JPH06250751A - 基準電圧回路 - Google Patents

基準電圧回路

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JPH06250751A
JPH06250751A JP5033674A JP3367493A JPH06250751A JP H06250751 A JPH06250751 A JP H06250751A JP 5033674 A JP5033674 A JP 5033674A JP 3367493 A JP3367493 A JP 3367493A JP H06250751 A JPH06250751 A JP H06250751A
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JP
Japan
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circuit
transistor
reference voltage
operational amplifier
constant current
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Application number
JP5033674A
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English (en)
Inventor
Kazuhito Fujii
和仁 藤井
Nobutaka Kitagawa
信孝 北川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、基準電圧の値が素子のバラツキに影
響されず、かつ温度や電源電圧にも依存しない基準電圧
回路を提供することを目的とする。 【構成】電源電位VDDに一端が接続された第1及び第2
の定電流源13、14と、ベース及びコレクタが接地電位に
接続され、エミッタが上記第1の定電流源13の他端に接
続されたPNP型のトランジスタ11と、ベース及びコレ
クタが接地電位に接続され、エミッタが上記第2の定電
流源14の他端に接続されたPNP型のトランジスタ12
と、正及び負の入力端子及び出力端子を有し、正の入力
端子が上記トランジスタ11のエミッタに接続された演算
増幅器17と、上記演算増幅器17の負の入力端子と上記ト
ランジスタ12のエミッタとの間に接続された第1の負荷
15と、上記演算増幅器の負の入力端子と出力端子との間
に接続された第2の負荷16とを具備したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積回路装置に
内蔵可能な基準電圧回路に係り、特に出力電圧値が素子
特性のバラツキや温度変化、電源電圧値等に影響されな
い基準電圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置に内蔵可能な基準電
圧回路として、従来では図18や図19に示すようなも
のが知られている。
【0003】図18の基準電圧回路は2個のバイポーラ
トランジスタ 111、 112、4個の抵抗 113〜 116及び演
算増幅器 117によって構成されている。この基準電圧回
路では、上記トランジスタ 111、 112に流れる電流I1
,I2 の値を異ならせ、それぞれの電流によって抵抗
113、 114に電圧降下を起こさせ、両降下電圧を演算増
幅器 117の負及び正の入力端子に供給すると共に、演算
増幅器 117の出力を両トランジスタ 111、 112のベース
に供給して負帰還をかけている。
【0004】この基準電圧回路は、バイポーラトランジ
スタと抵抗の特性とにより所望の動作点で動作し、その
結果、基準電圧Vref が演算増幅器 117の出力として得
られる。
【0005】一方、図19の基準電圧回路は4個のNチ
ャネルMOSトランジスタ 121〜 124、電流源125 及び
演算増幅器126 によって構成されている。上記MOSト
ランジスタ 121、 122は互いに閾値電圧が異なるように
設定されており、両トランジスタ 121、 122に流れる電
流値が等しくなるように、演算増幅器 125によって一方
のトランジスタ 121に負帰還をかけ、これにより両トラ
ンジスタ 121、 122の閾値電圧の差を基準電圧Vref と
して得るようにしている。
【0006】しかしながら、図18の従来回路では、バ
イポーラトランジスタ 111、 112の特性のバラツキ、特
