JPH06246745A - 樹脂粒子の混合装置および混合樹脂成形体の製造装置 - Google Patents

樹脂粒子の混合装置および混合樹脂成形体の製造装置

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JPH06246745A
JPH06246745A JP5033662A JP3366293A JPH06246745A JP H06246745 A JPH06246745 A JP H06246745A JP 5033662 A JP5033662 A JP 5033662A JP 3366293 A JP3366293 A JP 3366293A JP H06246745 A JPH06246745 A JP H06246745A
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JP
Japan
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particles
resin
raw material
mixed
resin particles
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Application number
JP5033662A
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English (en)
Inventor
Juichi Omori
寿一 大森
Hiroshi Hasegawa
浩 長谷川
Tsuyoshi Yamashita
剛志 山下
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 熱可塑性樹脂を基材樹脂とする原料粒子であ
るバージンビーズとリサイクル品粒子とが充填され成形
される成形機4を設ける。上記各原料粒子を成形機4に
搬送する空気送粒管2を設ける。空気送粒管2に上記バ
ージンビーズを定量的に供給するロータリーバルブ7を
設ける。ロータリーバルブ7と成形機4との間の空気送
粒管2に前記リサイクル品粒子を定量的に供給するロー
タリーバルブ8を設ける。 【効果】 バージンビーズと、リサイクル品粒子とを所
定の混合割合で成形機4に供給できるから、上記各原料
粒子の専用混合装置を新に設けなくとも、均一な混合樹
脂成形が可能となり、よって、リサイクル品粒子の再利
用の際のコストアップを抑制でき、リサイクル品粒子の
再利用を促進できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用済み発泡成形体を
粉砕した廃発泡成形体の粉砕粒子、あるいは廃発泡成形
体を原料として再生した再生樹脂粒子の予備発泡粒子等
のリサイクル品粒子である副材料と、新規の予備発泡粒
子等の主原料との混合のための樹脂粒子の混合装置、お
よびその混合装置を用い、上記リサイクル品粒子を、例
えば建築壁断熱材、包装緩衝材、容器等として再利用し
得る混合樹脂成形体の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、発泡スチレン系樹脂等からなる
発泡成形体は、家電製品等の包装材、緩衝材、あるいは
魚介類等の搬送用容器として多用されているが、その一
方で、使用済みの発泡成形体の廃棄は、社会的に大きな
環境問題となっている。そこで、近年では、使用済みの
発泡成形体を再生して、上記のような発泡成形体として
再利用するための種々の研究が進められている。
【0003】従来では、使用済みの発泡成形体を粉砕
し、押出機中で加熱溶融し、ダイスより押し出して冷却
した後、切断してペレット状の再生粒子を作製し、この
再生粒子に発泡剤を含浸させて得られた再生発泡性粒子
を加熱・発泡させて再生予備発泡粒子とし、これを発泡
成形用金型に充填し、蒸気によって加熱・成形すること
により、再度、発泡成形体としての再生発泡成形体を得
るという方法が提案されている。
【0004】ところが、上記ように使用済みの発泡成形
体から再生されたリサイクル品粒子である再生予備発泡
粒子を用いて作製された再生発泡成形体では、発泡成形
時での発泡性に劣る結果、再生発泡成形体の収縮が激し
