JPH06244145A - 真空形成方法および真空形成装置 - Google Patents

真空形成方法および真空形成装置

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JPH06244145A
JPH06244145A JP5243813A JP24381393A JPH06244145A JP H06244145 A JPH06244145 A JP H06244145A JP 5243813 A JP5243813 A JP 5243813A JP 24381393 A JP24381393 A JP 24381393A JP H06244145 A JPH06244145 A JP H06244145A
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gas
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refrigerant
load lock
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Toru Ikeda
亨 池田
Teruo Iwata
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パーティクルの舞い上げを有効に防ぎつつ、
チャンバ内を短時間で高真空にすることができる真空形
成方法および真空形成装置を提供する。 【構成】 大気雰囲気および真空雰囲気のそれぞれから
またはそれぞれに直接または間接に基板Wが搬入あるい
は搬出されるべき空間を規定するチャンバ16,18を
用意し、前記チャンバ16内を排気し、その蒸気圧が環
境温度下で1気圧以上となり、かつ環境温度未満の温度
下で10Torr以下となるガスを前記チャンバ16の空間
内に充填し、前記基板Wを前記チャンバ16内に搬入
し、前記ガスを冷却部材22aにより冷却し、これを凝
固させることにより前記チャンバ16の内圧を高レベル
の真空状態に到達させ、前記基板Wを前記チャンバ16
内から搬出し、前記冷却部材22aを加熱することで、
前記凝固物を気化させる構成を備えることで、前記チャ
ンバ16内の内圧を大気圧に戻すことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロセスチャンバ内に基
板を搬入または搬出する際に用いる真空形成方法および
真空形成装置に係り、特にエッチング装置やCVD装置
に設けられたロードロックチャンバ内を高真空状態にす
る真空形成方法および真空形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体に対して成膜処理やエッチング処
理を行う工程においては、ウエハ表面へのパーティクル
の付着を防止するため、プロセス室内を比較的高い真空
度に保つ必要がある。例えば、反応室内を真空ポンプに
より排気し、反応室内の真空度を10Torr以下、好まし
くは10-3〜10-9Torr程度に設定するようになってい
る。また、大気やパーティクルがプロセス室内に直接侵
入するのを防ぐためにロードロック室が設けられる。ロ
ードロック室はプロセス室と同等温度の正常な真空状態
にする必要がある。
【0003】ロードロック室内に高真空度を生じさせる
ためには、ロータリポンプ,ドライポンプ,ターボ分子
ポンプ等を用いてロードロック室内を排気する。また、
ウエハ搬出後においては、ロードロック室内に窒素ガス
を充填することにより大気圧に戻している。このよう
に、ロードロック室内は大気圧状態と高真空状態とを繰
り返すため、室内に存在するパーティクルが舞い上が
り、これがウエハ表面に付着する。このようなパーティ
クルの大部分はチャンバ内壁に既に付着堆積していたも
のである。
【0004】一方、半導体ウエハ表面あるいはチャンバ
内壁には、水分、一酸化炭素、二酸化炭素あるいは水素
などの各種のガス分子が吸着しており、このガス分子は
減圧条件下ではウエハやチャンバ内壁から離脱しやすく
なる。従って、上述した真空ポンプによって半導体ウエ
ハを離脱したガス分子を含めた真空引きを行う場合に
は、排気所要時間が長時間に及んだり、あるいは、所望
の真空度に到達しないこともある。
【0005】そこで、ロードロック室内を高真空にする
ために、ラジエータ状のトラップ装置が用いられること
がある。このトラップ装置は冷媒および温媒の両者で共
用の通路を有し、チャンバ内のガス分子をトラップする
際には通路に冷媒を流し、チャンバ内を大気圧に戻す際
には通路から冷媒を排出した後に温媒を流す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トラップ装置においては、第1に、通路内の冷媒と温媒
とを交換するのに多大の時間を要する。
【0007】第2に冷却,加熱の繰り返しにより通路の
構成材料に熱疲労が生じて短寿命である。
【0008】第3に、通路内に温媒として空気を供給し
た場合に、供給開始から間もない時点で空気中の水分が
