JPH06243653A - デイスク駆動装置及びクランプ・リングの装荷方法 - Google Patents

デイスク駆動装置及びクランプ・リングの装荷方法

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JPH06243653A
JPH06243653A JP5266093A JP26609393A JPH06243653A JP H06243653 A JPH06243653 A JP H06243653A JP 5266093 A JP5266093 A JP 5266093A JP 26609393 A JP26609393 A JP 26609393A JP H06243653 A JPH06243653 A JP H06243653A
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disk
clamp ring
clamp
hub
ring
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ピーター・エバレット・ブルックス
David F Glaess
デイビッド・フレデリック・グラエス
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/038Centering or locking of a plurality of discs in a single cartridge

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デイスクの歪を最小限にとどめると共に、デ
イスク積層体のクランプ・リングを適用するのに必要と
するデイスク積層体の高さを最小限にとどめるデイスク
積層体用のクランプ・リングを与える。 【構成】 デイスク40を固定するための本発明のクラ
ンプ・リング44は内側脚部46と交差部材50と、外
側脚部48と、デイスク接触部54とを含んでいる。ク
ランプ・リング44の断面はN字形をしている。本発明
のクランプ・リングはデイスク上でデイスクの円周方向
への力を発生することなくデイスク積層体をクランプす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転する少なくとも1
枚のメモリ・デイスクを持つデイスク駆動装置、より詳
細に言えば、デイスクの歪が小さくされたか、または歪
のないデイスク積層体を形成するように、ハブ及びスピ
ンドルに1枚以上の回転するメモリ・デイスクを固定す
るクランプ・リング及びクランプ・リングの装荷方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】多くのデイスク駆動装置は1枚、または
それ以上のデイスクを含んでいる。複数枚のデイスク
は、通常、ハブ上に積層される。ハブは、通常、ハブの
一端に設けられたリツプを有し、リツプは第1のデイス
クの内径付近の表面に接触している。各デイスクの間に
はスペーサがある。デイスク及びスペーサは、一体とな
つて、デイスク積層体と呼ばれる。また、デイスク積層
体と言う術語は、スペーサのないただ一枚のデイスクを
持つデイスク駆動装置にも用いられる。デイスク・クラ
ンプはデイスクを一定の位置に固定するためにデイスク
積層体に圧縮力による装荷力(load)を与える。この圧
縮力による装荷力はデイスクの内側部分、即ちデイスク
積層体の内側部分に作用し、かつハブの軸方向に平行な
方向に向けられている。この圧縮力の装荷力は軸方向に
作用するので、多くの場合、この装荷力を軸方向装荷力
と呼ぶ。
【0003】デイスク積層体用のクランプは種々の構成
を持つている。従来、ある種のクランプは、円板を通る
ねじをハブの雌ねじ穴にねじ込んで軸方向装荷力を与え
ていた。この構造は幾つかの問題を持つている。円板及
びねじはデイスク積層体の高さの寸法を増加する。デイ
スク駆動装置の小型化を進めれば進める程、デイスク駆
動装置はこの構造が不都合になる。加えて、デイスクそ
れ自体がより薄くなつたので、個々のねじはデイスクの
部分的な歪を発生し、これはデイスクの内側部分を歪ま
せる結果を生じる。事実、デイスクは内径の部分で起伏
を生じる。この分野において、このように歪んだデイス
クの形がポテトチツプに似ているので、このような歪ん
だデイスクは、しばしば「ポテトチツプ変形」と呼ばれ
ている。通常、ポテトチツプ変形中にはねじの数と同じ
数の隆起部がある。多くのデイスク駆動装置の変換器は
デイスク面上を通過する。理想的に言えば、変換器とデ
イスク面との間の距離は一定でなければならない。ポテ
トチツプ変形が生じた時、スライダの飛翔高さは変化
し、データ・チヤネルは変換器からの信号の変化を補償
しなければならない。
【0004】他のクランプ構造は、デイスクの形、即ち
スプリングとして作用するベルの形の部品を含んでい
る。1本、または複数本のねじが、デイスク形部品、即
ちベル形部品の中心の孔を通してハブの雌ねじ孔にねじ
込まれている。このデザインもまた問題を持つている。
雌ねじ用の孔として充分な強度を持つハブを与えること
は高さが必要である。加えて、ハブの中心付近において
ねじを設けることは、ねじがねじ込まれた時にデイスク
形部品、即ちベル形部品を平坦にさせる。ねじの締め付
け作業の間でデイスクに接触しているデイスク形、即ち
ベル形部品の縁部はデイスクの面に沿つて外側円周方向
に移動する。デイスクに関してデイスク・クランプが移
動することは、デイスクを円錐形に歪ませる。この形式
のデイスク・クランプの多くの構造は、デイスクに接触
して角ばつた縁部を持つている。この形式のクランプの
他の構造は、デイスクに接触して丸み付けられた縁部を
持つている。これらの構造の両方とも、デイスクに関し
てクランプが移動した時にデイスク上で外側円周方向の
力を発生する。この歪の発生問題はデイスク・ドループ
(disk droop)と呼ばれている。
【0005】他のデイスク・クランプはハブの上部に装
着された熱収縮リングである。このクランプ・リングに
は、ねじは用いられない。熱収縮リングは、リングが膨
張して、内径がハブの外形よりも大きくなるように加熱
される。デイスク積層体の上部に、加熱されたリングを
置き、加熱リングにクランプ力を与えるのに用いる工具
が使用される。加熱されたクランプ・リングが冷却した
時に締付け力がクランプ・リングに維持される。このタ
イプのデイスク・クランプもまた、デイスクに反り返り
歪(coining)を生じる。クランプ・リングの装荷力が
クランプ・リングに加えられた時、クランプ・リングの
縁部がデイスク面に沿つて外周に向けて移動する。熱収
縮リングが冷却した時、リングの縁部は内側付近のデイ
スク面に沿つて内側に移動する。リングの内側方向の移
動は、外側方向の移動よりも大きさが小さく、その結
果、デイスクとリングの間の相対的な変位は、デイスク
を円錐形に変形させるデイスク面上の半径方向の力を発
生する。
【0006】クランプ作用による歪はどんな形でも望ま
しくない。スライダ及び変換器は、ポテトチツプ型のデ
イスク歪の存在の下では一定の飛翔高さを維持しない。
デイスク面の谷部はスライダ及び装着された変換器を低
く飛翔させるが、デイスク面の丘部はスライダ及びこれ
に装着された変換器を高く飛翔させる。円錐型のデイス
ク歪の存在において、スライダの飛翔高さはデイスクの
一方の側では高すぎ、そしてデイスクの他方の側では低
すぎる。スライダの飛翔高さは一定であるべきだが、従
来のデイスク積層体においては名目の飛翔高さ、即ち設
計値の飛翔高さから変動する。
【0007】従来の種々のタイプのクランプはデイスク
歪の問題を提起する。米国特許第4918545号は、
デイスク積層体中のデイスク上の半径方向の力を生じる
ことなくデイスク積層体をクランプするクランパを開示
している。このクランパは、リム25の部分が周囲で回
転するデイスク積層体の上部に付加的なスペーサ・リン
グを必要とする。スペーサ・リング21は、クランパの
リムが周囲で回転するピボツト・ポイントを与える。ク
ランプ力は、クランパを通したねじをハブの雌ねじ孔に
ねじ込むことによつて与えられている。付加的なスペー
サ・リング及びハブ中のねじの両方は、デイスク積層体
の高さを増加し、これは望ましくない。1984年3月
のIBMテクニカル・デイスクロージヤ・ブレテイン第
26巻第10B号の5444頁乃至5446頁に記載さ
れたクランプ機構は、デイスクの半径方向の力を除去し
ていないが、クランパに適合するハブの位置を変えてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従つて、本発明の目的
はデイスクの歪を最小限とどめると共に、クランプ・リ
ングを装着するのに必要とする高さを最小にするデイス
ク用のクランプ・リング及びクランプ・リングの装荷方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】回転駆動用ハブにデイス
クをクランプする本発明のクランプ・リングは内側脚
部、交差部材及びデイスク接触部を含んでいる。本発明
のクランプ・リングの断面はN字型の形状を持つてい
る。このクランプ・リングは、加熱され、ハブの外径よ
りも大きな内径に熱的に膨張される。熱的に膨張された
クランプ・リングは、少なくとも1枚のデイスクを持つ
デイスク積層体の上部に装着される。軸方向装荷力はク
ランプ・リングが冷却した時、内側脚部に生じる。クラ
ンプ・リングの内側脚部はクランプ・リングが冷却した
時にハブを締付ける。交差部材はクランプ・リングが冷
却した時に収縮する。デイスク接触部はクランプ・リン
グが冷却した時に僅かに移動する。クランプ・リングが
装着された時、この移動はクランプ・リングのデイスク
接触部の外方向の移動を阻止し、その結果、デイスクの
円錐化が殆ど生じない。これは、デイスク積層体がデイ
スクの半径方向の力を発生することなくクランプされる
ことを意味する。
【0010】
【実施例】本発明はデイスク駆動装置、または直接アク
セス・ストレージ装置(DASD)などすべての機械的
構造のデイスク積層体に良好に適用することができる。
図1はデイスク駆動装置10の分解斜視図である。揺動
式アクチユエータが示されているが、本発明はリニヤ・
アクチユエータを有するデイスク駆動装置にも適用する
ことは注意を要する。デイスク駆動装置10はハウジン
グ12及びカバー14を含んでおり、これらを組み立て
た後、フレーム16の中に収められる。アクチユエータ
軸18を固定するハウジング12に対して回転可能に装
着されたアクチユエータ・アーム組立体20がある。ア
クチユエータ・アーム組立体20の一方の端部は複数の
アーム23を有する櫛状の構造体、つまりEブロツク2
2を含んでいる。櫛状構造体、即ちEブロツク22のア
ーム23には別体の押し付け力付与スプリング24が設
けられている。各押し付け力付与スプリングの端部には
磁気変換器(図1には図示されず)を担持するスライダ
26が設けられている。アクチユエータ・アーム組立体
20の他の端部、つまり押し付け力付与スプリング24
の反対側には、ボイス・コイル28が設けられている。
【0011】ハウジング22の中には、一対のマグネツ
ト30がある。一対のマグネツト30及びボイス・コイ
ル28は、アクチユエータ軸18の回りにアクチユエー
タ・アームを揺動させる力を与えるボイス・コイル・モ
ータの主要部である。また、スピンドル軸32がハウジ
ング12に装着されている。スピンドル軸32はハブ3
3を回転可能に装着している。ハブ33には複数のデイ
スク40が装着されている。図1において、8枚のデイ
スクがハブ33に装着されており、各デイスクは夫々離
隔している。図示のクランプは任意の数のデイスクを持
つデイスク積層体に適用可能である。また、図1に示さ
れた駆動装置には、アクチユエータ・アーム組立体20
から、またはアクチユエータ・アーム組立体へ電気信号
を供給する可撓性ケーブル36が示されている。
【0012】図2はデイスク積層体38の分解図が示さ
れている。ハブ33はフランジ34を含んでいる。デイ
スク40はハブ33のフランジ34上に置かれる。次
に、スペーサ・リング42が第1のデイスク40上に置
かれる。設計された数のデイスクがデイスク積層体38
に含まれるまで、デイスク40とスペーサ・リング42
を交互に積層してデイスク積層体38を構成する。スペ
ーサ・リング42はデイスク積層体38中のデイスク4
0の間の空間を維持する。図2は3枚のデイスクを有す
るデイスク積層体を示している。デイスク積層体38中
の最後のデイスク40上に、ハブ33のフランジ34と
クランプ・リング44との間のデイスク40とスペーサ
・リング42とをクランプするためのクランプ・リング
44が用いられている。1枚のデイスク40だけしか持
たないデイスク積層体38はスペーサ・リング42を持
たないことと、デイスク積層体中のハブはより短いこと
とは注意を払う必要がある。
【0013】次に、図3、図4及び図5を参照してクラ
ンプ・リング44の細部を以下に説明する。クランプ・
リング44は内側部分、即ち内側脚部46と、外側部
分、即ち外側脚部48と、内側脚部46及び外側脚部4
8を結合する柔軟性を持つ部分、即ち交差部材50とを
含んでいる。図5はクランプ・リング44の一部を切断
した断面図である。図5は断面がN字型の形状を持つク
ランプ・リング44を示している。内径部分はハブ締付
け部分52を含んでいる。外側部分、即ち外側脚部48
はデイスク接触部分54と、自由端56とを含んでい
る。交差部材、即ち柔軟性部分50はデイスク接触部5
4の付近の外側脚部48の部分から、内側部分、即ち内
側脚部46へ向つて傾斜している。
【0014】交差部分の柔軟性(compliancy)は交差部
材50の厚さを変更しても変化することができるが、内
側部分、即ち内側脚部46及び外側部分、即ち外側脚部
48に対して柔軟性部分、即ち交差部材50が作る傾斜
角度58は、交差部材の柔軟性を変えるために変更する
ことができる。例えば、角度58を小さくすると、N字
形断面はより直立し、これは柔軟性がより小さくなる。
角度58を大きくすると、N字形断面はより平坦にな
り、柔軟性は、図示のものよりも大きくなる。柔軟性は
クランプ・リング44の内側部分に対して平行で交差部
材50を通るラインに沿つたクランプ材料の量によつて
決めることができるから、角度58はクランプ・リング
44の柔軟性を決めることができる。角度58が小さく
なると、このラインに沿つた材料の量は大きい。
【0015】柔軟性部分、即ち交差部材50が内側部
分、即ち内側脚部46及び外側部分、即ち外側脚部48
に対して作る角度58は、クランプ・リングに対する事
前装荷力(preload)を与えることなく達成することの
できる軸方向の装荷力の大きさを変化するために変更す
ることができる。例えば、より小さな角度58は、より
直立したN字形断面を生じ、これは、事前装荷力がゼロ
のより大きい軸方向装荷力を発生する。より大きな角度
58は、交差部材50により、より平坦なN字形断面を
生じ、これは、事前装荷力がゼロのより小さな軸方向装
荷力を発生する。外側脚部48は冷却時には収縮して交
差部材50を収縮するので、角度58はクランプ・リン
グ44の事前装荷力がゼロの軸方向装荷力を決定する。
この部分は、角度58の所でその長さ方向に沿つて収縮
性の装荷力を援助するだけなので、角度58のタンジエ
ントに反比例する軸方向装荷力を発生する。
【0016】図示の実施例において、クランプ・リング
はアルミニウムで作られており、角度58は約56.8
度である。このクランプ・リングは、事前装荷力が与え
られていない場合で、88.9ミリメートル(3.5イ
ンチ)の標準デイスクのデイスク積層体38において約
36キログラム(80ポンド)の力を与える。軸方向装
荷力は、内側脚部及び外側脚部間の軸方向の反りが0.
15ミリメートルの時に約135キログラムの力である
と測定された。
【0017】上述の記載は本発明のクランプ・リング4
4がどのような働きをするかについての全体像を説明し
た。本発明のクランプ・リング44の細部を以下に説明
する。
【0018】デイスク40及びスペーサ・リング42を
ハブ33上に交互に積み重ねることによつて、デイスク
積層体38が形成された後、デイスク積層体38を完成
させるためにクランプ・リング44が装着される。クラ
ンプ・リング44の内径がハブ33の外径よりも大きく
なるように、クランプ・リング44が加熱される。加熱
されたクランプ・リング44は上部デイスクの表面に置
かれ、そして、図7に示したように、装着装置60によ
つて、装着力がクランプ・リング44に与えられる。ク
ランプ・リング44はデイスク積層体38を構成するハ
ブ33及びデイスク40よりもはるかに小さな質量を持
つている。その結果、加熱されていないハブ33及びデ
イスク40は、クランプ・リング44の熱を急速に消散
するのでクランプ・リング44は急速に冷却する。クラ
ンプ・リング44のハブ締付け部分52はハブ33と接
触し、その結果、冷却している間で、事前装荷力(prel
oad)とクランプ・リングの収縮力とが与えられる。内
側脚部46はデイスク40に接触しない。外側脚部48
のデイスク接触部、またはクランプ・リング44の外側
部分はデイスク40に接触する。
【0019】次に、図6、図7及び図8を参照して、N
字形クランプ・リング44がどのように作用するかの詳
細を以下に説明する。図6はクランプ・リングに事前装
荷力が与えられる前に、装着開始時の構成の装着装置6
0と共にクランプ・リング44が加熱されることを示し
ている。この構成は瞬間的に与えられるだけであつて、
参照数字62で示されている位置のような、クランプ・
リング44のデイスク接触部54の装着開始時の位置を
示すための図である。
【0020】図7は装着装置60によつて装着され加熱
されたクランプ・リング44を示す図である。図6に示
されたように、装着装置60は、最初に、内側脚部46
に装荷力を与えるが、装荷力が増加されるにつれて、外
側脚部48にも装荷力が与えられることになる。内側脚
部46のハブ締付け部分52は、装荷力が増加されると
ハブ33に接触するようになる。外側脚部48のデイス
ク接触部54は参照数字64で示されている第2の位置
にあり、この第2の位置64は僅かの距離だけハブ33
よりも離れている。
【0021】クランプ・リング44が冷却した時にも、
装荷力は装着装置60によつてクランプ・リング44上
に維持されている。加えて、クランプ・リングが冷却し
た時、クランプ・リングが元の形状へ戻ろうとするクラ
ンプ・リングの収縮力は回転駆動用ハブ33で妨害され
ることにより制限される。図8に示したように、クラン
プ・リング44が冷却した時、クランプ・リングは、ハ
ブの締付け部分52の所で先ずハブ33を締付ける。こ
の締付けが発生した後、交差部材50の中の収縮力は増
加する。デイスク40との接触部は位置66に戻り、こ
の位置66は、ハブ33からの距離が位置62とほぼ同
じ距離にあり、デイスク40は円錐状に変形されない。
装着の間及び冷却の間で外側脚部48の運動の組合わせ
が、クランプ・リングが装荷され冷却された後の外側脚
部48の接触位置66を、クランプ・リング装荷前の外
側脚部48の初期接触位置62とほぼ同じ位置にまで戻
すことが、デイスクを平坦に維持する理由である。
【0022】加えて、クランプ・リング44が冷却した
時に、クランプ・リングがクランプ・リングの元の形状
へ収縮することは、回転駆動用ハブ33の妨害によつて
制限される。外側脚部48は、クランプ・リング44が
元の位置へ戻ることを拘束するような回転駆動用ハブ3
3の制限を持たない。その代わりに、外側脚部48は交
差部材50によつて拘束される。従つて、交差部材は部
材の長さ方向に沿つた収縮力を持つている。交差部材5
0はデイスク面に対してある角度を持つているので、デ
イスク40を固定する装荷力は軸方向の成分を持つてい
る。従つて、内側脚部46が装着装置60によつて外側
脚部48に対して曲げられなくとも、クランプが冷却し
た後にはデイスク積層体の軸方向に対して装荷力が存在
している。
【0023】本発明を要約すると、クランプ・リング4
4は、冷却されるまでに幾つかの状態を経て移動する。
最終的な結果は、クランプ・リング44のデイスクの接
触部54の最終位置66が、ハブ33に関する初期位置
62の近くに位置付けられることである。これらの位置
のすべての相異により発生される力、つまり通常、デイ
スク40を円錐状に変形する傾向の摩擦力の発生は最小
限にとどめられる。本発明のクランプ・リング44は、
クランプ・リングとデイスクとの接触部の半径方向の移
動が最小限にされ、そして、クランプ・リングの一部か
ら他方の部分への軸方向の反り返りがない時でも、軸方
向の装荷力がリングの冷却によつて発生されるように設
計することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明はデイスクの歪を最小限にとど
め、しかもデイスク積層体の高さを小さくできるデイス
ク積層体の固定用クランプ・リングを与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】デイスク積層体に用いられるクランプ・リング
を使用したデイスク駆動装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例のクランプ・リングを使用した
デイスク積層体の分解斜視図である。
【図3】本発明のクランプ・リングの実施例の平面図で
ある。
【図4】本発明のクランプ・リングの実施例の断面図で
ある。
【図5】本発明のクランプ・リングの一部を拡大した断
面図である。
【図6】デイスク上で加熱され、装着前の本発明のクラ
ンプ・リングの一部を誇張して示す図である。
【図7】本発明のクランプ・リングがデイスク積層体上
に装荷された時に、加熱されたクランプ・リングの一部
を誇張して示す図である。
【図8】本発明のクランプ・リングが冷却され、そして
装着装置が取り除かれた後の本発明のクランプ・リング
の一部を誇張して示す図である。
【符号の説明】
10 デイスク駆動装置 12 ハウジング 14 カバー 16 フレーム 18 アクチユエータ軸 20 アクチユエータ・アーム組立体 26 スライダ 28 ボイス・コイル 30 マグネツト 32 スピンドル軸 33 ハブ 34 ハブのフランジ 38 デイスクの積層体 40 デイスク 42 スペーサ・リング 44 クランプ・リング 46 内側脚部 48 外側脚部 50 交差部材 52 ハブ締付け部分 54 デイスク接触部分 58 傾斜角度 60 装着装置
フロントページの続き (72)発明者 デイビッド・フレデリック・グラエス アメリカ合衆国 ミネソタ州 フォース・ アベニュー、ノース・イースト 2637

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、 上記ハウジングに装着されたスピンドル軸と、 フランジを含み、かつ上記スピンドル軸に回転可能に装
    着されたハブと、 上記フランジ上に置かれた少なくとも1枚のデイスク
    と、 少なくとも1枚のデイスクを上記ハブに対して固定する
    ために、N字形の断面を持つクランプ・リングとを具備
    するデイスク駆動装置。
  2. 【請求項2】上記クランプ・リングは、 内側部分と、 外側部分と、 上記内側部分及び上記外側部分を結合する交差部材とを
    含み、 上記交差部材は上記内側部分及び上記外側部分に対して
    角度を付して結合されており、かつ、クランプ・リング
    の内側部分、または外側部分よりも軸方向に、より柔軟
    性を持つていることを特徴とする請求項1に記載のデイ
    スク駆動装置。
  3. 【請求項3】上記クランプ・リングは、 内側部分と、 外側部分と、 上記内側部分及び外側部分に結合された交差部材とから
    なり、 該交差部材は内側部分及び外側部分に対して角度を付し
    て結合されていることと、上記外側部分は、装荷してい
    る間でクランプ・リングの外側部分に関してクランプ・
    リングの内側部分を反り返えさせることなく、デイスク
    積層体に軸方向装荷力を発生させることとを特徴とする
    請求項1に記載のデイスク駆動装置。
  4. 【請求項4】上記クランプ・リングの外側部分とデイス
    クとの接触位置は、クランプ・リングがデイスクに最初
    に接触した時の接触位置と、装着装置が取り除かれた時
    の接触位置との間で、デイスクの半径方向の正味の移動
    を殆ど持たないことを特徴とする請求項2又は3に記載
    のデイスク駆動装置。
  5. 【請求項5】上記内側部分はハブを締付ける部分を含
    み、上記外側部分はデイスク接触部を含む請求項2又は
    4に記載のデイスク駆動装置。
  6. 【請求項6】上記交差部材と上記内側部分及び外側部分
    との間の角度はクランプ・リングが加える軸方向装荷力
    を変化するために変更することができることを特徴とす
    る請求項5に記載のデイスク駆動装置。
  7. 【請求項7】デイスク駆動装置の中のデイスク積層体を
    形成するために、加熱膨張させたクランプ・リングを少
    なくとも1枚のデイスク上に置き、クランプ力を与える
    ためにクランプ・リングを収縮させる熱的工程を経て、
    少なくとも1枚のデイスクをハブに固定するためのクラ
    ンプ・リングにおいて、 第1の部分と、 第2の部分とからなり、 上記第1の部分か、または上記第2の部分の一方の部分
    は、上記第1の部分、または上記第2の部分の他方の部
    分よりも軸方向でより柔軟性を持つていることを特徴と
    するクランプ・リング。
  8. 【請求項8】デイスク接触部を含むことと、上記第2の
    部分は上記第1の部分と上記デイスク接触部とに結合さ
    れていることとを含む請求項7に記載のクランプ・リン
    グ。
  9. 【請求項9】上記クランプ・リングの上記第2の部分は
    角度を付して上記第1の部分に結合されている請求項8
    に記載のクランプ・リング。
  10. 【請求項10】上記クランプ・リングの上記第1の部分
    か、または上記第2の部分の一方の部分は、収縮され、
    少なくとも1枚のデイスクに対して上記デイスク接触部
    を介して作用するクランプ力を与えることと、上記第1
    の部分及び上記第2の部分の間の結合角度を変化するこ
    とによつてデイスクの半径方向のクランプ力成分が変化
    できるように、上記デイスク接触部は半径方向のクラン
    プ力成分を含んでいることとを特徴とする請求項9に記
    載のクランプ・リング。
  11. 【請求項11】上記クランプ・リングの上記第1の部分
    か、または上記第2の部分の一方の部分は、収縮され、
    少なくとも1枚のデイスクに対し上記デイスク接触部を
    介して作用するクランプ力を与えることと、上記第1の
    部分及び上記第2の部分の間の結合角度を変化すること
    によつてデイスクの軸方向のクランプ力成分が変化でき
    るように、上記デイスク接触部は軸方向のクランプ力成
    分を含んでいることとを特徴とする請求項9に記載のク
    ランプ・リング。
  12. 【請求項12】上記クランプ・リングの上記第1の部分
    か、または上記第2の部分の一方の部分は、収縮され、
    少なくとも1枚のデイスクに対し上記デイスク接触部を
    介して作用するクランプ力を与えることと、上記第1の
    部分と上記第2の部分との間の角度は、デイスク上で外
    側に作用する半径方向の力成分を発生するために選択さ
    れ、該外側に作用する半径方向の力成分は、上記クラン
    プ・リングが冷却中収縮する時にデイスク接触部におい
    てデイスク上に生じる内側に作用する半径方向の力とほ
    ぼ釣合うこととを含む請求項9に記載のクランプ・リン
    グ。
  13. 【請求項13】上記クランプ・リングの上記第1の部分
    か、または上記第2の部分の一方の部分は、収縮され、
    少なくとも1枚のデイスクに対し上記デイスク接触部を
    介して作用するクランプ力を与えることと、第1の部分
    と第2の部分の間の角度は、クランプ・リングが収縮す
    る前にクランプ・リングに与えられる力の大きさとは独
    立して、デイスク上の軸方向のクランプ力を発生するた
    めに選択されることを含む請求項7に記載のクランプ・
    リング。
  14. 【請求項14】デイスク接触部を含むことと、デイスク
    をクランプするために装荷力が与えられた後にデイスク
    に対してクランプ・リングが持つ位置が、装荷力を与え
    る前にクランプ・リングが持つていた位置とほぼ同じ位
    置に戻るようなクランプ・リングの形状を持つているこ
    ととを具備する請求項7に記載のクランプ・リング。
  15. 【請求項15】ハウジングと、 上記ハウジングに装着されたスピンドル軸と、 フランジを含み、かつ上記スピンドル軸に対して回転す
    るよう装着されたハブと、 上記フランジ上に置かれた少なくとも1枚のデイスク
    と、 デイスク接触部を持つクランプ・リングを含むことと、
    該クランプ・リングは、デイスクをクランプするための
    装荷力が与えられた後にデイスクに対してクランプ・リ
    ングの持つ位置が、装荷力を与える前にクランプ・リン
    グが持つていた位置とほぼ同じ位置に戻るような形状を
    持つていることとを具備するデイスク駆動装置。
  16. 【請求項16】上記クランプ・リングは一体的なクラン
    プ・リングである請求項15に記載のデイスク駆動装
    置。
  17. 【請求項17】ハブを締付ける面を持つ内側部分と上記
    内側部分に対して角度を付けて結合された交差部材とを
    含み、該交差部材は上記クランプ・リングのデイスク接
    触部に結合しているクランプ・リングであつて、デイス
    ク積層体を形成するための少なくとも1枚のデイスクを
    クランプするためにデイスク駆動装置のハブに対して上
    記クランプ・リングを装荷する方法において、 ハブの外径よりも大きな直径にクランプ・リングの内径
    部分を熱的に膨張させるためにクランプ・リングを加熱
    するステツプと、 加熱されたクランプ・リングをデイスク積層体に載置す
    るステツプと、 クランプ・リングが冷却する時に上記クランプ・リング
    の少なくとも一部分に装荷力を与えるステツプとを含む
    クランプ・リングの装荷方法。
  18. 【請求項18】クランプ・リングの一部に装荷力を与え
    るステツプはクランプ・リングの内側部分上でハブの軸
    に平行な装荷力を含む請求項17に記載のクランプ・リ
    ングの装荷方法。
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