JPH06248393A - 耐高温腐食特性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼 - Google Patents
耐高温腐食特性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼Info
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- JPH06248393A JPH06248393A JP3904093A JP3904093A JPH06248393A JP H06248393 A JPH06248393 A JP H06248393A JP 3904093 A JP3904093 A JP 3904093A JP 3904093 A JP3904093 A JP 3904093A JP H06248393 A JPH06248393 A JP H06248393A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、廃棄物燃焼環境等の塩化物および
塩化水素ガス等に対して極めて優れた耐高温腐食特性を
有するオーステナイト系ステンレス鋼を提供する。 【構成】 重量%にて、C:0.01〜0.15%、M
n:0.3〜2.0%、Cr:18〜25%、Ni:1
7〜50%、Mo:0.5〜3.0%、Ti:0.03
〜0.3%、Nb:0.05〜0.6%、B:0.00
3〜0.01%、P:0.04%以下、S:0.005
%以下、 N:0.02〜0.3%を含有し、さらにA
l:0.5〜6.0%、Si:0.7〜3.0%のうち
1種以上、かつY:0.001〜0.2%、La:0.
001〜0.2%、Ce:0.001〜0.2%のうち
1種以上を含み、必要に応じてCa:0.0005〜
0.05%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物か
らなる耐高温腐食特性に優れたオーステナイト系ステン
レス鋼。
塩化水素ガス等に対して極めて優れた耐高温腐食特性を
有するオーステナイト系ステンレス鋼を提供する。 【構成】 重量%にて、C:0.01〜0.15%、M
n:0.3〜2.0%、Cr:18〜25%、Ni:1
7〜50%、Mo:0.5〜3.0%、Ti:0.03
〜0.3%、Nb:0.05〜0.6%、B:0.00
3〜0.01%、P:0.04%以下、S:0.005
%以下、 N:0.02〜0.3%を含有し、さらにA
l:0.5〜6.0%、Si:0.7〜3.0%のうち
1種以上、かつY:0.001〜0.2%、La:0.
001〜0.2%、Ce:0.001〜0.2%のうち
1種以上を含み、必要に応じてCa:0.0005〜
0.05%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物か
らなる耐高温腐食特性に優れたオーステナイト系ステン
レス鋼。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は廃棄物燃焼環境等の塩化
物および塩化水素(HCl)ガス等に対して優れた耐高
温腐食特性を有するオーステナイト系ステンレス鋼に関
するものである。
物および塩化水素(HCl)ガス等に対して優れた耐高
温腐食特性を有するオーステナイト系ステンレス鋼に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、一般廃棄物および産業廃棄物の中
で、廃棄プラスチック類および自動車シュレッダーダス
ト等の燃焼により発生する高濃度の塩化物およびHCl
ガス等に対し、優れた耐高温腐食特性を有する焼却炉お
よび燃焼ボイラ用鉄鋼材料はない。そのために、現状で
は、上記廃棄物は高い発熱量を持ちながら、不燃・燃焼
不適物として分別・収集され、主に埋め立に使用されて
いる。また、分別・収集されずに一般廃棄物に混入して
ボイラで燃焼される場合には、腐食性環境条件が厳しい
ためボイラの蒸気条件は圧力294.2N/cm2 、温
度350℃程度以下に抑えられ、効率の良い低公害の燃
料源としては活用されていない。
で、廃棄プラスチック類および自動車シュレッダーダス
ト等の燃焼により発生する高濃度の塩化物およびHCl
ガス等に対し、優れた耐高温腐食特性を有する焼却炉お
よび燃焼ボイラ用鉄鋼材料はない。そのために、現状で
は、上記廃棄物は高い発熱量を持ちながら、不燃・燃焼
不適物として分別・収集され、主に埋め立に使用されて
いる。また、分別・収集されずに一般廃棄物に混入して
ボイラで燃焼される場合には、腐食性環境条件が厳しい
ためボイラの蒸気条件は圧力294.2N/cm2 、温
度350℃程度以下に抑えられ、効率の良い低公害の燃
料源としては活用されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するという観点にたって、廃棄物燃焼環境中の塩化
