JPH06244143A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH06244143A
JPH06244143A JP4854193A JP4854193A JPH06244143A JP H06244143 A JPH06244143 A JP H06244143A JP 4854193 A JP4854193 A JP 4854193A JP 4854193 A JP4854193 A JP 4854193A JP H06244143 A JPH06244143 A JP H06244143A
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JP
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temperature
heater
wafer
susceptor
insulator
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JP4854193A
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Yoichi Ueda
庸一 上田
Mitsuaki Komino
光明 小美野
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度調整用ヒータに熱衝撃等に強い窒化アル
ミニウムを絶縁体として用いた処理装置を提供する。 【構成】 処理容器4内に、チャック部22と冷却手段
16を有する載置台8を収容してなる処理装置におい
て、チャック部と冷却手段16との間に伝達する冷熱を
調整する温度調整用ヒータ52を設け、このヒータの絶
縁体56として熱衝撃に強い窒化アルミニウムを用い、
この絶縁体を破壊することなくチャック部に吸着する被
処理体Wの急激な温度変化を可能ならしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エッチング装置やスパ
ッタリング装置のような処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体製造工程においては、被
処理体である例えば半導体ウエハは各種の処理装置にお
いてスパッタリング処理やエッチング処理等が繰り返し
て施される。この場合、ウエハを処理容器内に確実に保
持する必要があり、ウエハをクランプ等で固定する従来
のメカニカルチャック方式は、ウエハの周囲或いは表面
を押さえなければならない為、必ずクロスコンタミネー
ションやパーティクル発生の原因になることは明らかで
ある。これらの理由から、メカニカルチャックと比較し
て発生するパーティクルが遥かに少ない静電チャックが
主に用いられている。この静電チャックの吸着原理は、
ウエハに対して絶縁層を介して対向配置される電極に直
流高電圧を印加してウエハの電極対向面に電極の電荷と
逆の電荷を生ぜしめ、これらの間に作用するクーロン力
によってウエハを、静電チャックが取り付けられたサセ
プタ側へ吸着保持するようになっている。
【0003】そして、サセプタの下面には、例えばプラ
ズマ等により加熱されるウエハの温度を所定の処理温度
まで冷却して制御するための冷媒等を流通させる冷媒通
路を備えた冷却ブロックが設けられており、これからの
冷熱をウエハに供給するようになっている。そして、通
常ウエハの処理は真空等の減圧下にて行われることか
ら、ウエハと静電チャックとの境界面或いはサセプタと
冷却ブロックとの境界面等において伝熱の機能を果す気
体が非常に少なくなって伝熱効率が非常に低下すること
から、これを補うためにこれらの境界面に伝熱促進ガス
を供給して、ウエハ温度を効果的に制御する試みがなさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のウエハの冷却構造にあっては、一般的に冷媒として
フロリナートやパーフロロカーボン等のフロン系のガス
を使用し、この冷媒自体の温度を調整することによりウ
エハの温度を制御するようになっている。しかしなが
ら、一般的には冷媒通路とウエハとの間の距離がかなり
長いので温度調節された冷媒の温度がウエハ温度に影響
を与えるまでにかなりの時間を要して熱応答性が悪かっ
た。このために、ウエハ温度を迅速に制御できないとい
う改善点があった。特に、ウエハと冷却ブロックとの間
には部材の接合面、すなわち部材界面が複数箇所存在す
るので、更に、熱応答性を劣化させるという問題点があ
った。
【0005】また、最近、ウエハを例えば液体窒素を用
いて−150℃程度の超低温にしておき、この状態で減
圧状態にてエッチング処理を施す、いわゆる低温エッチ
ング処理法が開発されるに至っており、この低温エッチ
