号との相関状態を調べ、この相
関レベルが予め設定した電圧レベル以下ならばサーチモ
ードによって動作させ、この相関レベルが設定電圧レベ
ル以上となるまで中間位相のM系列符号の位相を移動さ
せる。続いて同期微調整モードによって動作させ、受信
データと3つのM系列符号とで得られる相関出力レベル
を比較して、中間位相の相関レベルが他の2つの相関レ
ベルよりも高くなるまで位相を変化させる。中間位相の
相関レベルが、他の相関レベルに比べて高くなったとき
に完全同期状態になったとして、M系列符号発生用のク
ロック周波数をロックする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の同期制御方法では、サーチモードにおいて中間位相の
相関レべルと予め設定した電圧レベルとを比較している
ので、電圧変動や温度上昇などでこの基準となる電圧レ
ベルが変動した場合は、安定した同期制御を行なえない
という問題点がある。
の同期制御方法では、サーチモードにおいて中間位相の
相関レべルと予め設定した電圧レベルとを比較している
ので、電圧変動や温度上昇などでこの基準となる電圧レ
ベルが変動した場合は、安定した同期制御を行なえない
という問題点がある。
【0009】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、電圧変動
や動作環境に影響されることなく、安定な同期制御を行
なうことができる相関器同期制御方式およびその装置を
提供することを目的とする。
課題を解決するために提案されたものであり、電圧変動
や動作環境に影響されることなく、安定な同期制御を行
なうことができる相関器同期制御方式およびその装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明による相関器同期制御方式は、位相進み、位相
中間および位相遅れの少なくとも3種のM系列符号を発
生させて、スペクトラム拡散変調の受信信号とこれらM
系列符号との各ビットの一致状態をそれぞれカウント
し、これらカウント値と各設定値とをそれぞれ比較する
ことにより、受信信号と位相の異なる各M系列符号との
相関を求めて相関出力信号をそれぞれ取り出し、これら
相関出力信号に基づいてM系列符号の位相を制御するこ
とにより、受信信号とM系列符号とを同期させる方法と
している。
に本発明による相関器同期制御方式は、位相進み、位相
中間および位相遅れの少なくとも3種のM系列符号を発
生させて、スペクトラム拡散変調の受信信号とこれらM
系列符号との各ビットの一致状態をそれぞれカウント
し、これらカウント値と各設定値とをそれぞれ比較する
ことにより、受信信号と位相の異なる各M系列符号との
相関を求めて相関出力信号をそれぞれ取り出し、これら
相関出力信号に基づいてM系列符号の位相を制御するこ
とにより、受信信号とM系列符号とを同期させる方法と
している。
【0011】本発明による相関器同期制御装置では、位
相進み、位相中間および位相遅れの少なくとも3種のM
系列符号を発生させるM系列符号発生部と、スペクトラ
ム拡散変調の受信信号とこれらM系列符号との各ビット
の一致状態をそれぞれカウントする複数の相関器と、こ
れら相関器からのカウント値と各設定値とをそれぞれ比
較することにより、受信信号と位相の異なる各M系列符
号との相関を求めて相関出力信号をそれぞれ出力する複
数の比較器と、これら比較器からの相関出力信号に基づ
いて、上記M系列符号発生部で作られるM系列符号の位
相が変化されるように制御を行ない、受信信号とM系列
符号とを同期させる制御部とを有する構成としてある。
相進み、位相中間および位相遅れの少なくとも3種のM
系列符号を発生させるM系列符号発生部と、スペクトラ
ム拡散変調の受信信号とこれらM系列符号との各ビット
の一致状態をそれぞれカウントする複数の相関器と、こ
れら相関器からのカウント値と各設定値とをそれぞれ比
較することにより、受信信号と位相の異なる各M系列符
号との相関を求めて相関出力信号をそれぞれ出力する複
数の比較器と、これら比較器からの相関出力信号に基づ
いて、上記M系列符号発生部で作られるM系列符号の位
相が変化されるように制御を行ない、受信信号とM系列
