JPH062528B2 - 貨物の自動積付システム - Google Patents

貨物の自動積付システム

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JPH062528B2
JPH062528B2 JP59150058A JP15005884A JPH062528B2 JP H062528 B2 JPH062528 B2 JP H062528B2 JP 59150058 A JP59150058 A JP 59150058A JP 15005884 A JP15005884 A JP 15005884A JP H062528 B2 JPH062528 B2 JP H062528B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、貨物の自動積付システムに関し、さらに詳し
くは、パレット、コンテナ等の輸送治具上に貨物を自動
的に積付けていくシステムに関するものである。
〔発明の背景〕
例えば、自動車のノックダウン部品の輸送や、航空貨物
の輸送等においては、貨物をパレット、コンテナ(以
下、パレットと略記する)に積付ける作業をロボット化
する要求が高まっている。パレット上に貨物を自動的に
積付ける設備としては、従来よりオートパレタイザおよ
びパレタイジング・ロボット(またはロボット・パレタ
イザとも言う)がある。しかし、これらのオートパレタ
イザやパレタイジング・ロボットでは、1つのパレット
に、すべて同一寸法の貨物しか積付けることができな
い。したがって、多品種少量化輸送が進行して、1つの
パレットに積付けるべき品種数が多くなると、従来のパ
レタイジング・ロボット等では、積付けが不可能とな
る。
パレタイジング・ロボット等の自動積付装置により、1
つのパレット上に各種異なった寸法の貨物を自動的に積
付ける場合、次のような問題が生ずる。
(i)積付配置の組合せ数がきわめて多くなるため人手で
貨物積付配置を決定する場合、全ての組合せを数え上げ
られないのでパレット上の有効積載空間に対する積載効
率が低下する。したがって、異なる寸法の貨物を積付け
る場合でも、高積載効率を実現する積付配置を生成する
方法が必要となる。生成された積付配置を、積付パター
ンと呼ぶことにする。
(ii)積付装置により各貨物を積付けるためには、各貨物
ごとに積付装置の動作を教示させる必要がある。その場
合、各貨物ごとに動作内容が異なるので、従来のプレイ
バック型動作教示方式では、教示のための工数が大とな
る。したがって、積付パターンの生成と同時に、積付装
置への動作教示データである貨物積付順序と積付装置動
作シーケンスを自動的に決定する方法が必要となる。
(iii)上記の積付順序で貨物を積付装置に供給するため
には、多積類の貨物の中から指定された種類の貨物を探
して積付装置に送る必要がある。特に、1つのパレット
に多種類の貨物を積付ける場合、これを人手で行ってい
たのでは工数が大となり、しかも供給速度が低下してし
まう。したがって、任意の順序で入ってきた貨物を、上
記積付順序どおりに積付装置に供給するためのマーシャ
リング方式が必要である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記各問題を解決し、異なる寸法の貨
物で、かつ任意の貨物積付要求に対してパレットの高積
載効率の積付配置と積付順序を与え、動作シーケンスの
教示工数と、到着から供給までの工数を削減することが
できる貨物の自動積付システムを提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明による貨物の自動積付
システムは、輸送すべき複数個の貨物の各種寸法が与え
られることにより輸送治具上の貨物の積付配置と積付順
序と積付装置の動作シーケンスとを作成する積付計画装
置、該積付計画装置からのデータを受け、該データにし
たがってシステム内の各装置を制御する装置、上記貨物
を任意の順序で受取り、該貨物を上記制御装置からの積
付順序にしたがって送出するマーシャリング装置、該マ
ーシャリング装置からの貨物を上記輸送治具の場所に供
給する供給装置、および供給された貨物を上記動作シー
ケンスにしたがって上記輸送治具上に積付ける積付装置
