JPH06241083A - 気体燃料エンジン用混合気形成装置 - Google Patents
気体燃料エンジン用混合気形成装置Info
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- JPH06241083A JPH06241083A JP15397693A JP15397693A JPH06241083A JP H06241083 A JPH06241083 A JP H06241083A JP 15397693 A JP15397693 A JP 15397693A JP 15397693 A JP15397693 A JP 15397693A JP H06241083 A JPH06241083 A JP H06241083A
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- Japan
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- fuel
- valve
- air
- gas
- control valve
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- Pending
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 種々のエンジン運転条件下とくに使用燃料の
燃料組成が異なった場合において燃料量の調整を容易に
行うことができる混合気形成装置を提供する。 【構成】 気体燃料エンジンの燃焼室に供給すべき気体
燃料燃料と空気との混合気を形成するための気体燃料エ
ンジン用混合気形成装置において、主ジェット43を介
して吸気通路33に開口する燃料チャンバ42を設ける
ともに、所定空燃比の混合気が得られるよう上記燃料チ
ャンバ42への燃料供給量を調整するための燃料調整弁
(ブリードエア用制御弁)84を配設し、該ブリードエ
ア制御弁84の弁開度の変化量が補償されるよう、上記
燃料チャンバ42上流端の絞り部42aを可変制御する
絞り制御弁(燃料供給制御弁)100を配設する。
燃料組成が異なった場合において燃料量の調整を容易に
行うことができる混合気形成装置を提供する。 【構成】 気体燃料エンジンの燃焼室に供給すべき気体
燃料燃料と空気との混合気を形成するための気体燃料エ
ンジン用混合気形成装置において、主ジェット43を介
して吸気通路33に開口する燃料チャンバ42を設ける
ともに、所定空燃比の混合気が得られるよう上記燃料チ
ャンバ42への燃料供給量を調整するための燃料調整弁
(ブリードエア用制御弁)84を配設し、該ブリードエ
ア制御弁84の弁開度の変化量が補償されるよう、上記
燃料チャンバ42上流端の絞り部42aを可変制御する
絞り制御弁(燃料供給制御弁)100を配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体燃料を燃料とする
気体燃料エンジンの混合気形成装置に関し、詳細には、
使用燃料の組成が異なった場合においても種々のエンジ
ン運転条件下で燃料量の調整を容易に行うことができ、
A/Fを正確に制御できる混合気形成装置に関する。
気体燃料エンジンの混合気形成装置に関し、詳細には、
使用燃料の組成が異なった場合においても種々のエンジ
ン運転条件下で燃料量の調整を容易に行うことができ、
A/Fを正確に制御できる混合気形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンに代わる自動車用燃料としてア
ルコールや天然ガス,水素等の使用が検討されている
が、これらの一般車両への適用はいずれも種々のエンジ
ン運転状態への適合性及びコスト等の観点から現在のと
ころあまり実現性が高くないと考えられる。その一方、
液化石油ガス(LPG:Liquified Petroleum Gas )や
液化天然ガス(LNG:Liquified Natural Gas )等の
気体燃料は以下のような優れた点を有しているため、ガ
ソリンの代替燃料として極めて有望であると考えられ
る。すなわち i )気体燃料には有害な鉛化合物や刺激性アルデヒドは
なく、また硫黄分も少ないので亜硫酸ガスの発生は少な
い。しかも各気筒への配分を均等にできるので、各気筒
での燃焼を均一にできる。この結果、排気ガスをきれい
にできる。 ii )燃焼によるカーボンの発生が少なく、スラッジの発
生もごくわずかであるため、オイルの汚れがわずかであ
る。これにより、オイル交換時期が延び、エンジン寿命
も延びる。 iii)オクタン価がガソリンに比較して非常に高いため、
高圧縮比のエンジンでもノッキングを起こしにくい。 iv )完全なガス体としてシリンダ内に導入されるため、
ガソリンのようにシリンダ壁のオイルを洗い流すことに
よりエンジンの摩耗を早めるというようなことはなく、
これによってもエンジンの寿命を向上できる。 v )燃料のベーパロックやパーコレーションを起こさな
い。 vi )ガソリンに比較して一般に安価である。 とくに、上記i)の利点は最近地球レベルでクローズア
ップされている環境問題とのからみからも非常に重要で
ある。
ルコールや天然ガス,水素等の使用が検討されている
が、これらの一般車両への適用はいずれも種々のエンジ
ン運転状態への適合性及びコスト等の観点から現在のと
ころあまり実現性が高くないと考えられる。その一方、
液化石油ガス(LPG:Liquified Petroleum Gas )や
液化天然ガス(LNG:Liquified Natural Gas )等の
気体燃料は以下のような優れた点を有しているため、ガ
ソリンの代替燃料として極めて有望であると考えられ
る。すなわち i )気体燃料には有害な鉛化合物や刺激性アルデヒドは
なく、また硫黄分も少ないので亜硫酸ガスの発生は少な
い。しかも各気筒への配分を均等にできるので、各気筒
での燃焼を均一にできる。この結果、排気ガスをきれい
にできる。 ii )燃焼によるカーボンの発生が少なく、スラッジの発
生もごくわずかであるため、オイルの汚れがわずかであ
る。これにより、オイル交換時期が延び、エンジン寿命
も延びる。 iii)オクタン価がガソリンに比較して非常に高いため、
高圧縮比のエンジンでもノッキングを起こしにくい。 iv )完全なガス体としてシリンダ内に導入されるため、
ガソリンのようにシリンダ壁のオイルを洗い流すことに
よりエンジンの摩耗を早めるというようなことはなく、
これによってもエンジンの寿命を向上できる。 v )燃料のベーパロックやパーコレーションを起こさな
い。 vi )ガソリンに比較して一般に安価である。 とくに、上記i)の利点は最近地球レベルでクローズア
ップされている環境問題とのからみからも非常に重要で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような気体燃料を
燃料とする気体燃料エンジンは、一般に、加圧下で液体
状態で貯えられている気体燃料を気化するための圧力調
整器(ベーパライザ)と、該圧力調整器からの気体燃料
が供給されるとともに、吸気通路に開口する主ジェット
を一端に有し、絞り部を他端(圧力調整器側端)に有す
る燃料チャンバと、該絞り部の開口面積を可変制御する
絞り制御弁と、該燃料チャンバからの気体燃料と大気と
の混合気を形成するためのミキサとを備えている。そし
て、上記絞り制御弁が上記燃料チャンバの絞り部開口面
積を制御することにより、混合気の空燃比がλ=1にな
るような所望量の燃料が供給されるようになっている。
このように、上記従来の気体燃料エンジンでは、種々の
エンジン運転条件下において上記絞り制御弁のみで燃料
供給量の制御が行われている。したがって、使用する燃
料の組成が異なった場合には、上記絞り制御弁の弁開度
が変化し、この変化後の位置を基準に空燃比制御が行わ
れることになる。このため、制御幅が狭くなって、種々
のエンジン運転条件の変化に容易に対処できない場合が
ある。
燃料とする気体燃料エンジンは、一般に、加圧下で液体
状態で貯えられている気体燃料を気化するための圧力調
整器(ベーパライザ)と、該圧力調整器からの気体燃料
が供給されるとともに、吸気通路に開口する主ジェット
を一端に有し、絞り部を他端(圧力調整器側端)に有す
る燃料チャンバと、該絞り部の開口面積を可変制御する
絞り制御弁と、該燃料チャンバからの気体燃料と大気と
の混合気を形成するためのミキサとを備えている。そし
て、上記絞り制御弁が上記燃料チャンバの絞り部開口面
積を制御することにより、混合気の空燃比がλ=1にな
るような所望量の燃料が供給されるようになっている。
このように、上記従来の気体燃料エンジンでは、種々の
エンジン運転条件下において上記絞り制御弁のみで燃料
供給量の制御が行われている。したがって、使用する燃
料の組成が異なった場合には、上記絞り制御弁の弁開度
が変化し、この変化後の位置を基準に空燃比制御が行わ
れることになる。このため、制御幅が狭くなって、種々
のエンジン運転条件の変化に容易に対処できない場合が
ある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、使用燃料の組成が異なった場合においても種
々のエンジン運転条件下で燃料量の調整を容易に行うこ
とができ、A/Fを正確に制御できる混合気形成装置を
提供することを目的としている。
たもので、使用燃料の組成が異なった場合においても種
々のエンジン運転条件下で燃料量の調整を容易に行うこ
とができ、A/Fを正確に制御できる混合気形成装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、気体
燃料エンジンの燃焼室に供給すべき気体燃料と空気との
混合気を形成するための気体燃料エンジン用混合気形成
装置において、主ジェットを介して吸気通路に開口する
燃料チャンバを設けるとともに、所定空燃比の混合気が
得られるよう上記燃料チャンバへの燃料供給量を調整す
るための燃料調整弁を配設し、該燃料調整弁の弁開度の
変化量が補償されるよう、上記燃料チャンバ上流端の絞
り部を可変制御する絞り制御弁を配設したことを特徴と
している。また上記所定空燃比とは、三元触媒が機能す
ることができる、理論空燃比をはさんだいわゆるウイン
ドウ領域内の空燃比を意味している。請求項2の発明
は、請求項1において、上記燃料調整弁は上記燃料チャ
ンバに開口するブリードエア通路の開口面積を可変制御
する弁体を有しており、該弁体の弁開度の平均値を略一
定に保持した状態で所定空燃比の混合気が得られるよう
にミキサを構成するとともに、上記絞り制御弁は、上記
燃料調整弁の弁開度が所定以上変化したときに該弁開度
の平均値が略一定に保持されるよう、該弁開度の変化量
に応じて上記絞り部の開口面積を可変制御することを特
徴としている。
燃料エンジンの燃焼室に供給すべき気体燃料と空気との
混合気を形成するための気体燃料エンジン用混合気形成
装置において、主ジェットを介して吸気通路に開口する
燃料チャンバを設けるとともに、所定空燃比の混合気が
得られるよう上記燃料チャンバへの燃料供給量を調整す
るための燃料調整弁を配設し、該燃料調整弁の弁開度の
変化量が補償されるよう、上記燃料チャンバ上流端の絞
り部を可変制御する絞り制御弁を配設したことを特徴と
している。また上記所定空燃比とは、三元触媒が機能す
ることができる、理論空燃比をはさんだいわゆるウイン
ドウ領域内の空燃比を意味している。請求項2の発明
は、請求項1において、上記燃料調整弁は上記燃料チャ
ンバに開口するブリードエア通路の開口面積を可変制御
する弁体を有しており、該弁体の弁開度の平均値を略一
定に保持した状態で所定空燃比の混合気が得られるよう
にミキサを構成するとともに、上記絞り制御弁は、上記
燃料調整弁の弁開度が所定以上変化したときに該弁開度
の平均値が略一定に保持されるよう、該弁開度の変化量
に応じて上記絞り部の開口面積を可変制御することを特
徴としている。
【0006】
【作用】請求項1,2の発明に係る気体燃料エンジン用
混合気形成装置では、使用する燃料の組成が変化した場
合には、絞り制御弁が、燃料調整弁の弁開度の変化量が
補償されるよう、すなわち燃料調整弁の弁開度が所定以
上変化したときに該燃料調整弁の弁開度の平均値が略一
定に保持されるよう、該燃料調整弁の変化量に応じて燃
料チャンバ上流端の絞り部の開口面積を可変制御する。
従って、燃料調整弁の弁開度が変化して空燃比制御が行
われる際には、絞り制御弁が燃料調整弁の開度位置を元
の基準位置に戻すように制御する。これにより、燃料調
整弁の制御可能幅を一定幅に維持することができ、この
結果、種々のエンジン運転条件の変化に容易に対処する
ことができる。さらに請求項2の発明に係る気体燃料エ
ンジン用混合気形成装置では、燃料チャンバに供給する
燃料量の調整をブリードエア通路の可変制御により行う
ともに、燃料調整弁の弁開度の平均値を略一定に保持し
た状態で所定空燃比の混合気が得られるようにミキサを
構成したので、A/F制御を容易に行うことができる。
混合気形成装置では、使用する燃料の組成が変化した場
合には、絞り制御弁が、燃料調整弁の弁開度の変化量が
補償されるよう、すなわち燃料調整弁の弁開度が所定以
上変化したときに該燃料調整弁の弁開度の平均値が略一
定に保持されるよう、該燃料調整弁の変化量に応じて燃
料チャンバ上流端の絞り部の開口面積を可変制御する。
従って、燃料調整弁の弁開度が変化して空燃比制御が行
われる際には、絞り制御弁が燃料調整弁の開度位置を元
の基準位置に戻すように制御する。これにより、燃料調
整弁の制御可能幅を一定幅に維持することができ、この
結果、種々のエンジン運転条件の変化に容易に対処する
ことができる。さらに請求項2の発明に係る気体燃料エ
ンジン用混合気形成装置では、燃料チャンバに供給する
燃料量の調整をブリードエア通路の可変制御により行う
ともに、燃料調整弁の弁開度の平均値を略一定に保持し
た状態で所定空燃比の混合気が得られるようにミキサを
構成したので、A/F制御を容易に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。第1実施例 図1ないし図3は本発明の第1実施例による気体燃料エ
ンジン用混合気形成装置を説明するための図である。
説明する。第1実施例 図1ないし図3は本発明の第1実施例による気体燃料エ
ンジン用混合気形成装置を説明するための図である。
【0008】図において、1は本発明の第1実施例が適
用された水冷式4気筒4バルブ型気体燃料エンジンであ
り、これは図示しないクランクケース上にシリンダブロ
ック2,シリンダヘッド3を積層してヘッドボルトで締
結し、該シリンダヘッド3上にヘッドカバー4を装着し
た構造のものである。上記シリンダブロック2に形成さ
れた4つのシリンダボア2a内にはそれぞれピストン5
が摺動自在に挿入配置されており、該各ピストン5はコ
ンロッドを介して図示しないクランク軸に連結されてい
る。
用された水冷式4気筒4バルブ型気体燃料エンジンであ
り、これは図示しないクランクケース上にシリンダブロ
ック2,シリンダヘッド3を積層してヘッドボルトで締
結し、該シリンダヘッド3上にヘッドカバー4を装着し
た構造のものである。上記シリンダブロック2に形成さ
れた4つのシリンダボア2a内にはそれぞれピストン5
が摺動自在に挿入配置されており、該各ピストン5はコ
ンロッドを介して図示しないクランク軸に連結されてい
る。
【0009】上記シリンダヘッド3の下部には燃焼凹部
3aが凹設されている。該燃焼凹部3a,シリンダボア
2a及びピストン5の頭部5aにより燃焼室6が形成さ
れている。燃焼凹部3aには吸気弁開口3b,排気弁開
口3cがそれぞれ2つずつ開口している。なお、上記各
開口3b,3cは、これらの部分にそれぞれ圧入装着さ
れた概ねリング状のバルブシート7,8の各開口によっ
て形成されている。また、各吸気弁開口3bには吸気弁
10のバルブヘッド10aが、各排気弁開口3cには排
気弁11のバルブヘッド11aがそれぞれ各開口を開閉
可能に、すなわち上記バルブシート7,8の各シート面
に密接可能に配置されている。これらの吸気,排気弁1
0,11の上端には吸気,排気リフタ12,13がそれ
ぞれ装着されている。該各リフタ12,13上には、こ
れを押圧駆動する吸気,排気カム軸14,15が気筒軸
と直角方向に向けて、かつ互いに平行に配置されてい
る。なお、上記シリンダヘッド3内部には点火プラグ1
6が装着されており、この点火プラグ16の電極部は上
記燃焼凹部3aの中央に配置されている。また、上記シ
リンダブロック2及びシリンダヘッド3内には、図示し
ないクーラントポンプによりクーラント液が循環するク
ーリングジャケット25が設けられている。該クーラン
ト液は、図示しない外部の熱交換器を通って周知の方法
で冷却されるようになっている。
3aが凹設されている。該燃焼凹部3a,シリンダボア
2a及びピストン5の頭部5aにより燃焼室6が形成さ
れている。燃焼凹部3aには吸気弁開口3b,排気弁開
口3cがそれぞれ2つずつ開口している。なお、上記各
開口3b,3cは、これらの部分にそれぞれ圧入装着さ
れた概ねリング状のバルブシート7,8の各開口によっ
て形成されている。また、各吸気弁開口3bには吸気弁
10のバルブヘッド10aが、各排気弁開口3cには排
気弁11のバルブヘッド11aがそれぞれ各開口を開閉
可能に、すなわち上記バルブシート7,8の各シート面
に密接可能に配置されている。これらの吸気,排気弁1
0,11の上端には吸気,排気リフタ12,13がそれ
ぞれ装着されている。該各リフタ12,13上には、こ
れを押圧駆動する吸気,排気カム軸14,15が気筒軸
と直角方向に向けて、かつ互いに平行に配置されてい
る。なお、上記シリンダヘッド3内部には点火プラグ1
6が装着されており、この点火プラグ16の電極部は上
記燃焼凹部3aの中央に配置されている。また、上記シ
リンダブロック2及びシリンダヘッド3内には、図示し
ないクーラントポンプによりクーラント液が循環するク
ーリングジャケット25が設けられている。該クーラン
ト液は、図示しない外部の熱交換器を通って周知の方法
で冷却されるようになっている。
【0010】上記シリンダヘッド3の側壁3d内には、
吸気弁開口3bを介して上記燃焼室6と連通する吸気通
路17が形成され、また上記シリンダヘッド3の側壁3
e内には、排気弁開口3cを介して上記燃焼室6と連通
する排気通路18が形成されている。上記吸気通路17
の壁面開口部には吸気マニホールド19の一端が、上記
排気通路18の壁面開口部には排気マニホールド20の
一端がそれぞれ接続されている。上記吸気マニホールド
19の他端にはプリーナムチャンバ21が設けられてい
る。上記排気マニホールド20他端の出口20aには、
触媒層を有する触媒コンバータ22が接続されている。
この触媒層は、一酸化炭素(CO)及び炭化水素(H
C)の酸化及び窒素酸化物(NOX )の還元を行うため
のいわゆる三元触媒を含んでいる。触媒コンバータ22
により処理された排気ガスは図示しない排気・消音シス
テムを通って大気中に排出されるようになっている。ま
た排気マニホールド20には、排気ガス中の酸素濃度を
検出するためのO2 センサ23が取り付けられている。
このO2 センサ23としては、混合気の空燃比(A/
F)がリッチ側にあるときに検出するタイプまたはA/
Fがリーン側にあるときに検出するタイプのいずれであ
ってもよい。前者のタイプの場合には、該O2 センサ2
3が信号を出力すればリッチ状態と判断されて燃料が減
量され、また信号を出力しなければリーン状態と判断さ
れて燃料が増量される。
吸気弁開口3bを介して上記燃焼室6と連通する吸気通
路17が形成され、また上記シリンダヘッド3の側壁3
e内には、排気弁開口3cを介して上記燃焼室6と連通
する排気通路18が形成されている。上記吸気通路17
の壁面開口部には吸気マニホールド19の一端が、上記
排気通路18の壁面開口部には排気マニホールド20の
一端がそれぞれ接続されている。上記吸気マニホールド
19の他端にはプリーナムチャンバ21が設けられてい
る。上記排気マニホールド20他端の出口20aには、
触媒層を有する触媒コンバータ22が接続されている。
この触媒層は、一酸化炭素(CO)及び炭化水素(H
C)の酸化及び窒素酸化物(NOX )の還元を行うため
のいわゆる三元触媒を含んでいる。触媒コンバータ22
により処理された排気ガスは図示しない排気・消音シス
テムを通って大気中に排出されるようになっている。ま
た排気マニホールド20には、排気ガス中の酸素濃度を
検出するためのO2 センサ23が取り付けられている。
このO2 センサ23としては、混合気の空燃比(A/
F)がリッチ側にあるときに検出するタイプまたはA/
Fがリーン側にあるときに検出するタイプのいずれであ
ってもよい。前者のタイプの場合には、該O2 センサ2
3が信号を出力すればリッチ状態と判断されて燃料が減
量され、また信号を出力しなければリーン状態と判断さ
れて燃料が増量される。
【0011】上記気体燃料エンジン1の側方には、上記
吸気マニホールド19を介して上記燃焼室6に供給すべ
き混合気を形成するための混合気形成装置30が配置さ
れている。この混合気形成装置30は可変ベンチュリミ
キサ31を有している。このミキサ31は、その下部開
口が上記吸気マニホールド19側に接続された主本体部
32を有している。該主本体部32の上部には吸気通路
33が形成されており、該吸気通路33にはエアクリー
ナ35が接続されている。これにより、エアクリーナ3
5の大気導入口36から導入されフィルタエレメントに
よりフィルタ処理されたエアが吸気通路33内に供給さ
れるようになっている(第1図矢印参照)。
吸気マニホールド19を介して上記燃焼室6に供給すべ
き混合気を形成するための混合気形成装置30が配置さ
れている。この混合気形成装置30は可変ベンチュリミ
キサ31を有している。このミキサ31は、その下部開
口が上記吸気マニホールド19側に接続された主本体部
32を有している。該主本体部32の上部には吸気通路
33が形成されており、該吸気通路33にはエアクリー
ナ35が接続されている。これにより、エアクリーナ3
5の大気導入口36から導入されフィルタエレメントに
よりフィルタ処理されたエアが吸気通路33内に供給さ
れるようになっている(第1図矢印参照)。
【0012】上記エアクリーナ35には、吸気量を測定
するためのエアフローメータ49が設けられており、該
エアフローメータ49の出力はECU92に入力される
ようになっている。またECU92には、スロットルバ
ルブ48のスロットル位置,クーラント液の液温,エン
ジン回転数,O2 センサ23の出力,排気温,負圧セン
サの出力等の各種信号が入力される。
するためのエアフローメータ49が設けられており、該
エアフローメータ49の出力はECU92に入力される
ようになっている。またECU92には、スロットルバ
ルブ48のスロットル位置,クーラント液の液温,エン
ジン回転数,O2 センサ23の出力,排気温,負圧セン
サの出力等の各種信号が入力される。
【0013】上記ミキサ31は、チャンバ38と、該チ
ャンバ38内に摺動自在に設けられ、上記吸気通路33
内に突出するピストン39とを備えている。上記チャン
バ38内には、上記ピストン39を上記吸気通路33の
閉方向に付勢するコイルばね40が縮設されている。上
記ピストン39の先端には、燃料供給チャンバ42の主
ジェット43と協働するメータリングロッド(ニードル
弁)44が設けられている。これらの主ジェット43及
びニードル弁44は、いかなる吸気流量に対しても後述
するブリードエア用制御弁84の開度の平均値が略一定
(ステップ数50)のまま理論空燃比に維持できるよう
な形状を有している。これによりA/F制御を容易に行
うことができる。上記ピストン39の端部には上記チャ
ンバ38内部と連通するブリードポート46が形成され
ており、また上記チャンバ38の上部には大気側に開口
する大気ポート47が形成され、この大気ポート47を
介して上記ピストン39には上記吸気通路33の開方向
に大気圧が作用している。なお、大気ポート47は主ジ
ェット43が開口するベンチュリ部よりも上流の吸気通
路33に開口してもよく、この場合においてもピストン
39には吸気通路33の開方向側に大気圧が作用する。
ャンバ38内に摺動自在に設けられ、上記吸気通路33
内に突出するピストン39とを備えている。上記チャン
バ38内には、上記ピストン39を上記吸気通路33の
閉方向に付勢するコイルばね40が縮設されている。上
記ピストン39の先端には、燃料供給チャンバ42の主
ジェット43と協働するメータリングロッド(ニードル
弁)44が設けられている。これらの主ジェット43及
びニードル弁44は、いかなる吸気流量に対しても後述
するブリードエア用制御弁84の開度の平均値が略一定
(ステップ数50)のまま理論空燃比に維持できるよう
な形状を有している。これによりA/F制御を容易に行
うことができる。上記ピストン39の端部には上記チャ
ンバ38内部と連通するブリードポート46が形成され
ており、また上記チャンバ38の上部には大気側に開口
する大気ポート47が形成され、この大気ポート47を
介して上記ピストン39には上記吸気通路33の開方向
に大気圧が作用している。なお、大気ポート47は主ジ
ェット43が開口するベンチュリ部よりも上流の吸気通
路33に開口してもよく、この場合においてもピストン
39には吸気通路33の開方向側に大気圧が作用する。
【0014】この構成により、吸気通路33の上記ピス
トン39下流側部分が負圧になったときにはピストン3
9がチャンバ38側に移動して流路を開くようになって
おり、これにより流路面積を効果的に変化させることが
でき、主ジェット43が開口するスロート部が実質的に
一定の負圧状態に維持されるようになっている。上記吸
気通路33内においてピストン39の下流側には、スロ
ットル操作によって開閉するスロットルバルブ48が設
けられている。また上記ミキサ31には、燃料供給チャ
ンバ42から延びているアイドルディスチャージライン
51,燃料遮断弁114,調節可能なニードル弁53及
びアイドルポート54を含むアイドル回路50が設けら
れている。上記アイドルポート54は、吸気通路33内
において上記スロットルバルブ48のアイドル位置下流
側に開口している。また上記燃料遮断弁114はECU
92によってその開閉が制御されるようになっており、
これによりアイドルディスチャージライン51を通る燃
料量が制御される。アイドリング時はこのアイドル回路
50から燃料が供給される。なお、ここでは、ミキサと
して可変ベンチュリミキサ31を採用したが、本発明の
作用効果を得るためには固定ベンチュリ型のミキサでも
良い。
トン39下流側部分が負圧になったときにはピストン3
9がチャンバ38側に移動して流路を開くようになって
おり、これにより流路面積を効果的に変化させることが
でき、主ジェット43が開口するスロート部が実質的に
一定の負圧状態に維持されるようになっている。上記吸
気通路33内においてピストン39の下流側には、スロ
ットル操作によって開閉するスロットルバルブ48が設
けられている。また上記ミキサ31には、燃料供給チャ
ンバ42から延びているアイドルディスチャージライン
51,燃料遮断弁114,調節可能なニードル弁53及
びアイドルポート54を含むアイドル回路50が設けら
れている。上記アイドルポート54は、吸気通路33内
において上記スロットルバルブ48のアイドル位置下流
側に開口している。また上記燃料遮断弁114はECU
92によってその開閉が制御されるようになっており、
これによりアイドルディスチャージライン51を通る燃
料量が制御される。アイドリング時はこのアイドル回路
50から燃料が供給される。なお、ここでは、ミキサと
して可変ベンチュリミキサ31を採用したが、本発明の
作用効果を得るためには固定ベンチュリ型のミキサでも
良い。
【0015】上記燃料供給チャンバ42には、これに気
体燃料を供給するための圧力調整器(ベーパライザ,レ
ギュレータ)60が燃料供給通路78を介して接続され
ている。このレギュレータ60には、図示しない高圧源
に圧力下で液体状態で貯えられている気体燃料が導入管
61から導入されるようになっている。上記気体燃料と
しては、たとえばブタン,プロパン,これらの混合気ま
たはその他の周知の気体燃料が用いられる。
体燃料を供給するための圧力調整器(ベーパライザ,レ
ギュレータ)60が燃料供給通路78を介して接続され
ている。このレギュレータ60には、図示しない高圧源
に圧力下で液体状態で貯えられている気体燃料が導入管
61から導入されるようになっている。上記気体燃料と
しては、たとえばブタン,プロパン,これらの混合気ま
たはその他の周知の気体燃料が用いられる。
【0016】レギュレータ60は主本体部(ハウジン
グ)62を有している。該ハウジング62内には導入管
61と連絡する導入路63が形成されている。該導入路
63は第1圧力調整ポート64まで延びており、該第1
圧力調整ポート64は第1圧力調整弁65によってその
開閉が制御されるようになっている。上記第1圧力調整
弁65は、調節ねじ66及びばね67等を含む第1付勢
部材68によって作動するようになっている。また上記
ハウジング62には第1蓋板69が装着されており、こ
れにより該ハウジング62内に第1圧力調整室70が形
成されている。上記第1付勢部材68の調節により該第
1圧力調節室内の気体燃料の圧力はゲージ圧で約0.3
kg/cm2に設定される。
グ)62を有している。該ハウジング62内には導入管
61と連絡する導入路63が形成されている。該導入路
63は第1圧力調整ポート64まで延びており、該第1
圧力調整ポート64は第1圧力調整弁65によってその
開閉が制御されるようになっている。上記第1圧力調整
弁65は、調節ねじ66及びばね67等を含む第1付勢
部材68によって作動するようになっている。また上記
ハウジング62には第1蓋板69が装着されており、こ
れにより該ハウジング62内に第1圧力調整室70が形
成されている。上記第1付勢部材68の調節により該第
1圧力調節室内の気体燃料の圧力はゲージ圧で約0.3
kg/cm2に設定される。
【0017】上記ハウジング62の上記第1蓋板69と
逆側にはダイヤフラム72及び第2蓋板73が装着され
ており、これにより第2圧力調整室74が形成されてい
る。該第2圧力調整室74は通路75を介して上記第1
圧力調整室70に連絡している。また上記通路75の第
2圧力調整室側開口には、開閉可能な第2圧力調整弁7
6が設けられており、該第2圧力調整弁76は、上記ダ
イヤフラム72と連動する第2付勢部材77によってそ
の作動が制御されるようになっている。また上記ダイヤ
フラム72の背面側には大気ポート73aを介して大気
圧が作用している。上記第2付勢部材77の調節によっ
て、上記第2圧力調整室74内の気体燃料の圧力は大気
圧よりもわずかに低い圧力に設定され、このように設定
された気体燃料が上部の燃料供給通路78を通って燃料
供給チャンバ42内に供給されるようになっている。な
お、上記ハウジング62内には加熱通路80が設けられ
ている。上記エンジン1のクーリングジャケット25で
加熱されたクーラント液がこの加熱通路80を通って循
環するようになっている。これにより、レギュレータ6
0内部においてより安定した気体温度が維持され、より
良好な気化及び調整作用が行われる。
逆側にはダイヤフラム72及び第2蓋板73が装着され
ており、これにより第2圧力調整室74が形成されてい
る。該第2圧力調整室74は通路75を介して上記第1
圧力調整室70に連絡している。また上記通路75の第
2圧力調整室側開口には、開閉可能な第2圧力調整弁7
6が設けられており、該第2圧力調整弁76は、上記ダ
イヤフラム72と連動する第2付勢部材77によってそ
の作動が制御されるようになっている。また上記ダイヤ
フラム72の背面側には大気ポート73aを介して大気
圧が作用している。上記第2付勢部材77の調節によっ
て、上記第2圧力調整室74内の気体燃料の圧力は大気
圧よりもわずかに低い圧力に設定され、このように設定
された気体燃料が上部の燃料供給通路78を通って燃料
供給チャンバ42内に供給されるようになっている。な
お、上記ハウジング62内には加熱通路80が設けられ
ている。上記エンジン1のクーリングジャケット25で
加熱されたクーラント液がこの加熱通路80を通って循
環するようになっている。これにより、レギュレータ6
0内部においてより安定した気体温度が維持され、より
良好な気化及び調整作用が行われる。
【0018】また、上記燃料供給チャンバ42には、該
燃料供給チャンバ42内にブリードエアを導入するため
のブリードエア通路82の一端が開口しており、該ブリ
ードエア通路82は燃料調整弁として機能するブリード
エア用制御弁84に接続されている。該ブリードエア用
制御弁84には、エアクリーナ35下流側にその一端が
開口するブリードエア通路85からエアが導入されるよ
うになっている。上記ブリードエア用制御弁84は、ス
テッピングモータ90の駆動により開閉するバルブエレ
メント86を備えており、このバルブエレメント86の
作動により燃料供給チャンバ42へのブリードエア量が
制御され、これにより該燃料供給チャンバ42への燃料
量が制御される。また上記ステッピングモータ90は、
上記O2センサ23及びエアフローメータ49からの各
出力信号に基づきECU92によってその駆動が制御
(フィードバック制御)されるようになっている。
燃料供給チャンバ42内にブリードエアを導入するため
のブリードエア通路82の一端が開口しており、該ブリ
ードエア通路82は燃料調整弁として機能するブリード
エア用制御弁84に接続されている。該ブリードエア用
制御弁84には、エアクリーナ35下流側にその一端が
開口するブリードエア通路85からエアが導入されるよ
うになっている。上記ブリードエア用制御弁84は、ス
テッピングモータ90の駆動により開閉するバルブエレ
メント86を備えており、このバルブエレメント86の
作動により燃料供給チャンバ42へのブリードエア量が
制御され、これにより該燃料供給チャンバ42への燃料
量が制御される。また上記ステッピングモータ90は、
上記O2センサ23及びエアフローメータ49からの各
出力信号に基づきECU92によってその駆動が制御
(フィードバック制御)されるようになっている。
【0019】ここで、上記フィードバック制御移行前の
車両発進時において上記ブリードエア用制御弁84のス
テップ数を補正するための制御ルーチンについて図2を
用いて説明する。図2では、オフアイドル状態をアイド
ルスイッチが検出する例を示している。まず、ステップ
S1において、アイドルスイッチがオフになったか否
か、すなわちオフアイドル状態になったか否かを判断す
る。そして車両が発進してオフアイドル状態になるとス
テップS2でほぼ理論空燃比の混合気を得るための所定
ステップ数をマップから読み取り、ステップS3でステ
ップモータ90をこの所定ステップ数まで最大速度で駆
動する。これにより、発進時における空燃比制御を精度
良く行える。次にステップS4では、ステップモータ9
0が所定ステップ数まで動いたか否かを判断する。所定
のステップ数まで動いていなければステップS3に戻
る。またステップモータ90が所定のステップ数まで動
けばステップS5に移行し、O2 センサ23が制御信号
を出力するようになった後、フィードバック制御に移行
する。
車両発進時において上記ブリードエア用制御弁84のス
テップ数を補正するための制御ルーチンについて図2を
用いて説明する。図2では、オフアイドル状態をアイド
ルスイッチが検出する例を示している。まず、ステップ
S1において、アイドルスイッチがオフになったか否
か、すなわちオフアイドル状態になったか否かを判断す
る。そして車両が発進してオフアイドル状態になるとス
テップS2でほぼ理論空燃比の混合気を得るための所定
ステップ数をマップから読み取り、ステップS3でステ
ップモータ90をこの所定ステップ数まで最大速度で駆
動する。これにより、発進時における空燃比制御を精度
良く行える。次にステップS4では、ステップモータ9
0が所定ステップ数まで動いたか否かを判断する。所定
のステップ数まで動いていなければステップS3に戻
る。またステップモータ90が所定のステップ数まで動
けばステップS5に移行し、O2 センサ23が制御信号
を出力するようになった後、フィードバック制御に移行
する。
【0020】また、上記燃料供給チャンバ42には上記
レギュレータ60から該燃料供給チャンバ42へ供給さ
れる気体燃料の量を調整するための燃料供給制御弁10
0が設けられている。この燃料供給制御弁100は上記
燃料供給チャンバ42aの開口面積を可変制御する絞り
制御弁として機能し、ステッピングモータによって作動
する。該ステッピングモータは、種々のエンジン運転条
件下においてO2 センサ23からの信号に基づいてEC
U92により制御され、これにより燃料供給量が制御さ
れる。なお、エンジン運転条件としては、燃料の組成
(LPGにおいてはプロパンとブタンの組成割合),エ
アクリーナ35の流路抵抗,高地使用に伴う大気圧降下
等がある。
レギュレータ60から該燃料供給チャンバ42へ供給さ
れる気体燃料の量を調整するための燃料供給制御弁10
0が設けられている。この燃料供給制御弁100は上記
燃料供給チャンバ42aの開口面積を可変制御する絞り
制御弁として機能し、ステッピングモータによって作動
する。該ステッピングモータは、種々のエンジン運転条
件下においてO2 センサ23からの信号に基づいてEC
U92により制御され、これにより燃料供給量が制御さ
れる。なお、エンジン運転条件としては、燃料の組成
(LPGにおいてはプロパンとブタンの組成割合),エ
アクリーナ35の流路抵抗,高地使用に伴う大気圧降下
等がある。
【0021】いま、ここでストイキ状態(λ=1)の混
合気を形成するためのある量の空気に対して必要な燃料
量について考える。この燃料量はプロパンとブタンとの
比率によって異なっている。たとえば100リットルの
空気に対してストイキ状態の混合気を形成するのに必要
な燃料量は 100%プロパンの場合…42リットル 100%ブタンの場合 …32リットル となっている。すなわち、100%プロパンの方が多く
の燃料が必要とされる。したがって、燃料として100
%ブタンを用いた場合に比較して100%プロパンを用
いた場合の方が燃料供給制御弁100の開度がより開く
ことになる。こうした理由から上記燃料供給制御弁10
0が設けられているのである。
合気を形成するためのある量の空気に対して必要な燃料
量について考える。この燃料量はプロパンとブタンとの
比率によって異なっている。たとえば100リットルの
空気に対してストイキ状態の混合気を形成するのに必要
な燃料量は 100%プロパンの場合…42リットル 100%ブタンの場合 …32リットル となっている。すなわち、100%プロパンの方が多く
の燃料が必要とされる。したがって、燃料として100
%ブタンを用いた場合に比較して100%プロパンを用
いた場合の方が燃料供給制御弁100の開度がより開く
ことになる。こうした理由から上記燃料供給制御弁10
0が設けられているのである。
【0022】仮にブリードエア用制御弁84のみを設け
た場合においては、燃料組成が変わると、リーン,リッ
チのいずれかの側の制御幅が狭くなる。これは、燃料組
成が変わるとλ=1のときのブリードエア制御弁84の
ステップ数の中央値が全閉または全開側にずれ、フィー
ドバック制御がそのずれた値を基準に行わなければなら
なくなるからである。その一方、燃料供給制御弁100
のみでは、燃料量を制御するためには、絞り部42aの
開口面積が主ジェット43の開口面積よりも常に小さく
なるようにして吸気通路33に供給される燃料量が絞り
部42aの開口面積によって制御されるようにするため
に、主ジェット43の開度に応じて絞り部42aの径を
変える必要があり、これにより、吸気流量が変化して主
ジェット43の開口面積が変化すると、フィードバック
制御のために燃料供給制御弁100のステップ数を変化
するに先立って、主ジェット43の開口面積が小さくな
るように絞り部42aの開口面積を制御する必要が生
じ、フィードバック制御に遅れが生じることになる。こ
のようにブリードエア制御弁84及び燃料供給制御弁1
00を設けることにより、空燃比の制御幅を広く確保で
きるとともに、フィードバック制御を迅速に行うことが
できる。
た場合においては、燃料組成が変わると、リーン,リッ
チのいずれかの側の制御幅が狭くなる。これは、燃料組
成が変わるとλ=1のときのブリードエア制御弁84の
ステップ数の中央値が全閉または全開側にずれ、フィー
ドバック制御がそのずれた値を基準に行わなければなら
なくなるからである。その一方、燃料供給制御弁100
のみでは、燃料量を制御するためには、絞り部42aの
開口面積が主ジェット43の開口面積よりも常に小さく
なるようにして吸気通路33に供給される燃料量が絞り
部42aの開口面積によって制御されるようにするため
に、主ジェット43の開度に応じて絞り部42aの径を
変える必要があり、これにより、吸気流量が変化して主
ジェット43の開口面積が変化すると、フィードバック
制御のために燃料供給制御弁100のステップ数を変化
するに先立って、主ジェット43の開口面積が小さくな
るように絞り部42aの開口面積を制御する必要が生
じ、フィードバック制御に遅れが生じることになる。こ
のようにブリードエア制御弁84及び燃料供給制御弁1
00を設けることにより、空燃比の制御幅を広く確保で
きるとともに、フィードバック制御を迅速に行うことが
できる。
【0023】なお、上記λはつぎのように定義される。
すなわち λ=F/Fc ここで、Fは実際の空燃比であり、Fc はストイキ状態
の理論空燃比である。よって、ストイキ状態の混合気で
は、気体燃料の種類及び組成の如何に拘らず常にλ=1
である。ただし、同じλ=1で示されるストイキ状態の
空燃比であっても、ブタン及びプロパンの比が異なれば
異なった意味を持ってくるのは当然である。λ=1であ
るストイキ混合気の空燃比は 100%プロパンの場合…15.7 100%ブタンの場合 …15.5 となっている。したがって、ブタンとプロパンの比が異
なれば、ある空気量に対してλ=1のストイキ空燃比を
得るのに必要な燃料量(体積)に大きな違いが出るとい
うことになり、これは大きな問題である。
すなわち λ=F/Fc ここで、Fは実際の空燃比であり、Fc はストイキ状態
の理論空燃比である。よって、ストイキ状態の混合気で
は、気体燃料の種類及び組成の如何に拘らず常にλ=1
である。ただし、同じλ=1で示されるストイキ状態の
空燃比であっても、ブタン及びプロパンの比が異なれば
異なった意味を持ってくるのは当然である。λ=1であ
るストイキ混合気の空燃比は 100%プロパンの場合…15.7 100%ブタンの場合 …15.5 となっている。したがって、ブタンとプロパンの比が異
なれば、ある空気量に対してλ=1のストイキ空燃比を
得るのに必要な燃料量(体積)に大きな違いが出るとい
うことになり、これは大きな問題である。
【0024】上記燃料供給制御弁100を設けることに
より、レギュレータ60からの燃料量を直接制御するこ
とができる。制御された燃料は吸気通路33内に連続的
にかつ確実に供給され、これにより燃料量の広範囲にわ
たってA/Fを均一にすることができる。しかも燃料量
の制御がO2 センサ23からの信号に基づいて行われる
ので、三元触媒の浄化率が高いウインドウの範囲にA/
Fを制御することができる。また、A/Fを調整するた
めに、加速時に燃料を増量するパワー系やその他種々の
部品を設ける必要がなく、構造が簡単となる。また図1
では明確に表れていないが、上記燃料供給制御弁100
は、弁体が任意の位置に保持される、すなわち開度が任
意の中間位置で保持される構造になっており、これによ
り該燃料供給制御弁100の無駄な動きをなくすことが
でき、迅速な制御が可能になる。
より、レギュレータ60からの燃料量を直接制御するこ
とができる。制御された燃料は吸気通路33内に連続的
にかつ確実に供給され、これにより燃料量の広範囲にわ
たってA/Fを均一にすることができる。しかも燃料量
の制御がO2 センサ23からの信号に基づいて行われる
ので、三元触媒の浄化率が高いウインドウの範囲にA/
Fを制御することができる。また、A/Fを調整するた
めに、加速時に燃料を増量するパワー系やその他種々の
部品を設ける必要がなく、構造が簡単となる。また図1
では明確に表れていないが、上記燃料供給制御弁100
は、弁体が任意の位置に保持される、すなわち開度が任
意の中間位置で保持される構造になっており、これによ
り該燃料供給制御弁100の無駄な動きをなくすことが
でき、迅速な制御が可能になる。
【0025】燃料供給制御弁100は、ブリードエア用
制御弁84の弁部材の動きに対応して上記エンジン運転
条件に応じて燃料量を補償するように制御される。すな
わち、図3に示すように、異なる使用燃料を用いたりま
たフィルタエレメントが目詰まりを起こしたりした場合
において、理論空燃比を維持するために、いまブリード
エア用制御弁84のステップ数が50から60に上昇し
てブリードエアを増量することにより、燃料供給チャン
バ42に供給される燃料量を減少させたとする(これを
線a1−a2で示す)。また、このときの燃料供給制御
弁100のステップ数は50とする。この状態からブリ
ードエア用制御弁84のステップ数を50に戻すため
に、燃料供給制御弁100のステップ数が50から40
に減少して燃料供給チャンバ42に供給される燃料量を
減少させ(線b1−b2参照)、これに対応してブリー
ドエア用制御弁84のステップ数が60から減少して基
準レベルである50に戻ることになる。なお、この場合
に燃料供給制御弁100のステップ数を50からいくつ
動かすかは、ブリードエア制御弁84のステップ数が大
きく変化する原因となったエンジン運転条件が何であっ
たか等により変わってくる。
制御弁84の弁部材の動きに対応して上記エンジン運転
条件に応じて燃料量を補償するように制御される。すな
わち、図3に示すように、異なる使用燃料を用いたりま
たフィルタエレメントが目詰まりを起こしたりした場合
において、理論空燃比を維持するために、いまブリード
エア用制御弁84のステップ数が50から60に上昇し
てブリードエアを増量することにより、燃料供給チャン
バ42に供給される燃料量を減少させたとする(これを
線a1−a2で示す)。また、このときの燃料供給制御
弁100のステップ数は50とする。この状態からブリ
ードエア用制御弁84のステップ数を50に戻すため
に、燃料供給制御弁100のステップ数が50から40
に減少して燃料供給チャンバ42に供給される燃料量を
減少させ(線b1−b2参照)、これに対応してブリー
ドエア用制御弁84のステップ数が60から減少して基
準レベルである50に戻ることになる。なお、この場合
に燃料供給制御弁100のステップ数を50からいくつ
動かすかは、ブリードエア制御弁84のステップ数が大
きく変化する原因となったエンジン運転条件が何であっ
たか等により変わってくる。
【0026】次に、ブリードエア用制御弁84のステッ
プ数が減少すると(線a4−a5参照)、燃料供給制御
弁100のステップ数が上昇する(線b3−b4参照)
のに対応して、ブリードエア用制御弁84のステップ数
が基準レベルである50に戻ることになる。なお、図3
に示すようにブリードエア制御弁84のステップ数が小
刻みに変動しているのは、O2 センサ23がリッチ状態
を検出して制御信号を出力したことによりブリードエア
制御弁84のブリードエアを増量させた場合と、O2 セ
ンサ23が信号を出力しないためにブリードエアを減量
させた場合との繰り返しによりステップ数が微小変動す
るためであり、このようにステップ数が微小変動しつつ
ウインドウの範囲に維持される。このような燃料供給制
御弁100の補償機能により、ブリードエア用制御弁8
4のステップ数の平均が実質的に一定な値(50)に保
たれる。したがって、種々の組成の燃料が使用された場
合においても、エンジン運転状態を検出するためのセン
サを設けることなく、あらゆる運転条件下で自動的にλ
=1が維持されることになり、広範囲にわたって空燃比
のより正確な制御が可能になる。
プ数が減少すると(線a4−a5参照)、燃料供給制御
弁100のステップ数が上昇する(線b3−b4参照)
のに対応して、ブリードエア用制御弁84のステップ数
が基準レベルである50に戻ることになる。なお、図3
に示すようにブリードエア制御弁84のステップ数が小
刻みに変動しているのは、O2 センサ23がリッチ状態
を検出して制御信号を出力したことによりブリードエア
制御弁84のブリードエアを増量させた場合と、O2 セ
ンサ23が信号を出力しないためにブリードエアを減量
させた場合との繰り返しによりステップ数が微小変動す
るためであり、このようにステップ数が微小変動しつつ
ウインドウの範囲に維持される。このような燃料供給制
御弁100の補償機能により、ブリードエア用制御弁8
4のステップ数の平均が実質的に一定な値(50)に保
たれる。したがって、種々の組成の燃料が使用された場
合においても、エンジン運転状態を検出するためのセン
サを設けることなく、あらゆる運転条件下で自動的にλ
=1が維持されることになり、広範囲にわたって空燃比
のより正確な制御が可能になる。
【0027】また上記気体燃料エンジン1には、排気ガ
ス中のNOX を低減させるためのEGR装置が設けられ
ている。このEGR装置はEGRバルブ56を有してお
り、該EGRバルブ56により、排気マニホールド20
から第1EGRライン57を介し第2EGRライン58
を通って吸気マニホールド19のプリーナムチャンバ2
1に戻る排気ガス量が制御されるようになっている。ま
たEGR装置の一部としてEGRレギュレータ110が
設けられている。さらに、吸気通路33のスロットルバ
ルブ48下流側には負圧スイッチ112が設けられ、ア
イドルディスチャージライン51には燃料切換弁114
が設けられている。
ス中のNOX を低減させるためのEGR装置が設けられ
ている。このEGR装置はEGRバルブ56を有してお
り、該EGRバルブ56により、排気マニホールド20
から第1EGRライン57を介し第2EGRライン58
を通って吸気マニホールド19のプリーナムチャンバ2
1に戻る排気ガス量が制御されるようになっている。ま
たEGR装置の一部としてEGRレギュレータ110が
設けられている。さらに、吸気通路33のスロットルバ
ルブ48下流側には負圧スイッチ112が設けられ、ア
イドルディスチャージライン51には燃料切換弁114
が設けられている。
【0028】また、燃料遮断弁120,アイドルスピー
ド制御弁130及び補助燃料供給弁140が設けられて
いる。上記燃料遮断弁120は、エンジンの急減速時に
おいて燃焼室内への燃料供給を遮断するためのものであ
り、大気を引き込むためのフィルタエレメント121を
備えている。急減速時すなわちエンジン高速回転中にス
ロットルバルブ48を急激に絞ったときには、この急減
速状態が負圧センサ112により検出され、この検出信
号がECU92に入力される。そして、ECU92から
の制御信号を受けて上記燃料遮断弁120が開かれ、こ
れにより多量の大気が上記フィルタエレメント121か
らバイパス通路122を通って燃料供給チャンバ42内
に導入される。この結果、吸気通路33内への燃料供給
が遮断される。これにより、急減速時に不完全燃焼の燃
料が触媒コンバータ内に排出されることによって媒内が
高温になるのが回避できる。
ド制御弁130及び補助燃料供給弁140が設けられて
いる。上記燃料遮断弁120は、エンジンの急減速時に
おいて燃焼室内への燃料供給を遮断するためのものであ
り、大気を引き込むためのフィルタエレメント121を
備えている。急減速時すなわちエンジン高速回転中にス
ロットルバルブ48を急激に絞ったときには、この急減
速状態が負圧センサ112により検出され、この検出信
号がECU92に入力される。そして、ECU92から
の制御信号を受けて上記燃料遮断弁120が開かれ、こ
れにより多量の大気が上記フィルタエレメント121か
らバイパス通路122を通って燃料供給チャンバ42内
に導入される。この結果、吸気通路33内への燃料供給
が遮断される。これにより、急減速時に不完全燃焼の燃
料が触媒コンバータ内に排出されることによって媒内が
高温になるのが回避できる。
【0029】上記アイドルスピード制御弁130は、吸
気通路33の下流側に形成されたアイドルバイパス通路
131に設けられており、一般に電気作動式の制御弁で
ある。上記アイドルバイパス通路131は、吸気通路3
3内においてアイドル位置にあるスロットルバルブ48
の上流側及び下流側に開口しており、上記アイドルスピ
ード制御弁130は、ECU92からの制御信号に基づ
き上記アイドルバイパス通路131を流れる吸気流量を
制御してアイドルスピード(回転数)を調節するための
ものである。すなわち、アイドルスピードが低下した場
合には該アイドルスピード制御弁130の開度が増して
吸気をバイパスさせ、またアイドルスピードが速い場合
には該アイドルスピード制御弁130の開度が減少する
ことになる。このようにしてアイドルスピードを安定さ
せることができる。
気通路33の下流側に形成されたアイドルバイパス通路
131に設けられており、一般に電気作動式の制御弁で
ある。上記アイドルバイパス通路131は、吸気通路3
3内においてアイドル位置にあるスロットルバルブ48
の上流側及び下流側に開口しており、上記アイドルスピ
ード制御弁130は、ECU92からの制御信号に基づ
き上記アイドルバイパス通路131を流れる吸気流量を
制御してアイドルスピード(回転数)を調節するための
ものである。すなわち、アイドルスピードが低下した場
合には該アイドルスピード制御弁130の開度が増して
吸気をバイパスさせ、またアイドルスピードが速い場合
には該アイドルスピード制御弁130の開度が減少する
ことになる。このようにしてアイドルスピードを安定さ
せることができる。
【0030】上記補助燃料供給弁140は、一般に電気
作動式の制御弁であり、主に急加速時にレギュレータ6
0の第1圧力調整室70内の流路141から流路142
及びバイパス通路143を通ってエンリッチメント用の
燃料を上記プリーナムチャンバ21に補助的に供給する
ためのものである。この補助燃料供給弁140もECU
92からの制御信号に基づいて制御される。なお、この
エンリッチメント用燃料の供給は、エンジン始動時にO
2 センサ23が活性化したかどうかを判定するために行
われるものである。
作動式の制御弁であり、主に急加速時にレギュレータ6
0の第1圧力調整室70内の流路141から流路142
及びバイパス通路143を通ってエンリッチメント用の
燃料を上記プリーナムチャンバ21に補助的に供給する
ためのものである。この補助燃料供給弁140もECU
92からの制御信号に基づいて制御される。なお、この
エンリッチメント用燃料の供給は、エンジン始動時にO
2 センサ23が活性化したかどうかを判定するために行
われるものである。
【0031】以上のように本実施例では、ブリードエア
用制御弁(燃料調整弁)84を設けるとともに、該ブリ
ードエア用制御弁84の弁開度の変化量が補償されるよ
う、燃料チャンバ上流端の絞り部42aを可変制御する
燃料供給制御弁(絞り制御弁)100を配設したので、
該燃料供給制御弁100の補償機能により、ブリードエ
ア用制御弁84のステップ数の平均を実質的に一定に保
つことができる。これにより、種々の組成の燃料が使用
された場合においても、あらゆる運転条件下で自動的に
理論空燃比を維持することができ、広範囲にわたって空
燃比のより正確な制御が可能になる。
用制御弁(燃料調整弁)84を設けるとともに、該ブリ
ードエア用制御弁84の弁開度の変化量が補償されるよ
う、燃料チャンバ上流端の絞り部42aを可変制御する
燃料供給制御弁(絞り制御弁)100を配設したので、
該燃料供給制御弁100の補償機能により、ブリードエ
ア用制御弁84のステップ数の平均を実質的に一定に保
つことができる。これにより、種々の組成の燃料が使用
された場合においても、あらゆる運転条件下で自動的に
理論空燃比を維持することができ、広範囲にわたって空
燃比のより正確な制御が可能になる。
【0032】第2実施例 図4は本発明の第2実施例による気体燃料エンジン用混
合気形成装置を説明するための図である。本図におい
て、図1と同一符号は同一または相当部分を示してい
る。なお、ここでは気体燃料エンジンは省略されている
が、上記第1実施例装置(図1)の気体燃料エンジン1
と同様の気体燃料エンジンに適用されるものである。
合気形成装置を説明するための図である。本図におい
て、図1と同一符号は同一または相当部分を示してい
る。なお、ここでは気体燃料エンジンは省略されている
が、上記第1実施例装置(図1)の気体燃料エンジン1
と同様の気体燃料エンジンに適用されるものである。
【0033】図4では、ブリードエア通路85の代わり
に、燃料供給通路78と制御弁84のバルブエレメント
86との間にバイパス通路160が設けられている点が
第1実施例装置(図1)と異なっている。したがって、
制御弁84は、ここではブリードエア用制御弁としてで
はなく、第2燃料供給制御弁として機能している。この
ように2つの燃料制御弁84,100があることによ
り、両制御弁の制御方法としては次の二通り考えられ
る。すなわち i)フィードバック制御は制御弁84で行い、制御弁1
00はエンジン運転条件に応じて制御弁84の変化量を
補償する。 ii)フィードバック制御は制御弁84,100の両方で
行うが、制御弁84のステップ数の平均を実質的に一定
に保つことができるように、制御弁100がエンジン運
転条件に応じて制御弁84の変化量を補償する。 この第2実施例装置においては、上記 ii)の制御方法
を採用しており、各燃料供給制御弁84,100の開度
は、使用する気体燃料の種類に応じてある値に設定され
ている。そして気体燃料の組成が変化したり、フィルタ
エレメント37が目詰まりを起こしたりした場合には、
λ=1の理論空燃比の混合気が得られるよう、O2 セン
サ23からの出力信号に基づいて制御弁84,100の
各開度が適宜変えられる。このように二つの燃料制御弁
を設けることにより、両制御弁を小型化して各弁の移動
量を小さくすることができ、これにより装置全体をコン
パクトに構成でき応答性を向上できる。
に、燃料供給通路78と制御弁84のバルブエレメント
86との間にバイパス通路160が設けられている点が
第1実施例装置(図1)と異なっている。したがって、
制御弁84は、ここではブリードエア用制御弁としてで
はなく、第2燃料供給制御弁として機能している。この
ように2つの燃料制御弁84,100があることによ
り、両制御弁の制御方法としては次の二通り考えられ
る。すなわち i)フィードバック制御は制御弁84で行い、制御弁1
00はエンジン運転条件に応じて制御弁84の変化量を
補償する。 ii)フィードバック制御は制御弁84,100の両方で
行うが、制御弁84のステップ数の平均を実質的に一定
に保つことができるように、制御弁100がエンジン運
転条件に応じて制御弁84の変化量を補償する。 この第2実施例装置においては、上記 ii)の制御方法
を採用しており、各燃料供給制御弁84,100の開度
は、使用する気体燃料の種類に応じてある値に設定され
ている。そして気体燃料の組成が変化したり、フィルタ
エレメント37が目詰まりを起こしたりした場合には、
λ=1の理論空燃比の混合気が得られるよう、O2 セン
サ23からの出力信号に基づいて制御弁84,100の
各開度が適宜変えられる。このように二つの燃料制御弁
を設けることにより、両制御弁を小型化して各弁の移動
量を小さくすることができ、これにより装置全体をコン
パクトに構成でき応答性を向上できる。
【0034】なお、本発明はレシプロエンジンにのみ適
用されるものではなく、ロータリーエンジンにも同様に
適用することができる。また、上記各実施例では本発明
が4気筒エンジンに適用された例を示したが、本発明は
4気筒以外の多気筒エンジンにも同様に適用され得るも
のである。また上記各実施例では、制御弁84及び燃料
供給制御弁100の開閉をステップモータにより行うも
のを示したが、本発明の適用はこれに限定されない。た
とえば比例制御電磁弁を採用し、供給電流の制御により
弁開度を調節するようにしてもよい。
用されるものではなく、ロータリーエンジンにも同様に
適用することができる。また、上記各実施例では本発明
が4気筒エンジンに適用された例を示したが、本発明は
4気筒以外の多気筒エンジンにも同様に適用され得るも
のである。また上記各実施例では、制御弁84及び燃料
供給制御弁100の開閉をステップモータにより行うも
のを示したが、本発明の適用はこれに限定されない。た
とえば比例制御電磁弁を採用し、供給電流の制御により
弁開度を調節するようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように請求項1,2の発明に係る
気体燃料エンジン用混合気形成装置では、燃料調整弁の
弁開度の変化量が補償されるよう、すなわち燃料調整弁
の弁開度が所定以上変化したときに該燃料調整弁の弁開
度の平均値が略一定に保持されるよう、燃料チャンバ上
流端の絞り部を可変制御する絞り制御弁を配設するよう
にしたので、該絞り制御弁の補償機能により、燃料調整
弁の制御可能幅を一定幅に維持することができる効果が
ある。これにより、種々の組成の燃料が使用された場合
等、あらゆる運転条件下で自動的に所定空燃比を維持す
ることができ、広範囲にわたって空燃比のより正確な制
御が可能になる。さらに上記絞り制御弁の補償機能によ
り、燃料の組成等運転条件を検知するセンサを設けるこ
となく、あらゆる運転条件下で自動的に所定空燃比を維
持することができる効果もある。
気体燃料エンジン用混合気形成装置では、燃料調整弁の
弁開度の変化量が補償されるよう、すなわち燃料調整弁
の弁開度が所定以上変化したときに該燃料調整弁の弁開
度の平均値が略一定に保持されるよう、燃料チャンバ上
流端の絞り部を可変制御する絞り制御弁を配設するよう
にしたので、該絞り制御弁の補償機能により、燃料調整
弁の制御可能幅を一定幅に維持することができる効果が
ある。これにより、種々の組成の燃料が使用された場合
等、あらゆる運転条件下で自動的に所定空燃比を維持す
ることができ、広範囲にわたって空燃比のより正確な制
御が可能になる。さらに上記絞り制御弁の補償機能によ
り、燃料の組成等運転条件を検知するセンサを設けるこ
となく、あらゆる運転条件下で自動的に所定空燃比を維
持することができる効果もある。
【0036】また請求項2の発明に係る気体燃料エンジ
ン用混合気形成装置では、燃料チャンバに供給する燃料
量の調整をブリードエア通路の可変制御により行うとも
に、燃料調整弁の弁開度の平均値を略一定に保持した状
態で所定空燃比の混合気が得られるようにミキサを構成
したので、A/F制御を容易に行える効果もある。
ン用混合気形成装置では、燃料チャンバに供給する燃料
量の調整をブリードエア通路の可変制御により行うとも
に、燃料調整弁の弁開度の平均値を略一定に保持した状
態で所定空燃比の混合気が得られるようにミキサを構成
したので、A/F制御を容易に行える効果もある。
【図1】本発明の第1実施例による気体燃料エンジン用
混合気形成装置が採用された気体燃料エンジンの断面部
分図である。
混合気形成装置が採用された気体燃料エンジンの断面部
分図である。
【図2】上記実施例装置におけるブリードエア用制御弁
のステップ数の補正を行うための制御フローチャート図
である。
のステップ数の補正を行うための制御フローチャート図
である。
【図3】上記実施例装置におけるブリードエア用制御弁
と燃料供給制御弁との相互関係を示す図である。
と燃料供給制御弁との相互関係を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例による気体燃料エンジン用
混合気形成装置の概略構成図である。
混合気形成装置の概略構成図である。
30 混合気形成装置 31 ミキサ 33 吸気通路 42 燃料チャンバ 42a 絞り部 43 主ジェット 84 ブリードエア制御弁(燃料調整弁) 92 ECU 100 燃料供給制御弁(絞り制御弁)
Claims (2)
- 【請求項1】 気体燃料エンジンの燃焼室に供給すべき
気体燃料と空気との混合気を形成するための気体燃料エ
ンジン用混合気形成装置において、主ジェットを介して
吸気通路に開口する燃料チャンバを設けるとともに、所
定空燃比の混合気が得られるよう上記燃料チャンバへの
燃料供給量を調整するための燃料調整弁を配設し、該燃
料調整弁の弁開度の変化量が補償されるよう、上記燃料
チャンバ上流端の絞り部を可変制御する絞り制御弁を配
設したことを特徴とする気体燃料エンジン用混合気形成
装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記燃料調整弁は上
記燃料チャンバに開口するブリードエア通路の開口面積
を可変制御する弁体を有しており、該弁体の弁開度の平
均値を略一定に保持した状態で所定空燃比の混合気が得
られるようにミキサを構成するとともに、上記絞り制御
弁は、上記燃料調整弁の弁開度が所定以上変化したとき
に該弁開度の平均値が略一定に保持されるよう、該弁開
度の変化量に応じて上記絞り部の開口面積を可変制御す
ることを特徴とする気体燃料エンジン用混合気形成装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15397693A JPH06241083A (ja) | 1992-06-24 | 1993-06-24 | 気体燃料エンジン用混合気形成装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/903,616 US5337722A (en) | 1992-04-16 | 1992-06-24 | Fuel control and feed system for gas fueled engine |
| JP34493892 | 1992-12-24 | ||
| JP07/903616 | 1992-12-24 | ||
| JP4-344938 | 1992-12-24 | ||
| JP15397693A JPH06241083A (ja) | 1992-06-24 | 1993-06-24 | 気体燃料エンジン用混合気形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06241083A true JPH06241083A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=27320572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15397693A Pending JPH06241083A (ja) | 1992-06-24 | 1993-06-24 | 気体燃料エンジン用混合気形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06241083A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104819311A (zh) * | 2015-05-13 | 2015-08-05 | 广西玉林卓越动力发电设备有限公司 | 一种可自由调节空气进气量的阀门 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP15397693A patent/JPH06241083A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104819311A (zh) * | 2015-05-13 | 2015-08-05 | 广西玉林卓越动力发电设备有限公司 | 一种可自由调节空气进气量的阀门 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010710 |