物およびHClガス等に対して優れた耐高温腐食性を有
し、かつクリープ破断強度および製造時の熱間加工性の
良好なオーステナイト系ステンレス鋼を提供することを
目的とする。
解決するという観点にたって、廃棄物燃焼環境中の塩化
物およびHClガス等に対して優れた耐高温腐食性を有
し、かつクリープ破断強度および製造時の熱間加工性の
良好なオーステナイト系ステンレス鋼を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、重量%にて、C:0.01〜0.15%、Mn:
0.3〜2.0%、Cr:18〜25%、Ni:17〜
50%、Mo:0.5〜3.0%、Ti:0.03〜
0.3%、Nb:0.05〜0.6%、B:0.003
〜0.01%、P:0.04%以下、S:0.005%
以下、N:0.02〜0.3%を含有し、さらにAl:
0.5〜6.0%、Si:0.7〜3.0%のうち1種
以上、かつY:0.001〜0.2%、La:0.00
1〜0.2%、Ce:0.001〜0.2%のうち1種
以上を含み、必要に応じてCa:0.0005〜0.0
5%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる
オーステナイト系ステンレス鋼にあり、廃棄物燃焼環境
での耐高温腐食特性とクリープ破断強度および製造時の
熱間加工性が良好なステンレス鋼である。
ろは、重量%にて、C:0.01〜0.15%、Mn:
0.3〜2.0%、Cr:18〜25%、Ni:17〜
50%、Mo:0.5〜3.0%、Ti:0.03〜
0.3%、Nb:0.05〜0.6%、B:0.003
〜0.01%、P:0.04%以下、S:0.005%
以下、N:0.02〜0.3%を含有し、さらにAl:
0.5〜6.0%、Si:0.7〜3.0%のうち1種
以上、かつY:0.001〜0.2%、La:0.00
1〜0.2%、Ce:0.001〜0.2%のうち1種
以上を含み、必要に応じてCa:0.0005〜0.0
5%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる
オーステナイト系ステンレス鋼にあり、廃棄物燃焼環境
での耐高温腐食特性とクリープ破断強度および製造時の
熱間加工性が良好なステンレス鋼である。
【0005】
【作用】以下に成分の限定理由について説明する。本発
明者らは先ず、塩化物およびHClガスに対して耐高温
腐食特性を向上させる合金元素として、NiおよびA
l、SiとY、La、Ceを複合添加することが有効で
あることを見出した。
明者らは先ず、塩化物およびHClガスに対して耐高温
腐食特性を向上させる合金元素として、NiおよびA
l、SiとY、La、Ceを複合添加することが有効で
あることを見出した。
【0006】Ni含有量増大により高温腐食深さが減少
する(図1)。これはスケール中に生成するNi富化層
が塩化物およびHClガスに対する保護性を有するため
と考えられる。その効果は17%未満では十分ではない
ため下限を17%とした。なお、Ni量が多くなると熱
間での加工硬化が起こりやすく熱間加工性が劣化するこ
と、またコストの面でもNi量が多くなると高価になる
のでNiの上限を50%とした。したがってNiの量を
17〜50%と限定した。
する(図1)。これはスケール中に生成するNi富化層
が塩化物およびHClガスに対する保護性を有するため
と考えられる。その効果は17%未満では十分ではない
ため下限を17%とした。なお、Ni量が多くなると熱
間での加工硬化が起こりやすく熱間加工性が劣化するこ
と、またコストの面でもNi量が多くなると高価になる
のでNiの上限を50%とした。したがってNiの量を
17〜50%と限定した。
【0007】AlとSiはその添加により高温腐食深さ
が減少する(図2)。これはスケール中にそれぞれAl
2 O3 およびSiO2 系の保護性スケールが生成するた
めと考えられる。その効果はAl:0.5%未満、S
i:0.7%未満では十分ではないため、Alの下限は
0.5%、Siの下限は0.7%とした。なお、Al、
Si量が増加すると熱間加工性および高温クリープ破断
強度が低下するので、両特性を確保するためにAl量は
6.0%以下、Si量は3.0%以下にすることが必要
である。これらの理由によってAlの量は0.5〜6.
0%、Siの量は0.7〜3.0%とした。
が減少する(図2)。これはスケール中にそれぞれAl
2 O3 およびSiO2 系の保護性スケールが生成するた
めと考えられる。その効果はAl:0.5%未満、S
i:0.7%未満では十分ではないため、Alの下限は
0.5%、Siの下限は0.7%とした。なお、Al、
Si量が増加すると熱間加工性および高温クリープ破断
強度が低下するので、両特性を確保するためにAl量は
6.0%以下、Si量は3.0%以下にすることが必要
である。これらの理由によってAlの量は0.5〜6.
0%、Siの量は0.7〜3.0%とした。
【0008】Al、Siは単独添加または複合添加して
も同様の効果が得られるが、熱間加工性確保の観点か
ら、複合添加の場合の上限はAl、Siの合計で5.0
%が望ましい。Y、LaおよびCeはその1種以上をA
l、Siの単独添加または複合添加と組み合わせて添加
することにより、高温腐食深さが大幅に減少する(図
3)。AlとSiはその添加により、前述のとおりスケ
ール中にそれぞれAl2 O3 とSiO2 系の保護性スケ
ールを形成し、塩化物およびHClガスに対する保護性
を向上させるが、さらにY、LaおよびCeの1種以上
を添加すると、スケールが緻密になり、耐高温腐食性が
大きく向上する。その効果はY:0.001%未満、L
a:0.001%未満、Ce:0.001%未満では十
分でないため、Yの下限は0.001%、Laの下限は
0.001%、Ceの下限は0.001%とした。な
お、Y、LaおよびCe量がそれぞれ0.2%を超える
と鋼の清浄度が低下し、熱間加工性およびクリープ破断
強度が低下するので、両特性を確保するためにY量を
0.2%以下、La量を0.2%以下、Ce量を0.2
%以下にすることが必要である。これらの理由によって
Yの量は0.001〜0.2%、Laの量は0.001
〜0.2%、Ceの量は0.001〜0.2%とした。
も同様の効果が得られるが、熱間加工性確保の観点か
ら、複合添加の場合の上限はAl、Siの合計で5.0
%が望ましい。Y、LaおよびCeはその1種以上をA
l、Siの単独添加または複合添加と組み合わせて添加
することにより、高温腐食深さが大幅に減少する(図
3)。AlとSiはその添加により、前述のとおりスケ
ール中にそれぞれAl2 O3 とSiO2 系の保護性スケ
ールを形成し、塩化物およびHClガスに対する保護性
を向上させるが、さらにY、LaおよびCeの1種以上
を添加すると、スケールが緻密になり、耐高温腐食性が
大きく向上する。その効果はY:0.001%未満、L
a:0.001%未満、Ce:0.001%未満では十
分でないため、Yの下限は0.001%、Laの下限は
0.001%、Ceの下限は0.001%とした。な
お、Y、LaおよびCe量がそれぞれ0.2%を超える
と鋼の清浄度が低下し、熱間加工性およびクリープ破断
強度が低下するので、両特性を確保するためにY量を
0.2%以下、La量を0.2%以下、Ce量を0.2
%以下にすることが必要である。これらの理由によって
Yの量は0.001〜0.2%、Laの量は0.001
〜0.2%、Ceの量は0.001〜0.2%とした。
【0009】Y、LaおよびCeはその1種以上を添加
することにより上記の効果が得られるが、熱間加工性お
よびクリープ破断強度確保の観点から、複合添加の場合
の上限はY、La、Ceの合計が0.2%が望ましい。
次に、上記以外の成分について述べる。Cは、炭化物形
成元素としてクリープ破断強度やクリープ破断伸びに大
きな影響を与えるので、Cはクリープ特性に効果的なC
r、Mo、Ti、Nb、Bの炭化物を形成するのに必要
な量を最小限添加する必要がある。一方、溶接時高温割
れを防止するためにはC量をできる限り下げる必要があ
る。以上の観点からCの下限を0.01%、上限を0.
15%と定めた。
することにより上記の効果が得られるが、熱間加工性お
よびクリープ破断強度確保の観点から、複合添加の場合
の上限はY、La、Ceの合計が0.2%が望ましい。
次に、上記以外の成分について述べる。Cは、炭化物形
成元素としてクリープ破断強度やクリープ破断伸びに大
きな影響を与えるので、Cはクリープ特性に効果的なC
r、Mo、Ti、Nb、Bの炭化物を形成するのに必要
な量を最小限添加する必要がある。一方、溶接時高温割
れを防止するためにはC量をできる限り下げる必要があ
る。以上の観点からCの下限を0.01%、上限を0.
15%と定めた。
【0010】Mnは、脱酸を十分行って健全な鋳片を得
るために必要であり、鋼中に不純物として含有されるS
成分を固定し、熱間脆性を防止し、溶接性、熱間加工性
を向上させるために0.3%以上は必要である。しかし
添加量が多過ぎると耐酸化性を損なうので上限を2.0
%とした。Crは高温クリープ破断強度、硫酸塩等に対
する耐高温腐食性および耐高温酸化性等を向上させるの
で耐熱合金にとっては必須の元素である。SUS347
H(18Cr−12Ni−0.7Nb)と同等以上の耐
高温酸化性が必要なので、Cr量の下限をSUS347
HのCr量と同量の18%とした。しかしCr量が多い
と長時間加熱によりσ脆化が起こりやすくなる。25C
r−20Niのオーステナイト系ステンレス鋼SUS3
10S以上の耐σ脆化性を確保するためにCr量の上限
を25%とした。
るために必要であり、鋼中に不純物として含有されるS
成分を固定し、熱間脆性を防止し、溶接性、熱間加工性
を向上させるために0.3%以上は必要である。しかし
添加量が多過ぎると耐酸化性を損なうので上限を2.0
%とした。Crは高温クリープ破断強度、硫酸塩等に対
する耐高温腐食性および耐高温酸化性等を向上させるの
で耐熱合金にとっては必須の元素である。SUS347
H(18Cr−12Ni−0.7Nb)と同等以上の耐
高温酸化性が必要なので、Cr量の下限をSUS347
HのCr量と同量の18%とした。しかしCr量が多い
と長時間加熱によりσ脆化が起こりやすくなる。25C
r−20Niのオーステナイト系ステンレス鋼SUS3
10S以上の耐σ脆化性を確保するためにCr量の上限
を25%とした。
【0011】Moは固溶体硬化作用や析出硬化作用によ
ってクリープ破断強度を高めるのに必要な元素であるの
で下限を0.5%とした。しかしMoはσ相の形成を促
進し、長時間使用脆化を起こしやすいので添加量の上限
を3.0%とした。Ti、Nbは炭、窒化物形成元素で
クリープ破断強度の向上に効果があり、複合添加でその
炭、窒化物が微細分散化する場合に最もクリープ破断強
度が高くなる。炭、窒化物の析出量はTi量が0.03
%未満、Nb量が0.05%未満では十分でなく、一方
Ti量が0.3%、Nb量が0.6%を超えてのTi、
Nb複合添加では炭、窒化物が凝集粗大化し、クリープ
破断強度が低下する。以上の点を考慮してTiの量を
0.03〜0.3%、Nbの量を0.05〜0.6%と
した。
ってクリープ破断強度を高めるのに必要な元素であるの
で下限を0.5%とした。しかしMoはσ相の形成を促
進し、長時間使用脆化を起こしやすいので添加量の上限
を3.0%とした。Ti、Nbは炭、窒化物形成元素で
クリープ破断強度の向上に効果があり、複合添加でその
炭、窒化物が微細分散化する場合に最もクリープ破断強
度が高くなる。炭、窒化物の析出量はTi量が0.03
%未満、Nb量が0.05%未満では十分でなく、一方
Ti量が0.3%、Nb量が0.6%を超えてのTi、
Nb複合添加では炭、窒化物が凝集粗大化し、クリープ
破断強度が低下する。以上の点を考慮してTiの量を
0.03〜0.3%、Nbの量を0.05〜0.6%と
した。
【0012】Bはクリープ破断強度を高めるのに0.0
03%以上は必要であるが、添加量が多いと溶接性およ
び延性が劣化するので添加量の上限を0.010%とし
た。Pは添加量が多いと高温クリープ中に析出を促進
し、クリープ中脆化を促進させるので上限を0.04%
とした。Sも粒界に偏析し、高温クリープ中に粒界の脆
化を促進させるので上限を0.005%とした。
03%以上は必要であるが、添加量が多いと溶接性およ
び延性が劣化するので添加量の上限を0.010%とし
た。Pは添加量が多いと高温クリープ中に析出を促進
し、クリープ中脆化を促進させるので上限を0.04%
とした。Sも粒界に偏析し、高温クリープ中に粒界の脆
化を促進させるので上限を0.005%とした。
【0013】Nは高Cr、高Ni系オーステナイト合金
の高温クリープ破断強度を高めることが知られている。
Nは窒化物の形成によりクリープ破断強度を高めるが、
そのためには0.02%以上にする必要がある。しかし
N量が増加するとクリープ破断伸びが減少し、またN量
が0.3%を超えても長時間のクリープ破断強度の増加
は少ない。したがってN量の上限を0.3%とした。
の高温クリープ破断強度を高めることが知られている。
Nは窒化物の形成によりクリープ破断強度を高めるが、
そのためには0.02%以上にする必要がある。しかし
N量が増加するとクリープ破断伸びが減少し、またN量
が0.3%を超えても長時間のクリープ破断強度の増加
は少ない。したがってN量の上限を0.3%とした。
【0014】Caは脱酸・脱硫作用を有し、OおよびS
の粒界偏析を減少させることによって熱間加工性および
クリープ破断強度を向上させるので、必要に応じて添加
する。その効果は0.0005%未満では十分でないの
で、Ca量の下限を0.0005%とした。また、Ca
量が0.05%を超えると鋼の清浄性を劣化し、熱間加
工性を低下する。したがってCa量の上限を0.05%
とした。
の粒界偏析を減少させることによって熱間加工性および
クリープ破断強度を向上させるので、必要に応じて添加
する。その効果は0.0005%未満では十分でないの
で、Ca量の下限を0.0005%とした。また、Ca
量が0.05%を超えると鋼の清浄性を劣化し、熱間加
工性を低下する。したがってCa量の上限を0.05%
とした。
【0015】
【実施例】次に本発明について実施例を用いてさらに具
体的に述べる。表1および表2(表1のつづき)に本発
明例の化学組成、高温腐食深さ、クリープ破断強度およ
び熱間加工性を、また表3および表4(表3のつづき)
に比較例の化学組成、高温腐食深さ、クリープ破断強度
および熱間加工性を示す。
体的に述べる。表1および表2(表1のつづき)に本発
明例の化学組成、高温腐食深さ、クリープ破断強度およ
び熱間加工性を、また表3および表4(表3のつづき)
に比較例の化学組成、高温腐食深さ、クリープ破断強度
および熱間加工性を示す。
【0016】いずれも45kg真空溶製し、熱間押出、
固溶化熱処理の後、高温腐食試験およびクリープ破断試
験を行った。高温腐食試験は37%NaCl+63%F
eCl2 の合成灰を板状試験片表面に塗布し、0.2%
HCl+0.5%SO2 +5%O2 +15%CO2 +b
al.N2 ガス中で550℃×30h加熱し、試験片縦
断面の腐食深さを測定した。クリープ破断試験はゲージ
部φ6×L30mmの試験片で温度550℃、応力44
1.3N/mm2 の条件で行い、その破断時間でクリー
プ破断強度を評価した。また、熱間加工性を熱間押出時
の割れの有無で評価した。
固溶化熱処理の後、高温腐食試験およびクリープ破断試
験を行った。高温腐食試験は37%NaCl+63%F
eCl2 の合成灰を板状試験片表面に塗布し、0.2%
HCl+0.5%SO2 +5%O2 +15%CO2 +b
al.N2 ガス中で550℃×30h加熱し、試験片縦
断面の腐食深さを測定した。クリープ破断試験はゲージ
部φ6×L30mmの試験片で温度550℃、応力44
1.3N/mm2 の条件で行い、その破断時間でクリー
プ破断強度を評価した。また、熱間加工性を熱間押出時
の割れの有無で評価した。
【0017】表1、2に示す本発明例A〜Vは請求項1
に相当するCa無添加材料であり、本発明例W〜DDは
請求項2に相当するCa添加材料である。表1、2に示
す本発明例A〜Eは20Cr−25Ni−1.5Moを
基本成分として、Alをそれぞれ1〜5%含有し、さら
にY、La、Ceの1種以上を0.02〜0.15%添
加したものであり、F〜Iは同一基本成分にSiをそれ
ぞれ1〜3%含有し、さらにY、La、Ceの1種以上
を0.02〜0.09%添加したものである。
に相当するCa無添加材料であり、本発明例W〜DDは
請求項2に相当するCa添加材料である。表1、2に示
す本発明例A〜Eは20Cr−25Ni−1.5Moを
基本成分として、Alをそれぞれ1〜5%含有し、さら
にY、La、Ceの1種以上を0.02〜0.15%添
加したものであり、F〜Iは同一基本成分にSiをそれ
ぞれ1〜3%含有し、さらにY、La、Ceの1種以上
を0.02〜0.09%添加したものである。
【0018】また、本発明例J〜Lは24Cr−35N
i−1.5Moを基本成分とし、Alをそれぞれ1〜5
%含有し、さらにY、La、Ceの1種以上を0.01
〜0.05%添加したものであり、Mは同一基本成分に
Siを2%含有し、さらにYを0.04%、Laを0.
01%、Ceを0.01%添加したものである。次に、
N、Oは20Cr−25Ni−0.5〜1.5Moを基
本成分として、Al、SiをNはそれぞれ3%、1%、
Oはそれぞれ1%、2%複合で含有し、さらにYを0.
05%添加したものであり、P、Qは24Cr−35N
i−1.5Moを基本成分とし、Al、SiをPはそれ
ぞれ3%、1%、Qはそれぞれ1%、2%複合で含有
し、さらにPはYを0.04%、OはYを0.03%、
Laを0.06%、Ceを0.08%添加したものであ
る。
i−1.5Moを基本成分とし、Alをそれぞれ1〜5
%含有し、さらにY、La、Ceの1種以上を0.01
〜0.05%添加したものであり、Mは同一基本成分に
Siを2%含有し、さらにYを0.04%、Laを0.
01%、Ceを0.01%添加したものである。次に、
N、Oは20Cr−25Ni−0.5〜1.5Moを基
本成分として、Al、SiをNはそれぞれ3%、1%、
Oはそれぞれ1%、2%複合で含有し、さらにYを0.
05%添加したものであり、P、Qは24Cr−35N
i−1.5Moを基本成分とし、Al、SiをPはそれ
ぞれ3%、1%、Qはそれぞれ1%、2%複合で含有
し、さらにPはYを0.04%、OはYを0.03%、
Laを0.06%、Ceを0.08%添加したものであ
る。
【0019】本発明例RはCの20Cr−25Ni−
1.5Mo−3Al−0.03Yに対し、Niが18%
と低く、SはJの24Cr−35Ni−1.5Mo−1
Al−0.05Laに対し、Niが47%と高く、また
Yを0.03%、Laを0.01%、Ceを0.01%
含有している。T〜VはCの20Cr−25Ni−1.
5Mo−3Al−0.03Yに対し、TはMoが2.6
%、UはTiが0.24%およびVはNbが0.53%
とそれぞれ高い。なお、TはYに加えCeを0.03%
含有している。
1.5Mo−3Al−0.03Yに対し、Niが18%
と低く、SはJの24Cr−35Ni−1.5Mo−1
Al−0.05Laに対し、Niが47%と高く、また
Yを0.03%、Laを0.01%、Ceを0.01%
含有している。T〜VはCの20Cr−25Ni−1.
5Mo−3Al−0.03Yに対し、TはMoが2.6
%、UはTiが0.24%およびVはNbが0.53%
とそれぞれ高い。なお、TはYに加えCeを0.03%
含有している。
【0020】本発明例W、Xは20Cr−25Ni−
1.5Moを基本成分として、Alを共に3%含有し、
さらにY、La、Ceの1種以上を0.02〜0.04
%添加したものであり、またCaをそれぞれ0.002
3%、0.0028%含有している。Y、Zは同一基本
成分にSiを共に2%含有し、さらにY、La、Ceの
1種以上を0.03%添加したものであり、またCaを
それぞれ0.0027%、0.0319%含有してい
る。
1.5Moを基本成分として、Alを共に3%含有し、
さらにY、La、Ceの1種以上を0.02〜0.04
%添加したものであり、またCaをそれぞれ0.002
3%、0.0028%含有している。Y、Zは同一基本
成分にSiを共に2%含有し、さらにY、La、Ceの
1種以上を0.03%添加したものであり、またCaを
それぞれ0.0027%、0.0319%含有してい
る。
【0021】また、本発明例AAは24Cr−35Ni
−1.5Moを基本成分とし、Alを2%、Yを0.0
5%、Caを0.0028%含有し、本発明例BBは同
一基本成分にSiを2%、Yを0.03%、Laを0.
01%、Ceを0.02%、Caを0.0033%含有
している。次に、CCは20Cr−25Ni−1.5M
oを基本成分として、Al、Siをそれぞれ3%、1%
と複合で含有し、さらにYを0.03%、Caを0.0
046%添加したものであり、DDは24Cr−35N
i−1.5Moを基本成分とし、Al、Siをそれぞれ
2%、1%複合で含有し、さらにYを0.04%、Ca
を0.0030%添加したものである。
−1.5Moを基本成分とし、Alを2%、Yを0.0
5%、Caを0.0028%含有し、本発明例BBは同
一基本成分にSiを2%、Yを0.03%、Laを0.
01%、Ceを0.02%、Caを0.0033%含有
している。次に、CCは20Cr−25Ni−1.5M
oを基本成分として、Al、Siをそれぞれ3%、1%
と複合で含有し、さらにYを0.03%、Caを0.0
046%添加したものであり、DDは24Cr−35N
i−1.5Moを基本成分とし、Al、Siをそれぞれ
2%、1%複合で含有し、さらにYを0.04%、Ca
を0.0030%添加したものである。
【0022】本発明例A〜DDはいずれも高温腐食深さ
20μm以下の良好な耐高温腐食特性、200h以上の
良好なクリープ破断強度および熱間押出時に割れのみら
れない良好な熱間加工性を有している。一方、表3およ
び表4(表3のつづき)に示す比較例HA〜HGはNi
をそれぞれ8.9%、13.0%、17.5%、25.
1%、34.8%、46.3%および54.0%含有す
るオーステナイト系ステンレス鋼であり、いずれの鋼も
AlおよびSiが本発明の成分範囲の下限である0.5
%および0.7%より低く、かつY、La、Ceのいず
れをも含んでいない。なお、HAはSUS304相当材
であり、Niが本発明の成分範囲(17〜50%)より
低い。
20μm以下の良好な耐高温腐食特性、200h以上の
良好なクリープ破断強度および熱間押出時に割れのみら
れない良好な熱間加工性を有している。一方、表3およ
び表4(表3のつづき)に示す比較例HA〜HGはNi
をそれぞれ8.9%、13.0%、17.5%、25.
1%、34.8%、46.3%および54.0%含有す
るオーステナイト系ステンレス鋼であり、いずれの鋼も
AlおよびSiが本発明の成分範囲の下限である0.5
%および0.7%より低く、かつY、La、Ceのいず
れをも含んでいない。なお、HAはSUS304相当材
であり、Niが本発明の成分範囲(17〜50%)より
低い。
【0023】比較例HH、HIはYをそれぞれ0.03
%、0.02%含有するが、AlおよびSiが本発明の
成分範囲の下限である0.5%および0.7%より低
い。HJはAlを3%、Yを0.02%含有するが、N
iが13%で本発明の成分範囲より低い。次に、HK、
HLは24Cr−35Ni−1.5Moを基本成分とし
て、HKはAlが8.3%、HLはSiが5.4%で、
いずれも本発明の成分範囲を超えて含有した鋼である。
%、0.02%含有するが、AlおよびSiが本発明の
成分範囲の下限である0.5%および0.7%より低
い。HJはAlを3%、Yを0.02%含有するが、N
iが13%で本発明の成分範囲より低い。次に、HK、
HLは24Cr−35Ni−1.5Moを基本成分とし
て、HKはAlが8.3%、HLはSiが5.4%で、
いずれも本発明の成分範囲を超えて含有した鋼である。
【0024】さらに、HMは24Cr−35Ni−1.
