JPH06239531A - 自動ワインダ - Google Patents
自動ワインダInfo
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- JPH06239531A JPH06239531A JP4591593A JP4591593A JPH06239531A JP H06239531 A JPH06239531 A JP H06239531A JP 4591593 A JP4591593 A JP 4591593A JP 4591593 A JP4591593 A JP 4591593A JP H06239531 A JPH06239531 A JP H06239531A
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Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な機器を追加するだけで、巻き返しパッ
ケージの水分率を調整できる自動ワインダを提供する。 【構成】 多数列設された巻取ユニットUと、該巻取ユ
ニットUに至る管糸供給路13,16とを備えた自動ワ
インダ1であって、前記管糸供給路13に水分を直接与
える水分付与装置6が設けられたものとした。
ケージの水分率を調整できる自動ワインダを提供する。 【構成】 多数列設された巻取ユニットUと、該巻取ユ
ニットUに至る管糸供給路13,16とを備えた自動ワ
インダ1であって、前記管糸供給路13に水分を直接与
える水分付与装置6が設けられたものとした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管糸をパッケージに巻
き返す巻取ユニットが多数配設され、精紡機からの管糸
が直接供給される自動ワインダに関し、特に巻き返し前
の管糸の湿度調整が可能な自動ワインダに関する。
き返す巻取ユニットが多数配設され、精紡機からの管糸
が直接供給される自動ワインダに関し、特に巻き返し前
の管糸の湿度調整が可能な自動ワインダに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、自動ワインダ1はリ
ング精紡機などの精紡機5に管糸供給コンベア31及び
空管糸返却コンベア30を介して連結されており、精紡
機5で生産された管糸は次工程の自動ワインダに直接供
給されて巻き返され、糸中の糸欠点を除去されつつ、所
定の糸量で所定の形状のパッケージに巻き返される。一
個のパッケージを得るのに通常数十〜数十本の管糸が使
われる。この自動ワインダ1は多数の巻取ユニットUを
並列配置したものであり、図5により一つの巻取ユニッ
トUの機器構成を説明する。
ング精紡機などの精紡機5に管糸供給コンベア31及び
空管糸返却コンベア30を介して連結されており、精紡
機5で生産された管糸は次工程の自動ワインダに直接供
給されて巻き返され、糸中の糸欠点を除去されつつ、所
定の糸量で所定の形状のパッケージに巻き返される。一
個のパッケージを得るのに通常数十〜数十本の管糸が使
われる。この自動ワインダ1は多数の巻取ユニットUを
並列配置したものであり、図5により一つの巻取ユニッ
トUの機器構成を説明する。
【0003】図5において、巻取ユニットUは、支承管
52とダクト53とによって位置固定された機台55を
有し、巻取ユニットUの所定位置に位置決め供給される
管糸10から引出される糸Yはバルーンブレーカ56、
カッター60、テンサ57、スラブキャッチャ58等を
通過して、綾振りドラム63によって回転する巻取パッ
ケージ64に巻き取られる。65は糸継ぎ装置であり、
66はパッケージ側の糸を糸継装置65へ案内するサク
ションマウス、67は給糸ボビン側の糸を糸継装置65
へ案内する中継パイプである。ところで、巻取ユニット
Uの所定位置への管糸10の供給は、管糸10を個々に
独立したトレイ12に挿入することにより行われる。そ
して、巻取ユニットUの背面に沿って分配供給路16が
配置され、前面に沿って帰還路14が配置されている。
円盤状フィーダ69の回転により、分配供給路16から
新たな管糸10を取り込み、空紙管11を帰還路14へ
と排出する。この円盤状フィーダ69には巻取位置Aの
他に2か所の待機位置が設けられており、2本の予備の
管糸10が載るようになっている。
52とダクト53とによって位置固定された機台55を
有し、巻取ユニットUの所定位置に位置決め供給される
管糸10から引出される糸Yはバルーンブレーカ56、
カッター60、テンサ57、スラブキャッチャ58等を
通過して、綾振りドラム63によって回転する巻取パッ
ケージ64に巻き取られる。65は糸継ぎ装置であり、
66はパッケージ側の糸を糸継装置65へ案内するサク
ションマウス、67は給糸ボビン側の糸を糸継装置65
へ案内する中継パイプである。ところで、巻取ユニット
Uの所定位置への管糸10の供給は、管糸10を個々に
独立したトレイ12に挿入することにより行われる。そ
して、巻取ユニットUの背面に沿って分配供給路16が
配置され、前面に沿って帰還路14が配置されている。
円盤状フィーダ69の回転により、分配供給路16から
新たな管糸10を取り込み、空紙管11を帰還路14へ
と排出する。この円盤状フィーダ69には巻取位置Aの
他に2か所の待機位置が設けられており、2本の予備の
管糸10が載るようになっている。
【0004】管糸10から解舒引き出された糸Yはバル
ーンブレーカ56、テンサ57を通り、欠点検出ヘッド
であるスラブキャッチャ58により糸欠点をチェックさ
れつつ綾振りドラム63により回転するパッケージ64
に巻き取られる。巻取中において、スラブキャッチャ5
8を通過する糸の太さの変動が、電気信号として出力さ
れ、基準値との比較演算により、許容範囲を越える場合
に糸欠点が通過したと判断し、直ちに図外のコントロー
ラからカッター60に指令信号が出力され、カッター6
0が作動して糸切断が行われる。糸切断に伴い上記スラ
ブキャッチャ58からの糸走行信号がオフとなり糸切れ
が感知され糸継ぎサイクルが開始される。すなわち、図
外のコントローラから綾振りドラム63の駆動モータに
停止指令が出され、綾振りドラム63の回転が停止す
る。同時に、サクションパイプ66と中継パイプ67が
作動し、糸継ぎ装置65に糸を運び糸継ぎが行われる。
ーンブレーカ56、テンサ57を通り、欠点検出ヘッド
であるスラブキャッチャ58により糸欠点をチェックさ
れつつ綾振りドラム63により回転するパッケージ64
に巻き取られる。巻取中において、スラブキャッチャ5
8を通過する糸の太さの変動が、電気信号として出力さ
れ、基準値との比較演算により、許容範囲を越える場合
に糸欠点が通過したと判断し、直ちに図外のコントロー
ラからカッター60に指令信号が出力され、カッター6
0が作動して糸切断が行われる。糸切断に伴い上記スラ
ブキャッチャ58からの糸走行信号がオフとなり糸切れ
が感知され糸継ぎサイクルが開始される。すなわち、図
外のコントローラから綾振りドラム63の駆動モータに
停止指令が出され、綾振りドラム63の回転が停止す
る。同時に、サクションパイプ66と中継パイプ67が
作動し、糸継ぎ装置65に糸を運び糸継ぎが行われる。
【0005】また、巻取ユニットUは巻取位置Aの管糸
10の外に待機位置B1,B2に2本の予備の管糸10
を有している。巻取位置Aの管糸10が空になると、ス
ラブキャッチャ58の糸走行信号が途切れる。この状態
ではテンサ57などでの糸切れと区別できない。そこ
で、図外のヤーンクリアラーで下糸の有無を確認し、下
糸がないという信号でボビンチェンジが行われる。巻取
位置Aにある空紙管11が排出され、代わりに待機位置
B1にある管糸10が搬入される。そして、糸端Y1が
吹き上げられ、中継パイプ67によって糸継ぎ装置65
に運ばれる。同時に、巻取パッケージ64の上糸もサク
ションマウス66によって糸継ぎ装置65に運ばれ、糸
継ぎが行われる。そして、新たな管糸10の巻取が開始
される。このように、通常数十〜数十本の管糸10から
一つの巻取パッケージ64が巻形成される。
10の外に待機位置B1,B2に2本の予備の管糸10
を有している。巻取位置Aの管糸10が空になると、ス
ラブキャッチャ58の糸走行信号が途切れる。この状態
ではテンサ57などでの糸切れと区別できない。そこ
で、図外のヤーンクリアラーで下糸の有無を確認し、下
糸がないという信号でボビンチェンジが行われる。巻取
位置Aにある空紙管11が排出され、代わりに待機位置
B1にある管糸10が搬入される。そして、糸端Y1が
吹き上げられ、中継パイプ67によって糸継ぎ装置65
に運ばれる。同時に、巻取パッケージ64の上糸もサク
ションマウス66によって糸継ぎ装置65に運ばれ、糸
継ぎが行われる。そして、新たな管糸10の巻取が開始
される。このように、通常数十〜数十本の管糸10から
一つの巻取パッケージ64が巻形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、精紡機によ
る精紡工程では相対湿度を60%以下に管理し、糸の含
有水分を少なくして加撚加工することが好ましいとされ
ている。しかし、自動ワインダによる巻き返し工程では
相対湿度を70%以上に管理し、巻取パッケージの水分
率の所定の値にすることが好ましいとされている。しか
しながら、図4の如く精紡機と自動ワインダを直接連結
したシステムでは、精紡工程と巻き返し工程が連続して
おり、これらを区分し異なる湿度で管理することが困難
であり、管理したとしても管糸の水分率が変わるだけの
滞留時間を巻き返し工程に至るまでに確保できないとい
う問題点を有していた。そこで、自動ワインダの手前に
スチームセッターを設けることが考えられるが、スチー
ムセッターは大掛かりな設備であり、レイアウトが複雑
になり、設備費も高くなる。
る精紡工程では相対湿度を60%以下に管理し、糸の含
有水分を少なくして加撚加工することが好ましいとされ
ている。しかし、自動ワインダによる巻き返し工程では
相対湿度を70%以上に管理し、巻取パッケージの水分
率の所定の値にすることが好ましいとされている。しか
しながら、図4の如く精紡機と自動ワインダを直接連結
したシステムでは、精紡工程と巻き返し工程が連続して
おり、これらを区分し異なる湿度で管理することが困難
であり、管理したとしても管糸の水分率が変わるだけの
滞留時間を巻き返し工程に至るまでに確保できないとい
う問題点を有していた。そこで、自動ワインダの手前に
スチームセッターを設けることが考えられるが、スチー
ムセッターは大掛かりな設備であり、レイアウトが複雑
になり、設備費も高くなる。
【0007】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、簡単な機器を追加するだけで、巻き返しパッケ
ージの水分率を調整できる自動ワインダを提供すること
にある。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、簡単な機器を追加するだけで、巻き返しパッケ
ージの水分率を調整できる自動ワインダを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の自動ワインダは、多数列設された巻取ユニットと、
該巻取ユニットに至る管糸供給路とを備えた自動ワイン
ダであって、前記管糸供給路に水分を直接与える水分付
与装置が設けられたものである。
明の自動ワインダは、多数列設された巻取ユニットと、
該巻取ユニットに至る管糸供給路とを備えた自動ワイン
ダであって、前記管糸供給路に水分を直接与える水分付
与装置が設けられたものである。
【0009】
【作用】巻取ユニットに至る管糸供給路に設けられた水
分付与装置が管糸に直接水分を与え、与えられた水分は
管糸表面に付着し、更に巻き返し工程におけるガイドや
テンサを通じて管糸表面の水分がパッケージの糸全体に
略均一に与えられる。
分付与装置が管糸に直接水分を与え、与えられた水分は
管糸表面に付着し、更に巻き返し工程におけるガイドや
テンサを通じて管糸表面の水分がパッケージの糸全体に
略均一に与えられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の自動ワインダの機器配置
図、図2はスプレイ式水分付与装置の斜視図である。
て説明する。図1は本発明の自動ワインダの機器配置
図、図2はスプレイ式水分付与装置の斜視図である。
【0011】図1において、自動ワインダ1は、巻取ユ
ニットUと、供給路13→分配供給路16→巻取ユニッ
トU→帰還路14→供給路13というトレイ12の循環
路とを備えている。そして、供給路13の入口に、管糸
供給コンベア31からの管糸10を受け入れる差し込み
装置4が設けられ、供給路13の流れに沿って、口出し
装置2と、本発明の要部である水分付与装置6が設けら
れている。また、帰還路14には選別装置3が設けら
れ、選別装置3からの空管糸は空管糸返却コンベア30
に戻される。なお、15は口出しミスの管糸を帰還路1
4に戻すバイパス路である。
ニットUと、供給路13→分配供給路16→巻取ユニッ
トU→帰還路14→供給路13というトレイ12の循環
路とを備えている。そして、供給路13の入口に、管糸
供給コンベア31からの管糸10を受け入れる差し込み
装置4が設けられ、供給路13の流れに沿って、口出し
装置2と、本発明の要部である水分付与装置6が設けら
れている。また、帰還路14には選別装置3が設けら
れ、選別装置3からの空管糸は空管糸返却コンベア30
に戻される。なお、15は口出しミスの管糸を帰還路1
4に戻すバイパス路である。
【0012】差し込み装置4は精紡機5から管糸供給コ
ンベア31を経て運ばれる管糸をトレイ12に差し込む
ものである。口出し装置2は管糸10を順次送り出す回
転円盤20を有しており、糸端の吹き落とし装置21と
糸端の管糸内への吸い込み装置22とを通過させること
によって図5のように糸端Y1を管糸10内に垂らすよ
うになっている。この口出しに際して,例えば糸端Y1
が糸層に巻き込まれた状態であると、糸端Y1の糸層か
らの吹き落としが出来ず、口出しミスとなることがあ
る。そこで、口出しの有無を確認する光電センサ23を
設け、口出しミスした管糸10を切換装置24でバイパ
ス路15に導入する。バイパス路15は帰還路14に合
流しており、選別装置3及び差し込み装置4を素通りし
て再び口出し装置2に入る。そして、再度の口出しが行
われる。
ンベア31を経て運ばれる管糸をトレイ12に差し込む
ものである。口出し装置2は管糸10を順次送り出す回
転円盤20を有しており、糸端の吹き落とし装置21と
糸端の管糸内への吸い込み装置22とを通過させること
によって図5のように糸端Y1を管糸10内に垂らすよ
うになっている。この口出しに際して,例えば糸端Y1
が糸層に巻き込まれた状態であると、糸端Y1の糸層か
らの吹き落としが出来ず、口出しミスとなることがあ
る。そこで、口出しの有無を確認する光電センサ23を
設け、口出しミスした管糸10を切換装置24でバイパ
ス路15に導入する。バイパス路15は帰還路14に合
流しており、選別装置3及び差し込み装置4を素通りし
て再び口出し装置2に入る。そして、再度の口出しが行
われる。
【0013】水分付与装置6は差し込み装置4以降の供
給路13に設けられるが、上述した口出し装置2の下流
に設けることが好ましい。管糸10に直接水分を付与し
た後に、口出しを行うと、水分で糸端が付着し、口出し
に悪い影響を及ぼす恐れがあるからである。図2に示さ
れるように、この水分付与装置6は、二本のスプレイ管
35,36を管糸10を挟むように配設し、進退自由な
ストッパー37でトレイ12を供給路13の所定位置に
止め、トレイ12に圧接して回転するローラ38で管糸
10を回転させるようにしたものである。スプレイ管3
5,36の軸方向には多数のノズル39が開口してお
り、このノズル39から水分を噴霧状にして管糸10に
直接吹き付けるようになっている。したがって、管糸1
0の表面が濡れた状態になって巻取ユニットに搬送され
る。なお、水分の噴霧量はノズル39の数や管糸10の
回転数などで調整可能である。またスプレイ管35,3
6の代わりに、管糸を上下反転させて搬送するコンベア
を用い、水槽中を管糸が通るようにして水分を付与する
こともできる。
給路13に設けられるが、上述した口出し装置2の下流
に設けることが好ましい。管糸10に直接水分を付与し
た後に、口出しを行うと、水分で糸端が付着し、口出し
に悪い影響を及ぼす恐れがあるからである。図2に示さ
れるように、この水分付与装置6は、二本のスプレイ管
35,36を管糸10を挟むように配設し、進退自由な
ストッパー37でトレイ12を供給路13の所定位置に
止め、トレイ12に圧接して回転するローラ38で管糸
10を回転させるようにしたものである。スプレイ管3
5,36の軸方向には多数のノズル39が開口してお
り、このノズル39から水分を噴霧状にして管糸10に
直接吹き付けるようになっている。したがって、管糸1
0の表面が濡れた状態になって巻取ユニットに搬送され
る。なお、水分の噴霧量はノズル39の数や管糸10の
回転数などで調整可能である。またスプレイ管35,3
6の代わりに、管糸を上下反転させて搬送するコンベア
を用い、水槽中を管糸が通るようにして水分を付与する
こともできる。
【0014】図1の選別装置3は、糸層の有無を検知す
るヒゲセンサ25と、下側が共通で上側に2つに別れる
抜き取りコンベア26,27と、残糸の有無を検知する
ブラシセンサ28とを有している。ヒゲセンサ25で糸
層が検知される管糸は口出しミス管糸又は半玉管糸であ
り、抜き取りコンベア26,27をパスして通過する。
ブラシセンサ28が残糸を検出すると、抜き取りコンベ
ア26で抜き取られた残糸付管糸は残糸除去装置29に
送られ、残糸が除去された空管糸は空管糸返却コンベア
30に合流する。残糸の無い通常の空管糸は抜き取りコ
ンベア27で抜き取られ、空管糸返却コンベア30で精
紡機5に運ばれる。
るヒゲセンサ25と、下側が共通で上側に2つに別れる
抜き取りコンベア26,27と、残糸の有無を検知する
ブラシセンサ28とを有している。ヒゲセンサ25で糸
層が検知される管糸は口出しミス管糸又は半玉管糸であ
り、抜き取りコンベア26,27をパスして通過する。
ブラシセンサ28が残糸を検出すると、抜き取りコンベ
ア26で抜き取られた残糸付管糸は残糸除去装置29に
送られ、残糸が除去された空管糸は空管糸返却コンベア
30に合流する。残糸の無い通常の空管糸は抜き取りコ
ンベア27で抜き取られ、空管糸返却コンベア30で精
紡機5に運ばれる。
【0015】つぎに、上述した自動ワインダの作動を説
明する。精紡機5からの管糸10は管糸供給コンベア3
1で運ばれ、自動ワインダ1の差し込み装置4を経て供
給路13に取り込まれる。そして、口出し装置2で糸端
の口出しが行われ、口出し後の管糸10に水分付与装置
6で水分が吹き付けられて表面が濡れた状態となる。そ
して、濡れた管糸10は分配供給路16に入り、管糸が
足りなくなった巻取ユニットUに順次取り込まれてい
く。各巻取ユニットUでは、図5で説明したように、糸
欠点を除去しながら、多数の管糸10から一つの巻取パ
ッケージ64を巻き形成する。このとき、管糸10の表
面の水分は巻取ユニットUの図示されないテンサ57に
付着し、このガイドやテンサの水分が糸全体に行き渡る
というように間接的にパッケージの糸全体に略均一に水
分が付与される。また、管糸10の巻き返しが水分の多
い雰囲気の中で行われるため風綿が飛散しにくいという
効果もある。
明する。精紡機5からの管糸10は管糸供給コンベア3
1で運ばれ、自動ワインダ1の差し込み装置4を経て供
給路13に取り込まれる。そして、口出し装置2で糸端
の口出しが行われ、口出し後の管糸10に水分付与装置
6で水分が吹き付けられて表面が濡れた状態となる。そ
して、濡れた管糸10は分配供給路16に入り、管糸が
足りなくなった巻取ユニットUに順次取り込まれてい
く。各巻取ユニットUでは、図5で説明したように、糸
欠点を除去しながら、多数の管糸10から一つの巻取パ
ッケージ64を巻き形成する。このとき、管糸10の表
面の水分は巻取ユニットUの図示されないテンサ57に
付着し、このガイドやテンサの水分が糸全体に行き渡る
というように間接的にパッケージの糸全体に略均一に水
分が付与される。また、管糸10の巻き返しが水分の多
い雰囲気の中で行われるため風綿が飛散しにくいという
効果もある。
【0016】このとき、図5のスラブキャッチャ58に
図3に示される光電式が用いられる。スラブキャッチャ
58はスラブ等の糸欠点を糸の太さにより検出するもの
であり、糸径を光学的に検出する投光器32と受光器3
3とからなるものである。すなわち、受光器33の出力
端a,bの電位差を測定することによりスラブ等の糸欠
点が検出できるものである。このスラブキャッチャ58
からの信号は図外の信号処理部で平均化処理などが行わ
れ、図外の比較器で糸番手などから決まる基準値と比較
し、スラブ等の糸欠点を検出する。一般に用いられる静
電容量式のものは、糸断面積に略比例する静電容量を測
定し、静電容量が大きいと径が大きく、静電容量が小さ
いと径が小さいとするものであるため、糸が濡れていて
帯電しない時には測定不能になるが、光電管のものは糸
の影を監視しているので糸が濡れていても測定が可能で
ある。
図3に示される光電式が用いられる。スラブキャッチャ
58はスラブ等の糸欠点を糸の太さにより検出するもの
であり、糸径を光学的に検出する投光器32と受光器3
3とからなるものである。すなわち、受光器33の出力
端a,bの電位差を測定することによりスラブ等の糸欠
点が検出できるものである。このスラブキャッチャ58
からの信号は図外の信号処理部で平均化処理などが行わ
れ、図外の比較器で糸番手などから決まる基準値と比較
し、スラブ等の糸欠点を検出する。一般に用いられる静
電容量式のものは、糸断面積に略比例する静電容量を測
定し、静電容量が大きいと径が大きく、静電容量が小さ
いと径が小さいとするものであるため、糸が濡れていて
帯電しない時には測定不能になるが、光電管のものは糸
の影を監視しているので糸が濡れていても測定が可能で
ある。
【0017】このように濡れた管糸10を巻き返すと、
糸が引き締まった状態になって、ビリ(ループ状に捩じ
れること)やスラッフィング(一度に多数巻きの糸が繰
りだされる輪抜けのこと)が減少する。そのため、ビリ
やスラッフィングに起因する解舒張力の変動が減少し、
巻取パッケージが均一な張力で巻かれて緩んだ巻き箇所
が少なくなり、巻取パッケージの解舒性が向上する。
糸が引き締まった状態になって、ビリ(ループ状に捩じ
れること)やスラッフィング(一度に多数巻きの糸が繰
りだされる輪抜けのこと)が減少する。そのため、ビリ
やスラッフィングに起因する解舒張力の変動が減少し、
巻取パッケージが均一な張力で巻かれて緩んだ巻き箇所
が少なくなり、巻取パッケージの解舒性が向上する。
【0018】さらに、糸全体に略均一な水分が与えられ
ることにより、毛羽も少なくなり、糸強度もアップす
る。具体的実験例として、ファイバアセンブリが48N
ec、ファイバが1.5denの紡績糸が巻かれ管糸
を、精紡機からのものをそのまま巻取ユニットに供給し
た場合(ドライ)と、スプレイにより水分付与して巻取
ユニットに供給した場合(ウェット)とで、巻き返し後
の糸の性状を比較した。ドライの場合は、毛羽(1m当
たりのトータル長さ)が4.20mであるのに対して、
ウェットの場合は、4.06mであった。4m近くの毛
羽は不可避的に生じるので、0.14mの毛羽の減少が
大きい。また、ドライの場合は、平均強力が256g
(最低強力205g)であるものが、ウェットの場合
は、平均強力が270g(最低強力225g)と向上し
ている。
ることにより、毛羽も少なくなり、糸強度もアップす
る。具体的実験例として、ファイバアセンブリが48N
ec、ファイバが1.5denの紡績糸が巻かれ管糸
を、精紡機からのものをそのまま巻取ユニットに供給し
た場合(ドライ)と、スプレイにより水分付与して巻取
ユニットに供給した場合(ウェット)とで、巻き返し後
の糸の性状を比較した。ドライの場合は、毛羽(1m当
たりのトータル長さ)が4.20mであるのに対して、
ウェットの場合は、4.06mであった。4m近くの毛
羽は不可避的に生じるので、0.14mの毛羽の減少が
大きい。また、ドライの場合は、平均強力が256g
(最低強力205g)であるものが、ウェットの場合
は、平均強力が270g(最低強力225g)と向上し
ている。
【0019】
【発明の効果】本発明の自動ワインダは、巻取ユニット
に至る管糸供給路に水分を直接与える水分付与装置が設
けられたものであり、与えられた水分は管糸表面に付着
し、更に巻き返し工程におけるガイドやテンサを通じて
管糸表面の水分がパッケージの糸全体に略均一に与えら
れるので、解舒性に優れ、毛羽が少なく、強度もアップ
した巻取パッケージが水分付与装置を供給路に付設する
という簡単な機器構成で得られる。また、水分の多い雰
囲気で巻き返しが行われるので、ほこりの飛散も少ない
という付加的効果もある。
に至る管糸供給路に水分を直接与える水分付与装置が設
けられたものであり、与えられた水分は管糸表面に付着
し、更に巻き返し工程におけるガイドやテンサを通じて
管糸表面の水分がパッケージの糸全体に略均一に与えら
れるので、解舒性に優れ、毛羽が少なく、強度もアップ
した巻取パッケージが水分付与装置を供給路に付設する
という簡単な機器構成で得られる。また、水分の多い雰
囲気で巻き返しが行われるので、ほこりの飛散も少ない
という付加的効果もある。
【図1】本発明の自動ワインダの機器配置図である。
【図2】スプレイ式水分付与装置の斜視図である。
【図3】スラブキャッチャの構造図である。
【図4】自動ワインダと精紡機の連結システムを示す斜
視図である。
視図である。
【図5】巻取ユニットの機器構成図である。
1 自動ワインダ 6 水分付与装置 13 供給路 U 巻取ユニット
Claims (1)
- 【請求項1】 多数列設された巻取ユニットと、該巻取
ユニットに至る管糸供給路とを備えた自動ワインダであ
って、前記管糸供給路に水分を直接与える水分付与装置
が設けられた自動ワインダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4591593A JPH06239531A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 自動ワインダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4591593A JPH06239531A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 自動ワインダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06239531A true JPH06239531A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12732550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4591593A Pending JPH06239531A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 自動ワインダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06239531A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8414817B2 (en) | 2007-12-06 | 2013-04-09 | Braun Gmbh | Process for manufacturing a hairbrush bristle |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP4591593A patent/JPH06239531A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8414817B2 (en) | 2007-12-06 | 2013-04-09 | Braun Gmbh | Process for manufacturing a hairbrush bristle |
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