JPH06248876A - 管の推進工法 - Google Patents
管の推進工法Info
- Publication number
- JPH06248876A JPH06248876A JP3577693A JP3577693A JPH06248876A JP H06248876 A JPH06248876 A JP H06248876A JP 3577693 A JP3577693 A JP 3577693A JP 3577693 A JP3577693 A JP 3577693A JP H06248876 A JPH06248876 A JP H06248876A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- tube
- water
- lubricant
- impermeable membrane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 35
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 8
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 abstract description 33
- 239000012528 membrane Substances 0.000 abstract description 33
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract description 5
- 239000002689 soil Substances 0.000 abstract 1
- 230000005641 tunneling Effects 0.000 abstract 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 37
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 37
- 239000003517 fume Substances 0.000 description 21
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 13
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 6
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 5
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 description 5
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 229920002472 Starch Polymers 0.000 description 1
- 229910000278 bentonite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000440 bentonite Substances 0.000 description 1
- SVPXDRXYRYOSEX-UHFFFAOYSA-N bentoquatam Chemical compound O.O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O SVPXDRXYRYOSEX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 235000013336 milk Nutrition 0.000 description 1
- 239000008267 milk Substances 0.000 description 1
- 210000004080 milk Anatomy 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000008107 starch Substances 0.000 description 1
- 235000019698 starch Nutrition 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 管被覆工法における推進管と地盤との摩擦力
を確実に低減させる。 【構成】 掘進機33に後続する格納管35は、外筒管
36と内筒管37との間に、2重のチューブ38を収納
する。チューブ38は、格納管35の後端部から引出さ
れ、外側の不透水膜48aと内側の不透水膜48bとし
て、後続する制御管34、ヒューム管39,40を覆
う。内側の不透水膜48b内には、滑材47を充填す
る。掘進機33が目的の立坑に到達した後で、発進立坑
32および到達立坑の両端から、外側の不透水膜48a
と内側の不透水膜48bとの間に裏込め材を注入する。
この際に、先に充填されている滑材47を排出する。
を確実に低減させる。 【構成】 掘進機33に後続する格納管35は、外筒管
36と内筒管37との間に、2重のチューブ38を収納
する。チューブ38は、格納管35の後端部から引出さ
れ、外側の不透水膜48aと内側の不透水膜48bとし
て、後続する制御管34、ヒューム管39,40を覆
う。内側の不透水膜48b内には、滑材47を充填す
る。掘進機33が目的の立坑に到達した後で、発進立坑
32および到達立坑の両端から、外側の不透水膜48a
と内側の不透水膜48bとの間に裏込め材を注入する。
この際に、先に充填されている滑材47を排出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスなどの流体輸送用
の管を地中に埋設するための管の推進工法に関する。
の管を地中に埋設するための管の推進工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ガス管などを地中に埋設する
ための非開削工法には、図7に示すような管被膜工法が
行われている。この工法は、推進工法の一種で、管の外
面に膜を設け、推進管と地盤との摩擦力を低減し、長距
離の推進を可能とする。たとえば、200m程度の掘進
が1カ月程度の工期で可能である。
ための非開削工法には、図7に示すような管被膜工法が
行われている。この工法は、推進工法の一種で、管の外
面に膜を設け、推進管と地盤との摩擦力を低減し、長距
離の推進を可能とする。たとえば、200m程度の掘進
が1カ月程度の工期で可能である。
【0003】図7において、地盤1には発進立坑2が構
築される。発進立坑2からは、水平方向に掘進機3が発
進する。掘進機3が掘削した後の穴には、制御管4およ
び格納管5が順次挿入される。格納管5は、外筒管6お
よび内筒管7の2重管構造を有し、外筒管6および内筒
管7の間には、可撓性のあるチューブ8が折りたたんだ
状態で収納される。掘進が進むと、格納管5の後にヒュ
ーム管9,10が順次挿入される。
築される。発進立坑2からは、水平方向に掘進機3が発
進する。掘進機3が掘削した後の穴には、制御管4およ
び格納管5が順次挿入される。格納管5は、外筒管6お
よび内筒管7の2重管構造を有し、外筒管6および内筒
管7の間には、可撓性のあるチューブ8が折りたたんだ
状態で収納される。掘進が進むと、格納管5の後にヒュ
ーム管9,10が順次挿入される。
【0004】掘進機3の前進は、圧入装置11が元押し
装置12によって押し込まれることによって行われる。
元押し装置12は複数のジャッキを内蔵し、補強壁13
からの反力として掘進力を発生する。補強壁13は、発
進立坑2の側壁14の内側を補強し、元押し装置12か
ら大きな反力が発生可能なようにする。
装置12によって押し込まれることによって行われる。
元押し装置12は複数のジャッキを内蔵し、補強壁13
からの反力として掘進力を発生する。補強壁13は、発
進立坑2の側壁14の内側を補強し、元押し装置12か
ら大きな反力が発生可能なようにする。
【0005】発進立坑2内では、掘進機3による掘進が
進行するにしたがって、ヒューム管10を継ぎ足し、管
の長さを延ばしていく。このとき、地盤1とヒューム管
9,10との間の摩擦力を低減するため、格納管5の後
端部2は滑材注入孔15が設けられる。また、発進立坑
2の坑口部にも、坑口滑材注入孔16が形成される。こ
れらの滑材注入孔15および坑口滑材注入孔16から、
流動体である滑材を圧送して注入する。注入された滑材
17は、格納管5の外筒管6と内筒管7との間に格納さ
れていたチューブ8が引出された不透水膜18と、ヒュ
ーム管9,10の外周面との間に充填される。不透水膜
18と、地盤1との間には、制御管4の先端の裏込め注
入孔19から裏込め材20が注入される。
進行するにしたがって、ヒューム管10を継ぎ足し、管
の長さを延ばしていく。このとき、地盤1とヒューム管
9,10との間の摩擦力を低減するため、格納管5の後
端部2は滑材注入孔15が設けられる。また、発進立坑
2の坑口部にも、坑口滑材注入孔16が形成される。こ
れらの滑材注入孔15および坑口滑材注入孔16から、
流動体である滑材を圧送して注入する。注入された滑材
17は、格納管5の外筒管6と内筒管7との間に格納さ
れていたチューブ8が引出された不透水膜18と、ヒュ
ーム管9,10の外周面との間に充填される。不透水膜
18と、地盤1との間には、制御管4の先端の裏込め注
入孔19から裏込め材20が注入される。
【0006】以上のような管被膜工法によって、推進距
離が大きくなっても必要な推進力はほぼ一定であり、た
とえば200m程度の距離では、管を被覆しない場合の
約半分の推進力しか必要としない。このため、元押し装
置12や補強壁13が発生すべき反力が低減され、発進
立坑2の構築が容易となる。
離が大きくなっても必要な推進力はほぼ一定であり、た
とえば200m程度の距離では、管を被覆しない場合の
約半分の推進力しか必要としない。このため、元押し装
置12や補強壁13が発生すべき反力が低減され、発進
立坑2の構築が容易となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すような従来
からの管被膜工法においては、不透水膜18を1枚だけ
使用するけれども、図8に示すような問題が生じる。す
なわち、地盤1中には石材21,22など、比較的大形
の礫などが存在する。このような大きな礫の存在によっ
て、次に示すような不具合が生じる。地盤1中に大き
な礫があると、不透水膜18が押され、不透水膜18を
通してヒューム管9の管体を締付ける。不透水膜18と
ヒューム管9の管体との間に摩擦力が生じ、必要な推進
力が増大する。礫などによって不透水膜18とヒュー
ム管9の表面とが接触すれば、不透水膜18は礫と管の
固体間に挟まれるため破れやすくなる。不透水膜18
とヒューム管9との間には、滑材や裏込め材を注入する
けれども、不透水膜18が礫によってヒューム管9の管
体に押しつけられていると、その部分で注入材が詰まっ
てしまい、全体に充分にいきわたらなくなる。
からの管被膜工法においては、不透水膜18を1枚だけ
使用するけれども、図8に示すような問題が生じる。す
なわち、地盤1中には石材21,22など、比較的大形
の礫などが存在する。このような大きな礫の存在によっ
て、次に示すような不具合が生じる。地盤1中に大き
な礫があると、不透水膜18が押され、不透水膜18を
通してヒューム管9の管体を締付ける。不透水膜18と
ヒューム管9の管体との間に摩擦力が生じ、必要な推進
力が増大する。礫などによって不透水膜18とヒュー
ム管9の表面とが接触すれば、不透水膜18は礫と管の
固体間に挟まれるため破れやすくなる。不透水膜18
とヒューム管9との間には、滑材や裏込め材を注入する
けれども、不透水膜18が礫によってヒューム管9の管
体に押しつけられていると、その部分で注入材が詰まっ
てしまい、全体に充分にいきわたらなくなる。
【0008】本発明の目的は、地盤中に礫などが存在し
て圧迫されても、管の周囲に充填材を容易に注入するこ
とができる管の推進工法を提供することである。
て圧迫されても、管の周囲に充填材を容易に注入するこ
とができる管の推進工法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、地中に穴を掘
進しつつ、管を押し込む管の推進工法において、管には
可撓性を有する2重チューブを被せておき、管と内側の
チューブとの間には、充填材を注入して穴がくずれるの
を防ぎ、管の挿通後には、内側のチューブと管との間の
充填材を排出しながら、内側のチューブと外側のチュー
ブとの間に裏込め材を注入することを特徴とする管の推
進工法である。
進しつつ、管を押し込む管の推進工法において、管には
可撓性を有する2重チューブを被せておき、管と内側の
チューブとの間には、充填材を注入して穴がくずれるの
を防ぎ、管の挿通後には、内側のチューブと管との間の
充填材を排出しながら、内側のチューブと外側のチュー
ブとの間に裏込め材を注入することを特徴とする管の推
進工法である。
【0010】また本発明の前記充填材は、チューブが傷
ついて穴があいたときに、漏洩箇所近傍の地中で凝固し
やすいことを特徴とする。
ついて穴があいたときに、漏洩箇所近傍の地中で凝固し
やすいことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に従えば、地中に穴を推進しつつ、管を
押し込む管の推進工法において、管には可撓性を有する
2重チューブを被せる。管と内側のチューブとの間に
は、充填材を注入して穴が崩れるのを防ぐ。チューブは
2重チューブであるので、地盤に直接接触するのは外側
のチューブであり、内側のチューブはこの外側のチュー
ブによって保護される。また、地盤に大きな礫などがあ
って、2重チューブが管側に押されても、外側のチュー
ブと内側のチューブとの間の滑りによって摩擦力が緩和
される。また、内側のチューブは、外側のチューブによ
って保護されるので破れにくく、充填材などを充分に保
持して摩擦力を低減させることができる。さらに、外側
のチューブと内側のチューブとの間に充填材を注入して
おくことによって、内側のチューブの変形を押さえ、管
と内側のチューブとの間に充填材を充分に充満させ、確
実に摩擦力を低減させることができる。さらに、管の挿
通後には、内側のチューブと管との間の充填材を排出し
ながら、内側のチューブと外側のチューブとの間に裏込
め材を注入するので、裏込め材を確実に管外周全体に注
入することができる。
押し込む管の推進工法において、管には可撓性を有する
2重チューブを被せる。管と内側のチューブとの間に
は、充填材を注入して穴が崩れるのを防ぐ。チューブは
2重チューブであるので、地盤に直接接触するのは外側
のチューブであり、内側のチューブはこの外側のチュー
ブによって保護される。また、地盤に大きな礫などがあ
って、2重チューブが管側に押されても、外側のチュー
ブと内側のチューブとの間の滑りによって摩擦力が緩和
される。また、内側のチューブは、外側のチューブによ
って保護されるので破れにくく、充填材などを充分に保
持して摩擦力を低減させることができる。さらに、外側
のチューブと内側のチューブとの間に充填材を注入して
おくことによって、内側のチューブの変形を押さえ、管
と内側のチューブとの間に充填材を充分に充満させ、確
実に摩擦力を低減させることができる。さらに、管の挿
通後には、内側のチューブと管との間の充填材を排出し
ながら、内側のチューブと外側のチューブとの間に裏込
め材を注入するので、裏込め材を確実に管外周全体に注
入することができる。
【0012】また本発明に従えば、充填材はチューブが
傷ついて穴があいたときに、漏洩箇所近傍の地中で凝固
しやすいので、地中への充填材の漏洩を防ぐことができ
る。
傷ついて穴があいたときに、漏洩箇所近傍の地中で凝固
しやすいので、地中への充填材の漏洩を防ぐことができ
る。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例についての概略的
な構成を示す。管を埋設すべき地盤31には、発進立坑
32が構築される。発進立坑32からは、水平方向に掘
進機33が挿入され、穴の掘進が行われる。掘進機33
の先端にはカッター33aが設けられ、地盤31を掘削
する。掘削された土砂は、水と混ぜ合わされ、排泥管3
3bを介して後方に送られる。
な構成を示す。管を埋設すべき地盤31には、発進立坑
32が構築される。発進立坑32からは、水平方向に掘
進機33が挿入され、穴の掘進が行われる。掘進機33
の先端にはカッター33aが設けられ、地盤31を掘削
する。掘削された土砂は、水と混ぜ合わされ、排泥管3
3bを介して後方に送られる。
【0014】管の径が1000mm未満のときには、制
御管34は格納管35よりも後方に配置される。格納管
35内が狭くなると人間の出入りが困難となり、掘進機
33のメンテナンスを考慮すると、制御管34を格納管
35よりも後方に配置する方が好ましくなる。格納管3
5は、外筒管36と、内筒管37の2重管構造を有し、
外筒管36と内筒管37との間にカートリッジ状のチュ
ーブ38を収納する空間を形成する。外筒管36は、掘
進機33の外径と同じ外径を有し、地盤31からの土圧
に対して変形しない構造強度を有する。内筒管38は、
推進力を軸方向に、掘進機33に伝達可能な構造となっ
ている。
御管34は格納管35よりも後方に配置される。格納管
35内が狭くなると人間の出入りが困難となり、掘進機
33のメンテナンスを考慮すると、制御管34を格納管
35よりも後方に配置する方が好ましくなる。格納管3
5は、外筒管36と、内筒管37の2重管構造を有し、
外筒管36と内筒管37との間にカートリッジ状のチュ
ーブ38を収納する空間を形成する。外筒管36は、掘
進機33の外径と同じ外径を有し、地盤31からの土圧
に対して変形しない構造強度を有する。内筒管38は、
推進力を軸方向に、掘進機33に伝達可能な構造となっ
ている。
【0015】制御管34の後方には、ヒューム管39,
40が順次挿入される。最後尾のヒューム管40は、圧
入装置41によって掘進機33が掘削した穴の中に押し
込まれる。圧入装置41は、元押し装置42によって押
圧される。元押し装置42は押圧用のジャッキを備え、
補強壁43に対する反力として推進力を発生する。補強
壁43は、発進立坑32の側壁44内に形成される。
40が順次挿入される。最後尾のヒューム管40は、圧
入装置41によって掘進機33が掘削した穴の中に押し
込まれる。圧入装置41は、元押し装置42によって押
圧される。元押し装置42は押圧用のジャッキを備え、
補強壁43に対する反力として推進力を発生する。補強
壁43は、発進立坑32の側壁44内に形成される。
【0016】制御管34の前方には、滑材注入孔45、
発進立坑32の坑口には坑口滑材注入孔46がそれぞれ
設けられ、滑材47が注入される。注入された滑材は、
格納管35から引出されるチューブからの2重の不透水
膜48a,48bのうち、内側の不透水膜48bと、制
御管34、ヒューム管39,40の外周面との間に充填
される。
発進立坑32の坑口には坑口滑材注入孔46がそれぞれ
設けられ、滑材47が注入される。注入された滑材は、
格納管35から引出されるチューブからの2重の不透水
膜48a,48bのうち、内側の不透水膜48bと、制
御管34、ヒューム管39,40の外周面との間に充填
される。
【0017】滑材17の注入は、常に2〜3kgf/c
m2(196〜294kPa)の圧力をかけながら行
う。滑材17としては、たとえば水にベントナイトなど
の粘土を加え、でんぷんなどを添加して粘度を調整す
る。このような滑材は、地盤31中に染み出すと凝固し
やすい。内側の不透水膜48b内に充填されている状態
の滑材47は流動性を保ち、管の推進に対する摩擦力を
低減する。
m2(196〜294kPa)の圧力をかけながら行
う。滑材17としては、たとえば水にベントナイトなど
の粘土を加え、でんぷんなどを添加して粘度を調整す
る。このような滑材は、地盤31中に染み出すと凝固し
やすい。内側の不透水膜48b内に充填されている状態
の滑材47は流動性を保ち、管の推進に対する摩擦力を
低減する。
【0018】掘進機33が、目的の立坑に到達すると、
発進立坑32の坑口に設けられる裏込め注入孔49から
裏込め材50が外側の不透水膜48aと、内側の不透水
膜48bとの間に注入される。掘進機33が到達した立
坑側でも、掘進機33および格納管35などを取外した
後で、裏込め材50が不透水膜48a,48b間に注入
される。
発進立坑32の坑口に設けられる裏込め注入孔49から
裏込め材50が外側の不透水膜48aと、内側の不透水
膜48bとの間に注入される。掘進機33が到達した立
坑側でも、掘進機33および格納管35などを取外した
後で、裏込め材50が不透水膜48a,48b間に注入
される。
【0019】図2は、格納管35に関連する構成を拡大
して示す。格納管35と制御管34との間には、接続管
51が設けられる。外筒管36と、内筒管37との間の
空間に収納されているチューブ38の引出部は、格納管
35の後端部に形成される。引出部の内側には内筒管キ
ャップ52が設けられ、その外側に取付けられたパッキ
ン53で2重のチューブ38から不透水膜48a,48
bを挟み込む。これによって、不透水膜48a,48b
が正常に引き出されるとともに、土砂が格納管35内に
入らないようにしている。また、格納管34内の圧力を
バランスさせるために、不透水膜48aと、48bとの
間にも滑材47を注入する。
して示す。格納管35と制御管34との間には、接続管
51が設けられる。外筒管36と、内筒管37との間の
空間に収納されているチューブ38の引出部は、格納管
35の後端部に形成される。引出部の内側には内筒管キ
ャップ52が設けられ、その外側に取付けられたパッキ
ン53で2重のチューブ38から不透水膜48a,48
bを挟み込む。これによって、不透水膜48a,48b
が正常に引き出されるとともに、土砂が格納管35内に
入らないようにしている。また、格納管34内の圧力を
バランスさせるために、不透水膜48aと、48bとの
間にも滑材47を注入する。
【0020】図3は、図1に示す発進立坑32の坑口付
近の構造を示す。坑口は、発進坑口枠54によって補強
されており、その表面にはゴムパッキン55が取付けら
れ、その周囲は坑口コンクリート56によって補強され
る。ゴムパッキン55には、スペーサリング57が取付
けられる。スペーサリング57には、止水金物58が取
付けられる。止水金物58の上段には、ワイヤ止め59
が設けられる。スペーサリング57には、ボルト60に
よって一次坑口パッキン61が取付けられる。一次坑口
パッキン61の内周側にはオメガリング62が取付けら
れ、ワイヤ63によって止水金物58側に牽引される。
ワイヤ63の先端は、ワイヤ止め59に固定される。
近の構造を示す。坑口は、発進坑口枠54によって補強
されており、その表面にはゴムパッキン55が取付けら
れ、その周囲は坑口コンクリート56によって補強され
る。ゴムパッキン55には、スペーサリング57が取付
けられる。スペーサリング57には、止水金物58が取
付けられる。止水金物58の上段には、ワイヤ止め59
が設けられる。スペーサリング57には、ボルト60に
よって一次坑口パッキン61が取付けられる。一次坑口
パッキン61の内周側にはオメガリング62が取付けら
れ、ワイヤ63によって止水金物58側に牽引される。
ワイヤ63の先端は、ワイヤ止め59に固定される。
【0021】一次坑口パッキン61の後方には、一次坑
口リング64が接続される。一次坑口リング64は、ゴ
ムパッキン65および二次坑口リング66によって、不
透水膜48a,48bを挟み込んだ状態で保持する。二
次坑口リング66の中間には、滑材注入孔45が形成さ
れる。二次坑口リング66の後方には、二次坑口パッキ
ン67、パッキン押え板68および反転防止板69が固
定される。二次坑口パッキン67の内周面は、挿入され
るヒューム管40に摺接する。一次坑口パッキン61は
ワイヤ63によって牽引されているので、不透水膜48
a,48bとヒューム管40の外周面との間隔が維持さ
れる。内側の不透水膜48bの外径Cは、掘進機33の
外径に等しくする。
口リング64が接続される。一次坑口リング64は、ゴ
ムパッキン65および二次坑口リング66によって、不
透水膜48a,48bを挟み込んだ状態で保持する。二
次坑口リング66の中間には、滑材注入孔45が形成さ
れる。二次坑口リング66の後方には、二次坑口パッキ
ン67、パッキン押え板68および反転防止板69が固
定される。二次坑口パッキン67の内周面は、挿入され
るヒューム管40に摺接する。一次坑口パッキン61は
ワイヤ63によって牽引されているので、不透水膜48
a,48bとヒューム管40の外周面との間隔が維持さ
れる。内側の不透水膜48bの外径Cは、掘進機33の
外径に等しくする。
【0022】図4は、不透水膜48a,48bに対する
充填状態を示す。ヒューム管40の外周面には、滑材注
入孔45が設けられ、内側の不透水膜48bと、ヒュー
ム管40の外周面との間に滑材47が注入される。この
ように、ヒューム管40に滑材注入孔45が設けられて
いれば、滑材47が迅速に管のまわりに注入される。た
だし、制御管34の先端やおよび発進立坑32の坑口か
らのみ注入するようにしても充分に充填することができ
る。
充填状態を示す。ヒューム管40の外周面には、滑材注
入孔45が設けられ、内側の不透水膜48bと、ヒュー
ム管40の外周面との間に滑材47が注入される。この
ように、ヒューム管40に滑材注入孔45が設けられて
いれば、滑材47が迅速に管のまわりに注入される。た
だし、制御管34の先端やおよび発進立坑32の坑口か
らのみ注入するようにしても充分に充填することができ
る。
【0023】不透水膜48a,48bは、たとえばクロ
スラミネートシート材によって形成される。クロスラミ
ネートシートは、強靭な繊維から成るクロスを耐久性の
あるシートで被覆し、強度、耐薬品性および耐久性など
を向上させたものである。この膜は、厚みが約0.5m
mで、柔軟性があり、かつ加工性がよい。このような2
重の不透水膜48a,48bを、ジャバラ状に折りたた
んで、膜収納ケージに収め、カートリッジ状にしたもの
を格納管35の外筒管36と内筒管37との間に収納す
る。裏込め材50は、セメントミルクなどを含み、注入
後一定時間で凝固するものが好適に使用される。
スラミネートシート材によって形成される。クロスラミ
ネートシートは、強靭な繊維から成るクロスを耐久性の
あるシートで被覆し、強度、耐薬品性および耐久性など
を向上させたものである。この膜は、厚みが約0.5m
mで、柔軟性があり、かつ加工性がよい。このような2
重の不透水膜48a,48bを、ジャバラ状に折りたた
んで、膜収納ケージに収め、カートリッジ状にしたもの
を格納管35の外筒管36と内筒管37との間に収納す
る。裏込め材50は、セメントミルクなどを含み、注入
後一定時間で凝固するものが好適に使用される。
【0024】図5は、図1に示す管の推進工法を実施す
るための制御系統を示す。図1と対応する部分には、同
一の参照符を付す。注入する材料は、一次材料として裏
込め材、二次材料として滑材を使用する。注入量は、注
入制御盤70によって制御される。一次材料は、ミキサ
71によって混合され、タンク72に貯留される。タン
ク72からはポンプ73によって加圧され、電磁流量計
74を介して一次管路75に圧送される。二次材料は、
ミキサ76によって混合されてタンク77に貯留され、
ポンプ78によって電磁流量計79を介して二次管路8
0に圧送される。注入制御盤70には、一次注入制御ス
イッチ81および二次注入制御スイッチ82が設けら
れ、ポンプ73,78をそれぞれ制御する。ポンプ78
によって圧送される二次注入材料は、分岐管路83側に
も分岐し、手動バルブ84を介して坑口滑材注入孔46
に導かれる。このときの圧力は、圧力計85によって検
出される。
るための制御系統を示す。図1と対応する部分には、同
一の参照符を付す。注入する材料は、一次材料として裏
込め材、二次材料として滑材を使用する。注入量は、注
入制御盤70によって制御される。一次材料は、ミキサ
71によって混合され、タンク72に貯留される。タン
ク72からはポンプ73によって加圧され、電磁流量計
74を介して一次管路75に圧送される。二次材料は、
ミキサ76によって混合されてタンク77に貯留され、
ポンプ78によって電磁流量計79を介して二次管路8
0に圧送される。注入制御盤70には、一次注入制御ス
イッチ81および二次注入制御スイッチ82が設けら
れ、ポンプ73,78をそれぞれ制御する。ポンプ78
によって圧送される二次注入材料は、分岐管路83側に
も分岐し、手動バルブ84を介して坑口滑材注入孔46
に導かれる。このときの圧力は、圧力計85によって検
出される。
【0025】管の推進状態は、注入監視管理盤86によ
って管理される。注入監視管理盤86は、一次注入圧、
一次注入量、二次注入圧、二次注入量、カッター電流、
切刃水圧および推進速度などを監視し、管理するために
設けられる。注入監視管理盤86には、データ処理装置
87が接続される。データ処理装置87内には、パーソ
ナルコンピュータ(略称「パソコン(CPU)」)8
8、陰極線管(略称「CRT」)89および記録計90
などが含まれる。
って管理される。注入監視管理盤86は、一次注入圧、
一次注入量、二次注入圧、二次注入量、カッター電流、
切刃水圧および推進速度などを監視し、管理するために
設けられる。注入監視管理盤86には、データ処理装置
87が接続される。データ処理装置87内には、パーソ
ナルコンピュータ(略称「パソコン(CPU)」)8
8、陰極線管(略称「CRT」)89および記録計90
などが含まれる。
【0026】掘進機33の掘進速度は、掘進速度検出器
91によって検出される。一次注入圧は、格納管35の
先端付近に設けられる電動バルブ92によって開閉制御
され、圧力検出器93によって検出される。二次注入圧
は、格納管35内の圧力検出器94によって検出され、
電動バルブ95によって開閉制御される。また、滑材注
入孔45における二次注入圧は、圧力検出器96によっ
て検出され、電動バルブ97によって制御される。ヒュ
ーム管40に設けられる注入孔における二次注入圧は、
圧力検出器98によって検出され、電動バルブ99によ
って開閉制御される。
91によって検出される。一次注入圧は、格納管35の
先端付近に設けられる電動バルブ92によって開閉制御
され、圧力検出器93によって検出される。二次注入圧
は、格納管35内の圧力検出器94によって検出され、
電動バルブ95によって開閉制御される。また、滑材注
入孔45における二次注入圧は、圧力検出器96によっ
て検出され、電動バルブ97によって制御される。ヒュ
ーム管40に設けられる注入孔における二次注入圧は、
圧力検出器98によって検出され、電動バルブ99によ
って開閉制御される。
【0027】図6は、外側の不透水膜48aと、内側の
不透水膜48bとの間に注入する裏込め材の圧力と、内
側の不透水膜48bに充填される滑材の圧力との関係を
示す。掘進機33が目的の立坑に到達してから、滑材を
排出するとともに、裏込め材を注入する。裏込め材と滑
材との圧力の和を一定の2〜3kgf/cm2 としてお
けば、地盤などの崩壊を招かずに、裏込め材を迅速に充
填することができる。
不透水膜48bとの間に注入する裏込め材の圧力と、内
側の不透水膜48bに充填される滑材の圧力との関係を
示す。掘進機33が目的の立坑に到達してから、滑材を
排出するとともに、裏込め材を注入する。裏込め材と滑
材との圧力の和を一定の2〜3kgf/cm2 としてお
けば、地盤などの崩壊を招かずに、裏込め材を迅速に充
填することができる。
【0028】以上の実施例においては、ヒューム管3
9,40をさや管として最初に挿通させ、その後にガス
管を通すようにするけれども、最初からガス管を直接挿
入するようにしてもよいことは勿論である。
9,40をさや管として最初に挿通させ、その後にガス
管を通すようにするけれども、最初からガス管を直接挿
入するようにしてもよいことは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、管と地盤
との摩擦力を確実に低減させることができ、かつ、チュ
ーブの破損を抑えて裏込め材を確実に管外周全体に注入
することができる。
との摩擦力を確実に低減させることができ、かつ、チュ
ーブの破損を抑えて裏込め材を確実に管外周全体に注入
することができる。
【0030】また、充填材は漏洩箇所近傍の地中で凝固
しやすいので、チューブが破損するようなことがあって
も、充填材の漏洩を容易に防ぐことができる。
しやすいので、チューブが破損するようなことがあって
も、充填材の漏洩を容易に防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施例の概略的な構成を示す断面図
である。
である。
【図2】図1に示す格納管35の拡大断面図である。
【図3】図1に示す発進立坑32内の坑口付近の拡大断
面図である。
面図である。
【図4】図1に示す不透水膜48a,48b付近の拡大
断面図である。
断面図である。
【図5】図1に示す実施例の概略的な制御系統を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図6】図1に示す実施例における裏込め材と、滑材と
の注入状態を示すグラフである。
の注入状態を示すグラフである。
【図7】従来からの管の推進工法を示す概略的な断面図
である。
である。
【図8】図7に示す工法の問題点を示す拡大断面図であ
る。
る。
31 地盤 32 発進立坑 33 掘進機 34 制御管 35 格納管 36 外筒管 37 内筒管 38 チューブ 39,40 ヒューム管 41 圧入装置 42 元押し装置 43 補強壁 45 滑材注入孔 46 坑口滑材注入孔 47 滑材 48a 外側不透水膜 48b 内側不透水膜 50 裏込め材 61 一次坑口パッキン 67 二次坑口パッキン 70 注入制御盤 75 一次管路 80 二次管路 83 分岐管路 86 注入監視管理盤 91 掘進速度検出器 92,95,97,99 電動バルブ 93,94,96,98 圧力検出器
Claims (2)
- 【請求項1】 地中に穴を掘進しつつ、管を押し込む管
の推進工法において、 管には可撓性を有する2重チューブを被せておき、 管と内側のチューブとの間には、充填材を注入して穴が
くずれるのを防ぎ、 管の挿通後には、内側のチューブと管との間の充填材を
排出しながら、内側のチューブと外側のチューブとの間
に裏込め材を注入することを特徴とする管の推進工法。 - 【請求項2】 前記充填材は、チューブが傷ついて穴が
あいたときに、漏洩箇所近傍の地中で凝固しやすいこと
を特徴とする請求項1記載の管の推進工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3577693A JPH06248876A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 管の推進工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3577693A JPH06248876A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 管の推進工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06248876A true JPH06248876A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12451298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3577693A Pending JPH06248876A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 管の推進工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06248876A (ja) |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP3577693A patent/JPH06248876A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11603760B2 (en) | Shield method | |
| JPH06248876A (ja) | 管の推進工法 | |
| JP3241616B2 (ja) | 推進管の周囲余掘に注入したボイド加圧材の圧力検出装置 | |
| JP3208085B2 (ja) | 中間立坑におけるトンネル掘削機の通過部の構造 | |
| JPH11247592A (ja) | 中間立坑先行型の管推進工法 | |
| JPH0517359B2 (ja) | ||
| JPH1162466A (ja) | 到達立坑へのシールド掘進機の受入方法および到達立坑におけるシールド掘進機の受入部の構造 | |
| JP2602152B2 (ja) | さや管の内外空隙充填方法及び装置 | |
| JP3172432B2 (ja) | 立坑からのシールド機発進方法 | |
| JPH0261600B2 (ja) | ||
| JPH0431359Y2 (ja) | ||
| JP7825265B2 (ja) | 到達坑形成用土留パイプおよびこれを用いた土中管路築造工法 | |
| JP3496983B2 (ja) | 注入材注入装置 | |
| JPH0232438B2 (ja) | ||
| JPS5927095A (ja) | シ−ルドトンネル工法 | |
| JP3383048B2 (ja) | 管体の敷設方法 | |
| JPH06158980A (ja) | シールド機の発進方法および発進装置並びに到達方法および到達装置 | |
| JP3110927B2 (ja) | 推進工法における裏込め注入方法 | |
| JP3333620B2 (ja) | 管体の膜材被覆方法 | |
| JP3542657B2 (ja) | トンネル覆工方法に用いる覆工装置 | |
| JP2777267B2 (ja) | 地中トンネル接合工法及び該工法に用いる立坑構築体 | |
| JP3923482B2 (ja) | 土中管路築造工法 | |
| JP2607915B2 (ja) | シ−ルド機の発進部施工構造 | |
| JPH0216835B2 (ja) | ||
| JP3182100B2 (ja) | 管体の推進埋設方法とこの方法に使用する筒体 |