JPH06245462A - モータ - Google Patents
モータInfo
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- JPH06245462A JPH06245462A JP5033054A JP3305493A JPH06245462A JP H06245462 A JPH06245462 A JP H06245462A JP 5033054 A JP5033054 A JP 5033054A JP 3305493 A JP3305493 A JP 3305493A JP H06245462 A JPH06245462 A JP H06245462A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminated core
- rotor magnet
- winding
- motor
- rotor
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転効率が高く、トルクむらが小さく、運転
姿勢が安定に保たれ、かつ運転時の騒音が低いモータを
提供する。 【構成】 固定子の積層コア28の半径方向の、積層コ
ア28に対向するバックヨーク25の位置に第1の回転
子磁石23を、固定子の積層コア28の軸方向端面33
に対向するバックヨーク25の位置に第2の回転子磁石
24を配設し、固定子巻線34を、積層コア28の突極
を部分的に囲み、第1の回転子磁石23の磁束と鎖交す
るように配設された巻線部と、積層コア28の第2の回
転子磁石24に対向する面に、第2の回転子磁石24の
磁束と鎖交するように配設された巻線部とによって構成
し、バックヨーク25のボス部25aにモータ軸26を
圧入固定し、積層コアを固着したハウジング29の内側
のベアリング挿入穴に装着したベアリング30によりモ
ータ軸26を回転自在に保持する。
姿勢が安定に保たれ、かつ運転時の騒音が低いモータを
提供する。 【構成】 固定子の積層コア28の半径方向の、積層コ
ア28に対向するバックヨーク25の位置に第1の回転
子磁石23を、固定子の積層コア28の軸方向端面33
に対向するバックヨーク25の位置に第2の回転子磁石
24を配設し、固定子巻線34を、積層コア28の突極
を部分的に囲み、第1の回転子磁石23の磁束と鎖交す
るように配設された巻線部と、積層コア28の第2の回
転子磁石24に対向する面に、第2の回転子磁石24の
磁束と鎖交するように配設された巻線部とによって構成
し、バックヨーク25のボス部25aにモータ軸26を
圧入固定し、積層コアを固着したハウジング29の内側
のベアリング挿入穴に装着したベアリング30によりモ
ータ軸26を回転自在に保持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコー
ダ、オーディオカセットテープレコーダ、ビデオディス
クプレーヤなどの映像、音響機器に用いられるモータに
関する。
ダ、オーディオカセットテープレコーダ、ビデオディス
クプレーヤなどの映像、音響機器に用いられるモータに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の周対向コア付のモータについて、
図面を参照して説明する。図3は従来の周対向コア付モ
ータの構成を示す断面図で、図3において、複数極に着
磁された回転子磁石1は、磁性材料よりなるバックヨー
ク2に接着等により固着されている。また、回転子磁石
1の内周側には、外周面が回転子磁石1の内周面1aと
対向するように珪素鋼板などの薄板の磁性材料が複数枚
積層された積層コア3が配設されている。積層コア3の
外周には、固定子巻線4を回転子磁石1と同心円上に捲
装するためのスロットが設けられている。
図面を参照して説明する。図3は従来の周対向コア付モ
ータの構成を示す断面図で、図3において、複数極に着
磁された回転子磁石1は、磁性材料よりなるバックヨー
ク2に接着等により固着されている。また、回転子磁石
1の内周側には、外周面が回転子磁石1の内周面1aと
対向するように珪素鋼板などの薄板の磁性材料が複数枚
積層された積層コア3が配設されている。積層コア3の
外周には、固定子巻線4を回転子磁石1と同心円上に捲
装するためのスロットが設けられている。
【0003】また、バックヨーク2は、その内周部に設
けたボス部2aがモータ軸5に圧入されている。そのモ
ータ軸5と回転子磁石1とバックヨーク2とで、モータ
の回転子6を形成しており、モータ軸5は、ハウジング
8の中央穴の両端部に嵌装されているボールベアリング
等の軸受9aおよび9bにより回転自在に支持され、さ
らにビスクによりバックヨーク2に締結されている。上
記ハウジング8の中央穴内には、その中間に上記軸受9
aの軸方向位置を規定し、かつ軸受9bの軸方向荷重を
受けるフランジ部12が設けられている。バックヨーク
2側(図における上側)の軸受9aの外輪とフランジ部
12との間にはモータ軸5の軸方向の遊びを無くし、軸
受9a,9bに一定の軸方向予圧を与えるばね13が介
在している。このばね13の付勢によりモータ軸5が定
位置で回転することができる。
けたボス部2aがモータ軸5に圧入されている。そのモ
ータ軸5と回転子磁石1とバックヨーク2とで、モータ
の回転子6を形成しており、モータ軸5は、ハウジング
8の中央穴の両端部に嵌装されているボールベアリング
等の軸受9aおよび9bにより回転自在に支持され、さ
らにビスクによりバックヨーク2に締結されている。上
記ハウジング8の中央穴内には、その中間に上記軸受9
aの軸方向位置を規定し、かつ軸受9bの軸方向荷重を
受けるフランジ部12が設けられている。バックヨーク
2側(図における上側)の軸受9aの外輪とフランジ部
12との間にはモータ軸5の軸方向の遊びを無くし、軸
受9a,9bに一定の軸方向予圧を与えるばね13が介
在している。このばね13の付勢によりモータ軸5が定
位置で回転することができる。
【0004】一方、ハウジング8には、積層コア3と所
定の空隙量だけ離間して対向する位置に固定子巻線4に
通電するためと、回転子磁石1の位置を検出するための
ホールIC等からなる複数個の回転位置検出素子10を
取り付けるための印刷配線基板11が図示されていない
ビスにより積層コア3とともに固着されている。すなわ
ち、積層コア3は印刷配線基板11を挟んで、ハウジン
グ8に固着されており、印刷配線基板11には、固定子
巻線4に通電するために固定子巻線4の端部(図示せ
ず)と、回転子磁石1の位置情報をモータを駆動制御す
るための駆動制御回路(図示せず)に与えるために回転
子位置検出素子10の端子(図示せず)とが結線されて
いる。
定の空隙量だけ離間して対向する位置に固定子巻線4に
通電するためと、回転子磁石1の位置を検出するための
ホールIC等からなる複数個の回転位置検出素子10を
取り付けるための印刷配線基板11が図示されていない
ビスにより積層コア3とともに固着されている。すなわ
ち、積層コア3は印刷配線基板11を挟んで、ハウジン
グ8に固着されており、印刷配線基板11には、固定子
巻線4に通電するために固定子巻線4の端部(図示せ
ず)と、回転子磁石1の位置情報をモータを駆動制御す
るための駆動制御回路(図示せず)に与えるために回転
子位置検出素子10の端子(図示せず)とが結線されて
いる。
【0005】以上のように構成されたモータにおいて、
回転子位置検出素子10は、回転子磁石1の磁極を検知
することによって、回転子磁石1の回転位置を検出する
ので、この出力信号に従って固定子巻線4のそれぞれの
相に電流を切り換えて通電すると、固定子巻線4が発生
する磁束の付勢力により回転子6は回転を開始する。
回転子位置検出素子10は、回転子磁石1の磁極を検知
することによって、回転子磁石1の回転位置を検出する
ので、この出力信号に従って固定子巻線4のそれぞれの
相に電流を切り換えて通電すると、固定子巻線4が発生
する磁束の付勢力により回転子6は回転を開始する。
【0006】また、他の形式のモータである面対向型の
モータにおいては、図4に示すような構成を備えてい
る。すなわち、軸方向に複数極に着磁された回転子磁石
14は磁性材料よりなるバックヨーク15に接着等の手
段により固着されている。また磁性材料からなる固定子
17の回転子6と対向する面には印刷配線基板16が固
着され、さらに固定子17のその面には励磁巻線18を
同心円上に配列して、接着等の手段により固着してあ
る。また、回転子磁石14の位置を検出するためのホー
ルIC等からなる複数個の回転位置検出素子19も印刷
配線基板16に取り付けられている。
モータにおいては、図4に示すような構成を備えてい
る。すなわち、軸方向に複数極に着磁された回転子磁石
14は磁性材料よりなるバックヨーク15に接着等の手
段により固着されている。また磁性材料からなる固定子
17の回転子6と対向する面には印刷配線基板16が固
着され、さらに固定子17のその面には励磁巻線18を
同心円上に配列して、接着等の手段により固着してあ
る。また、回転子磁石14の位置を検出するためのホー
ルIC等からなる複数個の回転位置検出素子19も印刷
配線基板16に取り付けられている。
【0007】バックヨーク15にはその内周部に設けた
ボス部15aにモータ軸20が圧入されており、そのモ
ータ軸20と回転子磁石14とバックヨーク15とで、
モータの回転子21を形成しており、モータ軸20はハ
ウジング17aに設けられたボールベアリング等よりな
る軸受22により回転自在に支持されている。このよう
な構成のモータでは、回転子磁石14と印刷配線基板1
6との間にスラスト吸引力が発生するが、バックヨーク
15のボス部15aに軸受22の内輪22aが当接して
いるので、スラスト吸引力に抗して、回転子磁石14と
印刷配線基盤16の間隔は常に一定に保たれる。
ボス部15aにモータ軸20が圧入されており、そのモ
ータ軸20と回転子磁石14とバックヨーク15とで、
モータの回転子21を形成しており、モータ軸20はハ
ウジング17aに設けられたボールベアリング等よりな
る軸受22により回転自在に支持されている。このよう
な構成のモータでは、回転子磁石14と印刷配線基板1
6との間にスラスト吸引力が発生するが、バックヨーク
15のボス部15aに軸受22の内輪22aが当接して
いるので、スラスト吸引力に抗して、回転子磁石14と
印刷配線基盤16の間隔は常に一定に保たれる。
【0008】以上のように構成されたモータにおいて、
回転子位置検出素子20は、回転子磁石14の磁極を検
知することによって、回転子磁石14の回転位置を検出
するので、この出力信号に従って励磁巻線18のそれぞ
れの相に電流を切り換えて通電すると、励磁巻線18が
発生する磁束の作用により回転子21は回転を開始す
る。
回転子位置検出素子20は、回転子磁石14の磁極を検
知することによって、回転子磁石14の回転位置を検出
するので、この出力信号に従って励磁巻線18のそれぞ
れの相に電流を切り換えて通電すると、励磁巻線18が
発生する磁束の作用により回転子21は回転を開始す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
構成を示す従来のモータにおいては、次のような問題が
ある。 (1)積層コアの突極(各スロット間の突出部)間に空気
部が存在するために、回転子磁石と積層コア間の空隙部
において磁束むらが発生する。この磁束むらが存在する
ために、コギングトルクが発生しトルクむらが発生す
る。 (2)上記コギングトルクを低減するためには、回転子磁
石に保持力の低い磁石を用いたり、回転子磁石の保持力
分布を変化させたり、積層コアの回転子磁石と対向する
面に溝を設けたりすることによって、回転子磁石と積層
コア間の磁束分布を一様にする等の対策が考えられてい
る。しかしながら、このような対策を施すことは、積層
コア内を通過する磁束を低下させることになるので、モ
ータの効率が低下する。 (3)ベアリングに予圧を与えモータ軸を定位置で回転さ
せるために、ハウジング内にばねを挿入する必要が有
り、組立性が悪い。 (4)モータ軸を定位置で回転させるために、積層コア高
さ中心と回転子磁石の高さ中心を変えることによって、
磁気バランスを変え、軸方向の力を発生させるようなモ
ータ構成も提案されているが、このような構成である
と、モータの回転につれ、モータの回転高さが変化す
る。
構成を示す従来のモータにおいては、次のような問題が
ある。 (1)積層コアの突極(各スロット間の突出部)間に空気
部が存在するために、回転子磁石と積層コア間の空隙部
において磁束むらが発生する。この磁束むらが存在する
ために、コギングトルクが発生しトルクむらが発生す
る。 (2)上記コギングトルクを低減するためには、回転子磁
石に保持力の低い磁石を用いたり、回転子磁石の保持力
分布を変化させたり、積層コアの回転子磁石と対向する
面に溝を設けたりすることによって、回転子磁石と積層
コア間の磁束分布を一様にする等の対策が考えられてい
る。しかしながら、このような対策を施すことは、積層
コア内を通過する磁束を低下させることになるので、モ
ータの効率が低下する。 (3)ベアリングに予圧を与えモータ軸を定位置で回転さ
せるために、ハウジング内にばねを挿入する必要が有
り、組立性が悪い。 (4)モータ軸を定位置で回転させるために、積層コア高
さ中心と回転子磁石の高さ中心を変えることによって、
磁気バランスを変え、軸方向の力を発生させるようなモ
ータ構成も提案されているが、このような構成である
と、モータの回転につれ、モータの回転高さが変化す
る。
【0010】また、図4に構成を示す従来のモータにお
いては、一面においてトルクむらが小さいという特微は
あるが、 (5)回転子磁石の磁束の鎖交により、励磁巻線が軸方向
に振動するので印刷配線基板も軸方向に振動し、モータ
の回転により騒音が発生する。 (6)モータの効率を上げるためには、保磁力の大きいマ
グネットを使用しなければならない。その結果、スラス
ト力が大きくなるので、軸受の寿命を短くし、さらに軸
受に玉軸受を用いた場合は、軸受の転がり音が発生し、
モータ騒音の原因となる。
いては、一面においてトルクむらが小さいという特微は
あるが、 (5)回転子磁石の磁束の鎖交により、励磁巻線が軸方向
に振動するので印刷配線基板も軸方向に振動し、モータ
の回転により騒音が発生する。 (6)モータの効率を上げるためには、保磁力の大きいマ
グネットを使用しなければならない。その結果、スラス
ト力が大きくなるので、軸受の寿命を短くし、さらに軸
受に玉軸受を用いた場合は、軸受の転がり音が発生し、
モータ騒音の原因となる。
【0011】という種々の問題があった。本発明は上記
の問題を解決しようとするもので、組立てが容易で、運
転効率が高く、姿勢が安定に保たれ、かつ運転時の騒音
が低いモータを提供することを目的とする。
の問題を解決しようとするもので、組立てが容易で、運
転効率が高く、姿勢が安定に保たれ、かつ運転時の騒音
が低いモータを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のモータは、モータ軸を軸受を介して回転可
能に内挿し外周に複数の突極と突極ごとに2つの巻線用
溝を有する複数枚の磁性板が積層された積層コアと、積
層コアを固定した軸受部と、モータ軸に固着されて一体
化され積層コアの半径方向に所定の空隙を持って積層コ
アと対向するように配置された第1の回転子磁石と積層
コアの軸方向端面から軸方向に所定の空隙を持って配置
された第2の回転子磁石とを保持した回転子と、積層コ
アの第2の回転子磁石と対向した軸方向端面に軸受中心
近傍から外周方向へ第1の巻線用溝部に向かって延びた
第1の巻線部と、突極の第1の巻線用溝部内を通るよう
に軸方向に折曲げられ、第2の磁石に対向していない積
層コアのもう一方の軸方向端面方向に延びた第2の巻線
部と、第2の磁石に対向していない積層コアのもう一方
の軸方向端面の突極を捲回するように折り曲げられた第
3の巻線部と、第2の巻線用溝部内を通るように軸方向
に折返され第2の磁石に対向している軸方向端面方向に
延びた第4の巻線部と、第2の巻線用溝部端部で折曲げ
られ第2の巻線用溝部から半径の中心方向へ延び第1の
巻線部に回帰するように巻回された第5の巻線部とを備
えたものである。
めに本発明のモータは、モータ軸を軸受を介して回転可
能に内挿し外周に複数の突極と突極ごとに2つの巻線用
溝を有する複数枚の磁性板が積層された積層コアと、積
層コアを固定した軸受部と、モータ軸に固着されて一体
化され積層コアの半径方向に所定の空隙を持って積層コ
アと対向するように配置された第1の回転子磁石と積層
コアの軸方向端面から軸方向に所定の空隙を持って配置
された第2の回転子磁石とを保持した回転子と、積層コ
アの第2の回転子磁石と対向した軸方向端面に軸受中心
近傍から外周方向へ第1の巻線用溝部に向かって延びた
第1の巻線部と、突極の第1の巻線用溝部内を通るよう
に軸方向に折曲げられ、第2の磁石に対向していない積
層コアのもう一方の軸方向端面方向に延びた第2の巻線
部と、第2の磁石に対向していない積層コアのもう一方
の軸方向端面の突極を捲回するように折り曲げられた第
3の巻線部と、第2の巻線用溝部内を通るように軸方向
に折返され第2の磁石に対向している軸方向端面方向に
延びた第4の巻線部と、第2の巻線用溝部端部で折曲げ
られ第2の巻線用溝部から半径の中心方向へ延び第1の
巻線部に回帰するように巻回された第5の巻線部とを備
えたものである。
【0013】
【作用】上記構成によれば、固定子巻線は第1の回転子
磁石の磁束と鎖交する巻線部と、第2の回転子磁石と鎖
交する巻線部とを有しているので、第1の回転子磁石に
よる回転トルクに第2の回転子磁石による回転トルクが
加算されるのでモータの効率を犠牲にすることなく、コ
ギングトルクを低減するための対策を行うことができ
る。
磁石の磁束と鎖交する巻線部と、第2の回転子磁石と鎖
交する巻線部とを有しているので、第1の回転子磁石に
よる回転トルクに第2の回転子磁石による回転トルクが
加算されるのでモータの効率を犠牲にすることなく、コ
ギングトルクを低減するための対策を行うことができ
る。
【0014】また、第2の回転子と積層コアの吸引力に
よるスラスト力の発生により、軸受け部に予圧を加えた
のと同等の効果が得られ、ハウジング内にばねを装着す
ることなく、モータの回転位置を一定に保つことが可能
となり、モータ組立てを容易にする。
よるスラスト力の発生により、軸受け部に予圧を加えた
のと同等の効果が得られ、ハウジング内にばねを装着す
ることなく、モータの回転位置を一定に保つことが可能
となり、モータ組立てを容易にする。
【0015】さらに、積層コアの積厚を大きく剛性を十
分に高くできるので、固定子巻線に鎖交する磁束による
軸方向の加振力を吸収するため、モータに発生する騒音
を低減することができる。
分に高くできるので、固定子巻線に鎖交する磁束による
軸方向の加振力を吸収するため、モータに発生する騒音
を低減することができる。
【0016】
【実施例】以下、発明のモータの一実施例を図面に基い
て説明する。図1は本発明の一実施例におけるモータの
断面図、図2(a)は本発明の一実施例におけるモータ
の積層コア突極部と巻線部を示す斜視図、図2(b)は
モータ積層コア突極部と巻線部の底面図である。図1,
図2(a)および図2(b)において、円周方向に複数
極に着磁された第1の回転子磁石23と、軸方向に第1
の回転子磁石23と同位相に軸方向に複数極着磁された
第2の回転子磁石24が、磁性材料よりなるバックヨー
ク25に接着等により固着されている。また、バックヨ
ーク25には、その内周部に設けたボス部25aにモー
タ軸26が圧入されている。そのモータ軸26と第1の
回転子磁石23と第2の回転子磁石24とバックヨーク
25とで、モータの回転子27を形成しており、モータ
軸26は、積層コア28をその外周にビス等で固着した
ハウジング29に設けられた、ボールベアリング等から
なる軸受30により回転自在に支持されている。積層コ
ア28は、外周面が第1の回転子磁石23の内周面23
aと対向するように、その外周の突極28aおよび巻線
用溝28bおよび28cが第1の回転子磁石23と同心
となるように珪素鋼板などからなる薄板の磁性材料を複
数枚積層して配設されている。また、積層コア28の軸
方向端面28dには、固定子巻線34と、第2の回転子
磁石24の位置を検出するためのホールIC等からなる
回転子位置検出素子32を取り付け、配線通電するため
の印刷配線部33がエッチング等の処理により直接設け
られている。
て説明する。図1は本発明の一実施例におけるモータの
断面図、図2(a)は本発明の一実施例におけるモータ
の積層コア突極部と巻線部を示す斜視図、図2(b)は
モータ積層コア突極部と巻線部の底面図である。図1,
図2(a)および図2(b)において、円周方向に複数
極に着磁された第1の回転子磁石23と、軸方向に第1
の回転子磁石23と同位相に軸方向に複数極着磁された
第2の回転子磁石24が、磁性材料よりなるバックヨー
ク25に接着等により固着されている。また、バックヨ
ーク25には、その内周部に設けたボス部25aにモー
タ軸26が圧入されている。そのモータ軸26と第1の
回転子磁石23と第2の回転子磁石24とバックヨーク
25とで、モータの回転子27を形成しており、モータ
軸26は、積層コア28をその外周にビス等で固着した
ハウジング29に設けられた、ボールベアリング等から
なる軸受30により回転自在に支持されている。積層コ
ア28は、外周面が第1の回転子磁石23の内周面23
aと対向するように、その外周の突極28aおよび巻線
用溝28bおよび28cが第1の回転子磁石23と同心
となるように珪素鋼板などからなる薄板の磁性材料を複
数枚積層して配設されている。また、積層コア28の軸
方向端面28dには、固定子巻線34と、第2の回転子
磁石24の位置を検出するためのホールIC等からなる
回転子位置検出素子32を取り付け、配線通電するため
の印刷配線部33がエッチング等の処理により直接設け
られている。
【0017】ここで、固定子巻線34は、図2(a)お
よび図2(b)に示すように積層コア28の第2の回転
子磁石24と対向した軸方向端面28d上を軸受中心近
傍から外周方向へ突極28aの第1の巻線用溝部28b
に向かって延びた第1の巻線部34aと、突極28aの
巻線用溝28b内を通るように軸方向に折曲げられ、第
2の回転子磁石24に対向していないもう一方の軸方向
端面28e方向に延びた第2の巻線部34bと、積層コ
ア28のもう一方の軸方向端面28eにおいて突極28
aに巻き付くように折曲げられ、巻線用溝部28cで軸
方向に折返された第3の巻線部34cと、第2の回転子
磁石24に対向している軸方向端面28d方向に延びた
第4の巻線部34dと、巻線用溝部28cの端部で折返
され、巻線用溝部28cから半径の中心方向へ延び第1
の巻線部34aに回帰し接続される第4の巻線部34e
とからなり、これらの巻線部34a〜34eが所定回数
巻回されて構成されている。
よび図2(b)に示すように積層コア28の第2の回転
子磁石24と対向した軸方向端面28d上を軸受中心近
傍から外周方向へ突極28aの第1の巻線用溝部28b
に向かって延びた第1の巻線部34aと、突極28aの
巻線用溝28b内を通るように軸方向に折曲げられ、第
2の回転子磁石24に対向していないもう一方の軸方向
端面28e方向に延びた第2の巻線部34bと、積層コ
ア28のもう一方の軸方向端面28eにおいて突極28
aに巻き付くように折曲げられ、巻線用溝部28cで軸
方向に折返された第3の巻線部34cと、第2の回転子
磁石24に対向している軸方向端面28d方向に延びた
第4の巻線部34dと、巻線用溝部28cの端部で折返
され、巻線用溝部28cから半径の中心方向へ延び第1
の巻線部34aに回帰し接続される第4の巻線部34e
とからなり、これらの巻線部34a〜34eが所定回数
巻回されて構成されている。
【0018】以上のように構成されたモータは、回転子
位置検出素子32によって、第2の回転子磁石24の回
転位置が検出され、その出力信号に従って固定子巻線3
4のそれぞれの相に電流を切り換えて通電し、その結
果、固定子巻線34が発生する磁束による付勢力により
回転子27は回転を開始する。
位置検出素子32によって、第2の回転子磁石24の回
転位置が検出され、その出力信号に従って固定子巻線3
4のそれぞれの相に電流を切り換えて通電し、その結
果、固定子巻線34が発生する磁束による付勢力により
回転子27は回転を開始する。
【0019】以上説明した本発明のモータにおいては、 (1)コギングトルクを低減するために、第1の回転子磁
石23に保持力の小さい磁石を用いたり、回転子磁石の
保持力分布を変化させたり、積層コアの回転子磁石と対
向する面に溝を設けたとしても、第1の回転子磁石23
と、第2の巻線部34bと第4の巻線部34dとで発生
する磁力に加えて、第2の回転子磁石と、第1の巻線部
34aと第5の巻線部34eとにより発生する磁力によ
り、回転子27が回転するので、モータの効率を落すこ
となく、または逆にモータの効率を上げることになるの
で、高トルクで高効率のモータが実現できる。 (2)モータの回転位置は第2の回転子磁石24と積層コ
ア28との吸引力で安定的に保持することができるの
で、ハウジング内にばねを挿入する必要が無い。 (3)磁束との鎖交により、第1の巻線部34aと第5の
巻線部34eにより軸方向加振力が発生するが、積層コ
ア28の厚みが大きく剛性が十分に高いので、振動が発
生することはなく、低騒音のモータを実現することがで
きる。 (4)積層コア28の軸方向端面28dに直接印刷配線部
33を設けることにより、回転子位置検出素子32の位
置決めが正確に行えるので制御特性が向上するとともに
トルクむらの減少を図ることができる。
石23に保持力の小さい磁石を用いたり、回転子磁石の
保持力分布を変化させたり、積層コアの回転子磁石と対
向する面に溝を設けたとしても、第1の回転子磁石23
と、第2の巻線部34bと第4の巻線部34dとで発生
する磁力に加えて、第2の回転子磁石と、第1の巻線部
34aと第5の巻線部34eとにより発生する磁力によ
り、回転子27が回転するので、モータの効率を落すこ
となく、または逆にモータの効率を上げることになるの
で、高トルクで高効率のモータが実現できる。 (2)モータの回転位置は第2の回転子磁石24と積層コ
ア28との吸引力で安定的に保持することができるの
で、ハウジング内にばねを挿入する必要が無い。 (3)磁束との鎖交により、第1の巻線部34aと第5の
巻線部34eにより軸方向加振力が発生するが、積層コ
ア28の厚みが大きく剛性が十分に高いので、振動が発
生することはなく、低騒音のモータを実現することがで
きる。 (4)積層コア28の軸方向端面28dに直接印刷配線部
33を設けることにより、回転子位置検出素子32の位
置決めが正確に行えるので制御特性が向上するとともに
トルクむらの減少を図ることができる。
【0020】なお本実施例においては、図1に示すよう
に第1の回転子磁石と第2の回転子磁石を一体的に構成
してもよいが、トルクむらの発生を極力減らすために、
第1の回転子磁石においては、保磁力の低いゴムマグネ
ット等を用い、第2の回転子磁石においては保磁力の高
い焼結のフェライトマグネット、サマリュウムコバルト
マグネット、ネオジウムマグネット等を用いることによ
って、モータ特性の向上を図ることが可能である。
に第1の回転子磁石と第2の回転子磁石を一体的に構成
してもよいが、トルクむらの発生を極力減らすために、
第1の回転子磁石においては、保磁力の低いゴムマグネ
ット等を用い、第2の回転子磁石においては保磁力の高
い焼結のフェライトマグネット、サマリュウムコバルト
マグネット、ネオジウムマグネット等を用いることによ
って、モータ特性の向上を図ることが可能である。
【0021】また、上記説明においては、第2の回転子
磁石の着磁領域を規定していないが、コギングトルクに
よるモータのトルクむらの発生をさらに効果的に抑える
ためには、第2の回転子磁石の着磁領域を巻線用溝部よ
り内周側までに規定すると第2の回転子磁石によるコギ
ングトルクの発生をさらに効果的に抑えることが可能と
なる。
磁石の着磁領域を規定していないが、コギングトルクに
よるモータのトルクむらの発生をさらに効果的に抑える
ためには、第2の回転子磁石の着磁領域を巻線用溝部よ
り内周側までに規定すると第2の回転子磁石によるコギ
ングトルクの発生をさらに効果的に抑えることが可能と
なる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明の
モータによれば、外周に複数の突極およびその突極ごと
に2つの巻線用溝を有する複数枚の磁性板が積層された
積層コアと、その積層コアの半径方向に積層コアと所定
の空隙を持って対向して配置された第1の回転子磁石
と、積層コアの軸方向端面から軸方向に積層コアと所定
の空隙を持って対向して配置された第2の回転子コアと
を備え、積層コアに捲装された固定子巻線は、上記第1
の回転子磁石の磁束と鎖交する巻線部と、上記第2の回
転子磁石の磁束と鎖交する巻線部とから構成されている
ので、コギングトルクを低減するために、上記第1の回
転子磁石に保持力の小さい磁石を用いたり、回転子磁石
の保持力の分布を変化させたり、また回転子磁石に対向
する積層コアの面に溝を設けたとしても、第1の回転子
磁石が受ける回転トルクと第2の回転子磁石がが受ける
回転トルクが加算されるので、モータの効率を低下させ
ることはない。
モータによれば、外周に複数の突極およびその突極ごと
に2つの巻線用溝を有する複数枚の磁性板が積層された
積層コアと、その積層コアの半径方向に積層コアと所定
の空隙を持って対向して配置された第1の回転子磁石
と、積層コアの軸方向端面から軸方向に積層コアと所定
の空隙を持って対向して配置された第2の回転子コアと
を備え、積層コアに捲装された固定子巻線は、上記第1
の回転子磁石の磁束と鎖交する巻線部と、上記第2の回
転子磁石の磁束と鎖交する巻線部とから構成されている
ので、コギングトルクを低減するために、上記第1の回
転子磁石に保持力の小さい磁石を用いたり、回転子磁石
の保持力の分布を変化させたり、また回転子磁石に対向
する積層コアの面に溝を設けたとしても、第1の回転子
磁石が受ける回転トルクと第2の回転子磁石がが受ける
回転トルクが加算されるので、モータの効率を低下させ
ることはない。
【0023】また、第2の回転子と積層コアの吸引力に
よるスラスト力が軸受部に加わり、軸受部に予圧を与え
たのと同等の効果が得られ、ハウジング内にばねを装着
することなく、モータの回転位置を一定に保つことが可
能となり、またモータの組立てを容易にする。
よるスラスト力が軸受部に加わり、軸受部に予圧を与え
たのと同等の効果が得られ、ハウジング内にばねを装着
することなく、モータの回転位置を一定に保つことが可
能となり、またモータの組立てを容易にする。
【0024】さらに、積層コアの積厚を大きく剛性を十
分に高くすることができるので、固定子巻線に鎖交する
磁束により発生する軸方向の加振力を吸収するため、モ
ータに発生する騒音を低減することができる。
分に高くすることができるので、固定子巻線に鎖交する
磁束により発生する軸方向の加振力を吸収するため、モ
ータに発生する騒音を低減することができる。
【0025】このように本発明によれば、組立てが容易
で運転効率が高く、トルクむらが小さく、運転姿勢が安
定に保たれ、かつ運転時の騒音が低い、高品質のモータ
が実現される。
で運転効率が高く、トルクむらが小さく、運転姿勢が安
定に保たれ、かつ運転時の騒音が低い、高品質のモータ
が実現される。
【図1】本発明の一実施例におけるモータの断面図
【図2】(a)は同実施例のモータの突極部近傍の斜視
図 (b)は同実施例のモータの突極部近傍の底面図
図 (b)は同実施例のモータの突極部近傍の底面図
【図3】従来のモータの断面図
【図4】従来の他のモータの断面図
23 第1の回転子磁石 24 第2の回転子磁石 26 モータ軸 27 回転子 28 積層コア 28a 突極 28b 第1の巻線用溝 28c 第2の巻線用溝 30 軸受 34a 第1の巻線部 34b 第2の巻線部 34c 第3の巻線部 34d 第4の巻線部 34e 第5の巻線部
Claims (1)
- 【請求項1】 モータ軸を軸受を介して回転可能に内挿
しその外周に複数の突極と突極ごとに2つの巻線用溝を
有する複数枚の磁性板が積層された積層コアと、その積
層コアを固定した軸受部と、前記モータ軸に固着されて
一体化され前記積層コアの半径方向に所定の空隙を持っ
て前記積層コアに対向するように配置された第1の回転
子磁石と前記積層コアの軸方向端面から軸方向に所定の
空隙を持って配置された第2の回転子磁石とを保持した
回転子と、前記積層コアの前記第2の回転子磁石と対向
した軸方向端面に軸受中心近傍から外周方向へ前記突極
の第1の巻線用溝部に向かって延びた第1の巻線部と、
前記突極の第1の巻線用溝部内を通るように軸方向に折
曲げられ前記第2の回転子磁石に対向していない前記積
層コアのもう一方の軸方向端面方向に延びた第2の巻線
部と、前記第2の回転子磁石に対向していない前記積層
コアのもう一方の軸方向端面の突極を捲回するように折
り曲げられた第3の巻線部と、第2の巻線用溝部内を通
るように軸方向に折返され前記第2の回転子磁石に対向
している軸方向端面方向に延びた第4の巻線部と、前記
第2の巻線用溝部端部で折曲げられ、前記第2の巻線用
溝部から半径の中心方向へ延び前記第1の巻線部に回帰
するように巻回された第5の巻線部とを備えたモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5033054A JPH06245462A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5033054A JPH06245462A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06245462A true JPH06245462A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12376055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5033054A Pending JPH06245462A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06245462A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007159377A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-21 | Nidec Copal Corp | 電磁アクチュエータ及びカメラ用羽根駆動装置 |
| KR101252374B1 (ko) * | 2011-05-03 | 2013-04-08 | 한양대학교 산학협력단 | 반경 방향 및 축 방향 자기회로를 모두 적용한 브러시리스 직류 모터 |
| KR101492172B1 (ko) * | 2013-03-20 | 2015-02-11 | 전자부품연구원 | 일체형 권선을 활용한 반경 방향 및 축 방향 자속 일체형 모터 |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP5033054A patent/JPH06245462A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007159377A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-21 | Nidec Copal Corp | 電磁アクチュエータ及びカメラ用羽根駆動装置 |
| KR101252374B1 (ko) * | 2011-05-03 | 2013-04-08 | 한양대학교 산학협력단 | 반경 방향 및 축 방향 자기회로를 모두 적용한 브러시리스 직류 모터 |
| KR101492172B1 (ko) * | 2013-03-20 | 2015-02-11 | 전자부품연구원 | 일체형 권선을 활용한 반경 방향 및 축 방향 자속 일체형 모터 |
| US9553487B2 (en) | 2013-03-20 | 2017-01-24 | Korea Electronics Technology Institute | Radial and axial flux motor using integrated windings |
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