符号とを同期させる制御部とを有する構成としてある。
【0012】また、位相中間の相関出力信号と設定値と
を比較する比較器では、ヒステリシスを持たせて比較動
作を行なうために、値の異なる2値の設定値を備えてい
る。
を比較する比較器では、ヒステリシスを持たせて比較動
作を行なうために、値の異なる2値の設定値を備えてい
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1ブロック図に、本発明による相関器同期
制御方法を実現する同期制御装置の一実施例を示す。
説明する。図1ブロック図に、本発明による相関器同期
制御方法を実現する同期制御装置の一実施例を示す。
【0014】この図で、この同期制御装置は基準クロッ
クCK0を分周制御部3に供給するクロック発振器2
と、この基準クロックCK0を分周してクロックCK
1,CK2を作り、タイミングクロックCK2をM系列
符号発生部4とスペクトラム拡散変調部5に供給すると
ともに、クロックCK1,CK2の進み・遅れの切り替
えを行なう分周制御部3と、シフトレジスタを用いてM
系列符号を発生させ、スペクトラム拡散変調部5に出力
するM系列符号発生部4と、位相の前後した図2に示す
3種のM系列符号MS1,MS2,MS3を各アップダ
ウンカウンタ6,7,8に出力するスペクトラム拡散変
調部5と、スペクトラム変調受信データと位相の前後し
た各M系列符号との一致状態をそれぞれカウントして設
定値と比較して、相関出力信号をコントロール部1に送
出する3つのアップダウンカウンタ6,7,8と、入力
される3つの相関出力信号から受信データとM系列符号
との位相状態を判別して、M系列符号の位相を進ませる
か遅らせるかの制御信号を分周制御部3に出力するコン
トロール部1とから大略構成されている。なお、クロッ
クCK1はスペクトラム拡散変調部5と各アップダウン
カウンタ6,7,8の基準クロックとなる。
クCK0を分周制御部3に供給するクロック発振器2
と、この基準クロックCK0を分周してクロックCK
1,CK2を作り、タイミングクロックCK2をM系列
符号発生部4とスペクトラム拡散変調部5に供給すると
ともに、クロックCK1,CK2の進み・遅れの切り替
えを行なう分周制御部3と、シフトレジスタを用いてM
系列符号を発生させ、スペクトラム拡散変調部5に出力
するM系列符号発生部4と、位相の前後した図2に示す
3種のM系列符号MS1,MS2,MS3を各アップダ
ウンカウンタ6,7,8に出力するスペクトラム拡散変
調部5と、スペクトラム変調受信データと位相の前後し
た各M系列符号との一致状態をそれぞれカウントして設
定値と比較して、相関出力信号をコントロール部1に送
出する3つのアップダウンカウンタ6,7,8と、入力
される3つの相関出力信号から受信データとM系列符号
との位相状態を判別して、M系列符号の位相を進ませる
か遅らせるかの制御信号を分周制御部3に出力するコン
トロール部1とから大略構成されている。なお、クロッ
クCK1はスペクトラム拡散変調部5と各アップダウン
カウンタ6,7,8の基準クロックとなる。
【0015】つぎに、このように構成される相関器同期
制御装置の動作を説明する。伝送路から受信されたスペ
クトラム拡散変調信号(以下、受信信号という)は、一
旦コートロール部1に入り、M系列符号発生部4から送
られてくるM系列符号31周期毎(繰返し周期毎)のコ
ントロール・タイミング・クロックCK3に同期して3
つのアップダウンカウンタ6,7,8にそれぞれ供給さ
れる。相関器と比較器として構成されたこれらアップダ
ウンカウンタ6,7,8では、受信信号と、スペクトラ
ム拡散変調部5から送られてくる進み、中間および遅れ
位相のM系列符号MS1,MS2,MS3との相関を各
ビット毎にとり、一致したビットの数を正数でカウント
し、不一致のビットの数を負数でカウントして、カウン
ト値の絶対値と設定値とを比較する。ここで、位相進み
アップダウンカウンタ6ではカウント値の絶対値と設定
値Eとを比較し、設定値Eを超えた場合に進み相関出力
信号をコントロール部1に出力する。また、位相遅れア
ップダウンカウンタ8ではカウント値の絶対値と設定値
Lとを比較し、設定値Lを超えた場合に遅れ相関出力信
号をコントロール部1に出力する。一方、中間位相アッ
プダウンカウンタ7では2つの設定値M1,M2による
ヒステリシスを持たせた比較を行なっている。すなわ
ち、サーチ状態では受信信号とM系列符号MS2との相
関度が高くなければ相関信号を出力せず、逆に相関がと
れていてホールド状態であれば相関度が低くても相関信
号をコントロール部1に出力するように設定値M1,M
2が決められている。なお、各アップダウンカウンタ
6,7,8において相関出力信号は通常“L”(ロー、
以下同じ)であり、カウント値が設定値を超えた場合に
“H”(ハイ、以下同じ)となる。
制御装置の動作を説明する。伝送路から受信されたスペ
クトラム拡散変調信号(以下、受信信号という)は、一
旦コートロール部1に入り、M系列符号発生部4から送
られてくるM系列符号31周期毎(繰返し周期毎)のコ
ントロール・タイミング・クロックCK3に同期して3
つのアップダウンカウンタ6,7,8にそれぞれ供給さ
れる。相関器と比較器として構成されたこれらアップダ
ウンカウンタ6,7,8では、受信信号と、スペクトラ
ム拡散変調部5から送られてくる進み、中間および遅れ
位相のM系列符号MS1,MS2,MS3との相関を各
ビット毎にとり、一致したビットの数を正数でカウント
し、不一致のビットの数を負数でカウントして、カウン
ト値の絶対値と設定値とを比較する。ここで、位相進み
アップダウンカウンタ6ではカウント値の絶対値と設定
値Eとを比較し、設定値Eを超えた場合に進み相関出力
信号をコントロール部1に出力する。また、位相遅れア
ップダウンカウンタ8ではカウント値の絶対値と設定値
Lとを比較し、設定値Lを超えた場合に遅れ相関出力信
号をコントロール部1に出力する。一方、中間位相アッ
プダウンカウンタ7では2つの設定値M1,M2による
ヒステリシスを持たせた比較を行なっている。すなわ
ち、サーチ状態では受信信号とM系列符号MS2との相
関度が高くなければ相関信号を出力せず、逆に相関がと
れていてホールド状態であれば相関度が低くても相関信
号をコントロール部1に出力するように設定値M1,M
2が決められている。なお、各アップダウンカウンタ
6,7,8において相関出力信号は通常“L”(ロー、
以下同じ)であり、カウント値が設定値を超えた場合に
“H”(ハイ、以下同じ)となる。
【0016】コントロール部1では、入力される各相関
出力信号を基に図3のロジックテーブルに基づいて分周
制御部3に送る制御信号を決めている。すなわち、位相
中間相関出力信号と位相遅れ相関出力信号がともに
“H”であり、M系列符号の位相が遅れていると判断し
たとき、また位相中間相関出力信号が“L”であり、進
み、中間及び遅れの3つの位相のどれとも同期が合って
いないと判断したときに、M系列符号の位相を進めるた
めの位相進み信号を“H”にして分周制御部3に出力す
る。一方、位相進み相関出力信号と位相中間相関出力信
号がともに“H”であり、M系列符号の位相が進んでい
ると判断したとき、M系列符号の位相を遅らせるための
位相遅れ信号を“H”にして分周制御部3に出力する。
また、位相中間相関出力信号が“H”であり、位相進み
相関出力信号と位相遅れ相関出力信号の状態が同じであ
るときは、M系列符号の位相をホールドするために、位
相進み信号と位相送れ信号を“H”にして分周制御部3
に出力する。
出力信号を基に図3のロジックテーブルに基づいて分周
制御部3に送る制御信号を決めている。すなわち、位相
中間相関出力信号と位相遅れ相関出力信号がともに
“H”であり、M系列符号の位相が遅れていると判断し
たとき、また位相中間相関出力信号が“L”であり、進
み、中間及び遅れの3つの位相のどれとも同期が合って
いないと判断したときに、M系列符号の位相を進めるた
めの位相進み信号を“H”にして分周制御部3に出力す
る。一方、位相進み相関出力信号と位相中間相関出力信
号がともに“H”であり、M系列符号の位相が進んでい
ると判断したとき、M系列符号の位相を遅らせるための
位相遅れ信号を“H”にして分周制御部3に出力する。
また、位相中間相関出力信号が“H”であり、位相進み
相関出力信号と位相遅れ相関出力信号の状態が同じであ
るときは、M系列符号の位相をホールドするために、位
相進み信号と位相送れ信号を“H”にして分周制御部3
に出力する。
【0017】分周制御部3では、入力される位相進み信
号または位相遅れ信号を基に図4のロジックテーブルに
基づいてクロックCK1,CK2の分周を可変し、同期
を位相中間に合わせるように制御する。即ち、位相遅れ
信号が“L”であるときは、分周を縮めるように制御さ
れ、位相遅れ信号が“H”であるときは、分周を伸ばす
ように制御される。また、位相進み信号と位相遅れ信号
がともに“H”であるときと、コントロール・タイミン
グ・クロックCK3が“L”であるときは、分周の状態
は変化しない。なお、図3及び図4で×印は信号の状態
が“H”でも“L”でもよいことを示す。これにより、
受信信号とM系列符号の位相を完全に合わせることがで
きる。
号または位相遅れ信号を基に図4のロジックテーブルに
基づいてクロックCK1,CK2の分周を可変し、同期
を位相中間に合わせるように制御する。即ち、位相遅れ
信号が“L”であるときは、分周を縮めるように制御さ
れ、位相遅れ信号が“H”であるときは、分周を伸ばす
ように制御される。また、位相進み信号と位相遅れ信号
がともに“H”であるときと、コントロール・タイミン
グ・クロックCK3が“L”であるときは、分周の状態
は変化しない。なお、図3及び図4で×印は信号の状態
が“H”でも“L”でもよいことを示す。これにより、
受信信号とM系列符号の位相を完全に合わせることがで
きる。
【0018】ノイズにより受信信号の一部が欠落してい
る場合は、比較基準となる設定値を伝送路の状態に合わ
せて可変してやることで、同期を合わせることができ
る。また、多少同期がずれていてもデータを復調するこ
とができる。
る場合は、比較基準となる設定値を伝送路の状態に合わ
せて可変してやることで、同期を合わせることができ
る。また、多少同期がずれていてもデータを復調するこ
とができる。
【0019】なお、各アップダウンカウンタ6,7,8
はコントロール・タイミング・クロックCK3によって
M系列符号31周期毎にリセットされ、常に±0からカ
ウントされる。カウント動作におけるアップ指令または
ダウン指令は、受信信号、M系列符号および±フラグ信
号との3つから作り出される。
はコントロール・タイミング・クロックCK3によって
M系列符号31周期毎にリセットされ、常に±0からカ
ウントされる。カウント動作におけるアップ指令または
ダウン指令は、受信信号、M系列符号および±フラグ信
号との3つから作り出される。
【0020】±フラグ信号は、カウントした数値が正か
負かを示すものであり、このフラグそのものが、スペク
トラム拡散変調により復調したものと同様である。これ
をさらにコントロール部において、NRZI(No Retur
n to Zero Inverted)により復調をかけると、元のデー
タを再現できる。
負かを示すものであり、このフラグそのものが、スペク
トラム拡散変調により復調したものと同様である。これ
をさらにコントロール部において、NRZI(No Retur
n to Zero Inverted)により復調をかけると、元のデー
タを再現できる。
【0021】ここで、NRZI化して送受する理由は、
NRZI化変調したあとなら、信号が反転してもしてい
なくとも、復調したあとは同じ波形が得られるという性
質を利用したことが挙げられる。
NRZI化変調したあとなら、信号が反転してもしてい
なくとも、復調したあとは同じ波形が得られるという性
質を利用したことが挙げられる。
【0022】なお電灯線のような伝送路において、スペ
クトラム拡散通信を行う場合には、更に送信データをバ
イフェーズ化する必要がある。
クトラム拡散通信を行う場合には、更に送信データをバ
イフェーズ化する必要がある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
信信号とM系列符号の相関状態をカウンタ値として検出
し、このカウンタ値と予め数値設定した基準値とを比較
することで、受信信号とM系列符号の位相関係を判別し
ているので、従来のように相関出力レべルと基準電圧レ
ベルと比較して受信信号とM系列符号の位相関係を判別
する場合と異なり、電圧変動や動作環境に影響を受ける
ことがなく、より安定な同期制御を行なうことができ
