JPH062527A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置Info
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- JPH062527A JPH062527A JP4156896A JP15689692A JPH062527A JP H062527 A JPH062527 A JP H062527A JP 4156896 A JP4156896 A JP 4156896A JP 15689692 A JP15689692 A JP 15689692A JP H062527 A JPH062527 A JP H062527A
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- filter
- exhaust
- exhaust brake
- passage
- internal combustion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 排気ブレーキの作動解除後のドライバビリテ
ィをできる限り悪化させないようにすることができる排
気浄化装置の提供を目的とする。 【構成】 排気通路の上流側に排気ブレーキ30が有り、
その下流側に分岐後合流する分岐通路が有り、各分岐通
路内にパティキュレートフィルタ5A, 5Bが有り、各分岐
通路の分岐、合流部とにはそれぞれ流路切換弁V1, V2が
有り、交互にパティキュレートを捕集し、交互にフィル
タ5A, 5Bの再生を行う内燃機関の排気浄化装置におい
て、フィルタ5A, 5Bの上流側と下流側の圧損値ΔPを検
出する圧損値検出手段と、フィルタが再生中か否かを検
出する再生検出手段と、排気ブレーキ30の動作状態を検
出する排気ブレーキ動作検出手段と、フィルタが再生中
でない排気ブレーキ30の作動時に、圧損値が所定値以下
のフィルタに排気ガスが流入するように流路切換弁1, V
2 を切り換える流路切換手段とを設けて構成する。
ィをできる限り悪化させないようにすることができる排
気浄化装置の提供を目的とする。 【構成】 排気通路の上流側に排気ブレーキ30が有り、
その下流側に分岐後合流する分岐通路が有り、各分岐通
路内にパティキュレートフィルタ5A, 5Bが有り、各分岐
通路の分岐、合流部とにはそれぞれ流路切換弁V1, V2が
有り、交互にパティキュレートを捕集し、交互にフィル
タ5A, 5Bの再生を行う内燃機関の排気浄化装置におい
て、フィルタ5A, 5Bの上流側と下流側の圧損値ΔPを検
出する圧損値検出手段と、フィルタが再生中か否かを検
出する再生検出手段と、排気ブレーキ30の動作状態を検
出する排気ブレーキ動作検出手段と、フィルタが再生中
でない排気ブレーキ30の作動時に、圧損値が所定値以下
のフィルタに排気ガスが流入するように流路切換弁1, V
2 を切り換える流路切換手段とを設けて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の排気浄化装置
に関し、特に、排気浄化装置の上流側に排気ブレーキが
設けられたディーゼル機関において、排気ブレーキが作
動した後の排気ブレーキの作動解除後にドライバビリテ
ィを悪化させないようにした内燃機関の排気浄化装置に
関する。
に関し、特に、排気浄化装置の上流側に排気ブレーキが
設けられたディーゼル機関において、排気ブレーキが作
動した後の排気ブレーキの作動解除後にドライバビリテ
ィを悪化させないようにした内燃機関の排気浄化装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の内燃機関、特に、ディーゼル
機関の排気ガス中には、カーボンを主成分とする排気微
粒子(パティキュレート)が含まれており、排気黒煙の
原因となっている。環境汚染の観点からはこのパティキ
ュレートは除去することが望ましく、近年、ディーゼル
機関の排気通路にセラミック製のフィルタを配置し、デ
ィーゼルパティキュレートをこのフィルタによって除去
することが提案されている。
機関の排気ガス中には、カーボンを主成分とする排気微
粒子(パティキュレート)が含まれており、排気黒煙の
原因となっている。環境汚染の観点からはこのパティキ
ュレートは除去することが望ましく、近年、ディーゼル
機関の排気通路にセラミック製のフィルタを配置し、デ
ィーゼルパティキュレートをこのフィルタによって除去
することが提案されている。
【0003】このように、排気ガス中のパティキュレー
トをフィルタによって除去する内燃機関の排気浄化装置
では、フィルタの使用に伴ってその内部に捕集されるパ
ティキュレートの量が増えると通気性が次第に失われ、
機関性能が低下することになるため、定期的にフィルタ
内に捕集されたパティキュレートを燃焼させて再生する
必要がある。
トをフィルタによって除去する内燃機関の排気浄化装置
では、フィルタの使用に伴ってその内部に捕集されるパ
ティキュレートの量が増えると通気性が次第に失われ、
機関性能が低下することになるため、定期的にフィルタ
内に捕集されたパティキュレートを燃焼させて再生する
必要がある。
【0004】一般に、従来の内燃機関の排気浄化装置で
は、パティキュレートフィルタの通気性が失われてフィ
ルタの上流側の排気ガスの圧力が下流側の圧力よりも所
定値以上に大きくなった時(圧損値が所定値以上になっ
た時)を圧力センサによって検出し、パティキュレート
の再生処理が行われるようになっている。この再生処理
は、通常フィルタの近傍に設けられた電気ヒータに通電
したり、バーナに点火して捕集されたパティキュレート
に着火させ、フィルタの近傍のエアポンプから2次空気
のような再生用ガスを流してパティキュレートを燃焼さ
せることにより行われる。
は、パティキュレートフィルタの通気性が失われてフィ
ルタの上流側の排気ガスの圧力が下流側の圧力よりも所
定値以上に大きくなった時(圧損値が所定値以上になっ
た時)を圧力センサによって検出し、パティキュレート
の再生処理が行われるようになっている。この再生処理
は、通常フィルタの近傍に設けられた電気ヒータに通電
したり、バーナに点火して捕集されたパティキュレート
に着火させ、フィルタの近傍のエアポンプから2次空気
のような再生用ガスを流してパティキュレートを燃焼さ
せることにより行われる。
【0005】ところで、ディーゼル機関では以上のよう
な排気浄化装置を、排気通路に設けられた排気ブレーキ
装置の下流側に設置することがある。例えば、特開平3
−151528号公報には、2分岐された排気管中にそ
れぞれパティキュレートフィルタが設けられ、その各フ
ィルタの上流側に排気ブレーキが設けられた排気装置が
開示されており、制動時に両方の排気ブレーキを閉弁作
動させることが示されている。
な排気浄化装置を、排気通路に設けられた排気ブレーキ
装置の下流側に設置することがある。例えば、特開平3
−151528号公報には、2分岐された排気管中にそ
れぞれパティキュレートフィルタが設けられ、その各フ
ィルタの上流側に排気ブレーキが設けられた排気装置が
開示されており、制動時に両方の排気ブレーキを閉弁作
動させることが示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平3−
151528号公報の排気装置は、排気ブレーキが作動
した後に解除された時、フィルタ内に捕集されたパティ
キュレートの多少によってドライバビリティが変化する
恐れがあった。即ち、フィルタに捕集されたパティキュ
レートの量が少ない時は、排気ブレーキは従来と変わり
なく作動解除されるが、フィルタに捕集されたパティキ
ュレートの量が多い時は、排気ブレーキの解除後のパテ
ィキュレートフィルタの通気性が悪いので、排気ブレー
キの作動によって高められた排気ガス圧力が排気ブレー
キの解除後も急激に低下せず、ブレーキが完全に解除さ
れないような状態になってドライバビリティが悪化する
のである。
151528号公報の排気装置は、排気ブレーキが作動
した後に解除された時、フィルタ内に捕集されたパティ
キュレートの多少によってドライバビリティが変化する
恐れがあった。即ち、フィルタに捕集されたパティキュ
レートの量が少ない時は、排気ブレーキは従来と変わり
なく作動解除されるが、フィルタに捕集されたパティキ
ュレートの量が多い時は、排気ブレーキの解除後のパテ
ィキュレートフィルタの通気性が悪いので、排気ブレー
キの作動によって高められた排気ガス圧力が排気ブレー
キの解除後も急激に低下せず、ブレーキが完全に解除さ
れないような状態になってドライバビリティが悪化する
のである。
【0007】そこで、本発明は前記従来の内燃機関の排
気浄化装置の有する課題を解消し、排気ブレーキの作動
解除後のドライバビリティをできる限り悪化させないよ
うにすることができる排気浄化装置を提供することを目
的とする。
気浄化装置の有する課題を解消し、排気ブレーキの作動
解除後のドライバビリティをできる限り悪化させないよ
うにすることができる排気浄化装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の形態の内燃機関の排気浄化装置は、内燃機関
の排気通路の途中にパティキュレート捕集用のフィルタ
を備えた複数の分岐通路が設けられ、各分岐通路の分岐
部の近傍には流路切換弁が設けられ、複数のフィルタに
より交互にパティキュレートを捕集し、交互にフィルタ
の再生を行う内燃機関の排気浄化装置において、排気ブ
レーキの作動前に比べて排気通路の開口面積を小さくす
る排気ブレーキ手段と、前記フィルタの圧損値を検出す
る圧損値検出手段と、前記排気ブレーキの動作後に、一
旦、最も圧損値が小さい前記フィルタに排気ガスを流入
させる流路切換手段とを設けたことを特徴としている。
明の第1の形態の内燃機関の排気浄化装置は、内燃機関
の排気通路の途中にパティキュレート捕集用のフィルタ
を備えた複数の分岐通路が設けられ、各分岐通路の分岐
部の近傍には流路切換弁が設けられ、複数のフィルタに
より交互にパティキュレートを捕集し、交互にフィルタ
の再生を行う内燃機関の排気浄化装置において、排気ブ
レーキの作動前に比べて排気通路の開口面積を小さくす
る排気ブレーキ手段と、前記フィルタの圧損値を検出す
る圧損値検出手段と、前記排気ブレーキの動作後に、一
旦、最も圧損値が小さい前記フィルタに排気ガスを流入
させる流路切換手段とを設けたことを特徴としている。
【0009】前記目的を達成する本発明の第2の形態の
内燃機関の排気浄化装置は、内燃機関の排気通路の上流
側に排気ブレーキが設けられ、その下流側に分岐後に合
流する複数の分岐通路が設けられ、各分岐通路内にパテ
ィキュレート捕集用のフィルタが備えられ、各分岐通路
の分岐部と合流部とにはそれぞれ流路切換弁が設けら
れ、複数のフィルタにより交互にパティキュレートを捕
集し、交互にフィルタの再生を行う内燃機関の排気浄化
装置において、前記フィルタの圧損値を検出する圧損値
検出手段と、前記フィルタが再生中か否かを検出する再
生検出手段と、前記排気ブレーキの動作状態を検出する
排気ブレーキ動作検出手段と、前記フィルタが再生中で
ない前記排気ブレーキの作動時に、圧損値が所定値以下
のフィルタに排気ガスが流入するように前記流路切換弁
を切り換える流路切換手段とを設けたことを特徴として
いる。
内燃機関の排気浄化装置は、内燃機関の排気通路の上流
側に排気ブレーキが設けられ、その下流側に分岐後に合
流する複数の分岐通路が設けられ、各分岐通路内にパテ
ィキュレート捕集用のフィルタが備えられ、各分岐通路
の分岐部と合流部とにはそれぞれ流路切換弁が設けら
れ、複数のフィルタにより交互にパティキュレートを捕
集し、交互にフィルタの再生を行う内燃機関の排気浄化
装置において、前記フィルタの圧損値を検出する圧損値
検出手段と、前記フィルタが再生中か否かを検出する再
生検出手段と、前記排気ブレーキの動作状態を検出する
排気ブレーキ動作検出手段と、前記フィルタが再生中で
ない前記排気ブレーキの作動時に、圧損値が所定値以下
のフィルタに排気ガスが流入するように前記流路切換弁
を切り換える流路切換手段とを設けたことを特徴として
いる。
【0010】
【作用】本発明の第2の形態の内燃機関の排気浄化装置
によれば、内燃機関の排気通路の途中にパティキュレー
ト捕集用のフィルタを備えた複数の分岐通路が設けら
れ、各分岐通路の分岐部の近傍には流路切換弁が設けら
れ、複数のフィルタにより交互にパティキュレートを捕
集し、交互にフィルタの再生を行う内燃機関の排気浄化
装置において、排気ブレーキ手段により排気ブレーキの
作動前に比べて排気通路の開口面積を小さくされ、圧損
値検出手段により前記フィルタの圧損値が検出され、流
路切換手段により前記排気ブレーキの動作後に、一旦、
最も圧損値が小さい前記フィルタに排気ガスが流入され
る。
によれば、内燃機関の排気通路の途中にパティキュレー
ト捕集用のフィルタを備えた複数の分岐通路が設けら
れ、各分岐通路の分岐部の近傍には流路切換弁が設けら
れ、複数のフィルタにより交互にパティキュレートを捕
集し、交互にフィルタの再生を行う内燃機関の排気浄化
装置において、排気ブレーキ手段により排気ブレーキの
作動前に比べて排気通路の開口面積を小さくされ、圧損
値検出手段により前記フィルタの圧損値が検出され、流
路切換手段により前記排気ブレーキの動作後に、一旦、
最も圧損値が小さい前記フィルタに排気ガスが流入され
る。
【0011】本発明の第2の形態の内燃機関の排気浄化
装置によれば、排気ブレーキの下流側に分岐後に合流す
る複数の分岐通路が設けられ、各分岐通路内にパティキ
ュレート捕集用の複数のフィルタが備えられ、各分岐通
路の分岐部と合流部とにはそれぞれ流路切換弁が設けら
れ、複数のフィルタにより交互にパティキュレートを捕
集し、交互にフィルタの再生を行う内燃機関の排気浄化
装置において、フィルタの圧損値と、フィルタが再生中
か否かと、排気ブレーキの動作状態とが検出され、フィ
ルタが再生中でない排気ブレーキの作動解除時に、流路
切換弁のよる流路の切り換えにより、圧損値が所定値以
下のフィルタに排気ガスが流入する。
装置によれば、排気ブレーキの下流側に分岐後に合流す
る複数の分岐通路が設けられ、各分岐通路内にパティキ
ュレート捕集用の複数のフィルタが備えられ、各分岐通
路の分岐部と合流部とにはそれぞれ流路切換弁が設けら
れ、複数のフィルタにより交互にパティキュレートを捕
集し、交互にフィルタの再生を行う内燃機関の排気浄化
装置において、フィルタの圧損値と、フィルタが再生中
か否かと、排気ブレーキの動作状態とが検出され、フィ
ルタが再生中でない排気ブレーキの作動解除時に、流路
切換弁のよる流路の切り換えにより、圧損値が所定値以
下のフィルタに排気ガスが流入する。
【0012】この結果、排気ブレーキ作動時に圧力が高
められた排気ガスは通気性の良いフィルタを通って急速
に排出されるので、排気ブレーキの作動解除時のフィー
リングが悪化しない。また、最も圧損値が小さいフィル
タに排気ガスを流すようにするものに比べて、捕集状態
のフィルタの圧損値が所定値以下の時には流路を切り換
えないものは、流路切換手段の作動回数が少なくなる。
められた排気ガスは通気性の良いフィルタを通って急速
に排出されるので、排気ブレーキの作動解除時のフィー
リングが悪化しない。また、最も圧損値が小さいフィル
タに排気ガスを流すようにするものに比べて、捕集状態
のフィルタの圧損値が所定値以下の時には流路を切り換
えないものは、流路切換手段の作動回数が少なくなる。
【0013】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は排気管2に排気ブレーキ装置30の
備えられたディーゼルエンジン1に適用される本発明の
逆流交互再生デュアルフィルタタイプの排気浄化装置2
0の一実施例の概略的構成を示すものである。排気ブレ
ーキ装置30はバタフライ弁31を内装しており、この
弁31の回動により排気管2内の排気ガスの流れを一時
的に堰き止めてエンジン1に制動をかけるものである。
に説明する。図1は排気管2に排気ブレーキ装置30の
備えられたディーゼルエンジン1に適用される本発明の
逆流交互再生デュアルフィルタタイプの排気浄化装置2
0の一実施例の概略的構成を示すものである。排気ブレ
ーキ装置30はバタフライ弁31を内装しており、この
弁31の回動により排気管2内の排気ガスの流れを一時
的に堰き止めてエンジン1に制動をかけるものである。
【0014】この実施例のディーゼルエンジンの排気浄
化装置20は排気ブレーキ装置30の下流側の排気管2
に設けられており、エンジン1からの排気ガスを導く排
気管2は、分岐部aにおいて分岐管2A,2Bに分岐さ
れ、その後に合流部bにおいて合流されてマフラー6に
接続される。分岐管2A,2Bの途中に設けられたケー
シング3A,3Bの中には、排気ガス中のパティキュレ
ートを捕集するためにそれぞれ第1フィルタ5A及び第
2フィルタ5Bが設けられている。この第1フィルタ5
A及び第2フィルタ5Bとしては、多数のフィルタセル
を備えたハニカムフィルタが使用され、各フィルタセル
の排気上流端と下流端は交互にプラグによって栓詰めさ
れている。従って、この第1フィルタ5A及び第2フィ
ルタ5Bに流れ込んだ排気ガス中のパティキュレート
は、排気ガスがフィルタセルの壁面を通過する際にフィ
ルタセルに捕集される。
化装置20は排気ブレーキ装置30の下流側の排気管2
に設けられており、エンジン1からの排気ガスを導く排
気管2は、分岐部aにおいて分岐管2A,2Bに分岐さ
れ、その後に合流部bにおいて合流されてマフラー6に
接続される。分岐管2A,2Bの途中に設けられたケー
シング3A,3Bの中には、排気ガス中のパティキュレ
ートを捕集するためにそれぞれ第1フィルタ5A及び第
2フィルタ5Bが設けられている。この第1フィルタ5
A及び第2フィルタ5Bとしては、多数のフィルタセル
を備えたハニカムフィルタが使用され、各フィルタセル
の排気上流端と下流端は交互にプラグによって栓詰めさ
れている。従って、この第1フィルタ5A及び第2フィ
ルタ5Bに流れ込んだ排気ガス中のパティキュレート
は、排気ガスがフィルタセルの壁面を通過する際にフィ
ルタセルに捕集される。
【0015】また、分岐管2A及び2Bの分岐部aの上
流側には圧力センサSPUが設けられ、合流部bの下流
側には圧力センサSPDが設けられている。そして、第
1,第2フィルタ5A,5Bの上下流の圧力差(圧損
値、または差圧)は圧力センサSPUとSPDの出力が
ECU(制御回路)100に入力されて求められる。制
御回路100はこの差圧によって第1、第2フィルタ5
A,5Bの再生時期を決定する。
流側には圧力センサSPUが設けられ、合流部bの下流
側には圧力センサSPDが設けられている。そして、第
1,第2フィルタ5A,5Bの上下流の圧力差(圧損
値、または差圧)は圧力センサSPUとSPDの出力が
ECU(制御回路)100に入力されて求められる。制
御回路100はこの差圧によって第1、第2フィルタ5
A,5Bの再生時期を決定する。
【0016】なお、この実施例ではフィルタの圧損値を
差圧によって求めているが、圧損値は差圧以外にも、フ
ィルタ内のパティキュレートの捕集量を通電抵抗によっ
て検出したり、車両の走行距離、積算回転数、負荷状態
などのパラメータから推定することができる。一方、第
1、第2フィルタ5A,5Bの下流側端面近傍、或は下
流側端部の栓部材(図示せず)にはフィルタ再生時、フ
ィルタを加熱してパティキュレートに着火する電気ヒー
タHA及びHBが設けられており、これら電気ヒータH
A,HBの一端は接地され、他端は制御回路100によ
って制御されるスイッチSWA,SWBを介してバッテ
リ11に接続されている。更に、この図には示されてい
ないが、車両の速度を検出する車速センサ、アクセル開
度を検出するアクセル開度センサが設けられており、車
速センサからの車速信号Vとアクセル開度センサからの
アクセル開度信号θも制御回路100に入力されてい
る。
差圧によって求めているが、圧損値は差圧以外にも、フ
ィルタ内のパティキュレートの捕集量を通電抵抗によっ
て検出したり、車両の走行距離、積算回転数、負荷状態
などのパラメータから推定することができる。一方、第
1、第2フィルタ5A,5Bの下流側端面近傍、或は下
流側端部の栓部材(図示せず)にはフィルタ再生時、フ
ィルタを加熱してパティキュレートに着火する電気ヒー
タHA及びHBが設けられており、これら電気ヒータH
A,HBの一端は接地され、他端は制御回路100によ
って制御されるスイッチSWA,SWBを介してバッテ
リ11に接続されている。更に、この図には示されてい
ないが、車両の速度を検出する車速センサ、アクセル開
度を検出するアクセル開度センサが設けられており、車
速センサからの車速信号Vとアクセル開度センサからの
アクセル開度信号θも制御回路100に入力されてい
る。
【0017】この第1、第2フィルタ5A,5Bの再生
時には、電気ヒータHAあるいはHBに通電すると共
に、通電が行われた側の第1フィルタ5Aあるいは第2
フィルタ5Bの下流側から再生用ガスを流し、燃焼ガス
をその上流側から排出する必要がある。従って、この実
施例では、分岐管2A,2Bの合流部bに再生用ガス供
給口17が設けられており、この再生用ガス供給口17
には、途中に開閉弁V3の設けられた再生用ガス供給通
路7を通じて電動エアポンプ9から再生用ガスとして2
次空気が供給されるようになっている。この電動エアポ
ンプ9と開閉弁V3は共に制御回路100によって駆動
制御される。また、分岐管2A,2Bの分岐部aに再生
用ガス排出口18が設けられており、この再生用ガス排
出口18には、一端が大気に開放され、途中に開閉弁V
4の設けられた再生用ガス排出通路8が接続されてい
る。この開閉弁V4も制御回路100によって駆動制御
されるようになっている。
時には、電気ヒータHAあるいはHBに通電すると共
に、通電が行われた側の第1フィルタ5Aあるいは第2
フィルタ5Bの下流側から再生用ガスを流し、燃焼ガス
をその上流側から排出する必要がある。従って、この実
施例では、分岐管2A,2Bの合流部bに再生用ガス供
給口17が設けられており、この再生用ガス供給口17
には、途中に開閉弁V3の設けられた再生用ガス供給通
路7を通じて電動エアポンプ9から再生用ガスとして2
次空気が供給されるようになっている。この電動エアポ
ンプ9と開閉弁V3は共に制御回路100によって駆動
制御される。また、分岐管2A,2Bの分岐部aに再生
用ガス排出口18が設けられており、この再生用ガス排
出口18には、一端が大気に開放され、途中に開閉弁V
4の設けられた再生用ガス排出通路8が接続されてい
る。この開閉弁V4も制御回路100によって駆動制御
されるようになっている。
【0018】そして、再生用ガス排出口18が開口する
分岐部aには、分岐部aの上流側の排気管2、分岐管2
A,2B、および再生用ガス排出口18の接続を切り換
える第1制御弁V1が設けられ、再生用ガス供給口17
が開口する合流部bには、合流部bの下流側の排気管
2、分岐管2A,2B、および再生用ガス供給口17の
接続を切り換える第2制御弁V2が設けられている。
分岐部aには、分岐部aの上流側の排気管2、分岐管2
A,2B、および再生用ガス排出口18の接続を切り換
える第1制御弁V1が設けられ、再生用ガス供給口17
が開口する合流部bには、合流部bの下流側の排気管
2、分岐管2A,2B、および再生用ガス供給口17の
接続を切り換える第2制御弁V2が設けられている。
【0019】この第1、第2制御弁V1,V2は共に制
御回路(ECU)100によって駆動されるようになっ
ており、制御回路100からの制御信号により第1、第
2制御弁V1,V2は連動して実線位置ハ、破線位置
ロ、および一点鎖線位置イに位置決めされる。また、こ
の排気浄化装置20の上流側に設けられる排気ブレーキ
装置30も制御回路100からの制御信号により開閉制
御される。弁V1〜V4および排気ブレーキ装置30の
バタフライ弁31の駆動は、実際には、ダイアフラム式
アクチュエータや負圧切換弁、或いは電気式のアクチュ
エータによって行われるが、その駆動機構は特に限定さ
れるものではないので、ここでは図示およびその説明を
省略する。
御回路(ECU)100によって駆動されるようになっ
ており、制御回路100からの制御信号により第1、第
2制御弁V1,V2は連動して実線位置ハ、破線位置
ロ、および一点鎖線位置イに位置決めされる。また、こ
の排気浄化装置20の上流側に設けられる排気ブレーキ
装置30も制御回路100からの制御信号により開閉制
御される。弁V1〜V4および排気ブレーキ装置30の
バタフライ弁31の駆動は、実際には、ダイアフラム式
アクチュエータや負圧切換弁、或いは電気式のアクチュ
エータによって行われるが、その駆動機構は特に限定さ
れるものではないので、ここでは図示およびその説明を
省略する。
【0020】図9および図10はこれら第1、第2制御
弁V1,V2の実際の構成の一例を示すものである。第
1、第2制御弁V1,V2には例えばバタフライ弁が使
用され、再生用ガス排出口18および再生用ガス供給口
17の開口部の近傍に設けられた回転軸10a,11a
を中心に弁体10b,11bが回動することにより、再
生用ガス排出口18および再生用ガス供給口17を分岐
管2A,2Bの何れか一方側に開口させることができる
ようになっている。
弁V1,V2の実際の構成の一例を示すものである。第
1、第2制御弁V1,V2には例えばバタフライ弁が使
用され、再生用ガス排出口18および再生用ガス供給口
17の開口部の近傍に設けられた回転軸10a,11a
を中心に弁体10b,11bが回動することにより、再
生用ガス排出口18および再生用ガス供給口17を分岐
管2A,2Bの何れか一方側に開口させることができる
ようになっている。
【0021】第1、第2制御弁V1,V2の一点鎖線位
置イは第2フィルタ5Bの捕集状態の位置であり、エン
ジン1からの排気ガスは第2フィルタ5Bを流れ、マフ
ラー6を通って大気中に排出される。この時、第1フィ
ルタ5Aが再生中でない時は開閉弁V3,V4は閉弁し
ているが、第1フィルタ5Aが再生中の時は開閉弁V
3,V4は開弁すると共にヒータHAに通電が行われ、
エアポンプ9からの再生用ガスが供給口17から第1フ
ィルタ5Aを流れてパティキュレートの燃焼を助け、燃
焼ガスが排出口18から大気中に排出される。
置イは第2フィルタ5Bの捕集状態の位置であり、エン
ジン1からの排気ガスは第2フィルタ5Bを流れ、マフ
ラー6を通って大気中に排出される。この時、第1フィ
ルタ5Aが再生中でない時は開閉弁V3,V4は閉弁し
ているが、第1フィルタ5Aが再生中の時は開閉弁V
3,V4は開弁すると共にヒータHAに通電が行われ、
エアポンプ9からの再生用ガスが供給口17から第1フ
ィルタ5Aを流れてパティキュレートの燃焼を助け、燃
焼ガスが排出口18から大気中に排出される。
【0022】第1、第2制御弁V1,V2の破線位置ロ
は第1フィルタ5Aの捕集状態の位置であり、エンジン
1からの排気ガスは第1フィルタ5Aを流れ、マフラー
6を通って大気中に排出される。この時、第2フィルタ
5Bが再生中でない時は開閉弁V3,V4は閉弁してい
るが、第2フィルタ5Bが再生中の時は開閉弁V3,V
4は開弁すると共にヒータHBに通電が行われ、エアポ
ンプ9からの再生用ガスが供給口17から第2フィルタ
5Bを流れてパティキュレートの燃焼を助け、燃焼ガス
が排出口18から大気中に排出される。
は第1フィルタ5Aの捕集状態の位置であり、エンジン
1からの排気ガスは第1フィルタ5Aを流れ、マフラー
6を通って大気中に排出される。この時、第2フィルタ
5Bが再生中でない時は開閉弁V3,V4は閉弁してい
るが、第2フィルタ5Bが再生中の時は開閉弁V3,V
4は開弁すると共にヒータHBに通電が行われ、エアポ
ンプ9からの再生用ガスが供給口17から第2フィルタ
5Bを流れてパティキュレートの燃焼を助け、燃焼ガス
が排出口18から大気中に排出される。
【0023】以上のように構成されたディーゼルエンジ
ンの排気浄化装置20において、その上流側に設けられ
た排気ブレーキ装置30が作動された時の動作の一実施
例を図2を用いて説明する。なお、図示はしないが、車
速V、アクセル開度θ、およびフィルタ5A, 5Bの上
流側と下流側の圧力値PU,PDは、所定時間毎に読み
込まれているものとする。
ンの排気浄化装置20において、その上流側に設けられ
た排気ブレーキ装置30が作動された時の動作の一実施
例を図2を用いて説明する。なお、図示はしないが、車
速V、アクセル開度θ、およびフィルタ5A, 5Bの上
流側と下流側の圧力値PU,PDは、所定時間毎に読み
込まれているものとする。
【0024】本発明が適用される排気浄化装置20で
は、前述のように、第1、第2フィルタ5A,5Bによ
り交互に捕集が行われる。そして、この制御では第1、
第2フィルタ5A,5Bのいずれか一方が再生処理中の
時は制御が行われないので、まずステップ201におい
てフィルタ5Aまたは5Bが再生中か否かが判定され、
再生中の時はこのルーチンを終了する。
は、前述のように、第1、第2フィルタ5A,5Bによ
り交互に捕集が行われる。そして、この制御では第1、
第2フィルタ5A,5Bのいずれか一方が再生処理中の
時は制御が行われないので、まずステップ201におい
てフィルタ5Aまたは5Bが再生中か否かが判定され、
再生中の時はこのルーチンを終了する。
【0025】一方、いずれのフィルタも再生中でない時
にはステップ202に進み、フィルタ5A, 5Bの上流
側と下流側の圧力値PU,PDから差圧ΔPが演算され
る。そして、ステップ203ではこの差圧ΔPが所定値
P1より小さい場合は現状維持のままステップ202に
戻る。従って、この間に排気ブレーキ装置30が作動さ
れてもフィルタ5Aまたはフィルタ5Bの捕集状態に変
更はない。また、ステップ203でΔP≧P1の場合は
ステップ204に進んで差圧ΔPの値が所定値P1より
大きい別の所定値P2より小さいか否かが判定される。
この所定値P2はフィルタの再生時期を示すものであ
り、ΔP≧P2の時はステップ205に進んでフィルタ
の再生処理が実行される。
にはステップ202に進み、フィルタ5A, 5Bの上流
側と下流側の圧力値PU,PDから差圧ΔPが演算され
る。そして、ステップ203ではこの差圧ΔPが所定値
P1より小さい場合は現状維持のままステップ202に
戻る。従って、この間に排気ブレーキ装置30が作動さ
れてもフィルタ5Aまたはフィルタ5Bの捕集状態に変
更はない。また、ステップ203でΔP≧P1の場合は
ステップ204に進んで差圧ΔPの値が所定値P1より
大きい別の所定値P2より小さいか否かが判定される。
この所定値P2はフィルタの再生時期を示すものであ
り、ΔP≧P2の時はステップ205に進んでフィルタ
の再生処理が実行される。
【0026】ステップ204においてΔP<P2の場合
はステップ206に進み、排気ブレーキ装置30が作動
されたか否かが判定される。そして、排気ブレーキ装置
30が作動されていない時はステップ202に戻り、排
気ブレーキ装置30が作動された時はステップ207に
進む。ステップ207は排気ブレーキ装置30が作動さ
れた時に第1フィルタ5Aが捕集中か否かを判定するも
のであり、第1フィルタ5Aが捕集中の時はステップ2
08に進み、第2フィルタ5Bが捕集中の時はステップ
212に進む。
はステップ206に進み、排気ブレーキ装置30が作動
されたか否かが判定される。そして、排気ブレーキ装置
30が作動されていない時はステップ202に戻り、排
気ブレーキ装置30が作動された時はステップ207に
進む。ステップ207は排気ブレーキ装置30が作動さ
れた時に第1フィルタ5Aが捕集中か否かを判定するも
のであり、第1フィルタ5Aが捕集中の時はステップ2
08に進み、第2フィルタ5Bが捕集中の時はステップ
212に進む。
【0027】第1フィルタ5Aが捕集中の時に進むステ
ップ208では、第1,第2制御弁V1,V2が位置イ
に制御され、排気ブレーキ装置30の作動中に排気ガス
の通路がパティキュレートを捕集中のフィルタ5A側か
らパティキュレートを捕集していなかったフィルタ5B
側に切り換えられる。この結果、排気ブレーキ装置30
の作動解除後は、排気ガスはパティキュレートが捕集さ
れていないフィルタ5Bを流れることになる。続くステ
ップ209では排気ブレーキ装置30が作動解除された
か否かが判定され、作動解除された時はステップ210
に進んで作動解除から3秒経過したか否かが判定され
る。ステップ209において排気ブレーキ装置30が作
動解除されていない時、およびステップ210において
排気ブレーキ装置30の作動解除後3秒が経過していな
い時はステップ209に戻る。また、排気ブレーキ装置
30が作動解除されてから3秒経過した後はステップ2
10からステップ211に進み、第1,第2制御弁V
1,V2が排気ブレーキ装置30が作動する前の捕集位
置位置ロに制御されてこのルーチンを終了する。
ップ208では、第1,第2制御弁V1,V2が位置イ
に制御され、排気ブレーキ装置30の作動中に排気ガス
の通路がパティキュレートを捕集中のフィルタ5A側か
らパティキュレートを捕集していなかったフィルタ5B
側に切り換えられる。この結果、排気ブレーキ装置30
の作動解除後は、排気ガスはパティキュレートが捕集さ
れていないフィルタ5Bを流れることになる。続くステ
ップ209では排気ブレーキ装置30が作動解除された
か否かが判定され、作動解除された時はステップ210
に進んで作動解除から3秒経過したか否かが判定され
る。ステップ209において排気ブレーキ装置30が作
動解除されていない時、およびステップ210において
排気ブレーキ装置30の作動解除後3秒が経過していな
い時はステップ209に戻る。また、排気ブレーキ装置
30が作動解除されてから3秒経過した後はステップ2
10からステップ211に進み、第1,第2制御弁V
1,V2が排気ブレーキ装置30が作動する前の捕集位
置位置ロに制御されてこのルーチンを終了する。
【0028】第2フィルタ5Bが捕集中の時に進むステ
ップ212では、第1,第2制御弁V1,V2が位置ロ
に制御され、排気ブレーキ装置30の作動中に排気ガス
の通路がパティキュレートを捕集中のフィルタ5B側か
らパティキュレートを捕集していなかったフィルタ5A
側に切り換えられる。この結果、排気ブレーキ装置30
の作動解除後は、排気ガスはパティキュレートが捕集さ
れていないフィルタ5Aを流れることになる。続くステ
ップ213では排気ブレーキ装置30が作動解除された
か否かが判定され、作動解除された時はステップ214
に進んで作動解除から3秒経過したか否かが判定され
る。ステップ213おいて排気ブレーキ装置30が作動
解除されていない時、およびステップ214において排
気ブレーキ装置30の作動解除後3秒が経過していない
時はステップ213に戻る。また、排気ブレーキ装置3
0が作動解除されてから3秒経過した後はステップ21
4からステップ215に進み、第1,第2制御弁V1,
V2が排気ブレーキ装置30が作動する前の捕集位置位
置イに制御されてこのルーチンを終了する。
ップ212では、第1,第2制御弁V1,V2が位置ロ
に制御され、排気ブレーキ装置30の作動中に排気ガス
の通路がパティキュレートを捕集中のフィルタ5B側か
らパティキュレートを捕集していなかったフィルタ5A
側に切り換えられる。この結果、排気ブレーキ装置30
の作動解除後は、排気ガスはパティキュレートが捕集さ
れていないフィルタ5Aを流れることになる。続くステ
ップ213では排気ブレーキ装置30が作動解除された
か否かが判定され、作動解除された時はステップ214
に進んで作動解除から3秒経過したか否かが判定され
る。ステップ213おいて排気ブレーキ装置30が作動
解除されていない時、およびステップ214において排
気ブレーキ装置30の作動解除後3秒が経過していない
時はステップ213に戻る。また、排気ブレーキ装置3
0が作動解除されてから3秒経過した後はステップ21
4からステップ215に進み、第1,第2制御弁V1,
V2が排気ブレーキ装置30が作動する前の捕集位置位
置イに制御されてこのルーチンを終了する。
【0029】このように、前述の実施例の内燃機関の排
気浄化装置では、捕集中のフィルタに捕集されたパティ
キュレートの量が少ない時は排気ブレーキ装置30の動
作に係わらず、排気ガスの流路は変更されず、捕集中の
フィルタに捕集されたパティキュレートの量が所定値を
越えて多い時は、排気ブレーキ装置30の動作時に排気
ガスの流路が変更され、排気ブレーキ装置30の動作解
除時には排気ブレーキ装置30の上流側に蓄えられた排
気ガスは所定時間の間、それまで、パティキュレートを
捕集していなかった方のフィルタに流れることになる。
気浄化装置では、捕集中のフィルタに捕集されたパティ
キュレートの量が少ない時は排気ブレーキ装置30の動
作に係わらず、排気ガスの流路は変更されず、捕集中の
フィルタに捕集されたパティキュレートの量が所定値を
越えて多い時は、排気ブレーキ装置30の動作時に排気
ガスの流路が変更され、排気ブレーキ装置30の動作解
除時には排気ブレーキ装置30の上流側に蓄えられた排
気ガスは所定時間の間、それまで、パティキュレートを
捕集していなかった方のフィルタに流れることになる。
【0030】以上のように排気ブレーキ装置30の作動
時に排気ガスの流路を変更する理由を次に説明する。図
3は図1の排気浄化装置20におけるフィルタの前後差
圧ΔPの値と、排気ブレーキ装置30の動作時に運転者
に感じられる感覚を説明する図であり、図4はフィルタ
内のパティキュレートの捕集量とフィルタ差圧ΔPとの
関係を説明する図である。P0を捕集開始時のフィルタ
の差圧とすると、フィルタ内のパティキュレートの捕集
量が増えるとフィルタ差圧ΔPは上昇し、捕集量Aで差
圧がP1になり、捕集量Bで差圧がP2となる。差圧Δ
PがP2になった時がフィルタの再生時期である。そし
て、捕集量がAに達するまでは、図3に示すように、こ
の間に排気ブレーキ装置30が作動させられても、運転
者に制動異常が感じられず、捕集量がAを越えると、排
気ブレーキ装置30の作動時に運転者が制動異常を実感
することが分かっている。
時に排気ガスの流路を変更する理由を次に説明する。図
3は図1の排気浄化装置20におけるフィルタの前後差
圧ΔPの値と、排気ブレーキ装置30の動作時に運転者
に感じられる感覚を説明する図であり、図4はフィルタ
内のパティキュレートの捕集量とフィルタ差圧ΔPとの
関係を説明する図である。P0を捕集開始時のフィルタ
の差圧とすると、フィルタ内のパティキュレートの捕集
量が増えるとフィルタ差圧ΔPは上昇し、捕集量Aで差
圧がP1になり、捕集量Bで差圧がP2となる。差圧Δ
PがP2になった時がフィルタの再生時期である。そし
て、捕集量がAに達するまでは、図3に示すように、こ
の間に排気ブレーキ装置30が作動させられても、運転
者に制動異常が感じられず、捕集量がAを越えると、排
気ブレーキ装置30の作動時に運転者が制動異常を実感
することが分かっている。
【0031】そして、図5に示すように、フィルタ内の
パティキュレートの捕集量が少なく、背圧の値がP1+
Pa(Paは大気圧)より小さいaの状態で排気ブレー
キ装置30が作動すると、背圧はa→c→a′と変動す
るが、このときに運転者にとっては特に違和感は感じら
れない。一方、フィルタ内のパティキュレートの捕集量
が多く、背圧の値がP1+Paより大きいbの状態で排
気ブレーキ装置30が作動すると、背圧はb→c→b′
と変動するが、このときは排気ブレーキ装置30の解除
後の惰性感が背圧aと異なるので、運転者にとっては違
和感が感じられる。そこで、本発明では、背圧がaの状
態で排気ブレーキ装置30が作動された時はそのままに
し、背圧がbの状態で排気ブレーキ装置30が作動され
た時に、その作動解除後に排気ガスをパティキュレート
の捕集量の少ないフィルタに流すようにし、背圧がb→
c→a′またはb→c→d(dはパティキュレートが全
く捕集されていないフィルタの背圧)となるようにする
ことによって常に同じ感覚で排気ブレーキ装置30を使
用することができるようにしたものである。
パティキュレートの捕集量が少なく、背圧の値がP1+
Pa(Paは大気圧)より小さいaの状態で排気ブレー
キ装置30が作動すると、背圧はa→c→a′と変動す
るが、このときに運転者にとっては特に違和感は感じら
れない。一方、フィルタ内のパティキュレートの捕集量
が多く、背圧の値がP1+Paより大きいbの状態で排
気ブレーキ装置30が作動すると、背圧はb→c→b′
と変動するが、このときは排気ブレーキ装置30の解除
後の惰性感が背圧aと異なるので、運転者にとっては違
和感が感じられる。そこで、本発明では、背圧がaの状
態で排気ブレーキ装置30が作動された時はそのままに
し、背圧がbの状態で排気ブレーキ装置30が作動され
た時に、その作動解除後に排気ガスをパティキュレート
の捕集量の少ないフィルタに流すようにし、背圧がb→
c→a′またはb→c→d(dはパティキュレートが全
く捕集されていないフィルタの背圧)となるようにする
ことによって常に同じ感覚で排気ブレーキ装置30を使
用することができるようにしたものである。
【0032】図6(a) 〜(c) は第1フィルタ5Aが捕集
中で、その捕集量が図4に示したAより少ない時の前述
の実施例の動作を時間を追って説明する図である。(a)
は排気ブレーキ装置30が作動されていない状態を示し
ており、第1、第2制御弁V1,V2は図1の位置ロに
ある。(b) は(a) の状態で排気ブレーキ装置30が作動
された状態を示しており、第1、第2制御弁V1,V2
は図1の位置ロから変更されない。(c) は排気ブレーキ
装置30が作動解除された状態を示しており、第1、第
2制御弁V1,V2は図1の位置ロにあるので、排気ガ
スは捕集中の第1フィルタ5Aを通って排出される。
中で、その捕集量が図4に示したAより少ない時の前述
の実施例の動作を時間を追って説明する図である。(a)
は排気ブレーキ装置30が作動されていない状態を示し
ており、第1、第2制御弁V1,V2は図1の位置ロに
ある。(b) は(a) の状態で排気ブレーキ装置30が作動
された状態を示しており、第1、第2制御弁V1,V2
は図1の位置ロから変更されない。(c) は排気ブレーキ
装置30が作動解除された状態を示しており、第1、第
2制御弁V1,V2は図1の位置ロにあるので、排気ガ
スは捕集中の第1フィルタ5Aを通って排出される。
【0033】図7(a) 〜(c) は第1フィルタ5Aが捕集
中で、その捕集量が図4に示したAより多い時の前述の
実施例の動作を時間を追って説明する図である。(a) は
排気ブレーキ装置30が作動されていない状態を示して
おり、第1、第2制御弁V1,V2は図1の位置ロにあ
る。(b) は(a) の状態で排気ブレーキ装置30が作動さ
れた状態を示しており、第1、第2制御弁V1,V2は
図1の位置ロ(図7では破線の位置)から図1の位置イ
(図7では実線の位置)に変更される。(c) は排気ブレ
ーキ装置30が作動解除された状態を示しており、第
1、第2制御弁V1,V2は図1の位置イにあるので、
排気ガスは捕集中であった第1フィルタ5Aを通らず、
捕集中でなかった第2フィルタ5Bを通って排出され
る。この(c)の状態は排気ブレーキ装置30によって高
められた背圧が正常状態に戻る所定時間、例えば3秒後
に解除されて(a) の状態に戻る。
中で、その捕集量が図4に示したAより多い時の前述の
実施例の動作を時間を追って説明する図である。(a) は
排気ブレーキ装置30が作動されていない状態を示して
おり、第1、第2制御弁V1,V2は図1の位置ロにあ
る。(b) は(a) の状態で排気ブレーキ装置30が作動さ
れた状態を示しており、第1、第2制御弁V1,V2は
図1の位置ロ(図7では破線の位置)から図1の位置イ
(図7では実線の位置)に変更される。(c) は排気ブレ
ーキ装置30が作動解除された状態を示しており、第
1、第2制御弁V1,V2は図1の位置イにあるので、
排気ガスは捕集中であった第1フィルタ5Aを通らず、
捕集中でなかった第2フィルタ5Bを通って排出され
る。この(c)の状態は排気ブレーキ装置30によって高
められた背圧が正常状態に戻る所定時間、例えば3秒後
に解除されて(a) の状態に戻る。
【0034】なお、図2の制御においては、一方のフィ
ルタが捕集中で、その捕集量が図4に示したAより少な
い時は第1、第2制御弁V1,V2の位置を変更してい
ないが、第1、第2制御弁V1,V2の位置を捕集中で
ない側に変更しても良いものである。次に、本発明を、
通常は交互捕集を行っており、ディーゼル機関が高負荷
状態になった時に、一時的に同時捕集に切り換える、即
ち、図1の第1、第2制御弁V1,V2の位置をハに切
り換える排気浄化装置に適用する場合の制御について図
8を用いて説明する。なお、図8の制御手順において、
ディーゼル機関が高負荷状態にならない場合は、図2で
説明した制御手順と同じ制御が行われるので、同じ制御
については、同じステップ番号を付してある。
ルタが捕集中で、その捕集量が図4に示したAより少な
い時は第1、第2制御弁V1,V2の位置を変更してい
ないが、第1、第2制御弁V1,V2の位置を捕集中で
ない側に変更しても良いものである。次に、本発明を、
通常は交互捕集を行っており、ディーゼル機関が高負荷
状態になった時に、一時的に同時捕集に切り換える、即
ち、図1の第1、第2制御弁V1,V2の位置をハに切
り換える排気浄化装置に適用する場合の制御について図
8を用いて説明する。なお、図8の制御手順において、
ディーゼル機関が高負荷状態にならない場合は、図2で
説明した制御手順と同じ制御が行われるので、同じ制御
については、同じステップ番号を付してある。
【0035】図8の実施例が図2の実施例の制御と異な
る点は、図2のステップ202において機関の負荷を判
定するためのアクセル開度θを読み込む点と、ステップ
204とステップ206との間に機関が高負荷状態か否
かを判定するステップ801〜805が挿入されている
点であり、ステップ206以降の手順は前述の実施例と
差はない。
る点は、図2のステップ202において機関の負荷を判
定するためのアクセル開度θを読み込む点と、ステップ
204とステップ206との間に機関が高負荷状態か否
かを判定するステップ801〜805が挿入されている
点であり、ステップ206以降の手順は前述の実施例と
差はない。
【0036】ステップ201ではフィルタ5Aまたは5
Bが再生中か否かが判定され、再生中の時はこのルーチ
ンを終了し、再生中でない時にはステップ202′に進
む。ステップ202′ではアクセル開度θが読み込まれ
ると共に、フィルタ5A, 5Bの上流側と下流側の圧力
値PU,PDから差圧ΔPが演算される。そして、ステ
ップ203ではこの差圧ΔPが所定値P1より小さい場
合は現状維持のままステップ202′に戻る。従って、
この間に排気ブレーキ装置30が作動されても、また、
機関が高負荷状態になってもフィルタ5Aまたはフィル
タ5Bの捕集状態に変更はない。
Bが再生中か否かが判定され、再生中の時はこのルーチ
ンを終了し、再生中でない時にはステップ202′に進
む。ステップ202′ではアクセル開度θが読み込まれ
ると共に、フィルタ5A, 5Bの上流側と下流側の圧力
値PU,PDから差圧ΔPが演算される。そして、ステ
ップ203ではこの差圧ΔPが所定値P1より小さい場
合は現状維持のままステップ202′に戻る。従って、
この間に排気ブレーキ装置30が作動されても、また、
機関が高負荷状態になってもフィルタ5Aまたはフィル
タ5Bの捕集状態に変更はない。
【0037】ステップ203でΔP≧P1の場合はステ
ップ204に進んで差圧ΔPの値が所定値P1より大き
い別の所定値P2より小さいか否かが判定される。この
所定値P2はフィルタの再生時期を示すものであり、Δ
P≧P2の時はステップ205に進んでフィルタの再生
処理が実行される。ステップ204においてΔP<P2
の場合はステップ801に進み、アクセル開度θが80
%以上か否かが判定される。θ<80%の時は機関が高
負荷でないと判定してステップ206に進むが、θ≧8
0%の場合は機関が高負荷であると判定してステップ8
02に進み、第1、第2制御弁V1,V2の現在の位置
が記憶された後に、両者が図1の位置ハに制御される。
この状態では排気ガスは第1,第2フィルタ5A,5B
の両方に流れることになる。続くステップ206では排
気ブレーキ装置30が作動されたか否かが判定される。
そして、排気ブレーキ装置30が作動されていない時は
ステップ803に進み、排気ブレーキ装置30が作動さ
れた時はステップ207に進む。
ップ204に進んで差圧ΔPの値が所定値P1より大き
い別の所定値P2より小さいか否かが判定される。この
所定値P2はフィルタの再生時期を示すものであり、Δ
P≧P2の時はステップ205に進んでフィルタの再生
処理が実行される。ステップ204においてΔP<P2
の場合はステップ801に進み、アクセル開度θが80
%以上か否かが判定される。θ<80%の時は機関が高
負荷でないと判定してステップ206に進むが、θ≧8
0%の場合は機関が高負荷であると判定してステップ8
02に進み、第1、第2制御弁V1,V2の現在の位置
が記憶された後に、両者が図1の位置ハに制御される。
この状態では排気ガスは第1,第2フィルタ5A,5B
の両方に流れることになる。続くステップ206では排
気ブレーキ装置30が作動されたか否かが判定される。
そして、排気ブレーキ装置30が作動されていない時は
ステップ803に進み、排気ブレーキ装置30が作動さ
れた時はステップ207に進む。
【0038】ステップ803ではアクセル開度θが80
%未満になったか否かが判定され、以前θ≧80%の場
合はステップ802に戻り、θ<80%になった時はス
テップ804に進む。ステップ804では第1、第2制
御弁V1,V2の位置がハか否かが判定される。これは
ステップ802を経ずにステップ804に進んでくる場
合もあるからであり、第1、第2制御弁V1,V2の位
置がハでない時は図2のステップ206における排気ブ
レーキ装置30の非作動時と同様にステップ202′に
戻る。一方、ステップ804にて第1、第2制御弁V
1,V2の位置がハであると判定された時はステップ8
05に進み、これらをステップ802で記憶した元に位
置に戻した後にステップ202′に戻る。
%未満になったか否かが判定され、以前θ≧80%の場
合はステップ802に戻り、θ<80%になった時はス
テップ804に進む。ステップ804では第1、第2制
御弁V1,V2の位置がハか否かが判定される。これは
ステップ802を経ずにステップ804に進んでくる場
合もあるからであり、第1、第2制御弁V1,V2の位
置がハでない時は図2のステップ206における排気ブ
レーキ装置30の非作動時と同様にステップ202′に
戻る。一方、ステップ804にて第1、第2制御弁V
1,V2の位置がハであると判定された時はステップ8
05に進み、これらをステップ802で記憶した元に位
置に戻した後にステップ202′に戻る。
【0039】また、ステップ206において排気ブレー
キ装置30が作動されたと判定された時に進むステップ
207では、排気ブレーキ装置30が作動された時に第
1フィルタ5Aが捕集中か否かが判定される。この判定
は、ステップ802において第1、第2制御弁V1,V
2の位置がハに制御された時は、その制御前に記憶した
位置により行われる。第1フィルタ5Aが捕集中の時は
ステップ208に進み、第2フィルタ5Bが捕集中の時
はステップ212に進む。
キ装置30が作動されたと判定された時に進むステップ
207では、排気ブレーキ装置30が作動された時に第
1フィルタ5Aが捕集中か否かが判定される。この判定
は、ステップ802において第1、第2制御弁V1,V
2の位置がハに制御された時は、その制御前に記憶した
位置により行われる。第1フィルタ5Aが捕集中の時は
ステップ208に進み、第2フィルタ5Bが捕集中の時
はステップ212に進む。
【0040】ステップ208以降のステップは図2で説
明したものと同じであり、排気ブレーキ装置30が作動
している間に、作動前にパティキュレートを捕集してい
たフィルタと異なるフィルタの方に排気ガス通路が第
1,第2制御弁V1,V2によって切り換えられ、排気
ブレーキ装置30の作動解除後の3秒後に、作動前にパ
ティキュレートを捕集していたフィルタ側に排気ガス通
路が切り換えられる。
明したものと同じであり、排気ブレーキ装置30が作動
している間に、作動前にパティキュレートを捕集してい
たフィルタと異なるフィルタの方に排気ガス通路が第
1,第2制御弁V1,V2によって切り換えられ、排気
ブレーキ装置30の作動解除後の3秒後に、作動前にパ
ティキュレートを捕集していたフィルタ側に排気ガス通
路が切り換えられる。
【0041】以上のように、図8の実施例の内燃機関の
排気浄化装置では、捕集中のフィルタに捕集されたパテ
ィキュレートの量が少ない時は、機関の高負荷状態と排
気ブレーキ装置30の動作に係わらず、排気ガスの流路
は変更されない。また、捕集中のフィルタに捕集された
パティキュレートの量が所定値を越えて多い時は、機関
の高負荷時に排気ガスの流路が拡大されてフィルタ5
A,5Bの同時捕集状態となり、機関の負荷が小さくな
れば元の捕集状態に戻される。そして、捕集中のフィル
タに捕集されたパティキュレートの量が所定値を越えて
多い時は、排気ブレーキ装置30の動作時に排気ガスの
流路が捕集量の少ないフィルタ側に変更され、排気ブレ
ーキ装置30の動作解除時には背圧が低下した時間を見
計らって第1,第2制御弁V1,V2が元の捕集状態の
位置に戻される。この結果、排気ブレーキ装置30の作
動時に運転者が違和感を感じない。
排気浄化装置では、捕集中のフィルタに捕集されたパテ
ィキュレートの量が少ない時は、機関の高負荷状態と排
気ブレーキ装置30の動作に係わらず、排気ガスの流路
は変更されない。また、捕集中のフィルタに捕集された
パティキュレートの量が所定値を越えて多い時は、機関
の高負荷時に排気ガスの流路が拡大されてフィルタ5
A,5Bの同時捕集状態となり、機関の負荷が小さくな
れば元の捕集状態に戻される。そして、捕集中のフィル
タに捕集されたパティキュレートの量が所定値を越えて
多い時は、排気ブレーキ装置30の動作時に排気ガスの
流路が捕集量の少ないフィルタ側に変更され、排気ブレ
ーキ装置30の動作解除時には背圧が低下した時間を見
計らって第1,第2制御弁V1,V2が元の捕集状態の
位置に戻される。この結果、排気ブレーキ装置30の作
動時に運転者が違和感を感じない。
【0042】なお、以上の説明においては、本発明を、
排気管2に排気ブレーキ装置30の備えられたディーゼ
ルエンジン1に適用される逆流交互再生デュアルフィル
タタイプの排気浄化装置20の実施例について説明した
が、本発明は、ヒータがフィルタの排気ガスの流れに対
して上流側にある順流再生方式のものにも適用可能であ
る。
排気管2に排気ブレーキ装置30の備えられたディーゼ
ルエンジン1に適用される逆流交互再生デュアルフィル
タタイプの排気浄化装置20の実施例について説明した
が、本発明は、ヒータがフィルタの排気ガスの流れに対
して上流側にある順流再生方式のものにも適用可能であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、排
気ブレーキと排気浄化装置とを備えるディーゼル機関に
おいて、排気ブレーキの作動解除後のドライバビリティ
をできる限り悪化させないようにすることができるとい
う効果がある。また、排気ブレーキの作動時に最も圧損
値が小さいフィルタに排気ガスを流す場合にに比べて、
捕集状態のフィルタの圧損値が所定値以下の時に流路を
切り換えないようにすれば、流路切換手段の作動回数が
少なくなって従来技術の問題を解決することができる。
気ブレーキと排気浄化装置とを備えるディーゼル機関に
おいて、排気ブレーキの作動解除後のドライバビリティ
をできる限り悪化させないようにすることができるとい
う効果がある。また、排気ブレーキの作動時に最も圧損
値が小さいフィルタに排気ガスを流す場合にに比べて、
捕集状態のフィルタの圧損値が所定値以下の時に流路を
切り換えないようにすれば、流路切換手段の作動回数が
少なくなって従来技術の問題を解決することができる。
【図1】本発明を適用する逆流交互再生デュアルフィル
タタイプの排気浄化装置の概略的構成例を示す図であ
る。
タタイプの排気浄化装置の概略的構成例を示す図であ
る。
【図2】図1の排気ブレーキ作動時の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】図1の排気浄化装置におけるフィルタの前後差
圧の値と、排気ブレーキ装置の動作時に運転者に感じら
れる感覚を説明する図である。
圧の値と、排気ブレーキ装置の動作時に運転者に感じら
れる感覚を説明する図である。
【図4】フィルタ内のパティキュレートの捕集量とフィ
ルタ差圧との関係を説明する図である。
ルタ差圧との関係を説明する図である。
【図5】フィルタ内のパティキュレートの捕集量の多少
に応じた排気ブレーキ装置の作動時の背圧変化を示す図
である。
に応じた排気ブレーキ装置の作動時の背圧変化を示す図
である。
【図6】(a) 〜(c) は図1の第1フィルタが捕集中で、
その捕集量が図4に示したAより少ない時の図2の実施
例の動作を時間を追って説明する模式図である。
その捕集量が図4に示したAより少ない時の図2の実施
例の動作を時間を追って説明する模式図である。
【図7】(a) 〜(c) は図1の第1フィルタが捕集中で、
その捕集量が図4に示したAより多い時の図2の実施例
の動作を時間を追って説明する模式図である。
その捕集量が図4に示したAより多い時の図2の実施例
の動作を時間を追って説明する模式図である。
【図8】機関負荷が高い時に同時捕集を行う図1に示し
た排気浄化装置に本発明の制御を適用した時の制御手順
を示すフローチャートである。
た排気浄化装置に本発明の制御を適用した時の制御手順
を示すフローチャートである。
【図9】図1の第1制御弁の具体的構成例を示す拡大図
である。
である。
【図10】図1の第2制御弁の具体的構成例を示す拡大図
である。
である。
2…排気管 2A,2B…分岐管 5A,5B…フィルタ 7…再生用ガス供給通路 8…再生用ガス排出通路 9…エアポンプ 17…再生用ガス供給口 18…再生用ガス排出口 30…排気ブレーキ装置 100…制御回路 a…分岐部 b…合流部 HA,HB…電気ヒータ SPU,SPD…圧力センサ V1…第1の制御弁 V2…第2の制御弁 V3, V4…開閉弁
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関の排気通路の途中にパティキュ
レート捕集用のフィルタを備えた複数の分岐通路が設け
られ、各分岐通路の分岐部の近傍には流路切換弁が設け
られ、複数のフィルタにより交互にパティキュレートを
捕集し、交互にフィルタの再生を行う内燃機関の排気浄
化装置において、 排気ブレーキの作動前に比べて排気通路の開口面積を小
さくする排気ブレーキ手段と、 前記フィルタの圧損値を検出する圧損値検出手段と、 前記排気ブレーキの動作後に、一旦、最も圧損値が小さ
い前記フィルタに排気ガスを流入させる流路切換手段
と、 を設けたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 【請求項2】 内燃機関の排気通路の上流側に排気ブレ
ーキが設けられ、その下流側に複数の分岐通路が設けら
れ、各分岐通路内にパティキュレート捕集用のフィルタ
が備えられ、各分岐通路の分岐部の近傍には流路切換弁
が設けられ、複数のフィルタにより交互にパティキュレ
ートを捕集し、交互にフィルタの再生を行う内燃機関の
排気浄化装置において、 前記フィルタの圧損値を検出する圧損値検出手段と、 前記フィルタが再生中か否かを検出する再生検出手段
と、 前記排気ブレーキの動作状態を検出する排気ブレーキ動
作検出手段と、 前記フィルタが再生中でない前記排気ブレーキの作動時
に、圧損値が所定値以下のフィルタに排気ガスが流入す
るように前記流路切換弁を切り換える流路切換手段と、 を設けたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4156896A JPH062527A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4156896A JPH062527A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062527A true JPH062527A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15637765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4156896A Pending JPH062527A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062527A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160064199A (ko) | 2013-10-28 | 2016-06-07 | 무라다기카이가부시끼가이샤 | 컨베이어 장치 |
| CN113294227A (zh) * | 2021-07-01 | 2021-08-24 | 南昌智能新能源汽车研究院 | 一种提高sdpf低温起动性能的装置及其控制方法 |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP4156896A patent/JPH062527A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160064199A (ko) | 2013-10-28 | 2016-06-07 | 무라다기카이가부시끼가이샤 | 컨베이어 장치 |
| CN113294227A (zh) * | 2021-07-01 | 2021-08-24 | 南昌智能新能源汽车研究院 | 一种提高sdpf低温起动性能的装置及其控制方法 |
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