JPH06244745A - ノイズ抑制回路 - Google Patents
ノイズ抑制回路Info
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- JPH06244745A JPH06244745A JP2584093A JP2584093A JPH06244745A JP H06244745 A JPH06244745 A JP H06244745A JP 2584093 A JP2584093 A JP 2584093A JP 2584093 A JP2584093 A JP 2584093A JP H06244745 A JPH06244745 A JP H06244745A
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Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】受信感度を低下させることなく、良好にノイズ
を低減する。 【構成】分配部12の一方の分配出力からハイパスフィ
ルタ13でノイズ成分を抽出する。反転増幅部14でノ
イズ成分を反転増幅して、ノイズ成分とは極性が逆で絶
対値で大きさの等しい信号を作成する。遅延部15で上
記ハイパスフィルタ13及び反転増幅部14の処理時間
だけ分配部の他方の出力を遅延させる。これにより、反
転増幅部14出力であるノイズ成分の時間軸上の位置
に、分配部12の他方の出力のノイズ成分の位置を一致
させる。加算部16でノイズ成分とは極性が逆で絶対値
で大きさの等しい信号とノイズ成分とを加算し、ノイズ
成分を相殺する。ノイズ成分とは極性が逆で絶対値で大
きさの等しい信号をノイズ成分に加算して相殺すると、
信号の歪みが生じにくく、受信感度の低下を生じない。
を低減する。 【構成】分配部12の一方の分配出力からハイパスフィ
ルタ13でノイズ成分を抽出する。反転増幅部14でノ
イズ成分を反転増幅して、ノイズ成分とは極性が逆で絶
対値で大きさの等しい信号を作成する。遅延部15で上
記ハイパスフィルタ13及び反転増幅部14の処理時間
だけ分配部の他方の出力を遅延させる。これにより、反
転増幅部14出力であるノイズ成分の時間軸上の位置
に、分配部12の他方の出力のノイズ成分の位置を一致
させる。加算部16でノイズ成分とは極性が逆で絶対値
で大きさの等しい信号とノイズ成分とを加算し、ノイズ
成分を相殺する。ノイズ成分とは極性が逆で絶対値で大
きさの等しい信号をノイズ成分に加算して相殺すると、
信号の歪みが生じにくく、受信感度の低下を生じない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FM受信機においてノ
イズを低減するノイズ抑制回路に関するものである。
イズを低減するノイズ抑制回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】FM受信機では、感度限界になると信号
成分が現象することから、キャリア抑圧効果が低減し、
ノイズレベルが増大することになる。これが復調出力に
は三角雑音と呼ばれるノイズ成分として現れる。このノ
イズ成分は信号成分よりも大きなエネルギ密度を持つ。
上記ノイズ成分はインパルス的であるため、フィルタな
どがインパルス応答を示し、入力ノイズの時間幅に対し
てさらに時間応答が長くなり、信号成分がノイズで判別
できなくなってしまうという状態を起こす。
成分が現象することから、キャリア抑圧効果が低減し、
ノイズレベルが増大することになる。これが復調出力に
は三角雑音と呼ばれるノイズ成分として現れる。このノ
イズ成分は信号成分よりも大きなエネルギ密度を持つ。
上記ノイズ成分はインパルス的であるため、フィルタな
どがインパルス応答を示し、入力ノイズの時間幅に対し
てさらに時間応答が長くなり、信号成分がノイズで判別
できなくなってしまうという状態を起こす。
【0003】このような感度限界におけるノイズ低減方
法としては、従来では自動車ノイズなどのインパルスノ
イズを低減する方法で対応してきている。図4はデータ
通信を行うスーパヘテロダイン方式のFM受信機であ
り、基本的には、アンテナ入力を増幅するRFアンプ1
と、このRFアンプ1の出力の周波数を中間周波数(I
F)に変換するミキサと局部発振器とからなる周波数変
換部2と、中間周波数信号を抽出するIFフィルタ3
と、IFフィルタ3の出力を増幅するIFアンプ4と、
IFアンプ4の出力を復調する復調部5と、復調出力を
平滑する平滑部6と、平滑部6の出力を波形整形する波
形整形部7とで構成されている。
法としては、従来では自動車ノイズなどのインパルスノ
イズを低減する方法で対応してきている。図4はデータ
通信を行うスーパヘテロダイン方式のFM受信機であ
り、基本的には、アンテナ入力を増幅するRFアンプ1
と、このRFアンプ1の出力の周波数を中間周波数(I
F)に変換するミキサと局部発振器とからなる周波数変
換部2と、中間周波数信号を抽出するIFフィルタ3
と、IFフィルタ3の出力を増幅するIFアンプ4と、
IFアンプ4の出力を復調する復調部5と、復調出力を
平滑する平滑部6と、平滑部6の出力を波形整形する波
形整形部7とで構成されている。
【0004】このFM受信機では、アンテナで受信され
た信号をRFアンプ1で増幅し、その増幅出力を周波数
変換部2でIF周波数に落とし、IF周波数成分をIF
フィルタで抽出して、IFアンプ4で増幅する。その増
幅出力を復調部5で復調し、平滑部6で平滑した出力を
波形整形部7で波形整形してデータ信号に復元する。図
4のFM受信機では、ノイズを低減するための構成とし
て、周波数変換部2の出力に生じる高周波成分を抽出し
てノイズ成分を抽出するハイパスフィルタ(HPF)8
と、ハイパスフィルタ8の出力を増幅するノイズ増幅部
9と、増幅されたノイズ成分を検波するノイズ検波部1
0と、検波されたノイズ出力に応じてIFアンプ4のゲ
イン調整を行う制御部11とを備えている。
た信号をRFアンプ1で増幅し、その増幅出力を周波数
変換部2でIF周波数に落とし、IF周波数成分をIF
フィルタで抽出して、IFアンプ4で増幅する。その増
幅出力を復調部5で復調し、平滑部6で平滑した出力を
波形整形部7で波形整形してデータ信号に復元する。図
4のFM受信機では、ノイズを低減するための構成とし
て、周波数変換部2の出力に生じる高周波成分を抽出し
てノイズ成分を抽出するハイパスフィルタ(HPF)8
と、ハイパスフィルタ8の出力を増幅するノイズ増幅部
9と、増幅されたノイズ成分を検波するノイズ検波部1
0と、検波されたノイズ出力に応じてIFアンプ4のゲ
イン調整を行う制御部11とを備えている。
【0005】上記FM受信機では、周波数変換部2の出
力からハイパスフィルタ8を用いてノイズ成分を抽出
し、その抽出したノイズ成分をノイズ増幅部9で増幅し
て、ノイズ検波部10で検波し、その検波出力から制御
部11が問題となるレベル以上のピーク値を持つノイズ
成分であるか否かの判別を行う。そして、その問題とな
るノイズ成分が存在する期間はIFアンプ4のゲインを
小さくして、IFアンプ2からノイズ成分による大きな
信号成分が出力されることを防止するようにしてある。
力からハイパスフィルタ8を用いてノイズ成分を抽出
し、その抽出したノイズ成分をノイズ増幅部9で増幅し
て、ノイズ検波部10で検波し、その検波出力から制御
部11が問題となるレベル以上のピーク値を持つノイズ
成分であるか否かの判別を行う。そして、その問題とな
るノイズ成分が存在する期間はIFアンプ4のゲインを
小さくして、IFアンプ2からノイズ成分による大きな
信号成分が出力されることを防止するようにしてある。
【0006】このノイズ低減方法によれば、周波数変換
部2の出力からノイズ成分を検出する構成としてあるの
で、応答性が良く、インパルス状のノイズ成分をも検出
できるという利点がある。なお、上述の場合にはIFア
ンプ4のゲインを小さく制限することで、ノイズ成分に
応じた出力がIFアンプ4から出力されることを防止し
てあるが、IFフィルタ3として信号の通過帯域を可変
自在なものを用い、問題となるノイズ成分が存在する場
合には、IFフィルタ3の通過帯域を狭くして、ノイズ
成分に応じた出力がIFアンプ4に入力されないように
するものもある。また、ハイパスフィルタ8を用いない
構成のものもある。
部2の出力からノイズ成分を検出する構成としてあるの
で、応答性が良く、インパルス状のノイズ成分をも検出
できるという利点がある。なお、上述の場合にはIFア
ンプ4のゲインを小さく制限することで、ノイズ成分に
応じた出力がIFアンプ4から出力されることを防止し
てあるが、IFフィルタ3として信号の通過帯域を可変
自在なものを用い、問題となるノイズ成分が存在する場
合には、IFフィルタ3の通過帯域を狭くして、ノイズ
成分に応じた出力がIFアンプ4に入力されないように
するものもある。また、ハイパスフィルタ8を用いない
構成のものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のノイ
ズ低減方法によれば、ノイズが存在する期間には、信号
成分を小さく抑える構成、つまりは実質的にノイズが存
在する期間には信号成分をカットする構成となってい
る。このように信号をカットしたままでは、波形整形部
7で正しい信号を復元できない。そこで、上記FM受信
機では、平滑部6を設けることにより、上記カットした
部分を平坦にならすようにして、正しい信号を波形整形
部7で復元できるようにしてある。
ズ低減方法によれば、ノイズが存在する期間には、信号
成分を小さく抑える構成、つまりは実質的にノイズが存
在する期間には信号成分をカットする構成となってい
る。このように信号をカットしたままでは、波形整形部
7で正しい信号を復元できない。そこで、上記FM受信
機では、平滑部6を設けることにより、上記カットした
部分を平坦にならすようにして、正しい信号を波形整形
部7で復元できるようにしてある。
【0008】しかしながら、ノイズ成分の時間幅によっ
てじゃ、平滑部6でカットされた信号部分を完全に修復
できず、図5(a)の右端に示すように平滑部6の出力
に信号成分をカットした傷ハを生じる。ここで、上記波
形整形部7が基準レベルVTHとの比較で信号を波形整形
する場合には、図5(b)に示すように、上記傷ハによ
り不要な信号ニが発生するという問題があった。また、
場合によっては、平滑部6の振動現象により新たに信号
の歪みと同様の波形を生じることもある。
てじゃ、平滑部6でカットされた信号部分を完全に修復
できず、図5(a)の右端に示すように平滑部6の出力
に信号成分をカットした傷ハを生じる。ここで、上記波
形整形部7が基準レベルVTHとの比較で信号を波形整形
する場合には、図5(b)に示すように、上記傷ハによ
り不要な信号ニが発生するという問題があった。また、
場合によっては、平滑部6の振動現象により新たに信号
の歪みと同様の波形を生じることもある。
【0009】このような現象は、受信感度が限界レベル
になるほど顕著に現れる。図6(a)は、受信感度が限
界レベルである場合の復調部5の出力波形を示し、キャ
リア抑圧作用が効果的に働かず、むしろノイズ成分によ
り信号が抑圧されるため、ノイズ成分が検出される時間
幅が多くなり、復調部5の出力が大部分が平滑部6で平
滑され、波形整形部7の出力は図6(b)に示す出力波
形となってしまう。この場合には、データの”1”,”
0”の区別が却ってつかなくなり、受信感度が悪いとき
には、却って受信感度を低下させるように作用するとい
う問題があった。
になるほど顕著に現れる。図6(a)は、受信感度が限
界レベルである場合の復調部5の出力波形を示し、キャ
リア抑圧作用が効果的に働かず、むしろノイズ成分によ
り信号が抑圧されるため、ノイズ成分が検出される時間
幅が多くなり、復調部5の出力が大部分が平滑部6で平
滑され、波形整形部7の出力は図6(b)に示す出力波
形となってしまう。この場合には、データの”1”,”
0”の区別が却ってつかなくなり、受信感度が悪いとき
には、却って受信感度を低下させるように作用するとい
う問題があった。
【0010】また、ノイズ成分の検出の応答性はよい
が、その後の処理において時間的な遅延を多く発生する
ため、光束応答する中間周波数の変動に対して、十分に
追従できず確実にノイズを除去することができない場合
もある。さらに、この種のFM受信機では、復調部5と
してクォードレイチャー(Quadratuer)検波方式を採用
して受信感度を高くしてあるが、上記ノイズ低減方法で
はその高感度受信性能を損なわせる結果となるという問
題があった。
が、その後の処理において時間的な遅延を多く発生する
ため、光束応答する中間周波数の変動に対して、十分に
追従できず確実にノイズを除去することができない場合
もある。さらに、この種のFM受信機では、復調部5と
してクォードレイチャー(Quadratuer)検波方式を採用
して受信感度を高くしてあるが、上記ノイズ低減方法で
はその高感度受信性能を損なわせる結果となるという問
題があった。
【0011】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、受信感度を低下させる
ことなく、良好にノイズを低減することができるノイズ
抑制回路を提供することにある。
あり、その目的とするところは、受信感度を低下させる
ことなく、良好にノイズを低減することができるノイズ
抑制回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、復調部の出力を分配する分配部と、分
配部の一方の分配出力の高周波成分を通過させるハイパ
スフィルタと、ハイパスフィルタを通過した信号を反転
増幅する反転増幅部と、上記分配部の他方の分配出力を
ハイパスフィルタ及び反転増幅部における信号処理に要
する時間だけ遅延して出力する遅延部と、遅延部と反転
増幅部との出力を加算する加算部とを備えている。
達成するために、復調部の出力を分配する分配部と、分
配部の一方の分配出力の高周波成分を通過させるハイパ
スフィルタと、ハイパスフィルタを通過した信号を反転
増幅する反転増幅部と、上記分配部の他方の分配出力を
ハイパスフィルタ及び反転増幅部における信号処理に要
する時間だけ遅延して出力する遅延部と、遅延部と反転
増幅部との出力を加算する加算部とを備えている。
【0013】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
分配部の一方の分配出力からハイパスフィルタでノイズ
成分を抽出し、反転増幅部でノイズ成分を反転増幅し、
ノイズ成分とは極性が逆で絶対値で大きさの等しい信号
を作成する。そして、遅延部で上記ハイパスフィルタ及
び反転増幅部の処理時間だけ分配部の他方の出力を遅延
させ、反転増幅部の出力であるノイズ成分の時間軸上の
位置に、分配部の他方の出力のノイズ成分の位置を一致
させる。加算部でノイズ成分とは極性が逆で絶対値で大
きさの等しい信号とノイズ成分とを加算することによ
り、ノイズ成分を相殺する。このようにノイズ成分とは
極性が逆で絶対値で大きさの等しい信号をノイズ成分に
加算して相殺すると、信号の歪みが生じにくく、受信感
度の低下を生じない。
分配部の一方の分配出力からハイパスフィルタでノイズ
成分を抽出し、反転増幅部でノイズ成分を反転増幅し、
ノイズ成分とは極性が逆で絶対値で大きさの等しい信号
を作成する。そして、遅延部で上記ハイパスフィルタ及
び反転増幅部の処理時間だけ分配部の他方の出力を遅延
させ、反転増幅部の出力であるノイズ成分の時間軸上の
位置に、分配部の他方の出力のノイズ成分の位置を一致
させる。加算部でノイズ成分とは極性が逆で絶対値で大
きさの等しい信号とノイズ成分とを加算することによ
り、ノイズ成分を相殺する。このようにノイズ成分とは
極性が逆で絶対値で大きさの等しい信号をノイズ成分に
加算して相殺すると、信号の歪みが生じにくく、受信感
度の低下を生じない。
【0014】
【実施例】図1乃至図3に本発明の一実施例を示す。本
実施例のFM受信機は、図4のRFアンプ1、周波数変
換部2、IFフィルタ3、IFアンプ4、復調部5、及
び波形整形部7を備え、図4の平滑部6に代えてノイズ
抑制回路Aを設けてある。このノイズ抑制回路Aは、復
調部5の出力を分配する分配部12と、分配部12で分
配された一方の信号の高周波成分を通過させるハイパス
フィルタ(HPF)13と、ハイパスフィルタ13の出
力を反転増幅する反転増幅部14と、上記分配部12で
分配された他方の信号を一定時間遅延する遅延部15
と、この遅延部15の出力と反転増幅部14の出力とを
加算する加算部16とで構成してある。
実施例のFM受信機は、図4のRFアンプ1、周波数変
換部2、IFフィルタ3、IFアンプ4、復調部5、及
び波形整形部7を備え、図4の平滑部6に代えてノイズ
抑制回路Aを設けてある。このノイズ抑制回路Aは、復
調部5の出力を分配する分配部12と、分配部12で分
配された一方の信号の高周波成分を通過させるハイパス
フィルタ(HPF)13と、ハイパスフィルタ13の出
力を反転増幅する反転増幅部14と、上記分配部12で
分配された他方の信号を一定時間遅延する遅延部15
と、この遅延部15の出力と反転増幅部14の出力とを
加算する加算部16とで構成してある。
【0015】例えば、図3(a)のイで示す復調出力が
得られているとし、その出力をハイパスフィルタ11に
通すと、同図中のロの信号が得られる。ここで、ハイパ
スフィルタ11を構成する部品の時定数を小さく設定し
て、主に三角波ノイズ成分を抽出するようにしてある。
この信号ロは反転増幅部14で反転増幅すると、図3
(b)に示す波形になる。
得られているとし、その出力をハイパスフィルタ11に
通すと、同図中のロの信号が得られる。ここで、ハイパ
スフィルタ11を構成する部品の時定数を小さく設定し
て、主に三角波ノイズ成分を抽出するようにしてある。
この信号ロは反転増幅部14で反転増幅すると、図3
(b)に示す波形になる。
【0016】遅延部15の遅延時間を、分配部2の他方
の分配出力が、ハイパスフィルタ13及び反転増幅部1
4における信号処理に要する時間だけ遅延して出力する
ように設定し、反転増幅部14の出力が加算部16に入
力されると同時に、分配部12の他方の信号が加算部1
6に入力されるようにしてある。これにより、反転増幅
部14の出力であるノイズ成分の極性を反転した信号の
出力時点と、遅延部15の出力に含まれるノイズ成分の
出力時点とが一致するようにしてある。
の分配出力が、ハイパスフィルタ13及び反転増幅部1
4における信号処理に要する時間だけ遅延して出力する
ように設定し、反転増幅部14の出力が加算部16に入
力されると同時に、分配部12の他方の信号が加算部1
6に入力されるようにしてある。これにより、反転増幅
