JPH0623747Y2 - プランジャポンプの流量調節機構 - Google Patents

プランジャポンプの流量調節機構

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JPH0623747Y2
JPH0623747Y2 JP1985144309U JP14430985U JPH0623747Y2 JP H0623747 Y2 JPH0623747 Y2 JP H0623747Y2 JP 1985144309 U JP1985144309 U JP 1985144309U JP 14430985 U JP14430985 U JP 14430985U JP H0623747 Y2 JPH0623747 Y2 JP H0623747Y2
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plunger
cam
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flow rate
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JP1985144309U
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Inventor
哲夫 清水
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電気化学計器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ポンピリングシリンダ内をプランジャが往復
して液体を輸送するプランジャポンプにおける流量の調
節機構に関し、更に詳述すると、構造が簡単で、しかも
流量を精密に調節することができる機構に関する。
従来の技術 定量ポンプとして、例えば第6図に示すようなプランジ
ャポンプが知られている。即ち、第6図に示すプランジ
ャポンプ1において、2はポンプヘッド、3はこのポン
プヘッド2内にほぼ垂直方向に形成された輸送液体の通
路、4及び5はそれぞれ通路3の下方及び上方に配設さ
れ、輸送液体が通路3内を下方から上方に向けてのみ流
れるように制御するそれぞれバルブシート6,7及びボ
ール8,9よりなる一対の逆止弁、10はポンプヘッド
2内に前記通路3に連通して形成されたポンピングシリ
ンダ部、11はこのポンピングシリンダ部10内にパッ
キン12によって液密にかつ進退自在に挿入されたプラ
ンジャで、このポンプ1においてはプランジャ11の往
復運動によって一定量の液体が下部逆止弁4から通路3
内に導入されると共に、上部逆止弁5を通ってポンプ外
に送出されるものである。
従来、上述したタイプのプランジャポンプにおいては、
プランジャに往復運動をさせると共に、プランジャのス
トローク長を調整して輸送液の流量を調節するため、通
常第6図に示すような往復運動機構及び流量調節機構が
採用されている。
即ち、図中13はポンプヘッド2より外側方に突出した
プランジャ基部側に垂直に固定されたばね係止板、14
はこのばね係止板14とポンプヘッド2との間に介装さ
れた押圧ばねで、この押圧ばね14の押圧力によってプ
ランジャ11は常時その基端側方向に向けて付勢されて
いる。なお、上記ばね係止板13下端は、後述するスト
ップ装置のストップ板上部位置まで突出している。ま
た、15はプランジャ11基端部に回転可能に取り付け
られたローラ、16はこのローラ15に近接して配置さ
れた回転偏心円板カムで、モータ等を用いてこの円板カ
ム16をその回転軸17の周囲に回転させると、カム1
6の偏心回転に応じてカム16の側部がローラ15をプ
ランジャ先端方向に押圧し、これによりプランジャ11
がばね14の付勢力に抗して前進すると共に、プランジ
ャ11が最前進位置に至った後は、ばね14の付勢力に
よりカム16側部にローラ15が当接しながらカム16
の回転に相応してプランジャ11が後退するようになっ
ており、従ってカム16の回転運動による押圧力及びば
ね14の付勢力の協同でプランジャの往復運動が行なわ
れるようになっている。
また、Xはプランジャ11の後退限位置を調節するため
のストップ装置である。このストップ装置Xにおいて
は、基台18上にプランジャ11の軸方向に沿って一対
の側板19,20がそれぞれ互に対向して垂設されてい
ると共に、これら側板19,20にそれぞれねじ穴2
1,22が穿設されている。更に、これらねじ穴21,
22には側板19,20をそれぞれ貫通した状態で長尺
のねじ棒23が螺合されていると共に、上記ねじ棒23
には両側板19,20間に存してその上部がプランジャ
11に固定された上記ばね係止板13のプランジャ基端
側面下部に当接するストップ板24が固定されている。
なお、ねじ棒23一端部にはつまみ部25を有するハン
ドル26が固定されており、ハンドル26を回転させる
ことによりねじ棒23がプランジャ11の軸方向に沿っ
て前進又は後退するようになっている。このストップ装
置Xにおいては、上述したようにストップ板24にプラ
ンジャ11に固定されたばね係止板13のプランジャ後
退方向側面が当接するので、ばね14の付勢力によるプ
ランジャ11の後退はストップ板24に当接した時点で
停止する。従って、ポンプ1の流量を調節する場合、ね
じ棒23を前進或いは後退させてストップ板24を適宜
位置に停止させることにより、プランジャ11の最後退
位置を適宜決定し、これによってプランジャ11のスト
ローク長を調整するものである。
考案が解決しようとする問題点 上述した従来のプランジャポンプにおいては、板カム1
6によって、プランジャ11の前進限位置を決定すると
共に、ストップ装置Xによってプランジャ11の後退限
位置を決定し、これによりプランジャ11のストローク
長を調整してポンプ1の流量を調節するものであるが、
この種の流量調節機構は、板カム16とこれを回転させ
るモータ等の駆動源とからなるカム装置、及びプランジ
ャ11の後退限位置を調節するためのストップ装置Xの
両者を必要とするため、構造が複雑となり、コスト的に
高くなると共に、ストップ装置Xのねじ、ギヤ等がバッ
クラッシュするため、精密な調節ができないという問題
を有している。また、ストップ装置Xのストップ板24
の移動が直線的で、プランジャ11後退限位置の変化が
直線的であるため、ポンプ流量を直線的にしか変化させ
ることができず、従って特定の設定流量付近で流量の精
密な調節を行なうことが不可能であるという欠点も有し
ている。
本考案は、上記事情に鑑みなされたもので、構造が簡単
で、しかも流量の精密調節が可能なプランジャポンプの
流量調節機構を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 即ち、本考案機構は上記目的を達成するため、ポンプヘ
ッド内に輸送液体の通路及びこの通路に連通するポンピ
ングシリンダをそれぞれ形成すると共に、上記通路の上
流側及び下流側に輸送液体が通路の上流側から下流側に
向けて流通するように制御する一対の逆止弁をそれぞれ
配設し、更に上記ポンピングシリンダ内にプランジャの
先部側を液密に挿入すると共に、このプランジャをその
基端側方向に付勢する付勢機構を配設し、かつプランジ
ャに回転可能に接触ローラを取り付け、この接触ローラ
近傍に配設した回転板カムを回転させてこの回転板カム
で接触ローラをプランジャ先端方向に押圧することによ
りプランジャを前進させると共に回転板カムの回転に応
じてプランジャを付勢機構の付勢力で後退させ、このプ
ランジャの往復運動によって輸送液体を圧送するように
したプランジャポンプの流量調節機構において、上記回
転板カムの回転軸に、前記接触ローラが当たることによ
りプランジャの後退を停止させかつ回動するに従って上
記プランジャの後退停止位置を連続的に変化させる固定
板カムを回動可能に取り付けると共に、この固定板カム
を任意の回動位置に保持する保持機構を配設して、上記
保持機構で保持する固定板カムの回動状態を変化させて
固定板カムと接触ローラとの接触位置をプランジャ軸方
向に沿って変化させることによりプランジャのストロー
ク長を調節するようにしたものである。
この場合、回動するに従ってプランジャの後退停止位置
を連続的に変化させる固定板カムとしては、例えば円板
状、楕円板状、ハート形のもの等が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。
作用 本考案機構においては、プランジャに往復運動をさせる
ための回転板カムと同軸上に、プランジャの後退限位置
を決定するための固定カムを回動可能かつ所定回動位置
に保持可能に配設したので、固定カムを適宜回動位置に
保持することによりこの固定カムとプランジャ基端部の
ローラとの接触点をプランジャの軸方向に沿って移動さ
せることができ、これによりプランジャの後退限位置を
適宜決定してポンプ流量を調節できる。この場合、本考
案においては固定板カムを回動するに従ってプランジャ
の後退停止位置を連続的に変化させる形状に形成すると
共に、この固定板カムを任意の回動位置に保持する保持
機構を設けたことにより、固定板カムと接触ローラとの
接触位置をプランジャ軸方向に沿って連続的に変化させ
ることができ、従ってプランジャのストローク長を連続
的に調節して精密な流量調節を行うことができる。
従って、本機構は構造が簡単であり、かつ従来の機構の
ようにねじ、ギヤ等のバックラッシュがないので、非常
に精密な流量調節ができるものである。
次に、実施例に示し、本考案を具体的に説明する。
実施例 第1図及び第2図は本考案の一実施例に係るプランジャ
ポンプの流量調節機構を示すものである。この場合、第
1図及び第2図において第6図に示した装置と同一構成
の部分には、同一参照符号を付してその説明を省略す
る。なお、本装置においてはばね係止板13は第6図の
ように下方に延出していない。
第1図及び第2図に示す流量調節機構Yにおいて、27
は回転偏心円板カム16の回転軸17に回動可能に取り
付けられた接触ローラ15に接触可能な固定偏心円板カ
ムで、この固定カム27は回転カム16と同形状のもの
である。この場合、固定カム27の回転軸挿入孔28内
にはベアリング29が配設されていると共に、このベア
リング29内に回転軸17が回転可能に支承されてお
り、これにより、回転軸挿入孔28内で回転軸17が回
転し得るようになっている。また、固定カム27−側面
(回転カム16に対向する面に対し反対側の面)には回
転軸17と同軸上にボルト30が固定されていると共
に、固定カム27−側面外方には固定カム27に対向し
てボルト30が回動可能に貫通し得るボルト貫通孔31
が穿設された側板32が配設されている。そして、上記
ボルト30先端は上記側板32のボルト貫通孔を通って
側板32外方に突出し、更にこのボルト30先端部に側
板32外方に存してナット33が螺合している。これに
より、ボルト30を回動させることによって固定カム2
7を回動させることができると共に、固定カム27の適
宜回動位置でナット33を側板32に対して締めつける
ことにより、固定カム27を所定回動位置に保持できる
ようになっている。
従って、第1,2図に示す流量調節機構Yを用いてポン
プ流量を調節する場合、プランジャ11の往復運動は第
6図に示した機構Xと同様に回転カム16の回転によっ
て行なうが、プランジャ11の後退限位置を調節する場
合、ナット33をゆるめた状態でボルト30を回すこと
により固定カム27を回動させると共に、ナット33を
締めつけることにより固定カム27を適宜回動位置に保
持するものである。即ち、本機構Yにおいては、プラン
ジャ11が後退する場合ローラ15が固定カム27に当
接した時点で後退が停止するが、固定カム27は偏心し
ているため、固定カム27を回動させることにより固定
カム27のローラ15と当接する箇所をプランジャ11
の軸方向に沿って自由に前後に変化させることができ、
従って固定カム27を適宜回動位置で固定することによ
り、プランジャ11の後退限位置を適宜設定することが
でき、これによってプランジャ11のストローク長を自
由に設定できるものである。
例えば、第3図に示すように固定カム27側部の接触ロ
ーラ15との接触箇所から固定カム27の回転中心まで
の距離が固定カム27の最小半径aとなるように固定カ
ム27を保持した場合、ポンプ流量は最大になる。ま
た、第4図に示すように上記距離が固定カム27の最大
半径bとなるように固定カム27を保持した場合、ポン
プ流量はゼロ(最小流量)になる。そして、第5図に示
すように上記距離が最小半径aと最大半径bの間の種々
の距離cとすることにより、ポンプ流量を最大流量と最
小流量の間の適宜流量に設定できるものである。
即ち、第3,5図において(A)はそれぞれプランジャ
11の前進限位置を示し、(B)はそれぞれプランジャ
11の後退限位置を示すものであるが、第3図に示す状
態においては、プランジャ11のストローク長Lは回転
カム16の最大半径bと固定カム27の最小半径bとの
差b−a=Lとなり、ストローク長Lは最大になる。ま
た、第4図に示す状態においては、ストローク長Lは回
転カム16の最大半径bと固定カム27の最大半径bと
の差b−b=Lとなり、ストローク長はゼロとなる。更
に、第5図に示す状態においては、ストローク長Lは回
転カム16の最大半径bと固定カム27の接触ローラ1
5との接触箇所から回転中心までの距離cとの差b−c
=Lとなり、cを種々の距離とすることによりストロー
ク長Lを適宜設定できるものである。
なお、上記実施例においては、互に同形の回転円板カム
16及び固定円板カム27を同軸上に配設したが、両カ
ムの形状は特に制限されない。例えば、固定カムの形状
を適宜選択することにより、特定の設定流量付近の流量
変化を拡大して精密な調節を行なうことができる。更
に、固定カムの保持機構やその他の構成についても本考
案の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して差支えない。
考案の効果 以上説明したように、本考案に係るプランジャポンプの
流量調節機構は、回転板カム及び固定板カムを同軸上に
配設し、両板カムの相対的位置を代えることによってプ
ランジャストローク長を調節するようにしたので、機構
(メカニズム)が簡単であり、かつ従来の装置のように
ねじ、ギヤ等のバックラッシュがないので、精密な流量
調節ができる。この場合、回動するに従ってプランジャ
の後退停止位置を連続的に変化させる固定板カムを用い
たので、プランジャのストローク長を連続的に調整する
ことができる。また、固定カムの形状を適当に選ぶこと
により、特定の流量付近のみ拡大してより精密な調節を
することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る流量調節機構をプラン
ジャポンプに配設した状態を示す一部断面側面図、第2
図は同例の流量調節機構を示す一部省略平面図、第3
図、第4図及び第5図はそれぞれ本考案流量調節機構に
よりプランジャを進退させた状態を示す説明図、第6図
は従来の流量調節機構をプランジャポンプに配設した状
態を示す一部断面側面図である。 1…プランジャポンプ、2…ポンプヘッド、 3…輸送液体の通路、4,5…逆止弁、 10…ポンピングシリンダ、11…プランジャ、 14…ばね、15…ローラ、 16…回転円板カム、17…回転軸、 27…固定板カム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプヘッド内に輸送液体の通路及びこの
    通路に連通するポンピングシリンダをそれぞれ形成する
    と共に、上記通路の上流側及び下流側に輸送液体が通路
    の上流側から下流側に向けて流通するように制御する一
    対の逆止弁をそれぞれ配設し、更に上記ポンピングシリ
    ンダ内にプランジャの先部側を液密に挿入すると共に、
    このプランジャをその基端側方向に付勢する付勢機構を
    配設し、かつプランジャに回転可能に接触ローラを取り
    付け、この接触ローラ近傍に配設した回転板カムを回転
    させてこの回転板カムで接触ローラをプランジャ先端方
    向に押圧することによりプランジャを前進させると共に
    回転板カムの回転に応じてプランジャを付勢機構の付勢
    力で後退させ、このプランジャの往復運動によって輸送
    液体を圧送するようにしたプランジャポンプの流量調節
    機構において、上記回転板カムの回転軸に、前記接触ロ
    ーラが当たることによりプランジャの後退を停止させか
    つ回動するに従って上記プランジャの後退停止位置を連
    続的に変化させる固定板カムを回動可能に取り付けると
    共に、この固定板カムを任意の回動位置に保持する保持
    機構を配設して、上記保持機構で保持する固定板カムの
    回動状態を変化させて固定板カムと接触ローラとの接触
    位置をプランジャ軸方向に沿って変化させることにより
    プランジャのストローク長を調節するようにしたことを
    特徴とするプランジャポンプの流量調節機構。
JP1985144309U 1985-09-24 1985-09-24 プランジャポンプの流量調節機構 Expired - Lifetime JPH0623747Y2 (ja)

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JPS6254282U JPS6254282U (ja) 1987-04-03
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JPS6254282U (ja) 1987-04-03

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