JPH06248148A - 加硫可能なフッ素ゴム組成物 - Google Patents
加硫可能なフッ素ゴム組成物Info
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- JPH06248148A JPH06248148A JP6286093A JP6286093A JPH06248148A JP H06248148 A JPH06248148 A JP H06248148A JP 6286093 A JP6286093 A JP 6286093A JP 6286093 A JP6286093 A JP 6286093A JP H06248148 A JPH06248148 A JP H06248148A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】CH2 =CF2 およびこれと共重合可能な1種
以上の他のエチレン性単量体との含フッ素弾性共重合
体、CF2 =CFORf CH2 OH[Rf は多フルオロ
アルキレン基など]およびこれと共重合可能な1種以上
の他のエチレン性単量体との共重合体、有機オニウム化
合物、2価金属水酸化物、からなる加硫可能なフッ素ゴ
ム組成物。 【効果】架橋剤として分散性良好な含フッ素共重合体を
含有するので、優れた物性の加硫物を与える。
以上の他のエチレン性単量体との含フッ素弾性共重合
体、CF2 =CFORf CH2 OH[Rf は多フルオロ
アルキレン基など]およびこれと共重合可能な1種以上
の他のエチレン性単量体との共重合体、有機オニウム化
合物、2価金属水酸化物、からなる加硫可能なフッ素ゴ
ム組成物。 【効果】架橋剤として分散性良好な含フッ素共重合体を
含有するので、優れた物性の加硫物を与える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加硫可能なフッ素ゴム組
成物に関する。
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素ゴムは耐熱性、耐油性、耐候性等
にきわめて優れた材料であるために自動車部品用途をは
じめとして広範な分野で使用されており、これらはいず
れもジアミン、ポリヒドロキシ化合物、有機過酸化物等
の加硫剤を用いて加硫、成形されている。しかし、これ
らの加硫方法により得られるフッ素ゴムの物性として伸
びが比較的小さく、伸びを大きくしようとすると架橋密
度が上げられず、加硫が不充分となり強度も低下してし
まうことが多かった。
にきわめて優れた材料であるために自動車部品用途をは
じめとして広範な分野で使用されており、これらはいず
れもジアミン、ポリヒドロキシ化合物、有機過酸化物等
の加硫剤を用いて加硫、成形されている。しかし、これ
らの加硫方法により得られるフッ素ゴムの物性として伸
びが比較的小さく、伸びを大きくしようとすると架橋密
度が上げられず、加硫が不充分となり強度も低下してし
まうことが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記課題を解
決するためになされたものであり、加硫性の基を導入し
た含フッ素共重合体を架橋剤とすることによりフッ素ゴ
ムへの分散性が良好で加硫物性の優れた加硫可能なフッ
素ゴム組成物を提供するものである。
決するためになされたものであり、加硫性の基を導入し
た含フッ素共重合体を架橋剤とすることによりフッ素ゴ
ムへの分散性が良好で加硫物性の優れた加硫可能なフッ
素ゴム組成物を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(A)フッ化ビニリデンおよびこれと共重合可能な少な
くとも1種の他のエチレン性不飽和単量体との含フッ素
弾性共重合体(以下、単にA成分ともいう)100重量
部と、(B)CF2 =CFO−Rf −CH2 OH(ここ
で、Rf は0〜3個のエーテル酸素を含有する炭素数1
〜20のポリフルオロアルキレン基)で示される含フッ
素アルキルビニルエーテルの単独重合体、または、この
含フッ素アルキルビニルエーテルおよびこれと共重合可
能な少なくとも1種の他のエチレン性不飽和単量体との
共重合体(以下、単にB成分ともいう)0.1〜50重
量部と、(C)有機オニウム化合物(以下、単にC成分
ともいう)0.05〜5重量部と、(D)2価金属の酸
化物および2価金属の水酸化物から選ばれる少なくとも
1種(以下、単にD成分ともいう)0.5〜50重量部
とからなる加硫可能なフッ素ゴム組成物である。
(A)フッ化ビニリデンおよびこれと共重合可能な少な
くとも1種の他のエチレン性不飽和単量体との含フッ素
弾性共重合体(以下、単にA成分ともいう)100重量
部と、(B)CF2 =CFO−Rf −CH2 OH(ここ
で、Rf は0〜3個のエーテル酸素を含有する炭素数1
〜20のポリフルオロアルキレン基)で示される含フッ
素アルキルビニルエーテルの単独重合体、または、この
含フッ素アルキルビニルエーテルおよびこれと共重合可
能な少なくとも1種の他のエチレン性不飽和単量体との
共重合体(以下、単にB成分ともいう)0.1〜50重
量部と、(C)有機オニウム化合物(以下、単にC成分
ともいう)0.05〜5重量部と、(D)2価金属の酸
化物および2価金属の水酸化物から選ばれる少なくとも
1種(以下、単にD成分ともいう)0.5〜50重量部
とからなる加硫可能なフッ素ゴム組成物である。
【0005】A成分の含フッ素弾性共重合体の共重合成
分である少なくとも1種の他のエチレン性不飽和単量体
としては、例えばヘキサフルオロプロペン、1,1,
1,2,3−ペンタフルオロプロペン、3,3,3−ト
リフルオロプロペン、テトラフルオロエチレン、トリフ
ルオロエチレン、1,2−ジフルオロエチレン、ジクロ
ロジフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、
ヘキサフルオロブテン、エチレン、プロピレン、1−ブ
テン、フッ素化アルキルビニルエーテル類、フッ素化ビ
ニルエーテル類等が挙げられる。
分である少なくとも1種の他のエチレン性不飽和単量体
としては、例えばヘキサフルオロプロペン、1,1,
1,2,3−ペンタフルオロプロペン、3,3,3−ト
リフルオロプロペン、テトラフルオロエチレン、トリフ
ルオロエチレン、1,2−ジフルオロエチレン、ジクロ
ロジフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、
ヘキサフルオロブテン、エチレン、プロピレン、1−ブ
テン、フッ素化アルキルビニルエーテル類、フッ素化ビ
ニルエーテル類等が挙げられる。
【0006】A成分の含フッ素弾性共重合体としては、
加硫性の面からフッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロ
ペン共重合体、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロ
ペン−テトラフルオロエチレン共重合体、フッ化ビニリ
デン−テトラフルオロエチレン−プロピレン共重合体等
が好ましく用いられる。
加硫性の面からフッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロ
ペン共重合体、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロ
ペン−テトラフルオロエチレン共重合体、フッ化ビニリ
デン−テトラフルオロエチレン−プロピレン共重合体等
が好ましく用いられる。
【0007】A成分中の共重合割合は、フッ化ビニリデ
ンが20〜90モル%、好ましくは40〜85モル%で
あり、フッ化ビニリデンと共重合可能な少なくとも1種
の他のエチレン性不飽和単量体が10〜80モル%、好
ましくは15〜60モル%である。
ンが20〜90モル%、好ましくは40〜85モル%で
あり、フッ化ビニリデンと共重合可能な少なくとも1種
の他のエチレン性不飽和単量体が10〜80モル%、好
ましくは15〜60モル%である。
【0008】B成分を構成する単量体成分であるCF2
=CFO−Rf −CH2 OHで示される含フッ素アルキ
ルビニルエーテルは、該含フッ素アルキルビニルエーテ
ル中の水酸基がA成分中のフッ化ビニリデン単位への架
橋剤となるものであり、B成分中に少なくとも2個の該
含フッ素アルキルビニルエーテルを含有することが必要
である。
=CFO−Rf −CH2 OHで示される含フッ素アルキ
ルビニルエーテルは、該含フッ素アルキルビニルエーテ
ル中の水酸基がA成分中のフッ化ビニリデン単位への架
橋剤となるものであり、B成分中に少なくとも2個の該
含フッ素アルキルビニルエーテルを含有することが必要
である。
【0009】これらの含フッ素アルキルビニルエーテル
の具体例としては、以下の化合物などが挙げられる。 CF2 =CFO−CF2 CH2 OH、 CF2 =CFO−(CF2 )2 CH2 OH、 CF2 =CFO−(CF2 )3 CH2 OH、 CF2 =CFO−(CF2 )4 CH2 OH、 CF2 =CFO−CF2 CF(CF3 )O(CF2 )3
CH2 OH、 CF2 =CFO−(CF2 CF(CF3 )O)2 (CF
2 )3 CH2 OH。
の具体例としては、以下の化合物などが挙げられる。 CF2 =CFO−CF2 CH2 OH、 CF2 =CFO−(CF2 )2 CH2 OH、 CF2 =CFO−(CF2 )3 CH2 OH、 CF2 =CFO−(CF2 )4 CH2 OH、 CF2 =CFO−CF2 CF(CF3 )O(CF2 )3
CH2 OH、 CF2 =CFO−(CF2 CF(CF3 )O)2 (CF
2 )3 CH2 OH。
【0010】B成分中の共重合成分である少なくとも1
種の他のエチレン性不飽和単量体としては、例えばフッ
化ビニリデン、ヘキサフルオロプロペン、1,1,1,
2,3−ペンタフルオロプロペン、3,3,3−トリフ
ルオロプロペン、テトラフルオロエチレン、トリフルオ
ロエチレン、1,2−ジフルオロエチレン、ジクロロジ
フルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、ヘキ
サフルオロブテン、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、フッ素化アルキルビニルエーテル類、フッ素化ビニ
ルエーテル類等が挙げられる。
種の他のエチレン性不飽和単量体としては、例えばフッ
化ビニリデン、ヘキサフルオロプロペン、1,1,1,
2,3−ペンタフルオロプロペン、3,3,3−トリフ
ルオロプロペン、テトラフルオロエチレン、トリフルオ
ロエチレン、1,2−ジフルオロエチレン、ジクロロジ
フルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、ヘキ
サフルオロブテン、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、フッ素化アルキルビニルエーテル類、フッ素化ビニ
ルエーテル類等が挙げられる。
【0011】このエチレン性不飽和単量体は、A成分の
含フッ素弾性共重合体との相溶性の面からフッ素を含有
する不飽和単量体であることが好ましい。
含フッ素弾性共重合体との相溶性の面からフッ素を含有
する不飽和単量体であることが好ましい。
【0012】B成分の共重合割合は、含フッ素アルキル
ビニルエーテルが10〜95モル%、好ましくは40〜
90モル%であり、これと共重合可能な少なくとも1種
の他のエチレン性不飽和単量体が5〜90モル%、好ま
しくは10〜60モル%である。
ビニルエーテルが10〜95モル%、好ましくは40〜
90モル%であり、これと共重合可能な少なくとも1種
の他のエチレン性不飽和単量体が5〜90モル%、好ま
しくは10〜60モル%である。
【0013】B成分の含フッ素共重合体は、一般に極限
粘度が0.01〜10で、数平均分子量が1,000〜
1,000,000であり、分子量の低いものでは液状
から分子量の高いものではガム状のものである。また、
熱可塑性樹脂状のものも使用できるが、加工性等の面か
ら液状またはガム状のものが好ましい。B成分の含フッ
素共重合体はフッ素ゴム中への相溶性が非常に良好で効
果的に分散される。
粘度が0.01〜10で、数平均分子量が1,000〜
1,000,000であり、分子量の低いものでは液状
から分子量の高いものではガム状のものである。また、
熱可塑性樹脂状のものも使用できるが、加工性等の面か
ら液状またはガム状のものが好ましい。B成分の含フッ
素共重合体はフッ素ゴム中への相溶性が非常に良好で効
果的に分散される。
【0014】A成分100重量部に対するB成分の使用
量は、B成分中のCF2 =CFO−Rf −CH2 OHで
示される含フッ素アルキルビニルエーテルの共重合割
合、および要求される加硫物性により決められるもので
あり、特に限定されることはないが、0.1〜50重量
部が適当である。
量は、B成分中のCF2 =CFO−Rf −CH2 OHで
示される含フッ素アルキルビニルエーテルの共重合割
合、および要求される加硫物性により決められるもので
あり、特に限定されることはないが、0.1〜50重量
部が適当である。
【0015】A成分の含フッ素弾性共重合体およびB成
分の含フッ素共重合体は、ラジカル開始剤の存在下に各
単量体を、例えば塊状重合、懸濁重合、乳化重合、溶液
重合等の公知の重合方法で共重合させることにより製造
される。また、単量体の仕込み方式は、バッチ方式であ
っても、または反応系内の単量体のモル比を一定に保つ
ように連続的に追加仕込みを行う方式であってもよい。
分の含フッ素共重合体は、ラジカル開始剤の存在下に各
単量体を、例えば塊状重合、懸濁重合、乳化重合、溶液
重合等の公知の重合方法で共重合させることにより製造
される。また、単量体の仕込み方式は、バッチ方式であ
っても、または反応系内の単量体のモル比を一定に保つ
ように連続的に追加仕込みを行う方式であってもよい。
【0016】重合温度は、ラジカル開始剤の分解速度に
よって決定されるが、通常0〜150℃とされる。重合
圧力は、重合温度および重合方法により決定されるが、
通常0〜50kg/cm2 Gとされる。分子量の調節
は、共重合速度と開始剤量の関係を調節しても行いうる
が、容易には連鎖移動剤の添加により行いうる。
よって決定されるが、通常0〜150℃とされる。重合
圧力は、重合温度および重合方法により決定されるが、
通常0〜50kg/cm2 Gとされる。分子量の調節
は、共重合速度と開始剤量の関係を調節しても行いうる
が、容易には連鎖移動剤の添加により行いうる。
【0017】本発明において、加硫促進剤としてC成分
の有機オニウム化合物、および受酸剤としてD成分の2
価金属の酸化物および2価金属の水酸化物から選ばれる
少なくとも1種を添加することにより加硫可能となる。
の有機オニウム化合物、および受酸剤としてD成分の2
価金属の酸化物および2価金属の水酸化物から選ばれる
少なくとも1種を添加することにより加硫可能となる。
【0018】C成分としては、フッ素ゴムのポリヒドロ
キシ化合物による加硫において用いられる従来公知の有
機オニウム化合物はすべて使用可能である。なかでも第
4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩、第4級イ
ミニウム塩等が好ましい。
キシ化合物による加硫において用いられる従来公知の有
機オニウム化合物はすべて使用可能である。なかでも第
4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩、第4級イ
ミニウム塩等が好ましい。
【0019】C成分の具体例としては、テトラメチルア
ンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムブロミ
ド、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、p−トルエン
スルホン酸8−ベンジル−1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]−7−ウンデセニウム、1,8−ジアザ
ビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセニウムクロリ
ド、テトラブチルホスホニウムクロリド、ベンジルトリ
フェニルホスホニウムクロリド、ベンジルトリオクチル
ホスホニウムクロリド、ビス(ベンジルジフェニルホス
フィン)イミニウムクロリド等が挙げられる。
ンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムブロミ
ド、硫酸水素テトラブチルアンモニウム、p−トルエン
スルホン酸8−ベンジル−1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]−7−ウンデセニウム、1,8−ジアザ
ビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセニウムクロリ
ド、テトラブチルホスホニウムクロリド、ベンジルトリ
フェニルホスホニウムクロリド、ベンジルトリオクチル
ホスホニウムクロリド、ビス(ベンジルジフェニルホス
フィン)イミニウムクロリド等が挙げられる。
【0020】A成分100重量部に対するC成分の使用
量は、好ましい加硫速度とするためには0.05〜5重
量部、好ましくは0.1〜3重量部である。
量は、好ましい加硫速度とするためには0.05〜5重
量部、好ましくは0.1〜3重量部である。
【0021】D成分の2価金属の酸化物および2価金属
の水酸化物としては、フッ素ゴムのポリヒドロキシ化合
物による加硫において用いられる従来公知のものはすべ
て使用可能である。これらのうちの少なくとも一方を用
いるだけで加硫可能であるが、両者を併用することが好
ましい。酸化物としては、例えば酸化マグネシウム、酸
化カルシウム、酸化鉛、酸化亜鉛等が、水酸化物として
は水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等が用いら
れ、なかでも、酸化マグネシウムと水酸化カルシウムの
組み合わせが好ましく用いられる。
の水酸化物としては、フッ素ゴムのポリヒドロキシ化合
物による加硫において用いられる従来公知のものはすべ
て使用可能である。これらのうちの少なくとも一方を用
いるだけで加硫可能であるが、両者を併用することが好
ましい。酸化物としては、例えば酸化マグネシウム、酸
化カルシウム、酸化鉛、酸化亜鉛等が、水酸化物として
は水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等が用いら
れ、なかでも、酸化マグネシウムと水酸化カルシウムの
組み合わせが好ましく用いられる。
【0022】A成分100重量部に対するD成分の使用
量は、好ましい加硫速度および加硫物性とするためには
0.5〜50重量部、好ましくは2〜30重量部であ
る。
量は、好ましい加硫速度および加硫物性とするためには
0.5〜50重量部、好ましくは2〜30重量部であ
る。
【0023】本発明のフッ素ゴム組成物には、フッ素ゴ
ムに用いられる従来公知の補強性充填剤、増量剤、顔
料、内部離型剤、可塑剤等を混合して用いてもよい。こ
れらの加硫促進剤や充填剤等の混合には、2本ロールや
ニーダー等の、通常、ゴムの混合用の混合装置が用いら
れる。
ムに用いられる従来公知の補強性充填剤、増量剤、顔
料、内部離型剤、可塑剤等を混合して用いてもよい。こ
れらの加硫促進剤や充填剤等の混合には、2本ロールや
ニーダー等の、通常、ゴムの混合用の混合装置が用いら
れる。
【0024】本発明のフッ素ゴム組成物の加硫、成形は
通常のフッ素ゴムとまったく同様に行いうる。すなわ
ち、プレス成形、射出成形、押し出し成形やカレンダー
成形、また溶剤等に溶かしてのディップ成形やコーティ
ング等もできる。加硫温度および時間は、成形物の厚さ
や形状により異なるが、おおむね、120℃〜400℃
で数秒〜5時間である。また、加硫物の特性を安定させ
るために、オーブン等で150℃〜300℃で0.5時
間〜48時間程度、二次加硫を行ってもよい。
通常のフッ素ゴムとまったく同様に行いうる。すなわ
ち、プレス成形、射出成形、押し出し成形やカレンダー
成形、また溶剤等に溶かしてのディップ成形やコーティ
ング等もできる。加硫温度および時間は、成形物の厚さ
や形状により異なるが、おおむね、120℃〜400℃
で数秒〜5時間である。また、加硫物の特性を安定させ
るために、オーブン等で150℃〜300℃で0.5時
間〜48時間程度、二次加硫を行ってもよい。
【0025】
【作用】本発明においては、架橋剤として含フッ素共重
合体を用いることにより分散性が良好で優れた物性を示
す加硫物を与える。
合体を用いることにより分散性が良好で優れた物性を示
す加硫物を与える。
【0026】
実施例1 乳化重合法により、テトラフルオエチレン/プロピレン
/CF2 =CFO−(CF2 )3 CH2 OH=49/4
0/11、固有粘度[η]=0.48の共重合体(架橋
剤−1)を得た。フッ化ビニリデン/テトラフルオロエ
チレン/プロピレン=35/40/25の組成からなる
フッ素ゴム100部(重量部、以下同じ)に架橋剤−1
を10部、硫酸水素テトラブチルアンモニウム0.8
部、キョーワマグ150(酸化マグネシウム、協和化学
工業製)3部、カルビット(水酸化カルシウム、近江化
学製)6部およびMTカーボン30部を2本ロールによ
り混合した。これを170℃で10分間プレス加硫した
後、230℃で二次加硫した。JIS K6301によ
り測定した物性は、硬さ67、100%モジュラス50
kg/cm2 、引張り強さ190kg/cm2 、伸び3
70%であった。
/CF2 =CFO−(CF2 )3 CH2 OH=49/4
0/11、固有粘度[η]=0.48の共重合体(架橋
剤−1)を得た。フッ化ビニリデン/テトラフルオロエ
チレン/プロピレン=35/40/25の組成からなる
フッ素ゴム100部(重量部、以下同じ)に架橋剤−1
を10部、硫酸水素テトラブチルアンモニウム0.8
部、キョーワマグ150(酸化マグネシウム、協和化学
工業製)3部、カルビット(水酸化カルシウム、近江化
学製)6部およびMTカーボン30部を2本ロールによ
り混合した。これを170℃で10分間プレス加硫した
後、230℃で二次加硫した。JIS K6301によ
り測定した物性は、硬さ67、100%モジュラス50
kg/cm2 、引張り強さ190kg/cm2 、伸び3
70%であった。
【0027】比較例1 実施例1の架橋剤−1を用いるかわりにビスフェノール
AF1.8部を用いること以外は実施例1とまったく同
様にして試験を行った結果、硬さ75、100%モジュ
ラス85kg/cm2 、引張り強さ170kg/cm
2 、伸び190%であった。また、ビスフェノールAF
の添加量を0.8部としたものは加硫物の表面に粘着性
があり、加硫物の物性は硬さ65、100%モジュラス
28kg/cm2 、引張り強さ96kg/cm2 、伸び
360%であった。
AF1.8部を用いること以外は実施例1とまったく同
様にして試験を行った結果、硬さ75、100%モジュ
ラス85kg/cm2 、引張り強さ170kg/cm
2 、伸び190%であった。また、ビスフェノールAF
の添加量を0.8部としたものは加硫物の表面に粘着性
があり、加硫物の物性は硬さ65、100%モジュラス
28kg/cm2 、引張り強さ96kg/cm2 、伸び
360%であった。
【0028】実施例2 乳化重合法により、テトラフルオロエチレン/CF2 =
CFO−CF2 CF(CF3 )O(CF2 )3 CH2 O
H=80/20、粘度55,000ポイズの共重合体
(架橋剤−2)を得た。フッ化ビニリデン/ヘキサフル
オロプロペン=78/22の組成からなるフッ素ゴム1
00部、架橋剤−2を3部、ベンジルトリフェニルホス
ホニウムクロリイド0.5部、キョーワマグ150を3
部、カルビット6部およびMTカーボン30部を2本ロ
ールにより混合した。これを170℃で10分間プレス
加硫後、230℃で二次加硫した。JIS K6301
により測定した物性は、硬さ70、100%モジュラス
58kg/cm2 、引張り強さ220kg/cm2 、伸
び400%であった。
CFO−CF2 CF(CF3 )O(CF2 )3 CH2 O
H=80/20、粘度55,000ポイズの共重合体
(架橋剤−2)を得た。フッ化ビニリデン/ヘキサフル
オロプロペン=78/22の組成からなるフッ素ゴム1
00部、架橋剤−2を3部、ベンジルトリフェニルホス
ホニウムクロリイド0.5部、キョーワマグ150を3
部、カルビット6部およびMTカーボン30部を2本ロ
ールにより混合した。これを170℃で10分間プレス
加硫後、230℃で二次加硫した。JIS K6301
により測定した物性は、硬さ70、100%モジュラス
58kg/cm2 、引張り強さ220kg/cm2 、伸
び400%であった。
【0029】
【発明の効果】本発明は、フッ素ゴムの架橋剤として分
散性の良好な含フッ素共重合体を含有し、優れた物性を
示す加硫物を与える加硫可能なフッ素ゴム組成物を提供
するものであり、本発明による工業的利益はきわめて大
きい。また、本発明のフッ素ゴムは耐熱性、耐油性、耐
薬品性等に優れた特性を有するため、自動車、船舶、航
空機等の輸送機関におけるパッキング、O−リング、ガ
スケット、ホース、シール材、ダイヤフラム、バルブ
に、また化学プラント、原子力プラントや食品プラント
等における同様な部品に、また一般工業部品等への用途
に好適である。
散性の良好な含フッ素共重合体を含有し、優れた物性を
示す加硫物を与える加硫可能なフッ素ゴム組成物を提供
するものであり、本発明による工業的利益はきわめて大
きい。また、本発明のフッ素ゴムは耐熱性、耐油性、耐
薬品性等に優れた特性を有するため、自動車、船舶、航
空機等の輸送機関におけるパッキング、O−リング、ガ
スケット、ホース、シール材、ダイヤフラム、バルブ
に、また化学プラント、原子力プラントや食品プラント
等における同様な部品に、また一般工業部品等への用途
に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 29:10) (72)発明者 平井 浩之 千葉県市原市五井海岸10番地 旭硝子株式 会社千葉工場内
Claims (2)
- 【請求項1】(A)フッ化ビニリデンおよびこれと共重
合可能な少なくとも1種の他のエチレン性不飽和単量体
との含フッ素弾性共重合体100重量部と、 (B)CF2 =CFO−Rf −CH2 OH(ここで、R
f は0〜3個のエーテル酸素を含有する炭素数1〜20
のポリフルオロアルキレン基)で示される含フッ素アル
キルビニルエーテルの単独重合体、または、この含フッ
素アルキルビニルエーテルおよびこれと共重合可能な少
なくとも1種の他のエチレン性不飽和単量体との共重合
体0.1〜50重量部と、 (C)有機オニウム化合物0.05〜5重量部と、 (D)2価金属の酸化物および2価金属の水酸化物から
選ばれる少なくとも1種0.5〜50重量部とからなる
加硫可能なフッ素ゴム組成物。 - 【請求項2】(B)成分中に含有されるエチレン性不飽
和単量体が含フッ素エチレン性不飽和単量体である請求
項1の加硫可能なフッ素ゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6286093A JPH06248148A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 加硫可能なフッ素ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6286093A JPH06248148A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 加硫可能なフッ素ゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06248148A true JPH06248148A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=13212476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6286093A Pending JPH06248148A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 加硫可能なフッ素ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06248148A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1651721A4 (en) * | 2000-06-20 | 2007-02-28 | Freudenberg Carl Kg | THERMOPLASTIC VULCANISATES BASED ON FLUOROCARBON POLYMERS |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP6286093A patent/JPH06248148A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1651721A4 (en) * | 2000-06-20 | 2007-02-28 | Freudenberg Carl Kg | THERMOPLASTIC VULCANISATES BASED ON FLUOROCARBON POLYMERS |
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