JPH06243913A - 電線接続部の防水構造 - Google Patents

電線接続部の防水構造

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JPH06243913A
JPH06243913A JP5317393A JP5317393A JPH06243913A JP H06243913 A JPH06243913 A JP H06243913A JP 5317393 A JP5317393 A JP 5317393A JP 5317393 A JP5317393 A JP 5317393A JP H06243913 A JPH06243913 A JP H06243913A
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JP
Japan
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electric wire
housing case
wall
filler
peripheral wall
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Application number
JP5317393A
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English (en)
Inventor
Heiji Takase
平二 高瀬
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の電線相互の接続を極めて簡単な構成で
且つ絶縁性及び防水性を確実に確保できる電線接続部の
防水構造を提供する。 【構成】 収容ケース17は上部に開口した円筒状のケ
ースであり、周壁上部には対向した一対の係止受部18
が設けられており、ケース内には導電性の充填材19が
所要量充填されている。一方、円筒状のゴム栓13の外
周壁上の下端部には収容ケース17の内壁17aに圧接
するような環状リブを成す外壁シール部16を設け、該
シール部16より上方の外周壁上には収容ケース17に
設けた係止受部18に係合する対向した一対の係止突起
15が形成されている。更にゴム栓13には、リード線
11の先端導体部に圧着された接続端子12を挿通する
ための貫通孔14がリード線11の本数に応じて穿設さ
れている。この貫通孔14の内周壁上には接続端子12
を挿通したときに圧接するように環状リブを成す内壁シ
ール部14aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネス等の接
続電線の分岐部や電線相互の接続部の絶縁性及び防水性
を確保する電線接続部の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に複数の電線を接続する場合、各々
電線端部の被覆部を切除して相互の導体部を半田等の導
電材料で接続し、その接続部の周囲を絶縁材料で被覆し
ている。この場合、電線接続部は絶縁性を確保すると共
に、水等を侵入させない防水構造にする必要がある。そ
のために、接続部周囲を樹脂材料等でモールドする方法
や防水構造を設けたコネクタ等を使用する方法が採られ
ている。先ず、樹脂材料でモールドする従来例として、
例えば図5及び図6に示すようなものがある。図5は電
線4と電線5とを接続用導体6を用いて電気的に接続
し、この接続部を樹脂7でモールドして防水処理したも
のである。このモールド方法は、所定の金型内へ電線接
続部を載置して、そこへ溶融樹脂を流し込んで硬化させ
ることによって形成するものである。
【0003】図6は電線4と電線5とを接続用導体6を
用いて電気的に接続してから、ブチルゴム等の粘着性を
有する絶縁材料1を塗布した塩化ビニル等の絶縁シート
2上に前記接続部を載置して絶縁シート2で巻き込んで
から、最後にその端部を既に巻かれている絶縁シート2
の背面に接着剤で接着して巻き止めするものである。
【0004】図7及び図8はワイヤハーネス相互間を接
続する従来の電気コネクタの構造を示したものである。
これは雄コネクタ1と雌コネクタ2から成るもので、こ
の雌コネクタ2の内部に設けられている複数の雌型端子
2dは、雄コネクタハウジング1a内に組込まれている
雄型端子1dを介してリード線1eに接続できる構造と
成っている。雄コネクタ1には、雄コネクタハウジング
1a内部の端子収容室1b内に、係止ランス1cによっ
て固定され、リード線1eの端部に固着された雄型端子
1dが接続されている。そして、この端子収容室1bの
開口部とリード線1eとの間隙に密嵌合されて雄コネク
タハウジング1a内の防水性を得るためのパッキン1f
がリード線1eに嵌挿されている。
【0005】また、雌コネクタ2には、雌コネクタハウ
ジング2a内部の端子収容室2b内に、係止ランス2c
によって固定され、リード線2eの端部に固着された雌
型端子2dが接続されている。そして、上記端子収容室
2bの開口部とリード線2eとの間隙に密嵌合されて、
雌コネクタハウジング2a内の防水性を得るためのパッ
キン2fがリード線2eに嵌挿されている。また、雄コ
ネクタ1との嵌合を保持する係止片2gを有している。
そして、雄コネクタ1と雌コネクタ2との嵌合時におい
て、両コネクタハウジング間を水密に保持するためのパ
ッキン3が雌コネクタハウジング2aの奥底に嵌入され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の防水構造にあっては、以下に示すような問
題点を残している。まず図5に示したものは、電線と樹
脂との境界部分Aから水が浸入することがあり、電線接
続部に錆が生じ導通不良やリーク電流の発生等を惹起す
ることがあり、且つモールド設備のある所でしか作業が
できない。また図6に示したものは、分岐する極数が増
加した場合は絶縁材を絶縁シートで巻付けた処理だけで
は十分な防水性を確保することができない。更に、作業
者によっては接続用導体の圧着作業は難度を要し、製造
工程でのバラツキが出て来る。
【0007】次に図7及び図8に示したものは、分岐す
る極数か増加した場合でも防水性を確保することは可能
であるが、そのための構成部品が多く必要になり、且つ
製造工程数が多くなって、コストアップを招くという問
題がある。本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされ
たものであって、複数の電線相互の接続を極めて簡単な
構成で且つ絶縁性及び防水性を確実に確保できる電線接
続部の防水構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、接
続電線を複数本に分岐するか又は接続電線を相互に接続
する場合の複数の電線端部を接続する電線接続部の防水
構造において、所要量の充填剤を入れ係止受部を有する
収容ケースの開口部に、前記係止受部に係合する係止突
起とシール部を外周壁に設けると共に、内壁にシール部
を有する電線用貫通孔を複数穿設した蓋体を嵌合させ、
前記貫通孔に前記電線端部を挿通することにより、前記
電線端部が前記充填剤の硬化に伴って前記収容ケース中
に接続固定されることを特徴とする電線接続部の防水構
造によって達成することができる。また上記目的は、前
記充填剤が導電性を有するエポキシ系樹脂であることに
よって達成することができる。更に上記目的は、前記電
線端部には先端に抜け止め用の円板部を形成した接続端
子が設けられていることによって達成することができ
る。
【0009】
【作 用】収容ケースに所要量の充填剤を入れてから、
蓋体を収容ケース開口部から嵌挿させ、蓋体の係止突起
が収容ケースの係止受部に係止されることで蓋体は収容
ケースに嵌合される。この際、充填剤の上面は蓋体の下
面に当接すると共に、蓋体の外周壁に設けたシール部に
よって密封され、蓋体と収容ケースとの防水性は確保さ
れる。次に電線端部を蓋体の貫通孔に挿入し、更に充填
剤に充分漬浸するように収容ケース底面方向に押し込む
と、電線端部は充填剤の硬化に伴って固定され、電線は
貫通孔の内壁に形成したシール部によって水密にシール
される。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係わる電線接続部の防水構造
の一実施例を図1乃至図4に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す電線接続部の防水構造の
斜視図、図2は収容ケースにゴム栓を嵌合させる前の状
態を示す図1のC−C断面図、図3は充填剤を所要量入
れた収容ケースにゴム栓を嵌合させた状態を示す断面
図、図4は収容ケースに電線端部を挿入して組付けが完
了した状態を示す断面図である。
【0011】図1に示すように、本発明に係わる電線接
続部は主に収容ケース17とゴム栓13から成る。収容
ケース17は上部に開口した円筒状のケースであり、周
壁上部には対向した一対の係止受部18が設けられてお
り、ケース内には導電性の充填材19が所要量充填され
ている。一方、円筒状のゴム栓13の外周壁上の下端部
には収容ケース17の内壁17aに圧接するような環状
リブを成す外壁シール部16を設け、該シール部16よ
り上方の外周壁上には収容ケース17に設けた係止受部
18に係合する対向した一対の係止突起15が形成され
ている。更にゴム栓13には、リード線11の先端導体
部に圧着された接続端子12を挿通するための貫通孔1
4がリード線11の本数に応じて穿設されている。この
貫通孔14の内周壁上には接続端子12を挿通したとき
に圧接するように環状リブを成す内壁シール部14aが
形成されている。また、接続端子12の先端には円板状
に拡径した抜け止め用の円板部12aが形成されてい
る。
【0012】次に上述の構成部材による組付けについて
説明する。図2に示すように、先ず収容ケース17内に
所要量の充填剤19を入れる。この充填剤19は、本実
施例では固有抵抗が10-5cm・Ω程度の導電性材料で
あり、塩化ビニル、PBT(ポリブチレンテレフタレー
ト)、PP(ポリプロピレン)、ナイロン等となじみの
良い熱硬化性のエポキシ樹脂である。この充填剤19の
所要量は、ゴム栓13を収容ケース17内に嵌入して係
止突起15と係止受部18とを係合させた時、充填剤1
9がゴム栓13の下面13aと当接すると共に、貫通孔
14中の下縁にわずかに浸入する程度、即ち収容ケース
17における充填した樹脂表面から係止受部18下縁ま
での高さh2 よりゴム栓13の係止突起15下縁からゴ
ム栓下面13aまでの高さh1 がわずかに大きくなる程
度である。そして、図3に示すように収容ケース17の
開口した上部よりゴム栓13を嵌め込み、外壁シール部
16が収容ケース17の内壁17aに当接した状態で更
に下方に押し込むとゴム栓13側の係止突起15が収容
ケース17側の係止受部18に係合してゴム栓13は収
容ケース17に固定される。
【0013】次に図4に示すように、リード線11の先
端導体部に固着された接続端子12が貫通孔14内へ挿
入され、接続端子12が充填剤19に漬浸された状態で
収容ケース17の底面方向に更に押し込まれる。この状
態ではリード線11は貫通孔14の内壁シール部14a
と水密状態に圧接している。そして、熱硬化性のエポキ
シ樹脂である充填剤19を常温又は高温にて(加熱)放
置して硬化させる。これによりリード線11は収容ケー
ス17内で水密状態で固定されると共に、導電性の充填
剤19によりリード線11間が導通してリード線の分岐
配索を行うことができる。また、外壁シール部16と内
壁シール部14aにより充填剤19が完全に密封される
ため、完全に充填剤19が硬化していない状態でもリー
ド線11の配索作業等を行うことができ、作業効率の向
上を図ることができる。
【0014】更に、リード線11にP方向の引張力が働
いた時、接続端子12の円板部12aによって接続端子
12の抜け出しが阻止される。なお、リード線11端部
に接続端子12を固着せずに、そのまま貫通孔14内に
挿入しても内壁シール部14aの圧接力と充填剤19の
硬化により十分な保持力を得ることができる。
【0015】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、応用例として事前に収容ケース17の底面
からアース端子20を圧入しておけば、車体アース付仕
様も可能となる。また、充填剤19の所要量は収容ケー
スとゴム栓形状を考慮して最少限とすることが望まし
く、本実施例においては円筒形構造としたが、本発明は
円筒形に限定されるものでないことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電線接続
部の防水構造によれば、充填剤を入れた収容ケースにシ
ール部を設けた蓋体を嵌合させ、該蓋体の貫通孔に接続
端子を挿通させる構造としたため、構成がきわめて簡単
であり、構成部品点数が少なくて済む。よって、構成部
品の加工工程数及び組付け工程数が少なくて済み、防水
タイプのワイヤハーネス分岐部品が低コストで生産でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線接続部の防水構造の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】収容ケースにゴム栓を嵌合する前の状態を示す
図1のC−C断面図である。
【図3】充填剤を入れた収容ケースにゴム栓を嵌合させ
た状態を示す断面図である。
【図4】収容ケースに電線端部を挿入して組付けが完了
した状態を示す断面図である。
【図5】第1従来例の断面図である。
【図6】第2従来例の断面図である。
【図7】第3従来例であるコネクタの斜視図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【符号の説明】 11 リード線(電線) 12 接続端子 12a 円板部 13 ゴム栓(蓋体) 13a ゴム栓下面 14 貫通孔 14a 内壁シール部 15 係止突起 16 外壁シール部 17 収容ケース 17a 収容ケース内壁 18 係止受部 19 充填剤 20 アース端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続電線を複数本に分岐するか又は接続
    電線を相互に接続する場合の複数の電線端部を接続する
    電線接続部の防水構造において、所要量の充填剤を入れ
    係止受部を有する収容ケースの開口部に、前記係止受部
    に係合する係止突起とシール部を外周壁に設けると共
    に、内壁にシール部を有する電線用貫通孔を複数穿設し
    た蓋体を嵌合させ、前記貫通孔に前記電線端部を挿通す
    ることにより、前記電線端部が前記充填剤の硬化に伴っ
    て前記収容ケース中に接続固定されることを特徴とする
    電線接続部の防水構造。
  2. 【請求項2】 前記充填剤が導電性を有するエポキシ系
    樹脂であることを特徴とする請求項1記載の電線接続部
    の防水構造。
  3. 【請求項3】 前記電線端部には先端に抜け止め用の円
    板部を形成した接続端子が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の電線接続部の防水構造。
JP5317393A 1993-02-19 1993-02-19 電線接続部の防水構造 Pending JPH06243913A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004026570B4 (de) * 2003-05-30 2008-04-30 Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi Vorrichtung zum Aufnehmen von gespleißten Abschnitten und Verfahren zum Aufnehmen von derartigen gespleißten Abschnitten
WO2008096277A3 (en) * 2007-02-05 2009-02-26 Framatome Connectors Int Sealable electrical connector
WO2011106934A1 (zh) * 2010-03-03 2011-09-09 戚郁芬 具有连接部及中空管柱及被连接部的通信缆线接续分线壳
TWI416831B (zh) * 2010-03-03 2013-11-21 Chi Yu Fen And a communication cable having a connecting portion and a hollow column and a connected portion

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