JPH06241058A - 内燃機関の可変圧縮比装置 - Google Patents

内燃機関の可変圧縮比装置

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Publication number
JPH06241058A
JPH06241058A JP2562693A JP2562693A JPH06241058A JP H06241058 A JPH06241058 A JP H06241058A JP 2562693 A JP2562693 A JP 2562693A JP 2562693 A JP2562693 A JP 2562693A JP H06241058 A JPH06241058 A JP H06241058A
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JP
Japan
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eccentric sleeve
compression ratio
connecting rod
internal combustion
combustion engine
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2562693A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kojima
一洋 小島
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、内燃機関の可変圧縮比装置に関
し、確実に圧縮比の切替えが行なわれるようにすること
を目的とする。 【構成】 ピストンに小端部を枢支されるとともにクラ
ンクシャフト1に大端部を枢支されたコネクティングロ
ッド6をそなえ、コネクティングロッド6の両端部にお
ける枢支部のいずれか一方に偏心スリーブ5を回転可能
に設け、偏心スリーブ5の回転を固定しうる偏心スリー
ブロック手段11を設けた内燃機関の可変圧縮比装置に
おいて、偏心スリーブ5にブリム5′,5″を設け、ブ
リム5′,5″を偏心スリーブに対して所要の方向に可
動に設けるとともに、ブリム5′,5″をクランクシャ
フト側の対向面に押圧してブリムを対向面に摩擦接触さ
せる摩擦クラッチ53を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の可変圧縮比
装置に関し、特に、コネクティングロッドの軸受穴とこ
の軸受穴に挿入される支軸との間に、位相状態によりコ
ネクティングロッドの実質的長さをかえる偏心スリーブ
をそなえている可変圧縮比装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの負荷が中負荷域よ
りも大きい高負荷域やエンジン高回転域においてはノッ
キングを発生させないようにしながら、中負荷域以下で
は熱効率を上げて燃費等の改善をはかるべく、圧縮比を
積極的に変更できるようにした可変圧縮比エンジンが各
種提案されている。
【0003】このような可変圧縮比エンジンの一つとし
て、例えばエンジンのコネクティングロッドの両端の軸
支部の一方に、コネクティングロッドの軸受孔とこの軸
受孔を挿通する支軸とを互いに偏心させる偏心スリーブ
が設けられたものがある。このような可変圧縮比装置で
は、偏心スリーブの回転位相に応じて、コネクティング
ロッドの実質的な長さが変えられて圧縮比が調整される
のである。
【0004】したがって、偏心スリーブを所要の位相ま
で回転させることと、所要の位相で固定することとが必
要になる。一般に、このように装着された偏心スリーブ
は、ピストンからの荷重と支軸からの反力とが偏心する
ことによって生じる回転力によって自在に回転すること
ができ、偏心スリーブの固定は、例えば偏心スリーブを
係止する状態と係止しない状態とに移動可能なロックピ
ン等をそなえたロック機構により行なえるようにしてい
る。
【0005】この場合、この偏心スリーブロック手段を
制御することにより、エンジンの圧縮比を変更すること
ができる。このような従来の可変圧縮比装置について図
面を参照して具体的に説明する。つまり、図7に示すよ
うに、コネクティングロッド6の小端部がピストン8の
ピストンピン7に枢支されるとともに、その大端部がク
ランクシャフトのクランクピン2に枢支されている。
【0006】また、コネクティングロッド6の大端部に
おける枢支部には、図8,図9に示すような偏心スリー
ブ5が回転可能に設けられている。この偏心スリーブ5
は、その内周円(クランクピン2の挿通する穴)の中心
が外周円(コネクティングロッド6の軸受穴)の中心に
対して偏心するように形成されている。また、図8に示
すように、この可変圧縮比装置には、偏心スリーブロッ
ク手段11が設けられている。この偏心スリーブロック
手段11は、偏心スリーブ5の軸方向(つまり、クラン
クシャフトの軸方向)に移動しうるピン部材としてのロ
ックピン12をそなえており、このロックピン12を、
例えば作動油の油圧等により駆動するようになってい
る。そして、このロックピン12を偏心スリーブ5に形
成された後述する2つの係合溝5a,5bのいずれか一
方に係合させることにより、この偏心スリーブ5の回転
を2つの位置で固定することができるのである。
【0007】また、図9に示すように、偏心スリーブ5
の両端には、コネクティングロッド6の大端部を挟むよ
うに周外方向に突出したフランジ状のブリム5′を有し
ており、一方のブリム5′には、偏心スリーブ5が回転
してコネクティングロッド6の軸受穴の中心軸がクラン
クピン2の中心軸よりも下側になるような位置〔図7
(A)の状態〕になった時に、ロックピン12と係合し
うるような係合溝5aが形成されている。
【0008】また、他方のブリム5′には、コネクティ
ングロッド6の軸受穴の中心軸がクランクピン2の中心
軸よりも上側になるような位置〔図7の(A)右側の状
態〕になった時に、ロックピン12と係合しうるような
係合溝5bが形成されている。そして、ロックピン12
が偏心スリーブ5の係合溝5aに係合すると、コネクテ
ィングロッド6の実質的な有効長さが縮んだ状態になっ
て、低圧縮比を実現することができ、ロックピン12が
係合溝5bに係合すると、コネクティングロッド6の実
質的な有効長さが伸びた状態となって、高圧縮比を実現
することができるのである。
【0009】ところで、図8に示すように、コネクティ
ングロッド6には、ストッパピン50がクランクシャフ
トの軸方向と平行に設けられている。また、図8,図9
に示すように偏心スリーブ5のブリム5′には、ストッ
パ当接部5cが形成されている。このストッパ当接部5
cは、偏心スリーブ5が所定量回転した時にストッパピ
ン50に当接するように形成されており、偏心スリーブ
5が回転した際に、この回転を所定の回転位置で弾性的
に規制するものである。
【0010】このため、コネクティングロッド6内にお
けるストッパピン50の基部には油圧ダンパ51が設け
られている。そして、この油圧ダンパ51により、偏心
スリーブ5が回転してストッパ当接部5cがストッパピ
ン50に当接する時の衝撃が緩衝される。このような可
変圧縮比装置の動作の説明を低圧縮比状態から高圧縮比
状態への切替えを例にして説明する。
【0011】この切替えは、偏心スリーブロック手段1
1によりロックピン12が駆動されることにより行なわ
れるが、この時は、まずロックピン12が移動して係合
溝5aから離脱し、コネクティングロッド6内に格納さ
れる。すると、偏心スリーブ5は、コネクティングロッ
ド6に対して相対回転が可能になるので、エンジンの筒
内爆発力やクランクシャフトの回転力による慣性力によ
り、偏心スリーブ5が回転する。なお、この時ロックピ
ン12は、作動油圧等により係合溝5bが設けられたブ
リム5′に付勢(又は、押圧)されている。
【0012】そして、偏心スリーブ5が回転して、スト
ッパ当接部5cがストッパピン50に当接することによ
り、偏心スリーブ5の回転が規制される。この時、偏心
スリーブ5の係合溝5bが高圧縮比状態の位置になっ
て、ロックピン12が係合溝5bと一致し、偏心スリー
ブロック手段11の油圧等による付勢(又は、押圧)力
によりロックピン12が係合溝5bに係合して偏心スリ
ーブ5が高圧縮比状態に固定されるのである。
【0013】なお、高圧縮比状態から低圧縮比状態への
切替えについても上述と同様に行なわれる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに偏心スリーブ5の回転力は、筒内爆発及びクランク
シャフトの慣性力により得られるものであるが、このよ
うな従来の可変圧縮比装置では、筒内爆発による偏心ス
リーブ5の回転方向と慣性力による回転方向が異なる場
合が考えられる。
【0015】例えば偏心スリーブ5をクランクシャフト
1の慣性力により回転させて圧縮比を切替えている時に
筒内爆発があると、偏心スリーブ5の回転力が逆方向に
働き慣性力に反して偏心スリーブ5が逆方向に回転して
しまい、圧縮比の切替えが円滑に行なわれない場合があ
る。また、この時の偏心スリーブ5の回転特性が、例え
ば、図10に示すようになる場合もある。なお、このグ
ラフにおける縦軸は偏心スリーブ5の回転角,横軸は時
間を示し、角度θ1は圧縮比を切替えるために必要な偏
心スリーブ5の回転角である。
【0016】このような場合、圧縮比の切替えが円滑に
行なわれないだけでなく、例えば図10に示すように偏
心スリーブ5が、低圧縮比,高圧縮比のいずれにも固定
されずに不安定な状態のままになってしまうという課題
がある。本発明は、このような課題に鑑み創案されたも
ので、上述の偏心スリーブの回転方向を一方向にのみ許
容できるようにして、確実に圧縮比の切替えが行なわれ
るようにした内燃機関の可変圧縮比装置を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の内燃機関の可変圧縮比装置は、内燃機関の気
筒内を往復動するピストンに小端部を枢支されるととも
にクランクシャフトに大端部を枢支されたコネクティン
グロッドをそなえ、該コネクティングロッドの両端部に
おける枢支部のいずれか一方に該コネクティングロッド
の軸受穴とこの軸受穴を挿通する支軸とを相互に偏心さ
せる偏心スリーブが回転可能に設けられ、該偏心スリー
ブの回転を所要位置で固定しうる偏心スリーブロック手
段が設けられた内燃機関の可変圧縮比装置において、該
偏心スリーブにブリムが設けられて、該ブリムが該偏心
スリーブに対して所要の方向に可動に設けられるととも
に、該ブリムを該クランクシャフト側の対向面に押圧し
て該ブリムを該対向面に摩擦接触させる摩擦クラッチが
設けられていることを特徴としている。
【0018】また、請求項2記載の本発明の内燃機関の
可変圧縮比装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、
該摩擦クラッチが、流体圧により作動するように構成さ
れていることを特徴としている。さらに、請求項3記載
の本発明の内燃機関の可変圧縮比装置は、上記請求項1
記載の構成に加えて、該コネクティングロッドに該偏心
スリーブの回転による衝撃を緩衝するための油圧緩衝機
構が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の
内燃機関の可変圧縮比装置。
【0019】
【作用】上述の請求項1記載の本発明の内燃機関の可変
圧縮比装置では、圧縮比の切替えを行なう時は、まず偏
心スリーブロック手段がロック解除状態にされて、偏心
スリーブがコネクティングロッドに対して回転が可能な
状態となる。しかし、この偏心スリーブのブリムとクラ
ンクシャフト側のブリムに対する対向面との間に設けら
れた摩擦クラッチにより、偏心スリーブがクランクシャ
フトと一体に回転して、偏心スリーブのコネクティング
ロッドに対する回転が一方向に規制される。
【0020】そして、偏心スリーブが所定角度まで回転
することができ、所定角度になると、再び偏心スリーブ
ロック手段により偏心スリーブがコネクティングロッド
に固定されて圧縮比が切替えられる。また、請求項2記
載の本発明の内燃機関の可変圧縮比装置では、流体圧を
利用して摩擦クラッチが作動して、偏心スリーブが回転
する。
【0021】また、請求項3記載の本発明の内燃機関の
可変圧縮比装置では、油圧緩衝機構により偏心スリーブ
の回転が停止する時の衝撃が緩衝される。
【0022】
【実施例】以下、図面により、本発明の一実施例として
の内燃機関の可変圧縮比装置について説明すると、図1
はその構造を一部破断させて示す模式図、図2はその要
部構成部品を示す模式的な斜視図、図3はその油圧経路
を示す模式図、図4はその油圧回路図、図5はその作用
を説明するための図、図6はその作用を説明するための
グラフである。
【0023】図1に示すように、コネクティングロッド
6の大端部はクランクシャフト1のクランクピン2に枢
支されており、コネクティングロッド6の小端部は、内
燃機関(エンジン)の気筒内を往復動する図示しないピ
ストンのピストンピンに枢支されている。また、コネク
ティングロッド6の大端部における枢支部には、コネク
ティングロッド6の軸受穴とこの軸受穴を挿通する支軸
としてのクランクピン2とを相互に偏心させる偏心スリ
ーブ5が回転可能に設けられている。
【0024】そして、この偏心スリーブ5は、その内周
円(クランクピン2の挿通する穴)の中心が外周円(コ
ネクティングロッド6の軸受穴)の中心に対して偏心し
て形成されている。また、本装置には、偏心スリーブロ
ック手段11が設けられている。この偏心スリーブロッ
ク手段11は、偏心スリーブ5の軸方向(つまり、クラ
ンクシャフト1の軸方向)に移動しうるピン部材として
のロックピン12をそなえており、このロックピン12
を、例えば作動油の油圧等により駆動するようになって
いる。また、偏心スリーブ5には、2つの係合溝5a,
5bが形成されており、これらの係合溝5a,5bのい
ずれか一方にロックピン12を係合させることにより、
この偏心スリーブ5の回転を2つの位置で固定すること
ができるようになっている。
【0025】この偏心スリーブロック手段11について
詳述すると、図1に示すように、ロックピン12の中間
部には、フランジ状にピストン部12aが拡径して形成
されており、このピストン部12a付きロックピン12
が、コネクティングロッド6の大端部に形成された貫通
穴61に挿通している。また、この貫通穴61は、コネ
クティングロッド6の大端部をクランクシャフト軸1方
向に貫通したもので、貫通穴61とロックピン12との
間では一定の液密性が保持されるようになっている。
【0026】また、貫通穴61はロックピン12のピス
トン部12aにより2つのチャンバ13,14に分割さ
れており、このうちチャンバ13には、リターンスプリ
ング15が設けられている。そして、このリターンスプ
リング15により、ロックピン12がチャンバ14側へ
付勢されるようになっている。また、チャンバ13,1
4には、それぞれ油圧通路17,18が連通接続されて
おり、これらのチャンバ13,14は油圧室として構成
されている。なお、ピストン部12aの両側の受圧面積
は等しくなるように形成されている。
【0027】また、図1に示すように、偏心スリーブ5
は、コネクティングロッド6の大端部を挟むように互い
に横方向に離隔したフランジ状のブリム5′,5″を有
しており、一方のブリム5″には、係合溝5aが形成さ
れ、他方のブリム5′には、係合溝5bが形成されてい
る。係合溝5aは、偏心スリーブ5が回転してコネクテ
ィングロッド6の軸受穴の中心軸がクランクピン2の中
心軸よりも下側になるような位置になった時にロックピ
ン12と係合しうる位置に設けられている。
【0028】また、係合溝5bは、コネクティングロッ
ド6の軸受穴の中心軸がクランクピン2の中心軸よりも
上側になるような位置になった時に、ロックピン12と
係合しうる位置に設けられている。そして、図1に示す
ように、ロックピン12が右方へ移動して、偏心スリー
ブ5の係合溝5bに係合すると、コネクティングロッド
6は偏心スリーブ5により上方へ押し上げられた状態と
なり、この状態で偏心スリーブ5が固定されるようにな
っている。
【0029】これはコネクティングロッド6の長さ(ピ
ストンピンの中心からクランクピンの中心までの距離)
が長くなったということと等価であり、コネクティング
ロッド6は見かけ上伸びた状態となって、高圧縮比を実
現することができるようになっている。また、ロックピ
ン12が左方へ移動して、偏心スリーブ5の係合溝5a
に係合すると、コネクティングロッド6は偏心スリーブ
5により下方へ縮んだ状態となり、この状態で偏心スリ
ーブ5が固定されるようになっている。
【0030】これは、上述とは逆にコネクティングロッ
ド6の長さを短くしたことと等価であり、コネクティン
グロッド6は見かけ上縮んだ状態となって、低圧縮比を
実現することができるのである。なお、この低圧縮比状
態での圧縮比は、エンジンがノッキングを発生しない程
度の値が設定され、これは通常のエンジンにおいて設定
されている値とほぼ同等である。
【0031】ところで、図1,図2に示すように、これ
らのブリム5′,5″は、ともに偏心スリーブ5の円筒
部5Aと別体に形成されており、ブリム5′,5″は円
筒部5Aに対してクランクピン2の軸方向に移動可能に
構成されている。つまり、この円筒部5Aにはクランク
ピン2と平行に複数(ここでは、3か所)のガイド穴5
5が貫通して設けられ、また、ブリム5′,5″のガイ
ド穴55に対応する部分には、ガイドピン54がそれぞ
れ設けられている。
【0032】そして、図2に示すように、各ブリム
5′,5″のガイドピン54は、円筒部5Aのガイド穴
55に挿入されている。また、ガイド穴55の中央部に
は油圧通路59が接続されており、これによりガイド穴
55の空間部は油圧室57として構成される。また、ガ
イド穴55とガイドピン54との間には十分な液密性が
保持されるようになっており、油圧通路59から作動油
が供給されると、この油圧に応じて左右のブリム5′,
5″がクランクピン2の軸方向に沿って外側に移動する
ようになっている。
【0033】したがって、各ブリム5′,5″は、クラ
ンクピン2の軸方向に可動に構成されるとともにガイド
ピン54とガイド穴55とにより回転方向に係止されて
円筒部5Aと一体に回転できるようになっているのであ
る。また、図1に示すように、ブリム5′,5″とクラ
ンクピン2の対向面2Aとにより摩擦クラッチ53が構
成されている。
【0034】この摩擦クラッチ53は、相対的に回転し
ているブリム5′,5″とクランクピン2の対向面2A
とを接触させることにより生じる摩擦力によって偏心ス
リーブ5をコネクティングロッド6に対して回転させる
ようなものである。つまり、前述のロックピン12が油
圧により駆動されて偏心スリーブ5の係合溝5a(又は
5b)から離脱すると、偏心スリーブ5はコネクティン
グロッド6に対して自由に回転できるようになっている
が、この時ブリム5′,5″は油圧により駆動されるよ
うになっており、これによりブリム5′,5″がクラン
クピン2の対向面2Aに押圧されて摩擦接触し、偏心ス
リーブ5はクランクシャフト1と一体に回転するように
なっているのである。
【0035】そして、偏心スリーブ5がコネクティング
ロッド6に対して所定量回転するとロックピン12が他
方の係合溝5b(又は5a)に係合して、この時、油圧
室57への作動油の供給が断たれるようになっている。
また、図4に示すように、本装置の油圧系統は、ロック
ピン12を駆動するための油圧系(油圧室13,14へ
の作動油供給経路)と摩擦クラッチ53を作動させるた
めの油圧系(油圧室57への作動油供給経路)とが設け
られている。
【0036】そこで、まずロックピン12の駆動用の油
圧系について説明すると、油圧通路17のクランクシャ
フト1外の部分は、メインギャラリ23側に接続される
とともに、油圧通路18のクランクシャフト1外の部分
は、サブオイルポンプ24又はメインギャラリ23側に
接続されている。すなわち、オイルタンクあるいはオイ
ルパン20からの作動油(潤滑油)は、リリーフバルブ
21付きのオイルポンプ19によって所要の油圧(標準
油圧を供給する油圧)の作動油としてオイルフィルタ2
2を介してメインギャラリ23へ供給され、このメイン
ギャラリ23からは、油圧通路17を通じて標準油圧の
作動油が供給されるようになっている。
【0037】さらに、メインギャラリ23からの作動油
は、サブオイルポンプ24に供給されて更に高い油圧
(標準油圧+α)として吐出されるようになっている
が、このサブオイルポンプ24からの油圧とメインギャ
ラリ23からの油圧とは、スイッチングバルブ25によ
り選択的に油圧通路18へ供給されるようになってい
る。すなわち、図4に示すように、スイッチングバルブ
25をa位置にすると、油圧通路18へはメインギャラ
リ23からの標準油圧が供給され、スイッチングバルブ
25をb位置にすると、油圧通路18へはサブオイルポ
ンプ24からの高い油圧(標準油圧+α)が供給される
ようになっている。
【0038】したがって、スイッチングバルブ25をb
位置にすると、油圧通路18へはサブオイルポンプ24
からの高い油圧(標準油圧+α)が供給されて、油圧室
14にこの高い油圧が供給されるようになっている。こ
の時、油圧室13内には油圧通路17を介してメインギ
ャラリ23からの標準油圧が供給されているので、リタ
ーンスプリング15の付勢力に抗してロックピン12が
右方に移動する。そして、これによりロックピン12が
偏心スリーブ5の係合溝5bに係合して、高圧縮比状態
を実現することができるようになっている。
【0039】また、スイッチングバルブ25をa位置に
すると、油圧通路18へはメインギャラリ23からの標
準油圧が供給されて、油圧室14にもこの標準油圧が供
給される。この時、油圧室13内には油圧通路17を介
してメインギャラリ23からの標準油圧が供給されてい
るので、リターンスプリング15の付勢力によってロッ
クピン12が左方へ移動する。そして、これによりロッ
クピン12が偏心スリーブ5の係合溝5aに係合して、
低圧縮比状態を実現することができるようになってい
る。
【0040】また、図4中の符号26はリリーフバルブ
である。このリリーフバルブ26は、標準油圧+αと標
準油圧との差が一定となるように調整するものである。
さらに、符号27はスイッチングバルブ25の切替制御
用のオイルコントロールバルブであって、このオイルコ
ントロールバルブ27をa位置にすると、スイッチング
バルブ25のパイロット油圧が低下してスイッチングバ
ルブ25をa位置にすることができ、オイルコントロー
ルバルブ27をb位置にすると、スイッチングバルブ2
5のパイロット油圧が上がってスイッチングバルブ25
をb位置にすることができるようになっている。
【0041】次に、摩擦クラッチ53の作動用の油圧系
について説明すると、図3に示すように、油圧通路59
はクランクジャーナル3,ジャーナルキャップ3′内を
通って上述のオイルポンプ19に接続されている。これ
により、オイルポンプ19からの作動油は標準油圧に加
圧された後、ジャーナルキャップ3′及びクランクジャ
ーナル3から油圧通路59を通って油圧室57内に供給
されるようになっている。
【0042】また、図4に示すように、この油圧系に
は、オイルコントロールバルブ60が設けられており、
このオイルコントロールバルブ60を制御することによ
り、作動油の油圧室57への供給が制御されるようにな
っている。つまり、このオイルコントロールバルブ60
をa位置にすると、オイルポンプ19からの油圧が油圧
通路59を介して油圧室57に供給され、オイルコント
ロールバルブ60をb位置にすると、オイルポンプ19
からの油圧はオイルパン20に戻されるようになってい
る。
【0043】また、本装置には、オイルコントロールバ
ルブ27,60を制御するためのコントローラ40が設
けられている。また、このコントローラ40にはエンジ
ン負荷センサ41やエンジン回転数センサ42が接続さ
れており、エンジン中負荷域よりも大きいエンジン高負
荷域あるいはエンジン高回転域を検出すると、オイルコ
ントロールバルブ27をa位置にするような制御信号を
出し、エンジン中負荷域以下の領域を検出するとオイル
コントロールバルブ27をb位置にするような制御信号
を出すようになっている。
【0044】また、オイルコントロールバルブ60につ
いては、オイルコントロールバルブ27を例えばa位置
からb位置へ切替えた時にのみ、コントローラ40から
はこのオイルコントロールバルブ60を所定時間だけa
位置に制御するような制御信号が出力されるようになっ
ている。つまり、ここでは低圧縮比状態から高圧縮比状
態への切替え時にのみブリム5′,5″を駆動させて摩
擦クラッチ53を作動させるようになっており、この圧
縮比の切替え動作が終了次第、ブリム5′,5″を対向
面2Aから離隔させるべくオイルコントロールバルブ6
0がb位置に制御されて、油圧室57への作動油の供給
が停止されるようになっているのである。
【0045】ところで、図1,図2に示すように、偏心
スリーブ5のブリム5′,5″には、ストッパ係止部5
cが形成されている。このストッパ係止部5cは、偏心
スリーブ5が所定量回転した時にストッパピン50に当
接するように形成されており、偏心スリーブ5の必要以
上の回転を規制するものである。また、コネクティング
ロッド6内におけるストッパピン50の基部には油圧緩
衝機構としての油圧ダンパ51が設けられている。
【0046】この油圧ダンパ51は、図示はしないが、
例えばリターンスプリングと作動油とによりストッパピ
ン50に入力される衝撃を緩衝したり、振動を減衰させ
たりするようになっており、これにより偏心スリーブ5
の耐久性を向上させることができるようになっている。
このため油圧ダンパ51内へ作動油を供給するための油
圧通路59′も設けられている。そして、この油圧通路
59′には、例えばオイルポンプ19から作動油が供給
されるようになっている。
【0047】本発明の一実施例としての内燃機関の可変
圧縮比装置は上述のように構成されているので、このよ
うな圧縮比の切替えは、例えば図5に示すようなフロー
チャートにしたがって作動する。例えば図1中、ロック
ピン12が左方に位置している時(つまり、図示はしな
いが、ロックピン12が偏心スリーブ5の係合溝5aに
係合している時)にエンジン負荷センサ41によりエン
ジン中負荷域以下の領域が検出されると、コントローラ
40によりオイルコントロールバルブ27がb位置に制
御されるとともにオイルコントロールバルブ60が所定
時間a位置に制御される。
【0048】これにより、スイッチングバルブ25もb
位置に制御され、油圧室14内にはサブオイルポンプ2
4から油圧通路18を介して高圧の作動油(標準油圧+
α)が供給される。また、油圧室13内には油圧通路1
7を介してメインギャラリ23からの標準油圧の作動油
が供給される(ステップS1)。そして、これらの油圧
室13,14内の差圧αがピストン部12aに作用する
ことによりロックピン12が右方へ移動して係合溝5a
から離脱するとともに、ロックピン12はコネクティン
グロッド6内に格納される。この時、コネクティングロ
ッド6と偏心スリーブ5との回転がフリーな状態となる
(ステップS2)。
【0049】また、これとほぼ同時にオイルコントロー
ルバルブ60がa位置に制御されることにより偏心スリ
ーブ5の油圧室57に作動油が供給されて(ステップS
5)、ブリム5′,5″が対向面2Aに押圧される(ス
テップS6)。そして、摩擦クラッチ53により偏心ス
リーブ5はクランクシャフト1と一体になって回転す
る。つまり、ブリム5′,5″と対向面2Aとの間に生
じる摩擦力により、偏心スリーブ5が回転するのである
(ステップS3)。
【0050】また、この回転は摩擦クラッチ53により
一方向(すなわち、クランクシャフト1の回転方向)の
みに規制される。したがって、例えば摩擦力によって偏
心スリーブ5が回転している時に、この回転方向と逆方
向に偏心スリーブ5を回転させようとするような筒内爆
発が起きた場合であっても、摩擦クラッチ53の作用に
より偏心スリーブ5が逆回転するようなことがなくな
る。
【0051】この間ロックピン12は、油圧により右方
に力を受けているので、ブリム5′のコネクティングロ
ッド6側の面に当接しているが、偏心スリーブ5が所定
量回転して、係合溝5bとロックピン12の位置が一致
するとこの係合溝5bにロックピン12が進入して偏心
スリーブ5がロックされる(ステップS4)。そして、
これとほぼ同時にオイルコントロールバルブ60はb位
置に制御される。これにより、油圧室57への作動油の
供給が停止するので、ブリム5′,5″がクランクピン
2の対向面から離れる(ステップS7)。
【0052】そして、この偏心スリーブ5が回転してロ
ックピン12が係合溝5bに係合することにより、偏心
スリーブ5が切り替えられる。これにより、コネクティ
ングロッド6の長さがあたかも伸びたかのようになり、
高圧縮比を確実に実現することができる。また、ブリム
5′,5″への作動油圧の供給は、図5のフローチャー
トに示すa,b,cのいずれかのタイミングで行なわれ
るが、ここでは、bのタイミングで作動する場合につい
て説明している。
【0053】つまり、aのタイミングは、ロックピン1
2が駆動される以前にブリム5′,5″を対向面2A側
に移動させるようなタイミングであり、このタイミング
ではロックピン12が偏心スリーブ5の係合溝5a(又
は5b)から離脱する直前から摩擦クラッチ53が作動
ようになっている。また、bのタイミングでは、ロック
ピン12が駆動されて偏心スリーブ5の係合溝5a(又
は5b)から離脱した直後に摩擦クラッチ53を作動さ
せるようなタイミングである。
【0054】さらに、cのタイミングは、ロックピン1
2が偏心スリーブ5の係合溝5a(又は5b)から離脱
して、偏心スリーブ5が回転を開始してから摩擦クラッ
チ53を作動させるものである。また、この偏心スリー
ブ5がフリーになった時の回転の特性は、例えば図6の
グラフのようになる。なお、図6の横軸は時間,縦軸は
偏心スリーブ5の回転角を示しており、角度θ1は圧縮
比を切替えるために必要な偏心スリーブ5の回転角であ
る。
【0055】この図6について説明すると、筒内爆発に
より偏心スリーブ5に加わる回転力と摩擦クラッチ53
とによる偏心スリーブ5の回転力との方向が一致した場
合は、偏心スリーブ5は、a線に示すように極めて円滑
に回転し圧縮比の切替えが行なわれる。また、筒内爆発
により偏心スリーブ5に加わる回転力と摩擦クラッチ5
3とによる偏心スリーブ5の回転力との方向が異なる場
合は、例えば、b線に示すようになる。
【0056】つまり、摩擦クラッチ53により偏心スリ
ーブ5がコネクティングロッド6に対して相対的に回転
している時に、これと逆方向に偏心スリーブ5を回転さ
せるような筒内爆発があると偏心スリーブ5の回転が一
時的に停止してしまうが、この摩擦クラッチ53の作用
により偏心スリーブ5の逆回転は防止されるのである。
【0057】そして、筒内爆発後に偏心スリーブ5が再
び回転して、これにより偏心スリーブ5の回転角がθ1
°となるとロックピン12が係合溝5bに係合して偏心
スリーブ5がロックされる。ところで、このような場合
にはb線のように必ずしも2回目の回転で偏心スリーブ
5が所定量の角度θ1°回転するとは限らないが、偏心
スリーブ5は逆転することがないので、2回目以降の回
転であっても偏心スリーブ5は確実に所定量回転してロ
ックされる。そして、これにより圧縮比の切替えは確実
に行なわれるのである。
【0058】また、偏心スリーブ5が所定量回転する
と、コネクティングロッド6に設けられたストッパピン
50がストッパ係止部5cに当接して、偏心スリーブ5
の必要以上の回転が規制されるが、この時生じる衝撃
は、ストッパピン50の基部に設けられた油圧ダンパ5
1により緩衝される。そして、これによりロックピン1
2と係合溝5a,5bとの係合をさらに確実なものとす
ることができ、また偏心スリーブ5の衝撃を緩衝して、
偏心スリーブ5の耐久性を確保することができるのであ
る。
【0059】また、摩擦クラッチ53とロックピン12
とを同一の作動油により作動させることで、比較的低コ
スト、且つ簡単に本装置を実現することができる。次
に、高圧縮比状態から低圧縮比状態への切替動作につい
て説明すると、エンジン負荷センサ41によりよりエン
ジン中負荷域よりも大きいエンジン高負荷域が検出され
たり、又は、エンジン回転数センサ42によりエンジン
高回転域が検出されると、コントローラ40によりオイ
ルコントロールバルブ27がa位置に制御される。
【0060】これにより、スイッチングバルブ25もa
位置に制御され、油圧室13,14内にはともにメイン
ギャラリ23からの標準油圧の作動油が供給される。し
たがって、ロックピン12のピストン部12aにはリタ
ーンスプリング15の付勢力の分だけ力が作用して、ロ
ックピン12が左方へ移動して係合溝5bから離脱する
とともに、ロックピン12はコネクティングロッド6内
に格納される。この時、コネクティングロッド6と偏心
スリーブ5との回転がフリーな状態となる。
【0061】また、コントローラ40によりオイルコン
トロールバルブ60は駆動されずb位置のままとなる。
これにより、油圧室57には作動油が供給されずにブリ
ム5′,5″はクランクシャフト2の対向面に接しない
状態となる。したがって、偏心スリーブ5はクランクシ
ャフト1の慣性力、又は筒内爆発による回転力により回
転する。そして、ロックピン12が係合溝5aに係合す
ることにより偏心スリーブ5がロックされる。
【0062】これにより、コネクティングロッド6の長
さがあたかも縮んだかのようになり、低圧縮比を確実に
実現することができるのである。なお、本実施例では、
コネクティングロッド6の大端部に偏心スリーブ5を設
けて圧縮比を変更できるように構成されているが、この
偏心スリーブ5をコネクティングロッド6の小端部に設
けて圧縮比を変更できるようにしてもよい。
【0063】また、本実施例では、偏心スリーブロック
手段11のロックピン12の駆動手段として作動油の油
圧を用いているが、その他の流体(液体や気体)を用い
てもよい。また、本実施例では、摩擦クラッチ53は低
圧縮比状態から高圧縮比状態への切替え作動時にのみ作
用するように構成されているが、これはエンジンに求め
られる特性に合わせて、これとは逆に、高圧縮比状態か
ら低圧縮比状態への切替え作動時にのみ作用するように
してもよい。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の内燃機関の可変圧縮比装置によれば、内燃機関の
気筒内を往復動するピストンに小端部を枢支されるとと
もに大端部をクランクシャフトに枢支されたコネクティ
ングロッドをそなえ、該コネクティングロッドの両端部
における枢支部のいずれか一方に該コネクティングロッ
ドの軸受穴とこの軸受穴を挿通する支軸とを相互に偏心
させる偏心スリーブが回転可能に設けられ、該偏心スリ
ーブの回転を所要位置で固定しうる偏心スリーブロック
手段が設けられた内燃機関の可変圧縮比装置において、
該偏心スリーブにブリムが設けられて、該ブリムが該偏
心スリーブに対して所要の方向に可動に設けられるとと
もに、該ブリムを該クランクシャフト側の対向面に押圧
して該ブリムを該対向面に摩擦接触させる摩擦クラッチ
が設けられるという構成により、この偏心スリーブを確
実に固定することができる。また、これにより内燃機関
の圧縮比を確実に切替えることができる。
【0065】また、本発明の請求項2記載の内燃機関の
可変圧縮比装置によれば、該摩擦クラッチが、流体圧に
より作動するように構成されるという構造により、低コ
ストで本装置を実現することができる。また、本発明の
請求項3記載の内燃機関の可変圧縮比装置によれば、該
コネクティングロッドに該偏心スリーブの回転による衝
撃を緩衝するための油圧緩衝機構が設けられるという構
成により、偏心スリーブの耐久性を向上させることがで
き、圧縮比の切替えも確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての内燃機関の可変圧縮
比装置の構造を一部破断させて示す模式図である。
【図2】本発明の一実施例としての内燃機関の可変圧縮
比装置の要部構成部品を示す模式的な斜視図である。
【図3】本発明の一実施例としての内燃機関の可変圧縮
比装置の油圧経路の一部を示す模式図である。
【図4】本発明の一実施例としての内燃機関の可変圧縮
比装置の油圧回路を示す模式図である。
【図5】本発明の一実施例としての内燃機関の可変圧縮
比装置の作用を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例としての内燃機関の可変圧縮
比装置の作用を説明するためのグラフである。
【図7】従来の内燃機関の可変圧縮比装置の作動を模式
的に示す概念図である。
【図8】従来の内燃機関の可変圧縮比装置の要部を破断
させて示す斜視図である。
【図9】従来の内燃機関の可変圧縮比装置の要部の構成
部品を示す斜視図である。
【図10】従来の内燃機関の可変圧縮比装置の作用を説
明するためのグラフである。
【符号の説明】
1 クランクシャフト 2 クランクピン 2A 対向面 3 クランクジャーナル 3′ ジャーナルキャップ 4 クランクアーム 5 偏心スリーブ 5′,5″ ブリム 5A 円筒部 5a,5b 係合溝 5c ストッパ係止部 6 コネクティングロッド 7 ピストンピン 8 ピストン 11 偏心スリーブロック手段 12 ロックピン 12a ピストン部 13,14,57 油圧室 17,18,59,59′ 油圧通路 15 リターンスプリング 19 オイルポンプ 20 オイルパン 21,26 リリーフバルブ 22 オイルフィルタ 23 メインギャラリ 24 サブオイルポンプ 25 スイッチングバルブ 27,60 オイルコントロールバルブ 40 コントローラ 41 エンジン負荷センサ 42 エンジン回転数センサ 50 ストッパピン 51 油圧ダンパ 53 摩擦クラッチ 54 ガイドピン 55 ガイド穴 61 貫通穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の気筒内を往復動するピストン
    に小端部を枢支されるとともにクランクシャフトに大端
    部を枢支されたコネクティングロッドをそなえ、該コネ
    クティングロッドの両端部における枢支部のいずれか一
    方に該コネクティングロッドの軸受穴とこの軸受穴を挿
    通する支軸とを相互に偏心させる偏心スリーブが回転可
    能に設けられ、該偏心スリーブの回転を所要位置で固定
    しうる偏心スリーブロック手段が設けられた内燃機関の
    可変圧縮比装置において、 該偏心スリーブにブリムが設けられて、該ブリムが該偏
    心スリーブに対して所要の方向に可動に設けられるとと
    もに、該ブリムを該クランクシャフト側の対向面に押圧
    して該ブリムを該対向面に摩擦接触させる摩擦クラッチ
    が設けられていることを特徴とする、内燃機関の可変圧
    縮比装置。
  2. 【請求項2】 該摩擦クラッチが、流体圧により作動す
    るように構成されていることを特徴とする、請求項1記
    載の内燃機関の可変圧縮比装置。
  3. 【請求項3】 該コネクティングロッドに該偏心スリー
    ブの回転による衝撃を緩衝するための油圧緩衝機構が設
    けられていることを特徴とする、請求項1記載の内燃機
    関の可変圧縮比装置。
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