JPH053556B2 - - Google Patents
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- JPH053556B2 JPH053556B2 JP59079651A JP7965184A JPH053556B2 JP H053556 B2 JPH053556 B2 JP H053556B2 JP 59079651 A JP59079651 A JP 59079651A JP 7965184 A JP7965184 A JP 7965184A JP H053556 B2 JPH053556 B2 JP H053556B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は沸騰水型原子炉(以下BWRと称す)
の運転方法に関する。
の運転方法に関する。
[発明の技術的背景]
第1図乃至第5図を参照して従来例を説明す
る。第1図はBWRの概略構成を示す縦断面図で
ある。図中符号1は原子炉圧力容器を示し、この
原子炉圧力容器1内には炉心2および冷却材3が
収容されている。上記炉心2は複数の燃料集合体
4および第2図に示す制御棒5等から構成されて
いる。上記冷却材3は上記炉心2を下方から上方
に向つて流通しその際炉心2の核反応熱により昇
温して水と蒸気の二層流状態となる。二層流状態
となつた冷却材3は炉心2の上方に設置された気
水分離器6内に流入して水と蒸気に分離される。
分力容器1と同心上に設置されたシユラウド9内
に収容されており、また上記シユラウド9と原子
炉圧力容器1との間のダウンカマ部10にはジエ
ツトポンプ11が等間隔に複数台設置されてい
る。このジエツトポンプ11は再循環系入口ノズ
ル12および再循環系出口ノズル13を介して配
設される図示しない再循環配管およびこの再循環
配管に介挿される図示しない再循環ポンプとで再
循環系を構成しており、冷却材3を炉心2に強制
循環させている。なお図中符号14は給水ノズル
を示し、符号15は炉心スプレイスパージヤを示
しまた符号16は前記制御棒5を炉心2内に挿
入、引抜する制御棒駆動機構を示す。
る。第1図はBWRの概略構成を示す縦断面図で
ある。図中符号1は原子炉圧力容器を示し、この
原子炉圧力容器1内には炉心2および冷却材3が
収容されている。上記炉心2は複数の燃料集合体
4および第2図に示す制御棒5等から構成されて
いる。上記冷却材3は上記炉心2を下方から上方
に向つて流通しその際炉心2の核反応熱により昇
温して水と蒸気の二層流状態となる。二層流状態
となつた冷却材3は炉心2の上方に設置された気
水分離器6内に流入して水と蒸気に分離される。
分力容器1と同心上に設置されたシユラウド9内
に収容されており、また上記シユラウド9と原子
炉圧力容器1との間のダウンカマ部10にはジエ
ツトポンプ11が等間隔に複数台設置されてい
る。このジエツトポンプ11は再循環系入口ノズ
ル12および再循環系出口ノズル13を介して配
設される図示しない再循環配管およびこの再循環
配管に介挿される図示しない再循環ポンプとで再
循環系を構成しており、冷却材3を炉心2に強制
循環させている。なお図中符号14は給水ノズル
を示し、符号15は炉心スプレイスパージヤを示
しまた符号16は前記制御棒5を炉心2内に挿
入、引抜する制御棒駆動機構を示す。
上記炉心2は第2図に示すように構成されてい
る。第2図は炉心2の一部平面図である。すなわ
ち4体の燃料集合体4を断面が十字型の制御棒5
の周囲に配置して単位格子21を構成し、この単
位格子21をさらに格子状に配列した構成であ
る。
る。第2図は炉心2の一部平面図である。すなわ
ち4体の燃料集合体4を断面が十字型の制御棒5
の周囲に配置して単位格子21を構成し、この単
位格子21をさらに格子状に配列した構成であ
る。
このようなBWRにおいては、核分裂性物質、
あるいはその娘核として生成されたゼノンの中性
子吸収能力が大きい為にゼノンが全く存在しない
起動開始時と、ゼノンが飽和に達した定格運転時
とではゼノンが寄与する反応度効果が2.5%ΔK/
K程度異なり、その為原子炉の機動あるいは再起
動を考える上で上記ゼノン濃度が重要な意味を有
する。
あるいはその娘核として生成されたゼノンの中性
子吸収能力が大きい為にゼノンが全く存在しない
起動開始時と、ゼノンが飽和に達した定格運転時
とではゼノンが寄与する反応度効果が2.5%ΔK/
K程度異なり、その為原子炉の機動あるいは再起
動を考える上で上記ゼノン濃度が重要な意味を有
する。
すなわち原子炉の起動開始時において、ゼノン
が殆無い状態で前記制御棒5を引抜いた場合に
は、制御棒5を炉心定格出力レベルを実現するの
に必要とされる制御棒パターンまで引抜く以前に
出力が大幅に上昇してしまう。このように制御棒
5の引抜量が少ない状態で炉心出力を上昇させる
と、引抜かれた制御棒5の割合が少ない為発熱が
上記引抜かれた制御棒5に対応した燃料集合体4
に集中してこの部分に局所的過出力部分が発生す
る。
が殆無い状態で前記制御棒5を引抜いた場合に
は、制御棒5を炉心定格出力レベルを実現するの
に必要とされる制御棒パターンまで引抜く以前に
出力が大幅に上昇してしまう。このように制御棒
5の引抜量が少ない状態で炉心出力を上昇させる
と、引抜かれた制御棒5の割合が少ない為発熱が
上記引抜かれた制御棒5に対応した燃料集合体4
に集中してこの部分に局所的過出力部分が発生す
る。
また一般に燃料の設計にあたつては定格時の飽
和ゼノンの状態で適切な出力分布となるように行
なわれており、ゼノンが無い状態ではボイドの発
生がない炉心下部の出力が大幅に大きくなるとい
う問題がある。そして原子炉の運転にあたつては
一般に燃料の健全性を確保する為に、炉心慣し運
転の為の法案(以後PCIOMR基準と称す)が設
定されており、燃料の出力に制限値(以後PCエ
ンベロープと称す)を設けている。よつてゼノン
が無い状態で急激に出力を上昇させると、前述し
たように局所的な出力上昇が発生し、上記PCエ
ンベロープを越えてしまうことがある。したがつ
て炉心出力上昇時にはゼノンの蓄積をまつて順次
出力を増加させることが必要である。
和ゼノンの状態で適切な出力分布となるように行
なわれており、ゼノンが無い状態ではボイドの発
生がない炉心下部の出力が大幅に大きくなるとい
う問題がある。そして原子炉の運転にあたつては
一般に燃料の健全性を確保する為に、炉心慣し運
転の為の法案(以後PCIOMR基準と称す)が設
定されており、燃料の出力に制限値(以後PCエ
ンベロープと称す)を設けている。よつてゼノン
が無い状態で急激に出力を上昇させると、前述し
たように局所的な出力上昇が発生し、上記PCエ
ンベロープを越えてしまうことがある。したがつ
て炉心出力上昇時にはゼノンの蓄積をまつて順次
出力を増加させることが必要である。
ところで前述したような構成のBWRにおいて
炉心出力の制御は再循環系による再循環流量の調
整により行なう方法と、制御棒駆動機構15によ
り制御棒5を操作して行なう方法の二通りの方法
により行なわれている。そして起動時には制御棒
5を全挿入の状態から順次引抜いて定格運転用制
御棒パターンとする。しかしこの間に実施される
制御棒パターンによつては局所出力分布が大きく
ひずみ、前記PCエンベロープを越える場合があ
り得るので、かかる場合にはゼノン濃度の増加を
利用して出力を低下させる必要がある。一方前記
再循環系によつて再循環流量を制御することによ
り炉心出力を制御する場合には、前記PCIOMR
基準がある規定値以下の出力上昇率であれば上記
PCエンベロープを越えた出力上昇を許容してい
る為、出力を徐々に増加させることが可能であ
り、PCIOMR基準で決められた設定値以上に出
力を上昇させることが可能である。
炉心出力の制御は再循環系による再循環流量の調
整により行なう方法と、制御棒駆動機構15によ
り制御棒5を操作して行なう方法の二通りの方法
により行なわれている。そして起動時には制御棒
5を全挿入の状態から順次引抜いて定格運転用制
御棒パターンとする。しかしこの間に実施される
制御棒パターンによつては局所出力分布が大きく
ひずみ、前記PCエンベロープを越える場合があ
り得るので、かかる場合にはゼノン濃度の増加を
利用して出力を低下させる必要がある。一方前記
再循環系によつて再循環流量を制御することによ
り炉心出力を制御する場合には、前記PCIOMR
基準がある規定値以下の出力上昇率であれば上記
PCエンベロープを越えた出力上昇を許容してい
る為、出力を徐々に増加させることが可能であ
り、PCIOMR基準で決められた設定値以上に出
力を上昇させることが可能である。
かかる状況の基に従来、原子炉起動時の運転で
は運転の簡便さを優先させ制御棒5を十分低い出
力レベルで引抜くことができるように低出力運転
を長時間継続させている。そのため原子炉の起動
に長時間を要するという問題があつた。そこで起
動に要する時間を短縮させることを目的として、
第3図に示すような運転方法が考えられている。
第3図は横軸に時間(日)をとり、縦軸に炉心出
力をとり炉心出力の時間変化を示した図である。
なお図中実線太線は制御棒5の引抜により炉心出
力を上昇させた場合を示し、また破線は炉心流量
の調整によつて炉心出力を制御した場合を示す。
図中O1点で発電機を併入し、制御棒5を引抜い
て図中A1点まで出力を浄昇させる。その状態で
図中B1点まで出力を保持する。このような一定
時間の出力保持は定期検査後の初起動では必要と
されており、この間に例えば交換された機器の機
能の健全性等を検査する。そして所定時間出力を
保持した後制御棒5を引抜いて図中C1点まで出
力を急速上昇させる。その際C1点における制御
棒パターンの一実施例を第4図に示す。この第4
図は炉心2を模式的に示した平面図であり、1つ
の升目が前記単位格子21を示す。また各升目内
に記載された数字は制御棒5の挿入、引抜状態を
示す数字で全挿入の状態をOで示し、全引抜の状
態を48で示し、数が多い程制御棒5が多く引抜
かれていることを示している。なお第4図中数字
の記載のない位置の制御棒5は全て全引抜状態に
ある。このC1点での制御棒パターンは前記
PCIOMR基準を遵守することができること、お
よびゼノンの蓄積がない為に反応度補償機能を果
たすことが必要とされる。その為第4図にも示す
ように中央部に位置する制御棒5は浅く挿入され
ており、また最外周に位置している制御棒5は全
挿入されている。次に上記C1点からD1点を介
してE1点までは、炉心流量の調整(具体的には
炉心流量の増大)により出力を上昇させるととも
に、ゼノンの蓄積を行なう。その後炉心流量を低
下させることにより、図中F1点まで出力を低下
させる。ここに出力の低下を行なうのは次に制御
棒5を操作して出力を上昇させる場合、局所的に
出力が上昇して前記PCエンベロープを越えると
いつた事態を未然に防止する為である。出力を低
下させた後第5図に示す目標制御棒パターンを作
製するべく上記中央部の浅挿入制御棒5および最
外周制御棒5の引抜を行ない図中G1点まで出力
を上昇させる。以降炉心流量の調整により図中I
1点まで出力を上昇させて定格出力状態を得る。
は運転の簡便さを優先させ制御棒5を十分低い出
力レベルで引抜くことができるように低出力運転
を長時間継続させている。そのため原子炉の起動
に長時間を要するという問題があつた。そこで起
動に要する時間を短縮させることを目的として、
第3図に示すような運転方法が考えられている。
第3図は横軸に時間(日)をとり、縦軸に炉心出
力をとり炉心出力の時間変化を示した図である。
なお図中実線太線は制御棒5の引抜により炉心出
力を上昇させた場合を示し、また破線は炉心流量
の調整によつて炉心出力を制御した場合を示す。
図中O1点で発電機を併入し、制御棒5を引抜い
て図中A1点まで出力を浄昇させる。その状態で
図中B1点まで出力を保持する。このような一定
時間の出力保持は定期検査後の初起動では必要と
されており、この間に例えば交換された機器の機
能の健全性等を検査する。そして所定時間出力を
保持した後制御棒5を引抜いて図中C1点まで出
力を急速上昇させる。その際C1点における制御
棒パターンの一実施例を第4図に示す。この第4
図は炉心2を模式的に示した平面図であり、1つ
の升目が前記単位格子21を示す。また各升目内
に記載された数字は制御棒5の挿入、引抜状態を
示す数字で全挿入の状態をOで示し、全引抜の状
態を48で示し、数が多い程制御棒5が多く引抜
かれていることを示している。なお第4図中数字
の記載のない位置の制御棒5は全て全引抜状態に
ある。このC1点での制御棒パターンは前記
PCIOMR基準を遵守することができること、お
よびゼノンの蓄積がない為に反応度補償機能を果
たすことが必要とされる。その為第4図にも示す
ように中央部に位置する制御棒5は浅く挿入され
ており、また最外周に位置している制御棒5は全
挿入されている。次に上記C1点からD1点を介
してE1点までは、炉心流量の調整(具体的には
炉心流量の増大)により出力を上昇させるととも
に、ゼノンの蓄積を行なう。その後炉心流量を低
下させることにより、図中F1点まで出力を低下
させる。ここに出力の低下を行なうのは次に制御
棒5を操作して出力を上昇させる場合、局所的に
出力が上昇して前記PCエンベロープを越えると
いつた事態を未然に防止する為である。出力を低
下させた後第5図に示す目標制御棒パターンを作
製するべく上記中央部の浅挿入制御棒5および最
外周制御棒5の引抜を行ない図中G1点まで出力
を上昇させる。以降炉心流量の調整により図中I
1点まで出力を上昇させて定格出力状態を得る。
[背景技術の問題点]
上記構成において目標の出力状態を得る前の操
作としてE1点からF1点までの出力降下および
その後の制御棒5の引抜操作が必要となり、その
為目標の出力状態を得るまでに長時間を必要とし
てしまい、また上記F1点からG1点まで出力を
上昇させる為に制御棒5を引抜く際前記
PCIOMR基準の基に十分な監視が必要となると
ともにゼノン濃度が複雑に変化しまた制御棒操作
に伴う局所出力分布の変化が大きい為操作に困難
を要してしまうという不具合があつた。
作としてE1点からF1点までの出力降下および
その後の制御棒5の引抜操作が必要となり、その
為目標の出力状態を得るまでに長時間を必要とし
てしまい、また上記F1点からG1点まで出力を
上昇させる為に制御棒5を引抜く際前記
PCIOMR基準の基に十分な監視が必要となると
ともにゼノン濃度が複雑に変化しまた制御棒操作
に伴う局所出力分布の変化が大きい為操作に困難
を要してしまうという不具合があつた。
本発明は以上の点に基づいてなされたものでそ
の目的とするところは短時間で目標の炉心出力状
態を得ることを可能とする沸騰水型原子炉の運転
方法を提供することにある。
の目的とするところは短時間で目標の炉心出力状
態を得ることを可能とする沸騰水型原子炉の運転
方法を提供することにある。
すなわち本発明による沸騰水型原子炉の運転方
法は、炉心から所定の制御棒を引抜いて原子炉の
起動運転を行う際に、前記炉心の最外周に位置す
る最外周制御棒の引抜き本数を相対ゼノン濃度に
応じて決定し、前記相対ゼノン濃度が低い時には
前記最外周制御棒の引抜き本数を少なくして起動
運転を行い、その後前記炉心に挿入されている最
外周制御棒を徐々に引抜き目標制御棒パターンと
することを特徴とする。
法は、炉心から所定の制御棒を引抜いて原子炉の
起動運転を行う際に、前記炉心の最外周に位置す
る最外周制御棒の引抜き本数を相対ゼノン濃度に
応じて決定し、前記相対ゼノン濃度が低い時には
前記最外周制御棒の引抜き本数を少なくして起動
運転を行い、その後前記炉心に挿入されている最
外周制御棒を徐々に引抜き目標制御棒パターンと
することを特徴とする。
第6図乃至第9図を参照して本発明の一実施例
を説明する。第6図は横軸に時間(日)をとり縦
軸に炉心出力をとり炉心出力の時間変化を示す線
図である。まず図中O2点で発電機を伴入し、制
御棒5を引抜いて図中A2点まで出力を上昇させ
る。この状態で出力を図中B2まで一定保持す
る。このように出力を一定時間保持するのは前述
した通りである。次にB2点から図中C2点まで
出力を上昇させる。その際上記C2点における制
御棒5の状態が第7図に示すようなパターンにな
るように制御棒5の引抜を行なう。すなわちB2
点からC2点に到る間はゼノンの蓄積が無く、そ
こで炉心2の最外周に位置する最外周制御棒5の
挿入本数をC2点において従来より多くなるよう
に制御棒5の引抜操作を行ない、これによつてゼ
ノン不足による反応度を補償しようとするもので
ある。またその時C2点での最外周制御棒5の挿
入本数は以下のようにして決定される。すなわち
第8図に示すように最外周に位置する最外周制御
棒5を夫々符号a,b,c,dで示す。ここにa
で示す最外周制御棒5は4本であり、bで示す最
外周制御棒5は8本、Cで示す最外周制御棒5は
8本、dで示す最外周制御棒5は4本である。そ
してこれらa,b,c,dで示された最外周制御
棒5を相対ゼノン濃度に対応させて適宜組合わせ
その本数を決定する。第9図は横軸にC2点で最
終的に挿入状態にある最外周制御棒5の本数をと
り縦軸に相対ゼノン濃度をとり、相対ゼノン濃度
とC2点で挿入状態にある最外周制御棒5の本数
との関係を示した図である。そして例えばC2点
でのゼノン濃度がeであると予想される場合に
は、C2点で最終的に第8図中aで示される最外
周制御棒5が挿入された状態になるように制御棒
5の引抜操作を行なう。またC2点でのゼノン濃
度がfであると予想される場合には第8図中bで
示す最外周制御棒5が最終的に挿入状態にあるよ
うに制御棒5の引抜操作を行なう。以下ゼノン濃
度がg,h,i,jの場合にも同様に最終的に挿
入状態にある最外周制御棒5の本数が決定され
る。本実施例の場合にはゼノン濃度がiの場合を
想定して示してある。よつて前記第7図において
a,b,cの位置に対応した最外周制御棒5が挿
入されている。なおこの時前記PCIOMR基準を
樛守できるような制御棒操作であることは勿論で
ある。次にC2点以降はゼノンが徐々に蓄積され
ていくため、PCIOMR基準上余裕が発生し、よ
つて挿入状態にある最外周制御棒5を徐々に引抜
いて前記第5図に示した目標制御棒パターンとし
出力の上昇を図る。その際の制御棒5の引抜量は
次のような量である。すなわち制御棒5を軸方向
に24分割し、その内の1分割に相当する軸方向
距離を最少制御棒駆動単位とすると、1時間に3
最少制御棒駆動単位ずつ引抜いていく。かかる操
作も上記PCIOMR基準を確実に遵守しながら出
力の上昇を図る為である。そしてこのような制御
棒操作により第6図中E2点まで出力を上昇させ
る。E2点以降は炉心流量の調整によりF2点を
介してG2点まで出力を上昇させ、定格出力状態
を得る。
を説明する。第6図は横軸に時間(日)をとり縦
軸に炉心出力をとり炉心出力の時間変化を示す線
図である。まず図中O2点で発電機を伴入し、制
御棒5を引抜いて図中A2点まで出力を上昇させ
る。この状態で出力を図中B2まで一定保持す
る。このように出力を一定時間保持するのは前述
した通りである。次にB2点から図中C2点まで
出力を上昇させる。その際上記C2点における制
御棒5の状態が第7図に示すようなパターンにな
るように制御棒5の引抜を行なう。すなわちB2
点からC2点に到る間はゼノンの蓄積が無く、そ
こで炉心2の最外周に位置する最外周制御棒5の
挿入本数をC2点において従来より多くなるよう
に制御棒5の引抜操作を行ない、これによつてゼ
ノン不足による反応度を補償しようとするもので
ある。またその時C2点での最外周制御棒5の挿
入本数は以下のようにして決定される。すなわち
第8図に示すように最外周に位置する最外周制御
棒5を夫々符号a,b,c,dで示す。ここにa
で示す最外周制御棒5は4本であり、bで示す最
外周制御棒5は8本、Cで示す最外周制御棒5は
8本、dで示す最外周制御棒5は4本である。そ
してこれらa,b,c,dで示された最外周制御
棒5を相対ゼノン濃度に対応させて適宜組合わせ
その本数を決定する。第9図は横軸にC2点で最
終的に挿入状態にある最外周制御棒5の本数をと
り縦軸に相対ゼノン濃度をとり、相対ゼノン濃度
とC2点で挿入状態にある最外周制御棒5の本数
との関係を示した図である。そして例えばC2点
でのゼノン濃度がeであると予想される場合に
は、C2点で最終的に第8図中aで示される最外
周制御棒5が挿入された状態になるように制御棒
5の引抜操作を行なう。またC2点でのゼノン濃
度がfであると予想される場合には第8図中bで
示す最外周制御棒5が最終的に挿入状態にあるよ
うに制御棒5の引抜操作を行なう。以下ゼノン濃
度がg,h,i,jの場合にも同様に最終的に挿
入状態にある最外周制御棒5の本数が決定され
る。本実施例の場合にはゼノン濃度がiの場合を
想定して示してある。よつて前記第7図において
a,b,cの位置に対応した最外周制御棒5が挿
入されている。なおこの時前記PCIOMR基準を
樛守できるような制御棒操作であることは勿論で
ある。次にC2点以降はゼノンが徐々に蓄積され
ていくため、PCIOMR基準上余裕が発生し、よ
つて挿入状態にある最外周制御棒5を徐々に引抜
いて前記第5図に示した目標制御棒パターンとし
出力の上昇を図る。その際の制御棒5の引抜量は
次のような量である。すなわち制御棒5を軸方向
に24分割し、その内の1分割に相当する軸方向
距離を最少制御棒駆動単位とすると、1時間に3
最少制御棒駆動単位ずつ引抜いていく。かかる操
作も上記PCIOMR基準を確実に遵守しながら出
力の上昇を図る為である。そしてこのような制御
棒操作により第6図中E2点まで出力を上昇させ
る。E2点以降は炉心流量の調整によりF2点を
介してG2点まで出力を上昇させ、定格出力状態
を得る。
以上本実施例による運転方法によると従来のよ
うに一旦上昇させた出力を降下させてあらためて
制御棒操作により出力を上昇させるという操作が
不要となるので操作が簡略化されるとともに定格
出力状態を得るまでに要する時間を短縮させるこ
とができる。これを第3図と第6図との比較で説
明すると従来2日と数時間で略65%程度の出力を
得ていたのに対して、本実施例の場合には2日と
数時間で略80%程度の出力を得ることができ、ま
たその後略3日で定格の出力状態を得ることがで
きる。これは従来略4日を要していたのに対して
略1日の短縮を図ることが可能となる。そしてこ
のように定格出力状態を得るに要する時間の短縮
はプラントの稼動率の向上を図る上で極めて効果
的なことである。また第6図中C2点では炉心2
の中心部近傍の制御棒パターンは目標制御棒パタ
ーンと一致しており、よつてC2点からE2点へ
の出力上昇の際にはそれらの制御棒5を操作する
必要はない。中心部の制御棒5の操作は炉心出力
にあたえる影響が大きく、したがつてこれら中心
部の制御棒5を操作しないということは
PCIOMR基準を遵守する上で極めて効果的なこ
とである。なお前記実施例はゼノンが全く無い状
態を想定して説明したがこれに限つたことではな
く、ゼノンがある程度存在する場合等その状況に
応じて最外周制御棒5の本数を決定して運転すれ
ばよい。
うに一旦上昇させた出力を降下させてあらためて
制御棒操作により出力を上昇させるという操作が
不要となるので操作が簡略化されるとともに定格
出力状態を得るまでに要する時間を短縮させるこ
とができる。これを第3図と第6図との比較で説
明すると従来2日と数時間で略65%程度の出力を
得ていたのに対して、本実施例の場合には2日と
数時間で略80%程度の出力を得ることができ、ま
たその後略3日で定格の出力状態を得ることがで
きる。これは従来略4日を要していたのに対して
略1日の短縮を図ることが可能となる。そしてこ
のように定格出力状態を得るに要する時間の短縮
はプラントの稼動率の向上を図る上で極めて効果
的なことである。また第6図中C2点では炉心2
の中心部近傍の制御棒パターンは目標制御棒パタ
ーンと一致しており、よつてC2点からE2点へ
の出力上昇の際にはそれらの制御棒5を操作する
必要はない。中心部の制御棒5の操作は炉心出力
にあたえる影響が大きく、したがつてこれら中心
部の制御棒5を操作しないということは
PCIOMR基準を遵守する上で極めて効果的なこ
とである。なお前記実施例はゼノンが全く無い状
態を想定して説明したがこれに限つたことではな
く、ゼノンがある程度存在する場合等その状況に
応じて最外周制御棒5の本数を決定して運転すれ
ばよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、炉心から
所定の制御棒を引抜いて原子炉の起動運転を行う
際に、前記炉心の最外周に位置する最外周制御棒
の引抜き本数を相対ゼノン濃度に応じて決定し、
前記相対ゼノン濃度が低い時には前記最外周制御
棒の引抜き本数を少なくして起動運転を行い、そ
の後前記炉心に挿入されている最外周制御棒を
徐々に引抜くことにより、従来のように炉心出力
がPCエンベロープを越えないように炉心流量を
調整しながら起動運転を行う必要がないので、起
動から定格出力運転に至るまでの時間を短縮する
ことができ、目標とする出力レベルに短時間で到
達させることのできる沸騰水型原子炉の運転方法
を提供できる。
所定の制御棒を引抜いて原子炉の起動運転を行う
際に、前記炉心の最外周に位置する最外周制御棒
の引抜き本数を相対ゼノン濃度に応じて決定し、
前記相対ゼノン濃度が低い時には前記最外周制御
棒の引抜き本数を少なくして起動運転を行い、そ
の後前記炉心に挿入されている最外周制御棒を
徐々に引抜くことにより、従来のように炉心出力
がPCエンベロープを越えないように炉心流量を
調整しながら起動運転を行う必要がないので、起
動から定格出力運転に至るまでの時間を短縮する
ことができ、目標とする出力レベルに短時間で到
達させることのできる沸騰水型原子炉の運転方法
を提供できる。
第1図乃至第5図は従来例を示す図で第1図は
沸騰水型原子炉の概略構成を示す縦断面図、第2
図は炉心の一部平面図、第3図は炉心出力の時間
変化を示す線図、第4図および第5図は制御棒パ
ターンを示す炉心の模式的な平面図、第6図乃至
第9図は本発明の一実施例を示す図で、第6図は
炉心出力の時間変化を示す線図、第7図および第
8図は制御棒パターンを示す炉心の模式的な平面
図、第9図は相対ゼノン濃度と挿入される最外周
制御棒の本数との関係を示す線図である。 2……炉心、4……燃料集合体、5……制御
棒、21……単位格子。
沸騰水型原子炉の概略構成を示す縦断面図、第2
図は炉心の一部平面図、第3図は炉心出力の時間
変化を示す線図、第4図および第5図は制御棒パ
ターンを示す炉心の模式的な平面図、第6図乃至
第9図は本発明の一実施例を示す図で、第6図は
炉心出力の時間変化を示す線図、第7図および第
8図は制御棒パターンを示す炉心の模式的な平面
図、第9図は相対ゼノン濃度と挿入される最外周
制御棒の本数との関係を示す線図である。 2……炉心、4……燃料集合体、5……制御
棒、21……単位格子。
Claims (1)
- 1 炉心から所定の制御棒を引抜いて原子炉の起
動運転を行う際に、前記炉心の最外周に位置する
最外周制御棒の引抜き本数を相対ゼノン濃度に応
じて決定し、前記相対ゼノン濃度が低い時には前
記最外周制御棒の引抜き本数を少なくして起動運
転を行い、その後前記炉心に挿入されている最外
周制御棒を徐々に引抜き目標制御棒パターンとす
ることを特徴とする沸騰水型原子炉の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59079651A JPS60224093A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 沸騰水型原子炉の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59079651A JPS60224093A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 沸騰水型原子炉の運転方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60224093A JPS60224093A (ja) | 1985-11-08 |
| JPH053556B2 true JPH053556B2 (ja) | 1993-01-18 |
Family
ID=13696026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59079651A Granted JPS60224093A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 沸騰水型原子炉の運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60224093A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52112097A (en) * | 1976-03-15 | 1977-09-20 | Hitachi Ltd | Operating method of reactor |
| JPS56124087A (en) * | 1980-03-05 | 1981-09-29 | Hitachi Ltd | Operating method of bwr type reactor |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP59079651A patent/JPS60224093A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60224093A (ja) | 1985-11-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |