JPH06243775A - 分割端板式組立ヒューズ - Google Patents

分割端板式組立ヒューズ

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JPH06243775A
JPH06243775A JP5197580A JP19758093A JPH06243775A JP H06243775 A JPH06243775 A JP H06243775A JP 5197580 A JP5197580 A JP 5197580A JP 19758093 A JP19758093 A JP 19758093A JP H06243775 A JPH06243775 A JP H06243775A
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Japan
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terminal
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outer box
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JP5197580A
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David P Gulbrandsen
ピー. グルブランドセン デイビッド
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Original Assignee
Gould Inc
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/05Component parts thereof
    • H01H85/143Electrical contacts; Fastening fusible members to such contacts
    • H01H85/153Knife-blade-end contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/05Component parts thereof
    • H01H85/18Casing fillings, e.g. powder
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H69/00Apparatus or processes for the manufacture of emergency protective devices
    • H01H69/02Manufacture of fuses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素子製作の自由度を高めて、部品の互換性を
高めることにより、部品在庫を低減できるヒューズを提
供する。さらに、組立を簡素化することができ、しかも
金属の削りかすが外箱内に侵入しないヒューズを提供す
る。 【構成】 本発明の組立ヒューズは、外箱に取り付けら
れる複数の端板片12を用いて、端子部14のネック部
を囲む構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子が取り付けられた
端板によって外箱に密閉された可溶素子の端部が、その
端子に電気的に接続されたヒューズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、組立ヒューズとして
は、端子部を端板にボルト止めし、その端板を中空構造
のセラミックの外箱にボルト止めする構成が知られてい
る。図1および図2に、そのような構成の従来例のヒュ
ーズ100を示す。端子部102は、端子104および
フランジ108を有する。端子104は、端板106の
端子穴103を通って外部に延出する。フランジ108
は、端板106の内面にボルト止めされる。組み立てら
れた端子部102と端板106とは、外箱110の相対
する側面のそれぞれにボルト止めされる。このとき少な
くとも1つの可溶素子により、端子部102を相互に接
続する。外箱は通常アーク・クエンチング(arc-quenchi
ng)充填剤で満たされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成で
は、異なる形状を持った端子接続部を有する端子部を製
作した場合、それに応じて異なる開口部を持った端板を
製作せねばならず、部品在庫上の非効率、および素子製
作上の自由度の低下と言った問題を有する。
【0004】あるいは、端子部を端板に固定するために
セルフタッピングねじが用いられる場合、素子の組立が
繁雑になり、また、金属の削りかすが外箱内に侵入した
りするといった問題を有する。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、素子製作の自由度を高め
て、部品の互換性を高めることにより、部品在庫を低減
できるヒューズを提供することを目的とする。さらに、
組立を簡素化することができ、しかも金属の削りかすが
外箱内に侵入しないヒューズを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の組立電気ヒュー
ズ端子は、組立端板と、該組立端板に取り付けられる端
子部とを有する組立電気ヒューズ端子であって、該組立
端板は、突合せ縁の突合せ部において衝合され、該突合
せ縁部において実質的に等しい板厚を有し、該突合せ縁
が、該端子部が取り付けられる端子穴を規定する2以上
の端板片を有し、該端子部は、基部と端子接続部とを有
し、該基部は、平行な2つの重なり部を備え、該2つの
重なり部は、該端子穴に適合しかつ該端板片に囲まれる
ネック部によって、互いから該端板片の板厚と実質的に
等しい距離だけ隔たれており、該突合せ縁は該2つの重
なり部の間に適合し、該突合せ縁の一部が該2つの重な
り部の少なくとも一方に覆われた該端子穴を規定してお
り、そのことによって上記目的が達成される。
【0007】前記ネック部の断面が、前記端子穴の形状
および大きさと同じ形状および同じ大きさである場合が
ある。
【0008】前記組立端板が概して正方形である場合が
ある。
【0009】前記突合せ縁の前記突合せ部が、前記端板
片が互いに重なり合うように衝合するような重なり面の
組合せからなる場合がある。
【0010】前記突合せ縁の前記突合せ部が、前記端板
片が互いにさねつぎで衝合されるような凸部と凹部との
組合せからなる場合がある。
【0011】前記突合せ縁の前記突合せ部が、前記端板
片の表面に対して垂直でない角度の平らな面の組合せか
らなる場合がある。
【0012】前記突合せ縁の前記突合せ部が、前記端板
片の表面に対して垂直な角度の平らな面の組合せからな
る場合がある。
【0013】前記端子穴が、前記端子部が該端子穴中に
おいて回転しないような非円形状である場合がある。
【0014】前記端子穴が多角形である場合がある。
【0015】前記端子穴が、前記端子部が複数の角度で
該端子穴に取り付けられるような正多角形である場合が
ある。
【0016】前記端子穴が概して正方形である場合があ
る。
【0017】前記端子部の前記基部が、1つ以上の可溶
素子接触領域を更に有する場合がある。
【0018】前記可溶素子接触領域が、王冠状の表面形
状を有する場合がある。
【0019】前記可溶素子接触領域が、軸方向に隔れた
複数の同心円状の面からなる場合がある。
【0020】前記可溶素子接触領域が、前記基部の正方
形状突出部の側面である場合がある。
【0021】前記端子部の前記端子接続部が、ブレード
である場合がある。
【0022】前記ブレードが、切り欠きを有する場合が
ある。
【0023】前記ブレードが、穴を有する場合がある。
【0024】前記端子部の前記端子接続部が、ねじ山を
切った1つ以上のソケットである場合がある。
【0025】前記端子部の前記端子接続部が、複数のピ
ン受け穴を有する場合がある。
【0026】本発明の電気ヒューズは、第1の開口部を
有する中空構造の外箱と、該外箱の該第1の開口部に該
第1の開口部を覆うように固定され、かつ、第1の組立
端板、および該第1の組立端板に取り付けられる第1の
端子部を有する第1の組立端子と、該第1の端子部に取
り付けられ、該外箱の内部に位置する1つ以上の可溶素
子とを備え、該第1の組立端板は、突合せ縁の突合せ部
において互いに衝合され、該突合せ縁部において実質的
に等しい板厚を有し、該突合せ縁が、該端子部が取り付
けられる端子穴を規定する2以上の端板片を有し、該第
1の端子部は、基部と端子接続部とを有し、該基部は、
平行な2つの重なり部を備え、該2つの重なり部は、該
端子穴に適合しかつ該端板片に囲まれるネック部によっ
て、互いから該端板片の板厚と実質的に等しい距離だけ
隔たれており、該突合せ縁は該2つの重なり部の間に適
合し、該突合せ縁の一部が該2つの重なり部の少なくと
も一方に覆われた該端子穴を規定しており、そのことに
よって上記目的が達成される。
【0027】前記ネック部の断面が、前記端子穴の形状
および大きさと同じ形状および同じ大きさである場合が
ある。
【0028】前記外箱が、前記第1の開口部に対向する
第2の開口部を更に有し、該外箱の該第2の開口部に該
第2の開口部を覆うように固定される第2の組立端子を
更に有し、該第2の組立端子は、第2の組立端板と、該
第2の組立端板に固定される第2の端子部とを有し、前
記第1の端子部と該第2の端子部とを、前記1つ以上の
可溶素子が相互に接続している場合がある。
【0029】前記外箱が、セラミックからなり、該外箱
内にアーク・クエンチング充填剤を更に有する場合があ
る。
【0030】前記外箱が、概して正方形である場合があ
る。
【0031】前記第1および第2の組立端板が、概して
正方形である場合がある。
【0032】前記端子穴が、概して正方形である場合が
ある。
【0033】前記第1および第2の組立端板の少なくと
も一方が、ヒューズとび表示器を装着するためのタブを
有する場合がある。
【0034】前記第1組立端板が、前記外箱にねじ止め
される場合がある。
【0035】前記第1および第2の組立端板が、前記外
箱ねじ止めされる場合がある。
【0036】本発明の電気ヒューズの製造方法は、ネッ
ク部によって互いから所定距離隔れた平行な2つの重な
り部および1つ以上の可溶素子接触領域を有する基部
と、端子接続部とを有する第1および第2の端子部を形
成する工程と、該第1および第2の端子部の可溶素子接
触領域に、1つ以上の可溶素子を導電的に取り付けるこ
とによって、該第1および第2の端子部を相互に接続し
た小部品を形成する工程と、2つ以上の端板片からなる
第1の端板片の組を、該第1の端子部の該2つの重なり
部の間に挿入することによって、該第1の端子部を該ネ
ック部の周りで囲む工程と、空洞および該空洞と通じて
いる第1および第2の開口部を両端に有する中空構造の
外箱を形成する工程と、該小部品を該第1の開口部を通
して該空洞に設置する工程であって、該第1の端板片の
組が該外箱に接触し、かつ該第2の端子部が該第2の開
口部から出るまで該小部品を該第2の端子部から先に該
第1の開口部に挿入する工程と、該第1の端板片の組を
該外箱に固定する工程と、2つ以上の端板片からなる第
2の端板片の組を、該第2の端子部の該2つの重なり部
の間に挿入することによって、該第2の端子部を該ネッ
ク部の周りで囲む工程と、該第2の端板片の組を該外箱
に固定する工程とを包含しており、そのことによって上
記目的が達成される。
【0037】前記空洞をアーク・クエンチング充填剤で
満たす工程を更に含む場合がある。
【0038】前記空洞を満たす工程は、前記第1および
第2の端板片の組が前記外箱に固定された後に、流動性
の充填剤を該端板片に設けられた埋め穴を通して注入す
る場合がある。
【0039】前記空洞を満たす工程が、前記第2の端子
部を前記第2の端板片の組によって囲む前に行われる場
合がある。
【0040】前記アーク・クエンチング充填剤が固体の
充填剤であって、前記流動性の充填剤に浸透させ固定す
るように硬化させる固め材の槽に、該流動性の充填剤を
浸す工程を更に含む場合がある。
【0041】前記アーク・クエンチング充填剤が固体の
充填剤であって、前記空洞を満たす工程が、流動性の充
填剤を用いて該空洞を満たし、該流動性の充填剤に浸透
させて固定するように硬化させる固め材の槽に、該流動
性の充填剤を浸す工程を更に含む場合がある。
【0042】前記固体の充填剤が、珪砂および硬化した
珪酸ナトリウムを含む場合がある。
【0043】前記1つ以上の可溶素子を前記可溶素子接
触領域に取り付ける工程が、溶接、またはハンダ付けを
含む場合がある。
【0044】
【作用】本発明の分割端板式組立ヒューズは、端子部
が、互いに異なった形状の端子接続部を有するばあいで
も、各ネック部はすべて等しい形状と大きさとを有す
る。そのため、形状の異なる端子部に対し同一の端板を
使用することができる。
【0045】また、本発明の分割端板式組立ヒューズ
は、複数の端板片を用いて端子部を囲う構成にすること
により、従来技術では端子部を端板に固定するために必
要であったセルフタッピングねじを使用する必要がなく
なる。
【0046】
【実施例】以下、本発明の実施例を図3〜図15を用い
て説明する。
【0047】図3に、本発明の分割端板式ヒューズ10
を示す。ヒューズ10は少なくとも2つの端板片12か
らなる端板を用いる。端板片12は、金属薄板、好まし
くは、例えば真ちゅう、アルミニウム、或はステンレス
等の非鉄材料で作られる。端板片12は、端子部14を
囲む。端板片12のうちの1つには、タブ13が付いて
いる。タブ13は、ヒューズとび表示器を任意の方向に
装着するためのものである。図4に示すように、各端板
片12は、突合せ縁18の突き合わせ部16において互
いに衝合し、全体として組立端板19を形成する。各端
板片12は、少なくとも突合せ縁18においては同じ板
厚を有すように形成される。また、端板片12を衝合し
たときに、突合せ縁18が端子穴20を形成するように
なっている。突き合わせ部16は、図8に示すように、
重ね継ぎで合わせてもよい。また、図9に示すように、
さねはぎで合わせても良い。さらに、図10に示すよう
に、斜面で合わせても、図3、図4および図6に示すよ
うに、垂直で平坦な面で合わせても良い。
【0048】図5に示すように、端子部14は、基部2
2および端子接続部24を有する。基部22は、好まし
くは真ちゅうで作られる。また、基部22は、平行に配
された2つの重なり部26および28を有する。これら
重なり部26および28は、図5および図7に示すよう
に、ネック部30で隔てられる。重なり部26および2
8は端板片12の突合せ縁18の板厚と実質的に等しい
距離で隔てられる。なお、望ましい導電特性を得るた
め、端子部14全体を銀メッキすることが望ましい。
【0049】ネック部30は、端子穴20と同じ断面形
状および断面の大きさを有しており、好ましくは正方形
である。前記のように重なり部26および28は端板片
12の突き合わせ縁18の板厚と実質的に等しい距離で
隔てられているので、図6に示すように、端板片12
は、重なり部26および28の間にぴったりと隙間なく
はめ合わされ、端子部14をネック部30の周りで囲う
形状となる。
【0050】基部22は、少なくとも1つの可溶素子接
触領域32を有しており、可溶素子34は可溶素子接触
領域32に取り付けられる。可溶素子34は好ましくは
銀を材料としたよろい綿状に形成される。接触領域32
は、図6に示すように、軸方向に対して同心円状に配さ
れた複数の面により形成されても良く、また、そのうち
の1つは、重なり部28の外側面であってもよい。
【0051】端子接続部24は、ヒューズ保護を必要と
する任意の回路にヒューズ10を接続するために用いら
れる。端子接続部24は、図5に示すような切り欠き付
きブレード36状に形成しても良い。ブレード36は、
基部22にブレイズ溶接される。この場合、端子接続部
24は、好ましくは銅で形成される。ネック部30およ
び端子穴20は正方形であるので、異なる端子を特別に
形成しなくても、応用例における要求に応じて、切り欠
き付きブレード36を、タブ13に対し4つの方向のう
ち任意の方向に向けることが可能である。ブレード36
の切り欠きは軸方向に延びているので、同方向のペアが
2つ存在する。ブレード36は、他の方向の切り欠きを
有してもよく、また、円形その他の開口部を有しても良
い。あるいは、ブレード36は、まったく切り欠きを有
していなくても良い。応用例によっては、端子接続部2
4は、図11に示すようなねじ山を切ったソケット3
8、もしくは2つのその様なソケット、または、図12
に示すような複数のピン受け穴40で構成しても良い。
端子接続部24が後者のタイプの場合、端子がはめ合わ
される接触部に外部からの圧力が加えられ、位置決めピ
ンがピン受け穴40とかみ合わせられる。以上説明した
端子部14は、互いに異なった形状の端子接続部24を
有しているが、各ネック部30はすべて等しい形状と大
きさとを有する。そのため、上記すべての端子部に対し
同一の端板を使用することができ、部品在庫を減らし、
素子製作の自由度を高める。このように、本発明の大き
な利点の一つは部品の互換性である。
【0052】図6および図7に示すように、端板片12
は端子部14をネック部30の周りで囲い、組立端子を
形成する。各端板片12はねじ穴44を有する。中空構
造のセラミックの外箱46は両端に開口部を有する。各
組立端子を、ねじ42を用いねじ穴44を通して各開口
部に取り付けて、外箱46を密閉する。外箱46および
組立端板19はどちらも正方形状が好ましい。このと
き、端子部14の基部22は外箱46の内部に位置し、
接触領域32に取り付けられた可溶素子34により各端
子部14を相互に接続する。また、密閉された外箱46
の内部の空間をすべて、図示しないアーク・クエンチン
グ充填剤によって埋める。この充填剤は珪砂のような流
動性の物質でも良いし、珪酸ナトリウムで固められた砂
のような固体でも良い。
【0053】実際の素子製作においては、複数の可溶素
子34を2つの端子部14の接触領域32に溶接するこ
とによって各端子部14を相互に接続した小部品を形成
することが好ましい。この場合、溶接を容易にするた
め、接触領域32は、図14に示す端子部134の接触
領域132のような王冠状を呈していても良い。また、
限られた応用例においては、可溶素子34を接触領域3
2にハンダ付けしても良い。用いられる可溶素子34の
数は、可溶素子34の寸法およびヒューズに要求される
アンペア数に依存する。
【0054】端板片12を、相互に接続された端子部1
4のうちの一方のネック部30を囲むように挿入する。
その後、ネック部30に挿入された端板片12を、端板
片12が外箱46に接触するまで、外箱46の内部に挿
入し、端板片12をねじ42を用いて外箱46に固定す
る。
【0055】アーク・クエンチング充填剤は、ネック部
30に挿入した端板片12の他方の組を外箱46に固定
する前あるいは後に導入する。後者の場合、その充填剤
の導入は、例えば珪砂などの流動性の物質を埋め穴48
を通して外箱46に注入することにより行う。その後、
埋め穴48を図示しない栓によってふさぐ。充填剤を珪
酸ナトリウム等によって固める場合は、前記他方の組を
外箱46に固定する前、および後いずれにおいても、外
箱46内にすでに導入された砂を、液体珪酸ナトリウム
槽に浸すことによって、珪酸ナトリウムを砂に浸透さ
せ、硬化させる。
【0056】このように分割式端板片を用いて端子部を
囲う構成にすることにより、従来技術では端子部を端板
に固定するために必要であったセルフタッピングねじを
使用する必要がなくなる。その結果、セルフタッピング
ねじを用いる場合に発生していた問題、具体的には素子
の組立が繁雑になったり、金属の削りかすが外箱内に侵
入したりするといった問題を解決する。
【0057】以下、本発明の他の実施態様について説明
する。
【0058】例えば、上記実施例において、組立端板は
2つ以上の端板片で構成されても良い。
【0059】可溶素子の両端を取り付けるための基部の
接触領域の形状は円形以外でも良い。即ち、図13に示
すような長方形の接触領域72を有する、正方形状の1
段(突出部)70、あるいは、図15に示すような端子
部134でも良い。また、可溶素子の端部を固定するた
めに、1段のみならず2段あるいは3段以上の段(突出
部)を形成しても良い。その場合、可溶素子の長さは段
(突出部)の数が増えるにしたがって短くなる。接触領
域の形状は、他の多角形およびその他の形状でも良い。
【0060】また、端子穴は正方形でなくとも良い。端
子部が回転することによって可溶素子を痛める可能性を
なくすため、端子穴は非円形であることが好ましい。そ
のため、平らな辺を有する部分円でも良く、あるいは、
円形で、かつ中にタブが突き出ており、そのタブがネッ
ク部の凹部とかみあう構造としても良い。また、円形で
構成し、重なり部に開けられた穴と端板片に開けられた
穴とをつないで延びる形状のピンによって回転を防止す
る構造にしても良い。さらに、端子穴は、いかなる正多
角形でも良く、その場合、多角形の辺の数だけ多くの端
子の設置方向が可能になる。正方形の場合にも、図10
に示す端板片80のようなひし形状になる方向に端子穴
を形成することも可能である。また、端板片を上記以外
の方法で互いに衝合しても良い。
【0061】また、端子穴とネック部とを異なる形状と
しても良いが、その場合、端子穴を重なり部の一方ある
いは両方の領域によって覆い、かつ端子部を固定するこ
とによって回転を防止することが必要である。例えば、
8角形状のネック部は、その相対する2辺間の距離と等
しい1辺の長さを持つ正方形状の端子穴に適合する。ま
た、重なり部は、図13および図15に示すように、同
一形状としなくても良く、連続して形成しなくても良い
が、端子穴を覆う必要がある。例えば、一方の重なり部
を、端子部を固定するのに充分な数を有する一連のタブ
としても構わない。
【0062】外箱は正方形だけでなく、円形や他の多角
形、あるいはどの様な形状でも良い。また、例えばプラ
スチックなど他の材料で作製しても良い。プラスチック
を用いる場合には、ポップ・リベット(pop rivet)を用
いて端板部を外箱に固定することも可能である。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のヒューズにより、異なる形状を持った端子接続部を有
する端子部を製作する場合にも、異なる端子穴を持った
端板を製作する必要がない。従って、部品在庫上の効率
および素子製作上の自由度が増大する。また、分割式端
板片を用いて端子部を囲う構成にすることにより、セル
フタッピングねじの使用を不必要にし、端子部を端板に
固定するためにセルフタッピングねじを用いる場合に発
生する問題、即ち、素子の組立が繁雑になったり金属の
削りかすが外箱内に侵入したりするといった問題を解決
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のヒューズの斜視図である。
【図2】図1のヒューズの組立端子の分解斜視図であ
る。
【図3】本発明のヒューズの斜視図である。
【図4】図3のヒューズの端板片の斜視図であって、突
き合わせた状態を示す。
【図5】図3のヒューズの端子部の斜視図である。
【図6】図4の端板片と図5の端子部とからなる組立端
子の斜視図である。
【図7】可溶素子を一部略した図3のヒューズの部分断
面分解正面図である。
【図8】図3のヒューズに用いられる他の端板片の斜視
図である。
【図9】図3のヒューズに用いられる更に他の端板片の
斜視図である。
【図10】図3のヒューズに用いられる更に他の端板片
の斜視図である。
【図11】図3のヒューズに用いられる他の端子部の斜
視図である。
【図12】図3のヒューズに用いられる更に他の端子部
の斜視図である。
【図13】図3のヒューズに用いられる更に他の端子部
の斜視図である。
【図14】本発明のヒューズの端子部の側面図である。
【図15】図14の端子部の正面図である。
【符号の説明】
12 端板片 13 タブ 14 端子部 16 突合せ部 18 突合せ縁 19 組立端板 20 端子穴 22 基部 24 端子接続部 26 重なり部 28 重なり部 30 ネック部 32 接触領域 34 可溶素子 36 切り欠き付きブレード 38 端子接続部 40 端子接続部 42 ねじ 44 ねじ穴 46 外箱 70 段 72 接触領域 80 端板片 132 接触領域 134 端子部

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立端板と、該組立端板に取り付けられ
    る端子部とを有する組立電気ヒューズ端子であって、 該組立端板は、突合せ縁の突合せ部において衝合され、
    該突合せ縁部において実質的に等しい板厚を有し、該突
    合せ縁が、該端子部が取り付けられる端子穴を規定する
    2以上の端板片を有し、 該端子部は、基部と端子接続部とを有し、該基部は、平
    行な2つの重なり部を備え、該2つの重なり部は、該端
    子穴に適合しかつ該端板片に囲まれるネック部によっ
    て、互いから該端板片の板厚と実質的に等しい距離だけ
    隔たれており、 該突合せ縁は該2つの重なり部の間に適合し、該突合せ
    縁の一部が該2つの重なり部の少なくとも一方に覆われ
    た該端子穴を規定する組立電気ヒューズ端子。
  2. 【請求項2】 前記ネック部の断面が、前記端子穴の形
    状および大きさと同じ形状および同じ大きさである請求
    項1に記載の組立電気ヒューズ端子。
  3. 【請求項3】 前記組立端板が概して正方形であること
    請求項1に記載の組立電気ヒューズ端子。
  4. 【請求項4】 前記突合せ縁の前記突合せ部が、前記端
    板片が互いに重なり合うように衝合するような重なり面
    の組合せからなる請求項1に記載の組立電気ヒューズ端
    子。
  5. 【請求項5】 前記突合せ縁の前記突合せ部が、前記端
    板片が互いにさねつぎで衝合されるような凸部と凹部と
    の組合せからなる請求項1に記載の組立電気ヒューズ端
    子。
  6. 【請求項6】 前記突合せ縁の前記突合せ部が、前記端
    板片の表面に対して垂直でない角度の平らな面の組合せ
    からなる請求項1に記載の組立電気ヒューズ端子。
  7. 【請求項7】 前記突合せ縁の前記突合せ部が、前記端
    板片の表面に対して垂直な角度の平らな面の組合せから
    なる請求項1に記載の組立電気ヒューズ端子。
  8. 【請求項8】 前記端子穴が、前記端子部が該端子穴中
    において回転しないような非円形状である請求項2に記
    載の組立電気ヒューズ端子。
  9. 【請求項9】 前記端子穴が多角形である請求項8に記
    載の組立電気ヒューズ端子。
  10. 【請求項10】 前記端子穴が、前記端子部が複数の角
    度で該端子穴に取り付けられるような正多角形である請
    求項9に記載の組立電気ヒューズ端子。
  11. 【請求項11】 前記端子穴が概して正方形である請求
    項10に記載の組立電気ヒューズ端子。
  12. 【請求項12】 前記端子部の前記基部が、1つ以上の
    可溶素子接触領域を更に有する請求項1に記載の組立電
    気ヒューズ端子。
  13. 【請求項13】 前記可溶素子接触領域が、王冠状の表
    面形状を有する請求項12に記載の組立電気ヒューズ端
    子。
  14. 【請求項14】 前記可溶素子接触領域が、軸方向に隔
    れた複数の同心円状の面からなる請求項12に記載の組
    立電気ヒューズ端子。
  15. 【請求項15】 前記可溶素子接触領域が、前記基部の
    正方形状突出部の側面である請求項12に記載の組立電
    気ヒューズ端子。
  16. 【請求項16】 前記端子部の前記端子接続部が、ブレ
    ードである請求項1に記載の組立電気ヒューズ端子。
  17. 【請求項17】 前記ブレードが、切り欠きを有する請
    求項15に記載の組立電気ヒューズ端子。
  18. 【請求項18】 前記ブレードが、穴を有する請求項1
    7に記載の組立電気ヒューズ端子。
  19. 【請求項19】 前記端子部の前記端子接続部が、ねじ
    山を切った1つ以上のソケットである請求項1に記載の
    組立電気ヒューズ端子。
  20. 【請求項20】 前記端子部の前記端子接続部が、複数
    のピン受け穴を有する請求項1に記載の組立電気ヒュー
    ズ端子。
  21. 【請求項21】 第1の開口部を有する中空構造の外箱
    と、 該外箱の該第1の開口部に該第1の開口部を覆うように
    固定され、かつ、第1の組立端板、および該第1の組立
    端板に取り付けられる第1の端子部を有する第1の組立
    端子と、 該第1の端子部に取り付けられ、該外箱の内部に位置す
    る1つ以上の可溶素子とを備え、 該第1の組立端板は、突合せ縁の突合せ部において互い
    に衝合され、該突合せ縁部において実質的に等しい板厚
    を有し、該突合せ縁が、該端子部が取り付けられる端子
    穴を規定する2以上の端板片を有し、 該第1の端子部は、基部と端子接続部とを有し、該基部
    は、平行な2つの重なり部を備え、該2つの重なり部
    は、該端子穴に適合しかつ該端板片に囲まれるネック部
    によって、互いから該端板片の板厚と実質的に等しい距
    離だけ隔たれており、 該突合せ縁は該2つの重なり部の間に適合し、該突合せ
    縁の一部が該2つの重なり部の少なくとも一方に覆われ
    た該端子穴を規定する電気ヒューズ。
  22. 【請求項22】 前記ネック部の断面が、前記端子穴の
    形状および大きさと同じ形状および同じ大きさである請
    求項21に記載の電気ヒューズ。
  23. 【請求項23】 前記外箱が、前記第1の開口部に対向
    する第2の開口部を更に有し、 該外箱の該第2の開口部に該第2の開口部を覆うように
    固定される第2の組立端子を更に有し、 該第2の組立端子は、第2の組立端板と、該第2の組立
    端板に固定される第2の端子部とを有し、 前記第1の端子部と該第2の端子部とを、前記1つ以上
    の可溶素子が相互に接続している請求項21に記載の電
    気ヒューズ。
  24. 【請求項24】 前記外箱が、セラミックからなり、該
    外箱内にアーク・クエンチング充填剤を更に有する請求
    項23に記載の電気ヒューズ。
  25. 【請求項25】 前記外箱が、概して正方形である請求
    項23に記載の電気ヒューズ。
  26. 【請求項26】 前記第1および第2の組立端板が、概
    して正方形である請求項25に記載の電気ヒューズ。
  27. 【請求項27】 前記端子穴が、概して正方形である請
    求項26に記載の電気ヒューズ。
  28. 【請求項28】 前記第1および第2の組立端板の少な
    くとも一方が、ヒューズとび表示器を装着するためのタ
    ブを有する請求項27に記載の電気ヒューズ。
  29. 【請求項29】 前記第1組立端板が、前記外箱にねじ
    止めされる請求項21に記載の電気ヒューズ。
  30. 【請求項30】 前記第1および第2の組立端板が、前
    記外箱ねじ止めされる請求項23に記載のヒューズ。
  31. 【請求項31】 電気ヒューズの製造方法であって、 ネック部によって互いから所定距離隔れた平行な2つの
    重なり部および1つ以上の可溶素子接触領域を有する基
    部と、端子接続部とを有する第1および第2の端子部を
    形成する工程と、 該第1および第2の端子部の可溶素子接触領域に、1つ
    以上の可溶素子を導電的に取り付けることによって、該
    第1および第2の端子部を相互に接続した小部品を形成
    する工程と、 2つ以上の端板片からなる第1の端板片の組を、該第1
    の端子部の該2つの重なり部の間に挿入することによっ
    て、該第1の端子部を該ネック部の周りで囲む工程と、 空洞および該空洞と通じている第1および第2の開口部
    を両端に有する中空構造の外箱を形成する工程と、 該小部品を該第1の開口部を通して該空洞に設置する工
    程であって、該第1の端板片の組が該外箱に接触し、か
    つ該第2の端子部が該第2の開口部から出るまで該小部
    品を該第2の端子部から先に該第1の開口部に挿入する
    工程と、 該第1の端板片の組を該外箱に固定する工程と、 2つ以上の端板片からなる第2の端板片の組を、該第2
    の端子部の該2つの重なり部の間に挿入することによっ
    て、該第2の端子部を該ネック部の周りで囲む工程と、 該第2の端板片の組を該外箱に固定する工程とを包含す
    る電気ヒューズの製造方法。
  32. 【請求項32】 前記空洞をアーク・クエンチング充填
    剤で満たす工程を更に含む請求項31に記載の電気ヒュ
    ーズの製造方法。
  33. 【請求項33】 前記空洞を満たす工程は、前記第1お
    よび第2の端板片の組が前記外箱に固定された後に、流
    動性の充填剤を該端板片に設けられた埋め穴を通して注
    入する請求項32に記載の電気ヒューズの製造方法。
  34. 【請求項34】 前記空洞を満たす工程が、前記第2の
    端子部を前記第2の端板片の組によって囲む前に行われ
    る請求項32に記載の電気ヒューズの製造方法。
  35. 【請求項35】 前記アーク・クエンチング充填剤が固
    体の充填剤であって、前記流動性の充填剤に浸透させ固
    定するように硬化させる固め材の槽に、該流動性の充填
    剤を浸す工程を更に含む請求項33に記載の電気ヒュー
    ズの製造方法。
  36. 【請求項36】 前記アーク・クエンチング充填剤が固
    体の充填剤であって、前記空洞を満たす工程が、流動性
    の充填剤を用いて該空洞を満たし、該流動性の充填剤に
    浸透させて固定するように硬化させる固め材の槽に、該
    流動性の充填剤を浸す工程を更に含む請求項34に記載
    の電気ヒューズの製造方法。
  37. 【請求項37】 前記固体の充填剤が、珪砂および硬化
    した珪酸ナトリウムを含む請求項35に記載の電気ヒュ
    ーズの製造方法。
  38. 【請求項38】 前記固体の充填剤が、珪砂および硬化
    した珪酸ナトリウムを含む請求項36に記載の電気ヒュ
    ーズの製造方法。
  39. 【請求項39】 前記1つ以上の可溶素子を前記可溶素
    子接触領域に取り付ける工程が、溶接を含む請求項31
    に記載の電気ヒューズの製造方法。
  40. 【請求項40】 前記1つ以上の可溶素子を前記可溶素
    子接触領域に取り付ける工程が、ハンダ付けを含む請求
    項31に記載の電気ヒューズの製造方法。
JP5197580A 1993-02-08 1993-08-09 分割端板式組立ヒューズ Withdrawn JPH06243775A (ja)

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