JPH06246708A - 竹材の処理方法及びその装置 - Google Patents

竹材の処理方法及びその装置

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JPH06246708A
JPH06246708A JP6325593A JP6325593A JPH06246708A JP H06246708 A JPH06246708 A JP H06246708A JP 6325593 A JP6325593 A JP 6325593A JP 6325593 A JP6325593 A JP 6325593A JP H06246708 A JPH06246708 A JP H06246708A
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JP
Japan
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cover
bamboo material
bamboo
drying
vacuum pump
Prior art date
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Withdrawn
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JP6325593A
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English (en)
Inventor
Megumi Nakahara
恵 中原
Hiroya Furubiki
博也 古曳
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Oita Prefectural Government
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Oita Prefectural Government
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 竹材の水分を効率良く、経済的に、作業性良
く、高い生産性のもとに除去して乾燥する方法とそれを
実施する装置に係わり、更には竹材の水分を他の気体又
は液体に効率良く、経済的に、作業性良く、高い生産性
のもとに竹材の防虫、防黴、材質改良をする方法とそれ
を実施する装置の提供。 【構成】 輪切りした節付き竹材の一方の小口をカバー
で覆い、該カバー内の気体を吸引して前記竹材の通道組
織から水分を除去することを特徴とする竹材の処理方法
と、輪切りした節付き竹材の一方の小口を着脱自在に覆
うカバーと、真空ポンプと、一端を前記該カバー内に密
接開口し、他端の開口を前記真空ポンプの吸引口に密接
接続したことを特徴とする竹材の処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、竹材の水分を効率良
く、経済的に、作業性良く除去する乾燥処理方法とそれ
を実施する装置に係わり、更には竹材の水分を効率良
く、経済的に、作業性良く他の気体又は液体等の流体に
置換して竹材の防虫、防黴、材質改良処理を行う方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来行われている竹材の乾燥は、自然乾
燥が主体で、青竹の丸竹材にあっては風通しの良い日陰
に陰干し、沸騰カセイソーダ溶液に20分程度浸漬して
青竹が含有する油、水溶成分等を除去して後表面を拭き
取った油抜き竹の丸竹材にあっては屋外で天日乾燥をし
ていた。その他の方法としては、除湿機を設けた部屋に
丸竹材を搬入して所定日時放置する除湿乾燥方法、更に
は減圧容器に丸竹材を搬入して所定日時放置する減圧乾
燥方法等がある。
【0003】又、防虫、防黴、材質改良にあたって、竹
材に気体又は液体等の流体の注入処理を実施する時は、
密閉容器に該流体と竹材を挿入し、該容器内を減圧或い
は加圧、加温して竹材に所要の流体を含浸していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した青竹材及び油
抜き竹材等の丸竹材の乾燥にあっては、季節変動や天候
変化の影響を受け、しばしば計画的に処理が進まず、乾
燥期間が長期化する。この乾燥の長期化は竹材に割れ、
黴、腐れを招き、竹材の歩留り及び生産性が低下し、計
画に沿った竹材の供給に支障が生じ、その結果、竹材処
理事業は安定生産が叶わず、この竹材を使用する次工程
にはその影響が余儀なく及んでいた。これ等の問題の解
消を目的として提案された除湿乾燥、減圧乾燥等は乾燥
場所と乾燥用機器を要し、設備費が増大するにも係わら
ず効率、生産性の向上は少なく、不可避的に処理コスト
が増加して実用性が低下し、改善が強く望まれているの
が実情である。
【0005】本発明は上記した従来技術の問題点を悉く
解消し、効率良く、経済的に、作業性良く竹材を乾燥
し、必要に応じては効率良く、経済的に、作業性良く、
高い生産性のもとに防虫、防黴、材質改良等の並行処理
を可能とする、竹材の処理方法とそれを実施する装置を
提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を達成するため、輪切りした節付き竹材の一方の小口を
