JPH06241142A - 燃料噴射ノズル - Google Patents

燃料噴射ノズル

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JPH06241142A
JPH06241142A JP2893393A JP2893393A JPH06241142A JP H06241142 A JPH06241142 A JP H06241142A JP 2893393 A JP2893393 A JP 2893393A JP 2893393 A JP2893393 A JP 2893393A JP H06241142 A JPH06241142 A JP H06241142A
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JP
Japan
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needle valve
fuel
injection
sleeve
injection port
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JP2893393A
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English (en)
Inventor
Tokuaki Ono
徳昭 小野
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/18Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M61/042The valves being provided with fuel passages
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造でNOxや未燃焼ガス及び騒音の
発生を抑えることのできる構造を備えた燃料噴射ノズル
を得ることにある。 【構成】 針弁1Aの中心部で軸方向に沿って形成され
スリーブ2内の油路2bに連通する燃料供給路1Bと、
針弁1Aの先端に形成された燃料を放射状に噴射する主
噴射口1Dと、主噴射口1Dより針弁1Aの先端寄り
に、燃料の噴射角度を設定されて燃料供給路1Bと連通
して周方向に沿って形成された複数の副噴射口1Cとを
有する燃料噴射ノズル1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料噴射ノズルに関
し、詳しくは、スリーブと針弁先端との構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、直接噴射方式を採る機
関、例えばディーゼルエンジンに用いられる燃料噴射ノ
ズルには、ホルダーに保持されたスリーブの先端部に複
数の噴射口が形成され、この噴射口を閉じる向きに付勢
された針弁がスリーブ内部に摺動可能に配設されてい
て、燃料噴射ポンプから適時送圧される300気圧前後
の高圧の燃料でその針弁を開いて燃料を噴射するホ−ル
型ノズルがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したホ
−ル型ノズルにおいては、スリーブ内部の燃料供給路末
端と噴射口とが直接連通しないで、その両者間に針弁の
先端が位置して燃料の供給を遮断する構造の場合、燃料
供給路末端と噴射口との間の容積、所謂、サックボリュ
−ムが生じてしまい、このサックボリュ−ム内に溜った
燃料が、燃焼室内の高温下あるいは圧力変動等によって
噴射行程後に燃焼室内に噴出することがある。その為、
噴出した燃料は未燃焼ガスとなり排出ガス中のHC濃度
を高めてしまうという問題があった。
【0004】また、近年の環境問題が深刻に叫ばれる
中、ディーゼルエンジンから排出される窒素酸化物(N
Ox)や騒音等の低減が課題となっているが、燃焼室内
に未燃焼のHCが多量に発生すると着火遅れが長くなっ
て噴射した燃料が急激に燃焼することになり、低減すべ
き騒音や排気ガス中のNOx濃度を高めてしまうという
問題もある。
【0005】一方、このような問題を解消するために、
サックボリュ−ムを小さくした構造あるいは噴射口と燃
料供給路とを直接連通させてその連通部に針弁を位置さ
せるなどの対策が採られているが、何れの場合にも、噴
射口そのものの精密加工が必要となることで加工コスト
が高くなったり、あるいは、噴射口に対する針弁の当接
状態、つまり、噴射口に対する開閉状態を正確に維持し
なければならない等、構造上において複雑なものとなる
ことは否めなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、ホルダーに保持されたスリーブ内に挿嵌された
摺動可能な針弁を備えている燃料噴射ノズルであって、
上記針弁の中心部で軸方向に沿って形成され上記スリー
ブ内の油路に連通する燃料供給路と、上記針弁の先端に
形成された燃料を放射状に噴射する主噴射口と、上記主
噴射口より針弁の先端寄りに、燃料の噴射角度を設定さ
れて上記燃料供給路と連通して周方向に沿って形成され
た複数の副噴射口とを有する。
【0007】請求項2記載の発明は、ホルダーに保持さ
れたスリーブ内に挿嵌された摺動かつ回転可能な針弁を
備えている燃料噴射ノズルであって、上記針弁の中心部
で軸方向に沿って形成され上記スリーブ内の油路に連通
する燃料供給路と、上記針弁の先端に形成された燃料を
放射状に噴射する主噴射口と、上記主噴射口より針弁の
先端寄りに、燃料の噴射角度を設定されて上記燃料供給
路と連通して周方向に沿って形成された複数の副噴射口
と、上記副噴射口がスリーブ内から突出したとき、同副
噴射口と対向する上記スリーブの部位に周方向に沿って
形成した複数の障壁とを有し、上記針弁を回転させるこ
とで上記障壁に対する副噴射口の位置を変化させる燃料
噴射ノズル。
【0008】
【作用】針弁内に設けてある燃料供給路の一部をなす主
噴射口と副噴射口がスリーブの先端から露呈あるいは引
き込まれることで燃料供給路が直接開閉制御される。ま
た、スリーブの先端に形成された周方向の障壁に対して
針弁に形成された副噴射口の位置を変化させることで、
副噴射口からの燃料噴射位置と燃料噴射量が変えられ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例の詳細を
説明する。図1に示す燃料噴射ノズル1は本発明の第1
実施例を示す。燃料噴射ノズル1は、ホルダー3にスリ
ーブ2を保持していて、スリーブ2内には、同スリーブ
内に摺動自在に設けられる針弁1Aを備えている。針弁
1Aは、スリーブ2内に形成される段部2aと針弁1A
のフランジ部1aとの間に配置されるコイルバネ4によ
って閉じる向きに付勢されている。
【0010】針弁1Aは、その内部に軸方向に沿って形
成された燃料供給路1Bを有し、その燃料供給路1Bの
末端に相当する針弁1Aの先端近傍には、燃料の噴射角
度を設定されて燃料供給路1Bと針弁1の外周面との間
を貫通する副噴射口1Cと主噴射口1Dが周方向に沿っ
てそれぞれ複数設けられている。本実施例では、副噴射
口1Cと主噴射口1Dは、それぞれ当間隔に5個づつ設
けられている。
【0011】副噴射口1Cと主噴射口1Dは、針弁1A
の中心軸を中心とする同一母線上に配列されている。副
噴射口1Cは、主噴射口1Dよりも針弁1Aの先端寄り
に設けられており、かつ、その口径は主噴射口1Dより
も径小に設定されている。
【0012】一方、スリーブ2における針弁1の先端に
対応する箇所は、単なる開口とされていて、その内壁周
面に図示しないシ−ル部材を装填された上で針弁1Aを
摺動可能に支持している。また、燃料供給路1Bは、燃
料噴射ポンプ5と接続するスリーブ2に形成された油路
2bと連通しており、同ポンプ5で高圧に調圧された燃
料が供給されるようになっている。
【0013】このような構成の燃料噴射ノズル1による
と、燃料噴射ポンプ5から供給される調圧された燃料が
噴射圧に達していないときには、スリーブ2内に装填さ
れているコイルバネ4の付勢によって針弁1Aが図2
(A)に示すように、先端近傍の副噴射口1C及び主噴射
口1Dをスリーブ2の先端開口からスリーブ2内に引き
込ませた位置に設定される。従って、針弁1Aの燃料供
給路1Bの末端に位置する両噴射口1C,1Dは、スリ
ーブ2の開口近傍の内壁面により閉じられた状態を呈
し、燃料の噴射は停止される。
【0014】一方、燃料噴射ポンプ5による燃料供給路
1B内での燃料圧が上昇すると、針弁1Aの先端がコイ
ルバネ4の弾性に抗して押し下げられてスリーブ2の開
口から突出し、図2(A)の状態から図2(B)の状態
に移動する。そして、副噴射口1Cがスリーブ2の開口
から露呈した時点で、先ず副噴射口1Cから僅かな燃料
が放射状に噴射されてパイロット噴射Pが行なわれる。
【0015】針弁1Aは、さらに燃料圧によってスリー
ブ2から突出する方向に摺動し、図2(B)の状態から
図3(C)の状態まで変位して、主噴射口1Dがスリー
ブ2を通過すると、今度は主噴射口1Dから燃料が放射
状に噴射されて主噴射が行なわれる。この時のパイロッ
ト噴射Pと主噴射Mの燃料噴霧の状態を図3に示す。
【0016】燃料噴射ポンプ5からの燃料供給が終了す
ると、針弁1Aがコイルバネ4の弾力によってスリーブ
2内に引き込まれ、副噴射口1C及び主噴射口1Dがス
リーブ2の内壁面により閉鎖され、燃料の後だれが防止
される。
【0017】このように主噴射口1Dより先端寄りに副
噴射口1Cを形成することにより、パイロット噴射Pを
主噴射Mに先だって行なうことができ、燃焼室内におけ
る急激な温度上昇及び着火遅れを短縮でき、急激な燃焼
が抑えられる。従って、急激な燃焼(高温)によって生
成されるNOxと爆発音の発生を抑制できる。
【0018】また、針弁1Aそのものを燃料噴射の行え
る燃料供給路1Bとして構成しているので、スリーブ2
の先端部と針弁1Aの先端部との間にサックボリュ−ム
を設けなくて済み、そのサックボリュ−ム内に残存する
燃料による未燃焼ガスHCの発生をなくすことができ
る。
【0019】次に図4に示す燃料噴射ノズル1は、図2
において一つの母線上に設けられた副噴射口1Cと主噴
射口1Dとを円周方向に互いにずらして配設した、第1
実施例の変形例である。この場合においても副噴射口1
Cの口径は主噴射口1Dのそれよりも小さく、かつ、主
噴射口1Dよりも針弁1Aの先端寄りに配設されること
には変わりはない。
【0020】このように、主噴射口1Dと副噴射口1C
の位置をずらして配列することで、図5に示すように、
主噴射Mとパイロット噴射Pとの噴霧位置を周方向にず
らすことができる。よって、燃焼室内の空気の利用効率
を向上させることができ、排気ガス中の排煙濃度を低減
することができる。
【0021】次に、本発明の第2実施例を図6を用いて
説明する。図6(A)に示す燃料噴射ノズル11は、ス
リーブ12内に摺動自在に支持された針弁11Aの先端
11aが台形状に形成されたものである。先端11aの
スリーブ12の開口と係合する部位には、台形の円錐面
11bが形成されていて、円錐面11aと係合するスリ
ーブ12の部位には、円錐面11bと密着する円錐面が
形成されており、両者の間には、図示しないシール部材
が装着されている。また、針弁11Aとスリーブ12内
周面との間にも、図示しないシール部材が装填されてい
る。
【0022】針弁11Aの中心には、軸方向に沿って燃
料供給路11Bが形成されていて、この燃料供給路11
Bには、針弁1表面に達する複数の副噴射口11Cと主
噴射口11Dがそれぞれ連通している。
【0023】副噴射口11Cと主噴射口11Dは、針弁
11Aの中心からの同一母線上に配置されていて、副噴
射口11Cが主噴射口11Dよりも先端11a寄りにあ
り、かつ、その口径も小さい。
【0024】図6(B)は、図6(A)に示す燃料噴射
ノズル11の変形例を示し、副噴射口11Cを円錐部1
1bに配設したものである。なお、針弁11Aは、図示
を省略したコイルバネによって閉じる向きに付勢されて
いる。
【0025】このような燃料噴射ノズル11の構成によ
ると、燃料供給路11B内の燃料圧の上昇によって針弁
11Aが下方に押し下げられてスリーブ12内から突出
し、副噴射口11C及び主噴射口11Dからパイロット
噴射P及び主噴射Mが前後して行なわれ、噴射が終了す
ると、針弁11Aがスリーブ12内に図示しないコイル
バネの弾力によって引き込まれる。
【0026】この時、スリーブ12の内周に設けたシー
ル部材と共に針弁先端11aに円錐部11bを設けて2
重のシール構造としてあるので、針弁11Aとスリーブ
12間のシール性を第1実施例の燃料噴射ノズル1より
も確実にすることができる。なお、本実施例におけるパ
イロット噴射P及び主噴射Mの噴霧状態は、図3に示す
ような噴霧状態となる。
【0027】図7(A)、(B)にそれぞれ示す燃料噴
射ノズル11は、図6(A)、(B)に示す燃料噴射ノ
ズル11に設けた副噴射口11Cと主噴射口11Dとを
異なる母線上に配置させた変形例である。
【0028】このような構成にすると、針弁11Aとス
リーブ12間のシールド性を確保をしつつ、図6に示す
燃料噴射ノズル11に比べ燃焼室内に燃料噴霧を広げる
ことができる。この時のパイロット噴射P及び主噴射M
の噴霧状態は図5に示す状態となる。
【0029】次に、本発明の第3実施例を図8乃至図1
0を用いて説明する。図8に示す燃料噴射ノズル21
は、主噴射口21Dを針弁21Aの周面の全周方向に形
成したものである。針弁21Aの中心には、軸方向に沿
って燃料供給路21Bが形成されていて、この燃料供給
路21Bには、針弁21Aの表面に達する複数の副噴射
口21Cが連通している。針弁21Aは、スリーブ22
内に図示しないシール部材を介して摺動自在に支持され
ていて、コイルバネ24によって閉じる向きに付勢され
ている。
【0030】針弁21Aの先端21aは、台形状に形成
されていて、この先端21aのスリーブ22の開口と係
合する部位には、円錐部21bが形成されていて、円錐
部21aと係合するスリーブ22の開口部位も同様の円
錐とされおり、両者は、図示しないシール部材を介して
密着されている。
【0031】スリーブ22には、図示しない燃料ポンプ
からの燃料が供給される油路22aと連通する燃料溜り
室22bが形成されていて、この燃料溜り室22bには
燃料供給路21Bが連通している。
【0032】副噴射口21Cは、図9(A)に示すよう
に、針弁21Aの中心から放射状に配置されていて、主
噴射口21Dより針弁先端21a寄りに配設されてい
る。主噴射口21Dは、針弁21Aの全周面に段部を形
成して形成したものであって、図8に示す燃料溜り室2
2bの一部を形成している。
【0033】このような構成の燃料噴射ノズル21によ
ると、燃料溜り室22b内の燃料圧が一定以上に高めら
れると、コイルバネ24のバネ力に抗して針弁21Aが
押し下げられ、副噴射口21Cがスリーブ22を通過す
るとパイロット噴射Pが行なわれる。さらに、針弁21
Aが押し下げられ主噴射口21Dがスリーブ22を通過
すると針弁21Aの全周方向から放射上に主噴射Mが行
なわれる。
【0034】この時、主噴射Mの噴霧は、図10に示す
ように、針弁21Aの全周から噴射されるので、燃料噴
霧が燃焼室内に広く均一噴射されることになり、燃焼室
内の空気とよく混ざり未燃焼のHCを低減させることと
なる。従って、排気ガス中に含まれる排煙(黒煙)濃度
が低減されることになる。
【0035】図9(B)は、図9(A)に示す燃料噴射
ノズル21の変形例を示し、副噴射口21Cを円錐部2
1bに配設したものである。このように副噴射口21C
を円錐部21bに配設することでより副噴射口21Cを
針弁先端21a寄りにすることで、針弁21Aのシール
性を確保しつつ、パイロット噴射Pの時期を調整するこ
とができる。
【0036】図11は本発明の第4実施例であって、請
求項2に対応する燃料噴射ノズルの一例である。本実施
例の燃料噴射ノズル31は、スリーブ32内に挿嵌され
た摺動可能な針弁31Aが回転して同針弁に設けられる
副噴射口31Cの位置を変化させてパイロット噴射Pの
量やタイミングを調整できるものである。
【0037】針弁31の中心部には、スリーブ32に形
成された油路32aに連通する燃料供給路31Bが軸方
向に沿って形成されていて、この燃料供給路31Bに
は、針弁31Aの表面に達する複数の副噴射口31Cと
主噴射口31Dがそれぞれ連通されている。スリーブ3
2は、ホルダー33に嵌入されて保持されていて、油路
32aには、燃料ポンプ35によって調圧された燃料が
供給される。
【0038】針弁31Aは、スリーブ32内に図示しな
いシール部材を介して回転摺動自在に支持されていて、
コイルバネ34によって閉じる向きに付勢されている。
針弁31Aは、スリーブ32の開口と反対側に相当する
端部の外周面にピニオン36を形成され、このピニオン
36は、スリーブ32の適所に設けてあるラック37と
噛み合っており、初期位置を図12(A)に示す位置と
されている。
【0039】従って、針弁31Aは、ラック37の移動
に応じてピニオン36を介して回転できるようになって
おり、その回転に応じた位置に副噴射口31C及び主噴
射口31Dの位置を変位させることができるようになっ
ている。
【0040】針弁31の先端が突出する側に位置するス
リーブ32の開口端には、周方向に沿って複数の障壁3
8が形成されている。この障壁38は、図13に示すよ
うに、針弁31の回転方向であって主噴射Mの噴射範囲
からずれた部位に配設されており、針弁31Aの回転と
相まってパイロット噴射Pを規制するものである。
【0041】ラック37の近傍に位置するスリーブ32
には、針弁リフトセンサー39が配設されている。この
針弁リフトセンサー39は、図示しない制御手段に接続
していて、常時、針弁31Aの位置を検出して制御手段
に送っている。ラック37は、図示しない制御手段によ
ってその作動がバリアブルに制御される電磁アクチュエ
ータ40によって駆動される。
【0042】すなわち、電磁アクチュエータ40は、エ
ンジンの運転状態に応じて制御されてラック37の移動
量と移動時期をコントロールし、針弁31Aの回動角度
と回転時期を調整する。
【0043】このように構成された燃料噴射ノズル31
によると、燃料供給路31B内の燃料圧が所定圧となる
と、針弁31Aが押し下げられ、図12(A)に示す状
態から図12(B)に示す状態へと変位し、副噴射口3
1Cがスリーブ32の開口を通過した時点でパイロット
噴射Pが行なわれる。さらに、針弁31Aが押し下げら
れ、針弁31Aが図12(2)に示す状態から図12
(C)に示す状態へと変位し、主噴射口31Dがスリー
ブ32の開口を通過すると、主噴射Mが行なわれる。
【0044】この時、針弁31Aは、図示しない制御手
段によって回動角度と時期を調整され、障壁38と副噴
射口31Cとの位置関係が調整されて、副噴射口31C
の開閉量が運転状態によって制御され、パイロット噴射
Pの時期と噴射量が調整される。
【0045】例えば、エンジンが高負荷域であると、パ
イロット噴射Pを行なわせないように針弁31Aを噴射
前から障壁38に対向できる角度回転させ、エンジンが
中負荷域であると、針弁31Aを回転させながらパイロ
ット噴射Pを行なってその噴射量を調整し、エンジンが
低負荷域であると針弁31Aを回転させずにパイロット
噴射Pを行うように制御したり、あるいは、図14に示
すように、パイロット噴射Pの終了後に、針弁31Aを
回転させてパイロット噴射の噴射時間を制御する。
【0046】このように、エンジンの運転状態に応じて
針弁31Aを回転させて、副噴射口31Cと障壁38と
の位置を調整することで、副噴射口31Cの開度を調整
できるので、パイロット噴射Pの量や時期を調整できる
と共に、副噴射口31Cからの燃料の後だれを防止する
ことができる。
【0047】従って、排気ガス中に含まれる未燃焼ガス
(HC)の発生を抑えることができると共に、燃焼室内
での急激な温度及び圧力上昇をおさえ、振動及びNOx
の発生を低減させることができる。
【0048】
【発明の効果】以上、本発明によれば、主噴射前に副噴
射口からパイロット噴射を行なえるので、燃焼温度の急
激な上昇を抑えられ、騒音及び排気ガス中のNOxを低
減することができる。また、エンジンの運転状態に応じ
て副噴射口からの噴射開始時期を変えることができるの
で、エンジンの運動状態に適応した燃料噴射が行なえる
と共に、燃料の後だれを防止することができる。
【0049】さらに、副噴射口及び主噴射口を針弁側の
燃料供給路に連通させて形成したので、スリーブ側での
各噴射口を不要することができ、サックボリュ−ムをな
くすことができる。従って、サックボリュ−ムに溜る燃
料の噴射が行なわれることで未燃焼ガスが発生し、これ
が排気ガス中の有害成分の発生量を多くするという不具
合を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による燃料噴射ノズルの要
部を示す模型図である。
【図2】(A)は図1に示す燃料噴射ノズルの非作動時
における針弁位置を示す部分断面図であり、(B)はパ
イロット噴射時における針弁位置を示す部分断面図であ
り、(C)メイン噴射時における針弁位置を示す部分断
面図である。
【図3】図1に示す燃料噴射ノズルの噴霧状態を示す概
略平面図である。
【図4】図1に示す燃料噴射ノズルの変形例の要部を示
す断面図である。
【図5】図4に示す燃料噴射ノズルの燃料噴霧の状態を
示す概略平面図である。
【図6】(A)は本発明の第2実施例による燃料噴射ノ
ズルの要部を示す断面図であり、(B)は(A)におけ
る副噴射口の変形を示す部分断面図である。
【図7】(A)は図6に示す燃料噴射ノズルの変形例を
示す断面図であり、(B)は(A)における副噴射口の
変形を示す断面図である。
【図8】本発明の第3実施例による燃料噴射ノズルの概
略構成図である。
【図9】(A)は図8に示す燃料噴射ノズルの要部構造
を示す断面図であり、(B)は(A)における副噴射口
の変形を示す断面図である。
【図10】図8,9に示す燃料噴射ノズルによる燃料噴
霧の状態を示す概略平面視図である。
【図11】本発明の第4実施例による燃料噴射ノズルを
示す概略構成図である。
【図12】(A)は図11に示す燃料噴射ノズルが非作
動時における針弁位置を示す部分断面図であり、(B)
はパイロット噴射時における副噴射口と障壁の関係を示
す断面図であり、(C)は、主噴射時における主噴射口
と副噴射口との関係を示す断面図である。
【図13】図11に示す燃料噴射ノズルによる燃料噴霧
と障壁の関係を示す概略平面図である。
【図14】副噴射口が障壁によって閉じられたときの燃
料噴霧の状態を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 燃料噴射ノズル 2,12,22,32 スリーブ 2a,22a,32a 油路 3,23,33 ホルダー 1A,11A,21A,31A 針弁 1B,11B,21B,31B 燃料供給路 1C,11C,21C,31C 副噴射口 1D,11D,21D,31D 主噴射口 38 障壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホルダーに保持されたスリーブ内に挿嵌さ
    れた摺動可能な針弁を備えている燃料噴射ノズルであっ
    て、 上記針弁の中心部で軸方向に沿って形成され上記スリー
    ブ内の油路に連通する燃料供給路と、 上記針弁の先端に形成された燃料を放射状に噴射する主
    噴射口と、 上記主噴射口より針弁の先端寄りに、燃料の噴射角度を
    設定されて上記燃料供給路と連通して周方向に沿って形
    成された複数の副噴射口とを有する燃料噴射ノズル。
  2. 【請求項2】ホルダーに保持されたスリーブ内に挿嵌さ
    れた摺動かつ回転可能な針弁を備えている燃料噴射ノズ
    ルであって、 上記針弁の中心部で軸方向に沿って形成され上記スリー
    ブ内の油路に連通する燃料供給路と、 上記針弁の先端に形成された燃料を放射状に噴射する主
    噴射口と、 上記主噴射口より針弁の先端寄りに、燃料の噴射角度を
    設定されて上記燃料供給路と連通して周方向に沿って形
    成された複数の副噴射口と、 上記副噴射口がスリーブ内から突出したとき、同副噴射
    口と対向する上記スリーブの部位に周方向に沿って形成
    した複数の障壁とを有し、 上記針弁を回転させることで上記障壁に対する副噴射口
    の位置を変化させる燃料噴射ノズル。
JP2893393A 1993-02-18 1993-02-18 燃料噴射ノズル Withdrawn JPH06241142A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5947389A (en) * 1996-06-06 1999-09-07 Zexel Corporation Variable nozzle hole type fuel injection nozzle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5947389A (en) * 1996-06-06 1999-09-07 Zexel Corporation Variable nozzle hole type fuel injection nozzle

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