JPH0623829A - ブロー成形法 - Google Patents
ブロー成形法Info
- Publication number
- JPH0623829A JPH0623829A JP4207371A JP20737192A JPH0623829A JP H0623829 A JPH0623829 A JP H0623829A JP 4207371 A JP4207371 A JP 4207371A JP 20737192 A JP20737192 A JP 20737192A JP H0623829 A JPH0623829 A JP H0623829A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parison
- shape
- molded product
- cross
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】成形品の形状に応じて肉厚を均一にする。
【構成】断面が略円形である成形品Mに対しては、パリ
ソン1の断面形状を、成形型2,3の開閉方向Yを長軸
とする略楕円状にして押し出す。断面が多角形である成
形品Mに対しては、パリソン1の少なくとも内面1aの
断面形状を、成形品の多角形形状として押し出す。
ソン1の断面形状を、成形型2,3の開閉方向Yを長軸
とする略楕円状にして押し出す。断面が多角形である成
形品Mに対しては、パリソン1の少なくとも内面1aの
断面形状を、成形品の多角形形状として押し出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロー成形法に関し、
特に、成形品の断面形状に応じてパリソンの断面形状を
変えることにより成形品の肉厚を均一にすることができ
るブロー成形法に関する。
特に、成形品の断面形状に応じてパリソンの断面形状を
変えることにより成形品の肉厚を均一にすることができ
るブロー成形法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5(A)に示すように、従来のブロー
成形は、ダイス4とコア5からなるパリソン予備成形機
によって円筒状のパリソン1を予備成形し、このパリソ
ン1を成形型2,3によって挟んだ後に、該パリソン1
内にエアーを吹き込むことにより行われる。成形型2,
3でパリソン1を挟持すると、図6(A)に示すよう
に、成形型内に位置するパリソンは上下端部8,9が密
封されることから、エアーブロー(図6(A)にエアー
ブロー管7を示す)によって膨張し、成形型の内面2
a,3aの形状に応じた成形品を得ることができる。
成形は、ダイス4とコア5からなるパリソン予備成形機
によって円筒状のパリソン1を予備成形し、このパリソ
ン1を成形型2,3によって挟んだ後に、該パリソン1
内にエアーを吹き込むことにより行われる。成形型2,
3でパリソン1を挟持すると、図6(A)に示すよう
に、成形型内に位置するパリソンは上下端部8,9が密
封されることから、エアーブロー(図6(A)にエアー
ブロー管7を示す)によって膨張し、成形型の内面2
a,3aの形状に応じた成形品を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブロー成形法には、以下の2つの問題点があった。一つ
目の問題は、断面が円形である成形品をブロー成形する
場合に偏肉が生じるという問題であった。
ブロー成形法には、以下の2つの問題点があった。一つ
目の問題は、断面が円形である成形品をブロー成形する
場合に偏肉が生じるという問題であった。
【0004】すなわち、断面が円形である成形品をブロ
ー成形する場合は、図5(B)に示すように予備成形す
るパリソン1の断面も成形品に応じて円形としている。
そのため、図6(A)に示すように、パリソン予備成形
機から押し出されたパリソン1を成形型2,3で挟む
と、該パリソン1は成形型2,3の開閉方向につぶされ
(図6(B)参照)、成形型の開閉方向の肉厚aがこれ
に直交する方向の肉厚bに比べて薄くなる(a<b)。