カバーで覆い、該カバー内の気体を吸引して前記竹材の
水分を通道組織から除去することを特徴とする竹材の処
理方法を第1の手段とし、
【0007】輪切りした節付き竹材の一方の小口をカバ
ーで覆い、該カバー内の気体を吸引すると共に、他方の
小口をカバーで覆って該カバー内に気体又は液体等の流
体を供給して竹材の水分を通道組織を介して除去すると
共に所定量の流体を注入することを特徴とする竹材の処
理方法を第2の手段とし、
【0008】輪切りした節付き丸竹材の一方の小口を着
脱自在に覆うカバーと、真空ポンプと、一端の開口を前
記カバー内に密着開口し、他端の開口を前記真空ポンプ
の吸引口に密接したことを特徴とする竹材の処理装置を
第3の手段とする。
【0009】
【作用】本発明は、上記した手段を用いるので、竹材特
有の水分や栄養分の通路である道管及び師管からなる竹
材特有の通道組織の一端から強制的に吸引するので、該
竹材の水分の除去は、透過性が皆無な非通道組織の竹材
の表皮及び内皮に覆われた侭の自然乾燥による除去とは
比較にならない速度で進む。本発明は、竹林から切り出
した丸竹材を節付きの侭、直接又は油抜き後に処理する
ので、効率、経済性、作業性、生産性が良い。これは伐
採の侭、且つ節による丸竹材内部の貫通吸気の遮断の結
果、竹材特有の通道組織のみから吸気することによって
いる。
【0010】このことは、割竹材を束ねてその切り口、
つまり小口を揃え、そこに本発明と同様にカバーを取付
け、該カバーから本発明と同様に強制的に吸引しても、
従来例に優るとは言え本発明と同等の作用が得られず、
割竹材間の間隙を小口の先端側か後端側の何れか又は両
端側で埋めて非通気状態にすると、本発明と同等の作用
が得られることから明らかである。後者の場合本発明と
同等の作用が得られるのは、本発明と同様に通道組織の
一端からの吸引となる結果と思われる。この場合は、同
等の被処理竹材量の占積率が減少し、搬送単位の荷造り
も同時に完了するが、所要の労力、時間を軽減する実用
的な埋め込み手段の提供が待たれる。
【0011】又他端からの気体、液体等の流体の注入も
上記した効率の良い水分除去と並行して行うと効率良く
実施でき、この注入後、該注入により道管及び師管から
なる通道組織に充満した気体や液体等の流体は、充満
後、通道組織の周辺の細胞中へ拡散浸透して竹材内部の
水分を追い出し略完全に置換する。熱に弱い竹材は加熱
により割れや変色が生じ易く、竹材表皮を汚損するが、
減圧時(真空中)の水分の沸点は100℃を大幅に下回
るので、通道組織内の水分はこの低温で効果的に蒸発気
化して吸引され、流体は注入されるので丸竹材の表皮汚
損はなくなる。
【0012】
【実施例】以下図を基に本発明の実施例を説明する。図
1から図3は本発明の実施例を示す斜視図である。図1
から図3において1は青竹又は油抜き竹からなる丸竹
材、2は丸竹材1の一方の小口、3は丸竹材1の他方の
小口、4は小口2及び3のカバー、5は真空ポンプ、6
は加圧ポンプ、7は一端を前記小口2及び3のカバー4
に連接開口し、他端の開口を前記真空ポンプ5又は加圧
ポンプ6の接続口に接続した耐圧ホース、8は容器、9
は該容器8に収納した注入液体である。
【0013】図1は、丸竹材1の一端の小口2にカバー
4を取付け、該カバー4に耐圧ホース7の一端を連接
し、該耐圧ホース7の他端を真空ポンプ5の接続口に接
続し、該真空ポンプ5で丸竹材1の一端の小口2から該
丸竹材1の通道組織から竹材の水分等を吸引中の本発明
の基本実施例を示す斜視図である。
【0014】図2は、図1例と同様に丸竹材1の一端の
小口2にカバー4を取付け、該カバー4に耐圧ホース7
の一端を連接し、該耐圧ホース7の他端を真空ポンプ5
の接続口に接続し、該真空ポンプ5で丸竹材1の一端の
小口2から該丸竹材1の通道組織から竹材の水分等を吸
引すると共に、前記丸竹材1の他端の小口3にもカバー
4を取付け、該カバー4に耐圧ホース7の一端を連接
し、該耐圧ホース7の他端を加圧ポンプ6の接続口に接
続し、該加圧ポンプ6で丸竹材1の他端の小口2から該
丸竹材1の通道組織内へ所定の気体を所定量注入中の本
発明の一応用実施例を示す斜視図である。
【0015】図3は、図1例と同様に丸竹材1の一端の
小口2にカバー4を取付け、該カバー4に耐圧ホース7
の一端を連接し、該耐圧ホース7の他端を真空ポンプ5
の接続口に接続し、該真空ポンプ5で丸竹材1の一端の
小口2から該丸竹材1の通道組織から竹材の水分等を吸
引すると共に、前記丸竹材1の他端の小口3にもカバー
4を取付け、該カバー4に耐圧ホース7の一端を連接
し、該耐圧ホース7の他端を容器8に収容した液体9に
浸漬し、前記丸竹材1の他端の小口2から該丸竹材1の
通道組織内へ所定の液体を所要量注入中の本発明の他の
応用実施例を示す斜視図である。
【0016】前記各実施例の処理結果を図4から図11
に示す。図4と図5は青丸竹材の乾燥状況を従来例と共
に示し、図6と図7は油抜き丸竹材の乾燥状況を従来例
と共に示す。この時の各々の処理場の雰囲気温度は約2
0℃であった。図8と図9は油抜き丸竹材の乾燥に及ぼ
す温度の影響を示し、図10と図11は液体染料の注入
含浸状況を示す。この時の処理場の雰囲気温度は約20
℃であった。
【0017】図4と図6は共に乾燥日数と平均含水率の
関係を示し、図5と図7は共に6日間乾燥した丸竹材1
の部位別の含水率を示す。図に明らかな通り本発明例の
小口乾燥は、従来例の何れよりも乾燥効率が良く、従来
技術の中でも最も乾燥効率の良い除湿乾燥に比較して、
青丸竹材1は乾燥6日にして略60%低い含水率を示
し、油抜き丸竹材1は略25%低い含水率を示した。尚
青丸竹材1の場合は乾燥6日の後、数日放置すると中央
部の部位の水分が入出口部へ移動除去され含水率は平均
化されるが、青丸竹材1は油抜き竹と異なり、通道組織
内に油分、水溶成分等が存在して吸引効果を妨げている
ので、この吸引速度に応じて装置能力を設定して行うと
上記乾燥6日に放置日数を加えた日数を経過する迄に、
例えば図7に示す如き、上記した平均化乾燥を完了する
ことが出来る。
【0018】図8は油抜き丸竹材1を各々異なる処理雰
囲気温度内で4日間吸引乾燥した時の各含水率と、2日
間、20℃の処理場雰囲気温度のもとで加圧・吸引乾燥
した時の含水率を示す。図9は図8の供試油抜き丸竹材
1の乾燥処理終了日、つまり加圧・吸引例は2日、その
他は4日の時点での部位別含水率を示す。図は、雰囲気
温度が高いと、含水率は低下し、乾燥効率が向上し、更
に加圧・吸引乾燥は、処理場雰囲気温度が低く、他の5
0%の乾燥時間でありながら何れよりも含水率が低下
し、乾燥効率が格段に高くなることを示している。
【0019】図10は液体の塩基性染料を2例の従来方
法と本発明方法により、長さ1mの油抜き丸竹材に2時
間注入した時、通道組織内に注入された該染料を小口か
らの距離別に注入率で示したものである。図11はその
注入において小口からの距離別に前記供試丸竹材の竹材
重量に対する液体含浸重量の増加率を示したものであ
る。両図は、本発明例が2例の従来方法に対して、竹材
の長さ方向における含浸の均等性及び全体に及ぶ含浸の
迅速性が格段に優れていることを示している。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記した手段を用いて上記した
作用を活用するので、竹材の乾燥処理の迅速的確性、経
済性、作業性、生産性を格段に向上すると共に、最高の
付加価値を付与する産品の計画的な生産に欠かせない防
虫、防黴、材質改善等の処理も並行して経済的に作業性
良く高い生産性のもとに実施出来る等、当業分野はもと
より、関連分野への波及効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例の斜視図。
【図2】図1例の一応用例の斜視図。
【図3】図1例の他の応用例の斜視図。
【図4】青丸竹材の乾燥日数と平均含水率の関係を示す
図。
【図5】青丸竹材の長さ方向の部位と含水率の関係を示
す図。
【図6】油抜き丸竹材の乾燥日数と平均含水率の関係を
示す図。
【図7】油抜き丸竹材の長さ方向の部位と含水率の関係
を示す図。
【図8】油抜き丸竹材の通道組織の吸引乾燥効果と処理
雰囲気温度の関係を温度別含水率で示した図。
【図9】図8例の各乾燥処理終了日における部位別含水
率を示す図。
【図10】油抜き丸竹材に液体染料を注入含浸した時の
通道組織内の注入率を小口からの距離別に示した図。
【図11】油抜き丸竹材に液体染料を注入含浸した時の
竹材重量に対する液体含浸重量の増加率を小口からの距
離別に示した図。
【符号の説明】
1:青竹又は油抜き竹からなる丸竹材 2:丸竹材の一方の小口 3:丸竹材の他方の小口 4:小口2及び3のカバー 5:真空ポンプ 6:加圧ポンプ 7:耐圧ホース 8:容器 9:注入液体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪切りした節付き竹材の一方の小口をカ
    バーで覆い、該カバー内の気体を吸引して前記竹材の水
    分を通道組織から除去することを特徴とする竹材の処理
    方法。
  2. 【請求項2】 輪切りした節付き竹材の一方の小口をカ
    バーで覆い、該カバー内の気体を吸引すると共に、他方
    の小口をカバーで覆って該カバー内に気体又は液体等の
    流体を供給して竹材の水分を通道組織を介して除去する
    と共に所定量の流体を注入することを特徴とする竹材の
    処理方法。
  3. 【請求項3】 輪切りした節付き竹材の一方の小口を密
    着脱可能に覆うカバーと、真空ポンプと、一端の開口を
    前記カバー内に密着開口し、他端の開口を前記真空ポン
    プの吸引口に密接したことを特徴とする竹材の処理装
    置。
JP6325593A 1993-02-26 1993-02-26 竹材の処理方法及びその装置 Withdrawn JPH06246708A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011136494A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Rung Tai Fan 一方向加圧注入式複合木材処理方法及びその設備
JP2015199543A (ja) * 2014-03-31 2015-11-12 啓一 納冨 竹筒封液方法及び竹筒封液装置
CN113997370A (zh) * 2021-12-30 2022-02-01 宁波美久汽配科技有限公司 一种汽配件生产用藤木原料颜料注射夹持装置

Cited By (4)

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