JPH0625239B2 - ホルムアルデヒド共重合体の製法 - Google Patents
ホルムアルデヒド共重合体の製法Info
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- JPH0625239B2 JPH0625239B2 JP26262187A JP26262187A JPH0625239B2 JP H0625239 B2 JPH0625239 B2 JP H0625239B2 JP 26262187 A JP26262187 A JP 26262187A JP 26262187 A JP26262187 A JP 26262187A JP H0625239 B2 JPH0625239 B2 JP H0625239B2
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- Japan
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- formaldehyde
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- organic solvent
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- Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はホルムアルデヒド共重合体の製法に関する。よ
り詳細には、本発明は、ホルムアルデヒド共重合体の製
造時に発生する重合熱を効率よく除去することのでき
る、ホルムアルデヒド共重合体の製法に関する。
り詳細には、本発明は、ホルムアルデヒド共重合体の製
造時に発生する重合熱を効率よく除去することのでき
る、ホルムアルデヒド共重合体の製法に関する。
(従来の技術及びその問題点) ホルムアルデヒドと環状ホルマールとを共重合させるこ
とによって、成形性、耐熱性及び機械的特性の優れたホ
ルムアルデヒド共重合体が得られることは公知である。
とによって、成形性、耐熱性及び機械的特性の優れたホ
ルムアルデヒド共重合体が得られることは公知である。
本出願人は、特開昭59−115318号公報におい
て、ホルムアルデヒド、環状ホルマール及び特定量の不
活性有機溶媒を、二軸混合撹拌機に供給し、三弗化ほう
素又はそのエーテル錯体の存在下に、ホルムアルデヒド
と環状ホルマールとを気相で共重合させる方法を開示し
た。この方法によると、塩基性媒体中での安定性が良好
であり、適度の分子量を有するホルムアルデヒド共重合
体を高い収量で得ることができる。
て、ホルムアルデヒド、環状ホルマール及び特定量の不
活性有機溶媒を、二軸混合撹拌機に供給し、三弗化ほう
素又はそのエーテル錯体の存在下に、ホルムアルデヒド
と環状ホルマールとを気相で共重合させる方法を開示し
た。この方法によると、塩基性媒体中での安定性が良好
であり、適度の分子量を有するホルムアルデヒド共重合
体を高い収量で得ることができる。
上記提案の方法では、重合熱を効率的に除去するため
に、二軸混合撹拌機から排出される共重合体を撹拌型冷
却器に供給して冷却し、供給モノマー量に相当する量の
共重合体を製品として系外に抜き出し、残余の共重合体
を二軸混合撹拌機に循環供給する方法が好適に採用され
る。
に、二軸混合撹拌機から排出される共重合体を撹拌型冷
却器に供給して冷却し、供給モノマー量に相当する量の
共重合体を製品として系外に抜き出し、残余の共重合体
を二軸混合撹拌機に循環供給する方法が好適に採用され
る。
本発明者らは上記冷却器における冷却方法について検討
した結果、以下の知見を得た。
した結果、以下の知見を得た。
まず、冷却器に取りつけたジャケット又は撹拌軸の中空
部に冷媒を流通させて冷却する通常の間接冷却方法で
は、伝熱部にポリマーが付着し、伝熱効率が急速に低下
することが認められた。
部に冷媒を流通させて冷却する通常の間接冷却方法で
は、伝熱部にポリマーが付着し、伝熱効率が急速に低下
することが認められた。
上記不都合を解消するため、上記間接冷却方法と、冷却
器中に有機溶剤を導入して共重合体と接触させ有機溶剤
の蒸発潜熱によって冷却する直接冷却方法とを併用する
と、伝熱部へのポリマーの付着量は相当低減するもの
の、長時間運転を継続すると伝熱部へのポリマーの付着
が認められるようになる。このように、間接冷却方法を
採用する限り伝熱部へのポリマー付着による冷却効率の
低下を避けることができない。
器中に有機溶剤を導入して共重合体と接触させ有機溶剤