ング処理によれば、例えばポシリコンやシリコン酸化膜
のエッチングを行う場合には、下地との間の選択比を従
来方法と比較して大きくすることができ、しかも異方性
も十分に確保することができる。しかしながら、この低
温エッチング処理を上記した構造において採用しても前
述した如き問題点が発生していた。そこで、本発明者等
は先の出願(特願平4−220623号)において、サ
セプタと冷却手段との間に、温度調整用ヒータを設けた
装置を提案した。
【0006】そして、このヒータの発熱量を制御して冷
却手段からウエハに供給される冷熱を調整することによ
りウエハ温度を制御し、これにより熱応答性等を改善し
たり、種々の異なる温度においてウエハを処理すること
が可能となった。そして、この提案した装置にあって
は、ヒータの絶縁材料として例えばAl23 、SiC
等を使用しているが、Al23 は熱衝撃に対して比較
的弱いことからウエハの処理温度を例えば−150℃か
ら+50℃に急激に変化させるような場合には熱衝撃に
よって材料破壊を生じたり、或いは高ワット密度を出せ
ないのみならず、熱伝導性が劣ることからウエハ温度の
面内均一性を十分に確保できないという改善点があっ
た。
【0007】また、SiCはAl23 に比較して熱伝
導率、熱膨張率において良好な特性を有しているが、絶
縁耐圧が低く、誘電率が大きい欠点がある他、現状では
ホットプレス法によってしか製造できない為非常に高価
であり、コストの上昇を余儀なくされるという問題を有
している。本発明は、以上のような問題点に着目し、こ
れを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の
目的は、温度調整用ヒータに熱衝撃等に強い窒化アルミ
ニウムを絶縁体として用いた処理装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、処理容器内に、上部に被処理体を吸着
保持するチャック部を有すると共に下部に前記被処理体
を冷却する冷却手段を有する載置台を収容してなる処理
装置において、前記チャック部と前記冷却手段との間
に、前記被処理体へ供給される冷熱を調整するために窒
化アルミニウムを絶縁体として用いた温度調整用ヒータ
を設けるようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明は、以上のように構成されたので、被処
理体はチャック部により吸着保持されており、冷却手段
からの冷熱は被処理体に伝達する際に温度調整用ヒータ
からの温熱により制御されて被処理体に伝わることにな
る。従って、このヒータの発熱量を制御することにより
被処理体の温度を迅速に制御でき、熱応答性を向上させ
ることが可能となる。この場合、被処理体の処理温度を
変えるべく短時間にヒータ発熱量を大幅に変化させて熱
衝撃が発生しても窒化アルミニウムをヒータの絶縁体と
して用いているのでこれが破壊することがなく、また、
被処理体の面内均一性も確保することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係る処理装置の一実施例を
添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る処理
装置の一実施例を示す断面図、図2は図1に示す処理装
置の載置台を示す概略分解図、図3は本発明装置に用い
る温度調整用ヒータを示す平面図、図4は図3に示すヒ
ータの断面図である。
【0011】本実施例においては、処理装置としてプラ
ズマエッチング装置を例にとって説明する。図示するよ
うにこのエッチング装置2は、導電性材料、例えばアル
ミニウム等により円筒或いは矩形状に成形された処理容
器4を有しており、この容器4内の底部にはセラミック
等の絶縁板6を介して被処理体、例えば半導体ウエハW
を載置するための略円柱状の載置台8が収容されてい
る。この載置台8は、アルミニウム等により円柱状に成
形されたサセプタ支持台10と、この上にボルト12に
より着脱自在に設けられたアルミニウム等よりなるサセ
プタ14とにより主に構成されている。
【0012】上記サセプタ支持台10には、冷却手段、
例えば冷却ジャケット16が設けられており、このジャ
ケット16には例えば液体窒素等の冷媒が冷媒導入管1
8を介して導入されてジャケット内を循環し、冷媒排出
管20より容器外へ排出される。上記サセプタ14は、
中央部が突状になされた円板状に成形され、その中央の
ウエハ載置部にはチャック部として、例えば静電チャッ
ク22がウエハ面積と略同じ面積で形成されている。こ
の静電チャック22は、例えば2枚の高分子ポリイミド
フィルム間に銅箔等の導電膜24を絶縁状態で挟み込む
ことにより形成され、この導電膜24は電圧供給リード
26により途中高周波をカットするフィルタ27を介し
て直流高電圧源28に接続されている。従って、この導
電膜24に高電圧を印加することにより、チャック22
の上面にウエハWをクーロン力により吸引保持し得るよ
うに構成される。そして、サセプタ支持台10及びサセ
プタ14には、He等の伝熱促進ガスをウエハWの裏面
に供給するためのガス通路30が形成されている。尚、
上記静電チャック22にも伝熱促進ガスを通過させる多
数の通気孔(図示せず)が形成される。
【0013】また、サセプタ14の上端周縁部には、ウ
エハWを囲むように環状のフォーカスリング32が配置
されている。このフォーカスリング32は反応性イオン
を引き寄せない絶縁性の材質からなり、反応性イオンを
内側の半導体ウエハWにだけ効果的に入射せしめる。そ
して、このサセプタ14には、中空に成形された導体よ
りなるパイプリード34がサセプタ支持台10を貫通し
て設けられており、このパイプリード34には配線36
を介して例えば13.56MHzのプラズマ発生用の高
周波電源38に接続されている。従って、上記サセプタ
14は下部電極として構成されることになる。そして、
この配線36には、ノイズカット用のフィルタ40及び
マッチング用のコンデンサ42が順次介設される。
【0014】上記サセプタ14の上方には、これより約
15〜20mm程度離間させて、接地された上部電極4
4が配設されており、この上部電極44にはガス供給管
46を介してプロセスガス、例えばCF4 等のエッチン
グガスが供給され、上部電極44の電極表面に形成され
た多数の小孔48よりエッチングガスを下方の処理空間
に吹き出すように構成されている。また、処理容器4の
下部側壁には、排気管50が接続されており、処理容器
4内の雰囲気を図示しない排気ポンプにより排出し得る
ように構成される。
【0015】そして、上記静電チャック22と冷却手段
16との間には、本発明の特長とする温度調整用ヒータ
52が設けられる。具体的には、このヒータ52は厚さ
数mm程度の板状に成形されており、図3及び図4に示
すように内部には、例えばタングステン、カーボン或い
はFe−Cr−Al合金(例えばリバーライト(商品
名)やフェクラロイ(商品名)で耐酸化性を持たせるこ
とから希土類元素、特にLaやYを微量添加している)
よりなる線状或いは帯状の抵抗発熱体54が全体に渡っ
て例えば蛇行状或いは一筆書き状に配設されている。そ
して、この抵抗発熱体54の全体は、焼結したAlN
(窒化アルミニウム)よりなる絶縁体56により被われ
ており、このヒータ52を取り付けた時に内部の発熱体
54を外部の基台側から電気的に絶縁し得るように構成
される。絶縁体56を構成するAlNは、例えば従来使
用されていたAl23 等のセラミックスに比較して熱
伝導率に関しては約10倍程高く、しかも熱衝撃性に対
しても耐久性が高く急激な温度変化に対して破壊しにく
い。例えば熱膨張率に関してはAl23 は7.3×1
-6/℃であるのに対してAlNは4.5×10-6/℃
と低く、引張強度に関してはAl23 は24〜26k
gf/mm2 であるのに対してAlNは40〜50kg
f/mm2 と高く、強度上優れている。また、AlNは
電気絶縁体であるので、熱はフォノンを介して伝わる。
熱伝導機構から(図5に示すように)熱伝導率は常温以
下でピークを示す。この為、100K(−173℃)程
度では常温の値より大きくなる。また、AlNは、図5
から明らかなように低温領域で熱伝導率は上昇し、しか
も熱容量(比熱)は低下するのでこれらの相乗効果によ
りヒータの電気絶縁体として、また均熱板としては非常
に良好な特性を発揮する。
【0016】上記発熱体54は、上述のようにヒータの
各部分の発熱量を均一化するように全体に渡って略均等
に配設されており、例えば中心部に装着孔58等が形成
されている場合にはこの部分における放熱量を補償する
ためにこの装着孔58の周縁部に発熱体をリング状に配
設したりする。そして、この発熱体54の両端には、電
力供給リード60が接続されている。このように構成さ
れたヒータ52は、図2にも示すようにサセプタ支持台
10の上面に設けられるヒータ固定台62の上部に形成
されたヒータ収容溝64内にその上面を同一レベルにし
て完全に収容される。ヒータ固定台62は、熱伝導性の
良好な材料例えばアルミニウムにより構成される。この
ヒータ52の大きさは、好ましくはウエハ面積と略同一
面積かそれ以上になるように設定されるのが良く、この
下方に位置する冷却ジャケット16からの冷熱がウエハ
Wに伝達するのを制御してウエハWの温度調整を行い得
るように構成される。
【0017】この温度調整用ヒータ52やヒータ固定台
62にはプッシャピン等の貫通する貫通孔(図示せず)
等が形成されている。このヒータ固定台62の周縁部に
は、ボルト孔64が適当数形成されており、この固定台
62をボルト66によりサセプタ支持台10側へ着脱可
能に取り付けている。また、サセプタ14の下面には上
記ヒータ固定台62全体を収容するための収容凹部68
が形成されると共に、このヒータ固定台62には、ヒー
タ52の上面とサセプタ14の収容凹部68の下面との
境界部にHe等の熱伝達媒体を供給するために、前記ガ
ス通路30に接続された分岐路70(図1参照)が形成
される。そして、上記ヒータ52の電力供給リード60
にはフィルタ72を介して電力源74が接続されて、所
定の電力をヒータ52に供給し得るように構成される。
【0018】また、前記静電チャック22には、ウエハ
温度を検出するために温度に依存して光の往復時間が変
化することを利用した温度計、例えばフロロプチックサ
ーモメトリ(Fluoroptic Thermome
try)(商品名)や熱電対等よりなる温度検出器76
が設けられている。そして、この温度検出器76には、
検出値を伝達する温度検出リード78が接続される。こ
の温度検出リード78は、温度検出器76としてフロロ
プチックサーモメトリ(FluoropticTher
mometry)(商品名)を用いた場合には光ファイ
バにより構成されるが、熱電対を用いた場合には通常の
導体が使用され、この場合には高周波ノイズを除去する
フィルタ80を途中に介設して、この装置全体を制御す
る、例えばコンピュータ等よりなる制御部82へ入力さ
れる。この制御部82は、上述のように所定のプログラ
ムにより装置全体を制御するものであり、例えば前記高
周波電源38、ヒータ52への電力源74、静電チャッ
ク22への直流高電圧源28の給配を制御する。また、
上記パイプリード34の処理容器底部の貫通部には絶縁
体84が介設されて、容器側との電気的絶縁を図ってい
る。
【0019】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について述べる。まず、図示しないロードロック室
より所定の圧力、例えば、1×10-4〜数Torr程度
に減圧された処理容器4のサセプタ14の上部にウエハ
Wを載置し、これを静電チャック22によりクーロン力
によりサセプタ14側へ吸着保持する。そして、上部電
極44と下部電極(サセプタ)14との間にパイプリー
ド34を介して高周波を印加することによりプラズマを
発生せしめ、これと同時に上部電極44側からプロセス
ガスを処理空間に流し、エッチング処理を行う。また、
低温エッチングを行うためにサセプタ支持台10の冷却
ジャケット16に冷媒、例えば液体窒素を流通させてこ
の部分を−196℃に維持し、これからの冷熱をこの上
部のサセプタ14を介してウエハWに供給し、これを冷
却するようになっている。
【0020】この場合、冷却ジャケット16とウエハW
との間に温度調整用ヒータ52を設けて、この部分の発
熱量を調整することによりウエハWを冷却する温度を調
整し、ウエハWを所定の温度、例えば−150℃〜−1
80℃程度に維持する。従来装置にあっては、冷却媒体
自体の温度を制御することによってウエハ温度を制御し
ており、しかも冷却ジャケットとウエハとの間の距離が
長く、界面も多いので熱応答性が非常に悪かった。これ
に対して、本実施例においては、上述のように冷却ジャ
ケット16は一定の低温、例えば−196℃に固定さ
れ、これに対してヒータ52はウエハWに例えば15〜
20mmまでの距離に接近させて設けられているので、
このヒータ52の発熱量の変化は迅速にウエハWの温度
変化となって表れ、従って熱応答性が良く、迅速にウエ
ハ温度を制御することが可能となる。従って、ヒータ5
2をオフしたときの液体窒素だけによるウエハ冷却温
度、例えば−160℃(液体窒素(−196℃)との間
の温度差36℃はサセプタ等の熱抵抗に基づき発生する
温度差)を最低温度値としてそれ以上、常温までの温度
範囲内で迅速に且つ直線的にウエハ温度を制御すること
が可能となる。
【0021】また、ヒータ52とサセプタ14との界面
部及びウエハWの下面には、ガス通路30を介してHe
等の伝熱促進ガスが導入されているので上下間の熱伝達
効率が劣化することもなく、上記した熱応答性を一層向
上させることができる。また、ウエハの処理温度を例え
ば−150℃から−50℃に変える場合には、制御部8
2の制御によりヒータ52の抵抗発熱体54に流す電流
を急激に増加させてヒータ温度を一気に、例えば2〜3
分間で増加し、冷却ジャケット16からウエハWに供給
される冷熱を制御してウエハを所望の温度、例えば−5
0℃に維持する。この場合、急激な温度変化に伴ってヒ
ータ52の絶縁体56には大きな熱衝撃が加わるが、特
に、本実施例においては絶縁体56として耐熱衝撃性が
高いAlNを用いているので急激な温度変化に対しても
亀裂や破壊が発生することを抑制することが可能とな
る。
【0022】このようにウエハ処理温度を変える場合に
は、急激な昇温や降温を行う場合があるが、これに伴っ
て材料内部に大きな熱応力が発生しても絶縁体材料の破
壊を防止することができる。更には、このAlNは熱伝
導性が従来の、例えばセラミックスヒータ等よりも遥か
に高いのでヒータの平面方向に熱が良く伝わり、従って
ウエハ温度の面内均一性を高めることが可能となる。ま
た、このAlN材料は、従来使用されていたSiC材料
よりも安価なので材料費のコストアップを招来すること
もない。
【0023】また、プラズマによってダメージを受ける
消耗品であるサセプタを交換する場合にはこのサセプタ
14とサセプタ支持台10とを接続するボルト12を緩
めることによりサセプタ14を容易に取り外すことがで
きる。更に、過電流によるヒータ52の破損、寿命によ
るヒータの劣化等が生じた場合には、ヒータ交換等のメ
ンテナンス作業を行うが、この場合には上述のようにサ
セプタ14を取り外した状態で更にボルト66を取り外
すことによりヒータ52をヒータ固定台62ごとサセプ
タ支持台10から取り外すことができ、ヒータ52の交
換作業を容易に行うことができる。
【0024】上記実施例にあっては、ヒータ52の抵抗
発熱体54を蛇行形状に似た形状としたが、これに限定
されず、例えば渦巻状に形成するようにしてもよい。ま
た、上記実施例においては、冷却媒体として液体窒素を
用いた場合を説明したが、これに限定されず、例えば冷
却媒体として液体ヘリウム等を用いてもよい。尚、上記
実施例においては、載置台をプラズマエッチング装置に
用いた場合について説明したが、これに限定されず、ウ
エハを処理するためにこれを保持する必要のある装置な
らばどのような装置、例えばCVD装置、アッシング装
置、スパッタ装置等にも適用し得るのは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のように優れた作用効果を発揮することができる。温
度調整用ヒータの絶縁体に熱衝撃性及び熱伝導性に優れ
た窒化アルミニウムを用いるようにしたので、急激な昇
温や降温に伴って材料内部に大きな熱応力が生じても、
この絶縁体に亀裂や破壊が発生することを大幅に抑制す
ることができ、しかも高ワット密度を発揮できる。従っ
て、ウエハの急激な温度変化を可能とし得るので、全体
の処理速度を促進させることができる。また、窒化アル
ミニウムは熱伝導性が良好であることから、ヒータ面内
における熱の移動が迅速に行われ、従って、被処理体の
温度の面内均一性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る処理装置の一実施例を示す断面図
である。
【図2】図1に示す処理装置の載置台を示す概略分解図
である。
【図3】本発明の装置に用いる温度調整用ヒータを示す
平面図である。
【図4】図3に示すヒータの断面図である。
【図5】AlNの温度に対する熱伝導率と熱容量(比
熱)の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
4 処理容器 8 載置台 10 サセプタ支持台 14 サセプタ(下部電極) 16 冷却ジャケット(冷却手段) 22 静電チャック(チャック部) 26 電圧供給リード 28 直流高圧電源 34 パイプリード 38 高周波電源 44 上部電極 52 温度調整用ヒータ 54 抵抗発熱体 56 絶縁体 60 電力供給リード W 被処理体(半導体ウエハ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理容器内に、上部に被処理体を吸着保
    持するチャック部を有すると共に下部に前記被処理体を
    冷却する冷却手段を有する載置台を収容してなる処理装
    置において、前記チャック部と前記冷却手段との間に、
    前記被処理体へ供給される冷熱を調整するために窒化ア
    ルミニウムを絶縁体として用いた温度調整用ヒータを設
    けたことを特徴とする処理装置。
JP4854193A 1993-01-29 1993-02-15 処理装置 Withdrawn JPH06244143A (ja)

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JP4854193A JPH06244143A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 処理装置
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TW083101059A TW297986B (ja) 1993-01-29 1994-02-08
US08/735,489 US5665166A (en) 1993-01-29 1996-10-23 Plasma processing apparatus

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