通路内壁に結露し、この結露した水がさらに氷になるた
め、通路が詰まった状態となり、冷媒とトラップ装置の
構成部材との相互間での熱交換が阻害される。
【0009】そこで本発明の目的は、パーティクルの舞
い上げを有効に防ぎつつ、チャンバ内を短時間で高真空
にすることができる真空形成方法および真空形成装置を
提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、熱交換性に優
れ、かつ耐久性にも優れた真空形成方法および真空形成
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載した発明は、大気雰囲気および
真空雰囲気のそれぞれからもしくはそれぞれに直接又は
間接に基板が搬入あるいは搬出されるべき空間を規定す
るチャンバを用意し、前記チャンバ内を排気し、その蒸
気圧が環境温度下で1気圧以上となり、かつ環境温度未
満の温度下で10Torr以下となるガスを前記チャンバの
空間内に充填し、前記基板を前記チャンバ内に搬入し、
前記ガスを冷却し、これを凝固させることにより前記チ
ャンバの内圧を高レベルの真空状態に到達させ、前記基
板を前記チャンバ内から搬出し、前記凝固物を加熱し、
これを気化させることにより前記チャンバの内圧を大気
圧に戻すことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載した発明は、請求項1にお
いて、充填ガスとしてCO2 ガスを用いることを特徴と
する。
【0013】請求項3に記載した発明は、大気雰囲気お
よび真空雰囲気のそれぞれからあるいはそれぞれに直接
又は間接に基板が搬入あるいは搬出されるべき空間を規
定するチャンバと、このチャンバ内を排気する排気手段
と、前記チャンバの空間に存在するガス分子を補足する
トラップ手段と、を具備し、前記トラップ手段は、ガス
分子が凝固すべき表面をもつ部材と、この部材を冷却す
る冷媒を供給する冷媒供給源に連通する冷媒通路と、前
記部材を加熱する温媒を供給する温媒供給源に連通する
温媒通路とを、有し、前記冷媒通路と温媒通路とがそれ
ぞれ別個独立に前記部材に設けられていることを特徴と
する。
【0014】請求項4に記載した発明は、請求項3にお
いて、トラップ手段は、ロードロック室と再生室殿間に
移動可能に設けられ、ロードロック室内にトラップ手段
が位置したときには前記冷媒通路に冷媒が供給され、再
生室内にトラップ手段が位置したときには前記温媒通路
に温媒が供給されことを特徴とする。
【0015】請求項5に記載した発明は、請求項3にお
いて、凝固温度の異なる少なくとも2つの気体を分離す
るためのガス精製装置を有し、このガス精製装置は、前
記2つの気体を収容するトラップ部屋と、このトラップ
部屋内に設けられ、前記2つの気体の内高い凝固温度よ
りも低い温度の冷媒を流通される冷却手段と、を備え、
この冷却手段により前記凝固温度の高い気体を冷却し凝
固させる場合、前記前記凝固温度の高い方の気体は二酸
化炭素ガスであり、凝固温度の低い方の気体は窒素ガス
または酸素ガスであり、前記冷媒は液体窒素であること
を特徴とする。
【0016】
【作用】本発明によれば、ロードロック室内のCO2
スを環境温度未満に冷却することにより凝固させるだけ
で、室内での平衡蒸気圧を10Torr以下に設定すること
ができ、また、常温付近あるいはそれ以上に設定するこ
とによりロードロック室内での圧力を大気圧またはそれ
以上の圧量に設定することができる。
【0017】また本発明によれば、上述したCO2 ガス
等の気体の冷却および加熱を行うための媒体通路を別通
路として独立させることにより、温度変化の立ち上がり
を急峻なものとすることにより凝固および気化に至る時
間を短縮することができる。
【0018】つまり、ロードロック室ではポンプによる
排気が行われると室内での気体の流れが大きく乱れ、そ
して、反応室の後方に位置するロードロック室では、窒
素ガスの充填によって室内での気体の流れが大きく乱れ
ることになり、これによって、室内の底面や壁面に堆積
あるいは付着していたパーティクルが巻き上げられて飛
散し、半導体ウエハ表面に落下して付着することにな
る。特に、この現象は迅速な真空引きあるいは大気圧化
への復帰を行う場合に顕著となる。
【0019】
【実施例】以下、添付の図面を参照し、本発明の実施例
にかかる真空形成方法をエッチングシステムのロードロ
ック室に用いた場合について説明する。
【0020】図1に示すように、エッチングシステムの
上流側にはセンダ6が設けられ、その下流側にはレシー
バ10が設けられ、センダ6およびレシーバ10の相互
間にプロセス室8と2つのロードロック室16,18と
が設けられている。センダ6およびレシーバ10の中に
はウエハカセット5およびウエハ搬送装置(図示せず)
が設けられ、カセット5内には複数枚の半導体ウエハW
が収容されている。
【0021】第1ロードロック室16の入口側にはゲー
トバルブG1が取り付けられ、第1のロードロック室1
6の出口側にはゲートバルブG2が取り付けられてい
る。第2ロードロック室18の入口側にはゲートバルブ
G3が取り付けられ、第2ロードロック室18の出口側
にはゲートバルブG4が取り付けられている。さらに、
第1および第2のロードロック室16,18にはゲート
バルブG5を介して再生室19がそれぞれ設けられてい
る。
【0022】次に、図2および図3を参照しながらガス
精製装置について説明する。
【0023】ガス精製装置2は、凝結温度の異なる少な
くとも2つの気体を収容するためのトラップ部屋34を
有する。冷却手段36は、このトラップ部屋34内に設
けられ、2つの気体のうち凝結温度の高い方の温度より
低い温度の冷媒が流通されるようになっている。ここで
「凝結温度」とは、気体から液体に変化する凝縮点およ
び気体から固体に変化する凝固点も含む概念をいうもの
とする。
【0024】補助部屋42が連通路40によりトラップ
部屋34に連通している。連通路40には弁38が設け
られている。補助部屋42はトラップ部屋34よりも容
積が大きい。
【0025】これら各部屋34,42は、例えばステン
レス等により区画形成されており、トラップ部屋34の
容量は、例えば10リットル程度であるのに対して、補
助部屋42の容量は、例えば1000リットル程度と1
00倍大きく設定される。これらの容量は上記したもの
に限定されるものではなく、例えばトラップ部屋34は
1〜10リットルの範囲に、また、補助部屋42は10
0〜1000リットル範囲内に設定でき、この容量比が
後述するように不純物ガス希釈の程度を示すことにな
る。
【0026】ガス源44が管46により補助部屋42に
連通している。管46にはバルブ47が設けられてい
る。ガス源44には純度99.999vol %の純度のC
2 ガスが高圧で充填されている。
【0027】補助部屋42には圧力計48が取り付けら
れ、その内圧が検出されるようになっている。また補助
部屋42には管51が取り付けられており、管51には
開閉弁50,ターボ分子ポンプ52およびロータリポン
プ54が上流側から順に設けられている。
【0028】図4および図5に示すように、冷却手段3
6は冷却プレート58および蛇行パイプ60を有する。
冷却プレート58はアルミニウム板などの熱伝導率のよ
い材料で作られている。蛇行パイプ60は、ラジエータ
状に蛇行しており、冷却プレート58に取り付けられて
いる。この蛇行パイプ60の導入側通路は分岐してい
る。一方の分岐路62は、開閉弁64を介して冷媒源6
6に接続されている。冷媒源66には液体窒素が収容さ
れている。他方の分岐路68は、開閉弁70を介して加
熱源72に接続されている。加熱源72は常温窒素ガス
や空気などの温媒を貯蔵する加熱源72に接続されてい
る。
【0029】なお、蛇行パイプ60および冷却プレート
58の表面積は室内の容量に見合う表面積をもたせるの
が好ましく、図5に示すようにパイプ60の外周面に一
体化された複数のフィン74が設けられている。
【0030】また、この冷却プレート58を設けた冷却
手段36は、トラップ部屋34内の一面だけでなく、必
要に応じてあらゆる面に設けることが可能であり、供給
する冷媒もCO2 ガスの凝結温度−70〜−80℃より
も低い温度であるならば、どのような冷媒でもよく、特
に冷媒の温度におけるCO2 ガスの蒸気圧が1気圧より
もかなり小さく、しかも、その冷媒温度が不純物ガスの
凝結温度よりも高いほうが望ましい。
【0031】また、不純物ガス濃度がかなり低い場合に
は、不純物ガスの凝結温度と同一またはそれ以下の冷媒
温度であっても不純物温度がトラップされないような蒸
気圧を維持し得るのであればよい。なお、このトラップ
部屋34には内圧検知用の圧力計48が取り付けられて
いる。
【0032】このトラップ部屋34は、搬送路80を介
して比較的大容量の精製ガス保存室82に連通されてい
る。ガス保存室82からの供給路83は2つに分岐して
おり、各分岐管は第1および第2ロードロック室16,
18にそれぞれ連通している。各分岐管には開閉弁84
およびマスフローコントローラ(MFC)86がそれぞ
れ設けられている。
【0033】なお、図3に示すようにトラップ部屋34
をガス源44に直結し、トラップ部屋34を真空ポンプ
90により直接排気するようにしてもよい。
【0034】図8および図9に示すように再生室19内
にはトラップ装置20が設けられている。トラップ装置
20の主要部は、蛇行した一対のアルミニウム製パイプ
22b,22cからなり、ラジエータ構造をなしてい
る。これらパイプ22b,22cはフィン22dおよび
ワイヤ92によりベース22a上に固定されている。ト
ラップ装置20には、乗用車のラジエータと実質的に同
じ構造を採用し、小型でかつ表面積を広くとるようにす
る。なお、パイプ22b,22cは外径5mm、内径4mm
である。トラップ装置20はゲートバルブG5を介して
ロードロック室16,18内にそれぞれ出入りできるよ
うになっている。再生室19はターボ分子ポンプ26に
より真空排気されるようになっている。
【0035】図6に示すようにトラップ装置20の外側
には反射板380が設けられている。圧力検出計37の
検出端部がトラップ装置20の内側に設けられている。
