JPH0625009U - キャブの換気装置 - Google Patents
キャブの換気装置Info
- Publication number
- JPH0625009U JPH0625009U JP6764492U JP6764492U JPH0625009U JP H0625009 U JPH0625009 U JP H0625009U JP 6764492 U JP6764492 U JP 6764492U JP 6764492 U JP6764492 U JP 6764492U JP H0625009 U JPH0625009 U JP H0625009U
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- back panel
- cavity
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- panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】僅かな部品及び機械加工の追加で、ドアをスム
ーズに閉止することができ、寒冷地において乗員が冷や
されることがない。 【構成】バックパネル11の車室内側に間隔をあけて補
強パネル13を接合することにより空洞部14が形成さ
れる。空洞部14を形成する補強パネル13に通気孔1
3bが設けられ、通気孔13bより下方の空洞部14を
形成するバックパネル11に排気孔11bが設けられ
る。車室内のエアを通気孔13b、空洞部14及び排気
孔11bを通って排出可能にかつ車室外のエアを排気孔
11b、空洞部14及び通気孔13bを通って流入不能
にワンウエイフラップ21が設けられる。
ーズに閉止することができ、寒冷地において乗員が冷や
されることがない。 【構成】バックパネル11の車室内側に間隔をあけて補
強パネル13を接合することにより空洞部14が形成さ
れる。空洞部14を形成する補強パネル13に通気孔1
3bが設けられ、通気孔13bより下方の空洞部14を
形成するバックパネル11に排気孔11bが設けられ
る。車室内のエアを通気孔13b、空洞部14及び排気
孔11bを通って排出可能にかつ車室外のエアを排気孔
11b、空洞部14及び通気孔13bを通って流入不能
にワンウエイフラップ21が設けられる。
Description
【0001】
本考案はトラックや特装車等の車両のキャブに設けられた換気装置に関するも のである。
【0002】
この種の換気装置として、本出願人は、キャブのサイドドアのインナパネルの 下側部に車外に連通する排気孔を設け、この排気孔を介して車室内外を連通する 通気孔をドアのインナパネルの車室内側に設け、通気孔に車室内側からアウタパ ネルに向ってエキストラクタグリルを挿着し、このグリルに形成された開口部を 開閉可能にワンウエイフラップの上縁をグリルとインナパネルとの間に挟み込む ように構成した自動車用換気装置を出願した(実開昭57−79006)。 この装置では、サイドドアの閉止時に圧力上昇した車室内のエアがワンウエイ フラップを押し開き、このエアが開口部及び排気孔から車室外に抜け、ドアはス ムーズに閉まる。また、車室内のエアコン用のブロア等を作動させたとき、又は 車両の走行中におけるサイドドアの外面が負圧になったときには、車室内のエア が上記ドアの閉止時と同様にこの換気装置から抜ける。更に車室外から排気孔に 向って風が吹付けられたときには、フラップがグリルの開口部を閉塞するので、 風による外気が車室内に侵入しないようになっている。
【0003】 しかし、上記装置では、サイドドアの閉止時のように急激に圧力上昇した車室 内のエアが瞬時に通過するのに十分な流通面積を確保できないので、圧力上昇し たエアが車室内に残り、サイドドアがスムーズに閉まらないことがあった。また ワンウエイフラップのみにより外気の侵入を阻止する換気装置が乗員に近接して 設けられているため、寒冷地では乗員の足下が冷やされる問題点があった。
【0004】 これらの点を解消するために、キャブのバックウインドウガラスの下部のバッ クパネルを2枚のパネルにより筒状に形成するとともにこの2枚のうち内側のパ ネルに通気孔を設け、この筒状にした部分の端部をセンタピラーの空洞部に連通 させ、センタピラーに空洞部と外部とを連通させる排出孔を設けた貨物自動車運 転席の換気装置が開示されている(実開昭60−151716)。 この改善された装置では、乗員から離れたバックパネルに通気孔を設けたので 、寒冷地でも乗員が冷やされることはない。
【0005】
しかし、上記改善した装置では、空洞部が長くなるので、排出される車室内の エアの流通抵抗が大きくなって有効孔面積が小さくなり、ドアの閉止時のエアが この装置から瞬時に抜けず、ドアがスムーズに閉まらない恐れがあった。また上 記サイドドアに設けられた換気装置及び上記改善した装置では、比較的多くの部 品及び機械加工を追加しなければならず、コストを押上げる不具合があった。
【0006】 本考案の目的は、僅かな部品及び機械加工の追加で、ドアをスムーズに閉止す ることができ、寒冷地において乗員が冷やされることのないキャブの換気装置を 提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1を用いて説 明する。 本考案は、バックパネル11の車室内側に間隔をあけて補強パネル13を接合 することにより空洞部14が形成されたキャブの改良である。 その特徴ある構成は、空洞部14を形成する補強パネル13に設けられた通気 孔13bと、通気孔13bより下方の空洞部14を形成するバックパネル11に 設けられた排気孔11bと、車室内のエアを通気孔13b、空洞部14及び排気 孔11bを通って排出可能にかつ車室外のエアを排気孔11b、空洞部14及び 通気孔13bを通って流入不能に設けられたワンウエイフラップ21とを備えた ところにある。
【0008】
ドアの閉止動作等により車室内の圧力が車室外の圧力より上昇すると、車室内 のエアはワンウエイフラップ21を押し開いて通気孔13b、空洞部14及び排 気孔11bから瞬時に車室外に抜ける。 また、車室外から排気孔11bに向って吹付ける風等により車室外の圧力が車 室内の圧力より上昇すると、車室外のエアはワンウエイフラップ21により車室 内に侵入することを阻止される。
【0009】
次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1〜図3に示すように、キャブオーバ型トラックのキャブのバックパネル1 1の上部には大径の角孔11aが形成され、この角孔11aにはバックウインド ウガラス12が取付けられる(図3)。このガラス12の下方かつ車幅方向の略 中央のバックパネル11は車室外に向って膨出する膨出部11dが形成され、こ の膨出部11dを含むバックパネル11の略中央の車室内側をバックパネル11 から間隔をあけて覆うようにキャブロック装置22用の補強パネル13がバック パネル11に接合される。補強パネル13の周縁はバックパネル11に向って折 曲げて形成され、折曲げられた周縁のうち両側縁及び下縁にはバックパネル11 に溶着されるフランジ部13aが形成され、バックパネル11と補強パネル13 の間には空洞部14が形成される。また空洞部14内の略中央には2個の円錐台 状の膨出部13c,13cが補強パネル13をプレス加工して設けられ、これら の膨出部13c,13cの頂面はバックパネル11に当接する(図1及び図2) 。 ガラス12の直下のバックパネル11の車室内側にはセンタクロスメンバ1 7が車幅方向に延びて設けられ、バックパネル11の下端の車室内側にはロアク ロスメンバ18が車幅方向に延びて設けられる(図2)。センタクロスメンバ1 7は補強パネル13の上部を間隔をあけて覆うようにその略中央部下面に開口部 17aが形成され、このメンバ17の上縁はバックパネル11に溶着される(図 2及び図3)。またこのメンバ17の内部上面には補強パネル13の上縁が溶着 される(図1)。
【0010】 本実施例の特徴ある構成は、空洞部14を形成する補強パネル13に通気孔1 3bが設けられ、通気孔13bより下方の空洞部14を形成するバックパネル1 1に排気孔11bが設けられ、車室内のエアを通気孔13b、空洞部14及び排 気孔11bを通って排出可能にかつ車室外のエアを排気孔11b、空洞部14及 び通気孔13bを通って流入不能にワンウエイフラップ21が設けられたところ にある(図1)。 通気孔13bはこの例ではセンタクロスメンバ17により覆われる補強パネル 13の上部に形成された4個の孔であり、排気孔11bはバックパネル11の膨 出した部分の下方に形成された8個の長孔である(図2)。これらの排気孔11 bの上縁にはそれぞれ雨滴の侵入防止のための庇11cがバックパネル11から 車室外に突設される。またバックパネル11の車室内側を覆うようにセンタクロ スメンバ17からロアクロスメンバ18にかけてトリム19が取付けられ、この トリム19の車幅方向の略中央には吸気孔19aが形成される(図1)。吸気孔 19aはこの例では8個の長孔である(図3)。ワンウエイフラップ21はゴム により形成され、取付部21aとこの取付部21aの下縁に一体的に形成された フラップ本体21bとを有する。このフラップ21はそのフラップ本体21bが トリム19の補強パネル13に対向する面側から吸気孔19aを覆うようにその 取付部21aがトリム19に取付けられ、フラップ本体21bは取付部21aの 下部を中心に回動して吸気孔19aを開閉可能になっている(図1)。
【0011】 キャブロック装置22はチルトアップ可能なキャブをチルトアップしないよう に固定する装置であり、バックパネル11の背面にボルト23及びナット24に より取付けられたベース部材22aと、このベース部材22aにシャフト22b 及びレバー22cを介して回動可能に取付けられたジョー22dとを有する。下 端が図示しないシャシフレームに固着されたリヤマウントメンバ26はバックパ ネル11の背面に沿って立上がり、その上端がキャブロック装置22に対向する 。リヤマウントメンバ26の上面にはサポート27を介してピン28が固着され 、ジョー22dがこのピン28に係止することによりキャブが固定されるように なっている。29はキャブロック装置22を覆うカバーである(図1)。
【0012】 このように構成されたキャブの換気装置の動作を説明する。 サイドドア(図示せず)を閉止するときには、車室内のエアの圧力は急激に上 昇するが、このエアはワンウエイフラップ21を押し開き、有効孔面積が十分に 大きく確保された吸気孔19a、開口部17a、通気孔13b、空洞部14及び 排気孔11bを通って瞬時に車室外に抜けるので、サイドドアはスムーズに閉ま る。この例では通気孔13b及び排気孔11bは車幅方向の略中央に設けられる ため、左右いずれのサイドドアもスムーズに閉まる。 また、図示しないエアコン用のブロア等の作動による車室内の圧力上昇、或い はトラックの走行による排気孔11bに面する車室外の圧力降下が発生して、車 室内の圧力が車室外の圧力より大きくなると、この車室内のエアは上記ドアを閉 止するときと同様に車室外にスムーズに抜ける。 更に、車室外から風が排気孔11bに向って吹付けると、この風により外気が 排気孔11b、空洞部14、通気孔13b、開口部17a及び吸気孔19aを通 って車室内に侵入しようとするが、フラップ21が吸気孔19aを覆ってその侵 入を阻止する。この結果、夏季における熱気や冬季における冷気が車室内に侵入 することはない。
【0013】 なお、上記実施例ではワンウエイフラップをトリムに取付けたが、これは一例 であって車室内のエアをセンタクロスメンバの開口部、補強パネルの通気孔、空 洞部及びバックパネルの排気孔を通って排出可能にかつ車室外のエアを排気孔、 空洞部、通気孔及び開口部を通って流入不能にできれば、開口部、通気孔、空洞 部又は排気孔に取付けてもよい。またフラップをトリム以外に取付ければ吸気孔 を有するトリムはなくてもよい。 また、上記実施例では補強パネルとしてキャブロック装置取付用のものを挙げ たが、バックパネルとの間に空洞部を形成することができればキャブロック装置 取付用の補強パネルに限定されるものではない。 更に、上記実施例ではキャブオーバ型トラックを挙げたが、これに限らずキャ ブを有する車両であればボンネット型トラックや特装車又はその他の車両でもよ い。
【0014】
以上述べたように、本考案によれば、バックパネルの車室内側に間隔をあけて 補強パネルを接合することにより空洞部を形成し、空洞部を形成する補強パネル に通気孔を設け、通気孔より下方の空洞部を形成するバックパネルに排気孔を設 け、車室内のエアを通気孔、空洞部及び排気孔を通って排出可能にかつ車室外の エアを排気孔、空洞部及び通気孔を通って流入不能にワンウエイフラップを設け たので、ドアの閉止時の圧力上昇した車室内のエアが通気孔、空洞部及び排気孔 を通って瞬時に車室外に抜け、ドアはスムーズに閉止する。また乗員から離れた バックパネルに換気装置が設けられるので、従来のサイドドアに設けられた換気 装置のように寒冷地において乗員の足元が冷やされることはない。更にサイドド アに設けられた換気装置やバックパネルを筒状に形成した換気装置に比較して僅 かな部品及び機械加工の追加で済むので、コストを殆ど増大させない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例キャブの換気装置を示す図3の
A−A線断面図。
A−A線断面図。
【図2】トリムを取外しかつ部分的に破断した状態を示
すバックパネル及び補強パネルの要部斜視図。
すバックパネル及び補強パネルの要部斜視図。
【図3】バックパネルを覆うトリム及びバックウインド
ウガラスを車室内側から見た要部斜視図。
ウガラスを車室内側から見た要部斜視図。
11 バックパネル 11b 排気孔 13 補強パネル 13b 通気孔 14 空洞部 21 ワンウエイフラップ
Claims (1)
- 【請求項1】 バックパネル(11)の車室内側に間隔をあ
けて補強パネル(13)を接合することにより空洞部(14)が
形成されたキャブにおいて、 前記空洞部(14)を形成する前記補強パネル(13)に設けら
れた通気孔(13b)と、 前記通気孔(13b)より下方の前記空洞部(14)を形成する
前記バックパネル(11)に設けられた排気孔(11b)と、 前記車室内のエアを前記通気孔(13b)、空洞部(14)及び
排気孔(11b)を通って排出可能にかつ前記車室外のエア
を前記排気孔(11b)、空洞部(14)及び通気孔(13b)を通っ
て流入不能に設けられたワンウエイフラップ(21)とを備
えたことを特徴とするキャブの換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992067644U JP2571549Y2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | キャブの換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992067644U JP2571549Y2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | キャブの換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0625009U true JPH0625009U (ja) | 1994-04-05 |
| JP2571549Y2 JP2571549Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=13350933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992067644U Expired - Lifetime JP2571549Y2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | キャブの換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2571549Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013175842A1 (ja) * | 2012-05-25 | 2013-11-28 | トヨタ車体株式会社 | 車室の内外の通気構造 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS605915U (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-17 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車車体の換気装置 |
| JPS6052111U (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-12 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 車輛用ドラフタ |
| JPS6381709U (ja) * | 1986-11-18 | 1988-05-30 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP1992067644U patent/JP2571549Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS605915U (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-17 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車車体の換気装置 |
| JPS6052111U (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-12 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 車輛用ドラフタ |
| JPS6381709U (ja) * | 1986-11-18 | 1988-05-30 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013175842A1 (ja) * | 2012-05-25 | 2013-11-28 | トヨタ車体株式会社 | 車室の内外の通気構造 |
| JP2013244849A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両の通気構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2571549Y2 (ja) | 1998-05-18 |
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