JPH062471A - 雨 戸 - Google Patents

雨 戸

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Publication number
JPH062471A
JPH062471A JP16291992A JP16291992A JPH062471A JP H062471 A JPH062471 A JP H062471A JP 16291992 A JP16291992 A JP 16291992A JP 16291992 A JP16291992 A JP 16291992A JP H062471 A JPH062471 A JP H062471A
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JP
Japan
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door
door plate
movable rail
upper movable
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP16291992A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Umeda
二郎 梅田
Shinji Yokoyama
信二 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UMEDA KINZOKU KK
YKK AP Inc
Original Assignee
UMEDA KINZOKU KK
YKK AP Inc
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Publication date
Application filed by UMEDA KINZOKU KK, YKK AP Inc filed Critical UMEDA KINZOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数枚の戸板を収納した雨戸の開閉操作を簡
略化する。 【構成】 開口部の上側に固定される上部ガイド枠1
と、上部ガイド枠1に長さ方向に相対移動自在に支持さ
れる上部可動レール2と、上部可動レール2に見込み方
向に相対移動自在に接続され、開放時に上部可動レール
2に対して室内側へ移動して格納される先行戸板3と、
先行戸板3と同一軌道上に位置し、開放時に同一軌道上
を移動して先行戸板3の室外側に格納される後続戸板4
とから構成され、隣接する戸板の各対向する突合せ面に
後続戸板4の開放側への移動時に先行戸板3を室内側へ
押す傾斜が付けられ、隣接する戸板がそのいずれか一方
に軸支され、他方に長さ方向に移動自在に軸支される連
結リンク6で互いに連結されることにより後続戸板4が
移動操作されるのみで全戸板の開閉が行われ、その操作
を簡略化するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は全戸板の開閉を閉鎖側
の戸板の操作によって行い、戸袋を不在にした雨戸に関
するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】雨戸は使
用時に全戸板が閉鎖し、不使用時に格納され、通常はそ
のいずれかの状態にあり、ある戸板が単独で開閉の中途
位置で停止した状態で使用されることは稀であることか
ら、実質的に戸板の全開状態と全閉状態とが切り替わる
だけであるが、従来の雨戸では各戸板は互いに分離して
おり、複数枚の戸板の開閉は各戸板毎に独立して行われ
ているため開閉操作が面倒であり、特に開放した後の格
納操作時と格納状態からの閉鎖操作時には戸袋内で戸板
の面外方向の移動を伴うため労力と手間を要している。
【0003】また戸板を収納した雨戸は開放時に戸板を
開口部の片側,もしくは両側に重ねて格納するため、開
口枠の脇には戸板を格納する戸袋が設置されるが、この
戸袋は戸板の閉鎖時の外観意匠性を低下させる他、施工
を煩雑化させることから、この点に着目し、戸袋を不在
にした雨戸が特公昭60-35518号に提案されている。
【0004】これは室外側の戸板を固定し、室内側の戸
板を走行自在に収納した可動枠を面内方向に移動自在に
開口枠に支持させ、室内側の戸板を移動させて両戸板を
可動枠と共に開口枠の片側に寄せることにより戸袋を不
在にしたものであるが、室外側の戸板を可動枠に固定し
たことによって複数枚の戸板は可動枠内に引き違い状態
に収納され、雨戸は開口枠の室外側にこれに対して移動
可能な引き違い窓を単純に付加した恰好となっているた
め、閉鎖時の雨戸の見込み幅は開放時のそれと同一で、
従来の雨戸より室外側へ大きく張り出しており、雨戸枠
の見込み幅を徒に拡大し、開放時,並びに閉鎖時の意匠
性を犠牲にすることに加え、可動枠に加わる荷重が増大
するため枠材の断面寸法を拡大する結果となっている。
【0005】この発明は従来の雨戸の操作方法と、戸袋
を不在にした上記構造の実情を踏まえてなされたもの
で、戸板の開閉操作を簡略化すると同時に、閉鎖時と格
納時の外壁からの突出量を抑える構造の雨戸を新たに提
案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では隣接する戸板
の各対向する突合せ面に、閉鎖側に位置する後続戸板の
開放側への移動時に開放側に位置する先行戸板を室内側
へ押す傾斜を付けると同時に、隣接する戸板をそのいず
れか一方に軸支され、他方に長さ方向に摺動自在に軸支
される連結リンクによって互いに連結することにより後
続戸板を移動操作するのみで全戸板の閉鎖状態からの格
納と格納状態からの閉鎖を行い、戸板の開閉操作を簡略
化し、その労力と手間を軽減する。
【0007】また開口部の上側に固定され、戸板を支持
しながらその開閉を案内する上部ガイド枠に、戸板を吊
り支持する上部可動レールをその長さ方向に相対移動自
在に支持させ、この上部可動レール内に閉鎖時、複数枚
の戸板を同一軌道上に収納することにより戸板閉鎖時の
雨戸の見込み幅を縮小し、開放時には全戸板を上部ガイ
ド枠に支持させたまま上部可動レールの延長線上より室
内側へ寄せ、重ねて格納することにより閉鎖時と開放時
のいずれのときも戸板を上部可動レールの延長線より室
内側に位置させ、開口部の脇の空間を有効に活用しなが
ら格納状態での外壁からの張り出し幅も縮小させ、閉鎖
時と開放時の雨戸の外観意匠性を向上させる。
【0008】隣接する戸板の各対向する突合せ面に、後
続戸板の開放側への移動時に先行戸板を室内側へ押す傾
斜が付けられることにより、開放側の戸板は全開状態ま
で移動した後に、閉鎖側に隣接するする戸板に室内側へ
押されて格納される。全戸板の閉鎖状態からは後続戸板
が開放側へ押されることによって先行戸板側から順次各
全開位置でその閉鎖側に隣接する戸板に室内側へ押され
て室内側へ面外移動し、後続戸板はそれより開放側に位
置する全戸板が格納された後に閉鎖時と同一の軌道上を
移動し、そのまま格納される。
【0009】隣接する戸板を連結する連結リンクは両戸
板の底面,もしくは上面間に架設され、一端がいずれか
一方の戸板に軸支され、他端が他方の戸板に軸支されな
がらその長さ方向に移動自在に支持される。連結リンク
は戸板の閉鎖状態からの開放時に移動自在側の端部がそ
の側の戸板に沿って移動することにより、傾斜した突合
せ面によって室内側へ移動している開放側の戸板に、閉
鎖側に隣接する戸板を重ねて格納することを可能にす
る。
【0010】連結リンクは全戸板の格納状態から後続戸
板が閉鎖側へ引かれることによって、開放側に隣接する
戸板を格納位置から上部可動レールの軌道上へ復帰さ
せ、これを後続戸板に続いて閉鎖させる。
【0011】開放側に位置する先行戸板は上部可動レー
ルの見込み方向に相対移動自在に接続され、全開位置ま
で上部可動レールと共に上部ガイド枠に沿って全幅に相
当する距離だけ移動した後に、上部可動レールに支持さ
れたままこれに対して室内側へ移動して格納される。上
部可動レールは先行戸板が格納される位置まで移動して
停止し、上部ガイド枠から張り出した状態でこれに支持
される。
【0012】閉鎖側に位置する後続戸板は上部可動レー
ルに沿ってその長さ方向に走行自在に吊り支持され、先
行戸板の格納後に上部可動レールに沿って閉鎖時と同一
の軌道上を移動し、そのまま先行戸板の室外側に格納さ
れる。全戸板は閉鎖時には上部可動レールの同一軌道上
に並ぶ。
【0013】雨戸の閉鎖時に全戸板が同一軌道上に並ぶ
ことにより戸板の閉鎖状態は従来の戸袋を持つ雨戸のそ
れと同じであり、閉鎖時の外壁面からの突出量は小さ
く、上部可動レールの見込み幅と負担荷重が抑えられ
る。
【0014】雨戸の開放時には先行戸板が閉鎖時の軌道
から室内側へ移動して格納されることにより先行戸板と
外壁との間に無駄な空間が発生せず、開口部の脇の空間
が有効に活用され、また後続戸板が、先行戸板が開放側
へ移動した位置まで閉鎖時の軌道上を移動し、そのまま
格納されることにより雨戸の開放時の外壁面からの突出
量は閉鎖時のそれと等しく、開放時の外壁からの張り出
し幅が縮小され、閉鎖時と開放時のいずれのときも外観
意匠性が高められる。
【0015】
【実施例】以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて
説明する。
【0016】この発明の雨戸は図1,図12,図16に示す
ように開口部の上側に固定される上部ガイド枠1と、上
部ガイド枠1に支持される上部可動レール2と、閉鎖時
に上部可動レール2の軌道上に並ぶ先行戸板3及び後続
戸板4とから構成され、上部ガイド枠1と上部可動レー
ル2とによって先行戸板3と後続戸板4を開閉自在に支
持したもので、隣接する戸板の各対向する突合せ面を移
動方向に対して傾斜させるとともに、隣接する戸板を互
いに連結リンク6で連結することにより閉鎖側に位置す
る後続戸板4の操作によって全戸板の移動を連動させ、
また全戸板を開放時に上部可動レール2の延長線上より
室内側へ格納するものである。雨戸が2枚建ての場合、
図1,図3に示すように収納される戸板は先行戸板3と
後続戸板4のみであるが、3枚建ての場合は図4以降に
示すように両戸板3,4間に中間部戸板5が収納され、
いずれの場合も戸板は開口部の片側に格納される。それ
以上の枚数の戸板が収納された場合は開口部の両側に分
かれて格納される。以下では主に3枚建ての雨戸につい
て説明する。
【0017】図12に示す全戸板3,5,4の閉鎖状態か
らは後続戸板4が開放側へ押し操作されることにより、
隣接する戸板3,5、5,4の各対向する突合せ面31
51、52,41の傾斜によって相対的に開放側に位置する戸
板3,5がそれぞれの閉鎖側に位置する戸板5,4に室
内側へ押され、全戸板3,5,4が開放側へ移動して図
15に示すように格納される。格納状態からは隣接する戸
板3,5、5,4の底面間,もしくは上面間に跨って架
設される連結リンク6によって後続戸板4が閉鎖側へ引
き操作されることにより全戸板3,5,4が上部可動レ
ール2の延長線上まで引き出され、後続戸板4に続いて
閉鎖する。図12以降に示す実施例では後述するように先
行戸板3と中間部戸板5の上面に、格納時にこれらを室
内側へ面外移動させる揺動装置9を接続していることに
よって連結リンク6を隣接する戸板3,5、5,4の底
面間に設置しているが、揺動装置9を接続しない場合
や、それと干渉しない場合等には上面間に連結リンク6
を設置することもある。
【0018】上部ガイド枠1は全戸板3,5,4の閉鎖
時にこれらと上部可動レール2を収納可能に、図17に一
点鎖線で示すように雨戸の開口幅に相当する長さを持
ち、開閉操作時に上部可動レール2と、先行戸板3と中
間部戸板5及び後続戸板4を吊り支持したままこれらの
移動を案内する。
【0019】上部ガイド枠1は図16に示すように開口枠
7の上枠71上に位置し、開口部回りの躯体に固定され
る。上部ガイド枠1の内部の、先行戸板3や後続戸板4
の室内側の位置には上部ガイド枠1と同程度の長さを持
ち、その一部となる上部アタッチメント8が上枠71に沿
って接続され、この上部アタッチメント8は上部ガイド
枠1の室外側の下端と共に閉鎖時の先行戸板3と中間部
戸板5及び後続戸板4の上端を面外方向の両面から挟み
込み、保持している。
【0020】上部可動レール2は図16に示すようにこれ
と上部ガイド枠1のいずれか一方に軸支される戸車21
よって上部ガイド枠1にその長さ方向に走行自在に支持
される。戸車21は上部ガイド枠1に軸支される場合は上
部可動レール2に形成されるレール22に沿って、上部可
動レール2に軸支される場合は上部ガイド枠1に形成さ
れるレール11に沿って走行し、上部可動レール2を上部
ガイド枠1から出入りさせる。戸車21は上部可動レール
2の長さ方向に適当な間隔をおいて数箇所設置され、上
部ガイド枠1上に載ることによって上部可動レール2と
全戸板3,5,4を常に上部ガイド枠1に支持させる。
【0021】上部可動レール2は図12に示すように全戸
板3,5,4の各幅寸法を加えた程度の長さを持ち、全
戸板3,5,4の閉鎖時には上部ガイド枠1内に収納さ
れ、開放時には図17に二点鎖線で示すように先行戸板3
の幅寸法分の長さだけ先行戸板3と共に上部ガイド枠1
から開放側へ張り出し、戸車21によって上部ガイド枠1
に片持ち式に支持される。
【0022】上部可動レール2には図16に示すように後
続戸板4と中間部戸板5をそれぞれ走行させるためのレ
ール23,24が形成され、上部可動レール2は後続戸板4
と中間部戸板5を各レール23,24に沿って移動自在に支
持する。
【0023】先行戸板3は図17に示すように上部可動レ
ール2の開放側に位置し、中間部戸板5はその閉鎖側に
隣接し、共に図16に示すように上部可動レール2に直
接,もしくは間接的に接続された揺動装置9,9に連結
されることによって見込み方向に相対移動自在に上部可
動レール2に支持される。
【0024】先行戸板3は図12,図16に示すように揺動
装置9が上部可動レール2に接続されることによって上
部可動レール2に直接支持され、上部可動レール2と共
に移動する。中間部戸板5は上部可動レール2のレール
24に載る戸車101 を持ち、これに沿って走行する吊り金
物10に揺動装置9が接続されることによって上部可動レ
ール12に間接的に支持され、上部可動レール2と共に移
動可能で、また上部可動レール2に対して相対移動す
る。
【0025】揺動装置9は図12〜図16に示すように上部
可動レール12や吊り金物10に接続される上部軸91と、先
行戸板3や中間部戸板5に接続される下部軸92と、双方
に軸支される揺動アーム93とからなり、先行戸板3や中
間部戸板5を吊り支持しながらその格納時に上部可動レ
ール2の軌道から室内側へ移動させ、また閉鎖時に格納
位置から室外側へ移動させる。
【0026】図12〜図15では上部可動レール2と、先行
戸板3や中間部戸板5に対して鉛直軸回りに回動するこ
とにより先行戸板3と中間部戸板5を平行移動させる機
構の揺動装置9を示しているが、揺動装置9は先行戸板
3と中間部戸板5を上部可動レール2に支持させたまま
面外方向に相対移動自在に支持すればよく、他に水平軸
回りに回動自在に上部可動レール2と先行戸板3や中間
部戸板5に連結され、両者に対して水平軸回りに回動す
ることにより先行戸板3や中間部戸板5を面外方向に移
動させる等、揺動装置9の機構は任意に構成される。い
ずれの揺動装置9も後続戸板4の移動に伴い、先行戸板
3や中間部戸板5が後続戸板4から室内側を向く力を受
けることによって揺動アーム93が上部軸91と下部軸92
りに回転して先行戸板3や中間部戸板5を格納する。揺
動装置9は先行戸板3や中間部戸板5を安定して移動さ
せるためにそれぞれの中央部に1箇所,もしくはその面
内方向に均等に数箇所設置される。
【0027】先行戸板3と中間部戸板5はそれぞれ図1
3,図17に示すように先行戸板3の全幅が上部ガイド枠
1から突出するまで上部可動レール2と共に上部ガイド
枠1に沿って開放側へ移動した後、揺動装置9に案内さ
れることにより図17に示すようにその軌道から室内側へ
寄って上部可動レール2と外壁との間に格納される。図
17に示す、先行戸板3の全幅が上部ガイド枠1から張り
出した位置、すなわち各戸板3,5,4の開放側の端部
が上部ガイド枠1から張り出している上部可動レール12
の端部位置まで移動した位置が各戸板3,5,4の全開
位置となる。
【0028】後続戸板4は図17に示すように上部可動レ
ール2の閉鎖側に位置し、図16に示すように上部可動レ
ール2のレール23に載る戸車101 を持つ吊り金物10に接
続されることにより上部可動レール2と共に移動可能
で、また上部可動レール2に対して長さ方向に相対移動
自在に上部可動レール2に支持される。
【0029】中間部戸板5と後続戸板4は図13に示すよ
うに先行戸板3や上部可動レール2と同時に開放側へ移
動し、上部可動レール2と共に上部ガイド枠1に対して
それぞれの幅寸法分だけ移動する。中間部戸板5は上部
可動レール2と共に移動した後に上部可動レール2に沿
って全開位置まで走行する。
【0030】相対的に開放側に位置する戸板3,5は全
開位置まで移動した後に、後述するように各対向する突
合せ面31,51、52,41に付けられた傾斜面によって閉鎖
側に隣接する戸板5,4に室内側へ押されて先行戸板3
側から順次室内側へ格納される。各戸板3,5,4は全
開位置まで移動した後は、上部可動レール2等に設置さ
れる端部キャップやストッパ等によって全開位置からの
移動が制限され、この制限と突合せ面31,51、52,41
よって室内側へのみ移動可能となる。
【0031】先行戸板3と中間部戸板5の対向する突合
せ面31,51、及び中間部戸板5と後続戸板4の対向する
突合せ面52,41には、図17に示すように相対的に閉鎖側
に位置する戸板5,4の開放側への移動によって開放側
に位置する戸板3,5が室内側へ押される傾斜が付けら
れ、開放側に位置する戸板3,5は全開位置まで移動し
た後にそれぞれの閉鎖側に位置する戸板5,4が全開位
置まで移動することによって順次室内側へ重なって格納
される。各突合せ面31,51、52,41には図17に示すよう
に互いに対向する側に密着し、閉鎖時の水密性を確保す
るモヘア等の水密材11が高さ方向に敷設される。
【0032】また図4〜図11に示すように互いに隣接す
る先行戸板3と中間部戸板5、及び中間部戸板5と後続
戸板4の底面間,もしくは上面間には両者を互いに連結
する連結リンク6が架設され、全戸板3,5,4はこの
連結リンク6によって連結される。連結リンク6は全戸
板3,5,4の格納状態から後続戸板4の閉鎖側への移
動時に全戸板3,5,4を連動させ、後続戸板4より開
放側に位置する戸板5,3を格納状態から順次上部可動
レール2の軌道上へ復帰させ、これを後続戸板4に続い
て閉鎖させる。
【0033】連結リンク6の一端は図4,図6に示すよ
うに隣接する戸板のいずれか一方に軸支され、他端は他
方に軸支されながら長さ方向に移動自在に支持される。
連結リンク6の、軸支される側の端部は例えば図1〜図
3に示すようにこれを貫通するビス61等によって連結さ
れることにより回動自在に軸支され、移動自在側の端部
はこれを貫通するピン62がその側の戸板に形成された案
内溝32,53,42内に摺動自在に差し込まれることにより
移動自在,且つ回動自在に軸支される。図1〜図3は2
枚建ての場合の連結リンク6の架設例を示している。
【0034】図4,図6は3枚建ての雨戸の連結リンク
6の基本的な架設例を示したものである。前者はピン62
を相対的に開放側に隣接する戸板3,5に配置した場
合、後者は閉鎖側に隣接する戸板4,5に配置した場合
である。図5,図7はそれぞれ図4,図6の架設例の格
納状態を示している。いずれの場合も開放側の戸板3,
5が閉鎖時の軌道上を移動しきった後に閉鎖側に隣接す
る戸板5,4に押されて室内側へ移動し、ピン62が案内
溝32,53,42内を移動することにより全戸板3,5,4
が重なって格納される。閉鎖時は閉鎖側の戸板4,5が
それぞれ全幅に相当する距離だけ移動した後に、連結リ
ンク6がその側の端部回りに回転して開放側に隣接する
戸板5,3を走行する軌道上へ復帰させる。
【0035】図8,図11は格納状態からの閉鎖時の移動
を円滑に行うために連結リンク6を各隣接する戸板3,
5、5,4間に2本並列して架設した場合の実施例であ
る。
【0036】図1,図3は2枚建ての雨戸に連結リンク
6,6を並列させた場合である。これらの場合は図示す
るように2本の連結リンク6,6の一方がその側の戸板
に軸支され、他方がその側の戸板に移動自在に支持され
る。
【0037】本発明では全戸板3,5,4は上部ガイド
枠1から吊り支持されているため、上部ガイド枠1と上
部可動レール2によって開閉が可能であるが、図12以降
に示す実施例では戸板の面外方向の移動を拘束するため
に後続戸板4の下端を開口部の下側に配置される下部可
動レール12によって規制している。
【0038】下部可動レール12は上部可動レール2と同
様に全戸板3,5,4の全幅を加えた程度の長さを持
ち、図12,図16に示すように後続戸板4の下端に接続す
る案内金物13の戸車131 の走行を案内することにより後
続戸板4の下端を規制しながらその移動を案内する。
【0039】下部可動レール12は図16に示すように開口
枠7の下枠72に接続された下部ガイド枠14に対して長さ
方向に移動自在にこれに支持される。下部可動レール12
はそれと下部ガイド枠14のいずれか一方に軸支される戸
車121 ,141 によって下部ガイド枠14に対して長さ方向
に走行自在に支持される。
【0040】図12,図8に示す全戸板3,5,4の閉鎖
状態からは前記の通り、後続戸板4が開放側へ押される
ことにより全戸板3,5,4の開放操作が行われる。
【0041】後続戸板4の移動と同時に先行戸板3とこ
れに接続した上部可動レール2が移動し、上部可動レー
ル2が図17に示すように先行戸板3の幅寸法分だけ上部
ガイド枠1から張り出したところで、上部ガイド枠1の
いずれかの位置に設置され、上部可動レール2が上記所
定の長さだけ張り出した全開位置でこれを停止させるス
トッパ等によって上部可動レール2のそれ以上の移動が
制限される。このとき、先行戸板3の移動も前記の通
り、上部可動レール2の開放側の端部キャップ等によっ
て制限され、先行戸板3は面外方向にのみ移動可能とな
る。中間部戸板5と後続戸板4は上部可動レール2の停
止位置までは上部可動レール2と共に上部ガイド枠1に
対して移動し、先行戸板3の格納後は上部可動レール2
に沿って移動する。
【0042】上部可動レール2が停止した位置からは後
続戸板4が更に押されることにより図13,図9に示すよ
うに中間部戸板5の突合せ面51が突合せ面31を押して揺
動装置9を揺動させると同時に、連結リンク6,6を回
転させ、先行戸板3を室内側へ移動させてこれを格納す
る。中間部戸板5は引き続き、後続戸板4に押されるこ
とにより図14,図10に示すように上部可動レール2の軌
道上を移動した後、後続戸板4の突合せ面41に押され、
揺動装置9の揺動と連結リンク6,6の回転によって先
行戸板3の室外側に重なって格納される。
【0043】後続戸板4は図14に示すように中間部戸板
5が格納されるまで下部可動レール12に沿って移動した
後、下部可動レール12に係合して図15に示すように下部
可動レール12を共に開放側へ移動させ、更に図11に示す
ように上部可動レール2の軌道上を全開位置まで移動し
たところでそのまま中間部戸板5に重なって格納され
る。
【0044】格納状態からは後続戸板4が閉鎖側へ引っ
張られることにより全戸板3,5,4が連結リンク6に
よって連動して閉鎖する。
【0045】図15,図11に示す格納状態から後続戸板4
の閉鎖側への移動に伴い、後続戸板4と中間部戸板5間
の連結リンク6,6の各ピン62,62がその側の案内溝
42,53に沿って移動し、図10に示すように後続戸板4が
全幅分閉鎖側へ移動した後、中間部戸板5の閉鎖側の端
部が後述する開口枠7の縦枠15やガイドブロック17等に
接触することにより連結リンク6,6がその、後続戸板
4側の端部回りに回転し、中間部戸板5が平行移動して
走行する軌道上へ復帰し、続いて図9に示すように中間
部戸板5が全幅分移動することにより同様に先行戸板3
が走行する軌道上へ復帰し、更に後続戸板4が全幅分閉
鎖側へ引かれることにより図12,図8に示す全戸板3,
5,4の閉鎖状態となる。
【0046】格納状態からの中間部戸板5と先行戸板3
の閉鎖側への移動は、図17に示すように開口枠7の、格
納側の縦枠15に設置されたガイドローラ16やガイドブロ
ック17によって円滑に行われる。ガイドブロック17は例
えば縦枠15の上下端に接続され、ガイドローラ16はこの
ガイドブロック17に軸支される。
【0047】ガイドローラ16は上部可動レール2と下部
可動レール12の位置の少なくともいずれか一方に、軸を
鉛直に向けて軸支され、一部が縦枠15の表面から格納側
へ露出し、中間部戸板5の突合せ面52と先行戸板3の突
合せ面31に接触することにより主に中間部戸板5と先行
戸板3の閉鎖時の移動を案内する。ガイドローラ16はま
た、図示するように室外側と格納側を向いて露出し、先
行戸板3と中間部戸板5の室内側の側面にも接触するこ
とにより両戸板3,5の開閉時の走行を案内する役目も
兼ねる。
【0048】ガイドブロック17はガイドローラ16と同一
位置の縦枠15に設置され、室内側から室外側へかけて中
間部戸板5や先行戸板3を格納側から閉鎖側へ導く傾斜
が付けられ、ガイドローラ16と共に中間部戸板5と先行
戸板3を円滑に走行状態へ復帰させる。
【0049】
【発明の効果】この発明は以上の通りであり、隣接する
戸板の各対向する突合せ面に、閉鎖側に位置する後続戸
板の開放側への移動時に開放側に位置する先行戸板を室
内側へ押す傾斜を付けると同時に、隣接する戸板をその
いずれか一方に軸支され、他方に長さ方向に摺動自在に
軸支される連結リンクによって互いに連結したものであ
るため、後続戸板を移動操作するのみで閉鎖状態からの
開放と、格納状態からの閉鎖を行うことができ、その操
作が簡略化され、操作に要する労力と手間が軽減され
る。
【0050】また開口部の上側に固定され、戸板を支持
しながらその開閉を案内する上部ガイド枠に、戸板を吊
り支持する上部可動レールをその長さ方向に相対移動自
在に支持させ、この上部可動レール内に閉鎖時には複数
枚の戸板を同一軌道上に収納し、開放時には全戸板を上
部ガイド枠に支持させたまま上部可動レールの延長線上
より室内側へ寄せ、重ねて格納するため、閉鎖時と開放
時のいずれのときも戸板を上部可動レールの延長線より
室内側に位置させ、開口部の脇の空間を有効に活用しな
がら格納状態での外壁からの張り出し幅も縮小すること
ができ、上部ガイド枠の荷重負担を抑えると同時に、閉
鎖時と開放時の雨戸の外観意匠性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】2枚建て雨戸の先行戸板と後続戸板を連結し
た、閉鎖時の様子を示した斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1に示す雨戸の格納時の様子を示した斜視図
である。
【図4】連結リンクを閉鎖側の戸板に軸支させた場合
の、閉鎖時の様子を示した底面図である。
【図5】図4に示す雨戸の格納時の様子を示した底面図
である。
【図6】連結リンクを開放側の戸板に軸支させた場合
の、閉鎖時の様子を示した底面図である。
【図7】図6に示す雨戸の格納時の様子を示した底面図
である。
【図8】連結リンクを戸板間に並列して架設した場合
の、閉鎖時の様子を示した底面図である。
【図9】図8に示す雨戸の、先行戸板の格納時の様子を
示した底面図である。
【図10】図8に示す雨戸の、先行戸板と中間部戸板の
格納時の様子を示した底面図である。
【図11】図8に示す雨戸の格納時の様子を示した底面
図である。
【図12】3枚建て雨戸の閉鎖状態を示した斜視図であ
る。
【図13】図12に示す雨戸の、先行戸板の格納時の様子
を示した斜視図である。
【図14】図12に示す雨戸の、先行戸板と中間部戸板の
格納時の様子を示した斜視図である。
【図15】図12に示す雨戸の、全戸板の格納時の様子を
示した斜視図である。
【図16】3枚建ての雨戸の格納時の様子を示した縦断
面図である。
【図17】3枚建ての雨戸の閉鎖時の様子を示した平面
図である。
【符号の説明】
1……上部ガイド枠、11……レール、2……上部可動レ
ール、21……戸車、22……レール、23……レール、24
…レール、3……先行戸板、31……突合せ面、32……案
内溝、4……後続戸板、41……突合せ面、42……案内
溝、5……中間部戸板、51……突合せ面、52……突合せ
面、53……案内溝、6……連結リンク、61……ビス、62
……ピン、7……開口枠、71……上枠、72……下枠、8
……上部アタッチメント、9……揺動装置、91……上部
軸、92……下部軸、93……揺動アーム、10……吊り金
物、101 ……戸車、11……水密材、12……下部可動レー
ル、13……案内金物、131 ……戸車、14……下部ガイド
枠、141 ……戸車、15……縦枠、16……ガイドローラ、
17……ガイドブロック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部の上側に固定され、戸板を支持し
    ながらその開閉を案内する上部ガイド枠1と、上部ガイ
    ド枠1にその長さ方向に相対移動自在に支持される上部
    可動レール2と、上部可動レール2にその見込み方向に
    相対移動自在に接続され、上部可動レール2と共に上部
    ガイド枠1に対してその長さ方向に移動し、開放時に上
    部可動レール2に対して室内側へ移動して格納される先
    行戸板3と、先行戸板3と同一の軌道上に位置し、上部
    可動レール2にその長さ方向に走行自在に支持され、開
    放時に閉鎖時と同一の軌道上を移動して先行戸板3の室
    外側に格納される後続戸板4とから構成され、隣接する
    戸板の各対向する突合せ面には後続戸板4の開放側への
    移動時に先行戸板3を室内側へ押す傾斜が付けられ、隣
    接する戸板の底面間,もしくは上面間にはそのいずれか
    一方に軸支され、他方に長さ方向に移動自在に軸支され
    る連結リンク6が架設され、隣接する戸板はこの連結リ
    ンク6で互いに連結されていることを特徴とする雨戸。
JP16291992A 1992-06-22 1992-06-22 雨 戸 Pending JPH062471A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU178471U1 (ru) * 2017-03-29 2018-04-04 Игорь Александрович Ермолаев Устройство закрытия фасадного проёма

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