を有することに特徴がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す自動積付装置の構成
図である。
自動積付装置は、積付計画装置1Aと、制御装置1E
と、マーシャリング装置1Bと、供給装置1Cと、積付
装置1Dとから構成される。積付計画装置1Aは、輸送
すべき貨物の寸法が与えられたとき、積付パターンを作
成するとともに、積付順序および積付装置の動作シーケ
ンスを作成する。具体的には、各貨物の寸法データを入
力して、積付パターン、積付順序、動作シーケンスを計
算するコンピュータであり、これらの結果はキャラクタ
・ディスプレイあるいはグラフィック・ディスプレイに
表示され、キーボード等からの入力により人間との対話
形式で積付計画データが作成される。
マーシャリング装置1Bは、輸送すべき貨物を任意の順
序で受取り、積付順序にしたがって送り出すもので、具
体的には、各貨物の種類と棚番号が対応できるようにな
っており、積付順序にしたがって指定された貨物を順序
供給できる自動倉庫、またはループ・コンベア等で実現
される。
供給装置1Cは、マーシャリング装置1Bから受取った
貨物を積付ステーションに供給するもので、具体的には
コンベア等により実現される。1Xが積付ステーション
である。
積付装置1Dは、指定された動作シーケンスにしたがっ
て、積付ステーション上の貨物をパレット上に積付ける
もので、具体的にはロボット等により実現される。
制御装置1Eは、上記4つの装置1A,1B,1C,1
Dと信号の授受を行うことにより、各装置を統括制御す
るもので、具体的には制御用コンピュータ等により実現
される。
なお、本実施例では、貨物の形状をすべて直方体とし、
各寸法は既知であるとする。
第2図は、パレット上の貨物の位置を示す説明図であ
る。
パレット2A上に貨物2Bを配置する場合、例えば、ロ
ボット側の左端(第2図では手前にロボットが存在す
る)を原点とする直交座標系を設定して、貨物の積付位
置を指定する。具体的には、貨物2Bのうち原点に最も
近い点2Cの座標P(xi,yi,zi)を貨物2Bの積付位置と
定義する。また、貨物の積付けの向きは、X軸方向に貨
物2Bの向きをその貨物の長手方向(Lの記号で表示)に
するか、短手方向(Sの記号で表示)にするかで決定さ
れる。
第3図は、積付順序を決めた例を示す図である。
平面における各貨物の積付順序を表示したものであっ
て、積付計画装置1Aはあらかじめ定めた原則にしたが
って積付順序を作成し、表示する。原則として、ロボッ
ト側からみて(i)下から上方向へ、(ii)奥から手前へ、
(iii)左端から右端へ、という優先規則で積付けた例が
示されている。
第4図は、動作シーケンスを決定する一例を示す図であ
る。
4Fは動作点、4Gは動作経路を示しており、この経路
に沿って、ロボットは貨物4Bを4Dの位置に積付け
る。すなわち、この場合には、供給用コンベア4A上に
供給された貨物4Bが、パレット4X上の既積付貨物4
E,4Cを乗り越えて、4Dの位置に積付けられる。こ
のように、既積付貨物の各積付位置が判別できれば、そ
れらを障害物として避けて通る最適な経路を決定でき
る。したがって、第2図に示すような座標系で、既積付
貨物の位置が与えられれば、ロボットの動作シーケンス
が決定できる。
第5図は、第1図の積付計画装置の構成を示す概略ブロ
ック図である。
積付計画装置1Aは、コンピュータ10とデータ入力用
のタイプライタ21からなる。コンピュータ10は、記
憶部11〜16とコントロール部19からなり、コント
ロール部19は記憶部11に格納されたプログラムにし
たがって動作する。
第6図〜第10図は、それぞれ積付計画装置内の記憶部
に格納される各種のデータである。
第5図の記憶部12には、例えば第6図に示すように、
あらかじめ登録されているパレット種類ごとの仕様デー
タがテーブル化されて記憶される。記憶部13には、例
えば、第7図に示すように、操作者がタイプライタ21
から入力する貨物ごとの仕様データおよび積付要求量が
テーブル化されて記憶される。記憶部14には、例えば
第8図に示すように、記憶部12,13からのデータを
コンピュータ10が計算した積付パターン、すなわち貨
物積付位置および積付向きがテーブル化されて記憶され
る。記憶部15,16には、例えば第9図、第10図に
示すように、記憶部12,13,14からのデータをコ
ンピュータが計算した貨物積付順序とロボット動作シー
ケンスがそれぞれテーブル化されて記憶される。
なお、計算された積付パターン、積付順序、および動作
シーケンスの各データは、複数組記憶されるようになっ
ており、各パターンにパターン名が記憶される。
第11図は、第1図の制御装置の構成を示す概略ブロッ
ク図である。
制御装置1Eは、コンピュータ30とタイプライタ41
からなる。なお、42は積付計画装置(1A)、43は
マーシャリング装置(1B)、44は供給装置(1
C)、45は積付装置(1D)である。タイプライタ41
は、積付作業の内容、すなわち積付パターン名および積
付作業開始の起動情報を入力するものである。
コンピュータ30は、記憶部31に格納されたプログラ
ムにしたがって動作するコントロール部39と、5個の
データ記憶部32〜36からなる。
第12図〜第16図は、それぞれ制御装置内の記憶部に
格納される各種の格納データを示す図である。
第11図のコンピュータ30における記憶部32には、例
えば第12図に示すように、タイプライタ41から入力
される積付作業の内容、つまり作業順序と積付パターン
名と作業現況が記憶される。作業現況とは、マーシャリ
ング装置43から入力される情報である。
記憶部33には、例えば、第13図に示すように、積付
計画装置42で作成された積付順序がテーブル化されて
記憶され、積付装置45から送られてくる各貨物の積付
完了信号を入力して積付現況の情報が記憶される。
記憶部34には、例えば、第14図に示すように、積付
計画装置42で作成されたロボットの動作シーケンスが
テーブル化されて記憶され、また積付装置45から送ら
れてくる貨物ごとの各動作の完了信号を入力して動作現
況の情報が記憶される。
記憶部35には、マーシャリング装置43にあらかじめ
入庫された貨物の貨物コードと、入庫先の棚番号が、マ
ーシャリング装置43から入力されることにより、例え
ば、第15図に示すように、あらかじめ登録され、記憶
される。また、入出庫の度にマーシャリング装置43か
ら入力される入出庫信号により在庫現況が更新され、記
憶される。
記憶部36には、例えば第16図に示すように、マーシ
ャリング装置43および供給装置44から入力される供
給現況の情報が記憶される。
第5図において、操作者は、積付作業に入る前に先ず積
付計画装置を用いて、パレット上での貨物の積付パター
ン、積付順序およびロボット動作シーケンスの各積付計
画データを作成するため、各種のパレットの中から必要
な種類のパレット・コードを選択して、タイプライタ2
1からコンピュータ10に入力する。次に、操作者は、
そのパレット上に積付けたい貨物のデータ、つまり貨物
コード、貨物仕様および積付要求量を、タイプライタ2
1からコンピュータ10に入力する。コンピュータ10
は、これらの貨物のデータを、第7図に示すように、テ
ーブルの所定の欄にセットする。次に、コンピュータ1
0は、指定されたパレットの有効積載空間における各貨
物の配置(位置と向き)を計算し、この結果、、つまり
積付パターンのデータを、第8図に示すように、テーブ
ルの所定の欄にセットする。次に、コンピュータ10
は、積付パターンの各データより、各貨物をパレット上
に積付けるための積付順序を計算し、第9図に示すよう
に、テーブルの所定の欄にセットする。さらに、コンピ
ュータ10は、積付パターンおよび積付順序の各データ
より、ロボットの動作シーケンスを計算し、第10図に
示すように、テーブルの所定の欄にセットする。
第17図は、本発明の積付計画装置のプログラム動作フ
ローチャートである。
先ず、コンピュータ10はパレット・コードの入力待ち
となり、操作者がタイプライタ21からパレット・コー
ドを入力すると、次に進む(ステップ50)。次に、コ
ンピュータ10は貨物データの入力待ちとなり、操作者
がタイプライタ21から貨物データ、つまり貨物コー
ド、貨物仕様および積付要求量を入力すると、次に進む
(ステップ51)。コンピュータ10は、入力された貨
物データ、つまり貨物コード、貨物仕様および積付要求
量を、記憶部13内に用意された第7図のテーブルの所
定欄にセットする(ステップ52)。コンピュータ10
は、ステップ50で入力されたパレット・コードに対す
るパレット仕様と、ステップ51で入力された貨物デー
タをもとに、上記パレットの有効積載空間内の各貨物の
配置と向きを計算し、その結果を積付パターンとして、
第8図のテーブルの所定欄にセットする(ステップ53)。
コンピュータ10は、ステップ53で計算された積付パ
ターンをもとに、ロボットで積付けるための積付順序を
計算し、その結果を第9図のテーブルの所定欄にセット
する(ステップ54)。コンピュータ10は、ステップ
53で計算された積付パターンと、ステップ54で計算
された積付順序をもとに、ロボットの動作シーケンスを
計算し、その結果を第10図のテーブルの所定欄にセッ
トする(ステップ55)。
このようにして、コンピュータ10で計算された積付パ
ターン、積付順序および動作シーケンスの一組にパター
ン名が付される。例えば、第8図〜第10図では、パタ
ーンAが記憶される。以上の動作が繰り返し行われ、計
算されて、それぞれ異なるパターン名として記憶され
る。
第18図(a)(b)、第19図および第20図は、それぞれ
本発明の制御装置のプログラム動作フローチャートであ
る。
このうち、第18図(a)(b)は、積付作業開始から、マー
シャリング装置による供給までの具体的動作を示すもの
である。
ここで、積付作業開始までに、積付作業に必要な各パタ
ーンの貨物が、マーシャリング装置に入庫され、かつ棚
番号と貨物コードのデータが制御装置の記憶部36の所
定欄にセットされているものとする。したがって、第1
8図の動作は、操作者が作業開始の起動をかけた時点よ
り始まる。
先ず、コンピュータ30は、作業データの入力待ちとな
り、操作者がタイプライタ41から作業データとして、
作業順序と積付パターン名を入力すると、入力終了とと
もに次に進む(ステップ60)。これにより、コンピュータ
30は、入力された作業順序と積付パターン名を、記憶
部32内に用意された作業内容を示す第12図のテーブ
ルの所定欄にセットして登録する(ステップ61)。コ
ンピュータ30は、操作者が作業データの入力完了を示
すデータを入力したならば次に進む。また、そうでなけ
ればステップ60に戻る(ステップ62)。コンピュータ3
0は、積付開始起動情報の入力待ちとなり、操作者がマ
ーシャリング装置43、供給装置44、積付装置45を
チェックして、作業可能状態であれば、積付作業開始起
動のための情報を入力する。この情報の入力が終了すれ
ば、次に進む(ステップ63)。コンピュータ30は、
記憶部32内にセットされた作業現況(第12図参照)
をサーチして、作業未完(記号“0”)のうちの最初の
作業順序Nとパターン名Pを検索する(ステップ6
4)。あらかじめステップ61で登録された全積付作業
が完了(作業現況がすべて完了“1”)であれば、動作
を終了する。そうでなければ、ステップ66に進む(ス
テップ65)。コンピュータ30は、ステップ64で検
索したパターン名Pの積付データとして、あらかじめ積
付計画装置42で計算された積付データ、すなわち積付
パターン、積付順序および動作シーケンスを入力するた
め、パターンPの積付計画データの要求信号を積付計画
装置42に出力する(ステップ66)。コンピュータ30は、積
付計画データの入力待ちとなる(ステップ67)。積付
計画装置42は、第17図に示す動作ステップ50〜5
5にしたがって、あらかじめ作成され記憶されている当
該パターンPの積付計画データのうち、記憶部15内に
記憶されている積付順序のデータおよび記憶部16に記
憶されている動作シーケンスのデータを、コンピュータ
30に送信する。これによって、コンピュータ30は、
積付計画装置42から送信された当該パターンPの積付
計画データのうち、積付順序と動作シーケンスのデータ
を、それぞれ記憶部33および34内の所定欄にテーブ
ル化して登録する(ステップ68)。すなわち、積付順
序のデータを、第13図に示すように、記憶部33内の
所定欄にセットし、同時に積付現況の欄をゼロクリア
(“0”)、つまり積付未定の状態にセットする。ま
た、動作シーケンスのデータを、第14図に示すように記
憶部34内の所定欄にセットし、動作現況の欄をゼロク
リア(“0”)、つまり動作未定の状態にセットする。
次に、コンピュータ30は、ステップ68で登録された積
付順序のデータをそのまま供給順序のデータとして、第
16図に示すように、記憶部36内の所定欄にセットす
る。同時に、供給現況の欄をゼロクリア(“0”)、つ
まり未供給の状態にセットする(ステップ69)。
コンピュータ30は、出庫準備完了信号の入力待ちとな
る(ステップ70)。マーシャリング装置42は、出庫
可能な状態になれば、コンピュータ30に出庫準備完了
信号を送信する。これによってコンピュータ30は、記
憶部36にセットされている供給現況(第16図参照)
をサーチして未供給で最初の供給順序Kと貨物コードS
を検索する(ステップ71)。次に、コンピュータ30
は、供給現況(第16図参照)をサーチした際、当該パ
ターンPのすべての貨物の供給を完了している場合、ス
テップ78に進む。また、供給を完了していないものが
残っている場合、次に進む(ステップ72)。コンピュ
ータ30は、記憶部35にセットされている在庫現況(第
15図参照)をサーチして、ステップ71で検索された
当該貨物コードSの在庫ありの状態“1”の棚番号Jを
検索する(ステップ73)。次に、ステップ73で検索
さた棚番号Jの貨物を出庫するための出庫指令信号を、
マーシャリング装置43に送信する(ステップ74)。
次に、コンピュータ30は出庫完了信号の入力待ちとな
る(ステップ75)。マーシャリング装置43は、ステ
ップ74で出庫指令信号を受信し、当該番号Jの貨物を
供給装置44に出庫する。出庫が完了すれば、マーシャリ
ング装置43は出庫完了信号をコンピュータ30に送信
する。
これにより、コンピュータ30は、記憶部35内にセッ
トされた当該棚番号Jの在庫現況を在庫なしの状態
“0”に更新し、セットする(ステップ76)。次に、
記憶部36内にセットされた当該供給順序Kの供給現況
(第16図参照)を供給済の状態“1”に更新し、セッ
トする(ステップ77)。次にコンピュータ30は、ス
テップ70に戻る。
なお、ステップ72で、すべての貨物の供給を完了して
いる場合、コンピュータ30はパレット積付準備完了信
号の入力待ちとなる(ステップ78)。積付装置45は、当該作
業順序Nの積付作業を完了し、新しい空パレットをセッ
トすると、パレット積付準備完了信号をコンピュータ3
0に送信する。これによりコンピュータ30は、記憶部
32内にセットされている当該作業順序Nの作業現況
(第12図参照)を作業完了の状態“1”に更新し、セ
ットする(ステップ79)。そして、コンピュータ30
は、を経由してステップ64に戻る。
このように、第18図(a)(b)の制御動作にしたがって、
貨物がマーシャリング装置43より順次供給装置44に
出庫される。各貨物は、供給コンベアで積付装置45の
直前の積付ステーションに逐次送出される。
第19図は、貨物が積付ステーションに到着した際の制
御装置の具体的動作を示すフローチャートである。
コンピュータ30は、積付ステーション到着信号の入力
待ちとなる(ステップ80)。貨物がマーシャリング装
置43から供給コンベアを介して積付ステーションに到
着すると、供給装置44からコンピュータ30に積付ス
テーション到着信号を送信する。これにより、コンピュ
ータ30は、記憶部36内にセットされた供給現況(第
16図参照)をサーチして供給済の状態“1”のうち最
初の供給順序iの供給現況をステーション到着済の状態
“9”に更新し、セットする(ステップ81)。次に、
コンピュータ30は、ステップ81で到着した貨物をパ
レット上に積付けるため、積付指令信号を積付装置45
に出力する。
第20図のフローチャートは、積付ステーションに到着
した貨物をパレット上の決められた位置に積付けるため
に、積付装置45を制御する具体的動作を示すものであ
る。
先ず、コンピュータ30は、積付準備完了信号の入力待
ちとなる(ステップ90)。積付装置45は、上記ステッ
プ82で送信された積付指令信号を入力すると、積付ス
テーションに到着した貨物の前の積付順序の貨物の積付
が完了することにより、積付準備完了信号をコンピュー
タ30に送信する。これにより、コンピュータ30は、
記憶部33内にセットされた積付現況(第13図参照)
をサーチして、積付未完“0”のうち、最初の積付順序
iを検索する(ステップ91)。コンピュータ30は、
ステップ91で積付現況をサーチしたとき、当該作業順
序Nの積付現況が、すべて完了の状態“1”であると
き、この動作を終了する。そうでないとき、つまり1つ
でも“0”が残っているときはステップ93に進む(ス
テップ92)。コンピュータ30は、記憶部34内にセ
ットされた上記ステップ91で検索した積付順序iの動
作シーケンス(第14図参照)をサーチし、積付番号L
を“1”に初期セットする(ステップ93)。次に、コ
ンピュータ30は、ロボット動作準備完了信号の入力待
ちとなる(ステップ94)。積付装置45は、当該積付
順序iの貨物の積付を完了し、ロボットのアームの位置
が待機状態に戻ったとき、ロボット動作完了信号をコン
ピュータ30に送信する。これによって、コンピュータ
30は、記憶部34内にセットされている当該動作点番
号Lの動作シーケンスのデータ(第14図参照)を積付
装置45に送信し、かつ動作指令信号を送信する(ステ
ップ95)。次に、コンピュータ30は当該動作点番号
Lの動作完了信号の入力待ちとなる(ステップ96)。
積付装置45は、上記ステップ95で指令を受けた当該
動作点番号Lの動作が完了すると、動作完了信号をコン
ピュータ30に送信する。これによりコンピュータ30
は、記憶部34内にセットされた当該動作点番号Lの動
作現況(第14図参照)を動作完了の状態“1”に更新
し、セットする(ステップ97)。コンピュータ30
は、記憶部34内にセットされた動作シーケンスをサー
チし、次の動作点番号Lをセットする(ステップ9
8)。次にステップ98で動作シーケンスをサーチした
際に、記憶部34内にセットされた当該積付順序iの動
作シーケンスをすべて完了している場合、次のステップ
に進む。そうでない場合、つまり完了していないものが
1つでも残っている場合には、ステップ95に戻る(ス
テップ99)。コンピュータ30は、記憶部33内にセ
ットされた積付順序(第13図参照)をサーチして、当
該積付順序iの積付現況を積付完了の状態“1”に更新
し、セットする(ステップ100)。次に、コンピュータ3
0は、記憶部36内にセットされた当該供給順序iの供
給現況(第16図参照)を、積付完了の状態“−1”に
更新し、セットする(ステップ101)。
このようにして、再びステップ90に戻り、繰り返し動
作を行う。
なお、第5図の実施例では、積付計画装置(1A)のデータ
入力手段として、タイプライタ21を用いているが、フ
ロッピー・ディスク等の補助記憶媒体を用いてもよく、
また通信回線を介して他のコンピュータとオンラインで
入力してもよい。また、本実施例では、積付計画装置1
Aと制御装置1Eとに、別個のコンピュータ10,30
を用いたが、同一のコンピュータを用いてそれぞれを時
分割で動作させてもよい。さらに、本実施例では、マー
シャリング装置1Bとして自動倉庫を用いたが、貨物の
供給速度を向上させるために、覆数個のループコンベア
あるいはロータリ・ラックを重ねた形の多段式ループ・
コンベア、あるいは多段式ロータリ・ラックを用いても
よい。さらに、信頼性向上のため、供給装置1Cでは、
出庫された貨物の種類を識別するため、バーコード等に
より確認する装置を設けて、異常出庫であれば、装置を
停止するようにしてもよい。さらに、供給装置1Cの積
付ステーションでは、位置決め精度向上のため、積付位
置を固定するためのプッシャ等を用いてもよい。なお、
本実施例のうち第1図では、積付装置1Dとして多関節
型ロボットを用いているが、直交型ロボットでもよい
し、また他の種類のロボットでもよい。また、パレット
はコンベア上に乗せてあっても、固定したステーション
に乗せてあってもよい。また、第18図〜第20図に示
す制御装置1Eの制御動作では、簡単のため1つのパレ
ットの積付作業が終るまで、次のパレットに積付けるべ
き貨物を供給しないで、マーシャリング装置内に待機さ
せることを前提としたが、積付作業の処理速度を上げる
ために、前のパレットの積付作業中でも、次のハレット
分の貨物をあらかじめ供給し始めるような制御にしても
よい。
第5図の実施例では、記憶部12(パレットの仕様デー
タ)と記憶部13(貨物仕様と積付要求量のデータ)か
ら、コンピュータ10が積付パターンを計算するように
しているが、グラフィック・ディスプレイに積付状況を
図示するようにして、人間との対話形式で段階的に積付
パターンを決定するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、任意の貨物積付
要求に対して、あらかじめ積付の配置(積付パターン)
を決定し、かつ自動的に積付順序と積付装置の動作シー
ケンスを決定して、与えられた順序にしたがって貨物を
自動的に積付装置に供給するので、異なる寸法の貨物を
積付ける場合でも、パレットの積載効率を著しく向上さ
せることができるとともに、積付装置への教示工数、お
よび任意の順序で到着した貨物を供給する工数を削減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動積付システムの全
体構成図、第2図はパレット上の貨物の位置関係を示す
図、第3図はパレット平面上の貨物の積付順序を定めた
例を示す図、第4図は積付装置の動作シーケンスを決め
る例を示す図、第5図は第1図の積付計画装置の構成
図、第6図から第10図までは、それぞれ積付計画装置
内の記憶部に格納される各種データの説明図、第11図
は第1図の制御装置の構成図、第12図から第16図ま
では、それぞれ制御装置内の記憶部に格納される各種デ
ータの説明図、第17図は第5図の積付計画装置の制御
動作フローチャート、第18図から第20図までは第1
1図の制御装置の制御動作フローチャートである。 1A:積付計画装置、1B:マーシャリング装置、1
C:供給装置、1D:積付装置、1E:制御装置、1
0,30:コンピュータ、21,41:タイプライタ、
11〜16,31〜36:記憶部、19,39:コント
ロール部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 達夫 東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地 株式会社日立製作所内 (56)参考文献 特開 昭60−197530(JP,A) 特開 昭60−034284(JP,A) 特開 昭59−146775(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輸送すべき複数個の貨物の各種寸法が与え
    られることにより輸送治具上の貨物の積付配置と積付順
    序と積付装置の動作シーケンスとを作成する積付計画装
    置、該積付計画装置からのデータを受け、該データにし
    たがってシステム内の各装置を制御する装置、上記貨物
    を任意の順序で受取り、該貨物を上記制御装置からの積
    付順序にしたがって送出するマーシャリング装置、該マ
    ーシャリング装置からの貨物を上記輸送治具の場所に供
    給する供給装置、および供給された貨物を上記動作シー
    ケンスにしたがって上記輸送治具上に積付ける積付装置
    を有することを特徴とする貨物の自動積付システム。
  2. 【請求項2】前記積付計画装置は、積付作業に入る前に
    入力された各積輸送治具のデータ、輸送すべき貨物のデ
    ータ、およびこれらのデータから作成された指定の輸送
    治具上の各貨物の配置と、各貨物の積付順序と、積付装
    置の動作シーケンスとをデータ記憶部のテーブルに格納
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の貨物
    の自動積付システム。
  3. 【請求項3】前記制御装置は、外部から入力される作業
    順序と積付パターン名、およびマーシャリング装置から
    入力される作業現況の情報を第1の記憶部に記憶し、積
    付計画装置からの積付順序および積付装置からの信号に
    よる積付現況の情報を第2の記憶部に記憶し、積付計画
    装置からの動作シーケンスおよび積付装置からの信号に
    よる動作現況の情報を第3の記憶部に記憶し、マーシャ
    リング装置からの貨物の入庫先情報および在庫現況を第
    4の記憶部に記憶し、マーシャリング装置および供給装
    置からの供給現況の情報を第5の記憶部に記憶すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の貨物の自動積
    付システム。
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