る。
信信号とM系列符号の相関状態をカウンタ値として検出
し、このカウンタ値と予め数値設定した基準値とを比較
することで、受信信号とM系列符号の位相関係を判別し
ているので、従来のように相関出力レべルと基準電圧レ
ベルと比較して受信信号とM系列符号の位相関係を判別
する場合と異なり、電圧変動や動作環境に影響を受ける
ことがなく、より安定な同期制御を行なうことができ
る。
【図1】本発明による相関器同期制御装置の一実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】位相の前後した3つのM系列符号を示す波形図
である。
である。
【図3】コントロール部における動作を示すロジックテ
ーブルである。
ーブルである。
【図4】分周制御部における動作を示すロジックテーブ
ルである。
ルである。
1 コントロール部 2 クロック発振部 3 分周制御部 4 M系列符号発生部 5 スペクトラム拡張変調部 6,7,8 アップダウンカウンタ
Claims (3)
- 【請求項1】 位相進み、位相中間および位相遅れの少
なくとも3種のM系列符号を発生させて、スペクトラム
拡散変調の受信信号とこれらM系列符号との各ビットの
一致状態をそれぞれカウントし、これらカウント値と設
定値とをそれぞれ比較することにより、受信信号と位相
の異なる各M系列符号との相関を求めて相関出力信号を
それぞれ取り出し、これら相関出力信号に基づいてM系
列符号の位相を制御することにより、受信信号とM系列
符号とを同期させることを特徴とする相関器同期制御方
式。 - 【請求項2】 位相進み、位相中間および位相遅れの少
なくとも3種のM系列符号を発生させるM系列符号発生
部と、 スペクトラム拡散変調の受信信号とこれらM系列符号と
の各ビットの一致状態をそれぞれカウントする複数の相
関器と、 これら相関器からのカウント値と各設定値とをそれぞれ
比較することにより、受信信号と位相の異なる各M系列
符号との相関を求めて相関出力信号をそれぞれ出力する
複数の比較器と、 これら比較器からの相関出力信号に基づいて、上記M系
列符号発生部で作られるM系列符号の位相が変化される
ように制御を行ない、受信信号とM系列符号とを同期さ
せる制御部とを有することを特徴とする相関器同期制御
装置 - 【請求項3】 位相中間の相関出力信号と設定値とを比
較する比較器では、ヒステリシスを持たせて比較動作を
行なうために、値の異なる2値の設定値を備えることを
特徴とする請求項2記載の相関器同期制御装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06237241A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 相関器同期制御方式およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06237241A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 相関器同期制御方式およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06237241A true JPH06237241A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12695223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50A Pending JPH06237241A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 相関器同期制御方式およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06237241A (ja) |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP50A patent/JPH06237241A/ja active Pending
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