JPH06243193A - クロストークノイズ解析方式 - Google Patents

クロストークノイズ解析方式

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JPH06243193A
JPH06243193A JP5047116A JP4711693A JPH06243193A JP H06243193 A JPH06243193 A JP H06243193A JP 5047116 A JP5047116 A JP 5047116A JP 4711693 A JP4711693 A JP 4711693A JP H06243193 A JPH06243193 A JP H06243193A
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JP
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transmission line
timing
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crosstalk noise
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Shuzo Murai
修三 村井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロストークノイズの解析をより正確に行う
ことにより、無駄な設計変更をなくし、設計効率を向上
できるようにする。 【構成】 解析対象の電気回路の論理的な接続情報を格
納するための手段と、前記電気回路の物理的な接続情報
を格納するための手段と、前記電気回路内の伝送線路の
信号の遅れを解析するための遅延解析手段と、前記物理
的接続情報格納手段の接続情報及び遅延解析手段の解析
結果に基づいて解析対象の伝送線路に近接した伝送線路
の信号の変化のタイミングを検出するための手段と、前
記論理的接続情報格納手段、物理的接続情報格納手段の
各接続情報及び前記タイミング検出手段のタイミング情
報に基づいて伝送線路シミュレーションを行い、クロス
トークノイズを解析するための手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線基板など
の伝送線路で発生するクロストークノイズの解析方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクロストークノイズを解
析する場合は、電気回路の回路素子の論理的な接続情報
と、例えばプリント配線基板上のパターンの平行長など
物理的な接続情報をもとに回路シミュレータや伝送線路
シミュレータで伝送線路シミュレーションを行うことに
よりクロストークノイズの解析が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クロストークノイズ解析方式では、解析対象の伝送線路
に近接する他の伝送線路及びそれらの伝送線路の信号の
変化のタイミングが不明であった。そのため、従来にお
いては解析対象の伝送線路が最もクロストークノイズの
影響を受けるような仮想のタイミング条件で解析が行わ
れ、解析結果に問題があれば設計変更の処置が採られて
いる。また、解析結果に問題があった場合でも、現実の
回路では仮想のタイミング条件になることは少なく、設
計品質として問題がないこともあるが、こうした場合で
も設計変更を行うのが一般的であった。このように従来
にあっては、クロストークノイズの解析を正確に行うの
は困難であり、必要以上の設計変更を招いてしまうとい
う問題があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、クロストークノイズの解析をより正確に行うこ
とを可能とし、これによって無駄な設計変更をなくし、
設計効率を向上できるようにしたクロストークノイズ解
析方式を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のクロストークノ
イズ解析方式は、解析対象の電気回路の論理的な接続情
報を格納するための手段と、前記電気回路の物理的な接
続情報を格納するための手段と、前記電気回路内の伝送
線路の信号の遅れを解析するための遅延解析手段と、前
記物理的接続情報格納手段の接続情報及び遅延解析手段
の解析結果に基づいて解析対象の伝送線路に近接した伝
送線路の信号の変化のタイミングを検出するための手段
と、前記論理的接続情報格納手段、物理的接続情報格納
手段の各接続情報及び前記タイミング検出手段のタイミ
ング情報に基づいて伝送線路シミュレーションを行い、
クロストークノイズを解析するための手段とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明では、遅延解析手段によって伝送線路の
信号遅延を解析し、タイミング情報検出手段ではこの解
析結果及び電気回路の物理的接続情報をもとに解析対象
の伝送線路に近接した伝送線路の信号の変化のタイミン
グを検出する。クロストークノイズ解析手段では得られ
たタイミング情報及び電気回路の論理的、物理的接続情
報に基づいて伝送線路シミュレーションを行い、クロス
トークノイズを解析する。従って、伝送線路の信号の変
化のタイミングを加味して伝送線路シミュレーションを
行うことにより、クロストークノイズの解析を正確に行
うことが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明のクロストークノイズ
解析方式の一実施例を示したブロック図である。図1に
おいて、1は解析対象の電気回路の論理的な接続情報を
格納するための論理的接続情報記憶手段である。この論
理的接続情報は、いわゆるネットリストと呼ばれるもの
で、回路上の例えばゲート回路やフリップフロップ回路
などの各素子がどのように接続されているかを表わした
論理的な接続情報である。2は電気回路の物理的な接続
情報を格納するための物理的接続情報記憶手段である。
即ち、物理的接続情報は実際に電気回路の各回路素子を
プリント配線基板上に配置し、各回路素子間をプリント
配線パターンで接続した際のレイアウト後の物理的接続
情報であり、例えばパターンの平行配線長など伝送線路
の物理的位置関係を表わした情報である。
【0008】3はタイミング・シミュレーションを行う
ためのテスト・パターン情報を格納するためのテスト・
パターン情報記憶手段である。これには、電気回路の入
力ピンに入力する入力信号の条件など所定のタイミング
・シミュレーション用のテスト・パターン情報が格納さ
れている。4はタイミング・シミュレーションを行うた
めの遅延解析手段である。ここでは、遅延解析手段4と
して、タイミング・シミュレータが用いられている。遅
延解析手段4には前述した論理的接続情報記憶手段1や
物理的接続情報記憶手段2の論理的,物理的接続情報と
テスト・パターン情報記憶手段3のテスト・パターン情
報が送られ、遅延解析手段4ではこれらの情報を用いて
タイミング・シミュレーションを実行する。ここで、タ
イミング・シミュレーションを行う場合には、前述のよ
うに物理的接続情報を用いているために、伝送線路に信
号が伝わる時間は実際の回路に則したものとなり、従っ
てこのように物理的接続情報を加味することによって実
際の回路と同じ条件でタイミング・シミュレーションを
行うことができる。
【0009】こうして遅延解析手段4ではタイミング・
シミュレーションが行われ、予め決められた観測点で信
号がどのように変化するか伝送線路上をドライブする素
子における信号の遅れがタイミング・シミュレーション
の結果として出力される。このシミュレーションの結果
は、遅延解析結果記憶手段5に格納される。遅延解析結
果記憶手段5のシミュレーション結果及び物理的接続情
報記憶手段2の接続情報はタイミング情報検出手段6へ
送られ、ここで以上の2つの情報をもとに解析対象の伝
送線路に対してそれに近接した伝送線路の信号の変化の
タイミングが検出される。
【0010】図2はプリント配線基板上の配線パターン
の例を示した図である。ここでは、配線10に近接して
同層の配線11が平行に設けられており、また配線10
に対して下層の配線12も平行に設けられている。従っ
て、配線10は配線11及び12と容量結合、誘導結合
することになり、これらの配線11、12の信号の変化
によってクロストークノイズを受ける。こうした配線の
物理的接続情報は、もちろん物理的接続情報記憶手段2
に格納されている。図3は図2に示した配線を伝送線路
の回路としてモデル化した図である。ここで、配線1
1、12の信号の変化はそれぞれドライバー14,15
によってなされ、こうしたそれぞれのドライバー13,
14,15による各配線の信号の変化のタイミングはタ
イミング情報検出手段6によって検出される。
【0011】得られたタイミング情報はタイミング情報
記憶手段7に格納される。タイミング情報記憶手段7の
タイミング情報はクロストークノイズ解析手段8に送ら
れ、クロストークノイズ解析手段8ではこのタイミング
情報や前述した論理的接続情報、物理的接続情報に基づ
いて伝送線路シミュレーションを実行する。これによ
り、解析対象の伝送線路に対して他の伝送線路からどの
程度クロストークノイズが漏れ込むかが解析される。以
上で一連のクロストークノイズの解析処理が終了する。
そして、この解析の結果、もし問題があれば、回路やレ
イアウトなどの設計変更の処置がとられ、問題がなけれ
ばそのまま設計基準を満足しているものとして回路設
計、レイアウト設計を終了する。
【0012】このように本実施例では、論理的接続情報
や物理的接続情報のみならず、解析対象の伝送線路に近
接する伝送線路の信号の変化のタイミング情報をもとに
伝送線路シミュレーションを行うことにより、実際の回
路動作に則した条件でシミュレーションを行うことがで
き、従来に比べてより正確にクロストークノイズの解析
を行うことができる。従って、従来のような設計品質に
問題がない場合でも設計変更を行うという無駄がなくな
り、必要なときのみ設計変更をすればよいために、設計
効率を従来に比べて大幅に向上することができる。
【0013】図4は本発明の他の実施例を示したブロッ
ク図である。図1の実施例では、遅延解析手段4でテス
ト・パターン情報などをもとにタイミング・シミュレー
ションを行うことにより伝送線路上の信号の遅れを解析
したが、この実施例は遅延解析手段9としてスタティッ
ク・タイミング・ベリファイアによって同様の遅延解析
処理を行うものである。遅延解析手段9では、論理的接
続情報記憶手段1及び物理的接続情報記憶手段2の各接
続情報をもとに全てのパスに網羅的にパストレースを行
うことによって、回路の伝送線路をドライブする素子に
おける信号の遅延時間が解析される。即ち、クロックの
信号の変化を基準とした回路上の各経路点における信号
の変化のタイミングが解析される。従って、図1の実施
例のタイミング・シミュレーションと同様に回路の信号
の遅延時間が解析され、得られた結果は遅延解析結果記
憶手段5に格納される。
【0014】タイミング情報検出手段6では図1の実施
例と同様に物理的接続情報と遅延解析手段9によって得
られた結果をもとに解析対象の伝送線路に近接した伝送
線路の信号の変化のタイミングが検出される。また、ク
ロストークノイズ解析手段8では先のタイミング情報や
論理的接続情報及び物理的接続情報をもとに伝送線路シ
ミュレーションが行われ、クロストークノイズが解析さ
れる。以上で一連の伝送線路におけるクロストークノイ
ズの解析処理が終了する。従って、本実施例においても
図1の実施例と全く同様に正確にクロストークノイズを
解析することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、より正確
にクロストークノイズを解析することが可能となり、こ
れによって無駄な設計変更がなくなるために、設計効率
を大幅に向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロストークノイズ解析方式の一実施
例を示したブロック図である。
【図2】クロストークノイズの解析対象となる伝送線路
の例としてプリント配線基板の配線を示した図である。
【図3】図2の配線を伝送線路の回路としてモデル化し
た図である。
【図4】本発明の他の実施例を示したブロック図であ
る。
【符号の説明】 1 論理的接続情報記憶手段 2 物理的接続情報記憶手段 3 テスト・パターン情報記憶手段 4,9 遅延解析手段 5 遅延解析結果記憶手段 6 タイミング情報検出手段 7 タイミング情報記憶手段 8 クロストークノイズ解析手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解析対象の電気回路の論理的な接続情報
    を格納するための手段と、前記電気回路の物理的な接続
    情報を格納するための手段と、前記電気回路内の伝送線
    路の信号の遅れを解析するための遅延解析手段と、前記
    物理的接続情報格納手段の接続情報及び遅延解析手段の
    解析結果に基づいて解析対象の伝送線路に近接した伝送
    線路の信号の変化のタイミングを検出するための手段
    と、前記論理的接続情報格納手段、物理的接続情報格納
    手段の各接続情報及び前記タイミング検出手段のタイミ
    ング情報に基づいて伝送線路シミュレーションを行い、
    クロストークノイズを解析するための手段とを有するこ
    とを特徴とするクロストークノイズ解析方式。
  2. 【請求項2】 前記遅延解析手段は、予め決められたタ
    イミング・シミュレーション用のテスト・パターン情報
    と前記論理的接続情報記憶手段及び物理的接続情報記憶
    手段に格納されたそれぞれの接続情報をもとにタイミン
    グ・シミュレーションを行うことにより、信号の遅延解
    析を行うことを特徴とする請求項1のクロストークノイ
    ズ解析方式。
  3. 【請求項3】 前記遅延解析手段は、前記論理的接続情
    報記憶手段及び物理的接続情報記憶手段に格納されたそ
    れぞれの接続情報をもとに網羅的にパストレースを行う
    ことにより、信号の遅延解析を行うことを特徴とする請
    求項1のクロストークノイズ解析方式。
JP5047116A 1993-02-15 1993-02-15 クロストークノイズ解析方式 Expired - Lifetime JPH07120368B2 (ja)

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