JPH06245357A - 架空送電線用スペーサのクランプ構造 - Google Patents

架空送電線用スペーサのクランプ構造

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Publication number
JPH06245357A
JPH06245357A JP50A JP2675693A JPH06245357A JP H06245357 A JPH06245357 A JP H06245357A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 2675693 A JP2675693 A JP 2675693A JP H06245357 A JPH06245357 A JP H06245357A
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JP
Japan
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transmission line
gripping member
power transmission
overhead power
spacer
Prior art date
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Pending
Application number
JP50A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamamoto
健次 山本
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06245357A publication Critical patent/JPH06245357A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペーサのクランプ部材と架空送電線との素
導体間の接触抵抗を小さくし、架空送電線に事故電流が
流れても大電流が局部的に集中することを未然に防止す
ることができる架空送電線用スペーサのクランプ構造を
提供する。 【構成】 架空送電線2間にこれら架空送電線2を所定
の間隔を隔てて保持するために設けられるスペーサ1に
取り付けられ、上記架空送電線2にその断面略半円を形
成する外周部を包み込んで把持する把持部材4と、該把
持部材4と架空送電線2との外周部に巻回されるアーマ
ロッド5とを備えたスペーサ1のクランプ構造におい
て、上記把持部材4とアーマロッド5とを導電性を有す
る部材で成型すると共に、上記把持部材4の外周部にこ
れに巻回されるアーマロッド5を挟持して把持部材4と
アーマロッド5とを同電位に係合させる突起部10を形
成すると共に、上記把持部材4の外周部にゴムの如き緩
衝材層8を被覆したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空送電線用スペーサ
のクランプ構造に係り、特に、架空送電線間にこれら架
空送電線を所定の間隔を隔てて保持するために設けられ
る所謂AG型のスペーサに取り付けられ、架空送電線を
実質的に把持するクランプ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、架空送電線間にはこれら架空送
電線を所定の間隔を隔てて保持するためにスペーサが取
り付けられている。特にAG型スペーサは図4及び図5
に示す機構が採用されている。図4に示すように、スペ
ーサ1には実質的に架空送電線2を保持するためのクラ
ンプ部材3が脱着自在に取り付けられている。このクラ
ンプ部材3は架空送電線2にその断面略半円を形成する
外周部を包み込んで把持する把持部材4と、この把持部
材4と架空送電線2との外周部に巻回されて架空送電線
2を締め付けるアーマロッド5とから主に構成されてい
る。また、図5に示すように、把持部材4は架空送電線
2の略半周部を包み込むように形成された把持部6とス
ペーサ1に着脱自在に取り付けるための継手部7とを有
している。この把持部材4は導電性を有する金属材料で
成型され、充分な強度を有していると共に、アーマロッ
ド5を案内すべく突起部9を有し、またその把持部材4
の外周部にはゴムの如き緩衝材層8が被覆されている。
この緩衝材層8はこの上に巻回されるアーマロッド5か
らの締付力を高める機能を有していると共に、架空送電
線2と把持部材4とが直接接触することによる架空送電
線2の損傷を防止するものである。一方、アーマロッド
5はアルミ等の導電性ワイヤによって成型されている。
【0003】そこで、図4に示すように、把持部材4の
把持部6内に架空送電線2を挿入して包み込んだ後、こ
の把持部材4と架空送電線2とをアーマロッド5により
巻回させることにより、所定の締付力で把持部材4を架
空送電線2にクランプすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のAG
型スペーサに用いられるクランプ部材において、図6に
示すように、これを構成する把持部材4の外周部にはゴ
ムの如き緩衝材層8が被覆されていることにより、その
固有抵抗が金属に比べて大きいことから把持部材4に把
持される架空送電線2と把持部材4との素導体間には数
kΩの接触抵抗が存在していることになる。
【0005】ところで、架空送電線2に事故電流が流れ
ると、把持部材4を含むスペーサ1が導電性を有する金
属で成型されていることからスペーサ1にも分流し、局
部的に緩衝材層8を形成するゴム層が破壊されて抵抗が
ほとんど無くなりこの部分に大電流が流れる場合があ
る。この結果、架空送電線2の素線まで損傷することも
ある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、スペーサのクランプ部材と架空送電線との素導体間
の接触抵抗を小さくし、架空送電線に事故電流が流れて
も大電流が局部的に集中することを未然に防止すること
ができる架空送電線用スペーサのクランプ構造を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、架空送電線間にこれら架空送電線を所定の
間隔を隔てて保持するために設けられるスペーサに取り
付けられ、上記架空送電線にその断面略半円を形成する
外周部を包み込んで把持する把持部材と、該把持部材と
架空送電線との外周部に巻回されるアーマロッドとを備
えたスペーサのクランプ構造において、上記把持部材と
アーマロッドとを導電性を有する部材で成型すると共
に、上記把持部材の外周部にこれに巻回されるアーマロ
ッドを挟持して把持部材とアーマロッドとを同電位に係
合させる突起部を露出すると共に、他の外周部にゴムの
如き緩衝材層を被覆して構成したものである。
【0008】また本発明は、架空送電線間にこれら架空
送電線を所定の間隔を隔てて保持するために設けられる
スペーサに取り付けられ、上記架空送電線にその断面略
半円を形成する外周部を包み込んで把持する把持部材
と、該把持部材と架空送電線との外周部に巻回されるア
ーマロッドとを備えたスペーサのクランプ構造におい
て、上記把持部材とアーマロッドとを導電性を有する部
材で成型すると共に、上記把持部材の外周部にこれに巻
回されるアーマロッドを案内して係合させる突起部を形
成すると共に、該突起部を含む把持部材の外周部にゴム
の如き緩衝材層を被覆し、且つ該緩衝材層上にこれに巻
回されるアーマロッドとスペーサを同電位に結ぶ導電体
を設けて構成したものである。
【0009】
【作用】上記構成により、把持部材の外周部にこれに巻
回されるアーマロッドを挾持して把持部材とアーマロッ
ドとを同電位に係合させる突起部を形成したことによ
り、アーマロッドと把持部材とが直接接触され、架空送
電線と把持部材との素導体間を同電位に係合させること
ができる。
【0010】また、緩衝材層上に、これに巻回されるア
ーマロッドと把持部材の本体とを同電位で結ぶ導電体を
設けたことにより、アーマロッドを介して把持部材と架
空送電線との素導体間を同電位に連結することができ
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0012】図1及び図2に示すように、架空送電線2
間にはこれら架空送電線2を所定の間隔を隔てて保持す
るためにスペーサ1が取り付けられている。スペーサ1
には実質的に架空送電線2に係合するためのクランプ部
材3が脱着自在に取り付けられている。このクランプ部
材3は架空送電線2にその断面略半円を形成する外周部
を包み込んで把持する把持部材4と、この把持部材4と
架空送電線2との外周部に巻回されて架空送電線2を締
め付けるアーマロッド5とから主に構成されている。
【0013】把持部材4は、架空送電線2の外周部の略
半周部を包み込むように半円状に窪んで形成された係合
溝6aを有する把持部6と、スペーサ1に着脱自在に取
り付けるための継手部7とを有している。また、把持部
材4は導電性を有する、例えば鋼材で把持部6と継手部
7とが一体的に成型されている。この把持部6の外周部
には所定の間隔を隔てて突起部10が一体的に隆起され
て形成されている。これら突起部10間にはアーマロッ
ド5を挟持するための溝部11が形成されている。
【0014】一方、アーマロッド5は導電性を有するア
ルミ材で成型されている。
【0015】特に、本実施例にあっては、上記突起部1
0間に形成される溝部11を露出させて、その他の把持
部材4の外周部にはゴムの如き緩衝材層8が被覆されて
いる。特に、図示するように、溝部11及びこの溝部1
1を形成する突起部10は素導体として露出されるが、
この溝部11の近傍を覆うゴム等の緩衝材層8はこの溝
部11の底部より所定の高さ高くなるように層厚が設定
される。このように緩衝材層8が設定されることによ
り、アーマロッド5が溝部11に密着係合したときに、
緩衝材層8を介して把持部材4の架空送電線2への締付
力を高めるように構成されている。さらに、把持部材4
の一端に形成される継手部7には、スペーサ1に設けら
れたブラケット13に着脱自在に取り付けられるための
ボルト14の挿通孔15が形成されている。
【0016】次に、本実施例に作用について述べる。
【0017】図1及び図2に示すように、クランプ部材
3の把持部材4をその継手部7を介してスペーサ1に取
り付けた後、把持部材4の把持部6を架空送電線2の外
周部に嵌合させて取り付ける。このように把持部6は架
空送電線2に嵌合されることにより、把持部6は架空送
電線2の断面略半円を形成する外周部を包み込むことに
なる。把持部材4の把持部6を架空送電線2の外周部に
係合させた後、把持部6の外周部に設けられた突起部1
0間に形成される溝部11に、それぞれ密着して係合す
るようにアーマロッド5を巻回させて架空送電線2と把
持部材4とを締め付けてクランプすることになる。この
ように、架空送電線2に把持部材4の把持部6を係合し
た後、把持部6の外周部と架空送電線2とにアーマロッ
ド5を巻回することにより、スペーサ1が架空送電線2
間に取り付けられることになり、架空送電線2間が所定
の間隔を保持することになる。特に、把持部材4の溝部
11が素導体として露出しており、この溝部11にアー
マロッド5が密着して係合されることになるため、把持
部材4と架空送電線2との素導体間が同電位で係合され
ることになる。従って、架空送電線2に事故電流が流れ
ても、把持部材4と導通状態に保持されていることか
ら、大電流が局部的に把持部材4に集中して流れること
がない。このため、架空送電線2を緩衝させて保持する
ために設けられた緩衝材層8が破断されることを未然に
防止でき、スペーサ1の耐久性を高めることができる。
【0018】図示するように、把持部材4とアーマロッ
ド5とは前記実施例同様に導電性を有する金属部材で成
型されると共に、この把持部材4の外周部には、これに
巻回されるアーマロッド5を案内して係合させる突起部
10が所定の間隔を隔てて設けられている。これら突起
部10間には溝部11が形成されることになる。特に、
この実施例にあっては、把持部材4を構成する把持部6
の外周部全体にゴム等の緩衝材層8が被覆されているも
のである。従って、アーマロッド5を係合する突起部1
0及び溝部11は緩衝材層8で覆われている。図示する
ように、アーマロッド5が巻回される緩衝材層8上に
は、アーマロッド5と把持部材4とを同電位に結ぶ導電
体12が設けられている。この導電体12は比較的薄い
板によって構成され、一端部に把持部材4の緩衝材層8
が被覆されていないフランジ部に連結されている。
【0019】そこで、把持部材4を架空送電線2に係合
させた後、アーマロッド5を上記溝部11に案内させな
がら係合させて把持部材4と架空送電線2とに巻回させ
ることにより、所定の締付力を与えて把持部材4はクラ
ンプされることになる。また、アーマロッド5は導電体
12上に巻回されることになるため、アーマロッド5と
把持部材4とは同電位に結ばれることになり、前記実施
例同様の効果を発揮する。
【0020】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0021】(1) 架空送電線と把持部材との素導体
間を同電位に係合させることにより、架空送電線に事故
電流が流れても大電流が局部的に集中することを未然に
防止し、架空送電線の素線の損傷を防止することができ
る (2) 導電特性を高めることができ、緩衝材層の絶縁
破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図で、スペーサのクラ
ンプ構造を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図で、把持部材の断面
斜視図である。
【図3】本発明の別の実施例を示す図である。
【図4】従来例を示す図である。
【図5】従来例を示す図で、把持部材の断面斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 スペーサ 2 架空送電線 3 クランプ部材 4 把持部材 5 アーマロッド 8 緩衝材層 10 突起部 12 導電体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架空送電線間にこれら架空送電線を所定
    の間隔を隔てて保持するために設けられるスペーサに取
    り付けられ、上記架空送電線にその断面略半円を形成す
    る外周部を包み込んで把持する把持部材と、該把持部材
    と架空送電線との外周部に巻回されるアーマロッドとを
    備えたスペーサのクランプ構造において、上記把持部材
    とアーマロッドとを導電性を有する部材で成型すると共
    に、上記把持部材の外周部にこれに巻回されるアーマロ
    ッドを挟持して把持部材とアーマロッドとを同電位に係
    合させる導電性突起部を形成すると共に、上記把持部材
    の外周部にゴムの如き緩衝材層を被覆したことを特徴と
    する架空送電線用スペーサのクランプ構造。
  2. 【請求項2】 架空送電線間にこれら架空送電線を所定
    の間隔を隔てて保持するために設けられるスペーサに取
    り付けられ、上記架空送電線にその断面略半円を形成す
    る外周部を包み込んで把持する把持部材と、該把持部材
    と架空送電線との外周部に巻回されるアーマロッドとを
    備えたスペーサのクランプ構造において、上記把持部材
    とアーマロッドとを導電性を有する部材で成型すると共
    に、上記把持部材の外周部にこれに巻回されるアーマロ
    ッドを案内して係合させる突起部を形成すると共に、該
    突起部を含む把持部材の外周部にゴムの如き緩衝材層を
    被覆し、且つ該緩衝材層上にこれに巻回されるアーマロ
    ッドと上記把持部材の素導体とを同電位に結ぶ導電体を
    設けたことを特徴とする架空送電線用スペーサのクラン
    プ構造。
JP50A 1993-02-16 1993-02-16 架空送電線用スペーサのクランプ構造 Pending JPH06245357A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111596100A (zh) * 2020-05-28 2020-08-28 南京工程学院 一种电气试验用智能化高空接线装置及使用方法

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