部14の出力であるノイズ成分の極性を反転した信号の
出力時点と、遅延部15の出力に含まれるノイズ成分の
出力時点とが一致するようにしてある。
【0017】また、上記反転増幅部14の出力は、遅延
部15から出力されるノイズ成分と絶対値でレベルが同
じになるようにそのゲインが調節されている。具体的に
は、上記ハイパスフィルタ13による減衰分を増幅する
ように反転増幅部14の増幅率は設定してある。従っ
て、加算部16で遅延部15の出力と反転増幅部14の
出力とを加算すれば、復調出力に含まれる高周波成分、
つまりはノイズ成分が相殺される。この加算部12の出
力は図3(c)に示す波形となる。このようにノイズ成
分とは極性が逆で絶対値で大きさの等しい信号をノイズ
成分に加算して相殺するようにすれば、信号からノイズ
成分をカットする場合のように、カットしたことにより
傷、つまりは信号歪みを生じることなく、ノイズ成分を
除去することができる。殊に、感度限界における三角波
ノイズ成分を除去するのみ有効となり、従来方式のよう
に信号に傷が残ることがないので、受信感度の低下を来
すこともない。また、入力信号がない場合には、上記ノ
イズ抑制回路Aは、ノイズ成分が完全に相殺されて除去
されるので、いわゆるスケルチ機能を働かせたように動
作する。
部15から出力されるノイズ成分と絶対値でレベルが同
じになるようにそのゲインが調節されている。具体的に
は、上記ハイパスフィルタ13による減衰分を増幅する
ように反転増幅部14の増幅率は設定してある。従っ
て、加算部16で遅延部15の出力と反転増幅部14の
出力とを加算すれば、復調出力に含まれる高周波成分、
つまりはノイズ成分が相殺される。この加算部12の出
力は図3(c)に示す波形となる。このようにノイズ成
分とは極性が逆で絶対値で大きさの等しい信号をノイズ
成分に加算して相殺するようにすれば、信号からノイズ
成分をカットする場合のように、カットしたことにより
傷、つまりは信号歪みを生じることなく、ノイズ成分を
除去することができる。殊に、感度限界における三角波
ノイズ成分を除去するのみ有効となり、従来方式のよう
に信号に傷が残ることがないので、受信感度の低下を来
すこともない。また、入力信号がない場合には、上記ノ
イズ抑制回路Aは、ノイズ成分が完全に相殺されて除去
されるので、いわゆるスケルチ機能を働かせたように動
作する。
【0018】図1の一具体構成を図2に示す。分配部1
2は、ダイオードD1 ,D2 で構成し、ハイパスフィル
タ13は、コンデンサC1 ,コイルL1 及び抵抗R1 で
構成し、時定数は小さく設定してある。また、反転増幅
部15は、オペアンプOP1で構成して、抵抗R2 ,R
3 で増幅率(R2 /R3 )が調整される。加算部16
は、オペアンプOP2 で構成したものを用いてある。
2は、ダイオードD1 ,D2 で構成し、ハイパスフィル
タ13は、コンデンサC1 ,コイルL1 及び抵抗R1 で
構成し、時定数は小さく設定してある。また、反転増幅
部15は、オペアンプOP1で構成して、抵抗R2 ,R
3 で増幅率(R2 /R3 )が調整される。加算部16
は、オペアンプOP2 で構成したものを用いてある。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述のように、復調部の出力を
分配する分配部と、分配部の一方の分配出力の高周波成
分を通過させるハイパスフィルタと、ハイパスフィルタ
を通過した信号を反転増幅する反転増幅部と、上記分配
部の他方の分配出力をハイパスフィルタ及び反転増幅部
における信号処理に要する時間だけ遅延して出力する遅
延部と、遅延部と反転増幅部との出力を加算する加算部
とを備えているので、ノイズ成分とは極性が逆で絶対値
で大きさの等しい信号をノイズ成分と加算する形で、ノ
イズ成分を相殺することができる。しかも、ノイズ成分
とは極性が逆で絶対値で大きさの等しい信号をノイズ成
分に加算して相殺するので、信号の歪みが生じにくく、
受信感度の低下を生じない。
分配する分配部と、分配部の一方の分配出力の高周波成
分を通過させるハイパスフィルタと、ハイパスフィルタ
を通過した信号を反転増幅する反転増幅部と、上記分配
部の他方の分配出力をハイパスフィルタ及び反転増幅部
における信号処理に要する時間だけ遅延して出力する遅
延部と、遅延部と反転増幅部との出力を加算する加算部
とを備えているので、ノイズ成分とは極性が逆で絶対値
で大きさの等しい信号をノイズ成分と加算する形で、ノ
イズ成分を相殺することができる。しかも、ノイズ成分
とは極性が逆で絶対値で大きさの等しい信号をノイズ成
分に加算して相殺するので、信号の歪みが生じにくく、
受信感度の低下を生じない。
【図1】本発明の一実施例の要部回路構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】同上の具体回路図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】従来のFM受信機の回路構成を示すブロック図
である。
である。
【図5】同上の問題となる現象の説明図である。
【図6】同上の問題となる別の現象の説明図である。
A ノイズ抑制回路 5 復調部 12 分配部 13 ハイパスフィルタ 14 反転増幅部 15 遅延部 16 加算部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】FM受信機では、感度限界になると信号
成分が減少することから、キャリア抑圧効果が低減し、
ノイズレベルが増大することになる。これが復調出力に
は三角雑音と呼ばれるノイズ成分として現れる。このノ
イズ成分は信号成分よりも大きなエネルギ密度を持つ。
上記ノイズ成分はインパルス的であるため、フィルタな
どがインパルス応答を示し、入力ノイズの時間幅に対し
てさらに時間応答が長くなり、信号成分がノイズで判別
できなくなってしまうという状態を起こす。
成分が減少することから、キャリア抑圧効果が低減し、
ノイズレベルが増大することになる。これが復調出力に
は三角雑音と呼ばれるノイズ成分として現れる。このノ
イズ成分は信号成分よりも大きなエネルギ密度を持つ。
上記ノイズ成分はインパルス的であるため、フィルタな
どがインパルス応答を示し、入力ノイズの時間幅に対し
てさらに時間応答が長くなり、信号成分がノイズで判別
できなくなってしまうという状態を起こす。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】しかしながら、ノイズ成分の時間幅によっ
ては、平滑部6でカットされた信号部分を完全に修復で
きず、図5(a)の右端に示すように平滑部6の出力に
信号成分をカットした傷ハを生じる。ここで、上記波形
整形部7が基準レベルVTHとの比較で信号を波形整形す
る場合には、図5(b)に示すように、上記傷ハにより
不要な信号ニが発生するという問題があった。また、場
合によっては、平滑部6の振動現象により新たに信号の
歪みと同様の波形を生じることもある。
ては、平滑部6でカットされた信号部分を完全に修復で
きず、図5(a)の右端に示すように平滑部6の出力に
信号成分をカットした傷ハを生じる。ここで、上記波形
整形部7が基準レベルVTHとの比較で信号を波形整形す
る場合には、図5(b)に示すように、上記傷ハにより
不要な信号ニが発生するという問題があった。また、場
合によっては、平滑部6の振動現象により新たに信号の
歪みと同様の波形を生じることもある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、ノイズ成分の検出の応答性はよい
が、その後の処理において時間的な遅延を多く発生する
ため、高速応答する中間周波数の変動に対して、十分に
追従できず確実にノイズを除去することができない場合
もある。さらに、この種のFM受信機では、復調部5と
してクォードレイチャー(Quadratuer)検波方式を採用
して受信感度を高くしてあるが、上記ノイズ低減方法で
はその高感度受信性能を損なわせる結果となるという問
題があった。
が、その後の処理において時間的な遅延を多く発生する
ため、高速応答する中間周波数の変動に対して、十分に
追従できず確実にノイズを除去することができない場合
もある。さらに、この種のFM受信機では、復調部5と
してクォードレイチャー(Quadratuer)検波方式を採用
して受信感度を高くしてあるが、上記ノイズ低減方法で
はその高感度受信性能を損なわせる結果となるという問
題があった。
Claims (1)
- 【請求項1】 FM受信機においてノイズを低減するノ
イズ抑制回路であって、復調部の出力を分配する分配部
と、分配部の一方の分配出力の高周波成分を通過させる
ハイパスフィルタと、ハイパスフィルタを通過した信号
を反転増幅する反転増幅部と、上記分配部の他方の分配
出力をハイパスフィルタ及び反転増幅部における信号処
理に要する時間だけ遅延して出力する遅延部と、遅延部
と反転増幅部との出力を加算する加算部とを備えて成る
