JPH0625326A - アルコキシ置換スチレン共重合体水素化物 - Google Patents

アルコキシ置換スチレン共重合体水素化物

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JPH0625326A
JPH0625326A JP4179978A JP17997892A JPH0625326A JP H0625326 A JPH0625326 A JP H0625326A JP 4179978 A JP4179978 A JP 4179978A JP 17997892 A JP17997892 A JP 17997892A JP H0625326 A JPH0625326 A JP H0625326A
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JP
Japan
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alkoxy
substituted styrene
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copolymer
styrene
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JP4179978A
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Eiji Tanaka
栄司 田中
Satoshi Kato
聡 加藤
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光学用材料等に好適なアルコキシ置換スチレン
共重合体水素化物を提供する。 【構成】下記繰り返し単位(1)で表されるスチレン成
分(a)と(2)からなるアルコキシ置換スチレン成分
(b)からなり、(a):(b)=50〜90:50〜
10(モル%)である共重合体の芳香核の少なくとも5
0%が水素化されているアルコキシ置換スチレン共重合
体水素化物。 【化1】 (上記式中R1、R2は水素原子又は炭素数1〜5のアル
キル基を表し、R3は炭素数1〜10のアルキル基を表
す。R1、R2、R3は同一でも異なっていても良い。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルコキシ置換スチレン
共重合体水素化物に関する。詳しくは高耐熱性、高硬
度、耐薬品性、を有する光学用材料、透明構造用材料、
機能樹脂原料等に利用することができるアルコキシ置換
スチレン共重合体水素化物に関する。特に本発明は耐熱
性、低吸湿性、低複屈折性、透明性及び情報記録膜との
密着性に優れた光ディスク基板用材料を提供することが
できる。
【0002】
【従来の技術】レーザーを用いた光学記録は高密度の情
報記録、保存、及び再生が可能であるため、近年その開
発が積極的に行なわれている。この様な光学記録の一例
として光ディスクを挙げることが出来る。一般に光ディ
スクは、透明な基板とその上にコートされた種々の記録
媒体とから基本的に構成される。光ディスクの透明基板
には無色透明な合成樹脂が用いられるケースが多く、そ
の代表的なものとしてポリカーボネート(以下、「P
C]と略称する。)又はポリメチルメタクリレート(以
下、「PMMA]と略称する。)を挙げることができ
る。これらの樹脂は無色透明性に秀いでる他、夫々に固
有の優れた性質を有するものではあるが、光学用材料、
特に光ディスク基板としての要件を全て備えている訳で
はなく、解決すべき問題点を有している。例えば、PC
においてはその芳香族環に起因する複屈折性の問題があ
り、また、吸水性或いは透水性においても問題がある。
一方、PMMAにおいては、耐熱性、吸水性、靭性の面
における問題点がかねてより指摘されている。
【0003】このように、これらの樹脂は夫々固有の問
題点を内在させつつ使用に供されているのであるが、実
際には更に、これらの樹脂よりなる透明基板の上にコー
トされる記録媒体との関係において、後述のような新た
な問題が生じている。記録媒体については、従来より光
ディスクの用途に応じて多岐にわたる開発が行なわれて
いる。例えば、ライト・ワンス型と呼ばれる記録−再生
専用のものでは穴あけタイプのものが、またイレーザブ
ル型と呼ばれる、記録−再生−消去−再記録用のもので
は、結晶転移現象を利用した相転移タイプのもの、光磁
気効果を利用した光磁気タイプのもの等が知られてい
る。これらの記録媒体用材料は、ライト・ワンス型では
テルル又はその酸化物、合金化合物等、イレーザブル型
では、GdFe、TbFe、GdFeCo、TdFeC
oといった希土類−遷移金属のアモルファス合金化合物
等の無機系材料が主流とされており、一般に高真空下で
のスパッタリング等の乾式処法により、透明基板上に成
膜することにより形成されている。
【0004】ところで、PC、PMMAの吸湿性及び透
水性は、一方では基板自身の吸湿時の膨張によるソリの
問題を引き起こすものであるが、他方、基板を通しての
水分の透過により記録媒体の腐蝕を引き起こし、光ディ
スクの寿命を縮める原因となっている。また、基板用樹
脂の耐熱性について更に言及すれば、次のような問題が
ある。即ち、光ディスク、特にライト・ワンス型、イレ
ーザブル型等の光ディスクにおいては、記録の書き込
み、消去時の記録媒体の温度は200℃以上にもなる。
このため、ディスク基板にこの熱が直接かかることは無
いにしても、記録の書き込み、消去時には基板が相当高
温になることが予想され、耐熱性の低い樹脂では、基板
の変形或いはグルーブの変形等の問題が起こり得る。
【0005】一方、光ディスクの生産工程においては、
基板或いは記録媒体の経時変化防止等の目的で、熱処理
工程を取り入れることが多いが、生産性の向上のために
は、できるだけ高い処理温度で処理することにより処理
時間を短縮することが望まれる。この様な観点からも、
樹脂の耐熱性が低いと高い処理温度を採用することがで
きず、生産性を上げることができないという不具合があ
る。
【0006】このようなことから、光ディスクの生産工
程或いは使用状況の高温度に耐えるには、耐熱性の低い
PMMAでは全く不十分であり、従来においては専ら、
より耐熱性の高いPCが透明基板材料として検討されて
いる。更に、これらPC、PMMA等の従来の樹脂の欠
点を補うものとして、主に炭素及び水素のみよりなり、
かつ、軟化点の高い透明性の樹脂を用いる方法があり、
特開昭63−43910等において提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
のような軟化点の高い炭化水素樹脂は、いわゆるポリオ
レフィンの低接着性の例に洩れず、記録膜層との密着性
が悪く、光ディスクとしての十分な寿命が得られないと
いう問題があった。本発明者等は、上述の記録膜層との
密着性向上の方法について鋭意検討した結果、水素化ス
チレン重合体(ポリビニルシクロヘキサン)のシクロヘ
キサン環にアルコキシ基を導入することにより、記録膜
との密着性が顕著に向上する事を見出し、本発明に到達
した。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明の要旨は
下記繰り返し単位(1)で表わされるスチレン成分
(a)と下記繰り返し単位(2)で表わされるアルコキ
シ置換スチレン成分(b)とからなり、成分(a)と成
分(b)のモル比が(a):(b)=50〜90:50
〜10(モル%)である共重合体の芳香核の少なくとも
50%が水素化されていることを特徴とするアルコキシ
置換スチレン共重合体水素化物、
【0009】
【化2】
【0010】(上記式中R1、R2は水素原子又は炭素数
1〜5のアルキル基を表わし、R3は炭素数1〜10の
アルキル基を表わす。R1、R2、3は同一でも異なって
いても良い。)に存する。以下、本発明を詳細に説明す
る。本発明のアルコキシ置換スチレン共重合体水素化物
はそれ単独で光ディスク基板等の光学材料用樹脂を始
め、構造材料、機能性樹脂(及びその原料)として使用
することができる。ここで、本発明のアルコキシ置換ス
チレン共重合体水素化物は、繰り返し単位として上記繰
り返し単位(1)で表わされるスチレン成分(a)と上
記繰り返し単位(2)で表わされるアルコキシ置換スチ
レン成分(b)とからなるアルコキシ置換スチレンース
チレン共重合体であって、かかる共重合体の各成分の構
成比が成分(a):成分(b)=50〜90モル%:5
0〜10モル%である共重合体の芳香核を水素化したも
のである。
【0011】かかる共重合体の芳香核の水素化度合とし
ては少なくとも50%、好ましくは55%〜100%、
更に好ましくは70%〜100%の範囲であればよい。
芳香核の水素化が50%未満では耐熱性が低く好ましく
ない。上述の共重合体を構成するスチレン成分(a)は
繰り返し単位(1)で表わされるものである。繰り返し
単位(1)中のR1は水素又は炭素数1〜5のアルキル
基を表わす。具体的にはスチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン等が挙げられ、特にスチレンが
好ましい。
【0012】また、アルコキシ置換スチレン成分(b)
は繰り返し単位(2)で表わされるものであり、R2
上述と同様の低級アルキル基又は水素を表わす。R3
は、炭素数1〜10のアルキル基を表す。アルコキシ置
換スチレン成分(b)は、具体的には、p−メトキシス
チレン、p−エトキシスチレン、p−nプロポキシスチ
レン、p−isoプロポキシスチレン、p−nブトキシ
スチレン、p−isoブトキシスチレン、p−tert
ブトキシスチレン、m−tertブトキシスチレン、p
−tertブトキシ−α−メチルスチレン等が挙げられ
特にp−tertブトキシスチレンが好ましい。
【0013】また、上記共重合体の各成分の構成比(モ
ル比)は上述の様に成分(a):成分(b)=50〜9
0:50〜10(モル%)であるが、更に低吸水率かつ
記録膜との接着性が良好な光ディスク基板用樹脂として
利用する場合には成分(a):成分(b)=60〜9
0:40〜10(モル%)好ましくは成分(a):成分
(b)=70〜85:30〜15(モル%)の範囲とす
るのが良い。
【0014】成分(b)が10モル%未満であると、光
ディスク基板等の光学材料用樹脂として使用する場合に
は情報記録膜との十分な接着性が得られず、又、50モ
ル%を超えると吸水率が高くなり、吸水によりディスク
が反るという問題が生じる。本発明の共重合体水素化物
を他の樹脂と混合して光学用材料として用いる場合はス
チレン系重合体水素化物、好ましくはスチレン系重合体
の芳香核が少なくとも50%水素化された水素化物を0
より多く99重量%以下、好ましくは5〜99重量%、
更に好ましくは10〜99重量%と、本発明のアルコキ
シ置換スチレン共重合体水素化物を1重量%より多く、
100重量%未満、好ましくは95〜1重量%、更に好
ましくは90〜1重量%となるように混合・添加すれば
よい。
【0015】この場合スチレン系重合体水素化物は、従
来公知のスチレン系重合体を水素化したもので、好まし
くはスチレン、α−メチルスチレン、パラメチルスチレ
ン等のスチレン系重合体又はスチレンとブタジエン、イ
ソプレン等のジエン類の共重合体、或いはこれらの混合
物を核水添して得られる。また混合処理は溶液又は溶融
ブレンド等が挙げられるが、十分に混合されれば特に混
合の方法は限定されない。
【0016】また上記の混合使用の場合には、本発明の
ヒドロキシ置換スチレン共重合体水素化物中におけるア
ルコキシ置換スチレン成分の構成割合としては10〜4
0モル%、好ましくは15〜30モル%とするのがよ
い。10モル%未満であると光ディスク基板等の光学材
料用樹脂として用いる場合、情報記録膜との十分な接着
性が得られない。また40モル%を超えると光線透過率
の低下及び吸水率の増大という点で好ましくない。
【0017】スチレン−アルコキシ置換スチレン共重合
体の製法としては、特に制限はなく、アニオン重合、カ
チオン重合、ラジカル重合等が挙げられる。ラジカル重
合としては、バルク重合、溶液重合、エマルジョン重
合、懸濁重合が挙げられ、通常の過酸化物、アゾ化合物
が触媒として用いられる。アニオン重合は、炭化水素媒
体中、Na、Li、K等のアルカリ金属、或いはアルキ
ルナトリウム化合物、アルキルリチウム化合物等の有機
金属触媒により、行なわれる。重合温度は室温以下の低
温が好ましい。
【0018】カチオン重合は、BF3、SnCl4、Ti
Cl4等のルイス酸を触媒として低温で行なわれる。本
発明の製造方法における芳香核の水素添加に使用される
触媒としては、例えばニッケル、コバルト、ルテニウ
ム、ロジウム、白金、パラジウム等の金属又はその酸化
物、塩、錯体及びこれらを活性炭、ケイソウ土、アルミ
ナ、シリカ等の担体に担持したもの等が挙げられる。こ
れらの中でも特にラネーニッケル、ラネーコバルト、安
定化ニッケル及びパラジウム、ルテニウム、ロジウム又
は白金をカーボン、アルミナ又はシリカに担持させた触
媒が、反応性の面から好ましい。
【0019】核水添反応は50〜250kg/cm2
力、100〜250℃の温度にて、溶媒としてシクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン、n−オクタン、デカリ
ン、テトラリン、ナフサ等の飽和炭化水素系溶媒或いは
テトラヒドロフラン(THF)等のエーテル系溶媒を用
いて行なうのが好ましい。核水添反応による芳香核の核
水添率は50%以上が好ましい。核水添率が50%未満
であると、得られる樹脂の耐熱性の低下、複屈折の増大
の問題等があり好ましくない。さらに、好ましくは水添
率は70%以上である。
【0020】本発明の共重合体の分子量は単独で光学材
料として用いる場合には、重量平均分子量で50,00
0より大きく300,000以下である。分子量の下限
は樹脂の強度により規定される。また、スチレン系重合
体水素化物と混合して用いる場合は、共重合体水素化物
の分子量は重量平均分子量で500〜500,000が
好ましく、さらに好ましくは1000〜100,000
が用いられる。スチレン系重合体水素化物の分子量は重
量平均分子量で20,000〜500,000が好まし
い。スチレン系重合体水素化物の分子量の下限は樹脂の
強度により規定される。
【0021】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、以
下の実施例及び比較例における各種物性は、次の方法に
よって測定したものである。 重量平均分子量:ゲル・パーミエーション・クロマ
トグラフィー(GPC)により、テトラヒドロフラン
(THF)を溶媒としてポリスチレンと同様に測定し、
ポリスチレン換算の重量平均分子量を求めた。 核水添率(%):ポリビニルシクロヘキサン系樹脂
をTHFに溶解し、UV吸収により測定した。 ガラス転移温度(℃):Dupont社製走査型示
差熱量計(DSC)を用いて、16℃/分の昇温速度で
ガラス転移温度を測定した。 光ディスク基板の光線透過率(%):JIS K
6714に準拠して測定した。
【0022】実施例1 <共重合>還流冷却器、撹拌羽、温度計を備えた4ッ口
フラスコを窒素で十分に置換し、スチレン4.10モ
ル、パラターシャリーブトキシスチレン0.819モ
ル、および重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド
0.835gを入れた。撹拌しながら温度75℃に加熱
して7時間反応した。反応液を冷却後、トルエン3リッ
トルを加えて稀釈し、このトルエン溶液を多量のメタノ
ール中に滴下して重合体を析出させた。析出した重合体
を濾過・乾燥して257gのスチレン/パラターシャリ
ーブトキシスチレン共重合体を得た。得られた共重合体
の組成比は13C−NMRスペクトルからスチレン/パラ
ターシャリーブトキシスチレン=79/21(モル比)
であった。また重量平均分子量は23万(ポリスチレン
換算)であった。
【0023】<水素化>この共重合体34.0gをテト
ラヒドロフラン425gに溶解して5%パラジウム/カ
ーボン触媒(NE−CHEMCAT社製)10gを添加
し、オートクレーブ内にいれ、均一に撹拌した後、水素
置換を行ない、190℃に昇温の後、水素を100kg
/cm2Gに昇圧し、水素化反応を20時間行なった。
冷却後放圧し、水素化共重合体を取り出した。UVスペ
クトルから核水素化率は98%であった。 <成型・製膜>この共重合体を小型射出成型機により、
鏡面仕上げした金型を用いて20mm×20mm×1.
5mmの成型片を成形した。
【0024】得られた成形片をスパッタリング装置に装
入し、まず8×10-7torr以下まで排気し、Arと
2との混合ガスを用いてTaターゲットの反応性スパ
ッタを行ない、Ta25からなる干渉層(厚さ800◆
A)を形成した。次いで、Tbターゲット及びFeCo
ターゲットを用いたArガスによる2元同時スパッタに
より、TbFeCoの記録層(厚さ300◆A)を設け
た。更にTiチップを配置したAlターゲットをArガ
ス中でスパッタして厚さ300◆Aの反射層を形成し
た。
【0025】<剥離試験>この皮膜を設けた成型片の鏡
面となっている部分に1cm×1cmの範囲で1mm間
隔で直交する縦横各11本の平行線をナイフで引き、得
られた碁盤目状部分に寺岡社製粘着テープ(イミドフィ
ルムベース)を貼りつけ、これを引き剥がす事により、
密着強度を評価した。結果は1mm×1mm角の碁盤目
片試験片100枚のうち剥がれたものは1枚もなかっ
た。また吸水率は0.13%であった。
【0026】比較例1 <水素化スチレン/パラターシャリーブトキシスチレン
共重合体の製造>実施例1のスチレンを4.10モルに
代えて0.842モルに、パラターシャリーブトキシス
チレンを0.819モルに代えて0.0722モルにし
た以外は実施例1の共重合及び水素化反応と同様の手順
を行ない、水素化スチレン/パラターシャリーブトキシ
スチレン共重合体を得た。共重合体の組成比はスチレン
/パラターシャリーブチルスチレン91.5/8.5
(モル比)で、重量平均分子量は19万、核水素化率1
00%であった。
【0027】<成型・製膜>得られた水素化スチレン/
パラヒドロキシスチレン共重合体(スチレン/パラター
シャリーブトキシスチレン=92/8モル比)を実施例
1の成型・製膜と同様の方法を行なった後、実施例1の
剥離試験と同様の方法で試験した結果、100枚のうち
38枚剥離した。
【0028】比較例2 <水素化ポリスチレンの製造>実施例1の水素化反応に
おいてスチレン/パラターシャリーブトキシスチレン共
重合体35.2gに代えてポリスチレン(三菱化成ポリ
テック(株)製、商品名ダイヤレックス(登録商標)H
H−102:重量平均分子量25万)100gを用いる
以外は、実施例1の水素化反応と同様の手順によって水
素化ポリスチレン(核水素化率100%、重量平均分子
量17万)を得た。
【0029】<成型・成膜>得られた水素化ポリスチレ
ン(核水素化率100%、重量平均分子量は17万)を
実施例1と同様に成型・製膜を行ない剥離試験した結
果、剥離は100枚中100枚であった。
【0030】比較例3 実施例1のスチレン4.10モル、パラターシャリーブ
トキシスチレン0.819モルに代えてスチレン4.0
8モル、メタクリル酸メチル3.34モルを用いて実施
例1のラジカル重合と同様の重合を行ない、得られたス
チレン/メタクリル酸メチル共重合体(スチレン/メタ
クリル酸メチル=52/48モル比、重量平均分子量2
8万)を実施例1と同様の方法で水素化反応を行ない、
核水素化率100%の水素化スチレン/メタクリル酸メ
チル共重合体を得た。この共重合体を実施例1と同様の
方法で成型・製膜を行ない剥離試験した結果、剥離は1
00枚中100枚であった。また吸収率は0.18%で
あった。表−1に実施例及び比較例の結果をまとめる。
【0031】
【表1】
【0032】本発明のアルコキシ置換スチレン共重合体
水素化物は、耐熱性、透明性に優れ、さらに情報記録膜
との密着性が良好であり、吸湿性も少なく、特に光ディ
スク基板等の光学用材料に好適に用いることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記繰り返し単位(1)で表されるス
    チレン成分(a)と下記繰り返し単位(2)で表される
    アルコキシ置換スチレン成分(b)とからなり、成分
    (a)と成分(b)のモル比が(a):(b)=50〜
    90:50〜10(モル%)である共重合体の芳香核の
    少なくとも50%が水素化されていることを特徴とする
    アルコキシ置換スチレン共重合体水素化物。 【化1】 (上記式中R1、R2は水素原子又は炭素数1〜5のアル
    キル基を表し、R3は炭素数1〜10のアルキル基を表
    す。R1、R2、3は同一でも異なっていても良い。)
  2. 【請求項2】 繰り返し単位(2)のR3がターシャ
    リーブチル基である請求項1記載のアルコキシ置換スチ
    レン共重合体水素化物。
  3. 【請求項3】 成分(a)と成分(b)のモル比が
    (a):(b)=70〜85:30〜15であることを
    特徴とする請求項1記載のアルコキシ置換スチレン共重
    合体水素化物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載のアルコキシ置換ス
    チレン共重合体水素化物からなる光学用材料。
JP4179978A 1992-07-07 1992-07-07 アルコキシ置換スチレン共重合体水素化物 Pending JPH0625326A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121969A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Toshiba Corp 情報処理装置、およびその制御方法
JP2011063714A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Sumitomo Rubber Ind Ltd 共重合体ならびにそれを用いたゴム組成物および空気入りタイヤ
US9085647B2 (en) 2004-05-31 2015-07-21 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Thermoplastic transparent resin

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