の蒸発潜熱によって冷却する直接冷却方法とを併用する
と、伝熱部へのポリマーの付着量は相当低減するもの
の、長時間運転を継続すると伝熱部へのポリマーの付着
が認められるようになる。このように、間接冷却方法を
採用する限り伝熱部へのポリマー付着による冷却効率の
低下を避けることができない。
そこで、間接冷却方法を採用せず、上記直接冷却方法に
おいて揮発性の有機溶剤を使用すると冷却器の内壁及び
撹拌器へのポリマー付着が殆どなく、長期間安定に運転
を継続できることを見出した。本発明者らが知る限り、
高められた温度の粉体状の共重合体を揮発性有機溶剤と
直接に接触させ、有機溶剤の蒸発潜熱によって重合熱を
除去することに関する公知文献はない。
おいて揮発性の有機溶剤を使用すると冷却器の内壁及び
撹拌器へのポリマー付着が殆どなく、長期間安定に運転
を継続できることを見出した。本発明者らが知る限り、
高められた温度の粉体状の共重合体を揮発性有機溶剤と
直接に接触させ、有機溶剤の蒸発潜熱によって重合熱を
除去することに関する公知文献はない。
(問題点を解決するための技術的手段) 本発明によれば、 ホルムアルデヒド、環状ホルマール及び第2工程から循
環される冷却された共重合体を、二軸混合撹拌機に連続
的に供給し、三弗化ホウ素又はそのエーテル錯体の存在
下に、ホルムアルデヒドと環状ホルマールとを共重合さ
せる第1工程、 生成する共重合体を撹拌型冷却器に連続的に供給して冷
却し、冷却された共重合体のうち、第1工程に供給する
ホルムアルデヒド及び環状ホルマールの量に見合う量を
系外に抜き出し、残余の共重合体を第1工程に循環する
第2工程からなるホルムアルデヒド共重合体の製法にお
いて、 第2工程の冷却器に揮発性有機溶剤を液相で供給して共
重合体と直接に接触させ、上記有機溶剤の蒸発潜熱で第
1工程から供給される共重合体を冷却することを特徴と
するホルムアルデヒド共重合体の製法が提供される。
環される冷却された共重合体を、二軸混合撹拌機に連続
的に供給し、三弗化ホウ素又はそのエーテル錯体の存在
下に、ホルムアルデヒドと環状ホルマールとを共重合さ
せる第1工程、 生成する共重合体を撹拌型冷却器に連続的に供給して冷
却し、冷却された共重合体のうち、第1工程に供給する
ホルムアルデヒド及び環状ホルマールの量に見合う量を
系外に抜き出し、残余の共重合体を第1工程に循環する
第2工程からなるホルムアルデヒド共重合体の製法にお
いて、 第2工程の冷却器に揮発性有機溶剤を液相で供給して共
重合体と直接に接触させ、上記有機溶剤の蒸発潜熱で第
1工程から供給される共重合体を冷却することを特徴と
するホルムアルデヒド共重合体の製法が提供される。
以下に本発明を実施するために採用される装置の一例を
示す第1図を参照して、本発明の各工程を説明する。
示す第1図を参照して、本発明の各工程を説明する。
第1工程 二軸混合撹拌機1には、ホッパー2がスクリューコンベ
ア3を介して取りつけられている。共重合反応触媒とし
ての三弗化ホウ素又はそのエーテル錯体及び有機溶媒
が、それぞれ、管11及び12からスクリューコンベア
3内に連続的に供給される。ホルムアルデヒドが管13
を介して、また環状ホルマールが管14及び13を介し
て、それぞれ、連続的に二軸混合撹拌機1に導入され
る。二軸混合撹拌機1には同時に第2工程から循環され
る冷却されたホルムアルデヒド共重合体が管15、ホッ
パー2及びスクリューコンベア3を通って連続的に供給
される。
ア3を介して取りつけられている。共重合反応触媒とし
ての三弗化ホウ素又はそのエーテル錯体及び有機溶媒
が、それぞれ、管11及び12からスクリューコンベア
3内に連続的に供給される。ホルムアルデヒドが管13
を介して、また環状ホルマールが管14及び13を介し
て、それぞれ、連続的に二軸混合撹拌機1に導入され
る。二軸混合撹拌機1には同時に第2工程から循環され
る冷却されたホルムアルデヒド共重合体が管15、ホッ
パー2及びスクリューコンベア3を通って連続的に供給
される。
本発明で使用される二軸混合撹拌機1は、多数の楕円形
状の混合撹拌翼が取りつけられた2本の水平撹拌軸が外
部ケース内に収納されており、上記撹拌軸を回転させた
際に、互いに相手の混合撹拌翼の表面及びケース内壁と
の間にわずかの間隙を有する装置である。このような二
軸混合撹拌機1は、例えば、(株)栗本鉄工所からKRC
ニーダーとして市販されている。二軸混合撹拌機1は1
機のみで構成されていてもよく、直列又は並列に設けら
れた2機以上で構成されていてもよい。例えば、2機の
二軸混合撹拌機1を直列に設けて、共重合反応を分割し
て行わすことができる。
状の混合撹拌翼が取りつけられた2本の水平撹拌軸が外
部ケース内に収納されており、上記撹拌軸を回転させた
際に、互いに相手の混合撹拌翼の表面及びケース内壁と
の間にわずかの間隙を有する装置である。このような二
軸混合撹拌機1は、例えば、(株)栗本鉄工所からKRC
ニーダーとして市販されている。二軸混合撹拌機1は1
機のみで構成されていてもよく、直列又は並列に設けら
れた2機以上で構成されていてもよい。例えば、2機の
二軸混合撹拌機1を直列に設けて、共重合反応を分割し
て行わすことができる。
ホルムアルデヒドの水分含有率は0.1重量%以下、特
に0.01%重量%以下であることが好ましい。ホルム
アルデヒドは気相状で二軸混合撹拌機1に供給される。
に0.01%重量%以下であることが好ましい。ホルム
アルデヒドは気相状で二軸混合撹拌機1に供給される。
環状ホルマールとしては 式 で表される化合物、及び 式 で表される化合物(上記両式において、R1、R2、R
3及びR4は、それぞれ、水素原子、アルキル基、アリ
ル基及びシクロアルキル基を示し、mは1〜3の整数、
nは2〜6の整数を示す)が使用される。
3及びR4は、それぞれ、水素原子、アルキル基、アリ
ル基及びシクロアルキル基を示し、mは1〜3の整数、
nは2〜6の整数を示す)が使用される。
環状ホルマールの具体例としては、エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド、ブテン−1−オキサイド、
1,3−ブタジェン−1−オキサイド、スチレンオキサ
イド、α−メチルスチレンオキサイド、オキセタン、テ
トラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、2−メチル
−1,3−ジオキソラン、2−フェニル−1,3−ジオ
キソラン、4−フェニル−1,3−ジオキソラン、1,
3−ジオキソパン、2−ブチル−1,3−ジオキソパ
ン、1,3,6−トリオキソカン、1,3,5−トリオ
キソパン、ポリエチレングリコールホルマールが挙げら
れる。環状ホルマールの使用量は、供給ホルムアルデヒ
ド1モル当たり、0.001〜0.1モル、特に0.0
1〜0.04モルであることが好ましい。
ド、プロピレンオキサイド、ブテン−1−オキサイド、
1,3−ブタジェン−1−オキサイド、スチレンオキサ
イド、α−メチルスチレンオキサイド、オキセタン、テ
トラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、2−メチル
−1,3−ジオキソラン、2−フェニル−1,3−ジオ
キソラン、4−フェニル−1,3−ジオキソラン、1,
3−ジオキソパン、2−ブチル−1,3−ジオキソパ
ン、1,3,6−トリオキソカン、1,3,5−トリオ
キソパン、ポリエチレングリコールホルマールが挙げら
れる。環状ホルマールの使用量は、供給ホルムアルデヒ
ド1モル当たり、0.001〜0.1モル、特に0.0
1〜0.04モルであることが好ましい。
常温で液状の環状ホルマールを使用する場合は、予熱し
て気相状にし反応に供することが好ましい。
て気相状にし反応に供することが好ましい。
共重合反応系における不活性有機溶媒の存在は必須では
ないが、生成共重合体の塩基性媒体中での安定性を高
め、かつ生成共重合体の分子量を実用上必要とされる程
度にまで高めるためには、不活性有機溶媒を使用するこ
とが好ましい。
ないが、生成共重合体の塩基性媒体中での安定性を高
め、かつ生成共重合体の分子量を実用上必要とされる程
度にまで高めるためには、不活性有機溶媒を使用するこ
とが好ましい。
不活性有機溶媒の具体例としては、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素、シクロヘキサン、シ
クロペンタン等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素、これら炭化水素のハ
ロゲン化物が挙げられる。不活性有機溶媒の使用量は、
供給ホルムアルデヒド100重量部当たり、0.1〜2
0重量部、特に0.5〜5重量部であることが好まし
い。不活性有機溶媒は液相状態で二軸混合撹拌機1に供
給することが好ましい。
ン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素、シクロヘキサン、シ
クロペンタン等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素、これら炭化水素のハ
ロゲン化物が挙げられる。不活性有機溶媒の使用量は、
供給ホルムアルデヒド100重量部当たり、0.1〜2
0重量部、特に0.5〜5重量部であることが好まし
い。不活性有機溶媒は液相状態で二軸混合撹拌機1に供
給することが好ましい。
三弗化ホウ素エーテル錯体の具体例としては、三弗化ホ
ウ素と脂肪族エーテル、例えばジメチルエーテル、ジエ
チルエーテルとの錯体が挙げられる。三弗化ホウ素又は
そのエーテル錯体の使用量は、供給ホルムアルデヒド1
モル当たり、通常1×10−5〜1×10−3モルであ
る。常温で液状の三弗化ホウ素エーテル錯体の場合は、
予め気相状にして二軸混合撹拌機1に供給することが好
ましい。
ウ素と脂肪族エーテル、例えばジメチルエーテル、ジエ
チルエーテルとの錯体が挙げられる。三弗化ホウ素又は
そのエーテル錯体の使用量は、供給ホルムアルデヒド1
モル当たり、通常1×10−5〜1×10−3モルであ
る。常温で液状の三弗化ホウ素エーテル錯体の場合は、
予め気相状にして二軸混合撹拌機1に供給することが好
ましい。
二軸混合撹拌機1中では、ホルムアルデヒドと環状ホル
マールとの共重合が気相状態で進行し、ホルムアルデヒ
ド共重合体が生成する。
マールとの共重合が気相状態で進行し、ホルムアルデヒ
ド共重合体が生成する。
共重合反応温度は通常40〜80℃である。二軸混合撹
拌機1内でのホルムアルデヒドの空間速度は通常300
〜2000h−1である。
拌機1内でのホルムアルデヒドの空間速度は通常300
〜2000h−1である。
生成共重合体は循環共重合体と共に管16から排出され
る。排出される共重合体は、共重合反応熱により、管1
5を通って二軸混合撹拌機1に供給される循環共重合体
より高い温度を有している。
る。排出される共重合体は、共重合反応熱により、管1
5を通って二軸混合撹拌機1に供給される循環共重合体
より高い温度を有している。
第2工程 第1工程で生成したホルムアルデヒド共重合体は、循環
共重合体と共に管16から撹拌型冷却器21に連続的に
供給される。撹拌型冷却器21としては、それ自体公知
の撹拌翼が多数設けられた1軸又は2軸の撹拌器を用い
ることができる。
共重合体と共に管16から撹拌型冷却器21に連続的に
供給される。撹拌型冷却器21としては、それ自体公知
の撹拌翼が多数設けられた1軸又は2軸の撹拌器を用い
ることができる。
撹拌型冷却器21には管17から揮発性有機溶剤が液相
で供給される。揮発性有機溶剤としては、比較的沸点の
低い有機溶剤が使用され、その具体例としては、ペンタ
ン、ヘプタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素、シクロヘ
プタン、シクロヘキサン等の脂環族炭化水素が挙げられ
る。これらの揮発性有機溶剤の中でも、撹拌型冷却器2
1出口におけるホルムアルデヒド共重合体の温度よりも
沸点の低いものが好適に使用される。比較的沸点の高い
ヘキサン、シクロヘキサンなどを使用する場合は、同時
に不活性ガスを吹き込んで、これら溶剤の蒸発を促進す
ることが有効である。工業的には必ずしも有利は方法で
はないが、常温で気体であるブタン、プロパン等を液化
して使用することもできる。この場合は以降の装置を耐
圧構造とする必要があり、装置が複雑になる。
で供給される。揮発性有機溶剤としては、比較的沸点の
低い有機溶剤が使用され、その具体例としては、ペンタ
ン、ヘプタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素、シクロヘ
プタン、シクロヘキサン等の脂環族炭化水素が挙げられ
る。これらの揮発性有機溶剤の中でも、撹拌型冷却器2
1出口におけるホルムアルデヒド共重合体の温度よりも
沸点の低いものが好適に使用される。比較的沸点の高い
ヘキサン、シクロヘキサンなどを使用する場合は、同時
に不活性ガスを吹き込んで、これら溶剤の蒸発を促進す
ることが有効である。工業的には必ずしも有利は方法で
はないが、常温で気体であるブタン、プロパン等を液化
して使用することもできる。この場合は以降の装置を耐
圧構造とする必要があり、装置が複雑になる。
撹拌型冷却器21内では、第1工程から供給されるホル
ムアルデヒド共重合体と上記有機溶剤が接触し、有機溶
剤はホルムアルデヒド共重合体によって加熱され蒸発
し、その際の蒸発潜熱によって、共重合反応熱が除去さ
れる。
ムアルデヒド共重合体と上記有機溶剤が接触し、有機溶
剤はホルムアルデヒド共重合体によって加熱され蒸発
し、その際の蒸発潜熱によって、共重合反応熱が除去さ
れる。
蒸発した有機溶剤は管18を通って凝縮器22に導か
れ、凝縮されて液化した有機溶剤は管17を介して撹拌
型冷却器21に循環供給される。凝縮器22の前に、蒸
発した有機溶剤に同伴されることのあるホルムアルデヒ
ドの吸収装置、例えばゼオライトが充填された吸収装置
(図示せず)を設けることが、凝縮器22内壁へのポリ
マーの付着を防止する面で工業的には好ましい。
れ、凝縮されて液化した有機溶剤は管17を介して撹拌
型冷却器21に循環供給される。凝縮器22の前に、蒸
発した有機溶剤に同伴されることのあるホルムアルデヒ
ドの吸収装置、例えばゼオライトが充填された吸収装置
(図示せず)を設けることが、凝縮器22内壁へのポリ
マーの付着を防止する面で工業的には好ましい。
冷却されたホルムアルデヒド共重合体は管19から排出
され、スクリューコンベア23及び管15を介してホッ
パー2に供給される。第1工程に供給されるホルムアル
デヒド及び環状ホルマールの量に見合う量が管20を介
して系外に製品として抜き出される。残余の共重合体は
スクリューコンベアを通って第1工程の二軸混合撹拌機
1に循環供給される。循環供給されるホルムアルデヒド
共重合体の量は、除去すべき共重合反応熱によって変化
するが、通常供給ホルムアルデヒド重量の50〜200
倍である。
され、スクリューコンベア23及び管15を介してホッ
パー2に供給される。第1工程に供給されるホルムアル
デヒド及び環状ホルマールの量に見合う量が管20を介
して系外に製品として抜き出される。残余の共重合体は
スクリューコンベアを通って第1工程の二軸混合撹拌機
1に循環供給される。循環供給されるホルムアルデヒド
共重合体の量は、除去すべき共重合反応熱によって変化
するが、通常供給ホルムアルデヒド重量の50〜200
倍である。
(実施例) 以下に実施例を示す。
実施例で得られたホルムアルデヒド共重合体の極限粘度
は、α−ピネンを2重量%含有するp−クロルフェノー
ルを溶媒として60℃で測定した。ホルムアルデヒド共
重合体の塩基安定度とは、トリ−n−ブチルアミンを1
重量%含有するベンジンアルコール中で、共重合体濃度
10重量%で160℃、1時間加熱処理した際の共重合
体の回収率(%)である。
は、α−ピネンを2重量%含有するp−クロルフェノー
ルを溶媒として60℃で測定した。ホルムアルデヒド共
重合体の塩基安定度とは、トリ−n−ブチルアミンを1
重量%含有するベンジンアルコール中で、共重合体濃度
10重量%で160℃、1時間加熱処理した際の共重合
体の回収率(%)である。
実施例1 二軸混合撹拌機として(株)栗本鉄工所製のホッパー付K
RCニーダ#4を使用し、撹拌型冷却器として(株)奈良
機械製作所製のパドルドライヤNPD−1.6Wを使用
した。共重合体はすべてスクリューコンベアを内蔵する
管を用いて輸送した。上記装置を使用して、ホルムアル
デヒド(以下FAという)と1,3,6−トリオキソカ
ン(以下TOCという)との共重合反応を連続的に行っ
た。
RCニーダ#4を使用し、撹拌型冷却器として(株)奈良
機械製作所製のパドルドライヤNPD−1.6Wを使用
した。共重合体はすべてスクリューコンベアを内蔵する
管を用いて輸送した。上記装置を使用して、ホルムアル
デヒド(以下FAという)と1,3,6−トリオキソカ
ン(以下TOCという)との共重合反応を連続的に行っ
た。
FAとTOCとの共重合体約40kgを装置に入れ、これ
を500kg/hで循環した。ベンゼンを870g/hで、
ガス状三弗化ホウ素を17.5mmol/hで、それぞれ、ホ
ッパーとニーダーとの間に設けられた導入口から導入し
た。また、水分含有率50〜80ppmのガス状FAを5k
g/hで、ガス状TOCを260g/hで、ニーダの循環共
重合体入口の近傍下流に導入した。上記条件でFAとTOC
との共重合反応を行った。ニーダ出口から排出される共
重合体を連続的にドライヤに供給した。
を500kg/hで循環した。ベンゼンを870g/hで、
ガス状三弗化ホウ素を17.5mmol/hで、それぞれ、ホ
ッパーとニーダーとの間に設けられた導入口から導入し
た。また、水分含有率50〜80ppmのガス状FAを5k
g/hで、ガス状TOCを260g/hで、ニーダの循環共
重合体入口の近傍下流に導入した。上記条件でFAとTOC
との共重合反応を行った。ニーダ出口から排出される共
重合体を連続的にドライヤに供給した。
共重合反応の開始と同時にドライヤの共重合体入口下流
にペンタンを55kg/hで導入し、蒸発したペンタンは
凝縮器で凝縮した後、ドライヤに循環供給した。
にペンタンを55kg/hで導入し、蒸発したペンタンは
凝縮器で凝縮した後、ドライヤに循環供給した。
冷却された共重合体の内、導入FA及びTOCに見合う量を
ホッパーのオーバーフローラインから抜き出した。
ホッパーのオーバーフローラインから抜き出した。
上記連続運転を336時間継続した。共重合体のニーダ
入口温度は65℃、出口温度38℃であった。
入口温度は65℃、出口温度38℃であった。
生成共重合体の極限粘度は1.7、塩基安定度87%、
1パスのFA収率は98%であり、共重合体のTOC単位含
有量は1.7mol%であった。
1パスのFA収率は98%であり、共重合体のTOC単位含
有量は1.7mol%であった。
比較例1 ドライヤにペンタンを導入することなく、ドライヤに取
りつけたジャケットに冷媒を通して、共重合体を間接冷
却した以外は実施例1と同様の方法を繰り返した。
りつけたジャケットに冷媒を通して、共重合体を間接冷
却した以外は実施例1と同様の方法を繰り返した。
運転開始後120時間でドライヤ内壁にポリマーが付着
し、共重合反応熱の除去が下可能になってしまった。
し、共重合反応熱の除去が下可能になってしまった。
第1図は、本発明を実施するために使用される装置の一
例を示す図である。 1……二軸混合撹拌機、2……ホッパー 21……撹拌型冷却機、22……凝縮器 第1図における略号は以下のものを意味する。 FA:ホルムアルデヒド、TOC:環状ホルマール、 BF3:三弗化ホウ素、IOS:不活性有機溶剤
例を示す図である。 1……二軸混合撹拌機、2……ホッパー 21……撹拌型冷却機、22……凝縮器 第1図における略号は以下のものを意味する。 FA:ホルムアルデヒド、TOC:環状ホルマール、 BF3:三弗化ホウ素、IOS:不活性有機溶剤
Claims (1)
- 【請求項1】ホルムアルデヒド、環状ホルマール及び第
2工程から循環される冷却された共重合体を、二軸混合
撹拌機に連続的に供給し、三弗化ホウ素又はそのエーテ
ル錯体の存在下に、ホルムアルデヒドと環状ホルマール
とを共重合させる第1工程、 生成する共重合体を撹拌型冷却器に連続的に供給して冷
却し、冷却された共重合体のうち、第1工程に供給する
ホルムアルデヒド及び環状ホルマールの量に見合う量を
系外に抜き出し、残余の共重合体を第1工程に循環する
第2工程からなるホルムアルデヒド共重合体の製法にお
いて、 第2工程の冷却器に揮発性有機溶剤を液相で供給して共
重合体と直接に接触させ、上記有機溶剤の蒸発潜熱で第
1工程から供給される共重合体を冷却することを特徴と
するホルムアルデヒド共重合体の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26262187A JPH0625239B2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | ホルムアルデヒド共重合体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26262187A JPH0625239B2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | ホルムアルデヒド共重合体の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01108211A JPH01108211A (ja) | 1989-04-25 |
| JPH0625239B2 true JPH0625239B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=17378333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26262187A Expired - Lifetime JPH0625239B2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | ホルムアルデヒド共重合体の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625239B2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP26262187A patent/JPH0625239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01108211A (ja) | 1989-04-25 |
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