JPH0625227B2 - 共重合体およびその製造方法 - Google Patents
共重合体およびその製造方法Info
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- JPH0625227B2 JPH0625227B2 JP10268286A JP10268286A JPH0625227B2 JP H0625227 B2 JPH0625227 B2 JP H0625227B2 JP 10268286 A JP10268286 A JP 10268286A JP 10268286 A JP10268286 A JP 10268286A JP H0625227 B2 JPH0625227 B2 JP H0625227B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はα−オレフイン、無水マレイン酸およびマレイ
ン酸イミドまたはN−置換誘導体の線状共重合体および
その製造方法に関する。更に詳細には分子片末端にエチ
ルベンゼン残基を有するα−オレフイン、無水マレイン
酸およびマレイン酸イミドまたはそのN−置換誘導体の
線状共重合体および該共重合体を収率良く製造する方法
に関する。
ン酸イミドまたはN−置換誘導体の線状共重合体および
その製造方法に関する。更に詳細には分子片末端にエチ
ルベンゼン残基を有するα−オレフイン、無水マレイン
酸およびマレイン酸イミドまたはそのN−置換誘導体の
線状共重合体および該共重合体を収率良く製造する方法
に関する。
従来より、α−オレフインと無水マレイン酸の共重合体
は、塩基性物質を作用させて水溶液にし、接着剤、バイ
ンダー、コーテイング剤、紙用添加剤、顔料の分散剤、
冷却水のスケール防止剤、エマルジヨンまたはラテツク
スの保護コロイド、界面活性剤、インキまたは塗料のビ
ヒクル等に用いられている。しかしながら、これ等の用
途にあつては耐水性が要求されることが多く、その改良
が望まれていた。改良方法のひとつとして、α−オレフ
インと無水マレイン酸との共重合体をアンモニアまたは
アミンで処理して、無水マレイン酸に基づく酸無水物基
をアミド・アンモニウム塩またはアミド・アミン塩の形
にした後加熱等の処理によってイミド環に変換した変性
共重合体、すなわちα−オレフイン−無水マレイン酸−
マレイン酸イミドまたはN−置換マレイン酸イミド(こ
れ等をまとめてマレイン酸イミド類と記すことがある)
共重合体が知られている。
は、塩基性物質を作用させて水溶液にし、接着剤、バイ
ンダー、コーテイング剤、紙用添加剤、顔料の分散剤、
冷却水のスケール防止剤、エマルジヨンまたはラテツク
スの保護コロイド、界面活性剤、インキまたは塗料のビ
ヒクル等に用いられている。しかしながら、これ等の用
途にあつては耐水性が要求されることが多く、その改良
が望まれていた。改良方法のひとつとして、α−オレフ
インと無水マレイン酸との共重合体をアンモニアまたは
アミンで処理して、無水マレイン酸に基づく酸無水物基
をアミド・アンモニウム塩またはアミド・アミン塩の形
にした後加熱等の処理によってイミド環に変換した変性
共重合体、すなわちα−オレフイン−無水マレイン酸−
マレイン酸イミドまたはN−置換マレイン酸イミド(こ
れ等をまとめてマレイン酸イミド類と記すことがある)
共重合体が知られている。
しかしながら、上記変性共重合体は、固体/気体または
固体/液体の異相系の反応のため、分子中に均一にイミ
ド基が導入されず塩基性物質を含有する水溶液に溶解し
たときに濁つたり、増粘したりすることが多い。そのた
め、上記の用途に用いた場合に十分に耐水性の改良効果
が発現されないことが多い。α−オレフイン−無水マレ
イン酸−マレイン酸イミド類共重合体を得る方法として
は、上記の様にα−オレフイン−無水マレイン酸共重合
体をアンモニアまたはアミン処理し、次いでイミド環を
形成させる2段ないしは3段の製造方法の他にα−オレ
フイン、無水マレイン酸およびマレイン酸イミド類を共
重合する直接的方法も考えられるが、その工業的な製造
方法は知られていない。
固体/液体の異相系の反応のため、分子中に均一にイミ
ド基が導入されず塩基性物質を含有する水溶液に溶解し
たときに濁つたり、増粘したりすることが多い。そのた
め、上記の用途に用いた場合に十分に耐水性の改良効果
が発現されないことが多い。α−オレフイン−無水マレ
イン酸−マレイン酸イミド類共重合体を得る方法として
は、上記の様にα−オレフイン−無水マレイン酸共重合
体をアンモニアまたはアミン処理し、次いでイミド環を
形成させる2段ないしは3段の製造方法の他にα−オレ
フイン、無水マレイン酸およびマレイン酸イミド類を共
重合する直接的方法も考えられるが、その工業的な製造
方法は知られていない。
ところで、α−オレフインと無水マレイン酸との共重合
体の溶剤としてはジメチルホルムアミド等の極性溶媒は
知られている。しかしながら、かかる極性溶媒は、回収
が極めて難しく、工業的製造の際の適当な重合溶媒とは
なり得ない。そのため、α−オレフインと無水マレイン
酸との共重合体は、工業的製造においては沈澱重合によ
つて製造されている。沈澱重合を実施する場合の溶媒と
しては共重合すべきモノマーを溶解し、しかも重合で生
成する共重合体を溶解しないことが必要であり、従来よ
りα−オレフインと無水マレイン酸との重合の際の溶媒
としては酢酸エチルとターシヤリーブタノールの混合溶
媒が知られている(特公昭49−6382号公報参照)。こ
の混合溶媒を用いると円滑に沈澱重合が行なわれ、
過、遠心分離により溶媒を除去後乾燥すれば形状の良い
共重合体粉末が得られる。
体の溶剤としてはジメチルホルムアミド等の極性溶媒は
知られている。しかしながら、かかる極性溶媒は、回収
が極めて難しく、工業的製造の際の適当な重合溶媒とは
なり得ない。そのため、α−オレフインと無水マレイン
酸との共重合体は、工業的製造においては沈澱重合によ
つて製造されている。沈澱重合を実施する場合の溶媒と
しては共重合すべきモノマーを溶解し、しかも重合で生
成する共重合体を溶解しないことが必要であり、従来よ
りα−オレフインと無水マレイン酸との重合の際の溶媒
としては酢酸エチルとターシヤリーブタノールの混合溶
媒が知られている(特公昭49−6382号公報参照)。こ
の混合溶媒を用いると円滑に沈澱重合が行なわれ、
過、遠心分離により溶媒を除去後乾燥すれば形状の良い
共重合体粉末が得られる。
しかしながら、共重合すべき第3のモノマーとしてマレ
イン酸イミド類が入ると上記混合溶媒を用いても反応器
壁または撹拌翼にブロツク状のポリマーが付着し、円滑
な沈澱重合が行なわれず、ブロツク状の共重合体しか得
られず、また生成した共重合体のかなりの部分が溶媒中
に溶存するため、共重合体の収率が低く、工業的製造に
は向かない。また、沈澱重合で用いる溶媒としてはベン
ゼン、トルエン、キシレン、各種エステル、各種ケトン
または各種アルコールの使用が考えられるが、それ等は
モノマーに対する溶解性が良好であるが、生成する共重
合体を部分的に溶解し、均一な粒子をつくり得ない。そ
のため上記混合溶媒と同様、工業的製造のための重合溶
媒としては適当でない。
イン酸イミド類が入ると上記混合溶媒を用いても反応器
壁または撹拌翼にブロツク状のポリマーが付着し、円滑
な沈澱重合が行なわれず、ブロツク状の共重合体しか得
られず、また生成した共重合体のかなりの部分が溶媒中
に溶存するため、共重合体の収率が低く、工業的製造に
は向かない。また、沈澱重合で用いる溶媒としてはベン
ゼン、トルエン、キシレン、各種エステル、各種ケトン
または各種アルコールの使用が考えられるが、それ等は
モノマーに対する溶解性が良好であるが、生成する共重
合体を部分的に溶解し、均一な粒子をつくり得ない。そ
のため上記混合溶媒と同様、工業的製造のための重合溶
媒としては適当でない。
本発明の第1の目的は、塩基性物質の存在する水溶液に
容易に均一溶解し濁りがなく、また増粘することがな
く、しかも耐水性のすぐれたα−オレフイン、無水マレ
イン酸およびマレイン酸イミドまたはそのN−置換誘導
体の線状共重合体を提供することにある。
容易に均一溶解し濁りがなく、また増粘することがな
く、しかも耐水性のすぐれたα−オレフイン、無水マレ
イン酸およびマレイン酸イミドまたはそのN−置換誘導
体の線状共重合体を提供することにある。
本発明のもうひとつの他の目的は、粒径が均一で適当な
大きさの粒子からなる粉末状のα−オレフイン、無水マ
レイン酸、およびマレイン酸イミドまたはそのN−置換
誘導体の線状共重合体を収率よく製造する方法を提供す
ることにある。
大きさの粒子からなる粉末状のα−オレフイン、無水マ
レイン酸、およびマレイン酸イミドまたはそのN−置換
誘導体の線状共重合体を収率よく製造する方法を提供す
ることにある。
本発明よれば、上記の第1の目的は、α−オレフインに
基づく単位(A)、無水マレイン酸に基づく単位(B)および
マレイン酸イミドまたはそのN−置換誘導体に基づく単
位(C)からなり、A、BおよびCの各成分はA/(B+
C)およびB/Cが各々1/1〜3/1(モル比)およ
び2/8〜9/1(モル比)を満足し、分子末端の少な
くとも一方に一般式−C2H4C6H5で示される基を有し、か
つ重量平均分子量が1,000〜200,000である線状ランダム
共重合体によつて達成される。また、他の目的はα−オ
レフイン(a)、無水マレイン酸(b)およびマレイン酸イミ
ドまたはそのN−置換誘導体(c)を重合溶媒としてエチ
ルベンゼンを用いて沈澱重合することによつて達成され
る。
基づく単位(A)、無水マレイン酸に基づく単位(B)および
マレイン酸イミドまたはそのN−置換誘導体に基づく単
位(C)からなり、A、BおよびCの各成分はA/(B+
C)およびB/Cが各々1/1〜3/1(モル比)およ
び2/8〜9/1(モル比)を満足し、分子末端の少な
くとも一方に一般式−C2H4C6H5で示される基を有し、か
つ重量平均分子量が1,000〜200,000である線状ランダム
共重合体によつて達成される。また、他の目的はα−オ
レフイン(a)、無水マレイン酸(b)およびマレイン酸イミ
ドまたはそのN−置換誘導体(c)を重合溶媒としてエチ
ルベンゼンを用いて沈澱重合することによつて達成され
る。
本発明においては、α−オレフインに基づく単位とは一
般式−CH2CR1R2−(式中、R1およびR2は同じであつて
も互いに異なつていてもよく、水素、炭素数1〜10のア
ルキル基またはアルケニル基を表わす)で示されるもの
を意味し、ここで使用するα−オレフインとはα位に炭
素−炭素不飽和二重結合を有する直鎖状または分岐状の
オレフインである。特に炭素数2〜12とりわけ2〜8の
オレフインが好ましい。使用し得る代表的な例としては
エチレン、プロピレン、n−ブチレン、イソブチレン、
n−ペンテン、イソプレン、2−メチル−1−ブテン、
3−メチル−1−ブテン、n−ヘキセン、2−メチル−
1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル
−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテン、1,3−ペ
ンタジエン、1,3−ヘキサジエン、2,3−ジメチル
ブタジエン、2,5−ペンタジエン、1,4−ヘキサジ
エン、2,2,4−トリメチル−1−ペンテン等が挙げ
られる。この中でも特にイソブチレンが好ましい。ここ
でイソブチレンとはイソブチレンを主成分として含む混
合物、例えばリターンB・Bをも意味する。もちろん、
これ等のオレフインは単独で用いても2種以上組合せて
用いても良い。
般式−CH2CR1R2−(式中、R1およびR2は同じであつて
も互いに異なつていてもよく、水素、炭素数1〜10のア
ルキル基またはアルケニル基を表わす)で示されるもの
を意味し、ここで使用するα−オレフインとはα位に炭
素−炭素不飽和二重結合を有する直鎖状または分岐状の
オレフインである。特に炭素数2〜12とりわけ2〜8の
オレフインが好ましい。使用し得る代表的な例としては
エチレン、プロピレン、n−ブチレン、イソブチレン、
n−ペンテン、イソプレン、2−メチル−1−ブテン、
3−メチル−1−ブテン、n−ヘキセン、2−メチル−
1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル
−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテン、1,3−ペ
ンタジエン、1,3−ヘキサジエン、2,3−ジメチル
ブタジエン、2,5−ペンタジエン、1,4−ヘキサジ
エン、2,2,4−トリメチル−1−ペンテン等が挙げ
られる。この中でも特にイソブチレンが好ましい。ここ
でイソブチレンとはイソブチレンを主成分として含む混
合物、例えばリターンB・Bをも意味する。もちろん、
これ等のオレフインは単独で用いても2種以上組合せて
用いても良い。
本発明において、無水マレイン酸に基づく単位(B)は一
般式 で示されるものであり、ここで使用する無水マレイン酸
にはその一部がマレイン酸、マレイン酸モノエステル、
マレイン酸ジエステル等の無水マレイン酸誘導体(以
下、これ等を無水マレイン酸類と記すこともある)また
は他のα,β−ジカルボン酸で置換、含有されていても
よい。
般式 で示されるものであり、ここで使用する無水マレイン酸
にはその一部がマレイン酸、マレイン酸モノエステル、
マレイン酸ジエステル等の無水マレイン酸誘導体(以
下、これ等を無水マレイン酸類と記すこともある)また
は他のα,β−ジカルボン酸で置換、含有されていても
よい。
本発明において、マレイン酸イミドまたはそのN−置換
誘導体に基づく単位、すなわちマレイン酸イミド類に基
づく単位とは、一般式 (式中、R3は水素、アルキル基、フエニル基、アルキ
ルフエニル基、アルコキシフエニル基、これらのハロゲ
ン置換基を表わす)で示されるものであり、ここで使用
するマレイン酸イミドとしてはマレイン酸イミド、N−
メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−プロピ
ルマレイミド、N−n−ブチルマレイミド、N−t−ブ
チルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド等のN
−置換アルキルマレイミドN−フエニルマレイミド、N
−メチルフエニルマレイミド、N−エチルフエニルマレ
イミド等のN−置換アルキルフエニルマレイミド、ある
いはN−メトキシフエニルマレイミドN−エトキシフエ
ニルマレイミド等のN−置換アルコキシフエニルマレイ
ミド、更にはこれ等のハロゲン化物(例えばN−クロル
フエニルマレイミド)が好ましく挙げられる。これ等の
中でもN位にフエニル基を有するマレイミド、とりわけ
N−フエニルマレイミドが好ましい。
誘導体に基づく単位、すなわちマレイン酸イミド類に基
づく単位とは、一般式 (式中、R3は水素、アルキル基、フエニル基、アルキ
ルフエニル基、アルコキシフエニル基、これらのハロゲ
ン置換基を表わす)で示されるものであり、ここで使用
するマレイン酸イミドとしてはマレイン酸イミド、N−
メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−プロピ
ルマレイミド、N−n−ブチルマレイミド、N−t−ブ
チルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド等のN
−置換アルキルマレイミドN−フエニルマレイミド、N
−メチルフエニルマレイミド、N−エチルフエニルマレ
イミド等のN−置換アルキルフエニルマレイミド、ある
いはN−メトキシフエニルマレイミドN−エトキシフエ
ニルマレイミド等のN−置換アルコキシフエニルマレイ
ミド、更にはこれ等のハロゲン化物(例えばN−クロル
フエニルマレイミド)が好ましく挙げられる。これ等の
中でもN位にフエニル基を有するマレイミド、とりわけ
N−フエニルマレイミドが好ましい。
本発明の共重合体における上記各構造単位の含有割合
は、A/(B+C)がモル比で1/1〜3/1、B/C
がモル比で2/8〜9/1の範囲内にあるのが望まし
い。A/(B+C)のモル比にあつては1/1またはそ
れに近い値であるのが望ましく、その場合にはα−オレ
フインに基づく単位、すなわち−CH2CR1R2−で示される
単位と、無水マレイン酸類に基づく単位、すなわち または (式中、R4およびR5は同じであつても互いに異なつて
いてもよく、水素またはアルキル基を表わす)で示され
る単位あるいはマレイン酸イミドに基づく単位、すなわ
ち で示される単位とが交互に繰り返された構造を有し、分
子末端の少なくとも一方が−C2H4C6H5で示される基を有
する共重合体となる。また、B/Cのモル比にあつて
は、耐水性と塩基性物質を含有する水溶液に対する易溶
性のバランスから6/4〜9/1の範囲内にあるのが望
ましい。無水マレイン酸類またはマレイン酸イミド類に
基づく単位と次の同じ単位との長さは、無水マレイン酸
類およびマレイン酸イミド類の各々とオレフインとの反
応性がほぼ同じであるのでほぼ一定になる。この点にお
いて、本発明の共重合体とα−オレフイン−無水マレイ
ン酸共重合体のイミド化物と異なるものと予想される。
は、A/(B+C)がモル比で1/1〜3/1、B/C
がモル比で2/8〜9/1の範囲内にあるのが望まし
い。A/(B+C)のモル比にあつては1/1またはそ
れに近い値であるのが望ましく、その場合にはα−オレ
フインに基づく単位、すなわち−CH2CR1R2−で示される
単位と、無水マレイン酸類に基づく単位、すなわち または (式中、R4およびR5は同じであつても互いに異なつて
いてもよく、水素またはアルキル基を表わす)で示され
る単位あるいはマレイン酸イミドに基づく単位、すなわ
ち で示される単位とが交互に繰り返された構造を有し、分
子末端の少なくとも一方が−C2H4C6H5で示される基を有
する共重合体となる。また、B/Cのモル比にあつて
は、耐水性と塩基性物質を含有する水溶液に対する易溶
性のバランスから6/4〜9/1の範囲内にあるのが望
ましい。無水マレイン酸類またはマレイン酸イミド類に
基づく単位と次の同じ単位との長さは、無水マレイン酸
類およびマレイン酸イミド類の各々とオレフインとの反
応性がほぼ同じであるのでほぼ一定になる。この点にお
いて、本発明の共重合体とα−オレフイン−無水マレイ
ン酸共重合体のイミド化物と異なるものと予想される。
本発明の製造方法において、α−オレフイン、無水マレ
イン酸類およびマレイン酸イミド類の仕込み混合比は目
的とする共重合体の組成により変るが、無水マレイン酸
類とマレイン酸イミド類の合計モル数の1〜3倍モル数
のα−オレフインを用いるのが無水マレイン酸類および
マレイン酸イミド類の反応率を高めるために有効であ
る。
イン酸類およびマレイン酸イミド類の仕込み混合比は目
的とする共重合体の組成により変るが、無水マレイン酸
類とマレイン酸イミド類の合計モル数の1〜3倍モル数
のα−オレフインを用いるのが無水マレイン酸類および
マレイン酸イミド類の反応率を高めるために有効であ
る。
本発明の製造方法においては、沈澱重合によつてα−オ
レフイン、無水マレイン酸類およびマレイン酸イミド類
の線状の多元共重合体が得られるが、かかる沈澱重合の
溶媒としてはエチルベンゼンが使用される。エチルベン
ゼンは重合時連鎖移動剤として働き、生成する共重合体
の分子片末端に一般式−C2H4C6H5で示される基となつて
共重合体に残る。なお、本発明においては、エチルベン
ゼンに他の溶剤、例えばベンゼン、トルエン、もしくは
キシレン等のエチルベンゼン以外のベンゼン誘導体、酢
酸エチル、酢酸イソプロピル等の有機酸エステル類を混
合して重合溶媒として使用することもできるが、重合溶
媒の回収精製が複雑となり、溶剤の種類によつては得ら
れぬ共重合体の分子末端および分子量に大きく影響する
ことがあるので、エチルベンゼン以外の溶剤の使用は本
発明の趣旨にそぐわないものである。工業的製造を考慮
するとエチルベゼンの単独使用が良い。
レフイン、無水マレイン酸類およびマレイン酸イミド類
の線状の多元共重合体が得られるが、かかる沈澱重合の
溶媒としてはエチルベンゼンが使用される。エチルベン
ゼンは重合時連鎖移動剤として働き、生成する共重合体
の分子片末端に一般式−C2H4C6H5で示される基となつて
共重合体に残る。なお、本発明においては、エチルベン
ゼンに他の溶剤、例えばベンゼン、トルエン、もしくは
キシレン等のエチルベンゼン以外のベンゼン誘導体、酢
酸エチル、酢酸イソプロピル等の有機酸エステル類を混
合して重合溶媒として使用することもできるが、重合溶
媒の回収精製が複雑となり、溶剤の種類によつては得ら
れぬ共重合体の分子末端および分子量に大きく影響する
ことがあるので、エチルベンゼン以外の溶剤の使用は本
発明の趣旨にそぐわないものである。工業的製造を考慮
するとエチルベゼンの単独使用が良い。
本発明の製造方法においては、ラジカル重合により共重
合体が得られるが、使用する重合触媒としてはアゾビス
イソブチロニトリル、1,1−アゾビスシクロヘキサン
−1−カルボニトリル等のアゾ触媒、ベンンゾイルパー
オキサイド、ジクミルパ−オキサイド等の有機過酸化物
触媒が好ましい。前記重合触媒の使用量は、無水マレイ
ン酸類およびマレイン酸イミド類に対し0.1〜5モル
%となる範囲を必要とするが、好ましくは0.5〜3モ
ル%である。重合触媒およびモノマーの添加方法として
重合初期にまとめて添加しても良いが、重合の進行に伴
ない遂次添加する方法が望ましい。
合体が得られるが、使用する重合触媒としてはアゾビス
イソブチロニトリル、1,1−アゾビスシクロヘキサン
−1−カルボニトリル等のアゾ触媒、ベンンゾイルパー
オキサイド、ジクミルパ−オキサイド等の有機過酸化物
触媒が好ましい。前記重合触媒の使用量は、無水マレイ
ン酸類およびマレイン酸イミド類に対し0.1〜5モル
%となる範囲を必要とするが、好ましくは0.5〜3モ
ル%である。重合触媒およびモノマーの添加方法として
重合初期にまとめて添加しても良いが、重合の進行に伴
ない遂次添加する方法が望ましい。
本発明の製造方法において分子量の調節は主にモノマー
濃度、触媒使洋量、重合温度によつて行なわれるが、分
子量を低下させる物質として周期律表第I、IIまたはII
I族の金属の塩、水酸化物、第IV族の金属のハロゲン化
物、一般式N≡、HN=、H2N−もしくはH4N−で示され
るアミン類、酢酸アンモニウム、尿素等の窒素化合物、
メルカプタン類等を重合の初期または重合の進行中に添
加し共重体の分子量を調節することも可能である。重合
温度は40℃〜150℃、特に60℃〜120℃の範囲
であることが好ましく、重合温度が高すぎると生成する
共重合物がブロツク状になり易く、また重合圧力が著る
しく高くなる欠点がある。重合時間は1〜24時間、好
ましくは2〜10時間である。重合溶媒の使用量は、得
られる共重合物濃度が5〜40重量%、好ましくは10
〜30重量%となる様にすることが望ましい。
濃度、触媒使洋量、重合温度によつて行なわれるが、分
子量を低下させる物質として周期律表第I、IIまたはII
I族の金属の塩、水酸化物、第IV族の金属のハロゲン化
物、一般式N≡、HN=、H2N−もしくはH4N−で示され
るアミン類、酢酸アンモニウム、尿素等の窒素化合物、
メルカプタン類等を重合の初期または重合の進行中に添
加し共重体の分子量を調節することも可能である。重合
温度は40℃〜150℃、特に60℃〜120℃の範囲
であることが好ましく、重合温度が高すぎると生成する
共重合物がブロツク状になり易く、また重合圧力が著る
しく高くなる欠点がある。重合時間は1〜24時間、好
ましくは2〜10時間である。重合溶媒の使用量は、得
られる共重合物濃度が5〜40重量%、好ましくは10
〜30重量%となる様にすることが望ましい。
このようにして、α−オレフイン、無水マレイン酸類お
よびマレイン酸イミド類の共重合体が得られるが、赤外
吸収スペクトルグラフイ、核磁気共鳴スペクトルグラフ
イ、元素分析等によれば、前記共重合体は分子片末端の
少なくとも一方が一般式−C2H4C6H5で示される基を有す
るものである。また光散乱法や粘度法によれば前記共重
合体は多くの場合1,000〜200,000の重量平均分子量(▲
▼)を有するものである。粘度法においてはジメチ
ルホルムアミド中の極限粘度(〔η〕)を測定した場合
極限粘度が0.05〜1.5の範囲にあるものである。なお共
重合体は通常16〜60メツシユ程度の粒のそろつた粉
末状で得られる。
よびマレイン酸イミド類の共重合体が得られるが、赤外
吸収スペクトルグラフイ、核磁気共鳴スペクトルグラフ
イ、元素分析等によれば、前記共重合体は分子片末端の
少なくとも一方が一般式−C2H4C6H5で示される基を有す
るものである。また光散乱法や粘度法によれば前記共重
合体は多くの場合1,000〜200,000の重量平均分子量(▲
▼)を有するものである。粘度法においてはジメチ
ルホルムアミド中の極限粘度(〔η〕)を測定した場合
極限粘度が0.05〜1.5の範囲にあるものである。なお共
重合体は通常16〜60メツシユ程度の粒のそろつた粉
末状で得られる。
本発明の製造方法によれば、反応モノマーに対して適度
な溶解力を持つが生成する共重合体に対しては溶解性の
乏しいエチルベンゼンを重合溶媒に使用しているので、
生成した共重合体は反応器壁や撹拌翼に付着することが
なく、円滑に沈澱重合を行なうことができ、更に脱液乾
燥工程でも得られた共重合体が溶解融着等の好ましくな
い変化を起すこともなく、したがつて従来の製造方法で
は得られない高い収率で共重合体が得られる。更に大き
くてしかも均一な粉末状で共重合体が得られるので、製
品の微粉末が飛散することがなく、製品の取扱いが容易
となり、しかも飛散による製品の損失がなくなり、更に
作業環境も悪くならないのである。
な溶解力を持つが生成する共重合体に対しては溶解性の
乏しいエチルベンゼンを重合溶媒に使用しているので、
生成した共重合体は反応器壁や撹拌翼に付着することが
なく、円滑に沈澱重合を行なうことができ、更に脱液乾
燥工程でも得られた共重合体が溶解融着等の好ましくな
い変化を起すこともなく、したがつて従来の製造方法で
は得られない高い収率で共重合体が得られる。更に大き
くてしかも均一な粉末状で共重合体が得られるので、製
品の微粉末が飛散することがなく、製品の取扱いが容易
となり、しかも飛散による製品の損失がなくなり、更に
作業環境も悪くならないのである。
本発明の共重合体は、分子末端にエチルベンゼン残基を
有していない従来のα−オレフイン−無水マレイン酸類
共重合体と比較して耐水性にすぐれ、かつ核共重合体か
らのイミド化物と比較して塩基性物質を含有する水溶液
中での溶解性にすぐれ、前記イミド化物の水溶液にみら
れる濁り、または増粘等の変化がみとめられない。その
ため接着剤、コーテイング剤、紙用添加剤に用いたと
き、耐水性の改良に効果がみとめられる。また、このよ
うな特徴とともに次の様な特徴をも有する。
有していない従来のα−オレフイン−無水マレイン酸類
共重合体と比較して耐水性にすぐれ、かつ核共重合体か
らのイミド化物と比較して塩基性物質を含有する水溶液
中での溶解性にすぐれ、前記イミド化物の水溶液にみら
れる濁り、または増粘等の変化がみとめられない。その
ため接着剤、コーテイング剤、紙用添加剤に用いたと
き、耐水性の改良に効果がみとめられる。また、このよ
うな特徴とともに次の様な特徴をも有する。
疎水性高分子物質との相溶性が良好となり、プラス
チツク、フイルムの添加剤としてその物性を改良するこ
とができる。
チツク、フイルムの添加剤としてその物性を改良するこ
とができる。
マレイン酸イミド類は水溶性の基になり得ないが、
大きな極性を有しているため、無機物と疎水性高分子物
質の間のカツプリング剤として働く。
大きな極性を有しているため、無機物と疎水性高分子物
質の間のカツプリング剤として働く。
塩基性物質の存在下に水溶液にした場合、水溶液の
界面活性が大きくなり、高分子物質の乳化剤、油剤とし
ての機能を発揮する。そのため、これ等の特徴を生かし
て重量平均分子量が1,000〜200,000の比較的低分子量の
共重合体は、例えば顔料の分散剤、冷却水のスケール防
止剤エマルジヨン又はラテツクスの保護コロイド界面活
性剤インキ塗料のビヒクルバインダー等に適用でき、そ
れ等に優れた性能を付与する。
界面活性が大きくなり、高分子物質の乳化剤、油剤とし
ての機能を発揮する。そのため、これ等の特徴を生かし
て重量平均分子量が1,000〜200,000の比較的低分子量の
共重合体は、例えば顔料の分散剤、冷却水のスケール防
止剤エマルジヨン又はラテツクスの保護コロイド界面活
性剤インキ塗料のビヒクルバインダー等に適用でき、そ
れ等に優れた性能を付与する。
以下、実施例によつて本発明を更に詳しく説明するが、
本発明はこれ等によつて何ら限定されるものではない。
本発明はこれ等によつて何ら限定されるものではない。
実施例1 エチルベンゼン419.1g、無水マレイン酸29.4g、N−
フエニルマレイミド34.6gおよびアゾビスイソブチロニ
トリル0.67gを撹拌器の付いた1オートクレーブに入
れ30分間窒素を導入した後、イソプチレン30.8gを入
れ、撹拌下にオートクレーブ内液を80℃迄昇温した。
次いで内温を80℃に保ちながら、5時間重合反応を行
なつた。重合反応終了後、オートクレープ内液を室温迄
冷却し脱気後、撹拌を止めて沈澱したポリマーを取出し
過乾燥したところ、100メツシユの篩をほとんど通
過しない、大きな粒径で、淡黄色粉末状の共重合体9
0.6gが得られた。仕込みモノマーからの理論収量の
98.5%という高いポリマー収率であつた。ポリマー
取出し時にオートクレーブ内部を点検したところ、内壁
や撹拌翼へのポリマーの付着はほとんどなく、また沈澱
ポリマーの過による重合溶媒の除去も容易であつた。
得られたポリマーの重量平均分子量は、ジメチルホルム
アミド溶液の極限粘度(〔η〕)0.253から換算して約2
7,000であり、90MHz高分解能NMRによる測定結果か
ら、その分子構造はエチルベンゼン残基を分子片末端に
もち、イソブチレン:無水マレイン酸:N−フエニルマ
レイミドが5:3:2のモル比で共重合していることが
確認された。このポリマー100重量部を25%アンモ
ニア水43.7重量部および水353.5重量部を混合した
ところ、濁りのまつたくない水溶液が得られた。
フエニルマレイミド34.6gおよびアゾビスイソブチロニ
トリル0.67gを撹拌器の付いた1オートクレーブに入
れ30分間窒素を導入した後、イソプチレン30.8gを入
れ、撹拌下にオートクレーブ内液を80℃迄昇温した。
次いで内温を80℃に保ちながら、5時間重合反応を行
なつた。重合反応終了後、オートクレープ内液を室温迄
冷却し脱気後、撹拌を止めて沈澱したポリマーを取出し
過乾燥したところ、100メツシユの篩をほとんど通
過しない、大きな粒径で、淡黄色粉末状の共重合体9
0.6gが得られた。仕込みモノマーからの理論収量の
98.5%という高いポリマー収率であつた。ポリマー
取出し時にオートクレーブ内部を点検したところ、内壁
や撹拌翼へのポリマーの付着はほとんどなく、また沈澱
ポリマーの過による重合溶媒の除去も容易であつた。
得られたポリマーの重量平均分子量は、ジメチルホルム
アミド溶液の極限粘度(〔η〕)0.253から換算して約2
7,000であり、90MHz高分解能NMRによる測定結果か
ら、その分子構造はエチルベンゼン残基を分子片末端に
もち、イソブチレン:無水マレイン酸:N−フエニルマ
レイミドが5:3:2のモル比で共重合していることが
確認された。このポリマー100重量部を25%アンモ
ニア水43.7重量部および水353.5重量部を混合した
ところ、濁りのまつたくない水溶液が得られた。
実施例2 エチルベンゼン300g、無水マレイン酸19.6g、
N−2−メチルフエニルマレイミド37.4gおよびア
ゾビスイソプチロニトリル0.3gを撹拌器つき1オ
ートクレーブに入れ、窒素を30分間導入後イソブチレ
ン23.5gをオートクレープに入れ、撹拌しながらオ
ートクレーブ内液を60℃まで昇温した。次に62gの
エチルベンゼンにアソビスイソブチロニトリル0.36
gを溶解した触媒液を1時間当り15.5gの割合で遂
次仕込しながら、60℃で5時間重合反応を行なつた。
重合反応終了後、オートクレーブ内液を室温まで冷却脱
気後撹拌を止め沈澱したポリマーを取出し過乾燥した
ところ、淡黄色粉末状の共重合体77.3gを得た。こ
れはポリマー理論収量の97.4%のポリマー収率であ
つた。その極限粘度(〔η〕)が0.637であり、重量平
均分子量に換算すると約91,000であつた。またイソブチ
レン:無水マレイン酸:N−2−メチルフエニルマレイ
ミドの組成モル比は2:1:1であつた。
N−2−メチルフエニルマレイミド37.4gおよびア
ゾビスイソプチロニトリル0.3gを撹拌器つき1オ
ートクレーブに入れ、窒素を30分間導入後イソブチレ
ン23.5gをオートクレープに入れ、撹拌しながらオ
ートクレーブ内液を60℃まで昇温した。次に62gの
エチルベンゼンにアソビスイソブチロニトリル0.36
gを溶解した触媒液を1時間当り15.5gの割合で遂
次仕込しながら、60℃で5時間重合反応を行なつた。
重合反応終了後、オートクレーブ内液を室温まで冷却脱
気後撹拌を止め沈澱したポリマーを取出し過乾燥した
ところ、淡黄色粉末状の共重合体77.3gを得た。こ
れはポリマー理論収量の97.4%のポリマー収率であ
つた。その極限粘度(〔η〕)が0.637であり、重量平
均分子量に換算すると約91,000であつた。またイソブチ
レン:無水マレイン酸:N−2−メチルフエニルマレイ
ミドの組成モル比は2:1:1であつた。
実施例3 αーオレフインとしてイソブチレン30.8gの代りに
イソブチレン26.5gと1−プテン7.05gの混合
物を用いること以外は実施例1と同様の方法で重合を行
ない、極限粘度が0.214の淡黄色粉末状共重合体を収率
96.9%で得た。得られた共重合体中のイソブチレ
ン:1−プテン:無水マレイン酸:N−フエニルマレイ
ミドのモル比は4.5:0.5:3:2であった。
イソブチレン26.5gと1−プテン7.05gの混合
物を用いること以外は実施例1と同様の方法で重合を行
ない、極限粘度が0.214の淡黄色粉末状共重合体を収率
96.9%で得た。得られた共重合体中のイソブチレ
ン:1−プテン:無水マレイン酸:N−フエニルマレイ
ミドのモル比は4.5:0.5:3:2であった。
実施例4 エチルベンゼン419.1g、無水マレイン酸29.4
g、N−フエニルマレイミド34.6gおよびアゾビス
イソブチロニトリル1.35gを撹拌器の付いた1オ
ートクレーブに入れ、30分間窒素を導入した後、そこ
に第1表に示す組成のC5オレフイン混合物50gを入
れ、撹拌下オートクレーブ内液を80℃まで昇温し80
℃に保ちながら8時間重合反応を行なつた。重合反応終
了後、オートクレーブ内液を室温まで冷却し、脱気後、
撹拌を止めて沈澱したポリマーを取出し過乾燥したと
ころ、94.2gの淡黄色粉末状の共重合体が得られ
た。これは理論収量の95.2%の収率である。ポリマ
ー取出し時、オートクレーブ内部を点検したところ内壁
や撹拌翼へのポリマーの付着はなく、また沈澱ポリマー
の過による重合溶媒の徐去も容易であった。得られた
ポリマーのジメチルホルムアミド溶液の極限粘度
(〔η〕)は0.137であつた。ポリマー中のC5オ
レフイン:無水マレイン酸:N−フエニルマレイミドの
モル比は5:3:2であつた。
g、N−フエニルマレイミド34.6gおよびアゾビス
イソブチロニトリル1.35gを撹拌器の付いた1オ
ートクレーブに入れ、30分間窒素を導入した後、そこ
に第1表に示す組成のC5オレフイン混合物50gを入
れ、撹拌下オートクレーブ内液を80℃まで昇温し80
℃に保ちながら8時間重合反応を行なつた。重合反応終
了後、オートクレーブ内液を室温まで冷却し、脱気後、
撹拌を止めて沈澱したポリマーを取出し過乾燥したと
ころ、94.2gの淡黄色粉末状の共重合体が得られ
た。これは理論収量の95.2%の収率である。ポリマ
ー取出し時、オートクレーブ内部を点検したところ内壁
や撹拌翼へのポリマーの付着はなく、また沈澱ポリマー
の過による重合溶媒の徐去も容易であった。得られた
ポリマーのジメチルホルムアミド溶液の極限粘度
(〔η〕)は0.137であつた。ポリマー中のC5オ
レフイン:無水マレイン酸:N−フエニルマレイミドの
モル比は5:3:2であつた。
実施例5 重合触媒をベンゾイルパーオキサイドに変えたこと以外
は実施例2と同様の操作方法で操作して極限粘度
(〔η〕)が0.581の淡黄色粉末共重合体を収率9
7.1%で得た。このポリマーのNMRによる測定結果か
ら、その分子構造はエチルベンゼン残基を分子片末端を
持ち、イソブチレン:無水マレイン酸:N−2メチルフ
エニルマレイミドのモル比は2:1:1であることが確
認された。
は実施例2と同様の操作方法で操作して極限粘度
(〔η〕)が0.581の淡黄色粉末共重合体を収率9
7.1%で得た。このポリマーのNMRによる測定結果か
ら、その分子構造はエチルベンゼン残基を分子片末端を
持ち、イソブチレン:無水マレイン酸:N−2メチルフ
エニルマレイミドのモル比は2:1:1であることが確
認された。
比較例1 酢酸エチル/ターシヤリ−ブタノールの混合溶媒(混合
重量比:75/25)300g、無水マレイン酸19.
6g、N−フエニルマレイミド34.6gおよびアゾビ
スイソブチロニトリル0.66gを撹拌器つきの1オ
ートクレーブに入れ窒素を30分間導入後、そこにイソ
ブチレン23.5gを入れ、撹拌しながらオートクレー
ブ内温を60℃まで昇温し、60℃に保ちながら5時間
重合反応を行なつた。重合反応終了後、オートクレーブ
内液を室温まで冷却し脱気後撹拌を止めオートクレーブ
内部を点検したところ、重合中に沈澱ポリマーがブロツ
ク状にオートクレーブ器壁、撹拌翼に沈着していた。こ
れらのブロツクは重合反応中に撹拌の異状をきたす程で
あつた。デカンテーシヨンにより溶媒を除き沈着したポ
リマーを掻き出し過乾燥したところ、イソブチレン:
無水マレイン酸:N−フエニルマレイミドのモル比が
4:2:2であり、極限粘度(〔η〕)が0.889の
淡黄色のブロツク状共重合体66.5g(理論ポリマー
収量の87.1%)が得られた。ここで得た共重合体の
NMRによる測定結果によると、分子末端は重合触媒アゾ
ヒスイソブチロニトリルの分解断片と確認された。ブロ
ツク状の共重合体は粉末状にするために更に粉砕を必要
とした。
重量比:75/25)300g、無水マレイン酸19.
6g、N−フエニルマレイミド34.6gおよびアゾビ
スイソブチロニトリル0.66gを撹拌器つきの1オ
ートクレーブに入れ窒素を30分間導入後、そこにイソ
ブチレン23.5gを入れ、撹拌しながらオートクレー
ブ内温を60℃まで昇温し、60℃に保ちながら5時間
重合反応を行なつた。重合反応終了後、オートクレーブ
内液を室温まで冷却し脱気後撹拌を止めオートクレーブ
内部を点検したところ、重合中に沈澱ポリマーがブロツ
ク状にオートクレーブ器壁、撹拌翼に沈着していた。こ
れらのブロツクは重合反応中に撹拌の異状をきたす程で
あつた。デカンテーシヨンにより溶媒を除き沈着したポ
リマーを掻き出し過乾燥したところ、イソブチレン:
無水マレイン酸:N−フエニルマレイミドのモル比が
4:2:2であり、極限粘度(〔η〕)が0.889の
淡黄色のブロツク状共重合体66.5g(理論ポリマー
収量の87.1%)が得られた。ここで得た共重合体の
NMRによる測定結果によると、分子末端は重合触媒アゾ
ヒスイソブチロニトリルの分解断片と確認された。ブロ
ツク状の共重合体は粉末状にするために更に粉砕を必要
とした。
比較例2〜3 酢酸エチル/ターシヤリ−ブタノールの混合溶媒の代わ
りにメチルイソブチルケトンおよび酢酸イソプロピルを
それぞれ使用したこと以外は比較例1と同様にして重合
を行なつたが、いずれの場合もブロツク状の共重合体が
理論ポリマー収量の75〜85%の低い収率でしか得ら
れなかつた。
りにメチルイソブチルケトンおよび酢酸イソプロピルを
それぞれ使用したこと以外は比較例1と同様にして重合
を行なつたが、いずれの場合もブロツク状の共重合体が
理論ポリマー収量の75〜85%の低い収率でしか得ら
れなかつた。
比較例4 酢酸エチル/ターシヤリーブタノールの混合溶媒の代わ
りにトルエンを使用すること以外は比較例1と同様にし
て重合を行つたが、ブロツク状の共重合体が理論ポリマ
ー収量の87%の低い収率でしか得られなかつた。
りにトルエンを使用すること以外は比較例1と同様にし
て重合を行つたが、ブロツク状の共重合体が理論ポリマ
ー収量の87%の低い収率でしか得られなかつた。
比較例5 重量平均分子量60,000のイソブチレン−無水マレイン酸
交互共重合体〔クラレイソプレンケミカル(株)製、イソ
バン−04〕150gを撹拌機付き1のセパラブルフ
ラスコに入れ、アンモニア/窒素の混合ガス(混合容量
比15/85)を吹き込み水浴で冷却しながら発熱が止
まるまで(約1時間)反応を行なつた。続いてオイルバ
スで加熱しながらアンモニア/窒素混合ガスを圧入し、
生成する水を系外に留去しつつ、170℃まで昇温し、
イミド化反応を行なつた。反応終了後、反応生成物を取
出し、加熱乾燥した。得られた共重合体の組成はイソブ
チレン50モル%、無水マレイン酸25モル%およびマ
レイン酸イミド25モル%であつた。この共重合体10
0重量部を25%アンモニア水43.7重量部および水
353.5重量部と混合したが、得られた水溶液には濁
りが見られた。
交互共重合体〔クラレイソプレンケミカル(株)製、イソ
バン−04〕150gを撹拌機付き1のセパラブルフ
ラスコに入れ、アンモニア/窒素の混合ガス(混合容量
比15/85)を吹き込み水浴で冷却しながら発熱が止
まるまで(約1時間)反応を行なつた。続いてオイルバ
スで加熱しながらアンモニア/窒素混合ガスを圧入し、
生成する水を系外に留去しつつ、170℃まで昇温し、
イミド化反応を行なつた。反応終了後、反応生成物を取
出し、加熱乾燥した。得られた共重合体の組成はイソブ
チレン50モル%、無水マレイン酸25モル%およびマ
レイン酸イミド25モル%であつた。この共重合体10
0重量部を25%アンモニア水43.7重量部および水
353.5重量部と混合したが、得られた水溶液には濁
りが見られた。
実施例6 エチルベンゼン306.8g、無水マレイン酸23.8g、N−
フエニルマレイミド22.6gおよびアソビスイソブチ
ロニトリル0.5gを撹拌器のついた1オートクレー
ブに入れ、窒素置換後エチレンをオートクレーブ内圧5
0kg/cm2まで仕込んだ。撹拌しながらオートクレーブ
内温を80℃まで昇温し、80℃を保ちながら5時間重
合反応を行なつた。重合反応終了後、オートクレーブ内
温を室温まで冷却の後脱気し撹拌を止めた。沈澱した共
重合物を取出し過後乾燥したところ、100メツシユ
の篩をほとんど通過しない大きな粒径で淡黄色粉末状の
共重合体54.3gが得られた。これは理論収量の9
5.6%の収率であつた。なお、ポリマー取出時にオー
トクレーブ内部を点検したところ、オートクレーブ器
壁、撹拌翼へのポリマーの付着はほとんどなく、また沈
澱ポリマーの過による溶媒の除去も容易であつた。得
られた共重合体のジメチルホルムアミド溶液の30℃に
おける極限粘度(〔η〕)は0.481であり、90MHz高分
解能NMRによる測定結果から、その分子構造はエチルベ
ンゼン残基を分子片末端にもち、エチレン:無水マレイ
ン酸:N−フニルマレイミドがモル比ではほぼ3:2:
1に共重合したものであることが確認された。
フエニルマレイミド22.6gおよびアソビスイソブチ
ロニトリル0.5gを撹拌器のついた1オートクレー
ブに入れ、窒素置換後エチレンをオートクレーブ内圧5
0kg/cm2まで仕込んだ。撹拌しながらオートクレーブ
内温を80℃まで昇温し、80℃を保ちながら5時間重
合反応を行なつた。重合反応終了後、オートクレーブ内
温を室温まで冷却の後脱気し撹拌を止めた。沈澱した共
重合物を取出し過後乾燥したところ、100メツシユ
の篩をほとんど通過しない大きな粒径で淡黄色粉末状の
共重合体54.3gが得られた。これは理論収量の9
5.6%の収率であつた。なお、ポリマー取出時にオー
トクレーブ内部を点検したところ、オートクレーブ器
壁、撹拌翼へのポリマーの付着はほとんどなく、また沈
澱ポリマーの過による溶媒の除去も容易であつた。得
られた共重合体のジメチルホルムアミド溶液の30℃に
おける極限粘度(〔η〕)は0.481であり、90MHz高分
解能NMRによる測定結果から、その分子構造はエチルベ
ンゼン残基を分子片末端にもち、エチレン:無水マレイ
ン酸:N−フニルマレイミドがモル比ではほぼ3:2:
1に共重合したものであることが確認された。
実施例7 エチレンをジイソブチレン(イソブチレンの2量体で2,
4,4−トリメチルペンテン−1、2,4,4−トリメチルペン
テン−2の混合物)に変えたこと以外は実施例5と同様
の方法で操作し、淡黄色粉末状の共重合体を88.2g
得た。これは理論収量の97%のポリマー収率であつ
た。オートクレープ内壁、撹拌翼へのポリマーの付着は
ほとんどなく、また沈澱ポリマーのジメチルホルムアミ
ド溶液の30℃における極限粘度(〔η〕)は0.583で
あり、高分解能NMRによる分析結果から、その分子構造
はエチルベンゼン残基を分子片末端にもち、ジイソブチ
レン:無水マレイン酸:N−フエニルマレイミドがモル
比で2:1:1に共重合したものであることが確認され
た。
4,4−トリメチルペンテン−1、2,4,4−トリメチルペン
テン−2の混合物)に変えたこと以外は実施例5と同様
の方法で操作し、淡黄色粉末状の共重合体を88.2g
得た。これは理論収量の97%のポリマー収率であつ
た。オートクレープ内壁、撹拌翼へのポリマーの付着は
ほとんどなく、また沈澱ポリマーのジメチルホルムアミ
ド溶液の30℃における極限粘度(〔η〕)は0.583で
あり、高分解能NMRによる分析結果から、その分子構造
はエチルベンゼン残基を分子片末端にもち、ジイソブチ
レン:無水マレイン酸:N−フエニルマレイミドがモル
比で2:1:1に共重合したものであることが確認され
た。
使用例1 実施例2で得られた共重合体50g、25%アンモニア
水9gおよび蒸留水107.6gを撹拌装置、逆流冷却器の
付いた300ccのセパラブルフラスコに入れ、90〜9
5℃に加熱しながら、2時間撹拌溶解し水溶液とした。
該水溶液は濁りがみとめられず均一なものであつた。こ
の水溶液36.7g、蒸留水2.8g、炭酸カルシウム
27.5gおよびスチレン−ブタジエンゴムラテツクス
〔住友ノーガタツク(株)33gを順次添加したのち、撹
拌により白色の分散溶液をつくつた。この溶液へグリセ
リングリシジルエーテル(WPE145)5gを加えて接着剤組
成物を得た。
水9gおよび蒸留水107.6gを撹拌装置、逆流冷却器の
付いた300ccのセパラブルフラスコに入れ、90〜9
5℃に加熱しながら、2時間撹拌溶解し水溶液とした。
該水溶液は濁りがみとめられず均一なものであつた。こ
の水溶液36.7g、蒸留水2.8g、炭酸カルシウム
27.5gおよびスチレン−ブタジエンゴムラテツクス
〔住友ノーガタツク(株)33gを順次添加したのち、撹
拌により白色の分散溶液をつくつた。この溶液へグリセ
リングリシジルエーテル(WPE145)5gを加えて接着剤組
成物を得た。
この接着剤組成物をベイツガひき板(厚さ10m/m)に
200g/m2塗布したのち、別のベイツガひき板を重ね
20℃、65%RHで10kg/cm2の圧力下、16時間冷
圧圧縮した。接着片は20℃65%RHで7日間養生し
たのち、試験片に切り出しJIS−K−6852の方法に準じ
て縮せん断接着力を測定した。結果を第2表に示す。
200g/m2塗布したのち、別のベイツガひき板を重ね
20℃、65%RHで10kg/cm2の圧力下、16時間冷
圧圧縮した。接着片は20℃65%RHで7日間養生し
たのち、試験片に切り出しJIS−K−6852の方法に準じ
て縮せん断接着力を測定した。結果を第2表に示す。
比較使用例1 重量平均分子量60,000のイソブチレン−無水マレイン酸
交互共重合体〔クラレイソプレンケミカル(株)製、イソ
バン−04〕50g、25%アンモニア水26.5g、
蒸留水90.2gを撹拌装置、逆流冷却器の付いた30
0ccのセパラブルフラスコにとり、90〜95℃で加熱
しながら、2時間撹拌溶解し、均一な溶液とした。使用
例1の共重合体水溶液33gの代りに上記水溶液30g
を用いたこと以外は使用例1と同様の方法により圧縮せ
ん断接着力を測定した。結果を第2表に示す。
交互共重合体〔クラレイソプレンケミカル(株)製、イソ
バン−04〕50g、25%アンモニア水26.5g、
蒸留水90.2gを撹拌装置、逆流冷却器の付いた30
0ccのセパラブルフラスコにとり、90〜95℃で加熱
しながら、2時間撹拌溶解し、均一な溶液とした。使用
例1の共重合体水溶液33gの代りに上記水溶液30g
を用いたこと以外は使用例1と同様の方法により圧縮せ
ん断接着力を測定した。結果を第2表に示す。
比較使用例2 比較例5で得られた共重合体水溶液33gを用いたこと
以外は使用例1同様の方法により、圧縮せん断接着力を
測定した。結果を第2表に示す。
以外は使用例1同様の方法により、圧縮せん断接着力を
測定した。結果を第2表に示す。
使用例2 実施例7で得られた共重合体50g、25%アンモニア
水13.5g、蒸留水103gを撹拌装置、逆流冷却器
の付いた300ccのセパラブルフラスコに入れ、90〜
65℃に加熱しながら2時間撹拌溶解した。該溶液は濁
りがなく、均一なものであつた。この共重合体水溶液3
6.7g、蒸留水2.8g炭酸カルシユウム27.5gお
よびスチレン−ブタジエンゴムラテツクス〔住友ノーガ
タツク(株)製〕33gを順次添加した後、撹拌により白
色分散溶液とした。この溶液へグリセリンジグリシジル
エーテル3gを加えて接着剤組成物を得た。
水13.5g、蒸留水103gを撹拌装置、逆流冷却器
の付いた300ccのセパラブルフラスコに入れ、90〜
65℃に加熱しながら2時間撹拌溶解した。該溶液は濁
りがなく、均一なものであつた。この共重合体水溶液3
6.7g、蒸留水2.8g炭酸カルシユウム27.5gお
よびスチレン−ブタジエンゴムラテツクス〔住友ノーガ
タツク(株)製〕33gを順次添加した後、撹拌により白
色分散溶液とした。この溶液へグリセリンジグリシジル
エーテル3gを加えて接着剤組成物を得た。
この接着剤組成物をラワン合板(厚さ3m/m3プライ)
に各面125g/m2の割合いで均等に塗付したのち、接
着面を密着させ、115℃ホツトプレス10kg/cm2の
圧力で3分間圧締後、室温で24時間養生した。養生し
た後JAI−5−1978に準じて引張りせん断接着力を測定
した。結果を第3表に示す。
に各面125g/m2の割合いで均等に塗付したのち、接
着面を密着させ、115℃ホツトプレス10kg/cm2の
圧力で3分間圧締後、室温で24時間養生した。養生し
た後JAI−5−1978に準じて引張りせん断接着力を測定
した。結果を第3表に示す。
比較使用例3 比較使用例1と同様の方法によつて得られた、接着剤組
成物を用い、使用例2と同様の方法で操作して引張りせ
ん断接着力測定用試験片を作成し、引張りせん断接着力
を測定した。結果を第3表に示す。
成物を用い、使用例2と同様の方法で操作して引張りせ
ん断接着力測定用試験片を作成し、引張りせん断接着力
を測定した。結果を第3表に示す。
使用例3 実施例1で得られた共重合体50g、25%アンモニア
水12.2gおよび蒸留水271.1gを撹拌器、逆流冷却
器のついた500ccのセパラブルフラスコに入れ、90
〜95℃に加熱撹拌しながら、2時間溶解し均一な溶液
とした。この水溶液33g、蒸留水9gおよび酢酸ビニ
ル20gを定速撹拌装置、逆流冷却器のついた300cc
のセパルブルフラスコに入れ、毎分300回転の回転数
で撹拌しながら内温60℃まで昇温した。蒸留水30g
に溶解した0.39gの過酸化水素水、蒸留水30gに
溶解した1.79gのロンガリツトおよび80gの酢酸
ビニルをそれぞれ毎時過酸化水素水15g、ロンガリツ
ト水溶液15g、酢酸ビニル40gの割合で上記フラス
コに遂次添加しながら60℃で2時間乳化重合を行なつ
た。遂次添加終了後更に30分間60℃で加熱撹拌を行
ない重合反応を終了した。得られたエマルジヨンは粘度
1830cp、pH5.56、乾燥固形分49.2重量%であり、また粘
度安定性および凍結安定性にすぐれたものであつた。
水12.2gおよび蒸留水271.1gを撹拌器、逆流冷却
器のついた500ccのセパラブルフラスコに入れ、90
〜95℃に加熱撹拌しながら、2時間溶解し均一な溶液
とした。この水溶液33g、蒸留水9gおよび酢酸ビニ
ル20gを定速撹拌装置、逆流冷却器のついた300cc
のセパルブルフラスコに入れ、毎分300回転の回転数
で撹拌しながら内温60℃まで昇温した。蒸留水30g
に溶解した0.39gの過酸化水素水、蒸留水30gに
溶解した1.79gのロンガリツトおよび80gの酢酸
ビニルをそれぞれ毎時過酸化水素水15g、ロンガリツ
ト水溶液15g、酢酸ビニル40gの割合で上記フラス
コに遂次添加しながら60℃で2時間乳化重合を行なつ
た。遂次添加終了後更に30分間60℃で加熱撹拌を行
ない重合反応を終了した。得られたエマルジヨンは粘度
1830cp、pH5.56、乾燥固形分49.2重量%であり、また粘
度安定性および凍結安定性にすぐれたものであつた。
本発明の共重合体は、塩基性物質の存在する水溶液に容
易に均一溶解し、濁りがなく、また増粘することなく、
しかも耐水性のすぐれたものである。また、本発明の製
造方法によつて粒径が均一で適当な大きさの粒子からな
る粉末状の共重合体が収率よく得られる。
易に均一溶解し、濁りがなく、また増粘することなく、
しかも耐水性のすぐれたものである。また、本発明の製
造方法によつて粒径が均一で適当な大きさの粒子からな
る粉末状の共重合体が収率よく得られる。
Claims (6)
- 【請求項1】α−オレフィンに基づく単位(A)、無水
マレイン酸に基づく単位(B)およびマレイン酸イミド
またはそのN−置換誘導体に基づく単位(C)からな
り、A、BおよびCの各成分はA/(B+C)およびB
/Cが各々1/1〜3/1(モル比)および2/8〜9
/1(モル比)を満足し、分子末端の少なくとも一方に
−C2H4C6H5で示される基を有し、かつ重量平均
分子量が1,000〜200,000である線状ランダ
ム共重合体。 - 【請求項2】α−オレフィンがイソブチレンである特許
請求の範囲第1項に記載の共重合体。 - 【請求項3】マレイン酸イミドまたはそのN−置換誘導
体がN−フェニルマレイミドである特許請求の範囲第1
項に記載の共重合体。 - 【請求項4】α−オレフィン(a)、無水マレイン酸
(b)およびマレイン酸イミドまたはそのN−置換誘導
体(c)を重合触媒としてエチルベンゼンを用いて沈澱
重合することを特徴とする、a、bおよびcの各成分は
a/(b+c)およびb/cが各々1/1〜3/1(モ
ル比)および2/8〜9/1(モル比)を満足し、分子
末端の少なくとも一方に−C2H4C6H5で示される
基を有し、かつ重量平均分子量が1,000〜200,
000であるα−オレフィン、無水マレイン酸およびマ
レイン酸イミドまたはそのN−置換誘導体の線状ランダ
ム共重合体の製造方法。 - 【請求項5】α−オレフィンがイソブチレンである特許
請求の範囲第4項に記載の製造方法。 - 【請求項6】マレイン酸イミドまたはそのN−置換誘導
体がN−フェニルマレイミドである特許請求の範囲第4
項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10268286A JPH0625227B2 (ja) | 1986-05-05 | 1986-05-05 | 共重合体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10268286A JPH0625227B2 (ja) | 1986-05-05 | 1986-05-05 | 共重合体およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62257913A JPS62257913A (ja) | 1987-11-10 |
| JPH0625227B2 true JPH0625227B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=14334003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10268286A Expired - Fee Related JPH0625227B2 (ja) | 1986-05-05 | 1986-05-05 | 共重合体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625227B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3168466B2 (ja) * | 1990-08-24 | 2001-05-21 | 東ソー株式会社 | 光学用材料 |
-
1986
- 1986-05-05 JP JP10268286A patent/JPH0625227B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62257913A (ja) | 1987-11-10 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |