JPH06251485A - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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JPH06251485A
JPH06251485A JP5037713A JP3771393A JPH06251485A JP H06251485 A JPH06251485 A JP H06251485A JP 5037713 A JP5037713 A JP 5037713A JP 3771393 A JP3771393 A JP 3771393A JP H06251485 A JPH06251485 A JP H06251485A
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Withdrawn
Application number
JP5037713A
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English (en)
Inventor
Keiichi Kato
恵一 加藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to DE19934334455 priority patent/DE4334455C2/de
Publication of JPH06251485A publication Critical patent/JPH06251485A/ja
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  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】セルブロックに保管した磁気テープ等の媒体カ
ートリッジを搬送ロボットで記録再生装置に自動搬送し
て情報の記録再生を行うライブラリ装置に関し、ハード
ウェア量やコストの増大を極力招くことなく性能向上を
図る。 【構成】複数の収納セルを備え媒体をセル単位に保管す
る媒体保管庫10と、媒体を使用して情報の記録と再生
を行う記録再生装置36と、記録再生装置36に対する
媒体の出し入れ側に設置され、複数の媒体を一時的に保
管する補助保管庫32と、媒体保管庫30と補助保管庫
32との間で媒体を搬送する第1媒体搬送機構12と、
補助保管庫32と記録再生装置36の間で媒体を搬送す
る第2媒体搬送機構34と、上位装置からの移動命令に
基づいた第1搬送機構12および第2搬送機構34の制
御により補助保管庫32を経由して媒体保管庫10と記
録再生装置間で媒体を搬送させる制御装置68とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルブロックに保管し
た磁気テープ等の媒体カートリッジを搬送ロボットで記
録再生装置に自動搬送して情報の記録再生を行うライブ
ラリ装置に関し、特に、搬送ロボットによる処理効率を
高める媒体スタック機能を記録再生装置側にもたせたラ
イブラリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりライブラリ装置は、磁気テープ
などの媒体カートリッジを格納する格納セルを多数備え
たセルブロックと呼ばれる媒体保管庫と、媒体カートリ
ッジをローディングして情報の記録再生を行う記録再生
装置と、オペレータあるいは上位のホストコンピュータ
からの移動命令で媒体カートリッジを媒体保管庫と記録
再生装置との間で自動搬送するアクセッサとして知られ
た搬送ロボット機構を備えた装置である。
【0003】このようなライブラリ装置の性能を示す指
標の一つは、単位時間当たりにどれだけ多くの媒体搬送
処理を実行しうるかというものである。即ち、ライブラ
リ装置内に複数設けた記録再生装置に対し発生する媒体
カートリッジのロード要求または返却要請を、いかに迅
速に搬送ロボット機構が処理できるかというものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ライブラリ
装置を備えたシステムで処理する情報量が多く必要にな
ってくると、ライブラリ装置内に設置する記録再生装置
の台数も多くなり、搬送ロボット機構に要請される処理
能力も増大する。一方、記録再生装置自体が高速化され
ることにより、1台の記録再生装置において発生する搬
送ロボット機構に対する処理要求の時間間隔が短縮さ
れ、同様に搬送ロボット機構への要求性能が増大する。
【0005】このようなライブラリ装置に設けた搬送ロ
ボット機構の動作時間を短縮して処理を高速化する要求
に対し、搬送ロボット機構の軽量化や高エネルギ化によ
り動作時間を短縮するといった方法だけでなく、搬送ロ
ボットの数を増大して処理分担を図ったり、搬送ロボッ
トの移動経路を最適化したりする方法が考えられる。し
かしながら、これらの方法は、高価な材料の採用による
コスト増大、ハードウェア量の増大、消費電力の増大、
制御の複雑化といった問題がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、ハードウェア量やコストの増大を極
力招くことなく性能向上を図ることのできるライブラリ
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の実施例構
成図である。図1に示すように、本発明のライブラリ装
置は、複数の収納セルを備え媒体をセル単位に保管する
媒体保管庫10と、媒体を使用して情報の記録と再生を
行う記録再生装置36と、記録再生装置36に対する媒
体の出し入れ側に設置され、複数の媒体を一時的に保管
する補助保管庫(マガジンラック)32と、媒体保管庫
10と補助保管庫32との間で媒体を搬送する第1媒体
搬送機構12と、補助保管庫32と記録再生装置36の
間で媒体を搬送する第2媒体搬送機構34と、上位装置
からの移動命令に基づいた第1搬送機構12および第2
搬送機構34の制御により補助保管庫32を経由して媒
体保管庫10と記録再生装置間で媒体を搬送させる制御
装置68とを備えたことを特徴とする。
【0008】ここで記録再生装置36の近傍に設置され
る補助保管庫32は、前後に開口した複数の媒体収納棚
を備え、一方の開口部から第1搬送機構12によって媒
体を出し入れ可能とし、他方の開口から第2搬送機構3
4によって媒体を出し入れ可能としている。また制御装
置68は、媒体保管庫10、補助保管庫32、および記
録再生装置36それぞれに、連続した一連のセルアドレ
スを割当て媒体位置を定義し、上位装置から媒体の移動
命令により論理アドレスとして指定される移動元または
移動先のセルアドレスに基づいて第1媒体搬送機構12
と第2媒体搬送機構34のいずれか一方を選択し、移動
元セルアドレスの媒体を移動先セルアドレスに移動させ
る。
【0009】さらに、制御装置68は、上位装置からの
移動命令により指定された移動元と移動先を示す論理ア
ドレスから第2搬送機構34を選択した場合には、論理
アドレスを補助保管庫32の物理アドレスに変換して第
2搬送機構34に補助保管庫32と記録再生装置36間
での媒体移動を指令する。さらにまた、制御装置68
は、媒体保管庫10、補助保管庫32および記録再生装
置36に加えて、更に第1搬送機構12および第2搬送
機構34の媒体保持部にも、連続した一連のセルアドレ
スを割当て媒体位置を定義し、上位装置からの移動命令
に基づいて第1搬送機構12また第2搬送機構34の保
持位置を移動元又は移動先セルアドレスとして他の位置
との間で媒体を移動させることも可能とする。
【0010】
【作用】このような本発明のライブラリ装置にあって
は、前後の両面から媒体を出し入れ可能な補助保管庫
(マガジンラック)34を介して2つの搬送機構で媒体
を移動させるようにして構成したことで、2つの搬送機
構のそれぞれが独立に並行動作することが可能となり、
ライブラリシステムの処理性能を向上させることができ
る。即ち、従来よりある第1搬送機構による第1媒体保
管庫10と補助保管庫32との間での搬送は距離が長い
ので時間がかかるが、補助保管庫32と記録再生装置3
6の間での第2搬送機構による媒体の移動は距離が短い
ために短時間で済む。
【0011】このため、記録再生装置36で媒体を記録
または再生中に、次にローディイングする媒体を次々と
第1搬送機構12で媒体保管庫10から補助保管庫32
に次々に運んでスタックしておき、記録再生の終了で媒
体保管庫10からの媒体入れ替えを行い、次の記録再生
の空き時間を最小限とした記録再生ができる。また第1
搬送機構12による媒体保管庫10からの搬送に、記録
再生装置36の空き待ちが必要なくなる分だけ、処理性
能が向上する。
【0012】一方、本発明で補助倉庫32および第2搬
送機構34を設けても、ライブラリ装置の制御が複雑に
ならないようにするため、即ち、従来のライブラリ装置
を対象としたソフトウェアから見て可能な限り共通化を
はかるようにする。従来のライブラリ装置の制御は、上
位装置から制御装置に移動元のセルアドレスと移動先の
セルアドレスをパラメータにした移動命令を発行して行
っている。このため従来はライブラリ装置内の媒体保管
庫および記録再生装置の媒体位置には連続する一連のセ
ルアドレスを定義している。
【0013】そこで本発明にあっても、補助保管庫32
の媒体格納位置についても、一時的な格納セルと見做し
て媒体保管庫10と共に連続する一連のセルアドレスを
定義している。更に、第1搬送機構12の媒体保持部に
対応して第2搬送機構34の媒体保持部にもセルアドレ
スを定義する。このようなセルアドレスの定義により、
上位装置のソフトウェアから見て媒体の存在可能な位置
が全てセルアドレスとして定義されるようになり、ライ
ブラリ制御ソフトウェアは基本的に、セルアドレス間の
記憶媒体移動を命令するだけの非常にシンプルなコンセ
プトにすることができる。これは従来のソフトウェア制
御に基本的な概念変更がないことになり、また、異常時
の処理を含めて従来の制御手法を採用することが可能と
なる。
【0014】本発明では、上位装置からの移動命令は、
全て制御装置68に与えられて解析され、第1搬送機構
12と第2搬送機構34のどちらによって実行されるも
のかが判断される。媒体の移動が第2搬送機構34によ
って実行されることが判明した場合、制御装置68は論
理アドレスとして与えられたセルアドレスからどの補助
保管庫32の物理アドレスかを判断して移動指令を発す
る。
【0015】このため第2搬送機構34が動作しても、
ソフトウェアから見れば全ての移動命令は第1搬送機構
12が実行しているかのように見え、これによって従来
のライブラリ制御ソフトウェアを使用する上でその修正
量を少なくできる。また、物理的には記録再生装置36
に付随する第2搬送機構34の制御を、論理的に記録再
生装置から独立させることが可能となる。このため記録
再生装置36の制御ソフトウェアとして補助保管庫32
および第2搬送機構34があっても、従来のソフトウェ
アをそのまま使用できる。
【0016】
【実施例】図2は本発明のライブラリ装置のシステム構
成を透視図で示した説明図である。図2において、ライ
ブラリ装置は複数のフレームに分けられており、これら
フレームのコンポーネントを組み合わせることで装置を
構成することができる。まず、ライブラリ装置には媒体
保管庫としてのセルブロック10が設けられ、セルブロ
ック10には磁気テープ等の記録媒体を内蔵した媒体カ
ートリッジが多数収納される。
【0017】セルブロック10の媒体カートリッジの収
納位置はセルアドレスとして定義される。また、ライブ
ラリ装置にはフレーム内の左右に亘って敷設されたレー
ル14上を移動する本発明の第1搬送機構として動作す
るロボット装置であるセルアクセッサ12−1,12−
2が設けられる。ここで、2台設けられたセルアクセッ
サ12−1,12−2の内、通常の搬送制御は左側のセ
ルアクセッサ12−1が行い、もう1台のセルアクセッ
サ12−2は故障時の予備機として待機している。
【0018】セルブロック10に対し、レール14を挟
んだフレーム内の反対側にはデッキユニット16−1,
16−2及びコントロールユニット18−2が設置され
る。デッキユニット16−1,16−2には後の説明で
明らかにするように、複数の記録再生装置が設けられ、
各記録再生装置は補助保管庫としてのマガジンラック
と、マガジンラックから媒体カートリッジを取り出して
記録再生装置に出し入れする第2搬送機構としてのマガ
ジンアクセッサを備えている。
【0019】更に、ライブラリ装置のフレーム前面には
媒体投入排出口20が設けられており、ライブラリ装置
に対する媒体カートリッジの出し入れを行うようにして
いる。図3は図2のセルアクセッサを取り出して示す。
セルアクセッサ12−1,12−2は、2条のレール1
4上に走行用モータ90を備えた走行部22によって走
行自在に設置されている。走行部22の上には支柱24
が起立され、支柱24に沿って上下に移動可能なロボッ
トハンド28を設けている。
【0020】ロボットハンド28の詳細は図4および図
5に示される。ロボットハンド28はリフト部26に搭
載され、リフト部26の支柱24に対する昇降動作はネ
ジシャフト94の回転により行われる。リフト部26に
は旋回プーリ98が設けられ、旋回用モータ100の回
転をワイヤベルト102で伝えてロボットハンド28を
水平回りに回転する。
【0021】ロボットハンド28の旋回部分には、図4
の上蓋を外した状態で見える固定プレート80を備えた
媒体保持部106が設けられ、媒体保持部106はスラ
イド用モータ104の駆動で、図4の位置からワイヤベ
ルト108の駆動で図5に示す前方位置に水平移動する
ことができる。この媒体保持部106を水平方向に送り
出した状態で、プレート80と図示しない下側の可動プ
レート82の間に、セルブロック等に収納している媒体
カートリッジを掴むことができる。
【0022】図6は図2のライブラリ装置におけるデッ
キユニット16−1の収納フレームを取り出して示した
説明図である。図6において、前方のフレーム200の
内面にはセルブロック10が設置される。セルブロック
10には内側に開いた収納セル30が多数形成されてお
り、収納セル30に媒体カートリッジ35が収納されて
いる。セルブロック10に続いて設けられたレール14
上には、移動自在に第1搬送機構としてのセルアクセッ
サ12−1が設けられている。
【0023】セルアクセッサ12−1は走行部22によ
りレール14上を走行し、また支柱24に設けたリフト
部26によりロボットハンド28を上下方向に移動する
ことができる。また、リフト部26に設けたロボットハ
ンド28は支柱24の軸回りに回動し、セルブロック1
0から取り出した媒体カートリッジ35を図示のように
デッキユニット16−1側に向けることができる。
【0024】デッキユニット16−1は図6にあって
は、上下2台の記録再生装置(MTU)36−1,36
−2を備えている。記録再生装置36−1,36−2の
媒体カートリッジの出入れ側には補助保管庫としてのマ
ガジンラック32−1,32−2と、第2搬送機構とし
てのマガジンアクセッサ34−1,34−2を設置して
いる。
【0025】図7は図6のマガジンラック及びマガジン
アクセッサの詳細を記録再生装置と共に示した説明図で
ある。図7において、マガジンアクセッサ34は、本体
110のに前方にスライド可能なトレイ112を備えて
おり、トレイ112上にマガジンラック32をセットし
て本体110に収める。本体110内には、リフト機構
46によって昇降自在なテーブル38が設けられ、テー
ブル38上にマガジンラック32に収納した媒体カート
リッジ35を出し入れするピックアップハンド40を搭
載している。
【0026】マカジンアクセッサ34の背後に設置され
た記録再生装置36は、下側に媒体投入口114を有
し、また上側に媒体排出用トレイ116を備えている。
図8は図7のマガジンラック32およびマガジンアクセ
ッサ34の内部構造を断面で示す。マガジンラック32
はこの実施例にあっては内部を6つのスロット42−1
〜42−6に仕切っている。スロット42−1〜42−
6は右側のアクセッサ側に開口すると同時に、左側の記
録再生装置側にも開口している。マガジンラック32に
続いて設けられたマガジンアクセッサ34の内部にはリ
フト機構46により上下方向に昇降自在なテーブル38
が設けられる。
【0027】テーブル38上にはピックアップハンド4
0が設けられ、マガジンラック32から媒体カートリッ
ジ35を取り出して左側の記録再生装置に搬送し、また
記録再生装置から取り出した媒体カートリッジをマガジ
ンラック32の空きスロットに搬送する。このピックア
ップハンド40の詳細は図9の平面図に示すようにな
る。
【0028】図9において、ピックアップハンド40は
両側にベルト86−1,86−2を配置している。ベル
ト86−1はローラ47−1,48−1,50−1,5
2−1,54−1により回転駆動される。この点はベル
ト86−2についても同様である。尚、図8はマガジン
ラック32のスロット42−3に収納した媒体カートリ
ッジ35をピックアップハンド40で取り出そうとした
状態を示している。
【0029】マガジンラック32のスロット42−3に
収納された媒体カートリッジ35は押えバネ88−1,
88−2により保持されている。この媒体カートリッジ
35に対し、マガジンアクセッサ34のテーブル38の
昇降により位置決めを行い、スロット42−3に対する
位置合せができると、テーブル38に対しピックアップ
ハンド40を右側に前進して、図示のようにベルト86
−1,86−2の右端の内側で媒体カートリッジ35の
コーナ部を掴まえる。
【0030】同時に、ベルト86−1,86−2は矢印
A方向に駆動され、このベルト86−1,86−2の駆
動でスロット42−3から媒体カートリッジ35をピッ
クアップハンド40の中に引き込む。ピックアップハン
ド40で媒体カートリッジを引き込んだならば、ピック
アップハンド40をスロット42−3から後退させ、テ
ーブル38の昇降駆動で左側の記録再生装置の媒体出入
口に位置決めする。記録再生装置の媒体出入口への位置
決めが完了すると、ベルト86−1,86−2を同じく
矢印A方向に駆動し、ピックアップハンド40で保持し
ている媒体カートリッジ35を記録再生装置に送り込む
ようになる。
【0031】再び図8を参照するに、マガジンラック3
2に対し媒体カートリッジ35を送り込むアクセッサ側
のロボットハンド28は図示のように固定プレート80
を備え、固定プレート80の下側に回転軸84を介して
可動プレート82を設けている。このロボットハンド2
8はリフト部26に装着されて、固定プレート80に対
し回転軸84を中心に可動プレート82を開閉して媒体
カートリッジを掴む。図8の状態はセルブロックから取
り出した媒体カートリッジのマガジンラック32のスロ
ット42−3への送り込みが済んだ状態を示している。
【0032】図10および図11は図8に示したマガジ
ンアクセッサ34のリフト機構46の詳細を示す。この
リフト機構46は、上下に設けたプーリ120,122
間にベルト124を掛け回している。下側のプーリ12
0は昇降用モータ126により駆動される。ベルト12
4にはテーブル固定部材128が固定され、テーブル3
8をベルト124に連結する。このためモータ126に
よるベルト124の駆動に応じ、テーブル38を上下に
移動することができる。
【0033】テーブル固定部材128には、受光素子を
備えた位置センサ130が固定される。位置センサ13
0は上下に設置したガイド部材132に沿って移動す
る。ガイド部材132には発光ダイオードなどを内蔵し
た発光部134−1〜134−6が一定間隔で設けられ
ている。この発光部134−1〜134−6の位置は、
図8に示したマガジンラック32スロット42−1〜4
2−6の位置に対応しており、スロット42−1〜42
−6に対するピックアップハンド40の位置決め制御に
使用される。
【0034】ここで、図2〜図11に示した構造をもつ
本発明のライブラリ装置の構成形態を説明する。本発明
のライブラリ装置が実現される形態は、最初から図2に
示したように全ての構成要素を一体に含んで構成される
形態と、ライブラリ装置の各構成要素をフレームに分割
し、必要なフレームを組み合わせていろいろな構成形態
を作る所謂コンポーネント連結型の形態がある。
【0035】更に、ライブラリ装置のデッキユニット1
6−1,16−2に使用される記録再生装置はライブラ
リ装置専用のものであってもよいが、既存の記録再生装
置を流用することが可能であり、全く独立の単体の記録
再生装置にライブラリ装置専用のセルアクセッサ12−
1,12−2やセルブロック10及びコントロールユニ
ット18−1,18−2を追加してライブラリ装置を構
成する形態もある。
【0036】この既存の記録再生装置を流用するライブ
ラリ装置にあっては、単体の記録再生装置に対し、セル
アクセッサ12−1,12−2及びセルブロック10を
物理的に離して設置する場合と、図2に示したようにセ
ルアクセッサ12−1,12−2及びセルブロック10
を備えたライブラリ装置のフレーム内のデッキユニット
16−1,16−2に既存の単体の記録再生装置を結合
させて設置する形態がある。
【0037】ここで、デッキユニット16−1,16−
2に設ける図6に示したマガジンラック及びマガジンア
クセッサを備えた記録再生装置として単体の記録再生装
置を用いる場合、複数の媒体カートリッジを1つの記録
再生装置で扱うことのできるマガジン機構や、複数の媒
体カートリッジを記録再生装置に予めセットできるよう
にしたスタッカ機構を備えた記録再生装置を用いること
が望ましい。
【0038】このように本発明のデッキユニットとして
使用可能なマガジンラック及びマガジンアクセッサとし
ての機能を備えた単体の記録再生装置としては、シング
ルリール型テープカートリッジの記録再生を行う富士通
株式会社製F6470型磁気テープカートリッジ装置が
備えているカートリッジスタッカ機構や、VHS型デー
プカートリッジの記録再生を行う富士通株式会社製のF
6475型磁気テープ装置に設けられているマガジン機
構などがあり、本発明を実現するためには、図4に示し
たようにマガジン機構に設けているラックを両側から取
出し可能な構造とすればよい。
【0039】勿論、既存の記録再生装置で使用している
スタッカ機構やマガジン機構を利用してラック部分を両
側から取出し可能な構造とする以外に、ライブラリ装置
専用のマガジンラック及びマガジンアクセッサとしても
よい。図12は図2のライブラリ装置に設けたコントロ
ールユニット18−1,18−2の詳細を示した実施例
構成図である。
【0040】図12において、ライブラリ装置64に対
しては、この実施例にあっては上位装置として2台のホ
ストコンピュータ60−1,60−2が設けられ、ホス
トインタフェースバス62−1,62−2によってライ
ブラリ装置64に設けたディレクタ66−1,66−
2,66−3,66−4を接続している。即ち、4台の
ディレクタ66−1〜66−4はそれぞれ2つのチャネ
ルA,Bをもっており、チャネルAにホストコンピュー
タ60−1を接続し、チャネルBにホストコンピュータ
60−2を接続し、いずれか一方からのアクセスを可能
としている。
【0041】ディレクタ66−1,66−2のコントロ
ール側には2つのチャネルa,bが設けられる。この実
施例にあっては、8台の記録再生装置36−1〜36−
8を設置した場合を例にとっており、記録再生装置36
−1〜36−8にはそれぞれマガジンラック32−1〜
32−8及びマガジンアクセッサコントローラ(MG
C)33−1〜33−8を備えたマガジンアクセッサ
(MG)34−1〜34−8が設けられている。また、
マガジンラック32−1〜32−8のスロット数は5つ
とした場合を例にとっている。
【0042】ディレクタ66−1〜66−4のコントロ
ール側にはチャネルaとチャネルbが設けられている。
チャネルaは記録再生装置に対するリード,ライトを行
い、一方、チャネルbはアクセッサに対する搬送制御を
行う。まずディレクタ66−1,66−2のチャネルa
からは2回線のデバイスインタフェースバス72−1が
左側の4台の記録再生装置36−1〜36−4に接続さ
れている。ディレクタ66−3,66−4のチャネルa
からは2回線のデバイスインタフェースバス72−2が
右側の4台の記録再生装置36−5〜36−8に接続さ
れている。
【0043】一方、セルアクセッサ12−1,12−2
に対してはアクセッサコントローラ68−1,68−2
とセルアクセッサコントローラ70−1,70−2が設
けられる。この制御系に対し、ディレクタ66−1,6
6−2はチャネルbからインタフェースバス74−1を
使用してアクセッサコントローラ68−1,68−2の
チャネルaを接続している。また、ディレクタ66−
3,66−4は同じくチャネルbを使用してインタフェ
ースバス74−2によりアクセッサコントローラ68−
1,68−2のチャネルbを接続している。
【0044】アクセッサコントローラ68−1,68−
2はセルアクセッサコントローラ70−1,70−2に
対しクロス接続を行っており、セルアクセッサコントロ
ーラ70−1,70−2の両方を制御できるようにして
いる。更に、アクセッサコントローラ68−1からはイ
ンタフェースバス76−1が引き出されて、右側の4台
の記録再生装置36−1〜36−4を接続している。更
にアクセッサコントローラ68−2もインタフェースバ
ス76−2を引き出して右側の記録再生装置36−5〜
36−8を接続している。このインタフェースバス76
−1,76−2は共通接続されているため、結局、アク
セッサコントローラ68−1,68−2は8台の記録再
生装置36−1〜36−8を配下に持つことになる。
【0045】同様に、アクセッサコントローラ68−
1,68−2から右側のマガジンアクセッサコントロー
ラ33−1〜33−4にインタフェースバス78−1が
接続され、アクセッサコントローラ68−2からも右側
のマガジンアクセッサコントローラ33−5〜33−8
に対しインタフェースバス78−2が接続され、インタ
フェースバス78−1,78−2も共通接続されている
ため、結局、アクセッサコントローラ68−1,68−
2は8台のマカジンアクセッサコントローラ33−1〜
33−8を配下に持つことになる。
【0046】尚、ホストコンピュータ66−2、ディレ
クタ66−3,66−4、アクセッサコントローラ68
−2及びセルアクセッサ12−2は予備機となる。図1
3は図12のコントロールユニットの実施例において、
通常時に使用されるセルアクセッサ12−1側の系統の
みを取り出して本発明のライブラリ装置の機能的な構成
を示している。
【0047】図13において、本発明のライブラリ装置
における制御処理を説明すると次のようになる。まずラ
イブラリ装置の動作は、ホストコンピュータから媒体カ
ートリッジのボリューム番号を特定したムーブコマンド
(移動命令)を発行することで行わせる。更に詳細に説
明すると、ホストコンピュータからのムーブコマンド
は、移動しようとするボリューム番号の媒体カートリッ
ジの収納位置を示すセルアドレスを移動元アドレス(Fr
om Address)とし、同時に媒体カートリッジの移動先の
セルアドレスを移動先アドレス(To Address)とし、こ
の移動元のセルアドレスと移動先のセルアドレスをパラ
メータとして持つムーブコマンドの発行が行われる。
【0048】このようなホストコンピュータからの移動
元セルアドレスと移動先アドレスをパラメータとしたム
ーブコマンドを制御装置としてのアクセッサコントロー
ラ68で処理するため、本発明のライブラリ装置にあっ
ては、セルブロック10、記録再生装置36−1〜36
−8、セルアクセッサ12のロボットハンド28に加
え、新たに設けたマガジンラック32−1〜32−8及
びマガジンアクセッサ34−1〜34−8についても、
それぞれ連続する一連のセルアドレスを定義して、媒体
カートリッジの存在位置を示す。
【0049】例えば図14に示すように、セルブロック
の収納セルについては、16進で「C000〜CFF
F」内のセルアドレスを割り当て、8台の記録再生装置
36−1〜36−8については16進で「D000〜D
007」のセルアドレスとしてのMTUアドレスを割り
当て、更に5つのスロットをもつ8つのマガジンラック
32−1〜32−8については合計40スロットである
ことから、16進で「E000〜E03A」のセルアド
レスとしてのスロットアドレスを定義する。
【0050】勿論、セルアクセッサ12のロボットハン
ド28及びマガジンアクセッサ34−1〜34−8のピ
ックアップハンド40についても固有のセルアドレスを
割り当てる。このようなライブラリ装置で媒体カートリ
ッジが維持する全ての位置に一連のセルアドレスを定義
することで、ホストコンピュータ60はライブラリ装置
に設けた補助格納庫としてのマガジンラック32−1〜
32−8の収納位置を意識することなく、セルブロック
10の場合と全く同様に移動元セルアドレスと移動先セ
ルアドレスをパラメータとしたムーブコマンドを発行す
ることができる。
【0051】ホストコンピュータで発行したムーブコマ
ンドはディレクタ66を経由して制御装置としてのアク
セッサコントローラ68に与えられる。アクセッサコン
トローラ68はムーブコマンドからセルアクセッサ12
に対するムーブコマンドか、マガジンアクセッサ34−
1〜34−8に対するムーブコマンドかを、指定された
移動元および移動先アドレスを解析して判断する。
【0052】この判断ためには図14の関係を変換テー
ブルとしてもち、移動元アドレスまたは移動先アドレス
の最上位の値が「C」であればセルアクセッサ12に対
するムーブココマンドと判断でき、また移動元アドレス
または移動先アドレスの最上位の値が「E」であれば、
マガジンアクセッサ34−1〜34−8に対するムーブ
コマンドと判断できる。
【0053】またムーブコマンドのセルアドレスがマガ
ジンラック32−1〜32−8のスロットアドレス(論
理アドレス)であることを判別した場合には、図15に
示す変換テーブルに従ってスロット論理アドレスをマガ
ジンラック32−1〜32−8のスロット物理アドレス
に変換し、セルアクセッサ12または対応するマガジン
アクセッサコントローラ33−1〜33−8に、変換さ
れたスロット物理アドレスをコマンド形式で供給し、セ
ルブロックと指定スロットとの間、あるいは指定スロッ
トと記録再生装置との間の媒体カートリッジの移動を行
わせる。
【0054】例えば論理スロットアドレス「E000〜
E004」は図13のマガジンラック32−1に属する
スロット物理アドレス「0000」〜「0004」とな
り、マガジンラック32−1に形成した5つのスロット
42−1〜42−5を示している。図16は図13のラ
イブラリ装置に対しムーブコマンドを発行するホストコ
ンピュータの詳細を示した説明図である。
【0055】図16において、ホストコンピュータ60
で任意のジョブ130が実行されると、ジョブ130に
よってオペレーティングシステム(以下「OS」とい
う)のジョブコントロールプログラム134が起動し、
ライブラリ装置64に対する入出力要求が生ずるとデー
タマネージメントプログラム14によりリードコマンド
あるいはライトコマンドを作成し、データ変換プログラ
ム138を介してライブラリサポートプログラム140
にアクセスする。
【0056】データ変換プログラム138は、元来、ラ
イブラリ装置64がオペレータの操作を前提に構築され
ていることから、コンソールパネル144に設けたCR
Tにデータ表示を行うデータ形式に変更しており、この
変換データをライブラリサポートプログラム140はそ
のまま受け付けることができる。OS132からライブ
ラリサポートプログラム140に対するOS要求コマン
ド146は、図17に示すように、 リードまたはライトのコマンド種別 ボリューム番号などの媒体番号 セクタアドレス データ長 を少なくとも指定してくる。
【0057】ライブラリサポートプログラム140に対
しては制御用ディスク装置142が設けられ、制御用デ
ィスク装置142から変換テーブルを読み込み、この変
換テーブルを使用してライブラリ装置64に対しムーブ
コマンドを作成して発行するる。即ち、ライブラリサポ
ートプログラム140は、図17に示すように、MTU
テーブル148、マガジンスロットテーブル150、セ
ルテーブル152を使用してムーブコマンドを発行す
る。
【0058】ここで、本発明のライブラリ装置64にお
いて、セルブロックの媒体カートリッジを例えば記録再
生装置36−1に移動して記録再生した後に再びセルブ
ロックに戻す場合の動作手順は次のようになる。 セルアクセッサ12でセルブロックからマガジンラッ
ク32−1の特定スロットに媒体を移動; マガジンアクセッサ34−1でマガジンラック32−
1の特定スロットから記録再生装置36−1に媒体を移
動; 媒体の記録再生の終了を待って、マガジンアクセッサ
34−1が排出された媒体をマガジンラック32−1の
特定スロットに移動; セルアクセッサ12がマガジンラック32−1の特定
スロットからセルブロックの元の収納セルに媒体を移
動; このような〜の媒体移動を行うためには、それぞれ
の媒体移動における移動元セルアドレスと移動先セルア
ドレスをパラメータとした4つのムーブコマンドをホス
トコンピュータからライブラリ装置64に発行して実行
する必要がある。
【0059】図17はライブラリサポートプログラム1
40から4つのムーブコマンド1〜4を発行する様子を
示している。まずOS要求コマンド146の媒体番号、
例えばAAAからセルテーブル152を検索し、その収
納位置を示す例えばセルアドレス=C000を求める。
またマガシンスロットテーブル150を検索し、空フラ
グが1にセットしている中から、例えばスロットアドレ
ス=E000を求める。更に、スロットアドレス=E0
00によりMTUテーブル148を検索し、リード/ラ
イトに使用する例えばMTUアドレス=D000を求め
る。
【0060】まず移動元アドレス=C000、移動先ア
ドレス=E000をもつムーブコマンド1をライブラリ
装置64に発行する。ライブラリ装置64のアクセッサ
コントローラ68は、ムーブコマンド1の移動元と移動
先のアドレスを解読し、この場合には、セルアクセッサ
コントローラ70に、同じコマンド形式で制御を指示す
る。
【0061】セルアクセッサコントローラ70から移動
完了を示すステータス応答が得られると、アクセッサコ
ントローラ68はディレクタ66を介してライブラリサ
ポートプログラム140に通知する。この通知を受けた
ライブラリサポートプログラム140は、移動元アドレ
ス=E000、移動先アドレス=D000をもつムーブ
コマンド2をライブラリ装置64に発行する。
【0062】ライブラリ装置64のアクセッサコントロ
ーラ68は、ムーブコマンド2の移動元と移動先のアド
レスを解読し、この場合には、マガジンアクセッサコン
トローラ33−1に、同じコマンド形式で制御を指示
し、マガジンスロットから記録再生装置36−1に媒体
を移動させる。セルアクセッサコントローラ70から記
録再生装置36−1への移動完了を示すステータス応答
が得られると、アクセッサコントローラ68はディレク
タ66を介してライブラリサポートプログラム140に
移動完了を通知する。この通知を受けたライブラリサポ
ートプログラム140は、OS要求コマンド146から
ライブラリ装置64の記録再生装置36−1に対するリ
ードコマンドあるいはライトコマンドを作成し、リード
動作またはライト動作を実行する。
【0063】記録再生装置36−1のリード動作または
ライト動作が終了してステータス応答を受けると、ライ
ブラリサポートプログラム140は、移動元アドレス=
D000、移動先アドレス=E000をもつムーブコマ
ンド3をライブラリ装置64に発行する。ライブラリ装
置64のアクセッサコントローラ68は、ムーブコマン
ド3の移動元と移動先のアドレスを解読し、この場合に
は、マガジンアクセッサセコントローラ33−1に、同
じコマンド形式で制御を指示し、記録再生装置36−1
から排出された媒体をマカジンラック32−1のスロッ
トに移動させる。
【0064】セルアクセッサコントローラ70からマガ
ジンラック32−1への移動完了を示すステータス応答
が得られると、アクセッサコントローラ68はディレク
タ66を介してライブラリサポートプログラム140に
通知し、次のムーブコマンド4を発行する。ムーブコマ
ンド4は、移動元アドレス=E000、移動先アドレス
=C000をもち、ライブラリ装置64のアクセッサコ
ントローラ68は、ムーブコマンド3の移動元と移動先
のアドレスを解読し、この場合には、セルアクセッサコ
ントローラ70に、同じコマンド形式で制御を指示し、
マガジンラック32−1から媒体を元のセルブロックの
位置に戻し、一連の処理を終了する。
【0065】図18は図13のアクセッサコントローラ
68による媒体カートリッジの搬送制御を示したフロー
チャートである。図18において、ステップS1でディ
レクタ66を経由してホストコンピュータ60より、移
動元アドレスおよび移動先アドレスをもつ移動元ムーブ
コマンドを受領すると、ステップS2でムーブコマンド
で指定された移動元セルアドレスと移動先セルアドレス
により図14のテーブルを参照し、ステップS3でセル
ブロック10とマガジンラック32−1〜32−8間の
媒体移動か、それともマガジンラック32−1〜32−
8と記録再生装置36−1〜36−8間での媒体移動か
を判別する。
【0066】セルブロック10とマガジンラック32−
1〜32−8間の媒体移動であればステップS4に進
み、セルアクセッサコントローラ70を選択してコマン
ド形式で動作を指示し、セルアクセッサ12によりセル
ブロック10とマガジンラック32−1〜32−8のい
ずれかの間での媒体搬送を行う。このセルアクセッサコ
ントローラ70に対するコマンド発行においては、上位
からのスロット論理アドレスを図15に示した変換テー
ブルを使用してスロット物理アドレスに変換される。
【0067】このコマンド形式による動作の指示後は、
ステップS5でセルアクセッサコントローラ70からの
移動完了のステータス応答を待っており、完了応答が得
られるとステップS6に進み、ホストコンピュータ60
に通知して次のムーブコマンドを待つ。一方、ステップ
S3でマガジンラック32−1〜32−8と記録再生装
置36−1〜36−8間の媒体移動であることが判別さ
れるとステップS7に進み、マガジンアクセッサコント
ローラ33−1〜33−8のいずれかを選択してコマン
ド形式で動作を指示し、選択されたマガジンアクセッサ
コントローラによりマガジンラックといずれかの記録再
生装置36−1〜36−8の間での媒体搬送を行う。
【0068】このコマンド形式による動作の指示後は、
ステップS5でマガジンアクセッサコントローラからの
移動完了のステータス応答を待っており、完了応答が得
られるとステップS6に進み、ホストコンピュータ60
に通知してステップS1に戻って次のムーブコマンド待
つ。ステップS4によるセルアクセッサ12による媒体
移動、またはステップS5におけるマガジンアクセッサ
コントローラ33−1〜33−8のいずれかによる媒体
移動により終了応答がステップS8で得られると、ステ
ップS6に進み、ホストコンピュータ60に通知し、再
びステップS1に戻って次のムーブコマンドを待つ。
【0069】図19は図13に示したセルアクセッサコ
ントローラ70の処理動作を示したフローチャートであ
る。まずステップS1でアクセッサコントローラ68か
らのムーブコマンドの受領を監視しており、ムーブコマ
ンドを受領するとステップS2で移動元アドレスはセル
ブロックか否か判別する。移動元アドレスがセルブロッ
クであれば、移動元アドレスとして指定されたセルアド
レスにセルアクセッサ12をステップS3で移動する。
ステップS4でセルアクセッサ12の移動完了応答を受
けると、ステップS4でロボットハンドを駆動し、セル
から媒体をピックアップし、ステップS5で移動先アド
レスとして指定されたスロットアドレス、即ち特定のマ
ガジンラックの位置にセルアクセッサ12を移動した後
に、ロボットハンドをマガジンラックの指定スロットに
位置合せする。
【0070】ステップS7でスロットアドレスに対する
移動完了応答が得られると、ステップS8でロボットハ
ンドの駆動でスロットに媒体を挿入し、ステップS9で
ムーブコマンドの終了応答をアクセッサコントローラ6
8に返す。一方、ステップS2で移動元アドレスがスロ
ットアドレスであれば、ステップS10で移動元アドレ
スとして指示されたスロット物理アドレスをもつマガジ
ンラックの位置にセルアクセッサ12を移動し、且つロ
ボットハンドをマガジンラックの指定されたスロット物
理アドレスに位置合せする。ステップS11でセルアク
セッサ12の移動完了応答を受けると、ステップS12
でロボットハンドを駆動し、マガジンのスロットの中か
ら媒体をピックアップし、ステップS13でセルアクセ
ッサ12を移動先アドレスで指定されたセルブロックの
セル位置に移動した後に、ロボットハンドを指定セルに
位置合せする。
【0071】ステップS14でセルアドレスに対する移
動完了応答が得られると、ステップS15でロボットハ
ンドを駆動してセルに媒体を戻し、ステップS9でムー
ブコマンドの終了応答をアクセッサコントローラ68に
返す。図20は図13に示したマガジンアクセッサコン
トローラの処理動作を示したフローチャートである。
【0072】まずステップS1でアクセッサコントロー
ラ68からのムーブコマンドの受領を監視しており、ム
ーブコマンドを受領するとステップS2で移動元アドレ
スはマガジンラックか否か判別する。移動元アドレスが
マガジンラックであれば、移動元アドレスとして指定さ
れたスロット物理アドレスにマガジンアクセッサ34を
ステップS3で移動する。
【0073】ステップS4でマガジンアクセッサ34の
移動完了応答を受けると、ステップS4でピックアップ
ハンドを駆動し、マガジンラックのスロットから媒体を
ピックアップし、ステップS6で移動先アドレスとして
指定されたMTUアドレス、即ち対応する記録再生装置
36に媒体投入口にマガジンアクセッサ34のピックア
ップハンドを移動する。
【0074】ステップS7で媒体投入口に対する移動完
了応答が得られると、ステップS8でピックアップハン
ドで記録再生装置に媒体を投入してロードさせ、ステッ
プS9でムーブコマンドの終了応答をアクセッサコント
ローラ68に返す。一方、ステップS2で移動元アドレ
スがMTUアドレスであれば、ステップS10で移動元
アドレスとして指定された記録再生装置36の媒体排出
位置にマガジンアクセッサ34のピックアップハンドを
移動し、ステップS11で移動完了応答を受けると、ス
テップS12でピックアップハンドを駆動する。記録再
生祖装置36から排出された媒体をピックアップする
と、ステップS13で移動先アドレスで指定されたスロ
ット物理アドレスをもつマガジンラックのスロット位置
にマガジンアクセッサ34のピックアップハンドを移動
する。
【0075】ステップS14で移動完了応答が得られる
と、ステップS15でピックアップハンドを駆動してス
ロットに媒体を戻し、ステップS9でムーブコマンドの
終了応答をアクセッサコントローラ68に返す。ここで
図13を参照し、セルブロック10のアドレス「C55
0〜C554」に格納されている5つの媒体カートリッ
ジを順番に記録再生装置36−1にロードして記録再生
を実行し、その後に媒体カートリッジを再びセルブロッ
ク10の元の格納セルの位置に戻す場合を例にとって動
作を具体的に説明する。
【0076】まず、ホストコンピュータ60からはセル
アドレスC550を移動元セルアドレス、記録再生装置
36−1に設けているマガジンラック32−1のスロッ
ト42−1のスロット論理アドレスを移動先セルアドレ
スとするムーブコマンド1をディレクタ66を介してア
クセッサコントローラ68に発行する。このムーブコマ
ンド1はアクセッサコントローラ68により解読され、
セルアクセッサ12により実行できるものであることを
判定し、セルアクセッサコントローラ70にムーブコマ
ンド1による移動制御を、コマンド形式で指示する。
【0077】このため、セルアクセッサ12はセルブロ
ック10のセルアドレスC550から媒体カートリッジ
を取り出してマガジンラック32−1のスロット42−
1に格納する。ムーブコマンド1の実行が完了すると、
アクセッサコントローラ68はディレクタ66を通じて
ホストコンピュータ60に最初のムーブコマンド1の完
了を報告する。
【0078】続いてホストコンピュータ60からはマガ
ジンラック32−1にスロット42−1のスロット論理
アドレスを移動元セルアドレス、記録再生装置36−1
を移動先セルアドレスとするムーブコマンド2が発行さ
れる。このムーブコマンド2を受けたアクセッサコント
ローラ68は、マガジンアクセッサコントローラ33−
1で実行されるコマンドであることを判別し、マガジン
アクセッサ34−1のマガジンアクセッサコントローラ
33−1に対し移動制御を、コマンド形式で指示する。
【0079】マガジンアクセッサコントローラ33−1
はマガジンラック32−1のスロット42−1から媒体
カートリッジを取り出して記録再生装置36−1に移動
し、媒体は記録再生装置36−1にローディングされ
る。マガジンアクセッサコントローラ33−1による移
動が完了すると、アクセッサコントローラ68はホスト
コンピュータ60に対し完了報告を行う。
【0080】記録再生装置36−1に対し、最初の媒体
カートリッジの移動によるローディングが済むと、ディ
レクタ66を経由してホストコンピュータ60と記録再
生装置36−1との間で記録または再生、即ちリード動
作あるいはライト動作が開始される。このときアクセッ
サコントローラ68に対しては、次に記録再生装置36
−1で処理すべきセルアドレスC551の媒体カートリ
ッジをマガジンラック32−1のスロット42−2に移
動させる別の媒体に対するムーブコマンドが発行され、
以下同様にセルアドレスC552〜554の媒体カート
リッジをマガジンラック32−1のスロット42−3〜
42−5に移動するムーブコマンドが順次発行され、セ
ルアクセッサ12−1による媒体移動が行われる。
【0081】続いて記録再生装置36−1で最初に移動
した媒体カートリッジの記録または再生処理が完了する
と、この処理完了がディレクタ66を通じてホストコン
ピュータ60に通知される。記録再生処理の終了報告を
受けたホストコンピュータはアクセッサコントローラ6
8に対し記録再生装置36−1からマガジンラック32
−1のスロット42−1に媒体カートリッジを移動する
ムーブコマンド3を発行する。
【0082】このムーブコマンド3をマガジンアクセッ
サコントローラ33−1で実行して移動を完了すると、
アクセッサコントローラ68はホストコンピュータ60
に完了報告を行う。この完了報告を受けたホストコンピ
ュータ60はアクセッサコントローラ68に対し記録再
生装置36−1にマガジンラック32−1のスロット4
2−2に格納している次の媒体カートリッジを記録再生
装置36−1に移動するムーブコマンド4を発行し、次
の媒体カートリッジの記録再生装置36−1による記録
再生が行われる。
【0083】マガジンラック32−1のスロット42−
1に返却された媒体カートリッジについては、このとき
の記録再生装置36−1における記録再生中にアクセッ
サコントローラ68に対しマガジンラック32−1のス
ロット42−1からセルブロック10のセルアドレスC
550に戻すためのムーブコマンドを発行し、セルアク
セッサ12により記録再生が済んだ媒体カートリッジを
セルブロックの元の位置に戻す。このような媒体の移動
と記録再生を伴う処理が残りの媒体カートリッジについ
て繰り返され、一連の処理が完了する。
【0084】尚、上記の動作説明は記録再生装置36−
1に対する処理のみを説明したが、同様な処理は残りの
記録再生装置36−2〜36−8についても混在する形
で同様に行われる。また、上記の実施例はライブラリ装
置側でムーブコマンドによる移動を完了するごとにホス
トコンピュータに報告し、次のムーブコマンドを発行さ
せる場合を例にとっているが、リード/ライトのための
マガジンラックを経由したセルブロックと記録再生装置
の間での媒体移動については、1つの媒体移動について
図17に示したようにムーブコマンド1〜4を発行する
ことから、OS要求コマンド140に基づいてライブラ
リサポートプログラム140で4つのムーブコマンド1
〜4を同時に発行し、アクセッサコントローラ68側に
設けたスタックメモリに格納し、下位からの移動完了応
答に対しスタックメモリから順番にムーブコマンドを取
り出して実行するようにしてもよいことは勿論である。
【0085】更に、ムーブコマンド1〜4と同時に記録
再生装置に対するライトコマンドやリードコマンドも発
行してアクセッサコントローラ68側に設けたスタック
メモリに格納し、記録再生装置のロード完了通知に対し
実行するようにしてもよい。更に、本発明は上記の実施
例に示した各ユニットの台数やそれ以外の数値に限定さ
れず、必要に応じて適宜に定めることができる。また、
媒体カートリッジとしては磁気テープ,磁気ディスク,
光ディスク等の適宜の媒体カートリッジを対象とするこ
とができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、媒体の移動をアクセッサだけではなく、記録再生装
置に付随したマガジン機構によっても実行できるため、
ライブラリ装置の性能、特に単位時間当りに処理できる
媒体の記録再生装置へのロードとセルブロックへの返却
能力を増大することができる。
【0087】この場合、アクセッサによる移動距離はラ
イブラリ装置の規模によって増大することで移動時間が
長くなるが、マガジン機構による移動距離は極く少ない
ことから、アクセッサに比べ相当短時間に終了する。こ
の時間差がライブラリ装置としての性能改善をもたら
し、アクセッサの高速化や高パワー化を図ることなく簡
単に性能向上を図ることができる。
【0088】また、媒体を予め処理しようとする記録再
生装置のマガジン機構に移動させておくことで、記録再
生装置における媒体の交換時間を短縮することができ、
媒体の記録再生における媒体交換に伴う空き時間を大幅
に短縮することができる。更に、本発明に用いる記録再
生装置として既存のマガジン機構を備えた単体の装置を
流用し、そのマガジンラックを両側から媒体出入れ可能
な構造とする簡単な改造でライブラリ装置に適用でき、
経済性の高い装置形態を構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の装置構成の実施例を示した説明図
【図3】図2のセルアクセッサを取出して示した説明図
【図4】図2のロボットハンドの詳細を示した説明図
【図5】図4の上蓋を外してロボットハンドの詳細を示
した説明図
【図6】図2のデッキユニットの収納フレームを示した
説明図
【図7】図2のマガジンラック、マガジンアクセッサ及
び記録再生装置を取り出して示した説明図
【図8】図3のマガジンラックとマガジンアクセッサの
実施例構成図
【図9】図8のマガジンアクセッサを平面から見た断面
説明図
【図10】図8の昇降機構の詳細を示した説明図
【図11】図10の昇降機構の側面図
【図12】図2のコントロールユニットの実施例を示し
たブロック図
【図13】図12について通常動作時の機能を示した説
明図
【図14】本発明におけるセルアドレスの定義を示した
説明図
【図15】図13のアクセッサコントローラにおけるア
ドレス変換テーブルの説明図
【図16】本発明のホストコンピュータの機能を示した
説明図
【図17】図16のホストコンピュータによるムーブコ
マンドの発行処理を示した説明図
【図18】図13のアクセッサコントローラの制御処理
を示したフローチャート
【図19】図13のセルアクセッサコントローラの制御
処理を示したフローチャート
【図20】図13のマカジンアクセッサコントローラの
制御処理を示したフローチャート
【符号の説明】
10:セルブロック(媒体保管庫) 12,12−1,12−2:セルアクセッサ(第1搬送
機構) 14:レール 16−1,16−2:デッキユニット 18−1,18−2:コントロールユニット 20:媒体投入排出口 22:走行部 24:支柱 26:リフト部 28:ロボットハンド 30:格納セル 32,32−1〜32−8:マガジンラック(補助保管
庫) 33−1〜33−8:マガジンアクセッサコントローラ
(MGC) 34,34−1〜34−8:マガジンアクセッサ(第2
搬送機構) 35:媒体カートリッジ 36,36−1,36−8:記録再生装置 38:テーブル 40:ピックアップハンド 42−1〜42−6:スロット(収納棚) 44:切欠 46:リフト機構 47-1,47-2,48-1,48-2,50-1,50-2,52-1,52-2,54-1,54-2
:ローラ 60−1,60−2:ホストコンピュータ 62−1,62−2:チャネルバス 64:ライブラリ装置 66−1〜66−4:ディレクタ 68,68−1,68−2:アクセッサコントローラ
(制御装置) 70,70−1,70−2:セルアクセッサコントロー
ラ 80:固定プレート 82:可動プレート 84:回転軸 86−1,86−2:ベルト 88−1,88−2:押えバネ 90:走行モータ 94:ネジシャフト 98:旋回プーリ 100:旋回用モータ 102:ワイヤベルト 104:スライド用モータ 106:媒体保持部 108:ベルト 110:マガジンアクセッサ本体 112:トレイ 114:投入口 116:排出トレイ 120,122:プーリ 124:ベルト 126:昇降用モータ 128:テーブル固定部材 130:ガイド部材 132:位置センサ 134−1〜134−6:発光部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の収納セルを備え媒体をセル単位に保
    管する媒体保管庫(10)と、 前記媒体を使用して情報の記録と再生を行う記録再生装
    置(36)と、 該記録再生装置(36)に対する媒体の出し入れ側に設
    置され、複数の媒体を一時的に保管する補助保管庫(3
    2)と、 前記媒体保管庫(10)と補助保管庫(32)との間で
    媒体を搬送する第1媒体搬送機構(12)と、 前記補助保管庫(32)と記録再生装置(36)の間で
    媒体を搬送する第2媒体搬送機構(34)と、 上位装置からの移動命令に基づいた前記第1搬送機構
    (12)および第2搬送機構(34)の制御により前記
    補助保管庫(32)を経由して前記媒体保管庫(10)
    と記録再生装置(36)間で媒体を搬送させる制御装置
    (68)と、を備えたことを特徴とするライブラリ装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のライブラリ装置に於いて、
    前記補助保管庫(32)は、前後に開口した複数の媒体
    収納棚を備え、一方の開口部から前記第1搬送機構(1
    2)によって媒体を出し入れ可能とし、他方の開口から
    前記第2搬送機構(34)によって媒体を出し入れ可能
    としたことを特徴とするライブラリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のライブラリ装置に於いて、
    前記制御装置(68)は、前記媒体保管庫(10)、補
    助保管庫(32)、および記録再生装置(36)それぞ
    れに、セルアドレスを割当てて媒体位置を定義し、前記
    上位装置から媒体の移動命令により論理アドレスとして
    指定される移動元または移動先のセルアドレスに基づい
    て前記第1媒体搬送機構と第2媒体搬送機構のいずれか
    一方を選択し、移動元セルアドレスの媒体を移動先セル
    アドレスに移動させることを特徴とするライブラリ装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のライブラリ装置に於いて、
    前記制御装置(68)は、前記上位装置からの移動命令
    により指定された移動元と移動先を示す論理アドレスか
    ら前記第2搬送機構(34)を選択した場合には、該論
    理アドレスを前記補助保管庫(32)の物理アドレスに
    変換して前記第2搬送機構(34)に前記補助保管庫
    (32)と記録再生装置(36)間での媒体移動を指令
    することを特徴とするライブラリ装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載のライブラリ装置に於いて、
    前記制御装置(68)は、前記媒体保管庫(10)、補
    助保管庫(32)および記録再生装置(36)に加えて
    更に前記第1搬送機構(12)および第2搬送機構(3
    4)の媒体保持部にも、セルアドレスを割当てて媒体位
    置を定義し、前記上位装置からの移動命令に基づいて前
    記第1搬送機構(12)また第2搬送機構(34)の保
    持位置を移動元又は移動先セルアドレスとして他の位置
    との間で媒体を移動させることを特徴とするライブラリ
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7158326B2 (en) 2004-03-08 2007-01-02 Nec Corporation Data storage library and accessor control method

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