JPH06240036A - ポリオレフィン微多孔膜及びその製造方法 - Google Patents
ポリオレフィン微多孔膜及びその製造方法Info
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- JPH06240036A JPH06240036A JP4727891A JP4727891A JPH06240036A JP H06240036 A JPH06240036 A JP H06240036A JP 4727891 A JP4727891 A JP 4727891A JP 4727891 A JP4727891 A JP 4727891A JP H06240036 A JPH06240036 A JP H06240036A
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Abstract
なり、適度な大きさの貫通孔径とシャープな孔径分布を
有するポリオレフィン微多孔膜及びその製造方法を提供
する。 【構成】超高分子量成分を含有し、分子量分布が広いポ
リオレフィンの溶液をシート状に急冷して得られるゲル
状成形物を、それぞれ異なる特定の温度で逐次延伸を行
い残存溶媒を除去する。
Description
するポリオレフィンからなる微多孔膜及びその製造方法
に関し、特に適度な大きさの孔径を有し、孔径分布がシ
ャープなポリオレフィン微多孔膜及びその製造方法に関
する。
膜は、電池用セパレーター、電解コンデンサー用隔膜、
各種フィルター、透湿防水衣料、逆浸透濾過膜、限外濾
過膜、精密濾過膜等の各種用途に用いられている。
としては、例えば異種ポリマー等の微粉体からなる孔形
成剤をポリオレフィンに混合してミクロ分散させた後、
孔形成剤を抽出する混合抽出法、ポリオレフィン相を溶
媒でミクロ相分離することにより多孔構造とする相分離
法、異種固体がミクロ分散しているポリオレフィン成形
体に延伸などの歪を与えることにより、異種固体間を界
面破壊して空孔を生じさせて多孔化する延伸法などが用
いられている。しかし、これらの方法では通常分子量が
50万未満程度のポリオレフィンが用いられるため、延伸
による薄膜化及び高強度化には限界があった。
し得る超高分子量ポリオレフィンが開発され、これによ
る高強度の微多孔膜の製造が種々提案された。例えば特
開昭58-5228 号は、超高分子量ポリオレフィンを不揮発
性溶媒に溶解し、この溶液から繊維またはフィルムなど
のゲルを成形し、この溶媒を含むゲルを揮発性溶剤で抽
出処理した後、加熱延伸する方法を開示している。しか
しながら、不揮発性溶媒で高度に膨潤した多孔性組織を
有するゲルは、2方向に延伸しようとしても、高配向の
延伸ができず、網状組織の拡大により破断し易く、得ら
れるフィルムは強度が小さく、また形成される孔径分布
が大きくなるという欠点があった。一方不揮発性溶媒を
揮発性溶剤で抽出した後に乾燥したゲルは、網状組織が
収縮緻密化するが、揮発性溶剤の不均一な蒸発によりフ
ィルム原反にそりが発生し易く、また収縮緻密化によ
り、高倍率の延伸ができないという欠点があった。
以上の超高分子量ポリオレフィンを溶媒中で加熱溶解し
た溶液からゲル状シートを成形し、前記ゲル状シート中
の溶媒量を脱溶媒処理により調製し、次いで加熱延伸し
た後、残留溶媒を除去することにより、超高分子量ポリ
オレフィン( ポリエチレン)の微多孔膜を製造する方法
が種々提案されている(特開昭60-242035 号、特開昭61
-495132 号、特開昭61-195133 号、特開昭63-39602号、
特開昭63-273651 号)。しかしながら、上記超高分子量
ポリオレフィン(ポリエチレン)微多孔膜の製造方法
は、いずれも超高分子量ポリオレフィンを2軸延伸する
ために、ポリオレフィンの希薄溶液を調製する必要があ
り、このため得られた溶液は、シート成形するダイス出
口でスウェルやネックインが大きく、シート成形が困難
であり、さらにシート中には、溶媒が過剰に含まれてい
るため、そのまま延伸しても目的の微多孔膜は得られな
いので脱溶媒処理してシート中の溶媒量を調製する必要
がある等、生産性において問題があった。
て本発明者らは、超高分子量ポリオレフィンを含有し、
(重量平均分子量/数平均分子量)の値が特定の範囲内
にある組成物を用いたポリオレフィン微多孔膜の製造方
法を提案した(特願平1-201785号) 。この方法により、
延伸性が良好で、高濃度溶液とすることが可能なポリオ
レフィン組成物からポリオレフィン微多孔膜を製造する
ことが可能となる。
孔径を調べたところ、上記いずれの方法によるポリオレ
フィン微多孔膜も0.001 〜0.2 μmの範囲の平均貫通孔
径とすることが可能であるが、特に外径0.1 〜0.5 μm
程度の大きさの成分を分離する場合に必ずしも十分な濾
過効率を発揮することができない。そこで、外径0.1〜
0.5 μm程度の大きさの成分を効率よく、しかも速やか
に分離するために、孔径が0.05〜0.2 μmの範囲内にあ
り、その孔径分布がある程度シャープである微多孔膜が
望まれるようになった。
の孔径を有し、孔径分布がシャープなポリオレフィン微
多孔膜を提供することである。
きさの孔径を有し、孔径分布がシャープなポリオレフィ
ン微多孔膜の製造方法を提供することである。
の結果、本発明者らは、超高分子量成分を含有し、分子
量分布が広い(重量平均分子量/数平均分子量が大き
い)ポリオレフィンの溶液をシート状に成形し、急冷し
て得られるゲル状シートに特定の温度で少なくとも1軸
方向に一次及び二次延伸を施すことにより得られる微多
孔膜は、適度な大きさの孔径を有し、孔径分布がシャー
プであることを見出し、本発明に想到した。
膜は、分子量7×105 以上の成分を1重量%以上含有
し、(重量平均分子量/数平均分子量)が10〜300 のポ
リオレフィンからなり、空孔率が35〜95%で、平均貫通
孔径が0.05〜0.2 μmで、15mm幅の破断強度が0.2 kg以
上であり、かつ孔径分布 (最大孔径/平均貫通孔径)の
値が1.5 以下であることを特徴とする。
製造する第一の方法は、分子量7×105 以上の成分を1
重量%以上含有し、(重量平均分子量/数平均分子量)
が10〜300 のポリオレフィン10〜50重量%と、溶媒50〜
90重量%とからなる溶液を調製し、前記溶液をダイより
押出し、冷却することにより未延伸のゲル状組成物を形
成し、前記ゲル状組成物を前記ポリオレフィンの結晶分
散温度〜融点+10℃の温度で、少なくとも1軸方向に延
伸し、次いで残存溶媒の除去を行い、その後得られた延
伸物を前記ポリオレフィンの融点−10℃以下の温度で少
なくとも1軸方向に再び延伸することを特徴とする。
製造する第二の方法は、分子量7×105 以上の成分を1
重量%以上含有し、(重量平均分子量/数平均分子量)
が10〜300 のポリオレフィン10〜50重量%と、溶媒50〜
90重量%とからなる溶液を調製し、前記溶液をダイより
押出し、冷却することにより未延伸のゲル状組成物を形
成し、前記ゲル状組成物を前記ポリオレフィンの結晶分
散温度以下の温度で少なくとも1軸方向に1.2 〜10倍に
延伸し、続いて結晶分散温度〜融点+10℃の温度で、少
なくとも1軸方向に1.2 〜10倍に延伸し、しかる後残存
溶媒の除去を行うことを特徴とする。
リオレフィン微多孔膜は、分子量7×105 以上の成分を
1重量%以上含有し、分子量分布(重量平均分子量/数
平均分子量)が10〜300 のポリオレフィンからなる。
平均分子量は、10〜300 、好ましくは12〜 250である。
重量平均分子量/数平均分子量が10未満では、平均分子
鎖長が大きく、溶解時の分子鎖同志の絡み合い密度が高
くなるため、高濃度溶液の調製が困難である。また300
を超えると、延伸時に低分子量成分の破断が起こり膜全
体の強度が低下する。
分子量分布の尺度として用いられるものであり、この分
子量の比が大きくなるほど分子量分布の幅は拡大する。
すなわち重量平均分子量の異なるポリオレフィンからな
る組成物の場合、組成物の分子量の比が大きいほど、配
合するポリオレフィンの重量平均分子量の差が大きく、
また小さいほど重量平均分子量の差が小さいことを示し
ている。また単独のポリオレフィンの場合、分子量の比
はその分布の広がりを示し、その値が大きいほど分布が
広がっていることを示している。
平均分子量/数平均分子量を10〜300 と、通常の超高分
子量ポリオレフィン自身の重量平均分子量/数平均分子
量(通常6程度)よりも大きく設定している。この結
果、分子量分布は低分子量側へと広がりをみせるため、
高濃度のポリオレフィン溶液の調製が可能となる。
5 以上の成分が1重量%未満では、延伸性の向上に寄与
する超高分子量ポリオレフィンの分子鎖の絡み合いがほ
とんど形成されず、高強度の微多孔膜を得ることができ
ない。一方、超高分子量成分の含有率の上限は特に限定
的ではないが、90重量%を超えると目的とするポリオレ
フィン溶液の高濃度化の達成が困難となるため好ましく
ない。
子量分布を有していれば、単独のポリオレフィン(混合
物でないもの)か、2種以上のポリオレフィンからなる
組成物のどちらでもよい。
量7×105 以上の超高分子量成分を1重量%以上含有
し、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)が10
〜300となるように多段重合することにより製造するこ
とができる。多段重合としては、二段重合により高分子
量部分と低分子量部分を製造するのが好ましい。
合、重量平均分子量が7×105 以上の超高分子量ポリオ
レフィンと、重量平均分子量が7×105 未満のポリオレ
フィンとを重量平均分子量/数平均分子量が上記範囲と
なるように適量混合することによって得ることができ
る。
は、重量平均分子量が7×105 以上、好ましくは1×10
6 〜15×106 のものである。重量平均分子量が7×105
未満では、最大延伸倍率が低く、目的の微多孔膜が得ら
れない。一方、上限は特に限定的ではないが15×106 を
超えるものは、ゲル状成形物の形成において、成形性に
劣る。
ては、エチレン、プロピレン、1-ブテン、4-メチル-1-
ペンテン、1-ヘキセンなどを重合した結晶性の単独重合
体、2段重合体、又は共重合体及びこれらのブレンド物
等が挙げられる。これらのうち超高分子量ポリエチレ
ン、特に高密度の超高分子量ポリエチレンが好ましい。
オレフィン組成物中の含有量は、ポリオレフィン組成物
全体を100 重量%として、1重量%以上である。超高分
子量ポリオレフィンの含有量が1重量%未満では、延伸
性の向上に寄与する超高分子量ポリオレフィンの分子鎖
の絡み合いがほとんど形成されず、高強度の微多孔膜を
得ることができない。一方、上限は特に限定的ではない
が、90重量%を超えると目的とするポリオレフィン溶液
の高濃度化の達成が困難となるため好ましくない。
ポリオレフィン以外のポリオレフィンは、重量平均分子
量が、7×105 未満のものであるが、分子量の下限とし
ては1×104 以上のものが好ましい。重量平均分子量が
1×104 未満のポリオレフィンを用いると、延伸時に破
断が起こりやすく、目的の微多孔膜が得られないので好
ましくない。特に重量平均分子量が1×105 以上7×10
5 未満のポリオレフィンを超高分子量ポリオレフィンに
配合するのが好ましい。
レン、プロピレン、1-ブテン、4-メチル-1- ペンテン、
1-ヘキセンなどを重合した結晶性の単独重合体、2段重
合体、又は共重合体及びこれらのブレンド物等が挙げら
れる。特にエチレンを主体とする重合体である高密度ポ
リエチレンが好ましい。
は、必要に応じて、酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、
アンチブロッキング剤、顔料、染料、無機充填剤などの
各種添加剤を本発明の目的を損なわない範囲で添加する
ことができる。
いた本発明のポリオレフィン微多孔膜の第一の製造方法
について説明する。
ンの高濃度溶液は、上述のポリオレフィンを溶媒に加熱
溶解することにより調製する。
に溶解できるものであれば特に限定されない。例えば、
ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカン、パラフィン油
などの脂肪族または環式の炭化水素、あるいは沸点がこ
れらに対応する鉱油留分などが挙げられるが、溶媒含有
量が安定なゲル状成形物を得るためにはパラフィン油の
ような不揮発性の溶媒が好ましい。
全に溶解する温度で攪拌しながら行う。その温度は使用
する重合体及び溶媒により異なるが、例えばポリエチレ
ンの場合には140 〜250 ℃の範囲である。また、ポリオ
レフィン溶液の濃度は、10〜50重量%、好ましくは10〜
40重量%である。濃度が10重量%未満では、使用する溶
媒量が多く経済的でないばかりか、シート状に成形する
際に、ダイス出口で、スウェルやネックインが大きくシ
ートの成形が困難となる。一方、濃度が50重量%を超え
ると、均一な溶液の調製が困難となる。なお、加熱溶解
にあたってはポリオレフィンの酸化を防止するために酸
化防止剤を添加するのが好ましい。
スから押し出して成形する。ダイスは、通常長方形の口
金形状をしたシートダイスが用いられるが、2重円筒状
のインフレーションダイス等も用いることができる。シ
ートダイスを用いた場合のダイスギャップは通常0.1 〜
5mmであり、押出し成形時には140 〜250 ℃に加熱され
る。この際押し出し速度は、通常20〜30cm/分乃至2〜
3m/分である。
液は、冷却することによりゲル状物に成形される。冷却
は少なくともゲル化温度以下までは50℃/ 分以上の速度
で行うのが好ましい。冷却速度が遅いと結晶化度が上昇
し、延伸に適したゲル状物となりにくい。冷却方法とし
ては、冷風、冷却水、その他の冷却媒体に直接接触させ
る方法、冷媒で冷却したロールに接触させる方法等を用
いることができる。なおダイスから押し出された溶液
は、冷却前あるいは冷却中に、1〜10好ましくは1〜5
の引取比で引き取っても良い。引取比が10以上になると
ネックインが大きくなり、また延伸時に破断を起こしや
すくなり好ましくない。
下、一次延伸という)。延伸は、ゲル状成形物を加熱
し、通常のテンター法、ロール法、インフレーション
法、圧延法もしくはこれらの方法の組合せによって所定
の倍率で行う。延伸は1軸延伸でも2軸延伸でもよい
が、2軸延伸が好ましい。また2軸延伸の場合、縦横同
時延伸または逐次延伸のいずれでもよいが、特に同時2
軸延伸が好ましい。
度から結晶融点+10℃以下、好ましくは結晶分散温度か
ら結晶融点未満である。例えば、ポリエチレン組成物の
場合は90〜140 ℃で、より好ましくは、100 〜130 ℃の
範囲である。延伸温度が融点+10℃を超える場合は、樹
脂の溶融により延伸による分子鎖の配向ができない。ま
た、延伸温度が結晶分散温度未満では、樹脂の軟化が不
十分で、延伸において破膜し易く、高倍率の延伸ができ
ない。
るが、1軸方向で少なくとも2倍以上、好ましくは3〜
30倍、面倍率で10倍以上、好ましくは15〜400 倍であ
る。面倍率が10倍未満では延伸が不十分で高弾性、高強
度の微多孔膜が得られない。一方、面倍率が400 倍を超
えると、延伸装置、延伸操作などの点で制約が生じる。
溶剤で洗浄し残留する溶媒を除去する。洗浄溶剤として
は、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなどの炭化水素、塩
化メチレン、四塩化炭素などの塩素化炭化水素、三フッ
化エタンなどのフッ化炭化水素、ジエチルエーテル、ジ
オキサンなどのエーテル類などの易揮発性のものを用い
ることができる。これらの溶剤はポリオレフィンの溶解
に用いた溶媒に応じて適宜選択し、単独もしくは混合し
て用いる。洗浄方法は、溶剤に浸漬し抽出する方法、溶
剤をシャワーする方法、またはこれらの組合せによる方
法などにより行うことができる。
溶媒が1重量%未満になるまで行う。その後洗浄溶剤を
乾燥するが、洗浄溶剤の乾燥方法は、加熱乾燥、風燥な
どの方法で行うことができる。乾燥した延伸成形物は、
結晶分散温度〜融点の温度範囲で熱固定することが望ま
しい。
れた延伸成形物を融点−10℃以下に加熱して再び延伸を
行う(以下、第二次延伸という)。延伸は、上述した一
次延伸と同様の方法により行うことができる。また延伸
方法は1軸延伸でも2軸延伸でもよい。また2軸延伸の
場合、縦横同時延伸または逐次延伸のいずれでもよい。
以下、好ましくは結晶分散温度以下である。下限につい
ては室温以上であるのが好ましい。例えば、ポリエチレ
ン組成物の場合は115 ℃以下が好ましい。延伸温度が11
5 ℃を超えると、局部延伸が生じ、膜厚が不均一とな
る。
るが、1軸方向に1.1 〜5倍、好ましくは1.2 〜2.5
倍、面倍率が1.2 〜5倍、好ましくは1.5 〜3倍であ
る。面倍率が5倍を超えると、延伸後の膜の厚みが不均
一になってしまうので好ましくない。
分散温度〜融点の温度範囲で熱固定することが望まし
い。さらに必要に応じて、プラズマ照射、界面活性剤含
浸、表面グラフト等で親水化処理することができる。
微多孔膜は、空孔率が35〜95%で、平均貫通孔径が0.05
〜0.2 μmで、かつ15mm幅の破断強度が0.2kg 以上好ま
しくは0.5 kg以上である。さらに孔径分布 (最大孔径/
平均貫通孔径)の値が1.5 以下とシャープであり、精密
な濾過を効率よく行うことができる。なお、孔径分布に
おいて最大孔径とは、プルラン溶液の阻止率が90%の時
の値をもとにしてフローリの理論を利用して、算出した
値である。また本発明のポリオレフィン微多孔膜の厚さ
は、用途に応じて適宜選択しうるが、一般に0.1 〜50μ
mであり、好ましくは2〜40μmである。
二の製造方法について説明する。本発明の第二の方法に
より製造するポリオレフィン微多孔膜も上述した第一の
方法本発明と同様のポリオレフィンからなる。
溶液の調製乃至ゲル状成形物の製造工程までは上述した
第一の製造方法と同様である。
(以下、一次延伸という)。延伸は、ゲル状成形物を加
熱し、通常のテンター法、ロール法、インフレーション
法、圧延法もしくはこれらの方法の組合せによって所定
の倍率で行う。延伸は1軸延伸でも2軸延伸でもよい。
また2軸延伸の場合、縦横同時延伸または逐次延伸のい
ずれでもよい。
結晶分散温度以下、室温以上である。例えば、ポリエチ
レンの場合は90℃以下である。一次延伸温度が90℃を超
えると、組成物に微細なクラックを生じるような変化が
起こらず、後述する二次延伸により、多孔膜の孔径を大
きくすることができない。
さによって異なるが、1軸方向で少なくとも1.2 〜10
倍、好ましくは1.5 〜5倍である。延伸倍率が1.2 倍未
満では延伸が不十分なため、微細なクラックを生じるよ
うな変化が起こらず、後述する二次延伸により、多孔膜
の孔径を大きくすることができない。また10倍を超える
と膜強度が低下する。二軸延伸の場合は、面倍率で1.5
〜15倍程度、より好ましくは2〜12倍である。延伸倍率
が面倍率で15倍を超えると孔径分布がシャープでかつ大
きな孔径を有する多孔膜が得られない。
の第二の方法においては続いて延伸する(以下、二次延
伸という)。延伸は、一次延伸と同様の方法により、所
定の倍率で行う。延伸は1軸延伸でも2軸延伸でもよい
が、2軸延伸が好ましい。また2軸延伸の場合、縦横同
時延伸または逐次延伸のいずれでもよいが、特に同時2
軸延伸が好ましい。
散温度〜結晶融点+10℃、好ましくは結晶分散温度から
結晶融点未満の温度である。例えば、ポリエチレンの場
合は90〜140 ℃で、より好ましくは、100 〜130 ℃の範
囲である。延伸温度が融点+10℃を超える場合は、樹脂
の溶融により延伸による分子鎖の配向ができない。ま
た、延伸温度が結晶分散温度未満では、樹脂の軟化が不
十分で、延伸において破膜し易く、高倍率の延伸ができ
ない。
るが、1軸方向で少なくとも1.2 〜10倍、好ましくは2
〜5倍である。延伸倍率が10倍を超えると孔径分布がシ
ャープでかつ大きな孔径を有する多孔膜が得られない。
また一次延伸と二次延伸のトータル面倍率で10倍以上、
好ましくは10〜300 倍である。トータル面倍率が10倍未
満では延伸が不十分で高弾性、高強度の微多孔膜が得ら
れない。一方、トータル面倍率が400 倍を超えると、延
伸装置、延伸操作などの点で制約が生じる。
溶剤で洗浄し残留する溶媒を除去する。洗浄は上述した
第一の方法と同様の方法により行うことができる。その
後洗浄溶剤を乾燥するが、洗浄溶剤の乾燥方法について
も、上述した第一の方法と同様の方法と同様である。
多孔膜は、必要に応じてさらに、プラズマ照射、界面活
性剤含浸、表面グラフト等で親水化処理することができ
る。
微多孔膜は、空孔率が35〜95%で、平均貫通孔径が0.05
〜0.2 μmで、かつ15mm幅の破断強度が0.2kg 以上好ま
しくは0.5 kg以上である。さらに孔径分布 (最大孔径/
平均貫通孔径)の値が従来法によるポリオレフィン微多
孔膜の孔径分布と比較して比較的シャープである。な
お、孔径分布において最大孔径とは、プルラン溶液の阻
止率90%の場合の値をもとにしてフローリの理論を利用
して、算出した値である。また本発明のポリオレフィン
微多孔膜の厚さは、用途に応じて適宜選択しうるが、一
般に0.1 〜50μm程度であり、好ましくは2〜40μmで
ある。
方法においては、超高分子量成分を含有し、分子量分布
が広い(重量平均分子量/数平均分子量が大きい)ポリ
オレフィンの溶液をシート状に成形し、急冷して得られ
るゲル状シートを結晶分散温度〜融点+10℃の温度で、
少なくとも1軸方向に延伸し、残存溶媒の除去・乾燥を
行った後、ポリオレフィンの融点−10℃以下の温度で少
なくとも1軸方向に再び延伸することにより微多孔膜を
製造しているので、得られる微多孔膜は、適度な大きさ
の孔径を有し、孔径分布がシャープである。
必ずしも明らかではないが、通常孔径を大きくするため
に、延伸温度を上昇させると、膜強度が低下して実用的
でなくなり、逆に温度を結晶分散温度付近まで温度を低
下させると空孔率が低下する。一方延伸倍率を上げるこ
とが考えられるが、延伸による変形が膜の厚さ方向に対
しても生じたり、フィブリル化がさらに進行してしまう
など問題を生じてしまう。そこで本発明においては、延
伸をまず結晶分散温度〜融点+10℃の温度で行い、微多
孔を形成し、溶媒を除去した後、融点−10℃以下の温度
でさらに延伸することにより孔径を拡大させるとともに
均一化を図っているためであると考えられる。
二の製造方法においては、超高分子量成分を含有し、分
子量分布が広い(重量平均分子量/数平均分子量が大き
い)ポリオレフィンの溶液をシート状に成形し、急冷し
て得られるゲル状シートを結晶分散温度以下の温度で少
なくとも1軸方向に1.2 〜10倍に延伸し、続いて結晶分
散温度〜融点+10℃の温度で、少なくとも1軸方向に1.
2 〜10倍に延伸し、しかる後残存溶媒の除去・乾燥を行
うことにより微多孔膜を製造しているので、得られる微
多孔膜は、適度な大きさの孔径を有し、孔径分布がシャ
ープである。
必ずしも明らかではないが、通常微多孔は、ポリオレフ
ィンから生じるフィブリル間に形成されるが、本発明に
おいては、まずフィブリルの生じにくい結晶分散温度以
下の温度で特定の倍率で延伸を行うことにより、フィブ
リル化を抑制しつつ、微細なミクロクラックを生じさ
せ、続いて結晶分散温度〜融点+10℃以下の温度で延伸
を行うことにより、このミクロクラックを拡大化させる
ことにより孔径を拡大させるとともにその均一化を図っ
ているためであると考えられる。
における試験方法は次の通りである。 (1) 分子量及び分子量分布:ウォーターズ(株)製のGP
C 装置を用い、カラムに東ソー(株)製GMH-6 、溶媒に
O-ジクロルベンゼンを使用し、温度135 ℃、流量1.0 ml
/ 分にて、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)法により測定。 (2) フィルムの厚さ:断面を走査型電子顕微鏡により測
定。 (3) 透気度:JIS P8117 に準拠。 (4) 透水度:微多孔膜を平膜モジュールに組み込み、蒸
留水/エタノール混合液(容積比 50/50) で通水して親
水化処理を行い、蒸留水で十分に洗浄した後、380mmHg
の水圧をかけたときの濾液の透過量を測定して求めた。 (5) 平均孔径:上記(4) で記載したモジュールを用い
て、380 mmHgの差圧下で0.05重量%のプルラン(昭和電
工(株)製) の水溶液を循環させたときに、濾液中に含
まれるプルランの濃度を示差屈折率測定から求めた。そ
して、次式により計算した阻止率が50%になるプルラン
の分子量の値から、後述するようなFlory の理論を利用
して、孔径を換算した。 プルランの阻止率={1−(濾液中のプルラン濃度 /原
液中のプルラン濃度)}×100 溶液状態にある鎖状高分子は球状の糸まり状で、その直
径d は、分子鎖の両末端の2乗平均距離〈γ2 〉に対し
て、近似的に 〔d/2 〕2 =〈γ2 〉・・・(1) の関係にあると考えて良い。高分子溶液における粘性と
分子鎖の広がりに関するFlory の理論によると、高分子
の種類に無関係に 〔η〕M=2.1 ×1021〈γ2 〉3/2 ・・・(2) が成立するので、式(1) 及び(2) により、固有粘度
〔η〕の測定値と、阻止率が50%になる分子量Mとから
鎖状高分子の直径d を算出することができる。このdを
ポリエチレン微多孔膜の平均孔径とした。 (6) 孔径分布:上記(5) による測定において、阻止率が
90%となるプルランの分子量の値から同様に孔径を換算
し、最大孔径とし、この最大孔径の値を用いて、最大孔
径÷平均孔径の値により算出。 (7) 空孔率:水銀ポロシメータで測定。 (8) 破断強度:幅15mmの短冊状試験片に対して、ASTM D
882 に準拠して測定。
エチレン2重量部と、重量平均分子量(Mw)3.7 ×10
5 のポリエチレン13重量部とを混合したMw/Mn=11
の原料樹脂と、流動パラフィン (64cst/40℃)85 重量部
とを混合し、ポリエチレン組成物の溶液を調製した。次
にこのポリエチレン組成物の溶液100 重量部に、2,6-ジ
-t- ブチル-p- クレゾール (「BHT 」、住友化学工業
(株)製)0.125重量部とテトラキス〔メチレン-3-(3,5-
ジ-t- ブチル-4- ヒドロキシルフェニル)-プロピオネー
ト〕メタン (「イルガノックス1010」、チバガイギー
製)0.25 重量部とを酸化防止剤として加えて混合した。
この混合液を攪拌機付のオートクレーブに充填して200
℃で90分間攪拌して均一な溶液を得た。
イから押出し、冷却ロールで引取りながらゲル状シート
を成形した。続いてこのゲル状シートを、温度115 ℃、
延伸速度0.5 m/ 分で5×5倍に同時二軸延伸を行っ
た。得られた延伸膜を塩化メチレンで洗浄して残留する
流動パラフィンを抽出除去した後、乾燥してポリエチレ
ン微多孔膜を得た。このポリエチレン微多孔膜を温度90
℃、延伸速度0.5 m/ 分で横方向に1.5 倍に延伸を行
い、厚さポリエチレン微多孔膜を得た。このポリエチレ
ン微多孔膜の製造条件を第1表に示す。またポリエチレ
ン微多孔膜の膜厚、透気度、透水度、空孔率、破断強
度、平均孔径及び孔径分布の測定を行った。結果を第2
表に示す。
にしてポリエチレン微多孔膜を製造した。このポリエチ
レン微多孔膜の製造条件を第1表に示す。またポリエチ
レン微多孔膜の膜厚、透気度、透水度、空孔率、破断強
度、平均孔径及び孔径分布の測定を行った。結果を第2
表に示す。
レン(重量平均分子量7.5 ×105 、重量平均分子量/数
平均分子量=43.0、分子量7×105 以上の成分の割合32
重量%) を用いた以外は同様にして、ポリエチレン微多
孔膜を製造した。このポリエチレン微多孔膜の製造条件
を第1表に示す。またポリエチレン微多孔膜の膜厚、透
気度、透水度、空孔率、破断強度、平均孔径及び孔径分
布の測定を行った。結果を第2表に示す。
レン(重量平均分子量8.2 ×105 、重量平均分子量/数
平均分子量=28.8、分子量7×105 以上の成分の割合40
重量%) を用いた以外は同様にして、ポリエチレン微多
孔膜を製造した。このポリエチレン微多孔膜の製造条件
を第1表に示す。またポリエチレン微多孔膜の膜厚、透
気度、透水度、空孔率、破断強度、平均孔径及び孔径分
布の測定を行った。結果を第2表に示す。
レン組成物の融点−10℃を超える温度)で1.5 倍に延伸
した以外は同様にしてポリエチレン微多孔膜を製造し
た。このポリエチレン微多孔膜の製造条件を第1表に示
す。またポリエチレン微多孔膜の膜厚、透気度、透水
度、空孔率、破断強度、平均孔径及び孔径分布の測定を
行った。結果を第2表に示す。
×10倍とし、二次延伸を行わない以外は同様にしてポリ
オレフィン微多孔膜を製造した。このポリエチレン微多
孔膜の製造条件を第1表に示す。またポリエチレン微多
孔膜の膜厚、透気度、透水度、空孔率、破断強度、平均
孔径及び孔径分布の測定を行った。結果を第2表に示
す。
方法による実施例1乃至4のポリエチレン微多孔膜は、
比較例1のポリエチレン微多孔膜と比較して膜厚が安定
しており、濾過効率が良好で、孔径分布がシャープであ
った。また従来法による比較例2と比べて、孔径分布が
著しくシャープである。
エチレン2重量部と、重量平均分子量(Mw)3.7 ×10
5 のポリエチレン13重量部とを混合したMw/Mn=11
の原料樹脂と、流動パラフィン (64cst/40℃)85 重量部
とを混合し、ポリエチレン組成物の溶液を調製した。次
にこのポリエチレン組成物の溶液100 重量部に、2,6-ジ
-t- ブチル-p- クレゾール (「BHT 」、住友化学工業
(株)製)0.125重量部とテトラキス〔メチレン-3-(3,5-
ジ-t- ブチル-4- ヒドロキシルフェニル)-プロピオネー
ト〕メタン (「イルガノックス1010」、チバガイギー
製)0.25 重量部とを酸化防止剤として加えて混合した。
この混合液を攪拌機付のオートクレーブに充填して200
℃で90分間攪拌して均一な溶液を得た。
イから押出し、冷却ロールで引取りながらゲル状シート
を成形した。得られたシートを9cm×9cmの小片に切
り、2軸延伸機にセットし、一次延伸温度80℃、一次延
伸速度0.3 m/ 分で3×3倍に同時二軸延伸を行った。
続いて得られたフィルムを二次延伸温度118 ℃、一次延
伸速度0.3 m/ 分で2×2倍に同時二軸延伸を行った。
得られた延伸膜を塩化メチレンで洗浄して残留する流動
パラフィンを抽出除去した後、乾燥してポリエチレン微
多孔膜を得た。このポリエチレン微多孔膜の製造条件を
第3表に示す。またポリエチレン微多孔膜の膜厚、透気
度、空孔率、破断強度、平均孔径及び孔径分布の測定を
行った。結果を第4表に示す。
外は実施例1と同様にしてポリエチレン微多孔膜を製造
した。このポリエチレン微多孔膜の製造条件を第3表に
示す。またポリエチレン微多孔膜の膜厚、透気度、空孔
率、破断強度、平均孔径及び孔径分布の測定を行った。
結果を第4表に示す。
実施例1と同様にしてポリエチレン微多孔膜を製造し
た。このポリエチレン微多孔膜の製造条件を第3表に示
す。またポリエチレン微多孔膜の膜厚、透気度、空孔
率、破断強度、平均孔径及び孔径分布の測定を行った。
結果を第4表に示す。
レン(重量平均分子量7.5 ×105 、重量平均分子量/数
平均分子量=43.0、分子量7×105 以上の成分の割合32
重量%) を用いた以外は同様にして、ポリエチレン微多
孔膜を製造した。このポリエチレン微多孔膜の製造条件
を第3表に示す。またポリエチレン微多孔膜の膜厚、透
気度、空孔率、破断強度、平均孔径及び孔径分布の測定
を行った。結果を第4表に示す。
チレン(重量平均分子量8.2 ×105 、重量平均分子量/
数平均分子量=28.8、分子量7×105 以上の成分の割合
40重量%) を用いた以外は同様にして、ポリエチレン微
多孔膜を製造した。このポリエチレン微多孔膜の製造条
件を第3表に示す。またポリエチレン微多孔膜の膜厚、
透気度、空孔率、破断強度、平均孔径及び孔径分布の測
定を行った。結果を第4表に示す。
同様にしてポリエチレン微多孔膜を製造した。このポリ
エチレン微多孔膜の製造条件を第3表に示す。またポリ
エチレン微多孔膜の膜厚、透気度、空孔率、破断強度、
平均孔径及び孔径分布の測定を行った。結果を第4表に
示す。
の結晶分散温度を超える温度)とした以外は同様にして
ポリエチレン微多孔膜を製造した。このポリエチレン微
多孔膜の製造条件を第3表に示す。またポリエチレン微
多孔膜の膜厚、透気度、空孔率、破断強度、平均孔径及
び孔径分布の測定を行った。結果を第4表に示す。
延伸温度125 ℃、延伸倍率を10倍×10倍とした以外は同
様にしてポリエチレン微多孔膜を製造した。このポリエ
チレン微多孔膜の製造条件を第3表に示す。またポリエ
チレン微多孔膜の膜厚、透気度、空孔率、破断強度、平
均孔径及び孔径分布の測定を行った。結果を第4表に示
す。
による実施例5乃至9のポリエチレン微多孔膜は、比較
例3乃至5のポリエチレン微多孔膜と比べて孔径の分布
がシャープである。
法によれば、超高分子量成分を含有し、分子量分布が広
い(重量平均分子量/数平均分子量が大きい)ポリオレ
フィンの溶液をシート状に成形し、急冷して得られるゲ
ル状シートを結晶分散温度〜融点+10℃の温度で、少な
くとも1軸方向に延伸し、残存溶媒の除去・乾燥を行っ
た後、ポリオレフィンの融点−10℃以下の温度で少なく
とも1軸方向に再び延伸することにより微多孔膜を製造
している。
シートを結晶分散温度以下の温度で少なくとも1軸方向
に1.2 〜10倍に延伸し、続いて結晶分散温度〜融点+10
℃の温度で、少なくとも1軸方向に1.2 〜10倍に延伸
し、しかる後残存溶媒の除去・乾燥を行うことにより微
多孔膜を製造している。
ィン微多孔膜は、適度な大きさの孔径を有し、孔径分布
がシャープである。
ィン微多孔膜は、電池用セパレーター、電解コンデンサ
ー用隔膜、超精密濾過膜、限外濾過膜、各種フィルタ
ー、透湿防水衣料用多孔質膜等の各種用途に好適であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 分子量7×105 以上の成分を1重量%以
上含有し、(重量平均分子量/数平均分子量)が10〜30
0 のポリオレフィンからなり、空孔率が35〜95%で、平
均貫通孔径が0.05〜0.2 μmで、15mm幅の破断強度が0.
2kg以上であり、かつ孔径分布 (最大孔径/平均貫通孔
径)の値が1.5 以下であることを特徴とするポリオレフ
ィン微多孔膜。 - 【請求項2】 分子量7×105 以上の成分を1重量%以
上含有し、(重量平均分子量/数平均分子量)が10〜30
0 のポリオレフィン10〜50重量%と、溶媒50〜90重量%
とからなる溶液を調製し、前記溶液をダイより押出し、
冷却することにより未延伸のゲル状組成物を形成し、前
記ゲル状組成物を前記ポリオレフィンの結晶分散温度〜
融点+10℃の温度で、少なくとも1軸方向に延伸し、次
いで残存溶媒の除去を行い、その後得られた延伸物を前
記ポリオレフィンの融点−10℃以下の温度で少なくとも
1軸方向に再び延伸することを特徴とするポリオレフィ
ン微多孔膜の製造方法。 - 【請求項3】 分子量7×105 以上の成分を1重量%以
上含有し、(重量平均分子量/数平均分子量)が10〜30
0 のポリオレフィン10〜50重量%と、溶媒50〜90重量%
とからなる溶液を調製し、前記溶液をダイより押出し、
冷却することにより未延伸のゲル状組成物を形成し、前
記ゲル状組成物を前記ポリオレフィンの結晶分散温度以
下の温度で少なくとも1軸方向に1.2 〜10倍に延伸し、
続いて結晶分散温度〜融点+10℃の温度で、少なくとも
1軸方向に1.2 〜10倍に延伸し、しかる後残存溶媒の除
去を行うことを特徴とするポリオレフィン微多孔膜の製
造方法。
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| JP4727891A JP2657430B2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | ポリオレフィン微多孔膜及びその製造方法 |
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ID=12770826
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