ことを特徴とするノイズ抑制回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2584093A JPH06244745A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | ノイズ抑制回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2584093A JPH06244745A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | ノイズ抑制回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06244745A true JPH06244745A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12177054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2584093A Withdrawn JPH06244745A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | ノイズ抑制回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06244745A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6151373A (en) * | 1997-04-03 | 2000-11-21 | At&T Corp. | Weak signal resolver |
| JP2008167197A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Seiko Epson Corp | ノイズキャンセル回路、アナログ信号処理回路部及び電子機器 |
| JP2012156920A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 温度補償型水晶発振器 |
| JP2017503431A (ja) * | 2014-01-17 | 2017-01-26 | クアルコム,インコーポレイテッド | 信号のブロッカー成分のフィルタリング |
| WO2019077889A1 (ja) * | 2017-10-17 | 2019-04-25 | 株式会社ミツバ | ノイズ除去回路およびノイズ除去方法ならびにモータ制御装置 |
| WO2019229951A1 (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-05 | 株式会社島津製作所 | 飛行時間型質量分析装置 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP2584093A patent/JPH06244745A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6151373A (en) * | 1997-04-03 | 2000-11-21 | At&T Corp. | Weak signal resolver |
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| US8134255B2 (en) | 2006-12-28 | 2012-03-13 | Seiko Epson Corporation | Noise cancellation circuit, analog signal processing circuit, and electronic instrument |
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| WO2019077889A1 (ja) * | 2017-10-17 | 2019-04-25 | 株式会社ミツバ | ノイズ除去回路およびノイズ除去方法ならびにモータ制御装置 |
| JP2019075900A (ja) * | 2017-10-17 | 2019-05-16 | 株式会社ミツバ | ノイズ除去回路およびノイズ除去方法ならびにモータ制御装置 |
| WO2019229951A1 (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-05 | 株式会社島津製作所 | 飛行時間型質量分析装置 |
| CN112236841A (zh) * | 2018-05-31 | 2021-01-15 | 株式会社岛津制作所 | 飞行时间质谱分析装置 |
| JPWO2019229951A1 (ja) * | 2018-05-31 | 2021-05-13 | 株式会社島津製作所 | 飛行時間型質量分析装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |