JPH06249988A - 制御棒駆動機構 - Google Patents
制御棒駆動機構Info
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- JPH06249988A JPH06249988A JP5035180A JP3518093A JPH06249988A JP H06249988 A JPH06249988 A JP H06249988A JP 5035180 A JP5035180 A JP 5035180A JP 3518093 A JP3518093 A JP 3518093A JP H06249988 A JPH06249988 A JP H06249988A
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- JP
- Japan
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- core
- wire
- power transmission
- crs
- reactor
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】補修・点検時の作業負担を低減する。
【構成】原子炉圧力容器1内の炉心2に挿入または引き
抜きされる制御棒15がワイヤ10で吊り下げられ、このワ
イヤ10は電動式駆動装置9の動力伝達棒13に巻き取られ
る。電動式駆動装置9は原子炉圧力容器1の蓋11に設け
られ、動力伝達棒13はモータ12で回転駆動し、ワイヤ10
を巻き取ったり、送り出したりして制御棒15を上下動さ
せる。
抜きされる制御棒15がワイヤ10で吊り下げられ、このワ
イヤ10は電動式駆動装置9の動力伝達棒13に巻き取られ
る。電動式駆動装置9は原子炉圧力容器1の蓋11に設け
られ、動力伝達棒13はモータ12で回転駆動し、ワイヤ10
を巻き取ったり、送り出したりして制御棒15を上下動さ
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は沸騰水型原子炉の制御棒
駆動機構に関する。
駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子炉には 200本近くの制御棒
(以下、CRと略す)が炉心内に格子状に設置され、C
Rは炉心内への挿入長さを変更して原子炉の出力を制御
したり、3次元的な炉心内出力分布を調整するために使
用される。
(以下、CRと略す)が炉心内に格子状に設置され、C
Rは炉心内への挿入長さを変更して原子炉の出力を制御
したり、3次元的な炉心内出力分布を調整するために使
用される。
【0003】CRを炉心に挿入、引き抜きするためのC
R駆動装置は水圧あるいは電動で動作し、1本のCRに
対して1つのCR駆動装置を使用しているので、1基の
原子力プラントについてCRと同数のCR駆動機構(以
下、CRDと略す)がある。
R駆動装置は水圧あるいは電動で動作し、1本のCRに
対して1つのCR駆動装置を使用しているので、1基の
原子力プラントについてCRと同数のCR駆動機構(以
下、CRDと略す)がある。
【0004】CRDの保守・点検はプラントの定期検査
(以下、定検と略す)中に行われる。従来のCRDは水
圧型であり、定検の作業内容はCRDを原子炉ペデスタ
ル内で取り外し、CRDの点検・保守と、CRD内部に
設けられているカーボンシールの寿命による交換の実施
およびCRDの取り付けである。
(以下、定検と略す)中に行われる。従来のCRDは水
圧型であり、定検の作業内容はCRDを原子炉ペデスタ
ル内で取り外し、CRDの点検・保守と、CRD内部に
設けられているカーボンシールの寿命による交換の実施
およびCRDの取り付けである。
【0005】1100MWe級の沸騰水型原子力プラント(以
下、BWRプラントと略す)の標準作業工程では約37本
のCRD交換作業に18日間を要している。
下、BWRプラントと略す)の標準作業工程では約37本
のCRD交換作業に18日間を要している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、BWRプラン
トの定検工程は、その全体の長さを決定する要因となる
作業(以下、クリティカル作業と略す)とそれ以外の作
業があり、クリティカル作業の短縮によって定検全体期
間の短縮化を図ることが大きな課題の1つとなってい
る。
トの定検工程は、その全体の長さを決定する要因となる
作業(以下、クリティカル作業と略す)とそれ以外の作
業があり、クリティカル作業の短縮によって定検全体期
間の短縮化を図ることが大きな課題の1つとなってい
る。
【0007】そして、BWRプラントの定検の最も重要
なクリティカル作業の1つにCRD保守・点検作業があ
る。原子炉には 200近くもCRDがあるため保守・点検
時の作業負担が大きく、定検期間の短縮化を妨げる課題
がある。
なクリティカル作業の1つにCRD保守・点検作業があ
る。原子炉には 200近くもCRDがあるため保守・点検
時の作業負担が大きく、定検期間の短縮化を妨げる課題
がある。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、従来行われていたCRD保守・点検作業にか
かる負担を低減し、定検期間の大幅な短縮化を図った制
御棒駆動機構を提供することにある。
たもので、従来行われていたCRD保守・点検作業にか
かる負担を低減し、定検期間の大幅な短縮化を図った制
御棒駆動機構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は原子炉圧力容器
内の炉心に制御棒を挿入または引き抜き操作する制御棒
駆動機構において、前記制御棒はワイヤにより吊り下げ
られ、前記ワイヤは電動式駆動装置の動力伝達棒に巻回
され、前記動力伝達棒はモータにより回転駆動され、前
記電動式駆動装置は前記原子炉容器の蓋内に設けられて
いることを特徴とする。
内の炉心に制御棒を挿入または引き抜き操作する制御棒
駆動機構において、前記制御棒はワイヤにより吊り下げ
られ、前記ワイヤは電動式駆動装置の動力伝達棒に巻回
され、前記動力伝達棒はモータにより回転駆動され、前
記電動式駆動装置は前記原子炉容器の蓋内に設けられて
いることを特徴とする。
【0010】
【作用】制御棒はワイヤに接続し、ワイヤを巻回する動
力伝達棒の回転駆動により炉心内に挿脱して原子炉の反
応度を制御する。動力伝達棒は電磁石に接続したモータ
の駆動により回転駆動する。
力伝達棒の回転駆動により炉心内に挿脱して原子炉の反
応度を制御する。動力伝達棒は電磁石に接続したモータ
の駆動により回転駆動する。
【0011】また、動力伝達棒、電磁石およびモータは
組合わされて一体化し電動式駆動装置を構成し、この電
動式駆動装置は圧力容器の蓋内に設けられる。したがっ
て、他の作業との干渉が小さくなる。
組合わされて一体化し電動式駆動装置を構成し、この電
動式駆動装置は圧力容器の蓋内に設けられる。したがっ
て、他の作業との干渉が小さくなる。
【0012】さらに、電動式駆動装置を使用することに
より、微少位置決めができ、一度に多くの制御棒を操作
しても出力分布は安定する。また、複数本の制御棒を一
つの駆動装置に接続することにより制御棒駆動装置の数
を削減することができる。
より、微少位置決めができ、一度に多くの制御棒を操作
しても出力分布は安定する。また、複数本の制御棒を一
つの駆動装置に接続することにより制御棒駆動装置の数
を削減することができる。
【0013】
【実施例】図面を参照しながら本発明に係る制御棒駆動
機構の一実施例を説明する。図1は本発明の一実施例に
係る微動形電動式モータ駆動装置をCR駆動手段として
有するCRD(以下、FMCRDと略す)を採用したB
WRプラントの原子炉圧力容器(以下、RPVと略す)
である。
機構の一実施例を説明する。図1は本発明の一実施例に
係る微動形電動式モータ駆動装置をCR駆動手段として
有するCRD(以下、FMCRDと略す)を採用したB
WRプラントの原子炉圧力容器(以下、RPVと略す)
である。
【0014】原子炉の容器であり、第2の防壁となるR
PV1と、RPV1内の下部に位置し燃料集合体とCR
15からなる炉心2と、炉心支持構造物であり炉心2を包
んでいるシュラウド3、シュラウド3の上方に位置し炉
心2で発生した蒸気と水を分離させるガイドチューブ一
体型気水分離器4と、気水分離器4の上方に位置し蒸気
を乾燥させる薄型円筒蒸気乾燥器5が設けられている。
PV1と、RPV1内の下部に位置し燃料集合体とCR
15からなる炉心2と、炉心支持構造物であり炉心2を包
んでいるシュラウド3、シュラウド3の上方に位置し炉
心2で発生した蒸気と水を分離させるガイドチューブ一
体型気水分離器4と、気水分離器4の上方に位置し蒸気
を乾燥させる薄型円筒蒸気乾燥器5が設けられている。
【0015】RPV1の上部に位置し薄型円筒蒸気乾燥
器5で乾燥させられた蒸気をタービン系に送り込む蒸気
出口ノズル6、RPV1の中央部に位置しタービン系で
使われ復水器で蒸気から変換された水を原子炉に供給す
る給水入口ノズル7、RPV1の下部に位置し供給され
た水を冷却材として強制循環させるインターナルポンプ
8、RPV1の上部に位置しCRを炉心2に挿入、引き
抜きするための機構であるFMCRD9、FMCRD9
と炉心2内のCRをガイドチューブ一体型気水分離器4
のガイドチューブを通してつなぐワイヤ10が設けられて
いる。
器5で乾燥させられた蒸気をタービン系に送り込む蒸気
出口ノズル6、RPV1の中央部に位置しタービン系で
使われ復水器で蒸気から変換された水を原子炉に供給す
る給水入口ノズル7、RPV1の下部に位置し供給され
た水を冷却材として強制循環させるインターナルポンプ
8、RPV1の上部に位置しCRを炉心2に挿入、引き
抜きするための機構であるFMCRD9、FMCRD9
と炉心2内のCRをガイドチューブ一体型気水分離器4
のガイドチューブを通してつなぐワイヤ10が設けられて
いる。
【0016】本BWRプラントの特徴は、本発明に係る
FMCRD9、上部からのCR挿入を可能にするガイド
チューブ一体型気水分離器4と薄型円筒蒸気乾燥器5、
インターナルポンプ8等を採用することにより、従来型
のBWRに比べて高経済性および高信頼性を確保したこ
とにある。
FMCRD9、上部からのCR挿入を可能にするガイド
チューブ一体型気水分離器4と薄型円筒蒸気乾燥器5、
インターナルポンプ8等を採用することにより、従来型
のBWRに比べて高経済性および高信頼性を確保したこ
とにある。
【0017】本発明に係るFMCRD9は図1に示すよ
うにRPV1の上部に設置され、微動形電動式モータ装
置を使用してCR15を炉心2に挿入、引き抜きする機構
であり、複数本のワイヤ10をFMCRD9に取り付ける
ことにより複数本のCRを同時に上下動することができ
る。図2に構造を示す。
うにRPV1の上部に設置され、微動形電動式モータ装
置を使用してCR15を炉心2に挿入、引き抜きする機構
であり、複数本のワイヤ10をFMCRD9に取り付ける
ことにより複数本のCRを同時に上下動することができ
る。図2に構造を示す。
【0018】定検時に取り外すRPV1の蓋11に取り付
けられ回転運動を起こすモータ12、モータ12と連結して
一緒に回転しワイヤ10を巻いたり解いたりすることによ
りCR15を上下動する動力伝達棒13と、モータ12と動力
伝達棒13を連結したり切り離したりする電磁石18、ガイ
ドチューブ一体型気水分離器4と一体になっている。
けられ回転運動を起こすモータ12、モータ12と連結して
一緒に回転しワイヤ10を巻いたり解いたりすることによ
りCR15を上下動する動力伝達棒13と、モータ12と動力
伝達棒13を連結したり切り離したりする電磁石18、ガイ
ドチューブ一体型気水分離器4と一体になっている。
【0019】ワイヤ10をCR15にガイドするガイドチュ
ーブ14が設けられ、CR15はワイヤ10に接続して、一緒
に上下動する。また、ワイヤ10と動力伝達棒13あるいは
CR15、動力伝達棒13とモータ12、RPVの蓋11とモー
タ12は着脱可能な構造になっている。
ーブ14が設けられ、CR15はワイヤ10に接続して、一緒
に上下動する。また、ワイヤ10と動力伝達棒13あるいは
CR15、動力伝達棒13とモータ12、RPVの蓋11とモー
タ12は着脱可能な構造になっている。
【0020】本実施例のBWRプラントにおいては、C
R15を 205本使用する。本実施例では、該CRをグルー
プ分けの一例としてCR引き抜きシーケンスのCRのグ
ループ分けを採用した。図3は、図2に示す炉心2を輪
切りにして上から見た図(以下、コアマップと略す)で
あり、コアマップ上の要素である小さな四角は、単位セ
ルと呼ばれ、4個の燃料集合体16と1つのCR15から構
成される。
R15を 205本使用する。本実施例では、該CRをグルー
プ分けの一例としてCR引き抜きシーケンスのCRのグ
ループ分けを採用した。図3は、図2に示す炉心2を輪
切りにして上から見た図(以下、コアマップと略す)で
あり、コアマップ上の要素である小さな四角は、単位セ
ルと呼ばれ、4個の燃料集合体16と1つのCR15から構
成される。
【0021】図4に単位セルを上方から見た図を示す。
中央に十字型のCR15が1つあり、四方を燃料集合体16
が4体で囲んでいる。CR15引き抜きシーケンスでは、
CR15を図3に示すAからVの22のグループに分け、起
動時にはAから順にCR15が引き抜かれる。
中央に十字型のCR15が1つあり、四方を燃料集合体16
が4体で囲んでいる。CR15引き抜きシーケンスでは、
CR15を図3に示すAからVの22のグループに分け、起
動時にはAから順にCR15が引き抜かれる。
【0022】1つのCRDにより、複数本のCR15を駆
動する場合には、“1つのCRDの故障があっても原子
炉を確実に未臨界にできること”という制約をやぶるの
ではないかという危惧もあるが、ここに示したように1
つのCRDにつながれたCRの炉心内位置が大きく離れ
ているために全体のCRワースは小さく、1つのCRD
につながれたCR15が全引き抜きで後のCR15が全挿入
の状態でも0.01以上の未臨界度を確保できる。
動する場合には、“1つのCRDの故障があっても原子
炉を確実に未臨界にできること”という制約をやぶるの
ではないかという危惧もあるが、ここに示したように1
つのCRDにつながれたCRの炉心内位置が大きく離れ
ているために全体のCRワースは小さく、1つのCRD
につながれたCR15が全引き抜きで後のCR15が全挿入
の状態でも0.01以上の未臨界度を確保できる。
【0023】本実施例におけるCRをグループ分けを採
用したFMCRDの構成を図5で説明する。各グループ
毎にグループに属するCR15と接続するワイヤ10を動力
伝達棒13に取り付ける。図5はAグループのCR17を動
力伝達棒13に取り付けた例である。図1に示す炉心2内
に位置し、ワイヤ10と動力伝達棒13によって連結された
AグループのCR17を炉心2の上方からモータ12を用い
て炉心2に挿入、引き抜きする操作を行う。
用したFMCRDの構成を図5で説明する。各グループ
毎にグループに属するCR15と接続するワイヤ10を動力
伝達棒13に取り付ける。図5はAグループのCR17を動
力伝達棒13に取り付けた例である。図1に示す炉心2内
に位置し、ワイヤ10と動力伝達棒13によって連結された
AグループのCR17を炉心2の上方からモータ12を用い
て炉心2に挿入、引き抜きする操作を行う。
【0024】このAグループのCR17の中で動力伝達棒
13に対してワイヤ10が真上に延びず上下動がスムーズで
ないCRは、ガイドチューブ一体型気水分離器4のガイ
ドチューブの上端部分にガイドローラ19を取り付けるこ
とによって上下動をスムーズにする。
13に対してワイヤ10が真上に延びず上下動がスムーズで
ないCRは、ガイドチューブ一体型気水分離器4のガイ
ドチューブの上端部分にガイドローラ19を取り付けるこ
とによって上下動をスムーズにする。
【0025】このワイヤ10で巻き取る方式では、動力伝
達棒からバラバラの位置にあるCRをワイヤの巻き取り
の長さだけで全てのCRを同時にしかも同じだけ動かす
ことができる。
達棒からバラバラの位置にあるCRをワイヤの巻き取り
の長さだけで全てのCRを同時にしかも同じだけ動かす
ことができる。
【0026】また、CRの位置の制御、つまりワイヤの
巻き取り長さの制御は、回転量を制御することにより指
定した位置を検出する機構を備えたサーボモータをモー
タ12に採用することによって行う。同様に残りのグルー
プBからVのCRも別の動力伝達棒13とワイヤ10を用い
て連結する。
巻き取り長さの制御は、回転量を制御することにより指
定した位置を検出する機構を備えたサーボモータをモー
タ12に採用することによって行う。同様に残りのグルー
プBからVのCRも別の動力伝達棒13とワイヤ10を用い
て連結する。
【0027】この時、各グループのワイヤ10が絡まない
ように動力伝達棒13を定検時に取り外すRPVの蓋11に
取り付ける必要がある。こうして本実施例では 205本の
CRに対してCRDは22個になる。
ように動力伝達棒13を定検時に取り外すRPVの蓋11に
取り付ける必要がある。こうして本実施例では 205本の
CRに対してCRDは22個になる。
【0028】前記22個のCRDを使用して本BWRプラ
ントおける原子炉の起動、定格運転を行う。
ントおける原子炉の起動、定格運転を行う。
【0029】原子炉起動時に単位セルの中のCRはグル
ープA、グループB……の順に引き抜いていく。FMC
RD9により各グループのCRは、微小可動していくた
めにギャング操作における反応度印加量が制御でき、臨
界超過による出力急昇、昇温率の制限超過を妨げる。
ープA、グループB……の順に引き抜いていく。FMC
RD9により各グループのCRは、微小可動していくた
めにギャング操作における反応度印加量が制御でき、臨
界超過による出力急昇、昇温率の制限超過を妨げる。
【0030】こうして原子炉の出力が上昇すると、出力
分布に悪影響を与えないように、図3で示したグループ
OからグループVのCRが引き抜かれる。図6に出力が
上昇した後に操作されるCRグループをコアマップ上に
示した。このCRを囲む燃料の反応度は低く、CRを移
動させてもこれによる出力分布の変化が少なくなるよう
に考慮されている。
分布に悪影響を与えないように、図3で示したグループ
OからグループVのCRが引き抜かれる。図6に出力が
上昇した後に操作されるCRグループをコアマップ上に
示した。このCRを囲む燃料の反応度は低く、CRを移
動させてもこれによる出力分布の変化が少なくなるよう
に考慮されている。
【0031】次に、スクラム時のCRの動作であるが、
電磁石18の供給電源を喪失することによりモータ12と動
力伝達棒13を切り離し、自由落下でCRの全挿入を行
う。また、モータの異常時に備えてモータ12は2台設置
する。
電磁石18の供給電源を喪失することによりモータ12と動
力伝達棒13を切り離し、自由落下でCRの全挿入を行
う。また、モータの異常時に備えてモータ12は2台設置
する。
【0032】通常時に片方のモータは、電磁石18により
動力伝達棒13とは切り離されており、もう一方のモータ
に異常が発生すると電磁石18で動力伝達棒13に連結して
CRを炉心2に挿入、引き抜きする操作を行う。
動力伝達棒13とは切り離されており、もう一方のモータ
に異常が発生すると電磁石18で動力伝達棒13に連結して
CRを炉心2に挿入、引き抜きする操作を行う。
【0033】このようにして、前記実施例によれば従来
のCRDを採用した場合と比較して205個から22個に削
減されたために、クリティカル作業であるCRDの保守
・点検の作業負担が約1/10に低減され、定検期間の大
幅な短縮化が可能となり有効である。
のCRDを採用した場合と比較して205個から22個に削
減されたために、クリティカル作業であるCRDの保守
・点検の作業負担が約1/10に低減され、定検期間の大
幅な短縮化が可能となり有効である。
【0034】しかも、本実施例に係るFMCRD9はR
PVの蓋11に取り付けられているので、ワイヤ10を十分
撓ませRPVの蓋11を取り外すだけでCRDの保守・点
検作業が可能となり、ワイヤ10をCR交換機に付け替え
るだけでCR交換作業も可能となるので作業内容が簡略
化できる。さらにCRDの保守・点検作業とCR交換作
業が同時に行えるので定検期間の短縮にもなる。
PVの蓋11に取り付けられているので、ワイヤ10を十分
撓ませRPVの蓋11を取り外すだけでCRDの保守・点
検作業が可能となり、ワイヤ10をCR交換機に付け替え
るだけでCR交換作業も可能となるので作業内容が簡略
化できる。さらにCRDの保守・点検作業とCR交換作
業が同時に行えるので定検期間の短縮にもなる。
【0035】本発明は複数のCRを一体化し、CR駆動
装置の数を大幅に削減するとともに、複数本にグループ
分けされたCRを一体化し、該CRを炉心に挿入、引き
抜きするための微小動作可能な駆動装置を備えている。
装置の数を大幅に削減するとともに、複数本にグループ
分けされたCRを一体化し、該CRを炉心に挿入、引き
抜きするための微小動作可能な駆動装置を備えている。
【0036】一般にCRDはCRを炉心内に挿入した
り、引き抜いたりして反応度を制御するのが目的である
が、最大の目的は原子炉起動のためにCRを抜いて反応
度を印加することである。CRは、原子炉起動前は全挿
入の状態であるが、CRを徐々に引き抜いて定格出力状
態になると、CRはほとんど抜けた状態となる。
り、引き抜いたりして反応度を制御するのが目的である
が、最大の目的は原子炉起動のためにCRを抜いて反応
度を印加することである。CRは、原子炉起動前は全挿
入の状態であるが、CRを徐々に引き抜いて定格出力状
態になると、CRはほとんど抜けた状態となる。
【0037】原子炉起動をCR操作を中心に考えると、
まず、CR全挿入の状態からCRを引き抜いて原子炉を
臨界にし、次にCRを徐々に引き抜いて一定の昇温率以
下で炉水温度を上昇させ、ある一定の圧力レベルに達し
た段階で発電機を併入し、その後、CR引き抜きにより
発電機出力を上昇させながら定格出力に至る。
まず、CR全挿入の状態からCRを引き抜いて原子炉を
臨界にし、次にCRを徐々に引き抜いて一定の昇温率以
下で炉水温度を上昇させ、ある一定の圧力レベルに達し
た段階で発電機を併入し、その後、CR引き抜きにより
発電機出力を上昇させながら定格出力に至る。
【0038】この間の運転で留意すべきことは、発電機
併入までの間はCRによる炉心全体での反応度制御が問
題である。これに対し、発電機併入以後の出力レベルが
高い段階では反応度制御に加えて出力分布制御に対して
考慮することである。
併入までの間はCRによる炉心全体での反応度制御が問
題である。これに対し、発電機併入以後の出力レベルが
高い段階では反応度制御に加えて出力分布制御に対して
考慮することである。
【0039】反応度制御のみに注意を払う運転であれ
ば、反応度の印加スピードを細かく制御できる必要があ
る。これができないと、臨界を大幅に超過して原子炉出
力が急昇したり、昇温過程で昇温率が制限を超えてしま
う。CRを一体化することの問題点は多数のCRを同時
に引き抜くのであるから、一度に大量の反応度が印加さ
れる可能性があることである。
ば、反応度の印加スピードを細かく制御できる必要があ
る。これができないと、臨界を大幅に超過して原子炉出
力が急昇したり、昇温過程で昇温率が制限を超えてしま
う。CRを一体化することの問題点は多数のCRを同時
に引き抜くのであるから、一度に大量の反応度が印加さ
れる可能性があることである。
【0040】実際、日本で現在稼働しているBWRで採
用されたCRDでは最小の移動ステップが燃料長の1/
24なので、同時に多数本のCRを引き抜くことは不可能
である。つまり、CRを同時に多数本引き抜くために
は、最小の移動量を極めて小さくできる微小動作可能な
駆動装置が必要となる。
用されたCRDでは最小の移動ステップが燃料長の1/
24なので、同時に多数本のCRを引き抜くことは不可能
である。つまり、CRを同時に多数本引き抜くために
は、最小の移動量を極めて小さくできる微小動作可能な
駆動装置が必要となる。
【0041】もし、全てのCRを一体化して同時に引き
抜くと、上からCRを挿入する構造のBWRにおいて、
炉心下部ではCRは全て引き抜かれ、炉心上部ではCR
は全て残っているので、出力分布は炉心下部に極端に片
寄ったものとなる。
抜くと、上からCRを挿入する構造のBWRにおいて、
炉心下部ではCRは全て引き抜かれ、炉心上部ではCR
は全て残っているので、出力分布は炉心下部に極端に片
寄ったものとなる。
【0042】このため、出力レベルが高い場合には、局
所的に炉心の出力が極めて高くなり熱的制約条件に対す
る運転制限条件を満たさなくなる可能性がでてくる。こ
れを、防ぐためには、全CRを一体として引き抜くので
はなく、CRをいくつかのグループに分けて、各グルー
プを一体として操作できる構造にする必要がある。
所的に炉心の出力が極めて高くなり熱的制約条件に対す
る運転制限条件を満たさなくなる可能性がでてくる。こ
れを、防ぐためには、全CRを一体として引き抜くので
はなく、CRをいくつかのグループに分けて、各グルー
プを一体として操作できる構造にする必要がある。
【0043】つまり、出力が上昇して分布が問題となる
レベルまでに、1つのグループに属するCRは全引き抜
きとなるように、グループ分割をすれば、極端な出力分
布によって運転制限条件が満足されないことが起こらな
い。1つの反応度制御用のCRを引き抜いた後で、少数
本のCRを操作しても、その出力分布の歪みは十分小さ
なものとなる。
レベルまでに、1つのグループに属するCRは全引き抜
きとなるように、グループ分割をすれば、極端な出力分
布によって運転制限条件が満足されないことが起こらな
い。1つの反応度制御用のCRを引き抜いた後で、少数
本のCRを操作しても、その出力分布の歪みは十分小さ
なものとなる。
【0044】以上の説明はCR引き抜き操作に関わるも
のであったが、CR挿入は出力が減少する側であるの
で、運転上の制約条件はなく急激な負の反応度印加は問
題にならない。
のであったが、CR挿入は出力が減少する側であるの
で、運転上の制約条件はなく急激な負の反応度印加は問
題にならない。
【0045】これによりCRDが大幅に削減され定検期
間の短縮化向上を図ることが可能になる。また、微小動
作可能なCR駆動装置1つで複数本のCRを同時に炉心
に挿入、引き抜きする操作(以下、ギャング操作と略
す)を行うことが可能である。
間の短縮化向上を図ることが可能になる。また、微小動
作可能なCR駆動装置1つで複数本のCRを同時に炉心
に挿入、引き抜きする操作(以下、ギャング操作と略
す)を行うことが可能である。
【0046】また、他の実施例として、図3に示すAか
らDまでの4グループのCRをそれぞれ13個ずつ2つの
CRDに接続させて同時に駆動し、残りのCRはそれぞ
れ1つのCRDに接続させ、都合CRDの数を26個にす
ることが考えられる。これは、AからDまでの4グルー
プのCRがそれぞれ26個と22グループの中で一番数が多
いためCRDの負担を減らすことを考慮した実施例であ
る。
らDまでの4グループのCRをそれぞれ13個ずつ2つの
CRDに接続させて同時に駆動し、残りのCRはそれぞ
れ1つのCRDに接続させ、都合CRDの数を26個にす
ることが考えられる。これは、AからDまでの4グルー
プのCRがそれぞれ26個と22グループの中で一番数が多
いためCRDの負担を減らすことを考慮した実施例であ
る。
【0047】残りのグループのCRの数は、E,G,
H,J,K,M,O,Rのグループがそれぞれ8個、
F,I,L,N,P,Q,S,T,Uのグループがそれ
ぞれ4個、Vグループが1個と少ないので1つのCRで
十分である。この場合の作業負担もCRDとCRの数の
比較を用いて考えると約1/10に低減されるので本実施
例の効果が薄れることはない。
H,J,K,M,O,Rのグループがそれぞれ8個、
F,I,L,N,P,Q,S,T,Uのグループがそれ
ぞれ4個、Vグループが1個と少ないので1つのCRで
十分である。この場合の作業負担もCRDとCRの数の
比較を用いて考えると約1/10に低減されるので本実施
例の効果が薄れることはない。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、CRDがRPVの蓋に
取り付けてあるので他の作業との干渉が少なくなり作業
効率が向上する。またCRDの数の大幅な削減により、
定検のクリティカル作業の一つであるCRDの保守・点
検作業の負担が大きく低減し、期間短縮と作業能率の向
上し、定検作業全体の効率向上により定検期間の大幅な
短縮化が可能となる。
取り付けてあるので他の作業との干渉が少なくなり作業
効率が向上する。またCRDの数の大幅な削減により、
定検のクリティカル作業の一つであるCRDの保守・点
検作業の負担が大きく低減し、期間短縮と作業能率の向
上し、定検作業全体の効率向上により定検期間の大幅な
短縮化が可能となる。
【図1】本発明に係る制御棒駆動機構を組み込んだBW
Rの概略的断面図。
Rの概略的断面図。
【図2】図1における制御棒駆動機構を部分的に欠除し
て示す立面図。
て示す立面図。
【図3】図2におけるCR引き抜きシーケンスでグルー
プ分けされたコアマップ図。
プ分けされたコアマップ図。
【図4】図3における単位セルを示す構成図。
【図5】(a)は図1におけるグループ分けされたCR
を本発明で採用するCRDに取り付けた部分を示すコア
マップ図、(b)は(a)におけるA部を拡大した部分
図。
を本発明で採用するCRDに取り付けた部分を示すコア
マップ図、(b)は(a)におけるA部を拡大した部分
図。
【図6】原子炉出力が上昇した後に操作するCRを示す
コアマップ図。
コアマップ図。
【符号の説明】 1…RPV、2…炉心、3…シュラウド、4…ガイドチ
ューブ一体型気水分離器、5…薄型円筒蒸気乾燥器、6
…蒸気出口ノズル、7…給水入口ノズル、8…インター
ナルポンプ、9…電動式駆動装置、10…ワイヤ、11…R
PVの蓋、12…モータ、13…動力伝達棒、14…ガイドチ
ューブ、15…CR、16…燃料集合体、17…Aグループの
CR、18…電磁石、19…ガイドローラ。
ューブ一体型気水分離器、5…薄型円筒蒸気乾燥器、6
…蒸気出口ノズル、7…給水入口ノズル、8…インター
ナルポンプ、9…電動式駆動装置、10…ワイヤ、11…R
PVの蓋、12…モータ、13…動力伝達棒、14…ガイドチ
ューブ、15…CR、16…燃料集合体、17…Aグループの
CR、18…電磁石、19…ガイドローラ。
Claims (1)
- 【請求項1】 原子炉圧力容器内の炉心に制御棒を挿入
または引き抜き操作する制御棒駆動機構において、前記
制御棒はワイヤにより吊り下げられ、前記ワイヤは電動
式駆動装置の動力伝達棒に巻回され、前記動力伝達棒は
モータにより回転駆動され、前記電動式駆動装置は前記
原子炉容器の蓋内に設けられていることを特徴とする制
御棒駆動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035180A JPH06249988A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 制御棒駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035180A JPH06249988A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 制御棒駆動機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06249988A true JPH06249988A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12434659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5035180A Pending JPH06249988A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 制御棒駆動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06249988A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010230607A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 制御棒 |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP5035180A patent/JPH06249988A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010230607A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 制御棒 |
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