ー成形する場合は、図5(B)に示すように予備成形す
るパリソン1の断面も成形品に応じて円形としている。
そのため、図6(A)に示すように、パリソン予備成形
機から押し出されたパリソン1を成形型2,3で挟む
と、該パリソン1は成形型2,3の開閉方向につぶされ
(図6(B)参照)、成形型の開閉方向の肉厚aがこれ
に直交する方向の肉厚bに比べて薄くなる(a<b)。
【0005】この状態でパリソン内にエアーを吹き込む
と、特にエアーブロー速度が速ければ速いほど、薄肉と
なった成形型の開閉方向のパリソンが先に膨張されるこ
とになり、成形型に接触して冷却される際には、図6
(C)に示すように、成形型の開閉方向の肉厚cがこれ
に直交する方向の肉厚dに比べて薄くなる(c<d)と
いう問題があった。
と、特にエアーブロー速度が速ければ速いほど、薄肉と
なった成形型の開閉方向のパリソンが先に膨張されるこ
とになり、成形型に接触して冷却される際には、図6
(C)に示すように、成形型の開閉方向の肉厚cがこれ
に直交する方向の肉厚dに比べて薄くなる(c<d)と
いう問題があった。
【0006】また、二つ目の問題は、断面が多角形であ
る成形品をブロー成形する場合にも同様に偏肉が生じる
という問題であった。この場合は、図7(A)に示すよ
うにパリソン1の断面形状を円形に押し出して、成形型
2,3で挟持した状態でパリソン内にエアーを吹き込む
が、パリソンが膨張して成形型の内面2a,3aに接触
すると、成形品Mの外面は成形型の内面に応じた断面多
角形に成形されるが、成形品Mの内面はエアーブローに
よる均等な圧力しか作用しないのでほぼ円形となる。そ
のため、ブロー成形された成形品は、多角形の各頂点近
傍の肉厚kが一般面の肉厚jに比べて厚肉となる(k>
j)。
る成形品をブロー成形する場合にも同様に偏肉が生じる
という問題であった。この場合は、図7(A)に示すよ
うにパリソン1の断面形状を円形に押し出して、成形型
2,3で挟持した状態でパリソン内にエアーを吹き込む
が、パリソンが膨張して成形型の内面2a,3aに接触
すると、成形品Mの外面は成形型の内面に応じた断面多
角形に成形されるが、成形品Mの内面はエアーブローに
よる均等な圧力しか作用しないのでほぼ円形となる。そ
のため、ブロー成形された成形品は、多角形の各頂点近
傍の肉厚kが一般面の肉厚jに比べて厚肉となる(k>
j)。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、成形品の形状に応じて肉厚
を均一にすることを目的とする。
鑑みてなされたものであり、成形品の形状に応じて肉厚
を均一にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のブロー成形法は、パリソンを押し出した後
に、断面が略円形である成形品の形状に応じた内面形状
を有する成形型により、前記パリソンを挟んで成形を行
うブロー成形法において、前記パリソンの断面形状を、
前記成形型の開閉方向を長軸とする略楕円状にして押し
出すことを特徴としている。
に、本発明のブロー成形法は、パリソンを押し出した後
に、断面が略円形である成形品の形状に応じた内面形状
を有する成形型により、前記パリソンを挟んで成形を行
うブロー成形法において、前記パリソンの断面形状を、
前記成形型の開閉方向を長軸とする略楕円状にして押し
出すことを特徴としている。
【0009】また、パリソンを押し出した後に、断面が
多角形である成形品の形状に応じた内面形状を有する成
形型により、前記パリソンを挟んで成形を行うブロー成
形法において、前記パリソンの少なくとも内面の断面形
状を、前記成形品の多角形形状として押し出すことを特
徴とするブロー成形法によっても上記目的を達成するこ
とができる。
多角形である成形品の形状に応じた内面形状を有する成
形型により、前記パリソンを挟んで成形を行うブロー成
形法において、前記パリソンの少なくとも内面の断面形
状を、前記成形品の多角形形状として押し出すことを特
徴とするブロー成形法によっても上記目的を達成するこ
とができる。
【0010】
【作用】まず、断面形状が円形である成形品に対して
は、パリソンの断面形状を成形型の開閉方向を長軸とす
る略楕円状にして、パリソンを押し出し、パリソンの予
備成形を行う。そして、押し出されたパリソンを挟み込
むように成形型を閉じる。これにより、パリソンは、成
形型によって上下端が挟持されるので、成形型の閉塞方
向に押しつぶされようとするが、該パリソンは成形型の
開閉方法を長軸とする略楕円状に形成されているので、
成形型により押しつぶされた結果、断面が円形のパリソ
ンとなって成形型内に位置することになる。
は、パリソンの断面形状を成形型の開閉方向を長軸とす
る略楕円状にして、パリソンを押し出し、パリソンの予
備成形を行う。そして、押し出されたパリソンを挟み込
むように成形型を閉じる。これにより、パリソンは、成
形型によって上下端が挟持されるので、成形型の閉塞方
向に押しつぶされようとするが、該パリソンは成形型の
開閉方法を長軸とする略楕円状に形成されているので、
成形型により押しつぶされた結果、断面が円形のパリソ
ンとなって成形型内に位置することになる。
【0011】この状態で、パリソン内にエアーを吹き込
み、該パリソンを膨張させて、成形型の内面形状に応じ
た成形品を得る。パリソンが膨張する際には、エアーを
吹き込む前のパリソンの断面形状が円形で、しかも肉厚
が均一であるため、エアーブローを急速に行ってもパリ
ソンは均等に膨張することになり、その結果、肉厚が均
一な成形品を得ることができる。
み、該パリソンを膨張させて、成形型の内面形状に応じ
た成形品を得る。パリソンが膨張する際には、エアーを
吹き込む前のパリソンの断面形状が円形で、しかも肉厚
が均一であるため、エアーブローを急速に行ってもパリ
ソンは均等に膨張することになり、その結果、肉厚が均
一な成形品を得ることができる。
【0012】また、断面形状が多角形である成形品に対
しては、パリソンの少なくとも内面の断面形状を成形品
の多角形形状として押し出し、パリソンの予備成形を行
う。そして、押し出されたパリソンを挟み込むように成
形型を閉じ、パリソン内にエアーを吹き込む。
しては、パリソンの少なくとも内面の断面形状を成形品
の多角形形状として押し出し、パリソンの予備成形を行
う。そして、押し出されたパリソンを挟み込むように成
形型を閉じ、パリソン内にエアーを吹き込む。
【0013】これによりパリソンは膨張し始めるが、膨
張を始める前のパリソンは、多角形の頂点近傍が若干薄
肉となっているので、この頂点近傍が先ず膨張し始め
る。したがって、パリソンが膨張して成形型に接触する
際は、成形型の内面とパリソンとの接触がほぼ同時に行
われることになり、その結果、肉厚が均一な成形品を得
ることができる。
張を始める前のパリソンは、多角形の頂点近傍が若干薄
肉となっているので、この頂点近傍が先ず膨張し始め
る。したがって、パリソンが膨張して成形型に接触する
際は、成形型の内面とパリソンとの接触がほぼ同時に行
われることになり、その結果、肉厚が均一な成形品を得
ることができる。
【0014】
【実施例】まず最初に、第1の発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1(A)は第1の発明の一実施例
に係るブロー成形法を用いたブロー成形機を示す縦断面
図、図1(B)は図1(A)のB−B線に沿う断面図、
図1(C)は同じくC−C線に沿う断面図である。ま
た、図2(A)は同実施例のブロー成形機の成形型を型
締めした状態を示す縦断面図、図2(B)は図2(A)
のB−B線に沿う断面図である。
基づいて説明する。図1(A)は第1の発明の一実施例
に係るブロー成形法を用いたブロー成形機を示す縦断面
図、図1(B)は図1(A)のB−B線に沿う断面図、
図1(C)は同じくC−C線に沿う断面図である。ま
た、図2(A)は同実施例のブロー成形機の成形型を型
締めした状態を示す縦断面図、図2(B)は図2(A)
のB−B線に沿う断面図である。
【0015】本実施例のブロー成形法を用いたブロー成
形機は溶融材料を押し出して予備成形品であるパリソン
1を予備成形する予備成形機と、この押し出されたパリ
ソン1を挟み込んで所望の成形品Mに成形する成形型
2,3と、これらの成形型2,3で成形する際にパリソ
ン1内にエアーを吹き込むエアーブロー管7を有してい
る。
形機は溶融材料を押し出して予備成形品であるパリソン
1を予備成形する予備成形機と、この押し出されたパリ
ソン1を挟み込んで所望の成形品Mに成形する成形型
2,3と、これらの成形型2,3で成形する際にパリソ
ン1内にエアーを吹き込むエアーブロー管7を有してい
る。
【0016】予備成形機は、外型を構成するダイス4
と、このダイス4の中央に形成され中型を構成するコア
5を有しており、これらダイス4とコア5との間に溶融
材料を供給して押し出すことにより、ダイス4とコア5
の形状に応じた断面形状のパリソン1が得られるように
なっている。
と、このダイス4の中央に形成され中型を構成するコア
5を有しており、これらダイス4とコア5との間に溶融
材料を供給して押し出すことにより、ダイス4とコア5
の形状に応じた断面形状のパリソン1が得られるように
なっている。
【0017】なお、図示する実施例では、1種類の材料
を押し出して1層のパリソンを得る場合を示している
が、本発明のブロー成形では、ダイスとコアとを幾重に
も構成して、これら複数の隙間から複数種類の材料を押
し出すことにより、複数層からなるパリソンを形成する
こともできる。
を押し出して1層のパリソンを得る場合を示している
が、本発明のブロー成形では、ダイスとコアとを幾重に
も構成して、これら複数の隙間から複数種類の材料を押
し出すことにより、複数層からなるパリソンを形成する
こともできる。
【0018】上述した予備成形機の下方には、成形しよ
うとする成形品の外形に応じた内面形状2a,3aを有
する成形型が接近離反移動可能に設けられており、図示
する実施例では、2つの成形型2,3から構成されてい
る。この成形型2,3は、予備成形機からパリソン1を
押し出すときは、互いに離反してパリソン1が成形型内
に垂下するようになっており、該パリソンが所定の長さ
だけ垂下すると、2つの成形型2,3は互いに接近して
パリソン1を挟み込むようになっている。成形型2,3
の上端部は、垂下したパリソン1の上端8を挟んで気密
状態にするが、成形型2,3の下端部には切欠き6が形
成されており、ここにパリソン1の下端9とともに図2
(A)に示すエアーブロー管7をも挟み込むようになっ
ている。
うとする成形品の外形に応じた内面形状2a,3aを有
する成形型が接近離反移動可能に設けられており、図示
する実施例では、2つの成形型2,3から構成されてい
る。この成形型2,3は、予備成形機からパリソン1を
押し出すときは、互いに離反してパリソン1が成形型内
に垂下するようになっており、該パリソンが所定の長さ
だけ垂下すると、2つの成形型2,3は互いに接近して
パリソン1を挟み込むようになっている。成形型2,3
の上端部は、垂下したパリソン1の上端8を挟んで気密
状態にするが、成形型2,3の下端部には切欠き6が形
成されており、ここにパリソン1の下端9とともに図2
(A)に示すエアーブロー管7をも挟み込むようになっ
ている。
【0019】なお、エアーブロー管7は、成形型2,3
に対して上下移動可能に設けられており、パリソン1が
予備成形機から垂下してくると、パリソン1の内部に向
かって上昇し該パリソン1の内部に先端が挿入された状
態で成形型2,3に挟持される。
に対して上下移動可能に設けられており、パリソン1が
予備成形機から垂下してくると、パリソン1の内部に向
かって上昇し該パリソン1の内部に先端が挿入された状
態で成形型2,3に挟持される。
【0020】本実施例のブロー成形機で成形する成形品
Mは断面が円形であるため、予備成形機により押し出す
パリソン1は、その断面を成形型2,3の開閉方向Yを
長軸とする略楕円形状としている。すなわち、予備成形
機のダイス4とコア5との隙間の形状を、図1(B)に
示すように、Y方向を長軸とした略楕円状に形成し、こ
の隙間から溶融材料を押し出して、図1(C)に示すよ
うに断面が略楕円状のパリソン1を形成する。本実施例
における楕円形状は、使用する材料の種類や諸条件を勘
案して、成形型2,3を閉じたときに成形型内に位置す
るパリソン1の断面形状がほぼ円形になるような楕円形
状とする。
Mは断面が円形であるため、予備成形機により押し出す
パリソン1は、その断面を成形型2,3の開閉方向Yを
長軸とする略楕円形状としている。すなわち、予備成形
機のダイス4とコア5との隙間の形状を、図1(B)に
示すように、Y方向を長軸とした略楕円状に形成し、こ
の隙間から溶融材料を押し出して、図1(C)に示すよ
うに断面が略楕円状のパリソン1を形成する。本実施例
における楕円形状は、使用する材料の種類や諸条件を勘
案して、成形型2,3を閉じたときに成形型内に位置す
るパリソン1の断面形状がほぼ円形になるような楕円形
状とする。
【0021】次に作用を説明する。まず、予備成形機に
溶融材料を供給し、ダイス4とコア5との隙間からパリ
ソン1を押し出し、パリソンの予備成形を行う。そし
て、図2(A)に示すように、押し出されたパリソン1
を挟み込むように成形型2,3を閉じる。これにより、
パリソン1は、成形型2,3によって上下端8,9が挟
持されるので、成形型2,3の閉塞方向Yに押しつぶさ
れようとするが、予備成形機から垂下したパリソン1
は、成形型の開閉方向Yを長軸とする略楕円状に形成さ
れているので、成形型2,3により押しつぶされた結
果、図2(B)に示すように、断面が円形のパリソン1
となって成形型内に位置することになる。
溶融材料を供給し、ダイス4とコア5との隙間からパリ
ソン1を押し出し、パリソンの予備成形を行う。そし
て、図2(A)に示すように、押し出されたパリソン1
を挟み込むように成形型2,3を閉じる。これにより、
パリソン1は、成形型2,3によって上下端8,9が挟
持されるので、成形型2,3の閉塞方向Yに押しつぶさ
れようとするが、予備成形機から垂下したパリソン1
は、成形型の開閉方向Yを長軸とする略楕円状に形成さ
れているので、成形型2,3により押しつぶされた結
果、図2(B)に示すように、断面が円形のパリソン1
となって成形型内に位置することになる。
【0022】この状態で、エアーブロー管7によってパ
リソン1内にエアーを吹き込み、該パリソン1を膨張さ
せて、成形型2,3の内面形状2a,3aに応じた成形
品を得る。パリソン1が膨張する際には、エアーを吹き
込む前のパリソンの断面形状が円形で、しかも肉厚が均
一であるため、エアーブローを急速に行ってもパリソン
1は均等に膨張することになり、その結果、肉厚が均一
な成形品を得ることができる。
リソン1内にエアーを吹き込み、該パリソン1を膨張さ
せて、成形型2,3の内面形状2a,3aに応じた成形
品を得る。パリソン1が膨張する際には、エアーを吹き
込む前のパリソンの断面形状が円形で、しかも肉厚が均
一であるため、エアーブローを急速に行ってもパリソン
1は均等に膨張することになり、その結果、肉厚が均一
な成形品を得ることができる。
【0023】次に、第2の発明の一実施例を図面に基づ
いて説明する。図3(A)は第2の発明の一実施例に係
るブロー成形法を用いたブロー成形機の成形型を型締め
した状態を示す横断面図(図2(A)のB−B断面相当
図)、図3(B)はパリソン内にエアーを吹き込んだ状
態を示す横断面図である。また、図4は第2の発明の他
の実施例に係るブロー成形法を用いたブロー成形機の成
形型を型締めした状態を示す横断面図(図2(A)のB
−B断面相当図)である。
いて説明する。図3(A)は第2の発明の一実施例に係
るブロー成形法を用いたブロー成形機の成形型を型締め
した状態を示す横断面図(図2(A)のB−B断面相当
図)、図3(B)はパリソン内にエアーを吹き込んだ状
態を示す横断面図である。また、図4は第2の発明の他
の実施例に係るブロー成形法を用いたブロー成形機の成
形型を型締めした状態を示す横断面図(図2(A)のB
−B断面相当図)である。
【0024】本実施例では、成形品Mの断面形状が、円
形ではなく、多角形となっている場合である。このよう
な場合は、図3(A)に示すように、予備成形機から押
し出すパリソン1の内面形状1aを、成形品Mの形状に
応じた多角形としておく。つまり、図3(A)に示すよ
うに、成形品Mの断面形状が六角形である場合には、コ
ア5の形状を六角形に形成すると共に、ダイス4を円形
(あるいは略楕円形状でも良い)に形成して、これらダ
イス4とコア5との隙間から溶融材料を押し出し、図3
(A)に示すような断面形状のパリソン1を予備成形す
る。
形ではなく、多角形となっている場合である。このよう
な場合は、図3(A)に示すように、予備成形機から押
し出すパリソン1の内面形状1aを、成形品Mの形状に
応じた多角形としておく。つまり、図3(A)に示すよ
うに、成形品Mの断面形状が六角形である場合には、コ
ア5の形状を六角形に形成すると共に、ダイス4を円形
(あるいは略楕円形状でも良い)に形成して、これらダ
イス4とコア5との隙間から溶融材料を押し出し、図3
(A)に示すような断面形状のパリソン1を予備成形す
る。
【0025】このようにパリソン1の内面形状1aを成
形品Mの形状に応じた多角形にして成形型2,3を閉
じ、パリソン1内にエアーを吹き込むと、パリソン1は
膨張し始めるが、膨張を始める前のパリソン1は、多角
形の頂点近傍が若干薄肉となっているので(つまり、e
<f)、この頂点近傍が先ず膨張し始める。したがっ
て、パリソン1が膨張して成形型2,3に接触する際
は、成形型の内面2a,3aとパリソン1との接触がほ
ぼ同時に行われることになり、その結果、肉厚が均一な
成形品Mを得ることができる(つまり、g=h)。
形品Mの形状に応じた多角形にして成形型2,3を閉
じ、パリソン1内にエアーを吹き込むと、パリソン1は
膨張し始めるが、膨張を始める前のパリソン1は、多角
形の頂点近傍が若干薄肉となっているので(つまり、e
<f)、この頂点近傍が先ず膨張し始める。したがっ
て、パリソン1が膨張して成形型2,3に接触する際
は、成形型の内面2a,3aとパリソン1との接触がほ
ぼ同時に行われることになり、その結果、肉厚が均一な
成形品Mを得ることができる(つまり、g=h)。
【0026】なお、第2の発明では、押し出すパリソン
1の断面形状を少なくともその内面1aを成形品Mの形
状に応じた多角形とすれば良く、したがって、図4に示
すように、パリソン1の内面1aと外面1bの両面を成
形品Mの形状に応じた多角形にしても良い。この場合
は、予備成形機のダイス4とコア5の両型を多角形に形
成しておく。
1の断面形状を少なくともその内面1aを成形品Mの形
状に応じた多角形とすれば良く、したがって、図4に示
すように、パリソン1の内面1aと外面1bの両面を成
形品Mの形状に応じた多角形にしても良い。この場合
は、予備成形機のダイス4とコア5の両型を多角形に形
成しておく。
【0027】本発明は、上述した実施例にのみ限定され
ることなくさらに種々に改変することが可能である。
ることなくさらに種々に改変することが可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明のブロー成形法は、断面が円形の
成形品に対しては、パリソンの断面形状を成形型の開閉
方向を長軸とする略楕円状にして押し出すようにしてい
るので、成形型によって型締めされてパリソンが押しつ
ぶさても断面が円形のパリソンとなって成形型内に位置
することになる。
成形品に対しては、パリソンの断面形状を成形型の開閉
方向を長軸とする略楕円状にして押し出すようにしてい
るので、成形型によって型締めされてパリソンが押しつ
ぶさても断面が円形のパリソンとなって成形型内に位置
することになる。
【0029】したがって、パリソンが膨張する際には、
エアーを吹き込む前のパリソンの断面形状が円形で、し
かも肉厚が均一であるため、エアーブローを急速に行っ
てもパリソンは均等に膨張することになり、その結果、
肉厚が均一な成形品を得ることができる。
エアーを吹き込む前のパリソンの断面形状が円形で、し
かも肉厚が均一であるため、エアーブローを急速に行っ
てもパリソンは均等に膨張することになり、その結果、
肉厚が均一な成形品を得ることができる。
【0030】また、断面が多角形の成形品に対しては、
パリソンの少なくとも内面の断面形状を成形品の多角形
形状として押し出すようにしているので、膨張を始める
前のパリソンは、多角形の頂点近傍が若干薄肉となって
いる。
パリソンの少なくとも内面の断面形状を成形品の多角形
形状として押し出すようにしているので、膨張を始める
前のパリソンは、多角形の頂点近傍が若干薄肉となって
いる。
【0031】したがって、この頂点近傍が先ず膨張し始
めるので、パリソンが膨張して成形型に接触する際は、
成形型の内面とパリソンとの接触がほぼ同時に行われる
ことになり、その結果、肉厚が均一な成形品を得ること
ができる。
めるので、パリソンが膨張して成形型に接触する際は、
成形型の内面とパリソンとの接触がほぼ同時に行われる
ことになり、その結果、肉厚が均一な成形品を得ること
ができる。
【図1】(A)は本発明の一実施例に係るブロー成形法
を用いたブロー成形機を示す縦断面図、(B)は図1
(A)のB−B線に沿う断面図、(C)は同じくC−C
線に沿う断面図である。
を用いたブロー成形機を示す縦断面図、(B)は図1
(A)のB−B線に沿う断面図、(C)は同じくC−C
線に沿う断面図である。
【図2】(A)は同実施例のブロー成形機の成形型を型
締めした状態を示す縦断面図、(B)は図2(A)のB
−B線に沿う断面図である。
締めした状態を示す縦断面図、(B)は図2(A)のB
−B線に沿う断面図である。
【図3】(A)は本発明の他の実施例に係るブロー成形
法を用いたブロー成形機の成形型を型締めした状態を示
す横断面図(図2(A)のB−B断面相当図)、(B)
はパリソン内にエアーを吹き込んだ状態を示す横断面図
である。
法を用いたブロー成形機の成形型を型締めした状態を示
す横断面図(図2(A)のB−B断面相当図)、(B)
はパリソン内にエアーを吹き込んだ状態を示す横断面図
である。
【図4】本発明のさらに他の実施例に係るブロー成形法
を用いたブロー成形機の成形型を型締めした状態を示す
横断面図(図2(A)のB−B断面相当図)である。
を用いたブロー成形機の成形型を型締めした状態を示す
横断面図(図2(A)のB−B断面相当図)である。
【図5】(A)は従来のブロー成形法を用いたブロー成
形機を示す縦断面図、(B)は図5(A)のB−B線に
沿う断面図である。
形機を示す縦断面図、(B)は図5(A)のB−B線に
沿う断面図である。
【図6】(A)は同じく従来のブロー成形機の成形型を
型締めした状態を示す縦断面図、(B)は図6(A)の
B−B線に沿う断面図、(C)はパリソン内にエアーを
吹き込んだ状態を示す横断面図である。
型締めした状態を示す縦断面図、(B)は図6(A)の
B−B線に沿う断面図、(C)はパリソン内にエアーを
吹き込んだ状態を示す横断面図である。
【図7】(A)は従来のブロー成形法を用いたブロー成
形機の成形型を型締めした状態を示す横断面図(図6
(A)のB−B断面相当図)、(B)はパリソン内にエ
アーを吹き込んだ状態を示す横断面図である。
形機の成形型を型締めした状態を示す横断面図(図6
(A)のB−B断面相当図)、(B)はパリソン内にエ
アーを吹き込んだ状態を示す横断面図である。
1…パリソン 1a…パリソンの内面 2,3…成形型 2a,3a…成形型の内面 4…ダイス 5…コア 6…切欠き 7…エアーブロー管 8…パリソンの上端 9…パリソンの下端 M…成形品 Y…成形型の開閉方向
Claims (2)
- 【請求項1】パリソン(1)を押し出した後に、断面が
略円形である成形品の形状に応じた内面形状を有する成
形型(2,3)により、前記パリソン(1)を挟んで成
形を行うブロー成形法において、前記パリソン(1)の
断面形状を、前記成形型(2,3)の開閉方向(Y)を
長軸とする略楕円状にして押し出すことを特徴とするブ
ロー成形法。 - 【請求項2】パリソン(1)を押し出した後に、断面が
多角形である成形品の形状に応じた内面形状を有する成
形型(2,3)により、前記パリソン(1)を挟んで成
形を行うブロー成形法において、前記パリソン(1)の
少なくとも内面(1a)の断面形状を、前記成形品の多
角形形状として押し出すことを特徴とするブロー成形
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4207371A JPH0623829A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ブロー成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4207371A JPH0623829A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ブロー成形法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623829A true JPH0623829A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16538621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4207371A Pending JPH0623829A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ブロー成形法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623829A (ja) |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4207371A patent/JPH0623829A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5935620A (en) | Blow mold having slots to allow air to escape | |
| US4724116A (en) | Injection blow molding method | |
| US2669752A (en) | Molding process | |
| JPH0623829A (ja) | ブロー成形法 | |
| JPS58205746A (ja) | 合成樹脂製押出モ−ルデイングの製造方法 | |
| JP2636040B2 (ja) | 肉厚の大きく異なる部分を有する偏平容器の中空成形法 | |
| JPH07156255A (ja) | パネルブロー製品の成形方法 | |
| US4496301A (en) | Plastic molding apparatus | |
| US4650629A (en) | Plastic molding process | |
| US20100151163A1 (en) | Blowmolding apparatus and method | |
| JP6795761B2 (ja) | 構造体 | |
| JPS5845335B2 (ja) | 環状中空製品の製造方法 | |
| JPS61148021A (ja) | ブロ−成形方法及びその装置 | |
| JP5004550B2 (ja) | 曲部を有する樹脂チューブの製造方法 | |
| US3332112A (en) | Apparatus for extruding hollow plastic articles | |
| JPH0688320B2 (ja) | 樹脂製品のブロー成形方法 | |
| JP3243658B2 (ja) | 二重壁成形品の製造方法 | |
| US4681525A (en) | Apparatus for molding plastic products | |
| JP4568976B2 (ja) | ブロー成形装置およびブロー成形法 | |
| JPS6147230A (ja) | ブロ−成形方法 | |
| JPH03297622A (ja) | ブロー成形法 | |
| JPH01145119A (ja) | 樹脂製品のブロー成形方法 | |
| JPH0623735U (ja) | ブロー成形型 | |
| JPS63154328A (ja) | ブロ−成形方法 | |
| JPH01290411A (ja) | 内装部品を一体成形する中空成形品のブロー成形法 |