また、ベントバルブ39がチャンバ16の適所に設けら
れている。
【0036】図10に示すように、パイプ22b,22
cはフィン22dによりベース22a上でスタッキング
されている。フィン22dはろう付け(ブレージング)
等でパイプ22b,22cおよびベース22aのそれぞ
れに固定されている。なお、蛇行パイプ22b,22c
の形成にはロールボンド法を採用する。ロールボンド法
とは、アルミ板を部分的に圧着させ、非圧着部分が流体
通路となるような冷間プレス成形法の一種をいう。
【0037】トラップ装置20は水平移動装置90によ
り移動されるようになっている。水平移動装置90の操
作棒97がトラップ装置20に連結されている。操作棒
97の基端部(図示せず)は油圧シリンダのロッド(図
示せず)に連結されている。トラップ装置20に取り付
けられたガイド(図示せず)が一対のレール91にそれ
ぞれスライド可能に係合している。2本のフレキシブル
管21がレール91と平行に設けられている。一方のフ
レキシブル管21は冷媒通路22bに連通している。冷
媒通路22bには液体窒素が供給されるようになってい
る。
【0038】他方のフレキシブル管21は温媒通路22
cに連通している。温媒通路22cに連通する供給管9
3には温水およびエアが供給されるようになっており、
切換弁94によって温水とエアとが切り替わるようにな
っている。
【0039】図11に示すように1本の冷媒通路22b
の周囲に複数本の温媒通路22cを設けるようにしても
よい。各通路22b,22cを形成するパイプは相互に
フィン22dで連結されている。
【0040】図12に示すように、複数本の冷媒通路2
2b,温媒通路22cを格子状に配列してもよい。すな
わち、格子状配列の中央位置に2本の冷媒通路22bを
横並びに配置し、その周囲に温媒通路22cを配置す
る。
【0041】図11および図12に示すように、冷媒通
路22bに対して温媒通路22cの本数を多くした構造
の場合は、トラップ装置20の再生に要する時間が短縮
する。
【0042】上記のトラップ装置20は、ロードロック
室16,18内に充填した気体を備えている。この充填
気体は、少なくとも常温で大気圧以上の蒸気圧をもち、
かつ常温未満の冷却温度下での平衡蒸気圧が10Torr以
下、好ましくはサブミクロンオーダのパーティクルの舞
い上がりのない10-3Torr以下に達する特性を有してい
ることが望ましい。
【0043】本実施例では、充填気体としてCO2 ガス
を採用している。このCO2 ガスは、表1に示すように
105°Kにて平衡蒸気圧が10-3Torrとなる。この1
05°Kでは、ロードロック16,18の水分(H
2 O)の平衡蒸気圧は10-3Torrより十分低いので水分
が半導体ウエハWに付着することはほとんどない。
【表1】 このように、仮に第1ロードロック室16の内部に水分
が存在していたとしてもこの水分は真空排気に悪影響を
及ぼすものではない。CO2 ガスにおいて設定される温
度(例えば105℃K)では、CO2 ガスで得られる蒸
気圧10-3Torrよりも十分にH2 O蒸気圧が得られる状
態になるからである。なお、ロードロック室16,18
の内部をCO2 ガスで充満させる関係上、大気側のゲー
トバルブG1,G4の外側には他の気体の混入を防止す
るような構造を採用することが望ましい。例えば、吹出
口から取込口へ向かってCO2 ガスを層流状態で流して
ガスカーテンを形成するか、あるいはセンダ6およびレ
シーバ10の内部をCO2ガスで満たしておくことが好
ましい。
【0044】次に、図13および図14を参照しながら
ロードロック室16,18内に高真空を生じさせる動作
について説明する。
【0045】まず、ロードロック室16および予備室1
9を10〜10-3Torr以下になるまで排気する(ステッ
プS1)。
【0046】排気バルブ28を閉め(ステップS2)、
CO2 ガスをロードロック室16内に供給する(ステッ
プS3)。圧力検出結果に基づきロードロック室16の
内圧が大気圧(1気圧)に達したか否かを判定する(ス
テップS4)。この場合に、エアの巻き込みを防ぐため
に、ロードロック室16の内圧が1気圧を少し上回るま
でCO2 ガスを充填してもよい。
【0047】ロードロック16の内圧が1気圧を越える
とゲートバルブG1を開け(ステップS5)、センダ6
側のカセット5内のウエハWをロードロック室16に搬
入する(ステップS6)。
【0048】ゲートバルブG1を閉じた後に(ステップ
S7)、ゲートバルブG5を開けてトラップ装置の冷却
板22aをロードロック室内に搬入する。トラップ装置
20の冷却板22aを冷却し、CO2 ガスを冷却板22
a上にて固化させる(ステップS8)。すなわち、蛇行
パイプ22bに液体窒素を流通させて、冷却板を−19
6℃近くまで冷却する。これによりCO2 ガスが冷却板
22a上に凝結、固化し、ドライアイスとなる。
【0049】ロードロック室内の水分等の他成分ガス
も、コールドトラップされ、ロードロック室16の内圧
はさらに小さくなる。このとき、後述するように原料C
2 ガス(ガス源44に使用されたガス)は純度99.
999vol %であり、精製されたCO2 ガスは原料CO
2 ガスの約100分の1まで不純物量が低減されてい
る。このため、充填CO2 ガスのほとんど全部が固化す
るので、ロードロック室16の内圧は10-6〜10-7To
rrの高真空度に到達する。なお、トラップ手段22は、
蛇行パイプ22bに凝結した水分などの量が飽和した場
合には、ゲートバルブG5を開けてトラップ手段22が
再生室19内に引き戻される。そして、蛇行パイプ22
bへの冷媒の供給を停止する。好ましくは冷媒の代わり
に常温の窒素ガスを蛇行パイプ22bに供給する。同時
に他方の蛇行パイプ22cに対して、温媒として空気あ
るいは温水を供給する。また、この時点で、再生室19
内はターボ分子ポンプによって排気される。よって、蛇
行パイプ22bに凝結していた水分などは、フィン22
dおよびベース22aを介した温媒からの加熱によって
蒸発し、ターボ分子ポンプによって排気される。これに
よってトラップ手段20が再生される。
【0050】ロードロック室16の内圧がプロセス設定
圧力になったか否かを判定する(ステップS9)。内圧
がプロセス設定圧力に達すると、ゲートバルブG2を開
け(ステップS10)、ロードロック室16からプロセ
ス室8にウエハWを移送する(ステップS11)。
【0051】ゲートバルブG2を閉め(ステップS1
2)、冷却板22aを加熱してドライアイスを気化させ
る(ステップS13)。すなわち、ゲートバルブG1,
G2を閉じた状態で蛇行パイプ22cに常温あるいはそ
れ以上の温度の熱媒体、例えば窒素ガスや空気などを流
通させ、冷却板22aを加熱する。これにより全部のド
ライアイスが気化してロードロック室の内圧は1気圧に
戻る。
【0052】ロードロック室16の内圧が1気圧に戻っ
たと判定したら(ステップS14)、ステップS5に戻
ってゲートバルブG1を開け、以下同様にステップS6
〜S14を繰り返すことにより、次のウエハWをロード
ロック室に搬入する。
【0053】一方、反応室8内の処理済みのウエハWを
レシーバ10へ搬出する場合には、他方のロードロック
室18を用いる。ロードロック室18における動作は前
述のロードロック室16における動作と同様である。C
2 ガスがロードロック室18内で固化と気化を繰り返
すことにより、ロードロック18の内圧は大気圧から高
真空へまたは高真空から大気圧へ変化する。
【0054】次に、ロードロック室16,18内に充填
されべきCO2 ガスを精製する(不純物を除去してCO
2 ガス純度を高める)場合について説明する。
【0055】市販の工業用のCO2 ガスには酸素や窒素
などの不純物成分が約10ppm程含まれている。酸素
および窒素は、CO2 ガスの固化温度で液化し、さらに
チャンバ底面に落下し、再び気化するため、高真空度の
達成の妨げとなる。
【0056】まず、補助部屋42,トラップ部屋34,
精製ガス保存室82のそれぞれは、真空排気ポンプ5
2,54により十分に真空排気されている。
【0057】開閉弁78を閉じるとともに弁38を開
け、開閉弁47を操作してガス源44からのガス供給圧
力を約50気圧から1気圧(760Torr)まで減圧しな
がら補助部屋42とトラップ部屋34とにCO2 ガスを
導入する。なお、この場合に、ガス源44の充填圧と同
じになるまで各部屋42,34にCO2 ガスを導入して
もよい。ガス導入時の圧力は圧力計48,76によって
検出される。また、市販の工業用CO2 ガス中には通常
10ppm程度の不純物(N2 ガス,O2 ガス,Arガ
ス等)が必ず含まれている。不純物ガスの成分比はN2
ガスが67%程度、O2 ガスが31%程度、Arガスが
1.2%程度である。
【0058】次にトラップ部屋34内の蛇行パイプ22
bに液体窒素を流通させ、冷却プレート22aを冷却す
る。すると、CO2 ガスは凝結して冷却プレート22a
の表面に付着する。この場合に弁38は開状態になされ
ているので、トラップ部屋34と補助部屋42とは連通
路40を介して連通状態なる。よって、トラップ部屋3
4内のCO2 ガスのトラップが進行するに従って補助部
屋42内の気体も連通路40を介してトラップ部屋34
内へ流れ込む。このようなトラップは、補助部屋42お
よびトラップ部屋34内のCO2 ガスの圧力が、−19
6℃で蒸気圧約10-9〜10-10 Torr程度になるまで行
われる。このとき、不純物ガスは、その不純物濃度(分
圧)にもよるがほとんどトラップされずに、すなわち凝
結せずにトラップ部屋34と補助部屋42内に均一に分
散している。この状態で連通弁38を閉じる。そして蛇
行パイプ22bへの冷媒の供給を停止し、これに代えて
蛇行パイプ22cに窒素ガスまたは空気などの熱媒体を
流通させ、ドライアイスを気化させる。
【0059】これにより、このトラップ部屋34内のC
2 ガス中の不純物濃度は下式(1)の用になる。
【0060】不純物濃度=当初の不純物濃度×トラップ
部屋34の容量/(補助部屋42の容量+トラップ部屋
34の容量) ……(1) 本実施例においては当初のCO2 ガス中の不純物濃度が
10ppmであり、補助部屋42の容量が1000リッ
トルであり、トラップ部屋34の容量が10リットルで
あるので、これらを上記(1)式に代入すると不純物ガ
ス濃度は約1/100となる。よって精製後のCO2
ス中の不純物濃度は約0.1ppmとなる。このように
精製されたCO2 ガスは開閉弁78を操作することによ
り、精製ガス保存室内に貯留され、必要に応じて各ロー
ドロック室16,18へ流量が制御されながら供給され
る。
【0061】上述のように、不純物ガス濃度の希釈度合
いは、補助部屋42とトラップ部屋34との容量比に依
存するので、これらの容量比を適宜選択することにより
希釈度を変えることができる。しかも、このように容量
の大きい部屋42と小さな部屋34を用いると、メカニ
カルなポンプを用いることなくガスを精製することがで
きる。
【0062】なお、冷媒としては、CO2 ガスの凝結温
度よりも低い温度ならば液体窒素に限られず、液体酸
素、液体水素,液体ヘリウムなど他の種類のガスを用い
てもよい。
【0063】また、ロードロックチャンバの容積は、径
6〜12インチの半導体ウエハの場合は8〜50リット
ルであり、LCD基板の場合は約100リットルであ
る。このため、チャンバ容積に応じてCO2 ガス充填量
および排気用ポンプを適宜選択する必要がある。また、
パーティクルの舞い上がりを少なくするためには、排気
口チャンバの局所のみに偏ることなく、チャンバ内に広
く分散していることが好ましい。
【0064】上記実施例によれば、同じ排気所要時間で
比較した場合に、市販CO2 ガス(純度99.999堆
積%のガス)を用いた場合はチャンバ内圧1.5×10
-3Torrが得られるのに対して、精製CO2 ガス(さらに
高純度のガス)を用いた場合はチャンバ内圧9.8×1
-5Torrを得ることができた。
【0065】また、上記実施例によれば、トラップ装置
において冷媒通路と温媒通路とを別々に設けたので、通
路用パイプの熱疲労が軽減され、パイプ寿命を延長する
ことができた。
【0066】また、上記実施例では冷媒通路を温媒通路
から独立させているので、トラップ装置の冷却/加熱の
切り換えを速やかに短時間(約30秒間)で行うことが
できた。
【0067】さらに、上記実施例によれば、ロードロッ
ク室内の真空排気および大気圧への復帰の際にポンプな
どの給排気装置を用いないので、給排気時における圧力
損失をなくすことができる。このため、ロードロック室
内を迅速に圧力変換することができる。
【0068】次に、図16〜図18を参照しながらトラ
ップ装置をロードロック室内に常設した場合について説
明する。
【0069】図16に示すように、この実施例のエッチ
ングシステムは2つのセンダ6および1つのレシーバ1
0を用い、各センダ6から交互にプロセス室8にウエハ
Wが搬送されるようになっている。センダ6とレシーバ
10とプロセス室8との相互間にはロードロック室16
がそれぞれ設けられている。
【0070】図17に示すように、各ロードロック室1
6内の上部領域にはトラップ装置30が設置され、ウエ
ハWはトラップ装置30の直下を通過するようになって
いる。トラップ装置30はアルミニウム製の基板30a
を有し、基板30aの下面側には冷媒通路30bが設け
られ、基板30aの上面側には温媒通路30cが設けら
れている。
【0071】このようなロードロック室16内において
トラップ手段の再生を行う場合には、再生のたびにウエ
ハ搬入動作を停止しなくて済むので、装置の稼動率が向
上する。
【0072】図18に示すよに、ロードロック室16を
外殻室42の内部に設けてもよい。トラップ装置40
は、ロードロック室16の外壁に取り付けられ、外殻室
42によって取り囲まれている。トラップ装置40は蛇
行パイプ40a,40bを組み合わせた構造体であり、
これら蛇行パイプ40a,40bからなるアッセンブリ
は実質的に図10に示すパイプアッセンブリ22b,2
2cと同じである。
【0073】この場合に、外殻室42とロードロック室
16との間の空間を断熱することが好ましく、真空断熱
とするか、あるいは断熱材を介挿することが望ましい。
このようにすれば、ロードロック室16の壁面にドライ
アイスを付着させることができ、ドライアイス付着面積
を大きくとることができる。このため、ロードロック室
内を高真空状態に迅速に到達させることができる。
【0074】次に図15を参照しながら排気効率につい
て説明する。
【0075】図15は、横軸に経過時間をとり、縦軸に
チャンバ内圧をとってロータリポンプを用いてチャンバ
内を3種類の方法で排気した結果を示す。図中にて曲線
Aは高純度CO2 ガスを用いて冷却排気したときの排気
効率特性線(実施例1)を表わし、曲線Bはロータリポ
ンプによる通常の排気を行ったときの排気効率特性線
(比較例1)を表わし、曲線Cはロータリポンプによる
スロー排気(パーティクルの舞い上がりを抑制するため
少しずつ排気すること)を行ったときの排気効率特性線
(比較例2)を表わす。図から明らかなように、チャン
バ内圧が1×10-2Torrに到達する所要時間は、実施例
1では約1,比較例では0.5,比較例2では約12で
あった(それぞれ任意単位)。比較例1を基準とすると
実施例1の排気時間はこれの2倍であり、比較例2の排
気時間はこれの24倍にもなる。実施例1は比較例1に
比べると排気時間が長くなるが、パーティクルの舞い上
げ数が比較例1よりも実施例1の方が大幅に低減されて
いる。
【0076】次に、上記実施例1および比較例1,2の
各方法を用いた場合に、ウエハWに付着したパーティク
ル数を調べた結果につき説明する。
【0077】6インチウエハWに付着した直径0.2μ
m以上のパーティクルをカウントの対象とした。パーテ
ィクル数は光学式計測器によりカウントし、排気前後の
両方について実施した。付着パーティクル数は、比較例
1では25000〜40000個,比較例2では25
個,実施例1では13という結果を得た。
【0078】図19〜図24のそれぞれは、トラップ装
置をチャンバ内に常設した場合における種々の変形例を
示す概要図である。
【0079】図19に示すように、チャンバ100には
ガス導入口102および排気口104が形成されてい
る。ガス導入口102は流量調整弁131を経由してC
2 ガス供給源130に連通している。ガス導入口10
2はチャンバ100の天井に形成されている。排気口1
04は流量調整弁141を経由してターボ分子ポンプ1
40に連通している。
【0080】チャンバ100内には支軸107で支持さ
れたウエハ載置台106が設けられている。トラップ装
置120はウエハ載置台106の直下に設けられてい
る。トラップ装置120の基板には内部通路122が形
成され、通路122は冷媒供給源126に連通してい
る。また、トラップ装置120の基板にはヒータ124
が埋設され、ヒータ124は電源128に接続されてい
る。なお、コントローラ110によって冷媒供給源12
6,ヒータ電源128,CO2 ガス供給源130,弁1
31,141のそれぞれが制御されるようになってい
る。
【0081】このような装置によれば、通路122に冷
媒を通過させるとCO2 ガスが固化し、ヒータ124に
通電するとドライアイスが気化する。
【0082】図20に示す装置では、ノズル132をチ
ャンバ100内の中ほどに位置させ、CO2 ガスをウエ
ハWおよびトラップ装置120に近いところに供給する
ようになっている。
【0083】図21に示す装置では、2本のノズル13
2をチャンバ100内の中ほどにそれぞれ位置させ、C
2 ガスをウエハWおよびトラップ装置120に近い所
に供給するようになっている。この装置によれば、各ノ
ズル132からのCO2 ガス噴射量を少なくすることが
できるので、パーティクルの舞い上がりが少なくなる。
【0084】図22に示す装置ではシャワーヘッド13
3を用いてCO2 ガスをチャンバ100内に導入するよ
うにしている。シャワーヘッド133は円盤状をなし、
その下面に直径1〜2mmの細孔が100〜200箇所形
成されている。シャワーヘッド133は、ガスをチャン
バ内部の各所に均等に供給する役割をもつ。このため、
チャンバ100内におけるパーティクルの舞い上がりを
抑制することができる。
【0085】図23に示す装置では、拡散フィルタ13
4を用いてCO2 ガスをチャンバ100内に導入するよ
うにしている。拡散フィルタ134は多孔質セラミック
焼結体からなり、噴出ガスの勢いを和らげる役目をもっ
ている。このため、チャンバ100内におけるパーティ
クルの舞い上がりを抑制することができる。
【0086】図24に示す装置では、トラップ装置12
0をチャンバ100の側壁に取り付けている。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、トラップ手段に配置す
る冷媒通路と温媒通路とを別通路として設けたので媒体
交換を行う必要がなくなる。従って、各媒体が供給され
る部分の熱疲労を軽減することができ、これによって耐
久性を向上させたトラップ装置を得ることが可能にな
る。また、本発明によれば、各媒体を供給する通路を独
自に設けているので、媒体交換時に生じる温度立ち上が
りの悪さを解消して各種ガスの捕集およびトラップ装置
の再生に要する時間を短縮することができ、さらには、
冷媒と温媒とを同じ経路に供給しないので、温媒中の水
分が結露してその経路中を詰まらせるような事態を未然
に防止することができる。従って、構造部品の耐久性を
損ねることなく、各種ガスの捕集効率を向上させて真空
引きの効率を低下させることがないので、真空室内の真
空度を低下させる各種ガスの除去を良好に行うことが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセス室および2つのロードロック室を有す
る半導体ウエハ処理システムを示す全体概要図である。
【図2】ロードロック内に導入されるCO2 ガスを精製
するためのガス精製装置を示すブロック図である。
【図3】ガス精製装置の一部を示す部分ブロック図であ
る。
【図4】ガス精製装置のトラップ部屋を示す断面図であ
る。
