JPH06249086A - 燃料蒸気処理装置 - Google Patents
燃料蒸気処理装置Info
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- JPH06249086A JPH06249086A JP3881293A JP3881293A JPH06249086A JP H06249086 A JPH06249086 A JP H06249086A JP 3881293 A JP3881293 A JP 3881293A JP 3881293 A JP3881293 A JP 3881293A JP H06249086 A JPH06249086 A JP H06249086A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 燃料タンク2の上部とエンジン12の吸気管
13との間に、第1ベーパ管3、複数のチェック弁4
5,49,53、第2ベーパ管5、キャニスタ6、第3
ベーパ管9、パージ制御弁11および第4ベーパ管14
からなるパージ系をこの順で配列し、さらにキャニスタ
6の大気開放口を開閉する大気開放閉止弁8をキャニス
タ6に付設し、燃料タンク2に内圧センサ17を付設
し、この内圧センサ17からの圧力信号の変化に応じて
燃料蒸気処理装置の異常を検出する異常検出手段を有す
る燃料蒸気処理装置であって、複数のチェック弁45,
49,53の中の1個のチェック弁53は、大気開放閉
止弁8を閉じた状態で且つパージ制御弁11が開いた状
態の時に、開状態となるチェック弁であることを特徴と
する。 【効果】 バイパス管やソレノイド弁等のバイパス弁が
不要となり、燃料蒸気処理装置のレイアウトが容易にな
る。
13との間に、第1ベーパ管3、複数のチェック弁4
5,49,53、第2ベーパ管5、キャニスタ6、第3
ベーパ管9、パージ制御弁11および第4ベーパ管14
からなるパージ系をこの順で配列し、さらにキャニスタ
6の大気開放口を開閉する大気開放閉止弁8をキャニス
タ6に付設し、燃料タンク2に内圧センサ17を付設
し、この内圧センサ17からの圧力信号の変化に応じて
燃料蒸気処理装置の異常を検出する異常検出手段を有す
る燃料蒸気処理装置であって、複数のチェック弁45,
49,53の中の1個のチェック弁53は、大気開放閉
止弁8を閉じた状態で且つパージ制御弁11が開いた状
態の時に、開状態となるチェック弁であることを特徴と
する。 【効果】 バイパス管やソレノイド弁等のバイパス弁が
不要となり、燃料蒸気処理装置のレイアウトが容易にな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は異常検出手段を備えた燃
料蒸気処理装置の改良に関する。
料蒸気処理装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の燃料蒸気処理装置の原理図
であり、燃料蒸気処理装置は燃料タンク101内の燃料
蒸気が大気に漏出することを防ぐ装置である。密閉され
た燃料タンク101内に発生した蒸気の圧力が設定値に
達すると2方向弁102の正圧弁103が開き、燃料蒸
気はベーパ管105,106を介してキャニスタ108
の活性炭109に吸収される(矢印■)。吸気管110
の負圧により、キャニスタ108に蓄積されていた燃料
は外気(矢印■)とともに矢印■の如くベーパ管111
を介して吸気管110へ吸入され、エンジン112の燃
焼室へ至る。夜間など燃料タンク101が冷却されて燃
料タンク内圧が所定値を越えた負圧になると2方向弁1
02の負圧弁104が開き、矢印■の外気とともにキャ
ニスタ108の燃料が矢印■の如く燃料タンク101へ
もどる。
であり、燃料蒸気処理装置は燃料タンク101内の燃料
蒸気が大気に漏出することを防ぐ装置である。密閉され
た燃料タンク101内に発生した蒸気の圧力が設定値に
達すると2方向弁102の正圧弁103が開き、燃料蒸
気はベーパ管105,106を介してキャニスタ108
の活性炭109に吸収される(矢印■)。吸気管110
の負圧により、キャニスタ108に蓄積されていた燃料
は外気(矢印■)とともに矢印■の如くベーパ管111
を介して吸気管110へ吸入され、エンジン112の燃
焼室へ至る。夜間など燃料タンク101が冷却されて燃
料タンク内圧が所定値を越えた負圧になると2方向弁1
02の負圧弁104が開き、矢印■の外気とともにキャ
ニスタ108の燃料が矢印■の如く燃料タンク101へ
もどる。
【0003】上記2方向弁102の正圧弁103は、日
常的に実施される給油にともなう圧力上昇では開かない
様に設定されている。この様に2方向弁102はばね1
03a,104aの作用により、燃料タンク102およ
びキャニスタ108のいづれからも、設定圧を越えぬ限
り閉じていることに特徴がある。
常的に実施される給油にともなう圧力上昇では開かない
様に設定されている。この様に2方向弁102はばね1
03a,104aの作用により、燃料タンク102およ
びキャニスタ108のいづれからも、設定圧を越えぬ限
り閉じていることに特徴がある。
【0004】しかし、何らかの要因でベーパ管が破損し
たり外れたりすると、燃料蒸気が大気へ放出されるとい
う不都合があり、その対策が特開平4−153553号
公報等で講じられている。
たり外れたりすると、燃料蒸気が大気へ放出されるとい
う不都合があり、その対策が特開平4−153553号
公報等で講じられている。
【0005】図5は異常検出手段を備えた従来の燃料蒸
気処理装置の原理図であり、図4で述べた装置に、2方
向弁102をバイパスするバイパス管121およびバイ
パス弁122と、キャニスタ108の大気通路を開閉す
るキャニスタ大気開放閉止弁123 と、燃料タンク1
01の内圧を計測する内圧センサ124と、内圧センサ
124の信号に基づいて適宜バイパス弁122やキャニ
スタ大気開放閉止弁123を開閉する制御部125を付
加したものである。符号103〜112は図4を準用し
説明を省略する。上記の構成において、バイパス弁12
2を開放し、キャニスタ大気開放閉止弁123を閉止し
た状態で、吸気管110を負圧にすればベーパ管10
5,106,111、キャニスタ108、バイパス管1
21および燃料タンク101は負圧となる。
気処理装置の原理図であり、図4で述べた装置に、2方
向弁102をバイパスするバイパス管121およびバイ
パス弁122と、キャニスタ108の大気通路を開閉す
るキャニスタ大気開放閉止弁123 と、燃料タンク1
01の内圧を計測する内圧センサ124と、内圧センサ
124の信号に基づいて適宜バイパス弁122やキャニ
スタ大気開放閉止弁123を開閉する制御部125を付
加したものである。符号103〜112は図4を準用し
説明を省略する。上記の構成において、バイパス弁12
2を開放し、キャニスタ大気開放閉止弁123を閉止し
た状態で、吸気管110を負圧にすればベーパ管10
5,106,111、キャニスタ108、バイパス管1
21および燃料タンク101は負圧となる。
【0006】もし、上記系統のどこかに微細な穴(例え
は0.04インチ直径)が開いていれば、そこから大気
が侵入して、所定の負圧が得られない。そのことを内圧
センサ124で計測する。なお、異常検出の際には2方
向弁102の正圧弁103と負圧弁104はともに開か
ないので、バイパス管121が設けられた。異常検出以
外の通常時には、バイパス弁122が閉じられ、またキ
ャニスタ大気開放閉止弁123は開放されて図4と同構
成となる。
は0.04インチ直径)が開いていれば、そこから大気
が侵入して、所定の負圧が得られない。そのことを内圧
センサ124で計測する。なお、異常検出の際には2方
向弁102の正圧弁103と負圧弁104はともに開か
ないので、バイパス管121が設けられた。異常検出以
外の通常時には、バイパス弁122が閉じられ、またキ
ャニスタ大気開放閉止弁123は開放されて図4と同構
成となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたとおり、
従来の異常検出機構のために、バイパス管及びバイパス
弁を必要とし、これらを収納するためのスペースが必要
となる。そこで本発明の目的は異常検出機構を備えた燃
料蒸気処理装置において、バイパス管及びバイパス弁を
省くことにある。
従来の異常検出機構のために、バイパス管及びバイパス
弁を必要とし、これらを収納するためのスペースが必要
となる。そこで本発明の目的は異常検出機構を備えた燃
料蒸気処理装置において、バイパス管及びバイパス弁を
省くことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明は、燃料タンクの上部とエンジンの吸気管との間
に、第1ベーパ管、複数のチェック弁、第2ベーパ管、
キャニスタ、第3ベーパ管、パージ制御弁および第4ベ
ーパ管からなるパージ系をこの順で配列し、さらに前記
キャニスタの大気開放口を開閉する大気開放閉止弁をキ
ャニスタに付設し、燃料タンクに内圧センサを付設し、
この内圧センサからの圧力信号の変化に応じて燃料蒸気
処理装置の異常を検出する異常検出手段を有する燃料蒸
気処理装置であって、前記複数のチェック弁の中の1個
のチェック弁は、前記大気開放閉止弁を閉じた状態で且
つ前記パージ制御弁が開いた状態の時に、開状態となる
チェック弁であることを特徴とする。
本発明は、燃料タンクの上部とエンジンの吸気管との間
に、第1ベーパ管、複数のチェック弁、第2ベーパ管、
キャニスタ、第3ベーパ管、パージ制御弁および第4ベ
ーパ管からなるパージ系をこの順で配列し、さらに前記
キャニスタの大気開放口を開閉する大気開放閉止弁をキ
ャニスタに付設し、燃料タンクに内圧センサを付設し、
この内圧センサからの圧力信号の変化に応じて燃料蒸気
処理装置の異常を検出する異常検出手段を有する燃料蒸
気処理装置であって、前記複数のチェック弁の中の1個
のチェック弁は、前記大気開放閉止弁を閉じた状態で且
つ前記パージ制御弁が開いた状態の時に、開状態となる
チェック弁であることを特徴とする。
【0009】
【作用】通常は燃料蒸気を燃料タンクからキャニスタを
介して吸気管へ送る若しくは燃料タンクへ戻す(燃料蒸
気処理機能)。パージ系の異常を検出する際には、キャ
ニスタ大気開放閉止弁を閉じ内圧センサからの圧力信号
の変化を監視し、異常を検出する。
介して吸気管へ送る若しくは燃料タンクへ戻す(燃料蒸
気処理機能)。パージ系の異常を検出する際には、キャ
ニスタ大気開放閉止弁を閉じ内圧センサからの圧力信号
の変化を監視し、異常を検出する。
【0010】そのためにチェック弁を複数個備えるのみ
で、ソレノイド弁等のバイパス弁を不要にできる。
で、ソレノイド弁等のバイパス弁を不要にできる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明の異常検出手段を備えた燃料蒸気処理装置
の原理図であり、燃料蒸気処理装置1は、燃料タンク2
の上部から延設された第1ベーパ管3、3方向弁4、第
2ベーパ管5、キャニスタ6、キャニスタ大気開放閉止
弁8、第3ベーパ管9、パージ制御弁11およびエンジ
ン12の吸気管13に接続する第4ベーパ管14とから
なるパージ系と、燃料タンク2に付設された内圧センサ
17および制御部18とからなる。
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明の異常検出手段を備えた燃料蒸気処理装置
の原理図であり、燃料蒸気処理装置1は、燃料タンク2
の上部から延設された第1ベーパ管3、3方向弁4、第
2ベーパ管5、キャニスタ6、キャニスタ大気開放閉止
弁8、第3ベーパ管9、パージ制御弁11およびエンジ
ン12の吸気管13に接続する第4ベーパ管14とから
なるパージ系と、燃料タンク2に付設された内圧センサ
17および制御部18とからなる。
【0012】図2は本発明の3方向弁の構成原理図であ
り、3方向弁4は、弁箱41の内部にダイヤフラム4
2、ばね43、弁体44で構成された第1チェック弁4
5と、ばね47および弁体48で構成された第2チェッ
ク弁49と、ばね51および弁体52で構成された第3
チェック弁53との3個の弁44,49,53を収納し
てなる。なお、弁箱41は弁44,49,53の組込み
が可能なように図示せぬ箇所で適宜分解可能とされてい
る。
り、3方向弁4は、弁箱41の内部にダイヤフラム4
2、ばね43、弁体44で構成された第1チェック弁4
5と、ばね47および弁体48で構成された第2チェッ
ク弁49と、ばね51および弁体52で構成された第3
チェック弁53との3個の弁44,49,53を収納し
てなる。なお、弁箱41は弁44,49,53の組込み
が可能なように図示せぬ箇所で適宜分解可能とされてい
る。
【0013】第1チェック弁45は、第1ベーパ管3か
ら第2ベーパ管5への流れのみ許容する逆止弁であり、
且つ燃料タンク側の第1ベーパ管2の圧力が例えば20
mmHgで弁体44が開方向に移動するようにダイヤフ
ラム42およびばね43が設定されている。第2チェッ
ク弁49は、第2ベーパ管5から第1ベーパ管3への流
れのみ許容する逆止弁であり、且つ燃料タンク側の第1
ベーパ管3の圧力が所定値以下の負圧になったら開き始
めるようにばね47が設定されている。第3チェック弁
53は、第1ベーパ管3から第2ベーパ管5への流れの
み許容する逆止弁であり、且つ燃料タンク側の第1ベー
パ管3の圧力が例えば50mmHgで開き始めるように
ばね51が設定されている。
ら第2ベーパ管5への流れのみ許容する逆止弁であり、
且つ燃料タンク側の第1ベーパ管2の圧力が例えば20
mmHgで弁体44が開方向に移動するようにダイヤフ
ラム42およびばね43が設定されている。第2チェッ
ク弁49は、第2ベーパ管5から第1ベーパ管3への流
れのみ許容する逆止弁であり、且つ燃料タンク側の第1
ベーパ管3の圧力が所定値以下の負圧になったら開き始
めるようにばね47が設定されている。第3チェック弁
53は、第1ベーパ管3から第2ベーパ管5への流れの
み許容する逆止弁であり、且つ燃料タンク側の第1ベー
パ管3の圧力が例えば50mmHgで開き始めるように
ばね51が設定されている。
【0014】第2ベーパ管5が負圧の場合には、第1チ
ェック弁45と第2チェック弁49はともに弁体44,
48が閉止方向に吸引されるために閉となる。これに対
して、第3チェック弁53は第2ベーパ管5が負圧にな
るとその弁体52は開方向に付勢される。したがって、
第3チェック弁53のみは第1ベーパ管3が50mmH
gを越えた場合と、第2ベーパ管5が一定以下の負圧に
なった場合に開となる。
ェック弁45と第2チェック弁49はともに弁体44,
48が閉止方向に吸引されるために閉となる。これに対
して、第3チェック弁53は第2ベーパ管5が負圧にな
るとその弁体52は開方向に付勢される。したがって、
第3チェック弁53のみは第1ベーパ管3が50mmH
gを越えた場合と、第2ベーパ管5が一定以下の負圧に
なった場合に開となる。
【0015】以上の構成からなる燃料蒸気処理装置の作
用を次に述べる。図1において、通常はキャニスタ大気
開放閉止弁8およびパージ制御弁11は開放されてい
る。密閉された燃料タンク2内に発生した蒸気の圧力が
設定値に達すると3方向弁4の第1チェック弁45が開
き、燃料蒸気は第1・第2ベーパ管3,5を介してキャ
ニスタ6の活性炭6aに吸収される(矢印■)。吸気管
13の負圧により、キャニスタ6に蓄積されていた燃料
は外気(矢印■)とともに矢印■の如く第3・第4ベー
パ管9,14を介して吸気管13へ吸入され、エンジン
12の燃焼室へ至る。夜間など燃料タンク2が冷却され
て燃料タンク内圧が所定値を越えた負圧になると3方向
弁4の第2チェック弁49が開き、矢印■の外気ととも
にキャニスタ6の燃料が矢印■の如く燃料タンク2へも
どる。以上が常時実施される燃料蒸気処理機能である。
用を次に述べる。図1において、通常はキャニスタ大気
開放閉止弁8およびパージ制御弁11は開放されてい
る。密閉された燃料タンク2内に発生した蒸気の圧力が
設定値に達すると3方向弁4の第1チェック弁45が開
き、燃料蒸気は第1・第2ベーパ管3,5を介してキャ
ニスタ6の活性炭6aに吸収される(矢印■)。吸気管
13の負圧により、キャニスタ6に蓄積されていた燃料
は外気(矢印■)とともに矢印■の如く第3・第4ベー
パ管9,14を介して吸気管13へ吸入され、エンジン
12の燃焼室へ至る。夜間など燃料タンク2が冷却され
て燃料タンク内圧が所定値を越えた負圧になると3方向
弁4の第2チェック弁49が開き、矢印■の外気ととも
にキャニスタ6の燃料が矢印■の如く燃料タンク2へも
どる。以上が常時実施される燃料蒸気処理機能である。
【0016】ベーパ系統に異常の有無を調べる場合に
は、キャニスタ大気開放閉止弁8が制御部18の指令で
閉じられる。吸気管13が負圧であるため、第4ベーパ
管14、第3ベーパ管9、キャニスタ8、第2ベーパ管
5が負圧になり、第2ベーパ管5が負圧であるため第3
チェック弁53が開き、第1ベーパ管3と燃料タンク2
も負圧となる。内圧センサ17は圧力の降下状態をモニ
ターして制御部にその信号を送り、所定の降下率が得ら
れない場合には制御部18は穴開き等の異常があると判
断して、異常信号を発する。これが異常検出手段であ
る。
は、キャニスタ大気開放閉止弁8が制御部18の指令で
閉じられる。吸気管13が負圧であるため、第4ベーパ
管14、第3ベーパ管9、キャニスタ8、第2ベーパ管
5が負圧になり、第2ベーパ管5が負圧であるため第3
チェック弁53が開き、第1ベーパ管3と燃料タンク2
も負圧となる。内圧センサ17は圧力の降下状態をモニ
ターして制御部にその信号を送り、所定の降下率が得ら
れない場合には制御部18は穴開き等の異常があると判
断して、異常信号を発する。これが異常検出手段であ
る。
【0017】なお、異常検出を行なう条件として、エン
ジン12の吸気負圧が安定している状態を検出すること
は重要である。例えば、図1のスロットル弁61の下流
に設けた吸気圧センサ63で吸気圧の変化を調べ、この
吸気圧が所定時間に所定値以上変化しない場合、又は、
高速クルージングのような所定車速以上の状態で、スロ
ットル弁61の開度の変化(弁開度センサ62でモニタ
する。)が、所定時間に所定値以上変化しない場合に安
定した吸気負圧が得られる。エンジンの運転状態が安定
した吸気負圧の得られる状態であれば、第3チェック弁
が確実に短時間で開放され、吸気負圧が燃料タンク2ま
で十分に導入される。
ジン12の吸気負圧が安定している状態を検出すること
は重要である。例えば、図1のスロットル弁61の下流
に設けた吸気圧センサ63で吸気圧の変化を調べ、この
吸気圧が所定時間に所定値以上変化しない場合、又は、
高速クルージングのような所定車速以上の状態で、スロ
ットル弁61の開度の変化(弁開度センサ62でモニタ
する。)が、所定時間に所定値以上変化しない場合に安
定した吸気負圧が得られる。エンジンの運転状態が安定
した吸気負圧の得られる状態であれば、第3チェック弁
が確実に短時間で開放され、吸気負圧が燃料タンク2ま
で十分に導入される。
【0018】内圧センサ17で検出した燃料タンク内圧
が一定以下の負圧になった場合には、制御部18は速か
にパージ制御弁11を閉じて、燃料タンク2を保護す
る。また、通常はキャニスタ大気開放閉止弁8が開いて
いて、第2ベーパ管5はほぼ大気圧であるため、通常運
転時に第3チェック弁53が負圧により開くことはな
い。よって、上記3方向弁4を採用することにより、従
来のバイパス管およびバイパス弁を省略することができ
る。
が一定以下の負圧になった場合には、制御部18は速か
にパージ制御弁11を閉じて、燃料タンク2を保護す
る。また、通常はキャニスタ大気開放閉止弁8が開いて
いて、第2ベーパ管5はほぼ大気圧であるため、通常運
転時に第3チェック弁53が負圧により開くことはな
い。よって、上記3方向弁4を採用することにより、従
来のバイパス管およびバイパス弁を省略することができ
る。
【0019】図3は本発明に係る3方向弁の別実施例図
であり、第2チェック弁49と第3チェック弁53は図
2のものと同一構成であるが、第1チェック弁55をバ
ネ56及び弁体57、即ち第3チェック弁53と同構成
としたことに特徴がある。ただし、第1チェック弁55
は図2の第1チェック弁45と同じ仕様となっている。
ダイヤフラムを使用しない分だけ3方向弁の構造が簡単
になる。
であり、第2チェック弁49と第3チェック弁53は図
2のものと同一構成であるが、第1チェック弁55をバ
ネ56及び弁体57、即ち第3チェック弁53と同構成
としたことに特徴がある。ただし、第1チェック弁55
は図2の第1チェック弁45と同じ仕様となっている。
ダイヤフラムを使用しない分だけ3方向弁の構造が簡単
になる。
【0020】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明は、パージ系に
複数のチェック弁を介設し、その中の1個のチェック弁
を、キャニスタの大気開放閉止弁を閉じた状態で且つパ
ージ制御弁が開いた状態の時に、開状態となるチェック
弁としたので、従来のバイパス管やソレノイド弁等のバ
イパス弁が不要となり、燃料蒸気処理装置のレイアウト
が容易になる。
複数のチェック弁を介設し、その中の1個のチェック弁
を、キャニスタの大気開放閉止弁を閉じた状態で且つパ
ージ制御弁が開いた状態の時に、開状態となるチェック
弁としたので、従来のバイパス管やソレノイド弁等のバ
イパス弁が不要となり、燃料蒸気処理装置のレイアウト
が容易になる。
【図1】本発明の異常検出手段を備えた燃料蒸気処理装
置の原理図
置の原理図
【図2】本発明の3方向弁の構成原理図
【図3】本発明に係る3方向弁の別実施例図
【図4】従来の燃料蒸気処理装置の原理図
【図5】異常検出手段を備えた従来の燃料蒸気処理装置
の原理図
の原理図
【符号の説明】 1…燃料蒸気処理装置、2…燃料タンク、3…第1ベー
パ管、4…3方向弁、5…第2ベーパ管、6…キャニス
タ、8…キャニスタ大気開放閉止弁、9…第3ベーパ
管、11…パージ制御弁、12…エンジン、13…吸気
管、14…第4ベーパ管、17…内圧センサ、18…制
御部、41…弁箱、45…第1チェック弁、49…第2
チェック弁、53…第3チェック弁(1個のチェック
弁)。
パ管、4…3方向弁、5…第2ベーパ管、6…キャニス
タ、8…キャニスタ大気開放閉止弁、9…第3ベーパ
管、11…パージ制御弁、12…エンジン、13…吸気
管、14…第4ベーパ管、17…内圧センサ、18…制
御部、41…弁箱、45…第1チェック弁、49…第2
チェック弁、53…第3チェック弁(1個のチェック
弁)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図4は従来の燃料蒸気処理装置の原理図
であり、燃料蒸気処理装置は燃料タンク101内の燃料
蒸気が大気に漏出することを防ぐ装置である。密閉され
た燃料タンク101内に発生した蒸気の圧力が設定値に
達すると2方向弁102の正圧弁103が開き、燃料蒸
気はベーパ管105,106を介してキャニスタ108
の活性炭109に吸収される(矢印)。吸気管110
の負圧により、キャニスタ108に蓄積されていた燃料
は外気(矢印)とともに矢印の如くベーパ管111
を介して吸気管110へ吸入され、エンジン112の燃
焼室へ至る。夜間など燃料タンク101が冷却されて燃
料タンク内圧が所定値を越えた負圧になると2方向弁1
02の負圧弁104が開き、矢印の外気とともにキャ
ニスタ108の燃料が矢印の如く燃料タンク101へ
もどる。
であり、燃料蒸気処理装置は燃料タンク101内の燃料
蒸気が大気に漏出することを防ぐ装置である。密閉され
た燃料タンク101内に発生した蒸気の圧力が設定値に
達すると2方向弁102の正圧弁103が開き、燃料蒸
気はベーパ管105,106を介してキャニスタ108
の活性炭109に吸収される(矢印)。吸気管110
の負圧により、キャニスタ108に蓄積されていた燃料
は外気(矢印)とともに矢印の如くベーパ管111
を介して吸気管110へ吸入され、エンジン112の燃
焼室へ至る。夜間など燃料タンク101が冷却されて燃
料タンク内圧が所定値を越えた負圧になると2方向弁1
02の負圧弁104が開き、矢印の外気とともにキャ
ニスタ108の燃料が矢印の如く燃料タンク101へ
もどる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】以上の構成からなる燃料蒸気処理装置の作
用を次に述べる。図1において、通常はキャニスタ大気
開放閉止弁8およびパージ制御弁11は開放されてい
る。密閉された燃料タンク2内に発生した蒸気の圧力が
設定値に達すると3方向弁4の第1チェック弁45が開
き、燃料蒸気は第1・第2ベーパ管3,5を介してキャ
ニスタ6の活性炭6aに吸収される(矢印)。吸気管
13の負圧により、キャニスタ6に蓄積されていた燃料
は外気(矢印)とともに矢印の如く第3・第4ベー
パ管9,14を介して吸気管13へ吸入され、エンジン
12の燃焼室へ至る。夜間など燃料タンク2が冷却され
て燃料タンク内圧が所定値を越えた負圧になると3方向
弁4の第2チェック弁49が開き、矢印の外気ととも
にキャニスタ6の燃料が矢印の如く燃料タンク2へも
どる。以上が常時実施される燃料蒸気処理機能である。
用を次に述べる。図1において、通常はキャニスタ大気
開放閉止弁8およびパージ制御弁11は開放されてい
る。密閉された燃料タンク2内に発生した蒸気の圧力が
設定値に達すると3方向弁4の第1チェック弁45が開
き、燃料蒸気は第1・第2ベーパ管3,5を介してキャ
ニスタ6の活性炭6aに吸収される(矢印)。吸気管
13の負圧により、キャニスタ6に蓄積されていた燃料
は外気(矢印)とともに矢印の如く第3・第4ベー
パ管9,14を介して吸気管13へ吸入され、エンジン
12の燃焼室へ至る。夜間など燃料タンク2が冷却され
て燃料タンク内圧が所定値を越えた負圧になると3方向
弁4の第2チェック弁49が開き、矢印の外気ととも
にキャニスタ6の燃料が矢印の如く燃料タンク2へも
どる。以上が常時実施される燃料蒸気処理機能である。
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料タンクの上部とエンジンの吸気管と
の間に、第1ベーパ管、複数のチェック弁、第2ベーパ
管、キャニスタ、第3ベーパ管、パージ制御弁および第
4ベーパ管からなるパージ系をこの順で配列し、さらに
前記キャニスタの大気開放口を開閉する大気開放閉止弁
をキャニスタに付設し、燃料タンクに内圧センサを付設
し、この内圧センサからの圧力信号の変化に応じて燃料
蒸気処理装置の異常を検出する異常検出手段を有する燃
料蒸気処理装置であって、前記複数のチェック弁の中の
1個のチェック弁は、前記大気開放閉止弁を閉じた状態
で且つ前記パージ制御弁が開いた状態の時に、開状態と
なるチェック弁であることを特徴とした燃料蒸気処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3881293A JPH06249086A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 燃料蒸気処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3881293A JPH06249086A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 燃料蒸気処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06249086A true JPH06249086A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12535695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3881293A Withdrawn JPH06249086A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 燃料蒸気処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06249086A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013142314A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Toyota Motor Corp | 燃料タンクシステム |
| JP2014227972A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 浜名湖電装株式会社 | 蒸発燃料パージ装置 |
| JP2020159343A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ダイハツ工業株式会社 | パージ通路用チェックバルブ |
| CN113931769A (zh) * | 2021-10-13 | 2022-01-14 | 亚普汽车部件股份有限公司 | 燃油系统的集成式电控组件及燃油系统控制方法 |
| US11585300B2 (en) | 2016-12-22 | 2023-02-21 | Polaris Industries Inc. | Evaporative emissions control for a vehicle |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP3881293A patent/JPH06249086A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013142314A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Toyota Motor Corp | 燃料タンクシステム |
| JP2014227972A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 浜名湖電装株式会社 | 蒸発燃料パージ装置 |
| US11585300B2 (en) | 2016-12-22 | 2023-02-21 | Polaris Industries Inc. | Evaporative emissions control for a vehicle |
| US12215656B2 (en) | 2016-12-22 | 2025-02-04 | Polaris Industries Inc. | Evaporative emissions control for a vehicle |
| JP2020159343A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ダイハツ工業株式会社 | パージ通路用チェックバルブ |
| CN113931769A (zh) * | 2021-10-13 | 2022-01-14 | 亚普汽车部件股份有限公司 | 燃油系统的集成式电控组件及燃油系统控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |