JPH06247680A - 自動搬送装置 - Google Patents

自動搬送装置

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JPH06247680A
JPH06247680A JP5952993A JP5952993A JPH06247680A JP H06247680 A JPH06247680 A JP H06247680A JP 5952993 A JP5952993 A JP 5952993A JP 5952993 A JP5952993 A JP 5952993A JP H06247680 A JPH06247680 A JP H06247680A
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Hiroshi Yamazaki
洋 山崎
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Katsukawa Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理ラインに沿って搬送される被処理物の振
れ止めと、表面に付着した液体の液切りを短時間で確実
に行うことができる自動搬送装置を提供する。 【構成】 処理ラインに沿って走行可能な走行台車に、
被処理物を懸吊する昇降クレーンを備えてなる自動搬送
装置において、前記走行台車に、前記被処理物を走行方
向の前後より挟圧可能な振れ止め手段を設け、被処理物
の振れを機械的に抑制できるようにした。また、浸漬処
理ラインにおいては、前記走行台車に、前記被処理物の
表面に空気噴流を噴出可能な液切り手段(エアーノズ
ル)を設け、被処理物に付着した液体を強制滴下できる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は被処理物を懸吊して移
送する自動搬送装置、特に、複数の浸漬処理液槽間に被
処理物を搬送して表面処理を行う浸漬処理システムに用
いて好適な自動搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にプリント基板及び平板メッキ板材
等の皮膜形成などに関わる浸漬処理システムは、被処理
物をキャリアバーの下側に懸吊するとともに、該キャリ
アバーを、複数の浸漬処理液槽が直線状に配列した処理
ラインに沿って、複数の門型搬送クレーンで移送するよ
うになっている。即ち、 ロード→脱脂→水洗→活性化→水洗→メッキ→水洗→乾
燥→アンロード といった一連の浸漬処理工程を、所定の運行プログラム
に従って稼動される複数の搬送台車間で互いに連携しな
がら、キャリアバー(搬送枠)を移送するように構成さ
れている。
【0003】この場合、各液槽から被処理物を持ち上げ
た後、液切りのために一定時間が経過するまで保持する
ことを行っていた。また、次工程の浸漬処理液槽上に移
動した時、被処理物の振れ止めを行うために一定時間が
経過するまで停止させてから、被処理物を下降させるこ
とを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の浸漬処理装
置における自動搬送装置は、走行台車により移送中の被
処理物に搬送方向の振れが生じて、槽入工程で被処理物
が槽の壁面に衝突して傷をつけたり、時には、被処理物
がキャリアバーから落下してしまう事故を引き起こすこ
とがあった。特に、幅狭の浸漬処理液槽においてこの種
のトラブルが多かった。こうした振動による不具合は、
被処理物の振れが停止するまで走行台車を停止させてい
れば回避できるものの、一方で、ムダ時間の増加により
生産性が低下するという問題点があった。
【0005】また、液槽から引き出した被処理物に付着
した処理液は、搬送中に滴下して下水処理施設に対する
負荷となっていた。この場合も、被処理物に付着した処
理液を完全に液切りできるまで停止させれば問題点は回
避できるが、やはりムダ時間の増加により生産性が低下
するという問題点があった。
【0006】この発明は上記の点に鑑み、被処理物の振
れ止めを短時間で確実に行うことができる自動搬送装置
を提供することを第1の目的としている。またこの発明
は、被処理物の液切りを短時間で確実に行うことができ
る自動搬送装置を提供することを第2の目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め第1の発明は、処理ラインに沿って走行可能な走行台
車に、被処理物を懸吊する昇降クレーンを備えてなる自
動搬送装置において、前記走行台車に、前記被処理物を
走行方向の前後より挟圧可能な振れ止め手段を設け、被
処理物の振れを機械的に抑制できるようにしたものであ
る。
【0008】また、第2の発明は、処理ラインに沿って
走行可能な走行台車に、被処理物を懸吊する昇降クレー
ンを備えてなる自動搬送装置において、前記走行台車
に、前記被処理物の表面に空気噴流を噴出可能な液切り
手段(エアーノズル)を設け、被処理物に付着した液体
を強制滴下できるようにしたものである。
【0009】
【作用】昇降クレーンに懸吊された被処理物は、走行台
車によって処理ラインに沿って搬送される。そして、各
浸漬処理液槽にて、下降→浸漬処理→上昇→液切り、の
各工程を経て、次の浸漬処理液槽へと搬送される。この
時、被処理物は、走行台車の起動・停止に伴う加速度に
よって、走行方向に振動することになるが、走行台車に
取り付けられた振れ止め手段で、被処理物を走行方向の
前後より挟圧しながら停止、引き上げ、または起動する
ことにより、振れが防止される。
【0010】また、浸漬処理液槽から引き上げた被処理
物の表面には処理液が付着しているため、引き上げてか
らしばらくの間は、被処理物の下端部から液体が滴下す
ることになる。本願装置では、被処理物を浸漬処理液槽
から引き上げる際、液切り手段(エアーノズル)で被処
理物の表面に空気噴流を噴出して液体を強制滴下するた
め、短時間で確実な液切りが行われる。
【0011】
【実施例】以下、この発明を添付の図面に基づく実施例
により説明する。図1は本願自動搬送装置の正面図、図
2はその側面図、図3は振れ止め手段と液切り手段を示
す正面拡大図、図4は昇降クレーンのバスケットと搬送
枠の係合部を示す斜視図である。
【0012】図において、1は本願自動搬送装置100
の走行台車で、該走行台車1は、複数の浸漬処理液槽
E、E・・・を直線状に配列した処理ライン200の上
方を、該処理ライン100と平行に敷設された走行軌道
20に沿って走行できるように構成されている。即ち、
該走行台車1は、基台11aの下側に取り付けられた4
個の走行輪2を走行モータ(図示せず)で駆動すること
により、該走行軌道20上を走行し、所望の浸漬処理液
槽Eの上方に移動できるようになっている。
【0013】また、該走行台車1には、モータ3、ギア
ボックス4、ワイヤドラム5、バスケット6とからなる
昇降クレーン10が搭載されている。該モータ3は、走
行台車1の基台11a上に設置されており、ギアボック
ス4を介してチェーン駆動によりワイヤドラム5、5を
回動し、該ワイヤドラム5、5に巻設されたワイヤ(図
示せず)を巻き上げ(または巻き下げ)ることにより、
該ワイヤに懸吊されたバスケット6を昇降できるように
構成されている。11bは基台11a上に固設された架
台で、前記ワイヤドラム5、5は該架台11bの上部固
設され、前記バスケット6は該架台11bの下方に懸吊
されている。
【0014】該バスケット6は、図4のように、小判形
の基板6a、該基板6aに立設された2枚のリブ板6
b,6b、該リブ板6b,6bにより水平支持されたパ
イプ6c、及び、該パイプ6cの両端部に設けられた円
錐穴6d,6dとからなっている。該基板6aは、該リ
ブ板6bと反対側に突設された2本の凸条T,Tを介し
て、前記基台11aより垂直下方に固設されたガイドレ
ール8の蟻溝8a、8aと係合しており、前記ワイヤド
ラム5、5の回動に応じて垂直に上下動できるように構
成されている。尚、該ガイドレール8は、後述する支柱
40の前部(昇降クレーン10側)に固設されている。
【0015】前記パイプ6cの両端部に設けられた上向
きの円錐穴6d,6dは、キャリアバー(搬送枠)7の
両端部に設けられた下向きの円錐ピン7aと係合できる
ように構成され、該穴6dと円錐ピン7aを介して、被
処理物H(例えば、長尺のアルミサッシ、パネルなど)
を昇降クレーン10に懸吊できるように構成されてい
る。9は被処理物Hをキャリアバー7に固定するための
取り付け板で、該取り付け板9には、複数本の被処理物
Hを懸吊できるようになっている。
【0016】7b,7bはキャリアバー7の両端部に突
設された給電部で、該給電部7b,7bを介して、液槽
E内に浸漬された被処理物Hに対して、電解処理などに
必要な電流を供給できるようになっている。30、40
は支柱で、該支柱30は前記昇降クレーン10の前方
に、該支柱40は昇降クレーン10の後方にそれぞれ配
設されている。該支柱30,40は前記基台11aより
垂下され、液槽Eから引き上げた状態の被処理物Hの下
端に達する程度の長さを有するとともに、その下端部
に、被処理物Hに向けて前後進可能なエアシリンダ5
0、50をそれぞれ備えている。
【0017】該エアシリンダ50(振れ止め手段)は、
被処理物Hの振れ止めを行うためのもので、被処理物H
の幅方向に複数個(本実施例では3個)が設けられ、、
そのシリンダロッドの先端に挟圧ローラ51をそれぞれ
備えている。そして、該エアシリンダ50、50は、前
記昇降クレーン10の下降時には短ストローク状態にな
って、挟圧ローラ51、51を被処理物Hの通過エリア
から退避させるが、昇降クレーン10の上昇時には長ス
トローク状態となり、被処理物Hの両側(搬送ラインの
前後方向)を挟圧ローラ51、51で挟圧し、被処理物
Hの振れを防止できるようになっている。ここで、該挟
圧ローラ51、51は、被処理物Hの表面を傷をつける
ことのないように、被処理物Hの表面に接しながら転動
可能に支持されるとともに、それ自体が腐食したりする
ことのないよう、耐食性プラスチックで構成されてい
る。
【0018】52はエアノズル(液切り手段)で、該エ
アノズル52は、前記挟圧ローラ51と一体に前後進で
きるように、前記エアシリンダ50の先端部に固設され
ており、被処理物Hの上昇時に(即ち、被処理物Hが浸
漬処理液槽Eから引き上げられる際に)、被処理物Hの
表面に空気噴流を噴出して、付着した液体を強制滴下で
きるように構成されている。尚、該エアノズル52に対
する圧縮空気の供給は、前記基台11aに載置されたエ
アコンプレッサ60によって行われるようになってい
る。70は給電コードである。
【0019】上記実施例において、被処理物Hは、昇降
クレーン10のバスケット6に係合したキャリアバー7
に懸吊され、走行台車1により処理ライン200に沿っ
て搬送される。即ち、被処理物Hは、モータ3とギアボ
ックス4で駆動されるワイヤドラム5によってワイヤを
巻き上げることにより、バスケット6を介して上昇さ
れ、所望の液槽Eの直上に搬送され停止する。この時、
被処理物Hには進行方向への慣性作用が働くが、被処理
物Hの下端部は、エアシリンダ50(長ストローク状
態)の先端の挟圧ローラ51、51により挟圧されてい
るため、振動を開始することはない。
【0020】次に、バスケット6が下降を開始すると、
エアシリンダ50は短ストローク状態となり、挟圧ロー
ラ51、51は被処理物Hから離反、退避する。そし
て、液槽E内に浸漬された被処理物Hは、必要に応じて
給電部7bより通電され、例えば、電解処理などの処理
作用を受けることとなる。浸漬処理が終了すると、被処
理物Hは昇降クレーン10によって液槽Eから引き上げ
られる。この時、上昇する被処理物Hに外乱(液槽E内
の液流動や昇降クレーン10から伝達される機械系の振
動など)が作用しても、エアシリンダ50が長ストロー
ク状態にあり、挟圧ローラ51、51が被処理物Hを挟
圧しながら引き上げが行われるために、引き上げ中も引
き上げ後も、被処理物Hが振れを起こすことはない。
【0021】また、引き上げられた被処理物Hの表面に
は液体が付着しているが、エアシリンダ50が長ストロ
ーク状態であり、引き上げ中にエアノズル52から被処
理物Hの表面全体に空気噴流が噴出されているため、液
体は強制滴下され、速やかな液切りが行われる。引き上
げと液切りが完了した後、被処理物Hは、次の液槽Eに
搬送され、前述と全く同じ手順を経て、次工程の浸漬処
理が施される。
【0022】
【発明の効果】上記のように第1の発明は、処理ライン
に沿って走行可能な走行台車に、被処理物を懸吊する昇
降クレーンを備えてなる自動搬送装置において、前記走
行台車に、前記被処理物を走行方向の前後より挟圧可能
な振れ止め手段を設けているので、被処理物の振れを機
械的に抑制して、振れ止めを短時間で確実に行うことが
できる。
【0023】また、第2の発明は、処理ラインに沿って
走行可能な走行台車に、被処理物を懸吊する昇降クレー
ンを備えてなる自動搬送装置において、前記走行台車
に、前記被処理物の表面に空気噴流を噴出可能な液切り
手段(エアーノズル)を設けているので、被処理物に付
着した液体を強制滴下して、液切りを短時間で確実に行
うことができる。
【0024】この結果、簡潔な手段を備えた自動搬送装
置によって、被処理物の振れによる各種トラブルを未然
に回避するとともに、液切りに要する時間と設備コスト
を省略することができ、浸漬処理システムの生産性向上
と、経費節減をもたらすという優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願自動搬送装置の正面図である。
【図2】本願自動搬送装置の側面図である。
【図3】被処理物の挟圧部と液切り手段を示す拡大図で
ある。
【図4】昇降クレーンのバスケットとキャリアバーの関
係を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 走行台車 2 走行輪 3 モータ 4 ギアボックス 5 ワイヤドラム 6 バスケット 7 キャリアバー(搬送枠) 8 ガイドレール 9 取り付け板 10 昇降クレーン 11a 基台 20 走行軌道 30、40 支柱 50 エアシリンダ 51 挟圧ローラ(振れ止め手段) 52 エアノズル(液切り手段) 60 エアコンプレッサ 70 給電コード 100 自動搬送装置 200 浸漬処理ライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理ラインに沿って走行可能な走行台車
    に、被処理物を懸吊する昇降クレーンを備えてなる自動
    搬送装置において、前記走行台車に、前記被処理物を走
    行方向の前後より挟圧可能な振れ止め手段を設けたこと
    を特徴とする自動搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記処理ラインが浸漬処理ラインであ
    り、かつ前記走行台車に、前記被処理物の表面に空気噴
    流を噴出可能な液切り手段を設けたことを特徴とする自
    動搬送装置。
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