【図5】トラップ部屋内に設けられた冷却手段を示す断
面図である。
【図6】ロードロック室を切り欠いて内部のトラップ装
置を示す断面図である。
【図7】ロードロック室内に装入されたトラップ装置を
示す斜視図である。
【図8】再生室内のトラップ装置を示す縦断面図であ
る。
【図9】再生室内のトラップ装置を示す横断面図であ
る。
【図10】トラップ装置に取り付けられた冷却パイプお
よび加熱パイプを示す断面図である。
【図11】冷却パイプおよび加熱パイプの変形例を示す
断面図である。
【図12】冷却パイプおよび加熱パイプの他の変形例を
示す断面図である。
【図13】本発明実施例にかかる真空形成方法を示すフ
ローチャートである。
【図14】トラップ装置の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図15】本発明実施例の方法によるチャンバ内の排気
効率を従来の方法によるそれと比較して示す特性線図で
ある。
【図16】プロセス室および3つのロードロック室を有
する半導体ウエハ処理システムを示す全体概要図であ
る。
【図17】ロードロック室を切り欠いて他の実施例にか
かるトラップ装置を示す断面図である。
【図18】ロードロック室を切り欠いて他の実施例にか
かるトラップ装置を示す断面図である。
【図19】ウエハ載置台およびトラップ装置をもつロー
ドロック室の基本構成を示す概要断面図である。
【図20】CO2 ガス導入手段を示すロードロック室の
概要断面図である。
【図21】CO2 ガス導入手段の変形例を示すロードロ
ック室の概要断面図である。
【図22】CO2 ガス導入手段の他の変形例を示すロー
ドロック室の概要断面図である。
【図23】CO2 ガス導入手段のさらに他の変形例を示
すロードロック室の概要断面図である。
【図24】冷却板の取り付け位置を変えた変形例のロー
ドロック室を示す概要断面図である。
【符号の説明】
16,18 チャンバをなすロードロック室 22a 冷却部材をなす冷却板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大気雰囲気および真空雰囲気のそれぞれ
    からもしくはそれぞれに直接又は間接に基板が搬入ある
    いは搬出されるべき空間を規定するチャンバを用意し、 前記チャンバ内を排気し、 その蒸気圧が環境温度下で1気圧以上となり、かつ環境
    温度未満の温度下で10Torr以下となるガスを前記チャ
    ンバの空間内に充填し、 前記基板を前記チャンバ内に搬入し、 前記ガスを冷却し、これを凝固させることにより前記チ
    ャンバの内圧を高レベルの真空状態に到達させ、 前記基板を前記チャンバ内から搬出し、 前記凝固物を加熱し、これを気化させることにより前記
    チャンバの内圧を大気圧に戻すことを特徴とする真空形
    成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 充填ガスとしてCO2 ガスを用いることを特徴とする真
    空形成方法。
  3. 【請求項3】 大気雰囲気および真空雰囲気のそれぞれ
    からあるいはそれぞれに直接又は間接に基板が搬入ある
    いは搬出されるべき空間を規定するチャンバと、 このチャンバ内を排気する排気手段と、 前記チャンバの空間に存在するガス分子を捕捉するトラ
    ップ手段と、 を具備し、 前記トラップ手段は、 ガス分子が凝固すべき表面をもつ部材と、 この部材を冷却する冷媒を供給する冷媒供給源に連通す
    る冷媒通路と、 前記部材を加熱する温媒を供給する温媒供給源に連通す
    る温媒通路と、 を有し、 前記冷媒通路と温媒通路とがそれぞれ別個独立に前記部
    材に設けられていることを特徴とする真空形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 トラップ手段は、ロードロック室と再生室殿間に移動可
    能に設けられ、 ロードロック室内にトラップ手段が位置したときには前
    記冷媒通路に冷媒が供給され、再生室内にトラップ手段
    が位置したときには前記温媒通路に温媒が供給されるこ
    とを特徴とする真空形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 凝固温度の異なる少なくとも2つの気体を分離するため
    のガス精製装置を有し、 このガス精製装置は、 前記2つの気体を収容するトラップ部屋と、 このトラップ部屋内に設けられ、前記2つの気体の内高
    い凝固温度よりも低い温度の冷媒を流通される冷却手段
    と、 を備え、 この冷却手段により前記凝固温度の高い気体を冷却し凝
    固させる場合、前記凝固温度の高い方の気体は二酸化炭
    素ガスであり、凝固温度の低い方の気体は窒素ガスまた
    は酸素ガスであり、前記冷媒は液体窒素であることを特
    徴とする真空形成装置。
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