JPH0625344Y2 - 文章作成教習用原稿用紙 - Google Patents

文章作成教習用原稿用紙

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JPH0625344Y2
JPH0625344Y2 JP1989131695U JP13169589U JPH0625344Y2 JP H0625344 Y2 JPH0625344 Y2 JP H0625344Y2 JP 1989131695 U JP1989131695 U JP 1989131695U JP 13169589 U JP13169589 U JP 13169589U JP H0625344 Y2 JPH0625344 Y2 JP H0625344Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は原稿用紙、ノートなどの形態をとり、文章の作
成を練習し、添削するための教習用の原稿用紙に関す
る。
[従来の技術] 従来、原稿用紙は、用紙一面に升目が通常400字分描
かれている。文章作成に習熟していない小学生などは、
原稿用紙を前にしただけで圧迫感を受け、自己の主張を
充分に表現するまでにはいたらなかった。また、書き損
じた場合は、新しい用紙で新たに書きなおさなければな
らず、無駄が多かった。
これを解消するものとして、実開昭59−2573号公
報に示されるような、1行の字数を15文字とし、その
下に練習欄、そして最後尾に批評、添削欄を設けた原稿
用紙が提案されている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、練習欄は、ただの空白欄であり、何をどのよう
に書き出し、字数をどの程度にしたらよいか、また文章
の流れを考えたり、文脈の構成をより良くするため文の
前後の入れ替えをすることができず、教習用の原稿用紙
としては充分なものとはいえず、楽に作文できるように
するには不十分であり、改良の余地のあるものであっ
た。
また、作文を指導する教師の側から見ると、従来の原稿
用紙は、完成されていない文章を最初から最後まで文脈
を補完しながら全部読まなければならず、時間がかかる
ものであった。
学習者にとって、文章の添削を受けることは、作成者が
まがりなりにも完成させたものに、無遠慮に赤が入ら
れ、心理的にマイナスの効果を与えやすいことが挙げら
れる。
さらに、添削作業が前記のように、労力を必要とするの
で時間を要し、添削を完了して返却するまでに時間がか
かることである。時間の経過と共に、作成者は、何をど
のような意図で書いたのかについての記憶が希薄にな
り、添削の効果が薄れてしまうのである。
より良い文章を作成できるようになるためには、文章作
成の過程で直接介入して指導するのが理想の姿である。
以上のように、文章の作成が楽で、文章の流れを考えた
り、自己の主張を点検するのに便利で、指導者が添削す
るのに便利な原稿用紙の出現が望まれていたのである。
文章を作成するプロセスには次の3段階があり、互いに
異なる思考と作業を要求するものである。それらを以下
に示す。
1.構想を練る、メモをとり、アウトライン、構成を考
える。
2.実際に書く。(下書) 3.見直し、推敲し、清書する。
しかし、従来の原稿用紙では、これらの3つの作業と思
考を同時に、しかもたった一つの平面でおこなわなけれ
ばならなかった。文章作成の手順すらよく理解していな
い小学生などに、ただ原稿用紙を渡して、文章を書きな
さい、と言うだけでは、なんら、進歩は望まれないので
ある。
これらの作業を無意識のうちにおこなえるような原稿用
紙があれば、作文の苦手な者でも楽に文章作成に入って
行けるようになるのであり、本願考案は、それを具体化
した原稿用紙である。
[課題を解決するための手段] 前記の文章作成の過程を自然に無理なくできるようにし
たもので、用紙をメモまたは、下書用として利用するメ
モ部と、完成原稿として利用する完成部の2つに区分
し、メモ用小見だし欄と完成用小見だし欄を設け、メモ
部に、小見だし欄の数に対応した分割した原稿欄を設
け、完成部には完成原稿欄を設けることによって、前記
の作業を原稿用紙の書式の従って無意識のうちに実行で
きるようにしたものである。
[作用] この原稿用紙を使用する場合は、まず、小見だし欄に
は、書くべき主題を任意の数で分析し、小項目として細
分したものを書く。これによって、文章のおおまかな流
れを形成することがことができる。
メモ用小見だし欄の数に等しく分割した原稿欄には、小
見だし欄に記載した小項目に従い、項目の数だけ細分さ
れたものを書く。小見だしのタイトルに従って、短文を
書くだけでよいので、作文が苦手であるということをあ
まり意識せずに、楽に文章を作成できる。
書き上がったところで、見直しをし、小見だしを検討
し、文の流れを更に検討し入れ替える必要のある部分は
小見だしを完成部の小見だし欄に順序を変えて書き換え
る。このとき、文の大意・要約を作ると、さらに自己の
主張すべきものを確認できるので、この用紙に大意・要
約欄を設けておくとさらに便利である。
この過程で、テーマを変更する必要があると考えた場合
は、複数のテーマ欄があるので新テーマをあいている欄
に書入、同様に書き換える。そして、メモ部の原稿欄を
見て、新たな小項目の順序に従って完成部の原稿欄に最
終的に決定した文章を完成させる。
[実施例] 縦書きの原稿用紙とした場合を以下に示す。
用紙(P)の右肩にテーマを書く欄(5)を設ける。テ
ーマは、メモの検討、大意の作成時に、さらに適切なも
のに変えたほうが良いと考える場合もあるので最初のテ
ーマの欄と、それに矢印(7)で変更したことを示した
修正テーマ欄(5′)も設けておく。
テーマ欄(5)の下側には、50字程度の大意欄(6)
が設けてある。そして、テーマ欄の脇に小見だしをメモ
するメモ用小見だし欄(3)をこの実施例では4つ設け
た。小見だしは、推稿の段階で変わることがあるので、
同じ数の完成用小見だし欄(3′)をその下に設けた。
点線で各欄を結んでおき、書きいれたメモを見直し、推
敲した結果小見だしの順序を変えたときはどのメモ用の
小見だし欄が完成用小見だし欄のどこに移っていたのか
が判るように点線をなぞり、実線にする。
メモ部の上側に小見だしの数に対応した100字の升目
を有する分割した原稿欄(4)を複数個設ける。
その原稿欄の下側には完成用の400字の升目の原稿欄
(4′)を設けた。完成部の升目は、完成原稿として連
続した升目としても良く、また、メモ部と同様に分割し
たものであっても良い。なお、メモ部の原稿欄の升目の
数と完成欄部の原稿欄の升目の数は、一致させる必要は
なく、メモ部の升目を多くしておき、推敲の段階で完成
部の升目の数に合わせても良いし、その逆であっても良
い。
小学生などの作文指導のためには、原稿用紙の最後尾に
注意の文章をいれる欄と批評の欄を設けておくのも便利
である。
第2図は、用紙(P)を縦長とし、横書きとした例を示
したものである。
このように用紙の分割の態様は、どのようにしても良
く、メモ部と完成部との2つに分割することと、小見だ
し欄に対応した分割区分した原稿欄を有することが肝要
なのである。
また、メモ部(1)と完成部(2)を区分する線分を、
ミシン目(8)にすることによって完成部(2)を用紙
から切り離して独立できるようにし、完成原稿として使
用するようにすることも可能である。この場合、完成部
の用紙となる部分にはファイル用に綴じ穴(9)を予め
設けておくと、完成部を切り離してファイルにいれると
き、いちいち穴を穿ける必要が無く、便利である。
[効果] 以上のように、メモを取り、そのメモに対応した短文を
作成し、遂行するという過程を特に意識せずに、原稿用
紙の枠の指定に従って書いてゆくというだけで実行する
ことができ、文章は苦手であると言う意識を取り除き、
たれでも気軽に文章作成をおこなうことができるように
なる。これを繰り返すことによって知らず知らずのうち
に文章の作成過程を体得することができるようになるの
である。完成用の欄が別にあるので、書き損じを恐れず
にどんどん書くという習慣ををつけることができるとと
もに、自己で文章を添削することも知らないうちにおこ
なっているのである。
大意欄を設けたので、自己の主張したい点を確認するこ
とができ、発想や考えをまとめ、かつ整理することがで
き、短時間で目的の文章を楽に書けるようになる。
指導者にとっても、掛かれた文章が段落や、大意を意識
して書かれた文章であるので、文意の明瞭でないものを
推理しながら読むという労力が省略されるとともに、大
意の欄を検索するようにして読むことも可能である。作
成者がどのようなプロセスで文章を完成させたのかも判
り、アドバイス、指導をしやすくなるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例。 第2図は横書きの実施例。 第3図と第4図は他の実施例。 1……メモ部、2……完成部 3……小見だし欄、4……原稿欄 5……テーマ欄、6……大意・要約欄 7……矢印、8……ミシン目 9……綴じ穴、P……用紙

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙(P)をメモとして利用するメモ部
    (1)と、完成原稿として利用する完成部(2)に区分
    し、メモ用小見だし欄(3)と完成用小見だし欄
    (3′)を同数設け、メモ部(1)に、小見だし欄の数
    に対応する分割した原稿欄(4)を設け、完成部(2)
    には、完成用原稿欄(4′)を設けた原稿用紙。
  2. 【請求項2】用紙(P)の一部分に複数のテーマ欄
    (5)を設けた実用新案登録請求の範囲第1項の原稿用
    紙。
  3. 【請求項3】大意・要約欄(6)を設けた実用新案登録
    請求範囲第1項または第2項の原稿用紙。
  4. 【請求項4】小見だし欄及び、分割した原稿欄の数が4
    つである実用新案登録請求の範囲第1項から第3項いず
    れかの原稿用紙。
  5. 【請求項5】完成部(2)がメモ部(1)の下側にある
    実用新案登録請求の範囲第1項の原稿用紙。
  6. 【請求項6】メモ部(1)と完成部(2)を区分する部
    分をミシン目とし、完成部(2)を切り離し可能とした
    実用新案登録請求の範囲第1項から5項のいずれかの原
    稿用紙。
JP1989131695U 1989-11-14 1989-11-14 文章作成教習用原稿用紙 Expired - Lifetime JPH0625344Y2 (ja)

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