JPH0623882A - 段ボールの成形方法 - Google Patents

段ボールの成形方法

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JPH0623882A
JPH0623882A JP18368792A JP18368792A JPH0623882A JP H0623882 A JPH0623882 A JP H0623882A JP 18368792 A JP18368792 A JP 18368792A JP 18368792 A JP18368792 A JP 18368792A JP H0623882 A JPH0623882 A JP H0623882A
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liner
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corrugated
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Mitsutoshi Ogata
光敏 尾形
Kunio Cho
邦雄 長
Yutaka Sato
佐藤  裕
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TORAI UOOLE KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】段ボール基材を皺や破れを発生させることなく
所定形状に成形するにあたり、生産性を向上させ、生産
コストを低減すると共に補強材の省略も可能にする。 【構成】波形中芯の両側に熱可塑性樹脂フィルムを介し
てライナーを貼合した平板状段ボール基材を加熱、加圧
成形し、その際に別途用意した予め絞り成形相当部分
等、成形後の形状において皺等が発生しやすい箇所にス
リットを形成したライナー紙を、熱可溶性接着剤を介し
て上記段ボール基材に重ねて成形することで、表面とな
るライナーの伸びを該ライナーに設けたスリットの拡開
によりある程度許容して、絞り成形部に無理な引っ張り
力が作用するのを防止し、皺等の発生を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車、船舶、家屋など
の内装材として使用される成形段ボールを成形する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などの天井内装材として段
ボール基材を所定の形状に成形した成形段ボールの表面
に装飾用表皮材を貼合わせたものがある。この様な内装
材の製造には段ボール基材を単独で或いは表皮材と同時
に加熱、加圧して成形することが必要である。
【0003】しかし乍ら、段ボールはそれ自体伸縮性を
有していないため、成形段ボールに深絞り箇所など曲率
の大きな箇所がある場合には、該部分の内面に皺が発生
したり、破れが生じることがしばしばある。そして、成
形段ボールにこの様な皺や破れがあると、それが表皮材
表面に痕跡として現出し、外観を損ねることになり、商
品価値が低下してしまう。
【0004】そこで、従来はこの成形段ボールの皺や破
れに対する対策として、段ボール基材の絞り成形相当部
分内面等、成形後の形状において皺等が発生しやすい箇
所のライナーに予めスリットをいれておいてプレス成形
するようにし、このスリットによりライナーの伸びを許
容するようにして、できるだけ皺や破れが発生しないよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
の方法は、段ボール基材の既に中芯と貼合してあるライ
ナーを一度剥がしてスリッター等でスリットを入れた
後、再び中芯に重ねて貼合し直さなければならず、作業
が繁雑で生産性が悪く、生産コストが高かった。
【0006】また、部分的に補強を必要とする箇所に
は、上記一度剥がしたライナーを貼合し直すときにライ
ナーと中芯の間に補強片を介在配置させているが、この
作業も面倒である。
【0007】本考案は従来技術が有する上記問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とする処は、皺や破れの
発生を防止し得、しかも生産性が高く、低コストで、補
強材の省略も可能な段ボールの成形方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における段ボールの成形方法では、波形中芯の
両側に熱可塑性樹脂フィルムを介してライナーを貼合し
た平板状段ボール基材の、成形後表面となる面に、予め
絞り成形相当部分等、成形後の形状において皺などが発
生しやすい箇所にスリットを形成したライナーを貼合し
て加圧、加熱成形するものである。
【0009】
【作用】以上のように構成した段ボールの成形方法にあ
っては、従来方法同様、表面となるライナーの伸びが該
ライナーに設けたスリットによりある程度許容され、皺
や、破れの発生が防止され、しかも基材表面に貼合され
るライナーにより強度が補強される。そして、成形に当
たっては段ボール基材のライナーを剥がしてこれにスリ
ットを入れ、更にこれを再び中芯に貼合する作業が省略
される。
【0010】
【実施例】以下、図に基づいて本発明の実施の一例を説
明する。図において、Aは熱プレス装置を示し、該熱プ
レス装置Aは固定下型1と可動上型2からなる従来周知
の構造、形態を有し、図示してはいないが、これら両型
1、2の成形面部は適当な加熱手段により所要の成形温
度に加熱するようにしてある。
【0011】Bは上記熱プレス装置Aによりプレス成形
する平板状の段ボール基材で、該段ボール基材Bは波形
に成形された中芯3と、該中芯の両側に夫々ポリエチレ
ンフィルム等の熱可塑性樹脂フィルム4、5を介して貼
合されたライナー6、7とからなっており、従来周知の
ように一方のライナー6が中芯3と完全に接着している
のに対して他方のライナー7は、プレス成形時に該ライ
ナー7と中芯3との相対滑りを許容するようにその両辺
部のみにおいて仮止め状に止められている。
【0012】上記段ボール基材Bは、中芯3に仮止めし
たライナー7を上面にして、熱プレス装置Aの固定下型
1上に載置し、可動上型2を下降させて両型1、2間で
加圧、加熱して成形するのであるが、本発明では、この
際、上記段ボール基材B上に別途用意したライナー紙C
を熱可溶性の接着剤8を介して載置して成形し、このラ
イナー紙Cを段ボール基材B表面に貼り合わせるように
する。
【0013】上記段ボール基材B上に貼り合わせるライ
ナー紙Cは、段ボール基材Bのライナー6、7と同じも
のであり、予め段ボール基材Bと同じ大きさに裁断した
上、更に、これを段ボール基材Bに重ねて成形するとき
の絞り成形相当部分等、成形後の形状において皺等が発
生しやすい箇所に、スリッターで適宜スリット9を形成
しておく。
【0014】また、熱可溶性の接着剤8は、例えばポリ
オレフィン系またはポリアミド系のホットメルトフィル
ムからなり、図2に示すようにライナー紙C裏面若しく
は段ボール基材B表面に予めラミネートしておいてもよ
いし、フィルムシート状に形成したものを成形時に段ボ
ール基材B上に載置するようにしてもよい。
【0015】而して、前述した熱プレス装置Aの上下両
型1、2による加熱、加圧により、平板状の段ボール基
材Bは型1、2の成形面に沿った形状に成形され、その
とき軟化、溶融した前記樹脂フィルム4、5が脱型後冷
却して固化することにより所定形状を保持される。
【0016】一方、上記段ボール基材B上に重ねられた
ライナー紙Cは、段ボール基材B成形と同時に該段ボー
ル基材B表面に圧着され、熱溶融した接着剤8により、
段ボール基材Bの表面に倣って該表面を覆って一体に接
着される。この際、ライナー紙Cには上記加熱、加圧成
形により絞り成形相当部分に引っ張り力が作用するが、
スリット9の拡開によりライナー紙Cの伸びが許容され
ることになり、従って絞り成形部に無理な引っ張り力が
作用せず、皺の発生が回避される。
【0017】この様にして成形し、脱型した成形段ボー
ルDは、表面に拡開状に開口したスリット9が存在する
ことになるが、スリット9の深さはライナー紙Cの厚さ
分にすぎないので、成形段ボールの表面に装飾用の表皮
材を貼った場合にこの表皮材にスリットが痕跡となって
現出する恐れはない。
【0018】
【効果】本発明は以上のように構成したので、下記する
ような効果を奏する。 (1).段ボール基材の表面に、別途用意したライナー
紙を接着剤を介して重ねて加熱、加圧成形し、上記ライ
ナー紙には絞り成形相当部分等、成形後の形状において
皺などが発生しやすい箇所に予めスリットを設けておく
ので、加熱、加圧成形により絞り成形相当部分に引っ張
り力が作用してもスリットの拡開によりライナー紙の伸
びが許容されるため、絞り成形部に無理な力が加わって
皺が発生するのが防止される。
【0019】(2).段ボール基材は表面に貼り合わさ
れるライナー紙により全体が補強されるので、従来段ボ
ール基材の中芯とライナーの間の必要箇所に挿入配置し
ていた補強材が不要となり、従ってこの補強材挿入のた
めに段ボール基材のライナーを剥がして補強材を配置
し、再びライナーを張り合わせる作業を行う必要がな
い。
【0020】(3).段ボール基材とは別途に予めスリ
ッター等で必要な箇所にスリットを入れたライナー紙を
用意しておき、このライナー紙を段ボール基材上に重ね
て加熱、加圧成形し、従来方法のように段ボール基材の
既に貼合されているライナーを剥がしてスリットを入
れ、そのライナーを再び中芯に貼合し直すような繁雑な
作業を行わないので、上記(2)の効果と相俟って従来
の方法に比べて生産性が大幅に向上し、生産コストも低
減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す段ボールの成形方法の
説明図。
【図2】成形前の状態において段ボール基材とライナー
紙とを分離して示す斜視図。
【図3】成形後、脱型した状態の製品成形段ボールの断
面図で、一部拡大して示している。
【図4】同成形段ボールの斜視図。
【符号の説明】
B 段ボール基材 C ライナー紙 3 段ボール基材の中芯 4,5 熱可塑性樹
脂フィルム 6,7 段ボール基材のライナー 9 スリッ
ト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波形中芯の両側に熱可塑性樹脂フィルムを
    介してライナーを貼合した平板状段ボール基材を加圧、
    加熱成形するに際して、該ダンボール基材の成形後表面
    となる面に熱可溶性接着剤を介して、別途用意したライ
    ナー紙を重ねて成形し、上記ライナー紙には予め絞り成
    形相当部分等、成形後の形状において皺等が発生しやす
    い箇所にスリットを形成することを特徴とする段ボール
    の成形方法。
JP18368792A 1992-07-10 1992-07-10 段ボールの成形方法 Expired - Fee Related JPH0737093B2 (ja)

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