5Moを基本成分として、AlおよびSiをそれぞれ
8.2%および5.7%含有し、両成分共に本発明の成
分範囲を超えた鋼である。HN、HOは20Cr−25
Ni−1.5Moを基本成分として、HNはAlを1
%、HOはSiを1%含有するが、Y、La、Ceのい
ずれをも含んでいない。
5Moを基本成分として、AlおよびSiをそれぞれ
8.2%および5.7%含有し、両成分共に本発明の成
分範囲を超えた鋼である。HN、HOは20Cr−25
Ni−1.5Moを基本成分として、HNはAlを1
%、HOはSiを1%含有するが、Y、La、Ceのい
ずれをも含んでいない。
【0025】また、HP〜HSは20Cr−25Ni−
1.5Moを基本成分として、Alを3%、Yを0.0
1〜0.03%含有するが、HPはMoが0.07%で
本発明の成分範囲より低く、HQはTiとNbが共に無
添加、HRはTiが無添加、HSはNbが無添加で、い
ずれも本発明の成分範囲外の鋼である。これらの比較例
は、本発明例と対比して、耐高温腐食特性、クリープ破
断強度あるいは熱間加工性の少なくともいずれか一特性
に問題点を有している。
1.5Moを基本成分として、Alを3%、Yを0.0
1〜0.03%含有するが、HPはMoが0.07%で
本発明の成分範囲より低く、HQはTiとNbが共に無
添加、HRはTiが無添加、HSはNbが無添加で、い
ずれも本発明の成分範囲外の鋼である。これらの比較例
は、本発明例と対比して、耐高温腐食特性、クリープ破
断強度あるいは熱間加工性の少なくともいずれか一特性
に問題点を有している。
【0026】すなわち、AlおよびSiが共に本発明の
成分範囲の下限より低いHA〜HI、Alを3%含有す
るが、Niが本発明の成分範囲の下限より低いHJおよ
びY、La、Ceのいずれをも含んでいないHN、HO
を高温腐食深さが20μmを超えて、耐高温腐食特性が
本発明例より劣る。Alが8.3%のHKおよびSiが
5.4%のHLはAl、Siがそれぞれ本発明の成分範
囲の上限より高く、クリープ破断強度が本発明例より低
い。また、AlおよびSiを共に本発明の成分範囲を超
えて含有するHMは熱間押出時に大きな割れが発生し、
耐高温腐食特性およびクリープ破断強度評価用試験片が
採取できなかった。
成分範囲の下限より低いHA〜HI、Alを3%含有す
るが、Niが本発明の成分範囲の下限より低いHJおよ
びY、La、Ceのいずれをも含んでいないHN、HO
を高温腐食深さが20μmを超えて、耐高温腐食特性が
本発明例より劣る。Alが8.3%のHKおよびSiが
5.4%のHLはAl、Siがそれぞれ本発明の成分範
囲の上限より高く、クリープ破断強度が本発明例より低
い。また、AlおよびSiを共に本発明の成分範囲を超
えて含有するHMは熱間押出時に大きな割れが発生し、
耐高温腐食特性およびクリープ破断強度評価用試験片が
採取できなかった。
【0027】次に、Alを3%含有するが、Mo、Ti
およびNbのうち1種以上が本発明の成分範囲の下限よ
り低いHP〜HSはクリープ破断強度が本発明例より低
い。なお、熱間加工性評価では、熱間押出時に大きな割
れが発生した上述のHMの他に、Niを本発明の成分範
囲を超えて54%含有するHG、AlあるいはSiが本
発明の成分範囲の上限より高いHK、HLで熱間押出時
にヘゲ状疵が発生した。
およびNbのうち1種以上が本発明の成分範囲の下限よ
り低いHP〜HSはクリープ破断強度が本発明例より低
い。なお、熱間加工性評価では、熱間押出時に大きな割
れが発生した上述のHMの他に、Niを本発明の成分範
囲を超えて54%含有するHG、AlあるいはSiが本
発明の成分範囲の上限より高いHK、HLで熱間押出時
にヘゲ状疵が発生した。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、廃棄プラスチック類お
よび自動車シュレッダーダスト等の廃棄物燃焼ボイラの
過熱器管等に適用することのできる、燃焼環境中の塩化
物および塩化水素(HCl)ガス等に対して極めて優れ
た耐高温腐食特性を有し、かつクリープ破断強度の良好
なオーステナイト系ステンレス鋼を供給することが可能
になり、エネルギーおよび環境分野に極めて有用な効果
がもたらされる。
よび自動車シュレッダーダスト等の廃棄物燃焼ボイラの
過熱器管等に適用することのできる、燃焼環境中の塩化
物および塩化水素(HCl)ガス等に対して極めて優れ
た耐高温腐食特性を有し、かつクリープ破断強度の良好
なオーステナイト系ステンレス鋼を供給することが可能
になり、エネルギーおよび環境分野に極めて有用な効果
がもたらされる。
【図1】高温腐食深さに及ぼすNi含有量の影響を示す
図である。
図である。
【図2】高温腐食深さに及ぼすAlおよびSi含有量の
影響を示す図である。
影響を示す図である。
【図3】高温腐食深さに及ぼすY、LaおよびCe含有
量の影響を示す図である。
量の影響を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 重量%にて、C :0.01〜0.15
%、Mn:0.3〜2.0%、Cr:18〜25%、N
i:17〜50%、Mo:0.5〜3.0%、Ti:
0.03〜0.3%、Nb:0.05〜0.6%、B
:0.003〜0.01%、P :0.04%以下、
S :0.005%以下、N :0.02〜0.3%を
含有し、さらにAl:0.5〜6.0%、Si:0.7
〜3.0%のうち1種以上、かつY :0.001〜
0.2%、La:0.001〜0.2%、Ce:0.0
01〜0.2%のうち1種以上を含み、残部がFeおよ
び不可避的不純物からなることを特徴とする耐高温腐食
特性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項2】 重量%にて、C :0.01〜0.15
%、Mn:0.3〜2.0%、Cr:18〜25%、N
i:17〜50%、Mo:0.5〜3.0%、Ti:
0.03〜0.3%、Nb:0.05〜0.6%、B
:0.003〜0.01%、P :0.04%以下、
S :0.005%以下、N :0.02〜0.3%、
Ca:0.0005〜0.05%を含有し、さらにA
l:0.5〜6.0%、Si:0.7〜3.0%のうち
1種以上、かつY :0.001〜0.2%、La:
0.001〜0.2%、Ce:0.001〜0.2%の
うち1種以上を含み、残部がFeおよび不可避的不純物
からなることを特徴とする耐高温腐食特性に優れたオー
ステナイト系ステンレス鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3904093A JPH06248393A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 耐高温腐食特性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3904093A JPH06248393A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 耐高温腐食特性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06248393A true JPH06248393A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12542017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3904093A Withdrawn JPH06248393A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 耐高温腐食特性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06248393A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008086141A1 (en) * | 2007-01-04 | 2008-07-17 | Ut-Battelle, Llc | Oxidation resistant high creep strength austenitic stainless steel |
| WO2008092419A3 (de) * | 2007-01-31 | 2008-10-16 | Thyssenkrupp Vdm Gmbh | Eisen-nickel-chrom-silizium-legierung |
| EP2415890A4 (en) * | 2009-03-31 | 2012-08-15 | Kubota Kk | CROWN PRODUCT WITH TONERDE BARRIER LAYER |
| WO2012175271A3 (de) * | 2011-06-21 | 2013-09-26 | Robert Bosch Gmbh | Verwendung einer heissgaskorrosionsbeständigen duktilen legierung |
| CN108950403A (zh) * | 2018-08-13 | 2018-12-07 | 广东省材料与加工研究所 | 一种新型合金钢及其制备方法 |
| WO2022103243A1 (ko) * | 2020-11-16 | 2022-05-19 | 울산과학기술원 | 납 또는 납-비스무스 공융물 내의 내부식성 알루미나 산화막 형성 오스테나이트계 스테인리스 강 및 이의 제조 방법 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP3904093A patent/JPH06248393A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008086141A1 (en) * | 2007-01-04 | 2008-07-17 | Ut-Battelle, Llc | Oxidation resistant high creep strength austenitic stainless steel |
| US7744813B2 (en) * | 2007-01-04 | 2010-06-29 | Ut-Battelle, Llc | Oxidation resistant high creep strength austenitic stainless steel |
| WO2008092419A3 (de) * | 2007-01-31 | 2008-10-16 | Thyssenkrupp Vdm Gmbh | Eisen-nickel-chrom-silizium-legierung |
| EP2415890A4 (en) * | 2009-03-31 | 2012-08-15 | Kubota Kk | CROWN PRODUCT WITH TONERDE BARRIER LAYER |
| US8431230B2 (en) | 2009-03-31 | 2013-04-30 | Kubota Corporation | Cast product having alumina barrier layer |
| WO2012175271A3 (de) * | 2011-06-21 | 2013-09-26 | Robert Bosch Gmbh | Verwendung einer heissgaskorrosionsbeständigen duktilen legierung |
| CN103620072A (zh) * | 2011-06-21 | 2014-03-05 | 罗伯特·博世有限公司 | 热气腐蚀耐受性可延展合金的用途 |
| CN108950403A (zh) * | 2018-08-13 | 2018-12-07 | 广东省材料与加工研究所 | 一种新型合金钢及其制备方法 |
| CN108950403B (zh) * | 2018-08-13 | 2020-07-03 | 广东省材料与加工研究所 | 一种合金钢及其制备方法 |
| WO2022103243A1 (ko) * | 2020-11-16 | 2022-05-19 | 울산과학기술원 | 납 또는 납-비스무스 공융물 내의 내부식성 알루미나 산화막 형성 오스테나이트계 스테인리스 강 및 이의 제조 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |