JPH06249257A - 間欠クラッチ - Google Patents
間欠クラッチInfo
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- JPH06249257A JPH06249257A JP3826393A JP3826393A JPH06249257A JP H06249257 A JPH06249257 A JP H06249257A JP 3826393 A JP3826393 A JP 3826393A JP 3826393 A JP3826393 A JP 3826393A JP H06249257 A JPH06249257 A JP H06249257A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- pin
- coil spring
- shaft
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/20—Freewheels or freewheel clutches with expandable or contractable clamping ring or band
- F16D41/206—Freewheels or freewheel clutches with expandable or contractable clamping ring or band having axially adjacent coils, e.g. helical wrap-springs
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、クランク機構を用いずに一方向の
間欠回転を軸に行わせる間欠クラッチを提供する。 【構成】 従動軸1に取付けた第1歯車2と第2歯車3
の歯数を異ならせ、駆動歯車29により両歯車2、3を
差動回転させる。従動軸1と一体のばねケース4に、コ
イルばね12の一端を固定し、コイルばね12の他端を
第1歯車2の外径面11にすきまをもって嵌合させる。
第1歯車2にコイルばね12に向かい合うピン17を取
付け、そのピン17を軸移動させるカム板22を第2歯
車3に取付ける。第1歯車2と第2歯車3が差動回転す
ると、カム板22で押されたピン17がコイルばね12
を押圧して縮径させ、第1歯車2とばねケース4を連結
する。
間欠回転を軸に行わせる間欠クラッチを提供する。 【構成】 従動軸1に取付けた第1歯車2と第2歯車3
の歯数を異ならせ、駆動歯車29により両歯車2、3を
差動回転させる。従動軸1と一体のばねケース4に、コ
イルばね12の一端を固定し、コイルばね12の他端を
第1歯車2の外径面11にすきまをもって嵌合させる。
第1歯車2にコイルばね12に向かい合うピン17を取
付け、そのピン17を軸移動させるカム板22を第2歯
車3に取付ける。第1歯車2と第2歯車3が差動回転す
ると、カム板22で押されたピン17がコイルばね12
を押圧して縮径させ、第1歯車2とばねケース4を連結
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、駆動側の回転を、回
転と停止が一定のパターンで繰り返すように従動側に伝
達する間欠クラッチに関するものである。
転と停止が一定のパターンで繰り返すように従動側に伝
達する間欠クラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙幣支払い機やカードを利用する販売機
等の送り機構には、一方向への間欠回転をする軸が必要
になる。一般にこのような回転軸を得るには、図4及び
図5に示すようにクランク機構とワンウェイクラッチを
組合せた構造のものが利用されている。
等の送り機構には、一方向への間欠回転をする軸が必要
になる。一般にこのような回転軸を得るには、図4及び
図5に示すようにクランク機構とワンウェイクラッチを
組合せた構造のものが利用されている。
【0003】この構造のものは、駆動側円板31と従動
側円板32を、クランク軸33と軸受34、35を用い
て連結し、従動側円板32と回転軸38を、それぞれ逆
方向の回転に対してロックするワンウェイクラッチ3
6、37を介して連結している。
側円板32を、クランク軸33と軸受34、35を用い
て連結し、従動側円板32と回転軸38を、それぞれ逆
方向の回転に対してロックするワンウェイクラッチ3
6、37を介して連結している。
【0004】上記の方式では、駆動側円板31が回転す
ると、クランク軸33の動きによって従動側円板32が
正逆方向に揺動し、その揺動の動きを各ワンウェイクラ
ッチ36、37で切換えて、回転軸38に一方向の間欠
回転を行わせる。
ると、クランク軸33の動きによって従動側円板32が
正逆方向に揺動し、その揺動の動きを各ワンウェイクラ
ッチ36、37で切換えて、回転軸38に一方向の間欠
回転を行わせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構造に
おいては、確かに回転軸38を間欠回転させることがで
きるが、クランク軸の他に複数のワンウェイクラッチや
軸受等を用いる必要があるために、構造が複雑になり、
小形化が難しい問題がある。
おいては、確かに回転軸38を間欠回転させることがで
きるが、クランク軸の他に複数のワンウェイクラッチや
軸受等を用いる必要があるために、構造が複雑になり、
小形化が難しい問題がある。
【0006】また、高速回転になると、クランクの往復
運動に伴う振動が発生し、騒音問題等が生じやすい不具
合がある。
運動に伴う振動が発生し、騒音問題等が生じやすい不具
合がある。
【0007】そこで、この発明は、上記の問題を解決
し、クランク機構をなくしてコンパクトな形状で高速回
転を可能とする間欠クラッチを提供することを目的とし
ている。
し、クランク機構をなくしてコンパクトな形状で高速回
転を可能とする間欠クラッチを提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、軸に第1部材と第2部材を回転可能に
取付け、その第1及び第2部材を、両者間で回転差がで
きるように駆動部材に連結し、上記第1部材に対して第
2部材とは反対側の軸の周面に、軸と一体に回転する第
3部材を取付け、上記第1部材に軸の軸線方向に移動可
能なピンを取付け、そのピンと対向するカム部材を第2
部材に取付け、上記第1部材に設けた外径面に、一端が
第3部材に固定したコイルバネを微少なすきまをもって
嵌合させ、上記カム部材に上記ピンが軸線方向に嵌まり
込む凹部を設け、この凹部にピンが嵌まり込んだときピ
ンとコイルバネが離れ、凹部からピンが抜け出たときピ
ンがコイルバネの端部を押圧して縮径させ、コイルバネ
が第1部材の外径面に締り込むように構成したのであ
る。
め、この発明は、軸に第1部材と第2部材を回転可能に
取付け、その第1及び第2部材を、両者間で回転差がで
きるように駆動部材に連結し、上記第1部材に対して第
2部材とは反対側の軸の周面に、軸と一体に回転する第
3部材を取付け、上記第1部材に軸の軸線方向に移動可
能なピンを取付け、そのピンと対向するカム部材を第2
部材に取付け、上記第1部材に設けた外径面に、一端が
第3部材に固定したコイルバネを微少なすきまをもって
嵌合させ、上記カム部材に上記ピンが軸線方向に嵌まり
込む凹部を設け、この凹部にピンが嵌まり込んだときピ
ンとコイルバネが離れ、凹部からピンが抜け出たときピ
ンがコイルバネの端部を押圧して縮径させ、コイルバネ
が第1部材の外径面に締り込むように構成したのであ
る。
【0009】また、この発明の第2の手段は、上記第1
部材と第2部材を、駆動歯車と同時に噛み合う歯車で形
成し、その両歯車の歯数を異ならせて第1部材と第2部
材間に回転差ができるようにしたのである。
部材と第2部材を、駆動歯車と同時に噛み合う歯車で形
成し、その両歯車の歯数を異ならせて第1部材と第2部
材間に回転差ができるようにしたのである。
【0010】さらに、第3の手段は、上記第2部材とカ
ム部材を軸の軸線方向に移動可能に取付け、その第2部
材とカム部材の間に弾性部材を組込んだ構造を採用した
のである。
ム部材を軸の軸線方向に移動可能に取付け、その第2部
材とカム部材の間に弾性部材を組込んだ構造を採用した
のである。
【0011】
【作用】上記の構造においては、第1部材と第2部材が
回転差をもって回転すると、ピンとカム部材の間で回転
差が生じる。いま、ピンがカム部材の凹部に嵌まり込ん
だ状態で、第1部材と第2部材が回転すると、ピンとカ
ム板の位置がずれてピンが凹部から抜け出し、コイルバ
ネを縮径して第1部材に締り込ませる。これにより、コ
イルバネを介して第3部材が第1部材と共回りし、軸を
回転される。
回転差をもって回転すると、ピンとカム部材の間で回転
差が生じる。いま、ピンがカム部材の凹部に嵌まり込ん
だ状態で、第1部材と第2部材が回転すると、ピンとカ
ム板の位置がずれてピンが凹部から抜け出し、コイルバ
ネを縮径して第1部材に締り込ませる。これにより、コ
イルバネを介して第3部材が第1部材と共回りし、軸を
回転される。
【0012】さらに、第1部材と第2部材の回転が続く
と、ピンが再び凹部に入り込み、第2部材側に移動す
る。これにより、コイルバネの縮径が戻り、コイルバネ
と第1部材の間にすきまができて第1部材が第3部材に
対し空回りするため、軸の回転が停止する。上記のよう
な作用が繰り返されることにより、軸は第1部材の回転
方向に間欠回転を行う。
と、ピンが再び凹部に入り込み、第2部材側に移動す
る。これにより、コイルバネの縮径が戻り、コイルバネ
と第1部材の間にすきまができて第1部材が第3部材に
対し空回りするため、軸の回転が停止する。上記のよう
な作用が繰り返されることにより、軸は第1部材の回転
方向に間欠回転を行う。
【0013】また、発明の第2の手段では、駆動歯車が
第1部材と第2部材を同時に回転させると、歯数の少な
い側の部材が他方に対して速く回転し、両者の間に回転
差が生じる。
第1部材と第2部材を同時に回転させると、歯数の少な
い側の部材が他方に対して速く回転し、両者の間に回転
差が生じる。
【0014】一方、第3の手段においては、弾性部材が
カム板に軸線方向の荷重を与え、カム部材とピンの間の
遊びを無くす。また、コイルバネやピンに一定以上の力
が加わると、弾性部材が変形し、コイルバネに加わる荷
重を規制する。
カム板に軸線方向の荷重を与え、カム部材とピンの間の
遊びを無くす。また、コイルバネやピンに一定以上の力
が加わると、弾性部材が変形し、コイルバネに加わる荷
重を規制する。
【0015】
【実施例】図1乃至図3は実施例の間欠クラッチを示し
ている。図において、1は従動軸であり、この従動軸1
の周面に、第1歯車2と第2歯車3、及び第3部材とし
てのばねケース4が隣接して取付けられている。
ている。図において、1は従動軸であり、この従動軸1
の周面に、第1歯車2と第2歯車3、及び第3部材とし
てのばねケース4が隣接して取付けられている。
【0016】上記ばねケース4は、内径が従動軸1に対
してすきま嵌めされるが、内周側に設けたキー溝5に従
動軸1に圧入されたピン6が嵌合することにより、従動
軸1と一体に回転する。また、ばねケース4は、一方の
端面にボス7を備え、そのボス7の外周に、円形の外径
面8が形成されている。
してすきま嵌めされるが、内周側に設けたキー溝5に従
動軸1に圧入されたピン6が嵌合することにより、従動
軸1と一体に回転する。また、ばねケース4は、一方の
端面にボス7を備え、そのボス7の外周に、円形の外径
面8が形成されている。
【0017】上記第1歯車2は、内径部分が従動軸1に
すきま嵌めによって回転可能に取付けられ、外周に歯数
Z1 のギヤ歯9が形成されている。また、この第1歯車
2の端面には、ばねケース4に向かって突出するボス1
0が設けられ、そのボス10の外周に、円形の外径面1
1が形成されている。
すきま嵌めによって回転可能に取付けられ、外周に歯数
Z1 のギヤ歯9が形成されている。また、この第1歯車
2の端面には、ばねケース4に向かって突出するボス1
0が設けられ、そのボス10の外周に、円形の外径面1
1が形成されている。
【0018】この第1歯車2の外径面11と上記ばねケ
ース4の外径面8は、ほぼ同じ直径で形成され、その両
外径面8、11にまたがるようにコイルばね12が組込
まれている。
ース4の外径面8は、ほぼ同じ直径で形成され、その両
外径面8、11にまたがるようにコイルばね12が組込
まれている。
【0019】このコイルばね12は、小径部13と大径
部14の2つの内径を持ち、その小径部13がばねケー
ス4の外径面8に締まり嵌めされて一体に固定されてい
る。また、コイルばね12の大径部14は、第1歯車2
の外径面11の外側に嵌合しており、ばねの自然状態で
は、コイルばね12の内径と外径面11との間にすきま
15が設けられている。
部14の2つの内径を持ち、その小径部13がばねケー
ス4の外径面8に締まり嵌めされて一体に固定されてい
る。また、コイルばね12の大径部14は、第1歯車2
の外径面11の外側に嵌合しており、ばねの自然状態で
は、コイルばね12の内径と外径面11との間にすきま
15が設けられている。
【0020】また、上記第1歯車2には、コイルばね1
2の小径部13の平均径をP、C、Dとして第1歯車2
を軸線方向に貫通する複数個の貫通孔16が形成され、
その各貫通孔16に、それぞれピン17が移動可能に挿
入されている。
2の小径部13の平均径をP、C、Dとして第1歯車2
を軸線方向に貫通する複数個の貫通孔16が形成され、
その各貫通孔16に、それぞれピン17が移動可能に挿
入されている。
【0021】上記第2歯車3は、内径部分が従動軸1に
すきま嵌めにより回転可能に取付けられ、外周に歯数Z
2 のギヤ歯18が形成されている。このギヤ歯18は、
外径寸法が第1歯車2のギヤ歯9と同一に形成されてい
るが、歯数は互いに異なる(Z1 ≠Z2 )ように設定さ
れている。
すきま嵌めにより回転可能に取付けられ、外周に歯数Z
2 のギヤ歯18が形成されている。このギヤ歯18は、
外径寸法が第1歯車2のギヤ歯9と同一に形成されてい
るが、歯数は互いに異なる(Z1 ≠Z2 )ように設定さ
れている。
【0022】また、第2歯車3の第1歯車2と向かい合
う端面には、リング状の溝19が形成され、その溝19
に、第1歯車2の端面から突出した突起20と、ピン1
7の端部とが嵌まり込んでいる。
う端面には、リング状の溝19が形成され、その溝19
に、第1歯車2の端面から突出した突起20と、ピン1
7の端部とが嵌まり込んでいる。
【0023】上記溝19は、外周部に軸線方向に延びる
複数の切欠き21を備えており、その溝19の奥側に、
カム板22と、波型ばね23が組込まれている。
複数の切欠き21を備えており、その溝19の奥側に、
カム板22と、波型ばね23が組込まれている。
【0024】上記カム板22は、内径部が従動軸1に対
してすきま嵌めされ、外径部に、上記溝19の切欠き2
1に嵌合する複数の突起24が設けられており、その突
起24と切欠き21の案内により回転不能で軸方向にだ
け移動が可能になっている。
してすきま嵌めされ、外径部に、上記溝19の切欠き2
1に嵌合する複数の突起24が設けられており、その突
起24と切欠き21の案内により回転不能で軸方向にだ
け移動が可能になっている。
【0025】また、カム板22のピン17に対向する端
面25には、ピン17が軸線方向に嵌まり込む複数個の
凹部26が形成されている。この凹部26は、ピン17
の出没を案内する円錐状のテーパ面27をもち、その個
数はピン17と同数か、その正数倍で設定される。
面25には、ピン17が軸線方向に嵌まり込む複数個の
凹部26が形成されている。この凹部26は、ピン17
の出没を案内する円錐状のテーパ面27をもち、その個
数はピン17と同数か、その正数倍で設定される。
【0026】上記波型ばね23は、カム板22に対して
スラスト荷重を与えるものであり、図2のようにカム板
22の端面25にピン17が当接した状態で、カム板2
2をピン17に押し付けて両者が密着するように付勢す
る。一方、図1のようにカム板22の凹所26にピン1
7が嵌まり込んだ状態では、ピン17の他端とコイルば
ね12の端部とが離れるように設定されている。
スラスト荷重を与えるものであり、図2のようにカム板
22の端面25にピン17が当接した状態で、カム板2
2をピン17に押し付けて両者が密着するように付勢す
る。一方、図1のようにカム板22の凹所26にピン1
7が嵌まり込んだ状態では、ピン17の他端とコイルば
ね12の端部とが離れるように設定されている。
【0027】なお、図1において、28は従動軸1に嵌
合された止め輪であり、この止め輪28が第2歯車3と
ばねケース4の軸線方向の寸法変化を規制している。ま
た、この止め輪28の装着状態では、ばねケース4と第
1歯車2及び第2歯車3の間には軸方向にわずかなすき
まから与えられており、第1歯車2と第2歯車3は自由
に相対回転できるようになっている。
合された止め輪であり、この止め輪28が第2歯車3と
ばねケース4の軸線方向の寸法変化を規制している。ま
た、この止め輪28の装着状態では、ばねケース4と第
1歯車2及び第2歯車3の間には軸方向にわずかなすき
まから与えられており、第1歯車2と第2歯車3は自由
に相対回転できるようになっている。
【0028】また、29は、外部の動力源によって回転
駆動される駆動歯車であり、この駆動歯車29は、外周
に歯数Z3 のギヤ歯を有し、そのギヤ歯が第1歯車2と
第2歯車3とに同時に噛み合っている。
駆動される駆動歯車であり、この駆動歯車29は、外周
に歯数Z3 のギヤ歯を有し、そのギヤ歯が第1歯車2と
第2歯車3とに同時に噛み合っている。
【0029】この実施例の間欠クラッチは上記のような
構造であり、次に作用を説明する。
構造であり、次に作用を説明する。
【0030】図1は間欠クラッチのOFFの状態を示
す。この状態では、駆動歯車29が回転すると、第1歯
車2及び第2歯車3が回転するが、ある時間の間は、そ
の回転力がばねケース4に伝わらず、従動軸1は回転し
ない。
す。この状態では、駆動歯車29が回転すると、第1歯
車2及び第2歯車3が回転するが、ある時間の間は、そ
の回転力がばねケース4に伝わらず、従動軸1は回転し
ない。
【0031】しかし、一定の時間が経過すると、第1歯
車2の歯数Z1 と第2歯車3の歯数Z2 が異なっている
ため、それぞれの回転数には差が生じる。
車2の歯数Z1 と第2歯車3の歯数Z2 が異なっている
ため、それぞれの回転数には差が生じる。
【0032】例えば、駆動歯車29の回転数をN3 とす
ると、第1歯車2および第2歯車3の回転数N1 とN2
の差ΔN(=N2 −N1 )は、 ΔN=(N3 ×Z3 )×(Z2 −Z1 )/(Z1 ×
Z2 ) となる。いま、N3 =200rpm、Z3 =Z1 =50
枚、Z2 =49枚とすると、ΔN=−4.082rpm
となり、第1歯車2と第2歯車3は約15秒間で1回転
の相対回転をすることになる。
ると、第1歯車2および第2歯車3の回転数N1 とN2
の差ΔN(=N2 −N1 )は、 ΔN=(N3 ×Z3 )×(Z2 −Z1 )/(Z1 ×
Z2 ) となる。いま、N3 =200rpm、Z3 =Z1 =50
枚、Z2 =49枚とすると、ΔN=−4.082rpm
となり、第1歯車2と第2歯車3は約15秒間で1回転
の相対回転をすることになる。
【0033】このように第1歯車2と第2歯車3が相対
回転すると、カム板22の凹部26とピン17の位置が
ずれ、凹部26からピン17が押し出される。この場
合、ピン17の数を2個、凹部26の数を6個とする
と、上記の計算例においては、ピン17は約15秒の間
に6回(2.5秒に1回)の割合で凹部26から押し出
されることになる。
回転すると、カム板22の凹部26とピン17の位置が
ずれ、凹部26からピン17が押し出される。この場
合、ピン17の数を2個、凹部26の数を6個とする
と、上記の計算例においては、ピン17は約15秒の間
に6回(2.5秒に1回)の割合で凹部26から押し出
されることになる。
【0034】ピン17が凹部26から押し出されると、
ピン17のもう一方の端部はコイルばね12と接触を始
め、さらに第1歯車2と第2歯車3の差動回転が進む
と、ピン17がコイルばね12を強く押し付ける。な
お、この押し付けにおいて、ピン17やコイルばね12
に一定以上の力が加わると、波型ばね23が撓み、コイ
ルばね12を押し付ける最大荷重が規制される。
ピン17のもう一方の端部はコイルばね12と接触を始
め、さらに第1歯車2と第2歯車3の差動回転が進む
と、ピン17がコイルばね12を強く押し付ける。な
お、この押し付けにおいて、ピン17やコイルばね12
に一定以上の力が加わると、波型ばね23が撓み、コイ
ルばね12を押し付ける最大荷重が規制される。
【0035】上記の場合、コイルばね12の巻き方向を
左向きとし、第1歯車2の回転方向をばねケース4に向
かって右回転とすれば、コイルばね12の端面はピン1
7との摩擦力で捩じりトルクを受け、直径が小さくなる
作用を受ける。このため、第1歯車2の回転が続くと、
コイルばね12の大径部14は縮径して図2に示すよう
に第1歯車2の外径面11に密着する。
左向きとし、第1歯車2の回転方向をばねケース4に向
かって右回転とすれば、コイルばね12の端面はピン1
7との摩擦力で捩じりトルクを受け、直径が小さくなる
作用を受ける。このため、第1歯車2の回転が続くと、
コイルばね12の大径部14は縮径して図2に示すよう
に第1歯車2の外径面11に密着する。
【0036】この状態から、第1歯車2が回転を続ける
と、コイルばね12は、両端部の内径が第1歯車2の外
径面11とばねケース4の外径面8に密着しているた
め、従動軸1に負荷が加わった場合、セルフロックす
る。すなわち、クラッチとして作用し、従動軸1に回転
を伝える。
と、コイルばね12は、両端部の内径が第1歯車2の外
径面11とばねケース4の外径面8に密着しているた
め、従動軸1に負荷が加わった場合、セルフロックす
る。すなわち、クラッチとして作用し、従動軸1に回転
を伝える。
【0037】一方、上記の状態から、さらに第1歯車2
の回転が続き、ピン17と凹部26の位置が一致する
と、ピン17が凹部26に嵌まり込み、コイルばね12
の端面を押すことができなくなる。このため、コイルば
ね12の大径部14は図1の状態に戻り、クラッチとし
ての機能を失う。
の回転が続き、ピン17と凹部26の位置が一致する
と、ピン17が凹部26に嵌まり込み、コイルばね12
の端面を押すことができなくなる。このため、コイルば
ね12の大径部14は図1の状態に戻り、クラッチとし
ての機能を失う。
【0038】また、さらに第1歯車1の回転が続くと、
再び図2の状態に戻り、クラッチとして作用する。この
ように空転状態とクラッチの作用状態を繰り返すことに
より、従動軸1の回転と停止が一定のパターンで繰返さ
れ、間欠回転が行われる。
再び図2の状態に戻り、クラッチとして作用する。この
ように空転状態とクラッチの作用状態を繰り返すことに
より、従動軸1の回転と停止が一定のパターンで繰返さ
れ、間欠回転が行われる。
【0039】なお、上記の例において、空転時間とクラ
ッチとして機能する時間の比率は、カム板22に設ける
凹部26の数や円周方向の間隔を変えることにより任意
に設定することができる。
ッチとして機能する時間の比率は、カム板22に設ける
凹部26の数や円周方向の間隔を変えることにより任意
に設定することができる。
【0040】
【効果】以上のように、この発明は、第1部材と第2部
材間の差動回転とコイルばねの縮径とにより、軸に対す
るクラッチ機能状態と空転状態を制御するので、クラン
ク機構やワンウェイクラッチのような複雑な構造をもつ
必要がなく、コンパクトな形状で一方向の間欠回転をす
る回転を得ることができる。
材間の差動回転とコイルばねの縮径とにより、軸に対す
るクラッチ機能状態と空転状態を制御するので、クラン
ク機構やワンウェイクラッチのような複雑な構造をもつ
必要がなく、コンパクトな形状で一方向の間欠回転をす
る回転を得ることができる。
【0041】また、クランク機能を持たないため、振動
発生の要因がなく、安定した高速回転を可能とする利点
がある。
発生の要因がなく、安定した高速回転を可能とする利点
がある。
【図1】実施例の間欠クラッチを示す断面図
【図2】同上の作用状態を示す断面図
【図3】同上の分解斜視図
【図4】従来例を示す正面図
【図5】同上の側面図
1 従動軸 2 第1歯車 3 第2歯車 4 ばねケース 8 外径面 11 外径面 12 コイルばね 17 ピン 22 カム板 23 波型ばね 26 凹部 29 駆動歯車
Claims (3)
- 【請求項1】 軸に第1部材と第2部材を回転可能に取
付け、その第1及び第2部材を、両者間で回転差ができ
るように駆動部材に連結し、上記第1部材に対して第2
部材とは反対側の軸の周面に、軸と一体に回転する第3
部材を取付け、上記第1部材に軸の軸線方向に移動可能
なピンを取付け、そのピンと対向するカム部材を第2部
材に取付け、上記第1部材に設けた外径面に、一端が第
3部材に固定したコイルバネを微少なすきまをもって嵌
合させ、上記カム部材に上記ピンが軸線方向に嵌まり込
む凹部を設け、この凹部にピンが嵌まり込んだときピン
とコイルバネが離れ、上記凹部からピンが抜け出たとき
ピンがコイルバネを押圧して縮径させ、コイルバネが第
1部材の外径面に締り込むように構成した間欠クラッ
チ。 - 【請求項2】 上記第1部材と第2部材を、駆動歯車と
同時に噛み合う歯車で形成し、その両歯車の歯数を異な
らせて第1部材と第2部材間に回転差ができるようにな
した請求項1に記載の間欠クラッチ。 - 【請求項3】 上記第2部材とカム部材を軸の軸線方向
に移動可能に取付け、その第2部材とカム部材の間に弾
性部材を組込んだ請求項1又は2に記載の間欠クラッ
チ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3826393A JPH06249257A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 間欠クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3826393A JPH06249257A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 間欠クラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06249257A true JPH06249257A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12520440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3826393A Pending JPH06249257A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 間欠クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06249257A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0961046A1 (de) * | 1998-05-26 | 1999-12-01 | Electrowatt Technology Innovation AG | Antriebsvorrichtung für ein Stellglied |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP3826393A patent/JPH06249257A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0961046A1 (de) * | 1998-05-26 | 1999-12-01 | Electrowatt Technology Innovation AG | Antriebsvorrichtung für ein Stellglied |
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