JPH06241996A - 液体現像剤の濃度検出方法及び現像装置 - Google Patents
液体現像剤の濃度検出方法及び現像装置Info
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- JPH06241996A JPH06241996A JP3174593A JP3174593A JPH06241996A JP H06241996 A JPH06241996 A JP H06241996A JP 3174593 A JP3174593 A JP 3174593A JP 3174593 A JP3174593 A JP 3174593A JP H06241996 A JPH06241996 A JP H06241996A
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 導電性支持体上に光導電層を設けた電子写真
平版印刷版を帯電及び露光した後に液体現像剤により印
刷版光導電層上の静電潜像を可視トナー像に変換する現
像装置に関し、液体現像剤の濃度が常に精度良く検出さ
れて一定濃度域に保持され、長期間に亙る多数枚現像に
於ても液交換することなしに高品位の現像を可能にする
液体現像剤の濃度検出方法及び現像装置を提供する。 【構成】 液体現像剤中に発光素子20aと受光素子2
0bを対向して配設する。発光素子20aは赤外LED
をパルス変調発光させ、液体現像剤中の透過光を受光素
子20bで受光しその光電流出力を液体現像剤の固形分
濃度に対応させて液体現像剤トナー濃度測定及び濃度制
御を行なう。この方法により発光素子受光素子間ギャッ
プを広げることができる。
平版印刷版を帯電及び露光した後に液体現像剤により印
刷版光導電層上の静電潜像を可視トナー像に変換する現
像装置に関し、液体現像剤の濃度が常に精度良く検出さ
れて一定濃度域に保持され、長期間に亙る多数枚現像に
於ても液交換することなしに高品位の現像を可能にする
液体現像剤の濃度検出方法及び現像装置を提供する。 【構成】 液体現像剤中に発光素子20aと受光素子2
0bを対向して配設する。発光素子20aは赤外LED
をパルス変調発光させ、液体現像剤中の透過光を受光素
子20bで受光しその光電流出力を液体現像剤の固形分
濃度に対応させて液体現像剤トナー濃度測定及び濃度制
御を行なう。この方法により発光素子受光素子間ギャッ
プを広げることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性支持体上に光導
電層を設けた電子写真平版印刷版を帯電及び露光した後
に液体現像剤により印刷版光導電層上の静電潜像を可視
トナー像に変換する液体現像剤に於ける濃度検出方法、
及び液体現像剤の濃度測定手段を含む液体現像剤濃度制
御手段を付帯する現像装置に関し、液体現像剤の濃度が
常に精度良く検出されて一定濃度域に保持され、長期間
に亙る多数枚現像に於ても液交換することなしに高品位
の現像を可能にする液体現像剤の濃度検出方法及び現像
装置に関する。
電層を設けた電子写真平版印刷版を帯電及び露光した後
に液体現像剤により印刷版光導電層上の静電潜像を可視
トナー像に変換する液体現像剤に於ける濃度検出方法、
及び液体現像剤の濃度測定手段を含む液体現像剤濃度制
御手段を付帯する現像装置に関し、液体現像剤の濃度が
常に精度良く検出されて一定濃度域に保持され、長期間
に亙る多数枚現像に於ても液交換することなしに高品位
の現像を可能にする液体現像剤の濃度検出方法及び現像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】導電性支持体上に光導電層を設けた電子
写真感光材料を一様帯電後に画像露光して形成した静電
潜像を現像する方法としては、大別して乾式と湿式とに
分けられる。湿式現像方式には、電気泳動法、チャージ
レス現像法、導電性インク現像法、選択的湿潤現像法、
及びミスト現像法等があるが、最も一般に利用されてい
るのは電気泳動法である。湿式現像液すなわち液体現像
剤としては、絶縁性の分散媒中に帯電させたトナー粒子
を分散させたものが用いられる。一般に湿式現像方式で
得られる現像は乾式に比して解像力が高く、階調再現性
がよい。これは、トナーの粒径が小さいこと、電荷量が
大きいこと、及び液中の導電性イオンがエッジ効果を減
少させているなどの性質と、対向電極を乾式法より近接
させることができるなどが要因として考えられている。
写真感光材料を一様帯電後に画像露光して形成した静電
潜像を現像する方法としては、大別して乾式と湿式とに
分けられる。湿式現像方式には、電気泳動法、チャージ
レス現像法、導電性インク現像法、選択的湿潤現像法、
及びミスト現像法等があるが、最も一般に利用されてい
るのは電気泳動法である。湿式現像液すなわち液体現像
剤としては、絶縁性の分散媒中に帯電させたトナー粒子
を分散させたものが用いられる。一般に湿式現像方式で
得られる現像は乾式に比して解像力が高く、階調再現性
がよい。これは、トナーの粒径が小さいこと、電荷量が
大きいこと、及び液中の導電性イオンがエッジ効果を減
少させているなどの性質と、対向電極を乾式法より近接
させることができるなどが要因として考えられている。
【0003】湿式現像(電気泳動法)では、帯電トナー
粒子は被現像面の静電潜像と現像電極間に形成される電
場により電気泳動し、静電潜像に付着し可視像化され
る。この様にして現像されて得られる可視像の画質、特
に可視像の画像濃度は、現像を行なってゆくにつれ、液
体現像剤中の実質的に現像に寄与するトナー粒子の濃度
が減少するために低下する。そこで従来、画質を良好に
保つために現像剤中のトナー粒子の濃度を光学的に検出
し、トナー粒子の濃度が低下した場合には補充液を補充
し、良好な現像画像が得られる濃度範囲(以下、適正濃
度範囲という)に戻してやることが行なわれている。
粒子は被現像面の静電潜像と現像電極間に形成される電
場により電気泳動し、静電潜像に付着し可視像化され
る。この様にして現像されて得られる可視像の画質、特
に可視像の画像濃度は、現像を行なってゆくにつれ、液
体現像剤中の実質的に現像に寄与するトナー粒子の濃度
が減少するために低下する。そこで従来、画質を良好に
保つために現像剤中のトナー粒子の濃度を光学的に検出
し、トナー粒子の濃度が低下した場合には補充液を補充
し、良好な現像画像が得られる濃度範囲(以下、適正濃
度範囲という)に戻してやることが行なわれている。
【0004】その光学的トナー粒子濃度の検知方法とし
ては、液体現像剤中に発光素子と受光素子とを対向して
配設し、発光素子からの光を受光素子で受光して、その
透過光量とトナー粒子濃度とを対応させることで液体現
像剤中のトナー粒子濃度を検出する。その発光素子とし
ては従来、タングステンランプ、半導体レーザ、及びL
ED等が、受光素子としてはフォトダイオード、フォト
トランジスタ、CdS光導電セル、Siフォトセル等が
知られている。そして、濃度検出に用いる光の波長は、
液体現像剤の可視領域に於ける極大吸収波長からあまり
はなれていない波長が用いられている。
ては、液体現像剤中に発光素子と受光素子とを対向して
配設し、発光素子からの光を受光素子で受光して、その
透過光量とトナー粒子濃度とを対応させることで液体現
像剤中のトナー粒子濃度を検出する。その発光素子とし
ては従来、タングステンランプ、半導体レーザ、及びL
ED等が、受光素子としてはフォトダイオード、フォト
トランジスタ、CdS光導電セル、Siフォトセル等が
知られている。そして、濃度検出に用いる光の波長は、
液体現像剤の可視領域に於ける極大吸収波長からあまり
はなれていない波長が用いられている。
【0005】ところが、前記の光学的濃度検出方法に於
ては、長期間の使用により、もしくは液交換時に、発光
素子受光素子間光路上の液体現像剤と接している表面
(以下、検出部表面という)へのトナー粒子の固着によ
る汚染が発生し、また発光素子受光素子間が狭いために
液体現像剤中の異物が挟まったりすることがあった。そ
の様なことが起こると、透過光量が変化してしまうた
め、透過光量から求めたトナー粒子濃度と実際のトナー
粒子濃度とが異なってしまい、そのために適正な補充液
補充がなされず、液体現像剤のトナー粒子濃度が適正濃
度範囲から外れて良好な画像物が得られなくなるという
問題があった。
ては、長期間の使用により、もしくは液交換時に、発光
素子受光素子間光路上の液体現像剤と接している表面
(以下、検出部表面という)へのトナー粒子の固着によ
る汚染が発生し、また発光素子受光素子間が狭いために
液体現像剤中の異物が挟まったりすることがあった。そ
の様なことが起こると、透過光量が変化してしまうた
め、透過光量から求めたトナー粒子濃度と実際のトナー
粒子濃度とが異なってしまい、そのために適正な補充液
補充がなされず、液体現像剤のトナー粒子濃度が適正濃
度範囲から外れて良好な画像物が得られなくなるという
問題があった。
【0006】検出部表面の汚染の影響は、発光素子受光
素子間ギャップを広くして液体現像剤中の光路長を長く
することにより小さくすることができる。それは、光路
長を長くすれば、異物の挟まる可能性は低下するし、液
体現像剤による透過光の減衰量は大きくなるが、汚れに
よる減衰量は変わらないため、結局上記影響を小さくで
きる。ところが、一般に適正濃度範囲の液体現像剤は相
当透過率が低いため、透過光量が大きく減衰する。そこ
で、液体現像剤中の光路長を長くするためには、発光素
子の出力を大きくしなければならない。一方、発光素子
の出力を大きくすると、発光素子が発する発光熱により
発光素子の検出部表面にトナー粒子が一層固着し易くな
って、実質的発光量が低下してしまう。
素子間ギャップを広くして液体現像剤中の光路長を長く
することにより小さくすることができる。それは、光路
長を長くすれば、異物の挟まる可能性は低下するし、液
体現像剤による透過光の減衰量は大きくなるが、汚れに
よる減衰量は変わらないため、結局上記影響を小さくで
きる。ところが、一般に適正濃度範囲の液体現像剤は相
当透過率が低いため、透過光量が大きく減衰する。そこ
で、液体現像剤中の光路長を長くするためには、発光素
子の出力を大きくしなければならない。一方、発光素子
の出力を大きくすると、発光素子が発する発光熱により
発光素子の検出部表面にトナー粒子が一層固着し易くな
って、実質的発光量が低下してしまう。
【0007】そこで、上記問題に対する対策として、以
下の方法が提案されている。則ち、 (1)特開昭55−27350号公報等に開示の、表面エ
ネルギーの低い物質を配合してなるプラスチック組成物
の成形体で検出部表面を形成することによってトナー固
着を抑制する方法。(2)特開昭56−82437号公報
等に開示の、液体現像剤を空気中に液層状に自由放流さ
せ、その流液層の光線透過率と静電容量を測定すること
により、トナー濃度検出精度を向上させる方法。これに
よれば、検出部表面と液体現像剤は非接触に保持される
ため、検出部表面は汚染されない。 (3)特開平3−83074号公報等に開示の、液体現像
剤の分散媒として従来公知の石油系脂肪族炭化水素に加
え、低揮発性のシリコーンオイルを混合し、液交換時に
発光素子受光素子間のギャップ(約0.5mm〜1.0mm)への
液体現像剤の固着を抑制する方法。また、(4)特開平4
−293070号公報等に開示の、濃度非検出時に発光
素子受光素子間のギャップを広げ、ほこりやヘドロ状ト
ナーを除去する方法等の提案がなされている。
下の方法が提案されている。則ち、 (1)特開昭55−27350号公報等に開示の、表面エ
ネルギーの低い物質を配合してなるプラスチック組成物
の成形体で検出部表面を形成することによってトナー固
着を抑制する方法。(2)特開昭56−82437号公報
等に開示の、液体現像剤を空気中に液層状に自由放流さ
せ、その流液層の光線透過率と静電容量を測定すること
により、トナー濃度検出精度を向上させる方法。これに
よれば、検出部表面と液体現像剤は非接触に保持される
ため、検出部表面は汚染されない。 (3)特開平3−83074号公報等に開示の、液体現像
剤の分散媒として従来公知の石油系脂肪族炭化水素に加
え、低揮発性のシリコーンオイルを混合し、液交換時に
発光素子受光素子間のギャップ(約0.5mm〜1.0mm)への
液体現像剤の固着を抑制する方法。また、(4)特開平4
−293070号公報等に開示の、濃度非検出時に発光
素子受光素子間のギャップを広げ、ほこりやヘドロ状ト
ナーを除去する方法等の提案がなされている。
【0008】しかしながら、(1)では現像液交換時や現
像液中でのトナー粒子の固着は抑制できるが、例えば弗
素樹脂等の様に極めて低表面エネルギーの物質は不透明
ないし半透明であるから、プラスチック組成物の透明度
が低いと、前述の様に検出感度を良好にするために現像
液中の光路長を短くしなければならず、異物が挟まり易
くなる。一方、プラスチック組成物の透明性を向上させ
るため、他の高透明性プラスチックに混合して用いる
と、それに付随して表面張力も上昇するため、汚染抑制
効果に限界があった。
像液中でのトナー粒子の固着は抑制できるが、例えば弗
素樹脂等の様に極めて低表面エネルギーの物質は不透明
ないし半透明であるから、プラスチック組成物の透明度
が低いと、前述の様に検出感度を良好にするために現像
液中の光路長を短くしなければならず、異物が挟まり易
くなる。一方、プラスチック組成物の透明性を向上させ
るため、他の高透明性プラスチックに混合して用いる
と、それに付随して表面張力も上昇するため、汚染抑制
効果に限界があった。
【0009】また、(2)では静電容量測定は液層厚を算
出し光線透過率に補正をかけるためのもので、光線透過
率測定と静電容量測定は同部位でおこなう必要があるた
めに装置が複雑になってしまう。更に、装置の振動等ば
かりでなく現像剤の液性(粘度)や流量の変動によって
計測部位の液層(膜厚)が容易に変動し、高精度な計測
を実施することは相当困難であった。
出し光線透過率に補正をかけるためのもので、光線透過
率測定と静電容量測定は同部位でおこなう必要があるた
めに装置が複雑になってしまう。更に、装置の振動等ば
かりでなく現像剤の液性(粘度)や流量の変動によって
計測部位の液層(膜厚)が容易に変動し、高精度な計測
を実施することは相当困難であった。
【0010】(3)では液交換時のトナーの乾燥固化を抑
制することはできるが、現像液中の異物が透過光路上の
ギャップに挟まるという問題は解決されない。更に、も
し汚染が検出部表面に生じた場合、現像液中の光路長が
短いために、現像液濃度に与える影響は大きなものとな
ってしまう。最後の(4)では、装置停止することにより
ギャップが広がりそこに挟まった異物等は除去される
が、現像中に於ける異物の挟まり及びそれによる誤動作
の防止については未解決であった。
制することはできるが、現像液中の異物が透過光路上の
ギャップに挟まるという問題は解決されない。更に、も
し汚染が検出部表面に生じた場合、現像液中の光路長が
短いために、現像液濃度に与える影響は大きなものとな
ってしまう。最後の(4)では、装置停止することにより
ギャップが広がりそこに挟まった異物等は除去される
が、現像中に於ける異物の挟まり及びそれによる誤動作
の防止については未解決であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、導電性支持体上に光導電層を設けた電子写真平版印
刷版を帯電及び露光した後に液体現像剤により印刷版光
導電層上の静電潜像を可視トナー像に変換する液体現像
剤に於ける濃度検出方法、及び液体現像剤の濃度測定手
段を含む液体現像剤濃度制御手段を付帯する現像装置に
関し、液体現像剤の濃度が常に精度良く検出されて一定
濃度域に保持され、長期間に亙る多数枚現像に於ても液
交換することなしに高品位の現像を可能にする液体現像
剤の濃度検出方法及び現像装置を提供することである。
は、導電性支持体上に光導電層を設けた電子写真平版印
刷版を帯電及び露光した後に液体現像剤により印刷版光
導電層上の静電潜像を可視トナー像に変換する液体現像
剤に於ける濃度検出方法、及び液体現像剤の濃度測定手
段を含む液体現像剤濃度制御手段を付帯する現像装置に
関し、液体現像剤の濃度が常に精度良く検出されて一定
濃度域に保持され、長期間に亙る多数枚現像に於ても液
交換することなしに高品位の現像を可能にする液体現像
剤の濃度検出方法及び現像装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため鋭意検討した結果、導電性支持体上に光導電
層を設けた電子写真平版印刷版を帯電及び露光した後に
液体現像剤により印刷版光導電層上の静電潜像を可視ト
ナー像に変換する液体現像剤に於ける濃度検出方法であ
って、液体現像剤中に設置した発光素子受光素子間の透
過光強度を現像剤固形分濃度に対応させる光学的検知方
式による液体現像剤の濃度検出方法に於て、該発光素子
からの発光を赤外LEDのパルス変調により行ない、受
光素子により検知する液体現像剤の濃度検出方法によっ
て達成された。
成するため鋭意検討した結果、導電性支持体上に光導電
層を設けた電子写真平版印刷版を帯電及び露光した後に
液体現像剤により印刷版光導電層上の静電潜像を可視ト
ナー像に変換する液体現像剤に於ける濃度検出方法であ
って、液体現像剤中に設置した発光素子受光素子間の透
過光強度を現像剤固形分濃度に対応させる光学的検知方
式による液体現像剤の濃度検出方法に於て、該発光素子
からの発光を赤外LEDのパルス変調により行ない、受
光素子により検知する液体現像剤の濃度検出方法によっ
て達成された。
【0013】更に、本方法を具現化する機構を付帯する
現像装置であって、現像手段へ循環再使用する液体現像
液を供給して現像する液体現像剤現像機構、赤外LED
のパルス変調発光による光学的液体現像剤濃度測定手
段、及び測定された液体現像剤濃度を所期設定域と比較
し、循環再使用液体現像剤中に液体現像剤補充液を補充
して所期設定域に保持する液体現像剤濃度制御手段を有
する現像装置を用いて現像することで、上記目的は達成
された。
現像装置であって、現像手段へ循環再使用する液体現像
液を供給して現像する液体現像剤現像機構、赤外LED
のパルス変調発光による光学的液体現像剤濃度測定手
段、及び測定された液体現像剤濃度を所期設定域と比較
し、循環再使用液体現像剤中に液体現像剤補充液を補充
して所期設定域に保持する液体現像剤濃度制御手段を有
する現像装置を用いて現像することで、上記目的は達成
された。
【0014】最初に、本方法の液体現像剤の濃度検出方
法に係わる赤外LEDのパルス変調発光による光学的液
体現像剤濃度測定機構及びその濃度測定方法を詳細に説
明する。本発明に係わる光学的液体現像剤濃度測定手
段、及び測定された液体現像剤濃度を所期設定域と比較
し、循環再使用液体現像剤中に補充液を補充して所期設
定域に保持する液体現像剤濃度制御手段を具備した電子
写真印刷版製版機のトナー現像部の基本構成を図1に示
す。光学的液体現像剤濃度測定手段は、検出部20と計
器部21よりなり、液体現像剤濃度制御手段は該測定手
段に加え、コンパレータ30、ポンプ駆動回路31及び
補充亦供給用ポンプ71よりなる。
法に係わる赤外LEDのパルス変調発光による光学的液
体現像剤濃度測定機構及びその濃度測定方法を詳細に説
明する。本発明に係わる光学的液体現像剤濃度測定手
段、及び測定された液体現像剤濃度を所期設定域と比較
し、循環再使用液体現像剤中に補充液を補充して所期設
定域に保持する液体現像剤濃度制御手段を具備した電子
写真印刷版製版機のトナー現像部の基本構成を図1に示
す。光学的液体現像剤濃度測定手段は、検出部20と計
器部21よりなり、液体現像剤濃度制御手段は該測定手
段に加え、コンパレータ30、ポンプ駆動回路31及び
補充亦供給用ポンプ71よりなる。
【0015】液体現像剤濃度測定手段を構成する検出部
20は図2に示すように対向する一対の素子である発光
素子20a及び受光素子20bよりなり、液体現像剤2
中に設置されている。本発明に係わる発光には、赤外発
光のLEDを用いる。計器部21は図3の様に発光素子
をパルス駆動するためのパルス発振器22及び増幅器2
3、そして受光素子からの信号を光電流出力にするため
のAC増幅器24、検波器25、DC増幅器26からな
る。発光素子20aは、計器部21内にあるパルス発振
器からの信号が増幅器を介して伝えられることでパルス
変調されて発光される様になっている。
20は図2に示すように対向する一対の素子である発光
素子20a及び受光素子20bよりなり、液体現像剤2
中に設置されている。本発明に係わる発光には、赤外発
光のLEDを用いる。計器部21は図3の様に発光素子
をパルス駆動するためのパルス発振器22及び増幅器2
3、そして受光素子からの信号を光電流出力にするため
のAC増幅器24、検波器25、DC増幅器26からな
る。発光素子20aは、計器部21内にあるパルス発振
器からの信号が増幅器を介して伝えられることでパルス
変調されて発光される様になっている。
【0016】本発明に係わる検出部に於ける受光は、パ
ルス変調されて発光された光と同期させて行なうが、同
期させないで受光する事もできる。一般にパルス変調発
光は光強度を高めることができ、発光と関係のない外部
からの入射光の影響を低下させ、S/N比の大幅な向上
が図れる。従って、従来に比して検出部のギャップ(光
路長)を充分に広くとることができ、液体現像剤中に異
物が混在していたとしても検出精度の降落が著しく抑制
される。
ルス変調されて発光された光と同期させて行なうが、同
期させないで受光する事もできる。一般にパルス変調発
光は光強度を高めることができ、発光と関係のない外部
からの入射光の影響を低下させ、S/N比の大幅な向上
が図れる。従って、従来に比して検出部のギャップ(光
路長)を充分に広くとることができ、液体現像剤中に異
物が混在していたとしても検出精度の降落が著しく抑制
される。
【0017】発光波長を赤外波長にすることにより、液
体現像剤中に存在する現像に寄与しない染料成分の吸収
(通常可視領域にある)の影響を受けない。染料が液体
現像剤の分散媒に微可溶性の場合には、現像に寄与しな
い染料成分が現像を繰り返し行なうにつれて次第に蓄積
し、染料吸収のある可視領域で発光、受光させる場合に
はこの現像に寄与しない染料成分の影響を強く受けてし
まう。赤外光を用いることで上記の問題は生じない。可
視光を用いるよりも発光素子受光素子間を広げることが
できる効果もある。
体現像剤中に存在する現像に寄与しない染料成分の吸収
(通常可視領域にある)の影響を受けない。染料が液体
現像剤の分散媒に微可溶性の場合には、現像に寄与しな
い染料成分が現像を繰り返し行なうにつれて次第に蓄積
し、染料吸収のある可視領域で発光、受光させる場合に
はこの現像に寄与しない染料成分の影響を強く受けてし
まう。赤外光を用いることで上記の問題は生じない。可
視光を用いるよりも発光素子受光素子間を広げることが
できる効果もある。
【0018】発光素子受光素子間のギャップは、液体現
像剤の発光波長域に於ける染料光学濃度にもよるが、液
体現像剤中に発生する可能性のある異物の大きさより充
分大きく、更に素子間に液体現像剤が充分に流動して、
液成分の均一化と発光に伴う素子の発熱に起因するトナ
ー粒子の固着を抑制する冷却効果が充分に発現する距離
であることが望ましい。本発明に係わる素子間のギャッ
プは2mm以上が良く、より好ましくは5〜80mm
が、更に好ましくは10〜50mmが良い。
像剤の発光波長域に於ける染料光学濃度にもよるが、液
体現像剤中に発生する可能性のある異物の大きさより充
分大きく、更に素子間に液体現像剤が充分に流動して、
液成分の均一化と発光に伴う素子の発熱に起因するトナ
ー粒子の固着を抑制する冷却効果が充分に発現する距離
であることが望ましい。本発明に係わる素子間のギャッ
プは2mm以上が良く、より好ましくは5〜80mm
が、更に好ましくは10〜50mmが良い。
【0019】更に、発光素子及び受光素子はトナー粒子
の固着を抑制するため、低表面エネルギー性物質で被覆
されていることが望ましい。前述の様に、低表面エネル
ギー性物質が不透明ないし半透明であるにせよ、本発明
に係わる発光素子の光強度、透過光量が大きいために素
子間のギャップを狭くせずに計測が可能になる。本発明
に係わる検出部に用いられる発光素子受光素子を被覆す
るに適した物質としては、エステル樹脂、シリコーン樹
脂、弗素樹脂、ポリエチレン、及びポリプロピレン等
で、これらの内特に好ましいものはシリコーン樹脂及び
弗素樹脂である。被覆物質の透明性を確保するには、こ
れらの物質に高透明性なれど低表面エネルギー性を有さ
ない物質を混合するより被覆厚を薄くする方が好まし
い。
の固着を抑制するため、低表面エネルギー性物質で被覆
されていることが望ましい。前述の様に、低表面エネル
ギー性物質が不透明ないし半透明であるにせよ、本発明
に係わる発光素子の光強度、透過光量が大きいために素
子間のギャップを狭くせずに計測が可能になる。本発明
に係わる検出部に用いられる発光素子受光素子を被覆す
るに適した物質としては、エステル樹脂、シリコーン樹
脂、弗素樹脂、ポリエチレン、及びポリプロピレン等
で、これらの内特に好ましいものはシリコーン樹脂及び
弗素樹脂である。被覆物質の透明性を確保するには、こ
れらの物質に高透明性なれど低表面エネルギー性を有さ
ない物質を混合するより被覆厚を薄くする方が好まし
い。
【0020】本発明に係わるパルス変調による発光受光
に於ては、パルス幅/パルス周期で表現されるデューテ
ィ比が重要となる。則ち、デューティ比が大きくなるこ
とは点灯時間が長くなることであり、発光当たり光強度
は一般的に低下するから、発光素子受光素子間ギャップ
を広げ、なおかつ計測精度を共に保持することが困難に
なる。一方、デューティ比が小さくなると応答性が悪化
する。本発明に係わるパルス変調に於けるデューティ比
は、1/2〜1/100が好ましく、更に1/5〜1/
20の範囲が好適に用いられる。またパルス電流は、デ
ューティ比にもよるが一般的に0.1mA〜100mA
なる範囲で実施され、好適には0.5mA〜10mAが
用いられる。
に於ては、パルス幅/パルス周期で表現されるデューテ
ィ比が重要となる。則ち、デューティ比が大きくなるこ
とは点灯時間が長くなることであり、発光当たり光強度
は一般的に低下するから、発光素子受光素子間ギャップ
を広げ、なおかつ計測精度を共に保持することが困難に
なる。一方、デューティ比が小さくなると応答性が悪化
する。本発明に係わるパルス変調に於けるデューティ比
は、1/2〜1/100が好ましく、更に1/5〜1/
20の範囲が好適に用いられる。またパルス電流は、デ
ューティ比にもよるが一般的に0.1mA〜100mA
なる範囲で実施され、好適には0.5mA〜10mAが
用いられる。
【0021】次に、本発明に係わる濃度検出方法に於け
る液体現像剤を説明する。本発明に係わる液体現像剤
は、高絶縁性炭化水素媒体中に実質的に現像画像となり
電荷を有するトナー粒子を分散させてなる。トナー粒子
を分散させる高絶縁性炭化水素媒体は、低誘電率で高電
気絶縁性の有機溶媒であり、例えばn-パラフィン系炭化
水素、イソパラフィン系炭化水素、脂肪族炭化水素、芳
香族炭化水素、ハロゲン系脂肪族炭化水素及びシリコー
ンオイル類等が挙げられるが、イソパラフィン系炭化水
素が好適に用いられる。イソパラフィン系炭化水素であ
っても留分等で特性が多少異なるが、例えばシェルゾル
71(シェル石油製)、アイソパーG、アイソパーH、
アイソパーK、及びアイソパーL(以上、エッソ石油
製)、IPソルベント(出光石油製)等が好適に使用さ
れる。
る液体現像剤を説明する。本発明に係わる液体現像剤
は、高絶縁性炭化水素媒体中に実質的に現像画像となり
電荷を有するトナー粒子を分散させてなる。トナー粒子
を分散させる高絶縁性炭化水素媒体は、低誘電率で高電
気絶縁性の有機溶媒であり、例えばn-パラフィン系炭化
水素、イソパラフィン系炭化水素、脂肪族炭化水素、芳
香族炭化水素、ハロゲン系脂肪族炭化水素及びシリコー
ンオイル類等が挙げられるが、イソパラフィン系炭化水
素が好適に用いられる。イソパラフィン系炭化水素であ
っても留分等で特性が多少異なるが、例えばシェルゾル
71(シェル石油製)、アイソパーG、アイソパーH、
アイソパーK、及びアイソパーL(以上、エッソ石油
製)、IPソルベント(出光石油製)等が好適に使用さ
れる。
【0022】本発明に係わる液体現像剤に於けるトナー
は、少なくとも電子写真平版印刷版光導電層に対して熱
及び/または光により良好な定着性を有し、更に非画像
部の光導電層を除去する処理液(所謂溶出液)に対して
レジスト性を有する樹脂成分で構成されているものであ
る。樹脂成分としては、メタクリル酸、アクリル酸、及
びこれらのエステル等からなるアクリル樹脂、酢酸ビニ
ル樹脂、酢酸ビニルとエチレンまたは塩化ビニル等との
共重合体、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリ
ビニルブチラール等のビニルアセタール樹脂、ポリスチ
レン、スチレンとブタジエン、スチレンとアクリル樹
脂、メタクリル酸エステル等との共重合体、ポリエチレ
ン、ポリプリピレン及びその塩化物、ポリエチレンテレ
フタレート等のポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、フ
ェノール樹脂、キシレン樹脂、アルキッド樹脂、ビニル
変性アルキッド樹脂、その他ワックス等が挙げられる。
は、少なくとも電子写真平版印刷版光導電層に対して熱
及び/または光により良好な定着性を有し、更に非画像
部の光導電層を除去する処理液(所謂溶出液)に対して
レジスト性を有する樹脂成分で構成されているものであ
る。樹脂成分としては、メタクリル酸、アクリル酸、及
びこれらのエステル等からなるアクリル樹脂、酢酸ビニ
ル樹脂、酢酸ビニルとエチレンまたは塩化ビニル等との
共重合体、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリ
ビニルブチラール等のビニルアセタール樹脂、ポリスチ
レン、スチレンとブタジエン、スチレンとアクリル樹
脂、メタクリル酸エステル等との共重合体、ポリエチレ
ン、ポリプリピレン及びその塩化物、ポリエチレンテレ
フタレート等のポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、フ
ェノール樹脂、キシレン樹脂、アルキッド樹脂、ビニル
変性アルキッド樹脂、その他ワックス等が挙げられる。
【0023】トナー粒子の製造方法としては、特開昭5
9−83174号、同59−177572号、同59−
212850号、同59−212851号、同60−1
64757号、同60−179751号、同60−18
5962号、及び同60−185963号公報等に述べ
られている様に、所謂分散重合法によって上記高絶縁性
媒体に可溶な重合体存在下で、該媒体に可溶であるが重
合体を形成すると不溶となるモノマーを重合したものが
好適に用いられる。また、特開昭62−231266
号、同62−231267号、同62−232660
号、同63−178258号、及び同63−17936
8号公報等に記載された液体現像剤も好適に用いること
ができる。これらの液体現像剤は、工業的製造上の安定
性及び分散安定性等に於て優れている。
9−83174号、同59−177572号、同59−
212850号、同59−212851号、同60−1
64757号、同60−179751号、同60−18
5962号、及び同60−185963号公報等に述べ
られている様に、所謂分散重合法によって上記高絶縁性
媒体に可溶な重合体存在下で、該媒体に可溶であるが重
合体を形成すると不溶となるモノマーを重合したものが
好適に用いられる。また、特開昭62−231266
号、同62−231267号、同62−232660
号、同63−178258号、及び同63−17936
8号公報等に記載された液体現像剤も好適に用いること
ができる。これらの液体現像剤は、工業的製造上の安定
性及び分散安定性等に於て優れている。
【0024】本発明に係わる液体現像剤中のトナー粒子
は、粒子分散安定性や電荷の経時安定性を阻害しない範
囲で着色剤を用いて着色することができる。着色剤は、
一般に湿式現像剤用着色剤として知られているものが使
用でき、例えばオイルブラック、オイルレッド等の油溶
性染料、ビスマルクブラウン、クリソイジン等の塩基性
アゾ染料、ウールブラック、アミドブラックグリーン、
ブルーブラックHF等の酸性アゾ染料、ダイレクトデー
ブラックE、コンゴーレッド等の直接染料、スーダンバ
イレット、アッシドブルー等のアントラキノン系染料、
オーラミン、マラカイトグリーン、クリスタルバイオレ
ット、ビクトリアブルー等のカルボニウム染料、ローダ
ンB等のローダミン染料、サフラニン、ニグロシン、メ
チレンブルー等のキノンイミン染料等の染料が挙げられ
る。
は、粒子分散安定性や電荷の経時安定性を阻害しない範
囲で着色剤を用いて着色することができる。着色剤は、
一般に湿式現像剤用着色剤として知られているものが使
用でき、例えばオイルブラック、オイルレッド等の油溶
性染料、ビスマルクブラウン、クリソイジン等の塩基性
アゾ染料、ウールブラック、アミドブラックグリーン、
ブルーブラックHF等の酸性アゾ染料、ダイレクトデー
ブラックE、コンゴーレッド等の直接染料、スーダンバ
イレット、アッシドブルー等のアントラキノン系染料、
オーラミン、マラカイトグリーン、クリスタルバイオレ
ット、ビクトリアブルー等のカルボニウム染料、ローダ
ンB等のローダミン染料、サフラニン、ニグロシン、メ
チレンブルー等のキノンイミン染料等の染料が挙げられ
る。
【0025】分散樹脂粒子の着色法としては、使用する
着色剤を溶解する溶剤に予め溶解しておき、この着色剤
溶液を分散樹脂粒子液に滴下攪拌する方法がある。特に
オイル染料をトルエンやキシレン等の芳香族溶媒に溶解
して滴下攪拌を行なうことにより、好ましく着色でき
る。その際、着色剤を溶解する溶剤は、前記媒体として
用いられる例えばイソパラフィン系炭化水素溶剤と混和
することが望ましい。更に染料を溶解する溶剤は、比較
的絶縁性を有しかつ高沸点のものを用いることが望まし
く、一例として油溶性染料を用いた場合、芳香族炭化水
素であればキシレン等を少量用いると、溶剤を除かなく
ても電子写真用液体現像剤として充分使用に耐えるもの
が製造できる。従って、油溶性染料の様に比較的有機溶
剤に対する溶解性の大きな染料を用いる場合には、染料
を溶解する溶剤の量を少なくしておけば、分散樹脂粒子
の着色後に上記溶剤を除去する必要はなくなる。
着色剤を溶解する溶剤に予め溶解しておき、この着色剤
溶液を分散樹脂粒子液に滴下攪拌する方法がある。特に
オイル染料をトルエンやキシレン等の芳香族溶媒に溶解
して滴下攪拌を行なうことにより、好ましく着色でき
る。その際、着色剤を溶解する溶剤は、前記媒体として
用いられる例えばイソパラフィン系炭化水素溶剤と混和
することが望ましい。更に染料を溶解する溶剤は、比較
的絶縁性を有しかつ高沸点のものを用いることが望まし
く、一例として油溶性染料を用いた場合、芳香族炭化水
素であればキシレン等を少量用いると、溶剤を除かなく
ても電子写真用液体現像剤として充分使用に耐えるもの
が製造できる。従って、油溶性染料の様に比較的有機溶
剤に対する溶解性の大きな染料を用いる場合には、染料
を溶解する溶剤の量を少なくしておけば、分散樹脂粒子
の着色後に上記溶剤を除去する必要はなくなる。
【0026】本発明に係わる液体現像剤は、電荷制御剤
及び染着する場合は染料等を選択すれば、正荷電性また
は負電荷性を有するトナーを製造することができる。本
発明に係わる液体現像剤の電荷制御剤としては、例えば
オクタン酸コバルト、オレイン酸銅、ステアリン酸アル
ミニウム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、ナフ
テン酸マンガン、レシチン、ジオクチルスルホこはく酸
ナトリウム、ステベライトロジンのアルミニウム塩等
や、特公昭49−26594号、同49−26595号
公報、また特開昭60−173558号、同60−17
5060号、同60−179750号、同60−182
447号、同60−218662号、同61−2788
67号、同62−30260号、同62−34170
号、及び同63−124056号公報等に挙げられた電
荷制御剤を用いることができ、これらを用いて正電荷性
を有するトナーを製造することができる。
及び染着する場合は染料等を選択すれば、正荷電性また
は負電荷性を有するトナーを製造することができる。本
発明に係わる液体現像剤の電荷制御剤としては、例えば
オクタン酸コバルト、オレイン酸銅、ステアリン酸アル
ミニウム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、ナフ
テン酸マンガン、レシチン、ジオクチルスルホこはく酸
ナトリウム、ステベライトロジンのアルミニウム塩等
や、特公昭49−26594号、同49−26595号
公報、また特開昭60−173558号、同60−17
5060号、同60−179750号、同60−182
447号、同60−218662号、同61−2788
67号、同62−30260号、同62−34170
号、及び同63−124056号公報等に挙げられた電
荷制御剤を用いることができ、これらを用いて正電荷性
を有するトナーを製造することができる。
【0027】同様に、負電荷性を有するトナーを製造す
るには、該媒体に可溶で塩基を持つ単量体(例えばラウ
リルメタクリレートとN,N-ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの共重合体)と、ピロメリット酸、トリメリ
ット酸、トリメシン酸、安息香酸等の該媒体に不溶な酸
を組み合わせて用いることができるが、これらに限定さ
れるものではない。何れにせよ、少なくとも本発明に係
わるパルス変調光の波長域に於て、製造された液体現像
剤中のトナー粒子がトナー分散媒及びそれへの溶解物等
トナー粒子以外の液体現像剤組成物よりも強い吸収を有
すれば良い。
るには、該媒体に可溶で塩基を持つ単量体(例えばラウ
リルメタクリレートとN,N-ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの共重合体)と、ピロメリット酸、トリメリ
ット酸、トリメシン酸、安息香酸等の該媒体に不溶な酸
を組み合わせて用いることができるが、これらに限定さ
れるものではない。何れにせよ、少なくとも本発明に係
わるパルス変調光の波長域に於て、製造された液体現像
剤中のトナー粒子がトナー分散媒及びそれへの溶解物等
トナー粒子以外の液体現像剤組成物よりも強い吸収を有
すれば良い。
【0028】以上に記載の様に、発光素子を赤外パルス
変調して発光させることにより、検出部を構成する発光
素子受光素子間のギャップを広く配置すること及び発光
強度を向上させることができ、本発明の濃度検出方法に
よって液体現像剤の光学濃度を計測すれば、検出部に於
て発光と関係のない外部からの入射光の影響を低下さ
せ、S/N比の大幅な向上が図れる。更に、液体現像剤
中に異物が混在していたとしても検出精度の降落が著し
く抑制され、長期に亙って液体現像剤の濃度が常に精度
良く検出される。
変調して発光させることにより、検出部を構成する発光
素子受光素子間のギャップを広く配置すること及び発光
強度を向上させることができ、本発明の濃度検出方法に
よって液体現像剤の光学濃度を計測すれば、検出部に於
て発光と関係のない外部からの入射光の影響を低下さ
せ、S/N比の大幅な向上が図れる。更に、液体現像剤
中に異物が混在していたとしても検出精度の降落が著し
く抑制され、長期に亙って液体現像剤の濃度が常に精度
良く検出される。
【0029】上記液体現像剤の濃度検出方法を最も好適
に活用できる、光学的液体現像剤濃度測定手段を有する
電子写真平版印刷版を液体現像剤により現像する現像装
置について詳細に説明する。本発明に係わる現像装置の
概略図を図1に示す。本発明に係わる現像装置は、現像
手段へ循環再使用する液体現像剤を供給して現像する液
体現像剤現像機構、本発明の濃度検出方法に係わる赤外
LEDのパルス変調発光による光学的液体現像剤濃度測
定手段、及び測定された液体現像剤濃度を所期設定域と
比較し、循環再使用液体現像剤中に液体現像剤補充液を
補充して所期設定域に保持する液体現像剤濃度制御手段
からなる。
に活用できる、光学的液体現像剤濃度測定手段を有する
電子写真平版印刷版を液体現像剤により現像する現像装
置について詳細に説明する。本発明に係わる現像装置の
概略図を図1に示す。本発明に係わる現像装置は、現像
手段へ循環再使用する液体現像剤を供給して現像する液
体現像剤現像機構、本発明の濃度検出方法に係わる赤外
LEDのパルス変調発光による光学的液体現像剤濃度測
定手段、及び測定された液体現像剤濃度を所期設定域と
比較し、循環再使用液体現像剤中に液体現像剤補充液を
補充して所期設定域に保持する液体現像剤濃度制御手段
からなる。
【0030】本発明に係わる現像装置に於ける液体現像
剤現像機構は更に、電子写真平版印刷版1を搬送平面上
下に対向して配置された現像電極部14、液体現像剤2
を貯留する液体現像剤貯液槽12、貯液槽12中の液体
現像剤2を現像電極部14に供給する液体現像剤供給用
ポンプ72、及び現像後余剰溶剤を除去する液体現像剤
絞り手段13からなる。図示しない帯電器及び露光装置
によって帯電及び露光されて画像様の静電潜像が設けら
れた電子写真平版印刷版1は、図示しない搬送手段によ
って液体現像剤2で充満された現像電極間に搬入される
様になっている。
剤現像機構は更に、電子写真平版印刷版1を搬送平面上
下に対向して配置された現像電極部14、液体現像剤2
を貯留する液体現像剤貯液槽12、貯液槽12中の液体
現像剤2を現像電極部14に供給する液体現像剤供給用
ポンプ72、及び現像後余剰溶剤を除去する液体現像剤
絞り手段13からなる。図示しない帯電器及び露光装置
によって帯電及び露光されて画像様の静電潜像が設けら
れた電子写真平版印刷版1は、図示しない搬送手段によ
って液体現像剤2で充満された現像電極間に搬入される
様になっている。
【0031】本発明に用いられる現像電極14は、電子
写真平版印刷版1の搬送平面の上側に配置された上部現
像電極14aと、搬送平面の下側に配置された下部現像
ガイド板14bとで構成されている。少なくとも上部現
像電極14aは、0〜300Vのバイアス電圧が印加さ
れ得る導体で一部または全部が構成されており、上部現
像電極14a−印刷版1間に充満した液体現像剤2中の
帯電トナー粒子は、この現像電極のバイアス電位と版面
上の静電潜像の表面電位とが形成する電界によって電気
泳動し、版面上に画像様に付着する。上部現像電極14
a及び下部ガイド板14bの配置は、上部現像電極−版
面間の距離が一定に保持される様に設定されている。上
部現像電極−版面間の距離は0.05〜10mmが良
く、より好ましくは0.1〜2.5mmである。
写真平版印刷版1の搬送平面の上側に配置された上部現
像電極14aと、搬送平面の下側に配置された下部現像
ガイド板14bとで構成されている。少なくとも上部現
像電極14aは、0〜300Vのバイアス電圧が印加さ
れ得る導体で一部または全部が構成されており、上部現
像電極14a−印刷版1間に充満した液体現像剤2中の
帯電トナー粒子は、この現像電極のバイアス電位と版面
上の静電潜像の表面電位とが形成する電界によって電気
泳動し、版面上に画像様に付着する。上部現像電極14
a及び下部ガイド板14bの配置は、上部現像電極−版
面間の距離が一定に保持される様に設定されている。上
部現像電極−版面間の距離は0.05〜10mmが良
く、より好ましくは0.1〜2.5mmである。
【0032】現像電極部14内に供給された液体現像剤
2は、現像電極下で現像され、トナー粒子は消費され
る。一方、現像が完了し現像電極部14から搬出された
印刷版1は、液体現像剤絞り手段13によって版上に残
存する余剰の液体現像剤2を除去される。除去された液
体現像剤2は、受け皿17に一旦回収された後に液体現
像剤貯液槽12に戻る様になっており、循環して再使用
に供される。
2は、現像電極下で現像され、トナー粒子は消費され
る。一方、現像が完了し現像電極部14から搬出された
印刷版1は、液体現像剤絞り手段13によって版上に残
存する余剰の液体現像剤2を除去される。除去された液
体現像剤2は、受け皿17に一旦回収された後に液体現
像剤貯液槽12に戻る様になっており、循環して再使用
に供される。
【0033】液体現像剤貯液槽12内には、光学的液体
現像剤濃度測定手段を構成する検出部20が配設されて
いる。検出部受光素子20bで得られた光電流は、計器
部21においてAC増幅、検波、及びDC増幅により光
電流出力が得られた後、コンパレータ30により予め定
められた適正濃度範囲に対応する電圧しきい値と比較さ
れる様になっている。光学的液体現像剤濃度測定手段に
より得られた光電流出力は、濃度が薄くなるにつれ透過
光量が増すため上昇する。今、本発明に係わる液体現像
剤の初期投入液に於ける画像品位の、現像剤濃度の変動
による降落の予め検定された限界域を現像剤の濃度に於
けるしきい値と定義すると、適正濃度範囲の低濃度側の
しきい値は光電流出力電圧値では上限値となる。
現像剤濃度測定手段を構成する検出部20が配設されて
いる。検出部受光素子20bで得られた光電流は、計器
部21においてAC増幅、検波、及びDC増幅により光
電流出力が得られた後、コンパレータ30により予め定
められた適正濃度範囲に対応する電圧しきい値と比較さ
れる様になっている。光学的液体現像剤濃度測定手段に
より得られた光電流出力は、濃度が薄くなるにつれ透過
光量が増すため上昇する。今、本発明に係わる液体現像
剤の初期投入液に於ける画像品位の、現像剤濃度の変動
による降落の予め検定された限界域を現像剤の濃度に於
けるしきい値と定義すると、適正濃度範囲の低濃度側の
しきい値は光電流出力電圧値では上限値となる。
【0034】コンパレータ30に於ては、測定された光
電流出力電圧値が予め定めておいた適正濃度範囲しきい
値に対応する電圧値の上限値及び下限値と比較される様
になっている。そして、上限値よりも測定された光電流
出力電圧値が高い(則ち低濃度)場合には、ポンプ駆動
回路31を作動させ補充液供給用ポンプ71を稼動させ
て補充液3を液体現像剤貯液槽12に供給する様になっ
ている。また、測定された光電流出力がコンパレータ3
0により比較され下限値を下回った時には、ポンプ駆動
回路31の制御により補充液供給用ポンプ71が停止す
る様になっている。
電流出力電圧値が予め定めておいた適正濃度範囲しきい
値に対応する電圧値の上限値及び下限値と比較される様
になっている。そして、上限値よりも測定された光電流
出力電圧値が高い(則ち低濃度)場合には、ポンプ駆動
回路31を作動させ補充液供給用ポンプ71を稼動させ
て補充液3を液体現像剤貯液槽12に供給する様になっ
ている。また、測定された光電流出力がコンパレータ3
0により比較され下限値を下回った時には、ポンプ駆動
回路31の制御により補充液供給用ポンプ71が停止す
る様になっている。
【0035】本発明に係わる補充液3は、未使用液体現
像剤の固形分濃縮液が好適に用いられ、更に好適には固
形分濃度で10〜20倍の濃縮液が用いられる。また、
補充液に含まれる電荷制御剤量は固形分濃度と同じ濃縮
率である必要はなく、固形分濃度の濃縮率に対して50
%〜80%が更に好適に用いられる。液体現像剤貯液槽
12内では補充液3が供給された際に、液体現像剤貯液
槽12内の液体現像剤2と濃縮補充液3との混合拡散を
促進するために、循環ポンプ及び攪拌羽根等の強制混合
攪拌手段を設けることもできる。
像剤の固形分濃縮液が好適に用いられ、更に好適には固
形分濃度で10〜20倍の濃縮液が用いられる。また、
補充液に含まれる電荷制御剤量は固形分濃度と同じ濃縮
率である必要はなく、固形分濃度の濃縮率に対して50
%〜80%が更に好適に用いられる。液体現像剤貯液槽
12内では補充液3が供給された際に、液体現像剤貯液
槽12内の液体現像剤2と濃縮補充液3との混合拡散を
促進するために、循環ポンプ及び攪拌羽根等の強制混合
攪拌手段を設けることもできる。
【0036】上記の様に構成した光学的液体現像剤濃度
測定手段を付帯する現像装置を電子写真平版印刷版の現
像に用いれば、赤外LEDのパルス変調で発光させるた
め発光部での発熱によるトナー固着なしに高出力が得ら
れ、発光素子、受光素子間ギャップを広げることがで
き、異物が挟まることによる濃度検出異常を防止するこ
とができる。また万一汚れが検出部表面に付着した場合
にも、液体現像剤中の透過光光路長が長いため汚れの影
響は抑制され、長期に亙って多数枚現像を行なっても、
安定に液体現像剤中のトナー濃度を検出することができ
る。また、液交換時に於ても検出部表面の清掃が容易に
なる。ギャップを広げることのできる効果及び検出部表
面の発熱によるトナー固着防止の効果は、パルス変調発
光させることにより可能となる。
測定手段を付帯する現像装置を電子写真平版印刷版の現
像に用いれば、赤外LEDのパルス変調で発光させるた
め発光部での発熱によるトナー固着なしに高出力が得ら
れ、発光素子、受光素子間ギャップを広げることがで
き、異物が挟まることによる濃度検出異常を防止するこ
とができる。また万一汚れが検出部表面に付着した場合
にも、液体現像剤中の透過光光路長が長いため汚れの影
響は抑制され、長期に亙って多数枚現像を行なっても、
安定に液体現像剤中のトナー濃度を検出することができ
る。また、液交換時に於ても検出部表面の清掃が容易に
なる。ギャップを広げることのできる効果及び検出部表
面の発熱によるトナー固着防止の効果は、パルス変調発
光させることにより可能となる。
【0037】また、本発明は特にトナー現像後非画像部
を溶出液により除去する溶出型の電子写真平版印刷版の
現像に用いるのが最も好ましい。溶出型の電子写真平版
印刷版では現像、定着後のトナー粒子は溶出液に対しレ
ジストとして働くため、トナーの付着状態によりレジス
トとしての効果が微妙に異なり、結果として溶出後の印
刷版の質に対して重要な影響を与える。トナー濃度が適
正でない状態で電子写真平版印刷版を現像して得られた
平版印刷版で印刷を行なった場合には、線細りが生じた
り、耐刷性の悪化や印刷汚れが生じてしまう。従って、
溶出型の電子写真平版印刷版の現像に於てはトナー濃度
管理が特に重要となり、本発明の現像装置を用いて現像
を行なう事により、上記のようなトラブルの生じない平
版印刷版を得ることができる。
を溶出液により除去する溶出型の電子写真平版印刷版の
現像に用いるのが最も好ましい。溶出型の電子写真平版
印刷版では現像、定着後のトナー粒子は溶出液に対しレ
ジストとして働くため、トナーの付着状態によりレジス
トとしての効果が微妙に異なり、結果として溶出後の印
刷版の質に対して重要な影響を与える。トナー濃度が適
正でない状態で電子写真平版印刷版を現像して得られた
平版印刷版で印刷を行なった場合には、線細りが生じた
り、耐刷性の悪化や印刷汚れが生じてしまう。従って、
溶出型の電子写真平版印刷版の現像に於てはトナー濃度
管理が特に重要となり、本発明の現像装置を用いて現像
を行なう事により、上記のようなトラブルの生じない平
版印刷版を得ることができる。
【0038】最後に、本発明に係わる電子写真平版印刷
版及びその製造方法について説明する。本発明に係わる
電子写真平版印刷版は、導電性支持体上に光導電層を設
けてなり、通常の電子写真現像方式によりトナー画像を
形成し得るものである。電子写真平版印刷版に用いられ
る導電性支持体としては、導電性表面を有するプラスチ
ックシート、溶剤不透過性及び導電性を付与した紙、或
はアルミニウム、亜鉛、銅−アルミニウム、銅−ステン
レス、クロム−銅等のバイメタル、クロム−銅−アルミ
ニウム、クロム−鉛−鉄、クロム−銅−ステンレス等の
トライメタル等の金属板等を基体とし、少なくとも光導
電層形成面が親水化処理された導電性支持体が挙げられ
る。これらの厚みは0.07〜2mm、より好ましくは
0.1〜0.5mmが良い。これらの基体中でもアルミニ
ウム板が好適に使用される。このアルミニウム板は、ア
ルミニウムを主成分とし微量の異元素を含有しても良
く、従来公知・公用の素材を適宜使用することができ
る。
版及びその製造方法について説明する。本発明に係わる
電子写真平版印刷版は、導電性支持体上に光導電層を設
けてなり、通常の電子写真現像方式によりトナー画像を
形成し得るものである。電子写真平版印刷版に用いられ
る導電性支持体としては、導電性表面を有するプラスチ
ックシート、溶剤不透過性及び導電性を付与した紙、或
はアルミニウム、亜鉛、銅−アルミニウム、銅−ステン
レス、クロム−銅等のバイメタル、クロム−銅−アルミ
ニウム、クロム−鉛−鉄、クロム−銅−ステンレス等の
トライメタル等の金属板等を基体とし、少なくとも光導
電層形成面が親水化処理された導電性支持体が挙げられ
る。これらの厚みは0.07〜2mm、より好ましくは
0.1〜0.5mmが良い。これらの基体中でもアルミニ
ウム板が好適に使用される。このアルミニウム板は、ア
ルミニウムを主成分とし微量の異元素を含有しても良
く、従来公知・公用の素材を適宜使用することができ
る。
【0039】所望の表面性を光導電層を設ける支持体面
に形成させるため、公知の方法で砂目立てや陽極酸化し
ても良い。砂目立て処理に先立って、所望により界面活
性剤またはアルカリ水溶液による脱脂処理しても良い。
砂目立て処理方法には、機械的粗面化法、電気化学的粗
面化法、化学的表面選択溶解法等がある。機械的粗面化
法には、ボール研磨法、ブラシ研磨法、ブラスト研磨
法、バフ研磨法等の公知の方法を用いることができる。
また電気化学的粗面化法には、塩酸或は硝酸電解液中
で、交流か直流により行なう方法がある。また、特開昭
54−63902号公報に開示の如く、両者を組合わせ
た方法等も利用できる。この様に粗面化された基体は、
必要に応じてアルカリエッチング処理及び中和処理して
用いる。
に形成させるため、公知の方法で砂目立てや陽極酸化し
ても良い。砂目立て処理に先立って、所望により界面活
性剤またはアルカリ水溶液による脱脂処理しても良い。
砂目立て処理方法には、機械的粗面化法、電気化学的粗
面化法、化学的表面選択溶解法等がある。機械的粗面化
法には、ボール研磨法、ブラシ研磨法、ブラスト研磨
法、バフ研磨法等の公知の方法を用いることができる。
また電気化学的粗面化法には、塩酸或は硝酸電解液中
で、交流か直流により行なう方法がある。また、特開昭
54−63902号公報に開示の如く、両者を組合わせ
た方法等も利用できる。この様に粗面化された基体は、
必要に応じてアルカリエッチング処理及び中和処理して
用いる。
【0040】上記処理を施された基体は、その表面に酸
化皮膜を形成させるため陽極酸化処理される。陽極酸化
処理に用いられる電解質としては、硫酸、リン酸、しゅ
う酸等、或はそれらの混酸等が用いられ、その濃度は電
解質の種類によって適宜決定される。陽極酸化処理条件
は、用いる電解質により大幅に変化するため一概に特定
し得ないが、陽極酸化皮膜量は0.10〜10g/m2が
良く、更には1.0〜6.0g/m2の範囲が好適である。
化皮膜を形成させるため陽極酸化処理される。陽極酸化
処理に用いられる電解質としては、硫酸、リン酸、しゅ
う酸等、或はそれらの混酸等が用いられ、その濃度は電
解質の種類によって適宜決定される。陽極酸化処理条件
は、用いる電解質により大幅に変化するため一概に特定
し得ないが、陽極酸化皮膜量は0.10〜10g/m2が
良く、更には1.0〜6.0g/m2の範囲が好適である。
【0041】この様にして得られた導電性支持体上に所
望の電子写真光導電層を設けて、電子写真平版印刷版が
得られる。本発明に係わる電子写真平版印刷版の光導電
層には、少なくとも光導電性化合物を含有し、以下に例
示する公知の光導電性化合物を使用することができる。 a)米国特許第3,112,197号明細書等に記載のト
リアゾール誘導体、 b)米国特許第3,189,447号明細書等に記載のオ
キサジアゾール誘導体、 c)特公昭37−16096号公報等に記載のイミダゾ
ール誘導体、 d)米国特許第3,542,544号、同3,615,40
2号、同3,820,989号明細書、特公昭45−55
5号、同51−10983号、特開昭51−93224
号、同55−108667号、同55−156953
号、同56−36656号公報等に記載のポリアリール
アルカン誘導体、 e)米国特許第3,180,729号、同4,278,74
6号明細書、特開昭55−88064号、同55−88
065号、同49−105537号、同55−5108
6号、同56−80051号、同56−88141号、
同57−45545号公報等に記載のピラゾリン誘導体
及びピラゾロン誘導体、 f)米国特許第3,615,404号明細書、特公昭46
−3712号、同47−28336号、特開昭54−8
3435号、同54−110836号、同54−119
925号公報等に記載のフェニレンジアミン誘導体、 g)米国特許第3,567,450号、同3,180,70
3号、同3,240,597号、同3,658,520号、
同4,232,103号、同4,175,961号、同4,
012,376号明細書、西独国特許(DAS)1,11
0,518号、特公昭49−35702号、同39−2
7577号、特開昭55−144250号、同56−1
19132号、同56−22437号公報等に記載のア
リールアミン誘導体、 h)米国特許第3,526,501号明細書記載のアミノ
置換カルコン誘導体、 i)米国特許第3,542,546号明細書記載のN,N-
ビカルバジル誘導体、 j)米国特許第3,257,203号明細書等に記載のオ
キサゾール誘導体、 k)特開昭56−46234号公報記載のスチリルアン
トラセン誘導体、 l)特開昭54−110837号公報等に記載のフルオ
レノン誘導体、 m)米国特許第3,717,462号明細書、特開昭54
−59143号(米国特許第4,150,987号明細書
に対応)、同55−52063号、同55−52064
号、同55−46760号、同55−85495号、同
57−11350号、同57−104144号、同57
−148749号公報等に記載のヒドラゾン誘導体、 n)米国特許第4,047,948号、同4,047,94
9号、同4,265,990号、同4,273,846号、
同4,299,897号、同4,306,008号明細書等
に記載のベンジジン誘導体、 o)特開昭58−190953号、同59−95540
号、同59−97148号、同59−195658号、
同62−36674号公報等に記載のスチルベン誘導
体、 p)特公昭34−10966号公報に記載のポリビニル
カルバゾール及びその誘導体、 q)特公昭43−18674号、同43−19192号
公報に記載のポリビニルビレン、ポリビニルアントラセ
ン、ポリ-2-ビニル-4-(4'-ジメチルアミノフェニ
ル)-5-フェニルオキサゾール、ポリ-3-ビニル-N-エ
チルカルバゾール等のビニル重合体、 r)特公昭43−19193号公報等に記載のポリアセ
ナフチレン、ポリインデン、アセナフチレン/スチレン
共重合体等の重合体、 s)特公昭56−13940号公報等に記載のピレン/
ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール/ホルムア
ルデヒド樹脂等の縮合樹脂、 t)特開昭56−90883号、同56−161550
号公報等に記載の各種トリフェニルメタンポリマ、 u)米国特許第3,397,086号、同4,666,80
2号、特公昭49−4338号、同49−17535
号、特開昭64−2061号、同64−4389号、特
開平1−144057号、同1−153757号、同1
−217362号、同1−221459号、同1−25
2967号、同1−285952号、同1−31255
1号、同2−8256号、同2ー16570号公報等に
記載の無金属或は金属フタロシアニン及びナフタロシア
ニン、及びその誘導体等がある。
望の電子写真光導電層を設けて、電子写真平版印刷版が
得られる。本発明に係わる電子写真平版印刷版の光導電
層には、少なくとも光導電性化合物を含有し、以下に例
示する公知の光導電性化合物を使用することができる。 a)米国特許第3,112,197号明細書等に記載のト
リアゾール誘導体、 b)米国特許第3,189,447号明細書等に記載のオ
キサジアゾール誘導体、 c)特公昭37−16096号公報等に記載のイミダゾ
ール誘導体、 d)米国特許第3,542,544号、同3,615,40
2号、同3,820,989号明細書、特公昭45−55
5号、同51−10983号、特開昭51−93224
号、同55−108667号、同55−156953
号、同56−36656号公報等に記載のポリアリール
アルカン誘導体、 e)米国特許第3,180,729号、同4,278,74
6号明細書、特開昭55−88064号、同55−88
065号、同49−105537号、同55−5108
6号、同56−80051号、同56−88141号、
同57−45545号公報等に記載のピラゾリン誘導体
及びピラゾロン誘導体、 f)米国特許第3,615,404号明細書、特公昭46
−3712号、同47−28336号、特開昭54−8
3435号、同54−110836号、同54−119
925号公報等に記載のフェニレンジアミン誘導体、 g)米国特許第3,567,450号、同3,180,70
3号、同3,240,597号、同3,658,520号、
同4,232,103号、同4,175,961号、同4,
012,376号明細書、西独国特許(DAS)1,11
0,518号、特公昭49−35702号、同39−2
7577号、特開昭55−144250号、同56−1
19132号、同56−22437号公報等に記載のア
リールアミン誘導体、 h)米国特許第3,526,501号明細書記載のアミノ
置換カルコン誘導体、 i)米国特許第3,542,546号明細書記載のN,N-
ビカルバジル誘導体、 j)米国特許第3,257,203号明細書等に記載のオ
キサゾール誘導体、 k)特開昭56−46234号公報記載のスチリルアン
トラセン誘導体、 l)特開昭54−110837号公報等に記載のフルオ
レノン誘導体、 m)米国特許第3,717,462号明細書、特開昭54
−59143号(米国特許第4,150,987号明細書
に対応)、同55−52063号、同55−52064
号、同55−46760号、同55−85495号、同
57−11350号、同57−104144号、同57
−148749号公報等に記載のヒドラゾン誘導体、 n)米国特許第4,047,948号、同4,047,94
9号、同4,265,990号、同4,273,846号、
同4,299,897号、同4,306,008号明細書等
に記載のベンジジン誘導体、 o)特開昭58−190953号、同59−95540
号、同59−97148号、同59−195658号、
同62−36674号公報等に記載のスチルベン誘導
体、 p)特公昭34−10966号公報に記載のポリビニル
カルバゾール及びその誘導体、 q)特公昭43−18674号、同43−19192号
公報に記載のポリビニルビレン、ポリビニルアントラセ
ン、ポリ-2-ビニル-4-(4'-ジメチルアミノフェニ
ル)-5-フェニルオキサゾール、ポリ-3-ビニル-N-エ
チルカルバゾール等のビニル重合体、 r)特公昭43−19193号公報等に記載のポリアセ
ナフチレン、ポリインデン、アセナフチレン/スチレン
共重合体等の重合体、 s)特公昭56−13940号公報等に記載のピレン/
ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール/ホルムア
ルデヒド樹脂等の縮合樹脂、 t)特開昭56−90883号、同56−161550
号公報等に記載の各種トリフェニルメタンポリマ、 u)米国特許第3,397,086号、同4,666,80
2号、特公昭49−4338号、同49−17535
号、特開昭64−2061号、同64−4389号、特
開平1−144057号、同1−153757号、同1
−217362号、同1−221459号、同1−25
2967号、同1−285952号、同1−31255
1号、同2−8256号、同2ー16570号公報等に
記載の無金属或は金属フタロシアニン及びナフタロシア
ニン、及びその誘導体等がある。
【0042】本発明に係わる電子写真平版印刷版に用い
る光導電性化合物は、a)〜u)に挙げた化合物に限定
されず、これまで公知の光導電性化合物を、また所望に
より2種類以上を混合して用いることができるが、本発
明に用いる電子写真平版印刷版光導電層に於ては光導電
性を有する無金属或は金属フタロシアニン系顔料が有利
に用いられる。
る光導電性化合物は、a)〜u)に挙げた化合物に限定
されず、これまで公知の光導電性化合物を、また所望に
より2種類以上を混合して用いることができるが、本発
明に用いる電子写真平版印刷版光導電層に於ては光導電
性を有する無金属或は金属フタロシアニン系顔料が有利
に用いられる。
【0043】金属フタロシアニンとしては、フタロシア
ニン環の中心金属がリチウム、ベリリウム、ナトリウ
ム、マグネシウム、アルミニウム、カリウム、カルシウ
ム、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバ
ルト、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン、ルテニウム、
ロジウム、パラジウム、銀、カドミウム、インジウム、
錫、アンチモン、バリウム、ハフニウム、オスミウム、
白金、水銀、及び鉛等、及びそれら金属に酸素或はハロ
ゲンが軸配位した錯塩が知られており、無金属フタロシ
アニンはそれらの金属が水素に置換したものである。ま
た、電子写真特性や分散性の改善を目的として、フタロ
シアニン分子中のベンゼン環の水素がハロゲン、シアノ
基、ニトロ基、カルボキシル基、スルホン酸基、アルコ
キシ基、アルキルアミノ基、アルキルアミド基、置換若
しくは未置換の脂肪族或は芳香族基等で置換された誘導
体も知られている。更にこれらのフタロシアニンのX線
結晶回折の測定により、種々の異なった結晶形の存在が
知られている。
ニン環の中心金属がリチウム、ベリリウム、ナトリウ
ム、マグネシウム、アルミニウム、カリウム、カルシウ
ム、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバ
ルト、ニッケル、銅、亜鉛、モリブデン、ルテニウム、
ロジウム、パラジウム、銀、カドミウム、インジウム、
錫、アンチモン、バリウム、ハフニウム、オスミウム、
白金、水銀、及び鉛等、及びそれら金属に酸素或はハロ
ゲンが軸配位した錯塩が知られており、無金属フタロシ
アニンはそれらの金属が水素に置換したものである。ま
た、電子写真特性や分散性の改善を目的として、フタロ
シアニン分子中のベンゼン環の水素がハロゲン、シアノ
基、ニトロ基、カルボキシル基、スルホン酸基、アルコ
キシ基、アルキルアミノ基、アルキルアミド基、置換若
しくは未置換の脂肪族或は芳香族基等で置換された誘導
体も知られている。更にこれらのフタロシアニンのX線
結晶回折の測定により、種々の異なった結晶形の存在が
知られている。
【0044】本発明に用いる電子写真平版印刷版に於け
る光導電層には、これらの内で特にα型、β型、γ型、
π型、τ型、χ型、及びε型等の無金属フタロシアニ
ン、α型、β型、γ型、ε型、及びη型等の銅フタロシ
アニン、α型、β型等のチタニルフタロシアニン、及び
ハロゲノアルミニウムフタロシアニン等の金属フタロシ
アニンが好ましく、He-Neレーザ、半導体レーザ等
の光源に対応して長波長領域に於いても優れた光感度を
有するχ型無金属フタロシアニン、及びチタニルフタロ
シアニンが更に好適である。
る光導電層には、これらの内で特にα型、β型、γ型、
π型、τ型、χ型、及びε型等の無金属フタロシアニ
ン、α型、β型、γ型、ε型、及びη型等の銅フタロシ
アニン、α型、β型等のチタニルフタロシアニン、及び
ハロゲノアルミニウムフタロシアニン等の金属フタロシ
アニンが好ましく、He-Neレーザ、半導体レーザ等
の光源に対応して長波長領域に於いても優れた光感度を
有するχ型無金属フタロシアニン、及びチタニルフタロ
シアニンが更に好適である。
【0045】本発明に用いる電子写真平版印刷版の光導
電層には、結着樹脂を併用して皮膜性及び支持体との接
着性の向上を図る。印刷版として用いる際は、最終的に
画像部以外の光導電層を除去する必要があり、この工程
は光導電層の溶出液に対する溶解性とトナーの溶出液に
対するレジスト性との相対的関係によって決定されるた
め一概に表現できないが、結着樹脂としては、後述の溶
出液に可溶或は分散可能な高分子化合物が好ましい。ま
た、上記の電荷保持層に使用できる試剤は全て光導電層
用結着樹脂として使用できる。電荷保持層と光導電層と
を同一種の試剤で構成する場合であっても、分子量や酸
価等を適宜変更して用いても良い。
電層には、結着樹脂を併用して皮膜性及び支持体との接
着性の向上を図る。印刷版として用いる際は、最終的に
画像部以外の光導電層を除去する必要があり、この工程
は光導電層の溶出液に対する溶解性とトナーの溶出液に
対するレジスト性との相対的関係によって決定されるた
め一概に表現できないが、結着樹脂としては、後述の溶
出液に可溶或は分散可能な高分子化合物が好ましい。ま
た、上記の電荷保持層に使用できる試剤は全て光導電層
用結着樹脂として使用できる。電荷保持層と光導電層と
を同一種の試剤で構成する場合であっても、分子量や酸
価等を適宜変更して用いても良い。
【0046】本発明に用いる電子写真平版印刷版の光導
電層に於ける光導電性化合物と結着樹脂との混合比は、
所望の電子写真特性及び製版特性等の諸特性を満足する
様に決定すれば良いが、一般的に光導電性化合物の含有
量が少ないと低感度となるため、結着樹脂100重量部
に対してそれが5重量部以上、より好ましくは15重量
部以上を混合して使用することが好適である。しかしな
がら、分散性、塗液安定性、塗布性等の液特性及びより
一層の電子写真特性の向上を期待できないこと等から、
通常40重量部以上の使用は望ましくない。光導電層膜
厚は、薄いとトナー現像に必要な電荷が帯電できずにリ
ークによる被りを誘発し、逆に厚いと溶出液の劣化を促
進するばかりか溶出の際にサイドエッチを誘引して良好
な画像再現性が得られないため、0.10〜30μm
が、より好ましくは0.50〜10μmが、更に好まし
くは1.5〜6.0μmが良い。
電層に於ける光導電性化合物と結着樹脂との混合比は、
所望の電子写真特性及び製版特性等の諸特性を満足する
様に決定すれば良いが、一般的に光導電性化合物の含有
量が少ないと低感度となるため、結着樹脂100重量部
に対してそれが5重量部以上、より好ましくは15重量
部以上を混合して使用することが好適である。しかしな
がら、分散性、塗液安定性、塗布性等の液特性及びより
一層の電子写真特性の向上を期待できないこと等から、
通常40重量部以上の使用は望ましくない。光導電層膜
厚は、薄いとトナー現像に必要な電荷が帯電できずにリ
ークによる被りを誘発し、逆に厚いと溶出液の劣化を促
進するばかりか溶出の際にサイドエッチを誘引して良好
な画像再現性が得られないため、0.10〜30μm
が、より好ましくは0.50〜10μmが、更に好まし
くは1.5〜6.0μmが良い。
【0047】本発明に係わる電子写真平版印刷版は、常
法に従って光導電層を導電性支持体上に塗布して得られ
る。光導電層の作製に当たっては、光導電層を構成する
成分を同一層中に含有させる方法、或は二層以上の層に
分離して含有させる方法、例えば下層(支持体側)に易
溶出性、強接着性の結着樹脂を配置し、上層に良帯電
性、易インク受理性の樹脂を配置したり、或は光導電性
化合物の含量を増加させる等、異なる層に分離して用い
る方法等が知られており、何れの方法にても作製するこ
とができる。塗布液は、光導電層を構成する各成分を適
当な溶媒に溶解分散して作製するが、光導電性化合物が
フタロシアニン等の様に溶媒に不溶な成分を用いる場合
は、ボールミル、ダイノミル、アトライター、ペイント
シェィカー等の分散機により平均粒径0.4μm以下、
より好ましくは0.2μm以下に分散して用いる。また
光導電層には、必要に応じ光導電性化合物及び結着樹脂
の他に、光導電層の柔軟性、塗布表面状態等の膜物性を
改良するため、可塑剤、界面活性剤、その他の添加物を
添加できる。光導電層に使用する添加剤は、光導電性化
合物の分散時或は分散後に添加することができる。
法に従って光導電層を導電性支持体上に塗布して得られ
る。光導電層の作製に当たっては、光導電層を構成する
成分を同一層中に含有させる方法、或は二層以上の層に
分離して含有させる方法、例えば下層(支持体側)に易
溶出性、強接着性の結着樹脂を配置し、上層に良帯電
性、易インク受理性の樹脂を配置したり、或は光導電性
化合物の含量を増加させる等、異なる層に分離して用い
る方法等が知られており、何れの方法にても作製するこ
とができる。塗布液は、光導電層を構成する各成分を適
当な溶媒に溶解分散して作製するが、光導電性化合物が
フタロシアニン等の様に溶媒に不溶な成分を用いる場合
は、ボールミル、ダイノミル、アトライター、ペイント
シェィカー等の分散機により平均粒径0.4μm以下、
より好ましくは0.2μm以下に分散して用いる。また
光導電層には、必要に応じ光導電性化合物及び結着樹脂
の他に、光導電層の柔軟性、塗布表面状態等の膜物性を
改良するため、可塑剤、界面活性剤、その他の添加物を
添加できる。光導電層に使用する添加剤は、光導電性化
合物の分散時或は分散後に添加することができる。
【0048】この様にして作製した塗布液を回転塗布、
ブレード塗布、ナイフ塗布、リバースロール塗布、ディ
ップ塗布、ロッドバー塗布、スプレー塗布、エクストル
ージョン塗布等公知の方法で導電性支持体上に塗布乾燥
して電子写真平版印刷版を得ることができる。塗布液用
溶媒は、前記電荷保持層用の溶媒に示した各種の溶媒が
使用できる。また、塗液濃度(或は粘度)及び溶媒の混
合比は、塗布方式及び乾燥装置等から適宜選択される。
光導電層形成用塗液の乾燥に於ては、特に初期乾燥ゾー
ンの乾燥条件(温度及び風量)によって電子写真特性が
悪化することがあるため、穏和な乾燥条件を設定するこ
とが好ましい。
ブレード塗布、ナイフ塗布、リバースロール塗布、ディ
ップ塗布、ロッドバー塗布、スプレー塗布、エクストル
ージョン塗布等公知の方法で導電性支持体上に塗布乾燥
して電子写真平版印刷版を得ることができる。塗布液用
溶媒は、前記電荷保持層用の溶媒に示した各種の溶媒が
使用できる。また、塗液濃度(或は粘度)及び溶媒の混
合比は、塗布方式及び乾燥装置等から適宜選択される。
光導電層形成用塗液の乾燥に於ては、特に初期乾燥ゾー
ンの乾燥条件(温度及び風量)によって電子写真特性が
悪化することがあるため、穏和な乾燥条件を設定するこ
とが好ましい。
【0049】本発明に係わる電子写真平版印刷版は、公
知の操作によってトナー画像を形成させることができ
る。則ち、暗所で実質的に一様に帯電させ、画像露光に
より静電潜像を形成させ、しかる後にトナー現像する。
露光方法としては、キセノンランプ、タングステンラン
プ、蛍光灯等を光源とした反射画像露光、透明陽画フィ
ルムを通した密着露光や、レーザ光、発光ダイオード等
による走査露光が挙げられる。走査露光に於ける光源
は、He-Neレーザ、アルゴンイオンレーザ、クリプ
トンイオンレーザ、ルビーレーザ、YAGレーザ、窒素
レーザ、色素レーザ、エキサイマーレーザ、GaAs/
GaAlAs、InGaAsPの様な半導体レーザ等の
レーザ光源を利用でき、または発光ダイオード、液晶シ
ャッタを利用した走査露光(発光ダイオードアレイ、液
晶シャッタアレイ等を用いたラインプリンタ型の光源も
含む)を行なっても良い。
知の操作によってトナー画像を形成させることができ
る。則ち、暗所で実質的に一様に帯電させ、画像露光に
より静電潜像を形成させ、しかる後にトナー現像する。
露光方法としては、キセノンランプ、タングステンラン
プ、蛍光灯等を光源とした反射画像露光、透明陽画フィ
ルムを通した密着露光や、レーザ光、発光ダイオード等
による走査露光が挙げられる。走査露光に於ける光源
は、He-Neレーザ、アルゴンイオンレーザ、クリプ
トンイオンレーザ、ルビーレーザ、YAGレーザ、窒素
レーザ、色素レーザ、エキサイマーレーザ、GaAs/
GaAlAs、InGaAsPの様な半導体レーザ等の
レーザ光源を利用でき、または発光ダイオード、液晶シ
ャッタを利用した走査露光(発光ダイオードアレイ、液
晶シャッタアレイ等を用いたラインプリンタ型の光源も
含む)を行なっても良い。
【0050】トナー現像を完了した電子写真平版印刷版
は、続いて溶出部に於てアルカリ性溶出液により少なく
とも非画像部光導電層を溶出して除去する。本発明に係
わる電子写真平版印刷版の溶出に用いる溶出液として
は、アルカリ剤を含有し溶出液調製後の液pH付近に緩
衝能を有する水溶液が望ましい。含有させるアルカリ剤
としては、一般式SiO2/M2O(Mはアルカリ金属原子
を表わす)で表現される珪酸塩、アルカリ金属水酸化
物、リン酸や炭酸のアルカリ金属及びアンモニウム塩等
の無機アルカリ剤、エタノールアミン類、エチレンジア
ミン、プロパンジアミン類、トリエチレンテトラミン、
モルホリン等の有機アルカリ剤、及びこれらの混合物を
用いることができるが、特に上記珪酸塩は、適当なアル
カリ強度と高pHで強い緩衝能とを示すため、有利に使
用される。
は、続いて溶出部に於てアルカリ性溶出液により少なく
とも非画像部光導電層を溶出して除去する。本発明に係
わる電子写真平版印刷版の溶出に用いる溶出液として
は、アルカリ剤を含有し溶出液調製後の液pH付近に緩
衝能を有する水溶液が望ましい。含有させるアルカリ剤
としては、一般式SiO2/M2O(Mはアルカリ金属原子
を表わす)で表現される珪酸塩、アルカリ金属水酸化
物、リン酸や炭酸のアルカリ金属及びアンモニウム塩等
の無機アルカリ剤、エタノールアミン類、エチレンジア
ミン、プロパンジアミン類、トリエチレンテトラミン、
モルホリン等の有機アルカリ剤、及びこれらの混合物を
用いることができるが、特に上記珪酸塩は、適当なアル
カリ強度と高pHで強い緩衝能とを示すため、有利に使
用される。
【0051】上記珪酸塩系溶出液では、更にアルカリ金
属水酸化物を適量添加して所望のpH域に調整すること
が望ましい。溶出液中の珪酸(SiO2)に対するアルカ
リ金属酸化物(M2O)の総量の最終的なモル比は、Si
O2/M2O=1〜2.6の範囲が良く、更には1.3〜2.
2が好適である。また、溶出液中のアルカリ剤濃度は溶
出速度を決定する主要因の一つであり、その濃度は1〜
10重量%の範囲が、より好ましくは2〜8重量%が、
更に好ましくは3〜5重量%が良い。溶出液のpHは、
12.0〜13.5、より好ましくは12.3〜13.0が
良い。
属水酸化物を適量添加して所望のpH域に調整すること
が望ましい。溶出液中の珪酸(SiO2)に対するアルカ
リ金属酸化物(M2O)の総量の最終的なモル比は、Si
O2/M2O=1〜2.6の範囲が良く、更には1.3〜2.
2が好適である。また、溶出液中のアルカリ剤濃度は溶
出速度を決定する主要因の一つであり、その濃度は1〜
10重量%の範囲が、より好ましくは2〜8重量%が、
更に好ましくは3〜5重量%が良い。溶出液のpHは、
12.0〜13.5、より好ましくは12.3〜13.0が
良い。
【0052】少なくとも非画像部光導電層が溶出除去さ
れた印刷版は、次に版面をリンスして版上に残存する可
溶化光導電層成分を洗浄除去する。リンスに用いるリン
ス液は、本発明に係わる電子写真平版印刷原版に用いら
れている溶出液可溶性樹脂が再凝集しない様に調整され
たものである。則ち、リンス液の初期pHが最低限その
樹脂の不溶化を促進しなければ、溶出液と共に流入する
樹脂は可溶化状態が保持され、従って樹脂の再不溶化に
よるトラブルを防止できる。しかしながら、逆にリンス
液のpHが高いと溶出効果が発現してサイドエッチの悪
化を招くばかりか、僅かながらでもこの後通常行なわれ
る版面保護処理用の保護ガム液に流入するため、保護ガ
ム液のpHも必然的に早期に上昇して版面保護効果も減
衰するため、リンス液のpHは10以下に保持すること
が望ましい。
れた印刷版は、次に版面をリンスして版上に残存する可
溶化光導電層成分を洗浄除去する。リンスに用いるリン
ス液は、本発明に係わる電子写真平版印刷原版に用いら
れている溶出液可溶性樹脂が再凝集しない様に調整され
たものである。則ち、リンス液の初期pHが最低限その
樹脂の不溶化を促進しなければ、溶出液と共に流入する
樹脂は可溶化状態が保持され、従って樹脂の再不溶化に
よるトラブルを防止できる。しかしながら、逆にリンス
液のpHが高いと溶出効果が発現してサイドエッチの悪
化を招くばかりか、僅かながらでもこの後通常行なわれ
る版面保護処理用の保護ガム液に流入するため、保護ガ
ム液のpHも必然的に早期に上昇して版面保護効果も減
衰するため、リンス液のpHは10以下に保持すること
が望ましい。
【0053】リンス処理により版面がリンスされた印刷
版は、版面の耐傷強度の向上及び非画像部不感脂化等の
目的で、保護ガム処理される。本発明に用いることので
きる保護ガム液には、アラビアガム等の親水性高分子化
合物の他、有機及び無機酸、酸性緩衝剤、親油性物質、
或は界面活性剤等を含み、これらの試剤は全て公知のも
のが利用できる。
版は、版面の耐傷強度の向上及び非画像部不感脂化等の
目的で、保護ガム処理される。本発明に用いることので
きる保護ガム液には、アラビアガム等の親水性高分子化
合物の他、有機及び無機酸、酸性緩衝剤、親油性物質、
或は界面活性剤等を含み、これらの試剤は全て公知のも
のが利用できる。
【0054】
【実施例】本発明を実施例を図面を参照して更に具体的
に説明するが、本発明はその主旨を越えない限り、下記
の実施例に限定されるものではない。
に説明するが、本発明はその主旨を越えない限り、下記
の実施例に限定されるものではない。
【0055】図1は、この発明による液体現像剤のトナ
ー濃度検出装置を備えた湿式現像方式の電子写真平版印
刷版製版機に於けるトナー現像部の一例を示す概略図で
ある。このトナー現像に用いる液体現像剤を以下の様に
作製した。
ー濃度検出装置を備えた湿式現像方式の電子写真平版印
刷版製版機に於けるトナー現像部の一例を示す概略図で
ある。このトナー現像に用いる液体現像剤を以下の様に
作製した。
【0056】(エマルションの合成)既知の溶液重合法
にてn-ヘキシルメタクリレート/メタクリル酸(単量体
重量比95/5)を重合し、共重合体の40%キシレン
溶液を得た。この溶液30gを1Lのヘキサン中に加
え、共重合体の沈澱物がスラリー状として得られた。n-
ヘキサンで数回洗浄デカンテーションしたスラリーを、
窒素ガス導入管、温度計、攪拌機、冷却管を備えた1L
の4ッ口フラスコ中に加え、450gのIPソルベント
(出光石油化学社製)を加えた。
にてn-ヘキシルメタクリレート/メタクリル酸(単量体
重量比95/5)を重合し、共重合体の40%キシレン
溶液を得た。この溶液30gを1Lのヘキサン中に加
え、共重合体の沈澱物がスラリー状として得られた。n-
ヘキサンで数回洗浄デカンテーションしたスラリーを、
窒素ガス導入管、温度計、攪拌機、冷却管を備えた1L
の4ッ口フラスコ中に加え、450gのIPソルベント
(出光石油化学社製)を加えた。
【0057】次に、130gの酢酸ビニル、30gのラ
ウリルメタクリレートを加えてよく攪拌し、均一な透明
溶液を得た。80℃で窒素ガス置換した後に、重合開始
剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を1
gを加えて重合を開始させ、更に残存している酢酸ビニ
ルモノマーを除去するために内部を減圧にして留去させ
た。得られた白色のエマルションには全く沈澱物はな
く、またモノマー臭も殆ど感じられなかった。電子顕微
鏡で粒径を測定したところ、0.20μmで粒径は極め
て均一であった。
ウリルメタクリレートを加えてよく攪拌し、均一な透明
溶液を得た。80℃で窒素ガス置換した後に、重合開始
剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を1
gを加えて重合を開始させ、更に残存している酢酸ビニ
ルモノマーを除去するために内部を減圧にして留去させ
た。得られた白色のエマルションには全く沈澱物はな
く、またモノマー臭も殆ど感じられなかった。電子顕微
鏡で粒径を測定したところ、0.20μmで粒径は極め
て均一であった。
【0058】(正帯電性液体現像剤の製造)上記で得ら
れた70gのエマルション中に、20gのキシレンに溶
解した2gのオイルブラックHBB(オリエント化学社
製)に超音波を照射しつつ滴下し、エマルション粒子を
着色した。次いで、電荷制御剤として1%のステベライ
トレジン塩のキシレン溶液0.6gを加え、コンク(濃
縮)トナーを得た。このコンクトナーをアイソパーGで
総量10Lに希釈し、正電荷性の液体現像剤を得た。
れた70gのエマルション中に、20gのキシレンに溶
解した2gのオイルブラックHBB(オリエント化学社
製)に超音波を照射しつつ滴下し、エマルション粒子を
着色した。次いで、電荷制御剤として1%のステベライ
トレジン塩のキシレン溶液0.6gを加え、コンク(濃
縮)トナーを得た。このコンクトナーをアイソパーGで
総量10Lに希釈し、正電荷性の液体現像剤を得た。
【0059】(電子写真平版印刷用原版の作製)JIS
1050アルミニウム(0.3mm厚)を60℃、10%
水酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、アルミニウム溶解量
が6g/m2になる様にエッチングした。水洗後、30%
硝酸水溶液に1分間浸漬して中和し、充分水洗した。次
に、3%塩酸水溶液中で35A/dm2、50秒間電解粗
面化を行ない、50℃、20%硫酸水溶液中に浸漬して
表面を洗浄した後、水洗した。更に、20%硫酸水溶液
中で陽極酸化処理を施して、表面に酸化皮膜を形成さ
せ、水洗後乾燥することにより印刷版用支持体を作製し
た。この支持体表面処理面に、ペイントシェィカーにて
1時間分散させた表1記載の光導電層形成用塗液を固形
分塗布量4.2g/m2となる様塗布後、90℃で3分間
乾燥して電子写真平版印刷版を得た。
1050アルミニウム(0.3mm厚)を60℃、10%
水酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、アルミニウム溶解量
が6g/m2になる様にエッチングした。水洗後、30%
硝酸水溶液に1分間浸漬して中和し、充分水洗した。次
に、3%塩酸水溶液中で35A/dm2、50秒間電解粗
面化を行ない、50℃、20%硫酸水溶液中に浸漬して
表面を洗浄した後、水洗した。更に、20%硫酸水溶液
中で陽極酸化処理を施して、表面に酸化皮膜を形成さ
せ、水洗後乾燥することにより印刷版用支持体を作製し
た。この支持体表面処理面に、ペイントシェィカーにて
1時間分散させた表1記載の光導電層形成用塗液を固形
分塗布量4.2g/m2となる様塗布後、90℃で3分間
乾燥して電子写真平版印刷版を得た。
【0060】
【表1】
【0061】得られた電子写真平版印刷版を398mm
×560mmに裁断し、遮光して50℃で2時間加温後
室温まで放冷した。これを、暗所にて表面電位が約+2
80Vになる様帯電させ、半導体レーザ(780nm)
を用いて走査画像露光し、直ちに図1で示すトナー現像
部で前述の様にして作製した液体現像剤を用いて反転現
像を次のようにして行なった。
×560mmに裁断し、遮光して50℃で2時間加温後
室温まで放冷した。これを、暗所にて表面電位が約+2
80Vになる様帯電させ、半導体レーザ(780nm)
を用いて走査画像露光し、直ちに図1で示すトナー現像
部で前述の様にして作製した液体現像剤を用いて反転現
像を次のようにして行なった。
【0062】静電潜像が形成された電子写真平版印刷1
は、矢印の示す方向に一定速度で版を搬送する搬送装置
(図示せず)により、現像電極部14内に搬送される。
液体現像剤供給用ポンプ72により液体現像剤2が現像
電極部14内に供給され、上部現像電極14aと現像電
極部14内に搬送された印刷版1間に液体現像剤2が充
満される。上部現像電極14aには180Vの電圧が印
加され、上部現像電極14aと版面上の静電潜像とが形
成する電界により、版面上の静電潜像の非帯電部位(す
なわちレーザ露光部位)に液体現像剤2中の正帯電性ト
ナーが付着する。このようにして反転現像された。
は、矢印の示す方向に一定速度で版を搬送する搬送装置
(図示せず)により、現像電極部14内に搬送される。
液体現像剤供給用ポンプ72により液体現像剤2が現像
電極部14内に供給され、上部現像電極14aと現像電
極部14内に搬送された印刷版1間に液体現像剤2が充
満される。上部現像電極14aには180Vの電圧が印
加され、上部現像電極14aと版面上の静電潜像とが形
成する電界により、版面上の静電潜像の非帯電部位(す
なわちレーザ露光部位)に液体現像剤2中の正帯電性ト
ナーが付着する。このようにして反転現像された。
【0063】現像電極部で現像された版1は、絞りロー
ル13により版面上の余剰液が除去され、その後、冷風
乾燥の後、定着部(図示せず)に於て赤外ランプにより
熱定着され、溶出部(図示せず)に於て非画像部の光導
電層がアルカリ溶出により除去された。その後ガム引き
されて平版印刷版ができあがった。
ル13により版面上の余剰液が除去され、その後、冷風
乾燥の後、定着部(図示せず)に於て赤外ランプにより
熱定着され、溶出部(図示せず)に於て非画像部の光導
電層がアルカリ溶出により除去された。その後ガム引き
されて平版印刷版ができあがった。
【0064】上記のようにして、1ヶ月に亙り2000
版製版を行なった。その間、液体現像剤貯液槽12内の
液体現像剤2は液体現像剤供給用ポンプ72により現像
電極部14に供給され、現像に供された後、絞りロール
13により版面上から除去され受け皿17で回収され再
び液体現像剤貯液槽12に戻り、循環して再使用され
た。
版製版を行なった。その間、液体現像剤貯液槽12内の
液体現像剤2は液体現像剤供給用ポンプ72により現像
電極部14に供給され、現像に供された後、絞りロール
13により版面上から除去され受け皿17で回収され再
び液体現像剤貯液槽12に戻り、循環して再使用され
た。
【0065】その間、液体現像剤濃度制御手段は常に作
動し続けた。すなわち、検出部20の発光素子20aか
らは赤外LEDがデューティ比1/9のパルス発光をし
続け、受光素子20bからの光電流をコンパレータ30
によって常に適正濃度範囲のしきい値に対応する電圧値
の上限値及び下限値と比較し続けた。現像を繰り返すに
従い、液体現像剤2中のトナー濃度は薄くなり、受光素
子20bに於ける光電流値が適正濃度範囲の低濃度側の
しきい値に達すると、補充液供給用ポンプ駆動回路31
により補充液供給用ポンプ71が稼動し、液体現像剤貯
液槽12内に補充液3が供給された。補充液供給により
受光素子からの光電流出力値は降下し適正濃度範囲の高
濃度側のしきい値に達すると、コンパレータ30、ポン
プ駆動回路31の制御により、補充液供給用ポンプ71
は停止した。
動し続けた。すなわち、検出部20の発光素子20aか
らは赤外LEDがデューティ比1/9のパルス発光をし
続け、受光素子20bからの光電流をコンパレータ30
によって常に適正濃度範囲のしきい値に対応する電圧値
の上限値及び下限値と比較し続けた。現像を繰り返すに
従い、液体現像剤2中のトナー濃度は薄くなり、受光素
子20bに於ける光電流値が適正濃度範囲の低濃度側の
しきい値に達すると、補充液供給用ポンプ駆動回路31
により補充液供給用ポンプ71が稼動し、液体現像剤貯
液槽12内に補充液3が供給された。補充液供給により
受光素子からの光電流出力値は降下し適正濃度範囲の高
濃度側のしきい値に達すると、コンパレータ30、ポン
プ駆動回路31の制御により、補充液供給用ポンプ71
は停止した。
【0066】液体現像剤濃度測定手段の検出部の発光素
子20a、受光素子20bは被覆材20cにより液体現
像剤と隔離されている。被覆材20cはFEP樹脂(四
フッ化エチレン−6フッ化プロピレン共重合樹脂)でで
きており、検出部表面には2000版製版後も汚れの付
着はみられなかった。また、発光素子20a、受光素子
20bは3cmの間隔をもって配設されている。200
0版に亙って、異物の挟まりによる誤動作等のトラブル
は見られなかった。
子20a、受光素子20bは被覆材20cにより液体現
像剤と隔離されている。被覆材20cはFEP樹脂(四
フッ化エチレン−6フッ化プロピレン共重合樹脂)でで
きており、検出部表面には2000版製版後も汚れの付
着はみられなかった。また、発光素子20a、受光素子
20bは3cmの間隔をもって配設されている。200
0版に亙って、異物の挟まりによる誤動作等のトラブル
は見られなかった。
【0067】補充液としては、固形分濃度にして初期投
入液体現像剤の10倍、電荷制御剤濃度にして初期投入
液体現像剤の5.5倍の液が使用された。一版当りの補
充液補充量としては、平均して5cc/版であった。製
版数は、1日当りでは多いときで200版少ないときで
0版であった。
入液体現像剤の10倍、電荷制御剤濃度にして初期投入
液体現像剤の5.5倍の液が使用された。一版当りの補
充液補充量としては、平均して5cc/版であった。製
版数は、1日当りでは多いときで200版少ないときで
0版であった。
【0068】1ヶ月に亙り2000版製版を行なった結
果、2000版に亙り画像濃度、網点および細線の再現
性ともに良好で鮮明な製版画像が得られた。
果、2000版に亙り画像濃度、網点および細線の再現
性ともに良好で鮮明な製版画像が得られた。
【0069】
【発明の効果】以上の通り、発光素子をパルス変調して
発光させることにより、検出部を構成する発光素子受光
素子間のギャップを広く配置すること及び発光強度を向
上させることができ、本発明の濃度検出方法によって液
体現像剤の光学濃度を計測すれば、検出部に於て発光と
関係のない外部からの入射光の影響を低下させ、S/N
比の大幅な向上が図れる。更に、液体現像剤中に異物が
混在していたとしても検出精度の降落が著しく抑制さ
れ、長期に亙って液体現像剤の濃度が常に精度良く検出
される。
発光させることにより、検出部を構成する発光素子受光
素子間のギャップを広く配置すること及び発光強度を向
上させることができ、本発明の濃度検出方法によって液
体現像剤の光学濃度を計測すれば、検出部に於て発光と
関係のない外部からの入射光の影響を低下させ、S/N
比の大幅な向上が図れる。更に、液体現像剤中に異物が
混在していたとしても検出精度の降落が著しく抑制さ
れ、長期に亙って液体現像剤の濃度が常に精度良く検出
される。
【0070】また、本発明の濃度検出方法を具現化する
濃度測定手段及び濃度制御手段を具備した現像装置によ
り現像することにより、液交換無しに長期に亙る多数枚
現像を行なっても常に良好な現像画像を維持することが
できる。
濃度測定手段及び濃度制御手段を具備した現像装置によ
り現像することにより、液交換無しに長期に亙る多数枚
現像を行なっても常に良好な現像画像を維持することが
できる。
【図1】本発明の実施例の電子写真平版印刷版製版機の
トナー現像部の構成を示す概略図である。
トナー現像部の構成を示す概略図である。
【図2】本発明の実施例の液体現像剤濃度検出手段の検
出部の構成を示す概略図である。
出部の構成を示す概略図である。
【図3】本発明の実施例の液体現像剤濃度検出手段の計
器部内の機能ブロック図である。
器部内の機能ブロック図である。
1 電子写真平版印刷用原版 2 液体現像剤 3 補充液 13 液体現像剤絞り手段 14 現像電極 20 液体現像剤濃度検出手段検出部 20a 発光素子 20b 受光素子 20c 被覆材 21 液体現像剤濃度検出手段計器部 22 パルス発振器 23 増幅器 30 コンパレータ 31 ポンプ駆動回路 71 補充液供給用ポンプ 72 液体現像剤供給用ポンプ 73 液循環用ポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 導電性支持体上に光導電層を設けた電子
写真平版印刷版を帯電及び露光した後に液体現像剤によ
り印刷版光導電層上の静電潜像を可視トナー像に変換す
る液体現像剤に於ける濃度検出方法であって、液体現像
剤中に設置した発光素子と受光素子間の透過光強度を現
像剤固形分濃度に対応させる光学的検知方式による液体
現像剤の濃度検出方法に於て、該発光素子からの発光を
赤外LEDのパルス変調により行なうことを特徴とする
液体現像剤の濃度検出方法。 - 【請求項2】 帯電及び露光して光導電層上に画像様の
静電潜像を設けた電子写真平版印刷版を液体現像剤によ
り現像する湿式電子写真方式の現像装置であって、現像
手段へ循環再使用する液体現像液を供給して現像する液
体現像剤現像機構、赤外LEDのパルス変調発光による
光学的液体現像剤濃度測定手段、及び測定された液体現
像剤濃度を所期設定域と比較し、循環再使用液体現像剤
中に液体現像剤補充液を補充して所期設定域に保持する
液体現像剤濃度制御手段を有することを特徴とする現像
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3174593A JPH06241996A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 液体現像剤の濃度検出方法及び現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3174593A JPH06241996A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 液体現像剤の濃度検出方法及び現像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06241996A true JPH06241996A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12339569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3174593A Pending JPH06241996A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 液体現像剤の濃度検出方法及び現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06241996A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6154620A (en) * | 1998-10-27 | 2000-11-28 | Nec Corporation | Toner concentration measuring method, toner concentration measuring apparatus and image forming apparatus employing the same |
| US6377760B1 (en) * | 1999-04-16 | 2002-04-23 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Toner concentration measuring apparatus |
| JP2002195947A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-10 | Kurita Water Ind Ltd | 凝集モニタリング装置 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP3174593A patent/JPH06241996A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6154620A (en) * | 1998-10-27 | 2000-11-28 | Nec Corporation | Toner concentration measuring method, toner concentration measuring apparatus and image forming apparatus employing the same |
| US6377760B1 (en) * | 1999-04-16 | 2002-04-23 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Toner concentration measuring apparatus |
| JP2002195947A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-10 | Kurita Water Ind Ltd | 凝集モニタリング装置 |
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