に電流増幅率hfe、ベース・エミッタ間電圧VBE−ベー
ス電流IB 特性のバラツキや、抵抗 113〜 116の値のバ
ラツキ等により、得られる基準電圧Vref の値は大きく
影響を受け、変動してしまう。つまり、素子感度が大き
いという欠点がある。
【0007】一方、図19の従来回路では、個々のトラ
ンジスタの閾値電圧のバラツキ、特に 121と 122の閾値
電圧の差のバラツキが直接、基準電圧Vref に影響を与
えるため、この場合にも素子感度が大きいという欠点が
ある。また上記両従来回路は共に、量産時の基準電圧の
バラツキが大きく、量産に向かないとい欠点もある。さ
らに、上記両従来回路では、所望の動作点以外にも動作
点が存在し、安定回路やスタートアップ回路を必要とす
る欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来回路で
は素子感度が大きい、量産に向かない、安定回路やスタ
ートアップ回路を必要とする等の欠点がある。
【0009】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、基準電圧の値が素子の
バラツキに影響されず、かつ温度や電源電圧にも依存し
ない基準電圧回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の基準電圧回路
は、第1の電位にそれぞれの一端が接続された第1及び
第2の定電流源と、ベース及びコレクタが第2の電位に
接続され、エミッタが上記第1の定電流源の他端に接続
された第1のバイポーラトランジスタと、ベース及びコ
レクタが第2の電位に接続され、エミッタが上記第2の
定電流源の他端に接続され、上記第1のバイポーラトラ
ンジスタと同一極性の第2のバイポーラトランジスタ
と、正及び負の入力端子及び出力端子を有し、正の入力
端子が上記第1のバイポーラトランジスタのエミッタに
接続された演算増幅器と、上記演算増幅器の負の入力端
子と上記第2のバイポーラトランジスタのエミッタとの
間に接続された第1の負荷と、上記演算増幅器の負の入
力端子と出力端子との間に接続された第2の負荷とを具
備したことを特徴とする。
【0011】
【作用】ベース及びコレクタが接続された第1及び第2
のバイポーラトランジスタはダイオードとして作用し、
第1及び第2の定電流源から定電流が供給されることに
より、それぞれに順方向電圧降下が生じる。この降下電
圧に対して電流値は対数に圧縮され、その特性の傾きは
物理特性で決まる安定した特性を示し、バイポーラトラ
ンジスタの電流増幅率には影響されない。従って、特性
は素子間のバラツキの影響を受けない。しかし、この特
性は温度によって変化する。そこで、両降下電圧を第
1、第2の負荷及び演算増幅器からなる回路によって増
幅することにより、温度変化の影響を受けない基準電圧
を得ることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。
【0013】図1はこの発明に係る基準電圧回路の第1
の実施例による構成を示す回路図である。図において、
11及び12はそれぞれPNP型のバイポーラトランジス
タ、13及び14は電流値がI1 、I2 の定電流源、15は第
1の負荷、16は第2の負荷、17は演算増幅器である。
【0014】上記両トランジスタ11、12のコレクタ及び
ベースは共に0Vの接地電位に接続され、両トランジス
タ11、12はダイオード接続されている。上記定電流源13
は、正極性の電源電位VDDと上記トランジスタ11のエミ
ッタとの間に接続されている。上記定電流源14は、電圧
VDDと上記トランジスタ12のエミッタとの間に接続され
ている。上記第1の負荷15は、上記トランジスタ12のエ
ミッタと上記演算増幅器17の負側の入力端子との間に接
続されている。上記第2の負荷16は、上記演算増幅器17
の正側の入力端子と出力端子との間に接続されている。
図2は上記図1の実施例回路の第1、第2の負荷15、16
を具体化した図であり、第1、第2の負荷15、16として
抵抗18、19が使用されている。
【0015】図2のような構成において、ダイオード接
続されたトランジスタ11、12のベース・エミッタ間に
は、定電流源の電流値I1 、I2 に応じた電圧降下VBE
が生じる。いま、定電流源の電流値にI1 >I2 という
関係があるとすると、トランジスタ11のベース・エミッ
タ間電圧降下をVBE1 、トランジスタ12のベース・エミ
ッタ間電圧降下をVBE2 とすると、トランジスタ11、12
のエミッタ電位V1 (=VBE1 )、V2 (=VBE2 )は
図3の特性図に示すように、V1 >V2 の関係が成立す
る。そして、トランジスタ11のエミッタ電位V1 は演算
増幅器17の正側の入力端子に直接に入力され、トランジ
スタ12のエミッタ電位V2 は抵抗18を介して演算増幅器
17の負側の入力端子に入力される。ここで、演算増幅器
17の出力端子VOUT から出力される電圧Vref は、抵抗
18、19の抵抗値をR1 、R2 とすると、次式で与えられ
る。
【0016】
【数1】 いま、VBE1 、VBE2 の温度に対する変化率(偏微分
値)を
【0017】
【数2】 とすると、Vref の温度に対する変化率(偏微分値)は
次の式で与えられる。
【0018】
【数3】 ここで、2式の右辺の値が0、つまり、
【0019】
【数4】 となるように(R2 /R1 )の値を決定すれば、Vref
の値は温度、電源電圧VDDの値に依存せず、一定にな
る。
【0020】このように上記実施例回路によれば、バイ
ポーラトランジスタのベースとコレクタを接続してダイ
オードとして使用することにより、トランジスタ11、12
のエミッタ電位VBE1 、VBE2 は素子間でバラツキが大
きいhfeの影響を受けない。また、バイポーラトランジ
スタ11、12を流れる電流が多少変化しても、電流値は対
数に圧縮されるため、上記両エミッタ電位V1 、V2 は
非常にパラツキが少なく、安定する。また、第1、第2
の負荷15、16として、図2に示すように抵抗18、19を用
いた場合には、抵抗率が素子により変化しても、抵抗比
(R2 /R1 )は変化しないため、出力電圧Vref は素
子の影響を受けにくく、極めて安定した電圧となる。
【0021】従って、基準電圧Vref の素子感度が極め
て小さく、かつ量産時のバラツキを小さくすることがで
きて量産に好適であり、また従来回路のような安定回路
やスタートアップ回路は不要である。次にこの発明の第
2の実施例を説明する。
【0022】図4はこの発明に係る基準電圧回路の第2
の実施例による構成を示す回路図である。上記第1の実
施例回路ではPNP型のバイポーラトランジスタ11、12
を用いる場合を説明したが、この実施例回路ではPNP
型ではなくNPN型のバイポーラトランジスタ21、22を
用いるようにしたものである。なお、図1の実施例回路
と対応する箇所には同じ符号を付してその説明は省略す
る。
【0023】上記両トランジスタ21、22のコレクタ及び
ベースは共に正極性の電源電位VDDに接続され、この場
合も両トランジスタ21、22はダイオード接続されてい
る。また、定電流源13は、上記トランジスタ21のエミッ
タと0Vの接地電位との間に接続されている。定電流源
14は、上記トランジスタ22のエミッタと接地電位との間
に接続されている。
【0024】図5は上記図4の実施例回路の第1、第2
の負荷15、16を具体化した図であり、第1、第2の負荷
15、16として、前記図2の場合と同様に抵抗18、19が使
用されている。この実施例回路の場合、トランジスタ2
1、22のエミッタ電位V1 、V2 はそれぞれ、VDD−VB
E1 、VDD−VBE2 となる。ここで、抵抗18、19の抵抗
値を前記の場合と同様にR1 、R2 とすると、演算増幅
器17の出力端子VOUT から出力される電圧Vref は次式
で与えられる。
【0025】
【数5】 また、Vref の温度に対する変化率(偏微分値)は次の
式で与えられる。
【0026】
【数6】
【0027】ここで、上記5式の右辺の値が0、つまり
上記3式が成立するように(R2 /R1 )の値を決定す
れば、VDDを基準にしたVref の値は温度、電源電圧V
DDの値に依存せず、一定になる。
【0028】なお、上記各実施例において、バイポーラ
トランジスタ11、12または21、22はそれぞれ1個ずつ設
ける場合について説明したが、これは複数個を並列接続
するようにしてもよい。
【0029】図6はこの発明に係る基準電圧回路の第3
の実施例による構成を示す回路図である。この実施例回
路は、上記図1、図2に示す第1の実施例回路における
PNP型のバイポーラトランジスタ11、12の替えてダイ
オード23、24を用いるようにしたものであり、この実施
例回路で得られる効果は第1の実施例回路の場合と同様
である。
【0030】図7はこの発明に係る基準電圧回路の第4
の実施例による構成を示す回路図である。この実施例回
路は、上記図4、図5に示す第2の実施例回路における
NPN型のバイポーラトランジスタ21、22の替えてダイ
オード23、24を用いるようにしたものであり、この実施
例回路で得られる効果は第2の実施例回路の場合と同様
である。なお、この第4の実施例及び前記第3の実施例
においても、それぞれ複数個のダイオードを直列接続し
て使用するようにしてもよい。
【0031】図8はこの発明に係る基準電圧回路の第5
の実施例による構成を示す回路図である。この実施例回
路は、前記図1に示す第1の実施例回路の定電流源13、
14と第1、第2の負荷15、16を具体化したものである。
ここで、第1、第2の負荷15、16は、前記図2の回路の
場合と同様に抵抗18、19によって構成されている。
【0032】一方、2個の定電流源13、14は4個のPチ
ャネルMOSトランジスタ31〜34と2個のNチャネルM
OSトランジスタ35、36及び抵抗37によって構成されて
いる。上記2個のPチャネルMOSトランジスタ31、32
のソースは共にVDDに接続され、また両トランジスタ3
1、32のゲートは共通に接続され、さらに一方のトラン
ジスタ32のゲート・ドレイン間は共通に接続されてい
る。すなわち、上記両トランジスタ31、32はカレントミ
ラー回路を構成している。また、上記残り2個のPチャ
ネルMOSトランジスタ33、34のソースも共にVDDに接
続され、両トランジスタ33、34のゲートは上記トランジ
スタ32のゲート・ドレイン共通接続点に接続されてい
る。そして、上記トランジスタ33のドレインは前記バイ
ポーラトランジスタ11のエミッタに、上記トランジスタ
34のドレインは前記バイポーラトランジスタ12のエミッ
タにそれぞれ接続されている。
【0033】上記トランジスタのドレインには上記抵抗
37の一端及び上記NチャネルMOSトランジスタ35のゲ
ートに接続されている。また、上記抵抗37の他端は上記
トランジスタ35のドレインに接続され、このトランジス
タ35のソースは接地電位に接続されている。さらに、上
記トランジスタ32のゲート・ドレイン共通接続点には上
記NチャネルMOSトランジスタ36のドレインが接続さ
れている。このトランジスタ36のゲートは上記トランジ
スタ35のドレインに接続され、ソースは接地電位に接続
されている。
【0034】上記のように構成された定電流源はMOS
トランジスタからなるカレントミラー回路と抵抗を用い
た良く知られたものであり、抵抗37の値と2個のPチャ
ネルMOSトランジスタ33、34の素子サイズに応じて前
記電流値I1 、I2 の値が決定されるものである。
【0035】この実施例回路において、トランジスタ11
に流れる電流I1 を10μA、トランジスタ12に流れる
電流I2 を1μAとした時、常温(Ta=27℃)の時
のVBE1 、VBE2 の値はそれぞれ676mV、613m
V、高温(Ta=60℃)の時のVBE1 、VBE2 の値は
それぞれ633mV、563mVとなり、VBE1 、VBE
2 の偏微分値はそれぞれ−1.3mV/deg 、−1.5
mV/deg となる。この時、抵抗18、19の値R1 、R2
をそれぞれ100KΩ、650KΩとすると、Vref の
値は常温時に1085.5mV、高温時に1088mV
が得られた。
【0036】このとき、図示のような構成の定電流源に
よって、温度及び電源電圧の影響の少ない安定した電流
I1 、I2 が得られる。また、電流I1 、I2 の多少の
変化は前記のように対数圧縮されるので、トランジスタ
11、12のVBEに対する影響はほとんどない。
【0037】図9はこの発明に係る基準電圧回路の第6
の実施例による構成を示す回路図である。この実施例回
路は、前記図4に示す第2の実施例回路の定電流源13、
14と第1、第2の負荷15、16を具体化したものである。
この実施例回路において、第1、第2の負荷15、16は、
前記図5の回路の場合と同様に抵抗18、19によって構成
されている。
【0038】また、2個の定電流源13、14は、基本的に
は上記図8の第5の実施例回路の場合と同様に構成され
ているが、基準電圧Vref としてVDDを基準に得るよう
にしているため、図8の場合とはMOSトランジスタの
チャネル型が逆となりかつ電源電位VDDと接地電位の接
続関係が逆となっている。従って、この実施例回路にお
いて、定電流源に関し上記図8と対応する箇所には図8
中の符号にダッシュ「′」を付してその説明は省略す
る。
【0039】図10はこの発明に係る基準電圧回路の第
7の実施例による構成を示す回路図である。この実施例
回路は、前記図1に示す第1の実施例回路の定電流源1
3、14と第1、第2の負荷15、16を具体化したものであ
り、第1、第2の負荷15、16は、抵抗18、19によって構
成されている。
【0040】この実施例回路において、前記2個の定電
流源13、14は3個のPチャネルMOSトランジスタ41〜
43、2個のNチャネルMOSトランジスタ44、45、1個
のPNP型のバイポーラトランジスタ46及び2個の抵抗
47、48によって構成されている。上記3個のPチャネル
MOSトランジスタ41〜43のソースは共にVDDに接続さ
れ、また各トランジスタ41〜43のゲートは共通に接続さ
れ、さらにトランジスタ41のゲート、ドレインが接続さ
れている。そして、トランジスタ42のドレインは前記バ
イポーラトランジスタ11のエミッタに、トランジスタ43
のドレインは前記バイポーラトランジスタ12のエミッタ
にそれぞれ接続されている。上記抵抗47の一端はVDDに
接続され、その他端にはバイポーラトランジスタ46のエ
ミッタ及び抵抗48の一端がそれぞれ接続されている。上
記トランジスタ46のエミッタは接地電位に接続され、ベ
ースは上記抵抗48の他端に接続されている。上記2個の
NチャネルMOSトランジスタ44、45の各ドレインは上
記トランジスタ46のベース、上記MOSトランジスタ41
のゲート・ドレイン接続点にそれぞれ接続されている。
また、上記MOSトランジスタ44、45のソースは共に接
地電位に接続され、一方のMOSトランジスタ44のゲー
ト、ソースが接続されている。
【0041】上記のように構成された定電流源も良く知
られたものであり、抵抗47、48の値と2個のPチャネル
MOSトランジスタ42、43の素子サイズに応じて前記電
流値I1 、I2 の値が決定される。
【0042】図11はこの発明に係る基準電圧回路の第
8の実施例による構成を示す回路図である。この実施例
回路は、前記図4に示す第2の実施例回路の定電流源1
3、14と第1、第2の負荷15、16を具体化したものであ
り、第1、第2の負荷15、16は、前記図5の回路の場合
と同様に抵抗18、19によって構成されている。
【0043】この実施例回路において、2個の定電流源
13、14は、基本的には上記図10の第7の実施例回路の
場合と同様に構成されているが、基準電圧Vref として
VDDを基準に得るようにしているため、図10の場合と
はMOSトランジスタのチャネル型及びバイポーラトラ
ンジスタの極性が逆となり、かつ電源電圧VDDと接地電
位の接続関係が逆となっている。従って、この実施例回
路において、定電流源に関し上記図10と対応する箇所
には図10中の符号にダッシュ「′」を付してその説明
は省略する。
【0044】図12はこの発明に係る基準電圧回路の第
9の実施例による構成を示す回路図である。この実施例
回路は、前記図1に示す第1の実施例回路の定電流源1
3、14と第1、第2の負荷15、16を具体化したものであ
り、第1、第2の負荷15、16は、抵抗18、19によって構
成されている。
【0045】この実施例回路において、前記2個の定電
流源13、14は3個のPチャネルMOSトランジスタ51〜
53と1個の抵抗54で構成されている。上記3個のPチャ
ネルMOSトランジスタ51〜53のソースは共にVDDに接
続され、また各トランジスタ51〜53のゲートは共通に接
続され、さらにトランジスタ51のゲート、ドレインが接
続されている。そして、トランジスタ51のドレインと接
地電位との間には抵抗54が接続され、トランジスタ52、
53の各ゲートは前記バイポーラトランジスタ11、12の各
エミッタにそれぞれ接続されている。
【0046】上記のように構成された定電流源は、トラ
ンジスタ51と52及びトランジスタ51と53それぞれからな
る2個のカレントミラー回路も用いた良く知られたもの
であり、抵抗54の値と2個のPチャネルMOSトランジ
スタ52、53の素子サイズに応じて前記電流値I1 、I2
の値が決定される。
【0047】図13はこの発明に係る基準電圧回路の第
10の実施例による構成を示す回路図である。この実施
例回路は、前記図4に示す第2の実施例回路の定電流源
13、14と第1、第2の負荷15、16を具体化したものであ
り、第1、第2の負荷15、16は、前記図5の回路の場合
と同様に抵抗18、19によって構成されている。
【0048】この実施例回路において、2個の定電流源
13、14は、基本的には上記図12の第9の実施例回路の
場合と同様に構成されているが、基準電圧Vref として
VDDを基準に得るようにしているため、図12の場合と
はMOSトランジスタのチャネル型が逆となり、かつ電
源電位VDDと接地電位の接続関係が逆となっている。従
って、この実施例回路において、定電流源に関し上記図
12と対応する箇所には図10中の符号にダッシ
ュ「′」を付してその説明は省略する。
【0049】図14はこの発明に係る基準電圧回路の第
11の実施例による構成を示す回路図である。この実施
例回路は、前記図8に示す第5の実施例回路に対し、新
たに演算増幅器38を追加し、バイポーラトランジスタ12
のエミッタ電位をこの演算増幅器38に入力して安定化さ
せ、前記演算増幅器17に供給するようにしたものであ
る。
【0050】ところで、上記各実施例回路ではPNP型
もしくはNPN型のバイポーラトランジスタ11、12、2
1、22を用いるようにしている。そして、各実施例回路
をCMOSプロセスを用いたCMOS型集積回路として
構成する場合に、これらバイポーラトランジスタはCM
OSプロセス上の寄生バイポーラトランジスタを利用す
ることができる。このとき、PNP型のバイポーラトラ
ンジスタ11、12のコレクタは接地電位に、NPN型のバ
イポーラトランジスタ21、22のコレクタは電源電位にそ
れぞれ接続する必要がある。
【0051】図15は上記第1、第2、第5、第6、第
7、第8、第9、第10及び第11の各実施例で使用さ
れるバイポーラトランジスタ11、12もしくは21、22を寄
生バイポーラトランジスタで構成する場合の素子構造の
断面図であり、図15の(a)はPNP型を、(b)は
NPN型をそれぞれ示している。
【0052】図15の(a)において、P型領域61内に
はNウエル領域62とP+ 領域63が形成される。上記Nウ
エル領域62内にはP+ 型領域64とN+ 領域65が形成され
る。そして、上記P+ 型領域64、N+ 領域65、P+ 領域
63にPNP型バイポーラトランジスタのエミッタ電極
E、ベース電極B、コレクタ電極Cが接続される。
【0053】図15の(b)において、N型領域71内に
はPウエル領域72とN+ 領域73が形成される。上記Pウ
エル領域72内にはN+ 型領域74とP+ 領域75が形成され
る。そして、上記N+ 型領域74、P+ 領域75、N+ 領域
73にNPN型バイポーラトランジスタのエミッタ電極
E、ベース電極B、コレクタ電極Cが接続される。
【0054】図16は上記各実施例回路で使用される演
算増幅器17の具体的な構成を示している。この演算増幅
器17は、図示のように例えばPチャネルMOSトランジ
スタ81〜85、NチャネルMOSトランジスタ86〜88及び
電流値設定用の抵抗89等で構成されている。このような
MOSトランジスタ構成の演算増幅器では、一般に正及
び負の入力端子(V+)、(V−)に電流が流れること
がないので、前記V1、V2 は安定した値を保つことが
できる。
【0055】図17はこの発明に係る基準電圧回路の第
12の実施例による構成を示す回路図である。この実施
例の基準電圧回路は、前記図6の実施例回路の出力電圧
Vref を2個の抵抗91、92で分割し、この分割された電
圧を演算増幅器93と2個の抵抗94、95からなる増幅回路
で増幅することにより、最終的な基準電圧Vref ′の値
を自由に設定できるようにしたものである。
【0056】すなわち、この実施例回路において、抵抗
91、92、94、95の値をR11、R12、R13、R14とし、R
12/(R11+R12)の値をα、R14/R13の値をβとす
ると、Vref ′は次式で与えられる。 Vref ′=αVref +βαVref =Vref α(1+β) …(6)
【0057】すなわち、この実施例ではα、βの調整に
よって出力電圧Vref ′の値を自由に設定することがで
きる。ここでVref は先に説明したように安定した値な
ので、Vref ′の値も安定したものとなる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
基準電圧の値が素子のバラツキに影響されず、かつ温度
や電源電圧にも依存しない基準電圧回路を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る基準電圧回路の第1の実施例に
よる構成を示す回路図。
【図2】図1の実施例回路の第1、第2の負荷を具体化
した図。
【図3】図2の回路の特性図。
【図4】この発明に係る基準電圧回路の第2の実施例に
よる構成を示す回路図。
【図5】図4の実施例回路の第1、第2の負荷を具体化
した図。
【図6】この発明に係る基準電圧回路の第3の実施例に
よる構成を示す回路図。
【図7】この発明に係る基準電圧回路の第4の実施例に
よる構成を示す回路図。
【図8】この発明に係る基準電圧回路の第5の実施例に
よる構成を示す回路図。
【図9】この発明に係る基準電圧回路の第6の実施例に
よる構成を示す回路図。
【図10】この発明に係る基準電圧回路の第7の実施例
による構成を示す回路図。
【図11】この発明に係る基準電圧回路の第8の実施例
による構成を示す回路図。
【図12】この発明に係る基準電圧回路の第9の実施例
による構成を示す回路図。
【図13】この発明に係る基準電圧回路の第10の実施
例による構成を示す回路図。
【図14】この発明に係る基準電圧回路の第11の実施
例による構成を示す回路図。
【図15】上記各実施例で使用されるバイポーラトラン
ジスタを寄生バイポーラトランジスタで構成する場合の
素子構造の断面図。
【図16】上記各実施例回路で使用される演算増幅器の
具体的な構成を示す回路図。
【図17】この発明に係る基準電圧回路の第12の実施
例による構成を示す回路図。
【図18】従来の基準電圧回路の回路図。
【図19】従来の基準電圧回路の回路図。
【符号の説明】
11,12…PNP型のバイポーラトランジスタ、13,14…
定電流源、15…第1の負荷、16…第2の負荷、17…演算
増幅器、18,19…抵抗、21,22…NPN型のバイポーラ
トランジスタ、23,24…ダイオード、31〜34…Pチャネ
ルMOSトランジスタ、35,36…NチャネルMOSトラ
ンジスタ、37…抵抗、31′〜34′…NチャネルMOSト
ランジスタ、35′,36′…PチャネルMOSトランジス
タ、37′…抵抗、38…演算増幅器、41〜43…Pチャネル
MOSトランジスタ、44,45…NチャネルMOSトラン
ジスタ、46…PNP型のバイポーラトランジスタ、47,
48…抵抗、41′〜43′…NチャネルMOSトランジス
タ、44′,45′…PチャネルMOSトランジスタ、46′
…NPN型のバイポーラトランジスタ、47′,48′…抵
抗、51〜53…PチャネルMOSトランジスタ、54…抵
抗、51′〜53′…NチャネルMOSトランジスタ、54′
…抵抗、91,92,94,95…抵抗、93…演算増幅器。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【数4】 となるように(R2 /R1 )の値を決定すれば、Vref
の値は温度、電源電圧VDDの値に依存せず、一定にな
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電位にそれぞれの一端が接続され
    た第1及び第2の定電流源と、 ベース及びコレクタが第2の電位に接続され、エミッタ
    が上記第1の定電流源の他端に接続された第1のバイポ
    ーラトランジスタと、 ベース及びコレクタが第2の電位に接続され、エミッタ
    が上記第2の定電流源の他端に接続され、上記第1のバ
    イポーラトランジスタと同一極性の第2のバイポーラト
    ランジスタと、 正及び負の入力端子及び出力端子を有し、正の入力端子
    が上記第1のバイポーラトランジスタのエミッタに接続
    された演算増幅器と、 上記演算増幅器の負入力端子と上記第2のバイポーラト
    ランジスタのエミッタとの間に接続された第1の負荷
    と、 上記演算増幅器の負の入力端子と出力端子との間に接続
    された第2の負荷とを具備したことを特徴とする基準電
    圧回路。
  2. 【請求項2】 第1の電位にそれぞれの一端が接続され
    た第1及び第2の定電流源と、 アノード、カソードの一方が上記第1の定電流源の他端
    に接続され、アノード、カソードの他方が第2の電位に
    接続された第1のダイオードと、 アノード、カソードの一方が上記第2の定電流源の他端
    に接続され、アノード、カソードの他方が第2の電位に
    接続された第2のダイオードと、 正及び負の入力端子及び出力端子を有し、正の入力端子
    が上記第1のダイオードのアノード、カソードの一方に
    接続された演算増幅器と、 上記演算増幅器の負の入力端子と上記第2のダイオード
    のアノード、カソードの一方との間に接続された第1の
    負荷と、 上記演算増幅器の負の入力端子と出力端子との間に接続
    された第2の負荷とを具備したことを特徴とする基準電
    圧回路。
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Cited By (4)

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