JPH06244034A - 油入誘導電器の冷却方法および構造 - Google Patents
油入誘導電器の冷却方法および構造Info
- Publication number
- JPH06244034A JPH06244034A JP2835893A JP2835893A JPH06244034A JP H06244034 A JPH06244034 A JP H06244034A JP 2835893 A JP2835893 A JP 2835893A JP 2835893 A JP2835893 A JP 2835893A JP H06244034 A JPH06244034 A JP H06244034A
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- JP
- Japan
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- iron core
- oil
- tank
- windings
- winding
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】鉄心脚を巻回する複数段の巻線の温度上昇が互
いに均一になるようにする。 【構成】放熱器を介してタンク1内に流れ込む絶縁油2
が巻線3間に介在する間隙3Aに巻線3の外側から内側
に向けて流入するようにする。
いに均一になるようにする。 【構成】放熱器を介してタンク1内に流れ込む絶縁油2
が巻線3間に介在する間隙3Aに巻線3の外側から内側
に向けて流入するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力系統を安定化さ
せるための無効電力補償装置において、GTOサイリス
タと組み合わせて用いられる油入変圧器の冷却方法およ
び構造に関する。
せるための無効電力補償装置において、GTOサイリス
タと組み合わせて用いられる油入変圧器の冷却方法およ
び構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の油入変圧器の冷却構造を示
す断面図である。鉄心7が垂直な鉄心脚7Cを図2の奥
行方向に複数本備え、その上下端で水平な上部継鉄7
A、下部継鉄7Bが接合されている。さらに、鉄心脚7
Cの中間にも水平な中間継鉄7Dが接合され、図示され
ていない鉄心窓が複数形成さている。この鉄心窓のそれ
ぞれを貫通し、鉄心脚7Cを巻回する巻線3が3段に配
されている。巻線3と鉄心7は、絶縁油2とともにタン
ク1内部に収納されている。 なお、図2の巻線3は3
段で構成されているが、必ずしも3段とは限らず、2段
以上、一般にn段のものがある。
す断面図である。鉄心7が垂直な鉄心脚7Cを図2の奥
行方向に複数本備え、その上下端で水平な上部継鉄7
A、下部継鉄7Bが接合されている。さらに、鉄心脚7
Cの中間にも水平な中間継鉄7Dが接合され、図示され
ていない鉄心窓が複数形成さている。この鉄心窓のそれ
ぞれを貫通し、鉄心脚7Cを巻回する巻線3が3段に配
されている。巻線3と鉄心7は、絶縁油2とともにタン
ク1内部に収納されている。 なお、図2の巻線3は3
段で構成されているが、必ずしも3段とは限らず、2段
以上、一般にn段のものがある。
【0003】この巻線3の冷却構造として、タンク1の
上部配管6Aが図示されていない別置の放熱器を介して
下部配管6Bに接続されている。絶縁油2は矢印2Aの
ように上部配管6A、放熱器、下部配管6B、タンク1
内部の順に循環することによって放熱している。絶縁油
2の循環方法には対流によって自然循環させる方式と、
下部配管6Bに介装された図示されていない送油ポンプ
によって強制循環させる方式とがある。いずれの方式に
おいても、タンク1内の下部には絶縁性のオイルガイド
50が配され、下部配管6Bから流入する絶縁油2を巻
線3と鉄心脚7Cとの間に導いている。また、別のオイ
ルガイド51が巻線3の間にそれぞれ介在する間隙3A
の外側を覆い、絶縁油2が巻線3に沿って上方へ流れる
ように導いている。
上部配管6Aが図示されていない別置の放熱器を介して
下部配管6Bに接続されている。絶縁油2は矢印2Aの
ように上部配管6A、放熱器、下部配管6B、タンク1
内部の順に循環することによって放熱している。絶縁油
2の循環方法には対流によって自然循環させる方式と、
下部配管6Bに介装された図示されていない送油ポンプ
によって強制循環させる方式とがある。いずれの方式に
おいても、タンク1内の下部には絶縁性のオイルガイド
50が配され、下部配管6Bから流入する絶縁油2を巻
線3と鉄心脚7Cとの間に導いている。また、別のオイ
ルガイド51が巻線3の間にそれぞれ介在する間隙3A
の外側を覆い、絶縁油2が巻線3に沿って上方へ流れる
ように導いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、各巻線の温度上昇が均一になら
ないという問題があった。すなわち、絶縁油が巻線内を
上昇していく過程で各巻線によって暖められるので、上
部巻線に行くに従って絶縁油の温度が高くなる。そのた
めに、下段の巻線はよく冷えるが、上段の巻線はよく冷
えないというアンバランスが生じていた。最上段の巻線
が許容温度以内になるように冷却設計がなされていたの
で、放熱器などの冷却装置がどうしても大きくなる傾向
にあった。
たような従来の装置は、各巻線の温度上昇が均一になら
ないという問題があった。すなわち、絶縁油が巻線内を
上昇していく過程で各巻線によって暖められるので、上
部巻線に行くに従って絶縁油の温度が高くなる。そのた
めに、下段の巻線はよく冷えるが、上段の巻線はよく冷
えないというアンバランスが生じていた。最上段の巻線
が許容温度以内になるように冷却設計がなされていたの
で、放熱器などの冷却装置がどうしても大きくなる傾向
にあった。
【0005】この発明の目的は、各巻線の温度上昇を均
一にすることにある。
一にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の方法によれば、複数の垂直な鉄心脚がそ
の両端で上下の水平な継鉄を介して互いに接合されてな
る鉄心と、この鉄心の鉄心脚を巻回し、鉄心脚の軸方向
に間隙を介して複数段に配された巻線と、この巻線と前
記鉄心とを収納し絶縁油が充填されたタンクとにより構
成された油入誘導電器において、タンク内の絶縁油を別
置の放熱器を介して循環させることによって巻線を冷却
する方法であって、放熱器を介してタンク内に流れ込む
絶縁油が巻線間に介在する前記間隙に巻線の外側から内
側に向けて流入するように導かれることとする。
に、この発明の方法によれば、複数の垂直な鉄心脚がそ
の両端で上下の水平な継鉄を介して互いに接合されてな
る鉄心と、この鉄心の鉄心脚を巻回し、鉄心脚の軸方向
に間隙を介して複数段に配された巻線と、この巻線と前
記鉄心とを収納し絶縁油が充填されたタンクとにより構
成された油入誘導電器において、タンク内の絶縁油を別
置の放熱器を介して循環させることによって巻線を冷却
する方法であって、放熱器を介してタンク内に流れ込む
絶縁油が巻線間に介在する前記間隙に巻線の外側から内
側に向けて流入するように導かれることとする。
【0007】また、上記目的を達成するために、この発
明によれば、複数の垂直な鉄心脚がその両端で上下の水
平な継鉄を介して互いに接合されてなる鉄心と、この鉄
心の鉄心脚を巻回し、鉄心脚の軸方向に間隙を介して複
数段に配された巻線と、この巻線と前記鉄心とを収納し
絶縁油が充填されたタンクとにより構成された油入誘導
電器の前記タンク内の絶縁油を別置の放熱器を介して循
環させることによって巻線を冷却するものにおいて、放
熱器を介してタンク内に流れ込む絶縁油をタンク内の下
部空間に導くオイルガイドと、このオイルガイドに一方
端が接続され、タンク内の下部空間と各巻線間に介在す
る前記間隙とを巻線の外側を介して連通させる導油ダク
トとが設けられたものとする。
明によれば、複数の垂直な鉄心脚がその両端で上下の水
平な継鉄を介して互いに接合されてなる鉄心と、この鉄
心の鉄心脚を巻回し、鉄心脚の軸方向に間隙を介して複
数段に配された巻線と、この巻線と前記鉄心とを収納し
絶縁油が充填されたタンクとにより構成された油入誘導
電器の前記タンク内の絶縁油を別置の放熱器を介して循
環させることによって巻線を冷却するものにおいて、放
熱器を介してタンク内に流れ込む絶縁油をタンク内の下
部空間に導くオイルガイドと、このオイルガイドに一方
端が接続され、タンク内の下部空間と各巻線間に介在す
る前記間隙とを巻線の外側を介して連通させる導油ダク
トとが設けられたものとする。
【0008】
【作用】この発明の方法によれば、放熱器を介してタン
ク内に流れ込む絶縁油が巻線間に介在する間隙に巻線の
外側から内側に向けて流入するように導油ダクトによっ
て導かれる。絶縁油が他の巻線を経由しないで各巻線に
到達するので、各段の巻線に流入する絶縁油の温度が同
一になる。そのために、巻線の温度上昇が均一になる。
ク内に流れ込む絶縁油が巻線間に介在する間隙に巻線の
外側から内側に向けて流入するように導油ダクトによっ
て導かれる。絶縁油が他の巻線を経由しないで各巻線に
到達するので、各段の巻線に流入する絶縁油の温度が同
一になる。そのために、巻線の温度上昇が均一になる。
【0009】
【実施例】以下この発明を実施例に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施例にかかる油入変圧器の冷却構造
を示す断面図である。オイルガイド5によってタンク1
の下部空間1Aが仕切られ、このオイルガイド5と各巻
線3の間隙3Aとの間にそれぞれ絶縁性の導油ダクト4
が接続される。その他の構成は図2の従来の構造と同じ
である。同じ部分には同一参照符号を用いることにより
詳細な説明は省略する。
図1はこの発明の実施例にかかる油入変圧器の冷却構造
を示す断面図である。オイルガイド5によってタンク1
の下部空間1Aが仕切られ、このオイルガイド5と各巻
線3の間隙3Aとの間にそれぞれ絶縁性の導油ダクト4
が接続される。その他の構成は図2の従来の構造と同じ
である。同じ部分には同一参照符号を用いることにより
詳細な説明は省略する。
【0010】巻線3のそれぞれに導油ダクト4が下部空
間1Aの絶縁油2を矢印2Aのように導くので、各巻線
3には同一の温度の絶縁油2が流入するようになる。最
上下部の巻線3には下部空間1Aから直接流入する。し
たがって、各巻線3の温度上昇は均一化され、放熱器も
従来のものより小型化することができる。なお、図1の
実施例は、巻線が3段で構成された図2の装置に対応す
るものである。巻線がn段ならば、n−1本の導油ダク
トにより、各巻線の間隙へ絶縁油を導く構成にすればよ
い。また、この発明による冷却方法は中間継鉄のない油
入誘導電器にも適用可能である。すなわち、鉄心脚の軸
方向に間隙を介して複数段に配された巻線構造の場合に
適用され、その温度分布を均一にすることができる。
間1Aの絶縁油2を矢印2Aのように導くので、各巻線
3には同一の温度の絶縁油2が流入するようになる。最
上下部の巻線3には下部空間1Aから直接流入する。し
たがって、各巻線3の温度上昇は均一化され、放熱器も
従来のものより小型化することができる。なお、図1の
実施例は、巻線が3段で構成された図2の装置に対応す
るものである。巻線がn段ならば、n−1本の導油ダク
トにより、各巻線の間隙へ絶縁油を導く構成にすればよ
い。また、この発明による冷却方法は中間継鉄のない油
入誘導電器にも適用可能である。すなわち、鉄心脚の軸
方向に間隙を介して複数段に配された巻線構造の場合に
適用され、その温度分布を均一にすることができる。
【0011】
【発明の効果】この発明は前述のように、絶縁油を巻線
の間隙に外側から流入するように導いたので、各巻線の
温度が均一になり、放熱器を小型にすることができるよ
うになった。
の間隙に外側から流入するように導いたので、各巻線の
温度が均一になり、放熱器を小型にすることができるよ
うになった。
【図1】この発明の実施例にかかる油入変圧器の冷却構
造を示す断面図
造を示す断面図
【図2】従来の油入変圧器の冷却構造を示す断面図
1:タンク、1A:下部空間、2:絶縁油、2A:矢
印、3:巻線、3A:間隙、4:導油ダクト、5:オイ
ルガイド、6A:上部配管、6B:下部配管、7:鉄
心、7A:上部継鉄、7B:下部継鉄、7C:鉄心脚、
7D:中間継鉄
印、3:巻線、3A:間隙、4:導油ダクト、5:オイ
ルガイド、6A:上部配管、6B:下部配管、7:鉄
心、7A:上部継鉄、7B:下部継鉄、7C:鉄心脚、
7D:中間継鉄
Claims (2)
- 【請求項1】複数の垂直な鉄心脚がその両端で上下の水
平な継鉄を介して互いに接合されてなる鉄心と、この鉄
心の鉄心脚を巻回し、鉄心脚の軸方向に間隙を介して複
数段に配された巻線と、この巻線と前記鉄心とを収納し
絶縁油が充填されたタンクとにより構成された油入誘導
電器において、タンク内の絶縁油を別置の放熱器を介し
て循環させることによって巻線を冷却する方法であっ
て、放熱器を介してタンク内に流れ込む絶縁油が巻線間
に介在する前記間隙に巻線の外側から内側に向けて流入
するように導かれることを特徴とする油入誘導電器の冷
却方法。 - 【請求項2】請求項1記載の方法を実施する構造であっ
て、複数の垂直な鉄心脚がその両端で上下の水平な継鉄
を介して互いに接合されてなる鉄心と、この鉄心の鉄心
脚を巻回し、鉄心脚の軸方向に間隙を介して複数段に配
された巻線と、この巻線と前記鉄心とを収納し絶縁油が
充填されたタンクとにより構成された油入誘導電器の前
記タンク内の絶縁油を別置の放熱器を介して循環させる
ことによって巻線を冷却するものにおいて、放熱器を介
してタンク内に流れ込む絶縁油をタンク内の下部空間に
導くオイルガイドと、このオイルガイドに一方端が接続
され、タンク内の下部空間と各巻線間に介在する前記間
隙とを巻線の外側を介して連通させる導油ダクトとが設
けられたことを特徴とする油入誘導電器の冷却構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2835893A JPH06244034A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 油入誘導電器の冷却方法および構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2835893A JPH06244034A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 油入誘導電器の冷却方法および構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06244034A true JPH06244034A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12246398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2835893A Pending JPH06244034A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 油入誘導電器の冷却方法および構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06244034A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109786075A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-05-21 | 华翔翔能电气股份有限公司 | 一种大容量油浸式变压器 |
| JP2022152034A (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-12 | 株式会社日立産機システム | 油入変圧器 |
| CN120413236A (zh) * | 2025-07-01 | 2025-08-01 | 大连第二互感器集团有限公司 | 一种油浸式高压互感器 |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP2835893A patent/JPH06244034A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109786075A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-05-21 | 华翔翔能电气股份有限公司 | 一种大容量油浸式变压器 |
| JP2022152034A (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-12 | 株式会社日立産機システム | 油入変圧器 |
| CN120413236A (zh) * | 2025-07-01 | 2025-08-01 | 大连第二互感器集团有限公司 | 一种油浸式高压互感器 |
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