く、また、再生予備発泡粒子の相互間の融着性が悪いた
め、満足な成形外観を有するものを得ることが難しいと
いう問題を有している。
【0005】さらに、上記再生発泡成形体では、得られ
た再生発泡成形体の物性強度も一般品に比べて小さくな
るから、上記再生発泡成形体は、例えば家電製品の梱包
に用いると、再生発泡成形体が家電製品等と擦れ合った
ときに樹脂粉末が発生し易く、この樹脂粉末が静電気に
よって家電製品等に吸着して外観の劣化を生じるという
問題も有している。
【0006】そこで、上記各問題を回避するために、使
用済みの発泡成形体を 1mm〜10mm角程度の大きさに粉砕
したリサイクル品粒子を副原料とし、一方、新しい発泡
性熱可塑性樹脂粒子を加熱して所定の倍率まで予備発泡
させて得た予備発泡粒子である主原料を調製し、その主
原料に上記副原料を混合して発泡樹脂成形体を得るとい
う方法が提案されている。
【0007】従来より、上記のような主原料と副原料と
の混合では、密閉できる容器の中に、上記各原料を一定
の割合にて混合容器に供給し、密閉して上記混合容器ご
と回転させることにより、上記各原料を混合する混合装
置、または、上部が開放となっている混合容器に上記各
原料を一定の割合にて供給し、その混合容器は固定し
て、その混合容器内に攪拌羽根もしくは攪拌棒等によ
り、上記各原料を混合する混合装置が用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な混合装置を、従来の発泡成形体の製造工程に加えた場
合、混合工数や混合装置の追加や、上記混合装置の設置
スペースの確保から、コストアップや設備の大型化を招
来し、リサイクル品粒子の再利用が阻害されるという問
題を生じている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の樹脂粒子
の混合装置は、以上の課題を解決するために、第1樹脂
粒子を定量的に供給する第1定量供給手段が設けられる
一方、第2樹脂粒子を定量的に供給する第2定量供給手
段が設けられ、上記第1樹脂粒子および第2樹脂粒子を
供給口に搬送する搬送手段が、その搬送方向に沿って第
1定量供給手段、第2定量供給手段および供給口を連通
するように設けられ、上記第1定量供給手段から供給さ
れて搬送手段により搬送される第1樹脂粒子に、上記第
2定量供給手段から第2樹脂粒子を供給して、上記第1
樹脂粒子および第2樹脂粒子を上記搬送手段で所定割合
に混合するように上記第1および第2定量供給手段を制
御する制御手段が設けられていることを特徴としてい
る。
【0010】請求項2記載の混合樹脂成形体の製造装置
は、熱可塑性樹脂を基材樹脂とする異種の各原料粒子が
発泡成形型内に充填されて成形される混合樹脂成形体の
製造装置において、上記各原料粒子を発泡成形型内に輸
送する輸送手段が設けられ、上記各原料粒子を定量的に
上記搬送手段に供給する定量供給手段がそれぞれ設けら
れていることを特徴としている。
【0011】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、制御手段に
より、第1定量供給手段から供給されて搬送手段により
搬送される第1樹脂粒子に、第2定量供給手段から第2
樹脂粒子を定量的に順次供給して、上記第1および第2
樹脂粒子を上記搬送手段で所定割合に混合するように上
記第1および第2定量供給手段を制御できる。
【0012】これにより、上記構成は、各第1および第
2定量供給手段を用い、搬送手段において、第1樹脂粒
子と第2樹脂粒子とをほぼ所定割合に均一に混合できる
から、従来のような専用の混合装置を省いて、例えば新
規の予備発泡粒子と、使用済の家電梱包材等の発泡成形
体を粉砕した廃発泡成形体の粉砕粒子、あるいは廃発泡
成形体を原料として再生した再生樹脂粒子の予備発泡粒
子等のリサイクル品粒子とを、例え上記両粒子の嵩密度
が異なっていても、上記両粒子を均一に混合することが
できる。
【0013】このため、上記構成は、例えば、熱可塑性
樹脂発泡成形体の製造装置に適用した場合、リサイクル
品粒子を利用した発泡成形体を得ることができると共
に、各樹脂粒子の搬送中に混合できるから工数の増加を
抑制でき、また、専用の混合装置等も不必要で、かつ、
上記製造装置に大きな改造が不必要なことから、リサイ
クル品粒子の再利用の際のコストアップを抑制でき、さ
らに、従来必要であった混合装置の設置スペースも省け
る。
【0014】上記請求項2記載の構成によれば、各原料
粒子を発泡成形型内に輸送する輸送手段が設けられ、上
記輸送手段に上記各原料粒子を定量的に供給する定量供
給手段がそれぞれ設けられているから、一方の定量供給
手段から定量的に供給され、輸送手段により輸送される
原料粒子に対して、所定割合に混合するするように、他
方の定量供給手段から原料粒子を輸送手段に定量的に供
給でき、輸送手段において、上記各原料粒子を所定割合
でほぼ均一に混合できる。
【0015】したがって、上記構成は、従来必要であっ
た混合装置を省いて、上記各原料粒子がほぼ均一に混合
された混合原料を発泡成形型内に充填して成形できるか
ら、均一な混合樹脂成形体を製造できる。
【0016】このことから、上記構成は、例えば、使用
済の熱可塑性樹脂発泡成形体を粉砕した廃発泡成形体の
粉砕粒子、あるいは廃発泡成形体を原料として再生した
再生樹脂粒子の予備発泡粒子等のリサイクル品粒子を一
方の原料粒子とし、他方の原料粒子として新規の予備発
泡粒子を用いれば、従来からの発泡成形機に対する改造
を軽減して、リサイクル品粒子を再利用した混合樹脂成
形体を製造できるから、上記リサイクル品粒子の再利用
の際のコストアップを抑制できる。
【0017】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例を実施例1として図1に
基づいて説明すれば、以下の通りである。混合樹脂成形
体の製造装置では、図1に示すように、予備発泡粒子等
の樹脂粒子を搬送するための空気流を発生する送粒ブロ
ワー1が設けられ、その送粒ブロワー1からの空気流を
通す空気送粒管(搬送手段)2が、その一端に上記送粒
ブロワー1を接続して設けられている。
【0018】また、空気送粒管2の他端は、上記樹脂粒
子を一時的に収納するホッパー3の上面の供給口3aに
接続されていて、そのホッパー3に、上記樹脂粒子が充
填され、発泡成形するための成形機4が接続されてい
る。
【0019】上記ホッパー3には、その上面と、側面上
部の約60%程度とが50メッシュ程度の網3aが形成され
ており、送粒ブロワー1から空気送粒管2を通して送ら
れる空気は上記網3aより全て外部に排出できるように
なっている。
【0020】また、上記成形機4は、発泡成形するため
の発泡成形型としての固定側金型4aと移動側金型4b
とを備え、図示しないが、加熱発泡成形のための過熱蒸
気等が供給されるようになっている。
【0021】また、上記空気送粒管2には、主原料サイ
ロ5と副原料サイロ6とが接続されている。上記主原料
サイロ5には、未使用の予備発泡粒子であるバージンビ
ーズ(第1樹脂粒子)が格納され、上記バージンビーズ
としては、例えば、発泡剤を含浸させた発泡性ポリスチ
レン樹脂粒子を50倍に予備発泡したものを上記主原料サ
イロ5に入れ12時間熟成したものである。
【0022】一方、副原料サイロ6には、熱可塑性樹脂
を主材料とする発泡成形体のリサイクル品粒子である樹
脂破砕品(第2樹脂粒子)が格納されており、上記樹脂
破砕品としては、例えば家電小売店より回収した発泡ポ
リスチレン製の家電梱包材のスクラップを、所定の大き
さに破砕した物が用いられる。
【0023】上記の所定の大きさとは、径φ1mmの篩で
不通過で、径φ15mmの篩で通過するものが好ましく、さ
らに、好ましくは径φ3mmの篩で不通過で、径φ5mmの
篩で通過するものである。
【0024】そして、上記空気送粒管2には、空気送粒
管2内における空気流の上流側に主原料サイロ5が、下
流側に副原料サイロ6が配置されており、主原料サイロ
5の下部となる空気送粒管2への開口部には、上記バー
ジンビーズ等の原料樹脂粒子を定量的に供給できるロー
タリーバルブ(第1定量供給手段)7が取り付けられる
一方、副原料サイロ6の下部となる空気送粒管2への開
口部には、上記樹脂破砕品等の原料樹脂粒子を定量的に
供給できるロータリーバルブ(第2定量供給手段)8が
取り付けられている。
【0025】また、上記各ロータリーバルブ7・8、送
粒ブロワー1、ホッパー3および成形機4の各動作を、
予め記憶されているプログラムに沿ってそれぞれ制御す
るマイクロコンピュータ等の制御手段9が設けられてい
る。
【0026】したがって、上記送粒ブロワー1、空気送
粒配管2、ホッパー3および各ロータリーバルブ7・8
により、異種の原料樹脂粒子であるバージンビーズと樹
脂破砕品との混合装置が構成されている。
【0027】次に、上記熱可塑性樹脂発泡成形体の製造
装置の一動作例について説明する。まず、送粒ブロワー
1を作動させて、樹脂粒子をホッパー3に向かって搬送
できる空気流を空気送粒管2に発生させる。次に、主原
料サイロ5のバージンビーズと、副原料サイロ6の樹脂
破砕品とを所定割合で混合した混合樹脂発泡成形体を製
造するため、例えば、上記バージンビーズを80容量%、
上記樹脂破砕品を20容量%となるように混合する。
【0028】このために、ロータリーバルブ7を8rpm
にて回転させて主原料サイロ5のバージンビーズを空気
送粒管2に定量的に順次送り出す一方、ロータリーバル
ブ8を2rpm にて回転させて副原料サイロ6の樹脂破砕
品を空気送粒管2に定量的に順次送り出す。
【0029】これにより、上記バージンビーズと樹脂破
砕品とを、空気送粒管2内にて、所定割合にて均一に混
合しながら、ホッパー3に搬送でき、よって、ホッパー
3内に、バージンビーズと樹脂破砕品が所定割合で均一
に混合した混合原料粒子を貯えることができる。
【0030】その後、上記ホッパー3に混合原料粒子が
所定量に達すると、送粒ブロワー1、ロータリーバルブ
7およびロータリーバルブ8を停止する。この混合原料
粒子を成形機4の各金型4a・4bに充填して順次発泡
成形したところ、バージンビーズ80容量%と、樹脂破砕
品20容量%とが均一に混合した混合樹脂発泡成形体を、
安定に連続してそれぞれ得ることができた。
【0031】ところで、上記のように空気送粒管2内に
て混合する際、ロータリーバルブ7とロータリーバルブ
8との距離は近いほど、ショット毎の混合割合の変動が
小さくなるが、設備の大きさ等の制限から、上記各ロー
タリーバルブ7・8を近接して設けることが困難な場合
がある。
【0032】そこで、上記混合割合の変動を回避するた
めに、上記ロータリーバルブ7の駆動開始時に、上記ロ
ータリーバルブ7から空気送粒配管2に供給されたバー
ジンビーズが、空気送粒配管2におけるロータリーバル
ブ8に面した位置に達したときに、上記ロータリーバル
ブ8の駆動を開始するように、上記各ロータリーバルブ
7・8の駆動開始時間に時間差を設ける。
【0033】このような時間差の設定は、送粒ブロワー
1の送り出す空気量と、空気送粒管2の大きさとから、
空気流の速さを予め算出しておき、その速さからバージ
ンビーズの移動速度を設定できる。よって、そのような
時間差の設定値を予め制御手段9に入力して記憶させて
おけばよい。
【0034】このように上記実施例1の構成では、空気
送粒配管2内にてバージンビーズと樹脂破砕品とを混合
できるから、発泡ポリスチレン等の熱可塑性樹脂発泡成
形体の現状の製造装置に、混合装置を新に付加すること
なく、混合樹脂成形を行うことが可能であり、混合樹脂
成形を行うための設備の改造、設備の追加を極めて軽減
できる。
【0035】したがって、上記構成は、工数の増加や混
合装置の新な設置に起因するコトスアップや設置スペー
スの拡大等の不都合を抑制できると共に、現状の製造装
置を有効に利用して、混合樹脂成形できるから、使用済
の発泡樹脂成形品の再利用の際のコストアップを抑制で
きる。
【0036】これにより、使用済の発泡樹脂成形品の再
利用が容易に可能となって、上記発泡樹脂成形品の再利
用を促進できるから、使用済の発泡樹脂成形品の廃棄等
による環境問題の発生を未然に防止できるものとなって
いる。
【0037】なお、上記実施例1では、副原料サイロ6
の原料として樹脂破砕品を用いた例を挙げたが、使用済
の発泡樹脂成形品のリサイクル品粒子であれば、特に上
記に限定されることはなく、例えば、再生予備発泡粒子
を用いてもよい。
【0038】上記再生予備発泡粒子とは、例えば、発泡
ポリスチレン製の家電梱包材のスクラップを粒径10〜20
mm程度に破砕したものを、押出機中で加熱溶融して再ペ
レット化し、これに、発泡剤を再度含浸させて製造され
た再生発泡性ポリスチレン粒子を、例えば50倍に予備発
泡させた発泡粒子を、例えば12時間熟成させたものであ
る。
【0039】なお、上記実施例1の構成では、混合樹脂
発泡成形体の製造装置に用いた例を挙げたが、特に上記
に限定されることはなく、嵩密度が異なる、および/ま
たは形状の異なる樹脂粒子を混合して成形する場合のよ
うに、用いる異種の樹脂粒子が分級し易い混合樹脂成形
体の製造装置に適用することが可能である。
【0040】〔実施例2〕次に本発明の他の実施例とし
ての実施例2を図2に基づいて説明すれば、以下の通り
である。混合樹脂成形体の製造装置では、図2に示すよ
うに、充填された原料を加熱して発泡成形するための発
泡成形機11が設けられている。上記発泡成形機11
は、固定側金型11aと移動側金型11bとを備え、加
熱発泡成形のための過熱蒸気等が供給されるようになっ
ている。上記各金型11a・11bとしては、例えば、
縦300 横300 厚さ20(mm)の平板2個取り( 3.6リット
ル/shot)となっている。
【0041】また、上記発泡成形機11に、原料粒子と
しての予備発泡粒子等の樹脂粒子を迅速に供給するため
に、樹脂粒子を一時的に収納するホッパー(内容積 140
リットル)12が、上記発泡成形機11に隣接して設け
られている。
【0042】上記ホッパー12は、その上面と、側面の
約60%程度とが50メッシュ程度の網を有しており、後述
する輸送管(輸送手段)13を通して送られる空気は全
てホッパー12より外部に排出されるようになってお
り、一方、樹脂粒子を上記各金型11a・11bに充填
する場合にオーバーフローした樹脂粒子をブローバック
させる際にも使用される。
【0043】さらに、上記ホッパー12には、収納され
た樹脂粒子を下から上に向かってかき上げるように攪拌
するための攪拌機12aが取り付けられている。上記攪
拌機12aとしては、攪拌羽根、攪拌棒、攪拌用エア
ー、または内部容器の回転等が用いられる。
【0044】その上、上記ホッパー12には、その上部
の供給口12bから樹脂粒子を供給するための前述した
輸送管13が取り付けられている。上記輸送管13は、
空気流により樹脂粒子を輸送できるようになっていて、
樹脂粒子を経時的に順次定量的に供給するためのロータ
リーフィーダー(定量供給手段)14とロータリーフィ
ーダー(定量供給手段)15に接続されている。
【0045】なお、上記輸送管13は、樹脂粒子を輸送
する際の空気流を発生させる送風ブロワー(図示せず)
が取り付けられていて、さらに、その空気流の下流側に
ロータリーフィーダー14が、また、上流側にロータリ
ーフィーダー15が開口して各樹脂粒子をそれぞれ供給
できるように取り付けられている。
【0046】上記ロータリーフィーダー14には、バー
ジンビーズを貯えておく主原料サイロ16が接続されて
いる一方、上記ロータリーフィーダー15には、リサイ
クル品粒子を貯えておく副原料サイロ17が接続されて
いる。
【0047】上記バージンビーズは、未使用の予備発泡
粒子であり、例えば、発泡性ポリスチレン樹脂粒子を50
倍に予備発泡したものを上記主原料サイロ16に入れ12
時間熟成した原料粒子である。
【0048】一方、上記リサイクル品粒子は、例えば、
発泡ポリスチレン製の家電梱包材のスクラップを粒径10
〜20mm程度に破砕したものを、押出機にて溶融して再ペ
レット化し、これに、発泡剤を再度含浸させて製造され
た再生発泡性ポリスチレン粒子を、例えば約40倍に予備
発泡させた発泡粒子を12時間熟成させた原料粒子であ
る。
【0049】上記各ロータリーフィーダー14・15、
図示しない送風ブロワー、ホッパー12、攪拌機12a
および発泡成形機11の各動作を制御するマイクロコン
ピュータ等の制御部20が設けられている。また、上記
制御部20には、入力手段としてのキー入力部20a
や、図示しないがLEDディスプレイ等の表示装置に設
置されている。
【0050】次に、上記製造装置の動作例について説明
する。まず、リサイクル品粒子である再生樹脂粒子の再
生予備発泡粒子(粒径φ 3.0mm、密度 0.025g/cm3
を、副原料サイロ17に貯え、一方、バージンビーズ
(積水化成品工業株式会社製、商品名:エスレンビーズ
HEM)を用いて調製したバージン予備発泡粒子(粒径
φ 3.0mm、密度 0.017g/cm3 )を主原料サイロ16に
貯える。
【0051】次に、輸送管13内にホッパー12に向か
う空気流を発生させて搬送スタンバイ状態とする。その
後、制御部20により、ロータリーフィーダー14・1
5を制御して、再生予備発泡粒子とバージン予備発泡粒
子との混合割合が容量比15:85となるように計量しなが
ら、輸送管13に上記各再生予備発泡粒子とバージン予
備発泡粒子とを順次供給して、輸送管13内にて所定割
合の混合原料を調製する。
【0052】このとき、各ロータリーフィーダー14・
15の設置位置の距離が大きくなる場合、前記実施例1
と同様に、各ロータリーフィーダー14・15の動作開
始時間に時間差を設定して、混合原料の混合割合の変動
を回避する。
【0053】次に、上記混合原料をホッパー12に搬送
して投入する。上記ホッパー12内の混合原料を攪拌機
12aにて攪拌しながら、上記混合原料を成形機11に
順次充填して発泡成形を行った。上記成形機11の金型
11a・11bは、 300×300 ×20t (mm)の平板2個
取り( 3.6リットル/ショット)で25ショットの発泡成
形をそれぞれ行った。
【0054】この結果、得られた各発泡成形品は、各原
料粒子が均一に混合されて内部での密度の変動がない均
一な成形品をそれぞれ得ることができ、かつ、得られた
各成形品の各ショット間の重量の変動も回避されてい
た。
【0055】このように上記実施例2の構成では、通
常、各サイロ15・16に設けられる定量供給手段とし
ての各ロータリーフィーダー14・15を制御すること
により、混合樹脂成形を行うことが可能である。したが
って、上記構成は、現状の熱可塑性樹脂発泡成形体の製
造装置に、新に混合装置を付加する必要がないことによ
り、混合樹脂成形を行うための設備の改造、設備の追加
を極めて抑制できる。
【0056】このことから、上記構成は、工数の増加、
コトスアップ、設置スペースの拡大等の不都合を回避で
きると共に、現状の製造装置を有効に利用して、混合樹
脂成形できるから、使用済の発泡樹脂成形品の再利用が
容易に可能となって、上記発泡樹脂成形品の再利用を促
進できて、使用済の発泡樹脂成形品の廃棄等による環境
問題等の発生を未然に防止できるものとなっている。
【0057】その上、上記構成では、ホッパー12に攪
拌機12aを設けたから、さらに、均質な混合樹脂成形
体を得ることができ、また、各樹脂粒子を金型11a・
11bへ充填後、余分な各樹脂粒子をホッパー12へ返
すブローバック時に、各樹脂粒子が分級しても、攪拌に
より上記分級も解消されるから、より均質な混合樹脂成
形体を得ることができる。
【0058】なお、上記各実施例の構成では、搬送手段
や輸送手段として空気送粒配管2や輸送管13を用いた
例を挙げたが、上記に限定されることはなく、例えばス
クリューフィーダーを用いることもできる。また、上記
各構成では、各原料粒子であるバージンビーズや樹脂破
砕品等を定量的に供給する際、容量にて供給した例を挙
げたが、ロードセル等を利用した重量にて、定量的にそ
れぞれ供給することも可能である。
【0059】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の樹脂粒子の混合
装置は、以上のように、第1樹脂粒子および第2樹脂粒
子を供給口に搬送する搬送手段が、その搬送方向に沿っ
て第1定量供給手段および第2定量供給手段を連通する
ように設けられ、上記搬送手段により搬送される第1樹
脂粒子に、上記第2定量供給手段から第2樹脂粒子を順
次供給して、上記第1および第2樹脂粒子を上記搬送手
段で所定割合に混合するように上記第1および第2定量
供給手段を制御する制御手段が設けられている構成であ
る。
【0060】それゆえ、上記構成は、各樹脂粒子の搬送
中に混合できるから工数の増加を抑制でき、また、専用
の混合装置等も不必要なことから、コストアップを抑制
でき、さらに、従来の混合装置の設置スペースも省くこ
とができる。
【0061】その上、上記構成は、例えば、熱可塑性樹
脂発泡成形体の製造装置に適用することにより、上記製
造装置に大きな改造の必要がなく、改造費等も抑制でき
るから、異種の各樹脂粒子による混合樹脂成形体の製造
を容易に実施できるので、一方の樹脂粒子に、例えばリ
サイクル品粒子を用いることにより、上記リサイクル品
粒子を再利用した発泡成形体を、そのコストアップを抑
制して得ることができて、上記リサイクル品粒子の再利
用を促進できるという効果を奏する。
【0062】本発明の請求項2記載の混合樹脂成形体の
製造装置は、以上のように、熱可塑性樹脂からなる異種
の各原料粒子が発泡成形型内に充填されて成形される混
合樹脂成形体の製造装置において、上記各原料粒子を発
泡成形型内に輸送する輸送手段が設けられ、上記各原料
粒子を定量的に上記搬送手段に供給する定量供給手段が
それぞれ設けられている構成である。
【0063】それゆえ、上記構成は、上記各原料粒子が
所定割合に混合された混合原料を発泡成形型内に充填し
て、成形することにより、均一な混合成形体を製造でき
るから、例えば、熱可塑性樹脂発泡成形体等のリサイク
ル品粒子を一方の原料粒子として用いることにより、上
記リサイクル品粒子を再利用できる。
【0064】このとき、上記構成は、従来必要であった
専用混合機を省くことができるから、工数の増加やコス
トアップや設置スペースを抑制でき、従来より、リサイ
クル品粒子の再利用に対するコスト上昇を抑制して、上
記リサイクル品粒子の再利用を促進できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における樹脂粒子の混合装置
および混合樹脂成形体の製造装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施例2における混合樹脂成形体の製
造装置の概略構成図である。
【符号の説明】
2 空気送粒配管(搬送手段) 3a 供給口 7 ロータリーバルブ(第1定量供給手段) 8 ロータリーバルブ(第2定量供給手段) 9 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1樹脂粒子を定量的に供給する第1定量
    供給手段が設けられる一方、第2樹脂粒子を定量的に供
    給する第2定量供給手段が設けられ、 上記第1樹脂粒子および第2樹脂粒子を供給口に搬送す
    る搬送手段が、その搬送方向に沿って第1定量供給手
    段、第2定量供給手段および供給口を連通するように設
    けられ、 上記第1定量供給手段から供給されて搬送手段により搬
    送される第1樹脂粒子に、上記第2定量供給手段から第
    2樹脂粒子を供給して、上記第1樹脂粒子および第2樹
    脂粒子を上記搬送手段で所定割合に混合するように上記
    第1および第2定量供給手段を制御する制御手段が設け
    られていることを特徴とする樹脂粒子の混合装置。
  2. 【請求項2】熱可塑性樹脂を基材樹脂とする異種の各原
    料粒子が発泡成形型内に充填されて成形される混合樹脂
    成形体の製造装置において、 上記各原料粒子を発泡成形型内に輸送する輸送手段が設
    けられ、上記各原料粒子を定量的に上記搬送手段に供給
    する定量供給手段がそれぞれ設けられていることを特徴
    とする混合樹脂成形体の製造装置。
JP5033662A 1993-02-23 1993-02-23 樹脂粒子の混合装置および混合樹脂成形体の製造装置 Pending JPH06246745A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07132525A (ja) * 1993-11-10 1995-05-23 Sekisui Chem Co Ltd 複合発泡体の製造方法
JP2002226623A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Kanebo Ltd 再生発泡体、及び発泡体の再生方法
CN102528960A (zh) * 2010-12-28 2012-07-04 叶能魁 多段式配方计量下料自动化混练系统
KR101311774B1 (ko) * 2006-12-19 2013-09-25 재단법인 포항산업과학연구원 원료 혼합장치
CN108970494A (zh) * 2018-08-20 2018-12-11 安徽科技学院 有机肥制造用配料混料装置

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