JPH0625328B2 - 紙用瞬間接着剤 - Google Patents
紙用瞬間接着剤Info
- Publication number
- JPH0625328B2 JPH0625328B2 JP61126561A JP12656186A JPH0625328B2 JP H0625328 B2 JPH0625328 B2 JP H0625328B2 JP 61126561 A JP61126561 A JP 61126561A JP 12656186 A JP12656186 A JP 12656186A JP H0625328 B2 JPH0625328 B2 JP H0625328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- adhesive
- water
- viscosity
- aqueous medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coating Apparatus (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 従来から紙用の接着剤として、デンプン、アラビアゴ
ム、水溶性セルロース誘導体等の水溶性糊料が知られて
おり、実用化されている。これら接着剤はその接着強度
が紙の強度と同等またはそれ以上に達するまでに時間が
かかり、そりぐせのある紙の接着作業や連続接着作業等
においては、接着面をしばらくの間加圧していることが
必要であった。これはデンプン、アラビアゴム、セルロ
ース誘導体の水溶性糊料が媒体中に溶解または膨潤して
いるため、媒体が蒸発して粘度が高くなるまで時間を要
するからである。
ム、水溶性セルロース誘導体等の水溶性糊料が知られて
おり、実用化されている。これら接着剤はその接着強度
が紙の強度と同等またはそれ以上に達するまでに時間が
かかり、そりぐせのある紙の接着作業や連続接着作業等
においては、接着面をしばらくの間加圧していることが
必要であった。これはデンプン、アラビアゴム、セルロ
ース誘導体の水溶性糊料が媒体中に溶解または膨潤して
いるため、媒体が蒸発して粘度が高くなるまで時間を要
するからである。
本発明は紙へ塗布した後貼り合わせることによって殆ど
瞬間的に、すなわち約5ないし15秒で紙の強度と同等
またはそれ以上の初期接着強度が得られる紙用瞬間接着
剤に関する。本発明の紙用瞬間接着剤は、水に水溶性の
粘着性樹脂を水性媒体中に分散してなり、紙へ塗布し貼
り合わせた時水性媒体が紙内部へ選択的に吸収され、1
5秒以内に初期接着力0.1kg/cm2以上の粘着性樹脂
層が形成されるような粘度および固形分濃度を有するこ
とを特徴とする。
瞬間的に、すなわち約5ないし15秒で紙の強度と同等
またはそれ以上の初期接着強度が得られる紙用瞬間接着
剤に関する。本発明の紙用瞬間接着剤は、水に水溶性の
粘着性樹脂を水性媒体中に分散してなり、紙へ塗布し貼
り合わせた時水性媒体が紙内部へ選択的に吸収され、1
5秒以内に初期接着力0.1kg/cm2以上の粘着性樹脂
層が形成されるような粘度および固形分濃度を有するこ
とを特徴とする。
本発明の接着剤液は、水不溶性のアクリル樹脂のエマル
ジョンよりなり、エマルジョン中の樹脂粒子の粒径は
0.05〜5ミクロンの範囲内にあり、固形分濃度は1
0重量%でなければならないが粘度は600cps(B型
粘度計ローター2号使用、6rpm,20℃)でなければ
ならない。接着剤液は、海綿状のペン先と、容器内部か
らペン先へ接着剤液の流出を制御する弁を備えたフエル
トペン式塗布容器へ充填される。
ジョンよりなり、エマルジョン中の樹脂粒子の粒径は
0.05〜5ミクロンの範囲内にあり、固形分濃度は1
0重量%でなければならないが粘度は600cps(B型
粘度計ローター2号使用、6rpm,20℃)でなければ
ならない。接着剤液は、海綿状のペン先と、容器内部か
らペン先へ接着剤液の流出を制御する弁を備えたフエル
トペン式塗布容器へ充填される。
本発明の紙用接着剤は紙へ塗布するまでは低粘度で流動
性の液体であるが、紙へ塗布し貼り合わせた時は、その
水性媒体が紙の内部へ選択的に吸収され、紙と紙の間で
十分に高い初期接着強度を持った粘着性樹脂の層を極め
て短時間で形成する。これに対し従来の接着剤では溶剤
の蒸発による粘度上昇を利用するため、同程度の初期接
着強度に達するまでに少なくとも5分以上を要した。
性の液体であるが、紙へ塗布し貼り合わせた時は、その
水性媒体が紙の内部へ選択的に吸収され、紙と紙の間で
十分に高い初期接着強度を持った粘着性樹脂の層を極め
て短時間で形成する。これに対し従来の接着剤では溶剤
の蒸発による粘度上昇を利用するため、同程度の初期接
着強度に達するまでに少なくとも5分以上を要した。
本発明の接着剤に使用し得る水不溶性の粘着性樹脂とし
ては、アクリル樹脂、およびそれらの混合物などが挙げ
られる。これらの樹脂は元来紙の強度以上の接着強度を
有することが必要である。そのため後記受験方法(1)に
従って試験する時0.1kg/cm2以上の剥離強度を示す
ことが必要である。
ては、アクリル樹脂、およびそれらの混合物などが挙げ
られる。これらの樹脂は元来紙の強度以上の接着強度を
有することが必要である。そのため後記受験方法(1)に
従って試験する時0.1kg/cm2以上の剥離強度を示す
ことが必要である。
水に不溶性の粘着性樹脂は、モノマーの状態で界面活性
剤を用いて水中に分散して重合される。
剤を用いて水中に分散して重合される。
分散した粒子の粒径は一般に0.005〜5ミクロンで
あれば紙へ塗布した時表面へ粒子同士が凝集して樹脂層
を形成する。
あれば紙へ塗布した時表面へ粒子同士が凝集して樹脂層
を形成する。
本発明の接着剤は、キャップつきの先端に海綿状のペン
先を備えたフェルトペン状の容器に収容し、使用時ペン
先を押して弁を開き、ペン先を濡らし、紙へ塗布するこ
とによって使用される。
先を備えたフェルトペン状の容器に収容し、使用時ペン
先を押して弁を開き、ペン先を濡らし、紙へ塗布するこ
とによって使用される。
このようなフェルトペン式の弁に作られた5mm以下の隙
間からの自然流出が求められる塗布器具の使用を可能と
するためは、接着剤の粘度は600cps以下(B型粘度
計ローター2号使用、6rpm,20℃)でなければなら
ないことが判明した。
間からの自然流出が求められる塗布器具の使用を可能と
するためは、接着剤の粘度は600cps以下(B型粘度
計ローター2号使用、6rpm,20℃)でなければなら
ないことが判明した。
従来の技術によって塗布作業の改善および5mm以下の弁
の隙間からペン先に自然流出させるために粘度を下げれ
ば可能になることは容易に推測できる。しかしながら貼
り合わせて15秒以内に0.10/cm2以上の初期接着
力を達成しようとするときは溶媒の揮発を早くし、溶媒
粘度をできる限り高くして達成しようとするであろう。
しかし本発明はこれら従来の技術で考えられる方法とは
逆にペン先に流出した接着剤がペン先で固化することを
防ぐために溶媒の揮発を遅くし溶媒が紙に吸収し易くす
るためにできるだけ粘度を低くすることが要求される。
の隙間からペン先に自然流出させるために粘度を下げれ
ば可能になることは容易に推測できる。しかしながら貼
り合わせて15秒以内に0.10/cm2以上の初期接着
力を達成しようとするときは溶媒の揮発を早くし、溶媒
粘度をできる限り高くして達成しようとするであろう。
しかし本発明はこれら従来の技術で考えられる方法とは
逆にペン先に流出した接着剤がペン先で固化することを
防ぐために溶媒の揮発を遅くし溶媒が紙に吸収し易くす
るためにできるだけ粘度を低くすることが要求される。
水に不溶性の粘着性樹脂を水性媒体中に分散してなる接
着剤溶液の粘度が600cps以下である時流動性が著し
く改善されるため、貼り合わせた時薄く均一に展げられ
水が急速に紙側へ吸収され、粘着性樹脂の粒子が連り合
って強大化し紙の表面に残る。
着剤溶液の粘度が600cps以下である時流動性が著し
く改善されるため、貼り合わせた時薄く均一に展げられ
水が急速に紙側へ吸収され、粘着性樹脂の粒子が連り合
って強大化し紙の表面に残る。
本発明に用いられるような、水に不溶性の粘着性樹脂を
水性媒体中に分散してなる接着剤溶液組成であっても1
200cpsを越えるものは紙と接触したとき、接着剤溶
液と紙の間に水に不溶で水の気化、浸透を妨げる樹脂層
が形成され15秒以内に0.10kg/cm2の初期接着力
を達成することができない。
水性媒体中に分散してなる接着剤溶液組成であっても1
200cpsを越えるものは紙と接触したとき、接着剤溶
液と紙の間に水に不溶で水の気化、浸透を妨げる樹脂層
が形成され15秒以内に0.10kg/cm2の初期接着力
を達成することができない。
他方、接着剤中の粘着性の濃度があまり低いと、紙の表
面に付着する樹脂の量が少なくなるため満足な初期接着
強度が得られない。そのため接着剤は粘着性樹脂固形分
濃度が少なくとも10%以上でなけれはばならない。
面に付着する樹脂の量が少なくなるため満足な初期接着
強度が得られない。そのため接着剤は粘着性樹脂固形分
濃度が少なくとも10%以上でなけれはばならない。
接着剤が以上述べたような条件を満たすとき、紙へ塗布
し貼り合わせた後15秒以内に0.1kg/cm2以上の瞬
間接着性を示す。
し貼り合わせた後15秒以内に0.1kg/cm2以上の瞬
間接着性を示す。
以下に実験方法およびいくつかの系についての実験結果
を示す。
を示す。
実験方法(1) 初期接着力試験方法 幅20mm、長さ150mmのアート紙を2枚1組とし、あ
らかじめ紙の端と端が20mm×20mmの面積に重ね合わ
せられるように印を付けておき、試験しようとする接着
剤を一方の紙の片面に塗布し、20秒以内にもう一方の
紙を印に従って貼り合わせ指先に500g程度の荷重を
かけて圧着する。そして15秒後一方の端を固定し接着
個所を中央にして0.4kgの荷重をかけて吊す。これと
同様の物を5個作り1時間放置後の結果を判定する。
らかじめ紙の端と端が20mm×20mmの面積に重ね合わ
せられるように印を付けておき、試験しようとする接着
剤を一方の紙の片面に塗布し、20秒以内にもう一方の
紙を印に従って貼り合わせ指先に500g程度の荷重を
かけて圧着する。そして15秒後一方の端を固定し接着
個所を中央にして0.4kgの荷重をかけて吊す。これと
同様の物を5個作り1時間放置後の結果を判定する。
その結果、接着面から剥がれた物が0個であるときは初
期接着力が0.1kg/cm2以上であるとし○印を付け
る。接着面から剥がれた物が1個以上であるとき初期接
着力がないとし×印を付ける。
期接着力が0.1kg/cm2以上であるとし○印を付け
る。接着面から剥がれた物が1個以上であるとき初期接
着力がないとし×印を付ける。
実験方法(2) フェルトペン式接着剤塗布用具への適正試験方法 フェルトペン式ペイントマーカー中字用の容器に10cc
程度の試験をしようとする接着剤を充填し専用の流出弁
とペン先を装着し、ペン先を押したり放したりしながら
弁を開閉し、ペン先に接着剤が2分以内に流出してきた
ものはフェルトペン式接着剤塗布用具に適正であるとし
○印を付ける。流出のないものは不適正とし×印を付け
る。
程度の試験をしようとする接着剤を充填し専用の流出弁
とペン先を装着し、ペン先を押したり放したりしながら
弁を開閉し、ペン先に接着剤が2分以内に流出してきた
ものはフェルトペン式接着剤塗布用具に適正であるとし
○印を付ける。流出のないものは不適正とし×印を付け
る。
フェルトペン式接着剤塗布用具への適正は、B型粘度計
でローター2号を用いて20℃で6回転で600cpsを
越えてはならない。
でローター2号を用いて20℃で6回転で600cpsを
越えてはならない。
Claims (1)
- 【請求項1】水に不溶性の粘着性アクリル樹脂を水性媒
体中0.005〜5ミクロンの粒径の粒子状に分散し
た、固形分10重量%以上および粘度600cps以下
(B型粘度計ローター2号使用、6rpm,20℃)を有
するエマルジョンよりなり、紙へ貼り合わせた時水性媒
体が紙内部へ選択的に吸収され、15秒以下に初期接着
力が0.1kg/cm2以上の粘着性樹脂層を形成する水系
接着剤液を、海綿状ペン先と容器内部からペン先へ接着
剤液の流出を制御する弁を備えたフエルトペン式塗布容
器へ充填したことを特徴とする紙用瞬間接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61126561A JPH0625328B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 紙用瞬間接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61126561A JPH0625328B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 紙用瞬間接着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62283177A JPS62283177A (ja) | 1987-12-09 |
| JPH0625328B2 true JPH0625328B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=14938213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61126561A Expired - Lifetime JPH0625328B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 紙用瞬間接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625328B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH028282A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-11 | Okitsumo Kk | 紙用瞬間接着剤 |
| JPH02187484A (ja) * | 1989-01-13 | 1990-07-23 | Okitsumo Kk | 紙用瞬間接着剤 |
| US5411345A (en) * | 1992-07-02 | 1995-05-02 | Konishi Co., Ltd. | Felt-tipped pen type adhesive applier |
| JP2007283650A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Pilot Precision Co Ltd | 固形描画材 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5361438A (en) * | 1976-11-10 | 1978-06-01 | Daisho Kagaku Kogyo | Paste attaching instrument |
| JPS57143370A (en) * | 1981-03-02 | 1982-09-04 | Daido Kasei Kogyo Kk | Water-based adhesive for paper |
| JPS6017276U (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-05 | 司フエルト商事株式会社 | 高粘度液体用塗布装置 |
| JPS6090160U (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-20 | 三菱鉛筆株式会社 | ニス・糊等の流動性塗着剤の容器 |
| JPS60202174A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-12 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 接着剤組成物 |
| JPS6173779A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-15 | Sumitomo Chem Co Ltd | 紙工用接着剤 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP61126561A patent/JPH0625328B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62283177A (ja) | 1987-12-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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